ひと夏のパパへ

P:大川博史

主題歌:
上戸彩 ♪感傷

第1回
「太陽は泣いている」
脚本:樫田正剛
演出:廣木隆一

見る前は「北村一輝が父親役なんて、ちょっと変だよ」と思ってたんだけど、そのちょっと変なところがハマってるのかもしれない。
母親が他界し、残された遺書で父親の存在を知ったまりも(上戸彩)。
その顔も知らない父親を訪ねてみると、本当に父親らしくない薪平(北村一輝)が現れた。
自称探偵、怪しいよね。(^^;ゞ
母子家庭で育ち、その母親を亡くしたまりもにしてみれば、父親がいたというのは自分が天涯孤独じゃなかったって事。
肉親がこの世に存在していたという嬉しい出来事なのに、あんないい加減な男が父親だとわかったら・・・かなりショックかも。(^^;

探偵まがいの胡散臭い仕事で適当に稼ぎながら暮らして来た薪平が、まりもという娘に出会って変わって行く経過に興味あるわ。
でも、すでに初回でかなり心を入れ替えつつあるし・・・。(早)

ショーパブ「招き猫」のショーのシーンはいいよね。
夏まゆみさんが振り付けで参加してるだけの事はあるわ。
気になる松田悟志君も出てるんだけど、さすがにこの面子じゃ目立たないなぁ。(惜)
このドラマは以前TBSでやってた「しあわせのシッポ」みたいな、ホロッと泣かせるドラマになって欲しいと思ってるんだけど、どうかな〜?

第2回
「木綿のハンカチーフ」
脚本:樫田正剛
演出:廣木隆一

このドラマで、実は一番オイシイ役って松重豊の警官なんじゃないかしら?
先週のラストも、細野(松重豊)が警察の人だったとわかったのがインパクト大だったし、今週もヤ○ザの事務所に薪平(北村一輝)が海老原(大沢樹生)を助けに行ったシーンで、細野が拳銃構えて助けに入ってくるインパクトの強さ!
ふむ・・・ある意味、松重豊のドラマなのかもしれない。(^。^;)

っつーか、本筋のストーリーが弱くない?
どうでもいいようなダンスシーンが楽しかったり、柳沢慎吾がちょっと「警視庁24時」ネタをやってるのに笑ったり、ゲストの大沢君のダンスの素晴らしさにうっとりしたりと、見どころがないわけじゃないんだけど、それが全部本筋とはあまり関係のないところというのがどうもね〜。(^^;ゞ

まりも(上戸彩)が昔好きだった人というので、燐太郎(市原隼人)が出てきたけど、まりもの親友と付き合ってるくせに、まりもにもキスしちゃったり・・・それでまりもが悩むというエピ。
これって・・・必要?(^^;

ストーリーがイマイチな感じ。
出てる役者さんたちはいいんだけどなぁ。

第3回
「小さな恋のうた」
脚本:樫田正剛
演出:吉村達矢

何かが違う感じがする。
まりも(上戸彩)と薪平(北村一輝)の父子が、離れて暮らしていた時間をどうやって埋めていくかみたいなものが本筋なんだろうけど、毎回その脇のエピソードが強すぎるんじゃなかろうか?
もちろん、親子愛みたいなもんをガンガン見せられても、くさく感じたりするんだろうけど・・・。
何だか見ててしっくり来ない。

今回も出所したばかりの仙吉(夏八木勲)に惚れこむ薪平の話の印象が強すぎて、まりもが結局薪平との同居を諦めようとしていたとか、いつもまりもが相談するのは薪平ではなく、周囲の人だったりだとか、そういう肝心なところが妙にあっさりしちゃってる。
まりもの母親がどんな思いで育てていたかと思うと辛い・・・と、薪平が言ってたところなんかはちょっといい感じかな?と思ったけど、うーん、なんだろう?バランスが悪いのかな?
いろんな事があったけど、毎回最後はまねき猫でのダンスシーンで、すっきり終わっていくという展開だといいんだけどね〜。

ただ、今回そのダンスシーンを柔らかな表情で見つめている北村一輝さんの演技は好きだった♪
松重さんとか、いっけいさんとか、小日向さんとか、脇役も豪華なんだけどなぁ。(^^;
ぐっと引きつけるものがないんだよね。

第4回
脚本:樫田正剛
演出:松永洋一

部分的には悪くないシーンもある!
でも、なんちゅーか繋がりが悪いし、CM入れるのも唐突過ぎる!
薪平(北村一輝)の探偵部分は、もしかして「濱マイク」とか狙ったんだろうか?
それとも素直に「探偵物語」?
何か狙ったかどうかもわからないけど、どっちにしても曖昧な感じ。
北村一輝さんは悪くないけど、ストーリー的にはその部分に魅力がない。
今回、やっと探偵として独立を決めたようだし、ここからその部分が引き立ってくるのかもしれないけど・・・あまり期待できず。

通帳を作りに銀行へ行っただけなのに、強盗の仲間だと勘違いされてしまう薪平の不運。
しかし、これも何だか腑に落ちない。
いくら薪平の人相が悪かろうが、服装がチンピラだろうが、ただ銀行にあの手の人がいただけで、行員が緊急用のボタンに手をかけてたりするか?
近くの銀行に薪平そっくりな強盗が押し入った後という設定ならば、まだわからなくもないが、これも唐突。
薪平を弁護するのに20万まりもに請求する大五狼(小林稔侍)も唐突。
家にすべて二つずつある家電製品を売り払ってお金にしようとしたまりもだけど、それをリヤカーに積んでるとこまではシーンとしてあったものの、その後売ったんだか売ってないんだかわからず・・・結局はまねき猫のみんなが出し合ったお金で20万作ってるのも納得できず。
麻美(桜井幸子)の診療所に薪平が転がり込んでるところに、偶然手を怪我した本物の強盗犯が入ってくるという都合の良さ!
流れが悪いし、繋がりが悪い。

ただ、今回は薪平とまりもの間に生まれつつある親子愛みたいなものは、きちんと描かれていた。
そこらへんは評価したいけど、全体的にはやっぱ見れたもんじゃない。(^。^;)
もうちょっと頑張ってほしいなぁ。

第5回
脚本:樫田正剛
演出:廣木隆一

過去に麻美(桜井幸子)が急患の男の子を助けられなかった事で、麻美を恨んでいる男の子の父親・石倉(堺雅人)。
今回もかなり唐突だった、麻美にメスをつき付ける石倉さんという流れ。
おまけにそこへ何も知らずに近付いたまりも(上戸彩)が、石倉に連れ去られるんだけど、何でまりもを連れて逃げるわけ?(^。^;)

人質にとられたまりもと、薪平(北村一輝)が電話で話すシーンの、北村一輝の芝居は好きだったんだけど、このシーンだけ良くてもドラマとしてはまとまりがない。
燐太郎(市川隼人)がまりもの事を好きになったとか、燐太郎を巡ってさつき(沢尻エリカ)とぎこちなくなってしまうまりもとか、その辺は余分だったなぁ。
本筋に集中させるためには、いらないサブストーリーは削るべきじゃないかしら?
まりもの恋愛が、今後重要になるとしても、そのエピを盛り込むのってどこでもいいわけじゃないでしょうに・・・。
何だかパーツ、パーツがバラバラな印象だわ。(^^ゞ

まりも救出に向った薪平たち、そこで石倉に「あの時(石倉の子供が急患で運ばれて来た時)、助かる確率は0.1%でした」と麻美が言うのも、どうよ?(^。^;)
そんなの今更言われても、言い訳にしか聞こえないんだけど・・。
それを聞いて、まりもを放し、自分の喉をかき切る石倉。(えぐっ!)
ぎゃーーーー!どうなるの?ここで息子は救えなかったけど、あなたは救ってみせる的なことで、麻美が石倉を助けるとかそういう話だと思ったら、CM明けたら石倉はもう処置済み!しかも、意外と大したことなかったっぽい。(ーー;)
この男も最後どうなるのか?と思えば、警察病院へ運ばれて一件落着!
って、何か解決したんでしょうか?(^^;
麻美の婚約者だった男・宇都宮(林泰文)の登場とか、ちゃんと意味あるんだろうか?(めっちゃ不安)
もっと薪平とまりもにスポットあてませんか?
これじゃあ、何が中心のドラマかわかりませんわ。

第6回
脚本:樫田正剛
演出:松永洋一

哀れ、嶋大輔!
久々にドラマで見たなぁ・・・、ますます膨らんだなぁ・・・なんて思ってる間に、銃で撃たれてご臨終。(^。^;)
細野(松重豊)の同期の刑事・楠木(嶋大輔)、もうちょっと生かしてあげて欲しかったわん。
死んだ楠木のポケットから、麻薬が挟んである手帳が見つかり、ヤクの売人と繋がっていたのでは・・・と容疑がかかる。
楠木を信じる細野は、薪平(北村一輝)に調査を依頼するんだけど、細野って警察の人間なのに、何で薪平に頼むのさ!(爆)

んで、この麻薬の密売絡みのエピはいいとして、問題なのはまねき猫のダンサーを一人クビにするって話よね。
予告を見る限りでは来週へ繋がっていくエピみたいだけど、はっきり言って今週のストーリーには必要なかったんじゃないかしら?
毎回思うことだけど、このドラマには無駄なエピが多過ぎて、肝心なところにスポットが当たらなくなってる。
この際、無駄は省いてもっとシンプルな作りにしてはいかがでしょう?
今週だって、まねき猫のエピなしで、麻薬密売の話だけに集中させ、楠木を殺害した犯人たちが逃走する途中、まりも(上戸彩)が通りかかったために狙われるというわかりやすいストーリーに絞れば、そんなに悪くないと思ったんですが・・・。
どうも詰め込みすぎな感じ。
どうしても来週へ繋がるまねき猫関連のエピを入れたかったら、もっと最後の方で来週への前振りって感じで「ダンサーを一人やめさせる!」という台詞をぶつけ、「\(゚o゚;)/ウヒャー」みたいな感じで終わらせれば無理がなかったように思うのですが・・・。

あ!麻薬密売に関しては、細野の上司・北岡(升毅)が警察で押収した麻薬を横流ししていたという話でした。
それに気付いた楠木が消されたって事ね。

第7回
脚本:樫田正剛
演出:五木田亮一

・・・無言。
司法試験受け終わって、いきなり「俺、故郷に帰るわ」と言い出した佐戸井(渡辺いっけい)。
もしや・・・このドラマのあまりの酷さに嫌気がさして、自ら退かれたのでしょうか?(^。^;)
そして、予告では外古葉(小日向文世)が、「店長、俺、辞めます!」って言ってなかった?(大汗)
その台詞に何のひっかけもなく、そのまま外古葉さんが去って行くとしたら・・・これも役者自らの選択かもしれない・・・とか、深読みしちゃうわよね。(ーー;)
いやぁ、正直やってられないと思うわ。
毎回言ってるけど、「本筋どこよ?」って感じだし、いろんなエピを詰め込みすぎ!
そして、その詰め込んだエピに無駄なものが多過ぎる!
その上、妙にクサイ演出・・・言葉なし!(苦笑)
今回もまりも(上戸彩)のママの恋人だった男(豊原功輔)を、いかにも意味ありげに登場させておいて、見終わってみたら「何か意味あったの?」って感じじゃなかった?
まりものママがまりもに託した夢がどうとか、これまた意味ありげに話しておいて、結局のところ「平凡だけど幸せな生活」っちゅーのがママの夢だったなんて、オチもしねーーーよ!
もう、このドラマ見てると「何じゃ?そりゃ?」だらけで、こっちが妙な汗かきますわ。(^^ゞ

第8回
脚本:樫田正剛
演出:唐木希浩

外古葉(小日向文世)は結婚する娘のために、まねき猫を辞め転職すると言い出す。
自分の夢より、娘の幸せを考えての決断だったんだけど、それで探した転職先っつーのが酷いよね。
大手の企業ではあるけど、広くて真っ暗な倉庫の中で、窃盗団が来た時にドラム缶を叩いて犯人を驚かせるという仕事内容。
どんな仕事だろうと、世間的には大手企業に勤めているという肩書きさえ出来れば、娘は満足するのかね〜。

薪平(北村一輝)もまりも(上戸彩)の父親として、娘の小さな幸せを守るために燐太郎(市原隼人)の両親に頭を下げたり、父親が「自分より子供」って感じで行動する様子は出てたけど・・・。
なーんか、しっくり来ないのがこのドラマなのよね〜。(^^;

先週突然「田舎に帰る」と去っていった佐戸井(渡辺いっけい)に続いて、今週は外古葉さんが離れて行くのに妙な期待をしてたんだけど、何だかやめそうにないし・・・。
と、思ったら、予告では外古葉さんの勤める倉庫に窃盗団がやって来て、どうも刺されてしまうらしい。(^。^;)
ご、ご臨終だろうか?(ーー;)

そして、今回ラストでぶっ倒れたまりも。
え?「ひと夏のパパへ」というタイトルで、最後は薪平がいなくなると思っていたんだけど、もしやまりもが若くして病気で逝ってしまうとか、そういう内容なわけ?
何でもいいけど、もうちょっと面白く見られるように作って頂きたい!
視聴者を引き付けておく要素が、あまりにもなさ過ぎる!

第9回
脚本:樫田正剛
演出:松永洋一

1話短縮されるそうだし、視聴率3・6%なんて回もあったらしいこのドラマ。
それを見ている私って・・・。(^^;
っつーか、最初の3話ぐらいはご丁寧にサブタイトルもついてたんだけど、確か4話からかな?「あれ?サブタイトルは?」って感じで突如なくなってたんだよね。
思えば、そのあたりから投げやりな印象があったんだけど、いやぁ・・・なんちゅーか・・・ほんとに面白くないんだよね。(激爆)

今回は外古葉さん(小日向文世)とその娘・陽子(松本莉緒)の関係を通して、父親とは・・・みたいなものを問いかけるストーリーだったと思うんだけど、何だかイマイチ伝わらない。
第一、結婚を控えた陽子のキャラが微妙!
大手企業の名刺を見せた外古葉に「パパ、陽子のお願い聞いてくれたんだ?ありがとう!パパ!」って何?(^^;
世間体だけで父親の職業まで変えさせるような娘が、最後に突然「パパの夢見たいなぁ。」とまねき猫で涙を流しながら踊る外古葉を見つめているのも、何ともうそ臭くて頂けなかった。
肝心の薪平(北村一輝)とまりも(上戸彩)に関しては、やっぱボケボケな印象。
最後にまりものナレーションで「そろそろパパって呼んでもいいかな?」みたいな事言ってたけど、そう思うまでの経緯が描かれているのかどうかも微妙。
大体先週倒れたまりもが、実はただの風邪だったとか、窃盗団に襲われて血だらけになった外古葉さんが、実は手を切っただけだったという視聴者をバカにしたような展開も不愉快。
そして予告では薪平が事故に遭ったみたいだけど、それも「な〜んだ!」ってオチのような気がして来た。(^^;

最終回
脚本:樫田正剛
演出:唐木希浩

ったく・・・。ぶつぶつ。
どうにもこうにもならないドラマでしたわね、最終回まで見事に。(^^;
最終回は薪平(北村一輝)とまりも(上戸彩)に焦点当てなきゃダメでしょう!
まねき猫のダンサーがオーディションに受かったとか、受からないメンバーもいたとか、そういう話はどうでもいいじゃないですか!
肝心なのは薪平が事故にあって、まりもが薪平に生きていて欲しいと願うという話。
余分な話を詰め込む必要は全くない!
なのに、毎回毎回必要以上に詰め込まれているエピで、肝心の本筋がぼやけてしまう。
それが最終回まで出るなんて・・・言葉もない!

まねき猫のオーナーが店を担保に1000万も借金しちゃって、閉店に追い込まれるんだけど、それを何とかしようと薪平が危ない仕事に手を出そうとするわけよ。
ところがさ!その危ない仕事で薪平が死にかけるならまだしも、バイクで道路を走ってて犬を避けようとしての事故だよ!
ヾ(・・;)ォィォィ、何だよ、それ!
そのわりに生死の境を彷徨うほどの状態で、病院には薪平の知り合いがほぼ全員詰め掛けてるし・・・。
まりもが「私のために生きてよ!パパって呼んでないの!」とオペ室の中の薪平に向って言った瞬間、誰かが「ひしっ!」とまりもを抱きしめたと思ったら、何故か大吾狼(小林念侍)だよ!(^^;
何で大吾狼なんだよ!じぇんじぇん、わかんねーーーーー!
んで、このオペ室前のシーン、そこにいるキャストの顔を細切れに全員映すのがウザイ!
もーーー、いちいち気に入らない!

場面は変わり、黒い服の皆さんがまねき猫に集う中、久々に現れた佐戸井(渡辺いっけい)。
どう見たって薪平の葬式って雰囲気なのに、しっかり生きてるし・・・。
「送る会」って薪平を「送る会」じゃなく、オーディションに受かったダンサーを「送る会」だと。
けっ!紛らわしい!
まりもが「退院おめでとう!パパ!」と薪平を「パパ」と呼ぶのも、恐ろしく唐突で違和感あり過ぎ!
それで、まりもは看護士になるらしい。そのための寮生活を送るのに、薪平と住んでいた部屋を出て行くんだと・・・。
それで「ひと夏のパパへ」ってタイトルかよ!ヽ('ー`)ノオテアゲ-

ここまででもアイタタ・・・って感じだったのに、極めつけは小説本プレゼント!
小説ってどうよ?(笑)
っつーか、本にするか?(ーー;)

 

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