カシコギ

P:

主題歌:

第1回
脚本:
演出:

またまた韓国ドラマ。
しかも以前放送されたものの一挙放送らしい。
たまたま録画に間に合ったので見てみることに・・・。

白血病の息子・タウム(ユ・スンホ)と彼を支える父親・ホヨン(チョン・ボソク)の話。
うーん、原作もあって相当感動的なものらしいけど、正直ドラマとして見ると病気の子供で泣かせようみたいなあざとさを感じてしまった。(^^;ゞ
タウムに骨髄移植を受けさせたくても、マッチするドナーが現れないとか、治療費を払えないホヨンとか、あちらこちらで泣かせる要素があるものの、「これでもか!」ってわざと可愛そうな場面を演出しているようで好きになれん!

深夜の病棟でタウムがインラインスケートをして、大切な薬の瓶を割ってしまい、その代金まで父親に請求されたり、「今度いたずらしたら病院を追い出すわよ!」と看護婦に言われたのを覚えていたタウムが、治療費を払えない父親を気遣ってわざといたずらをするとか、ちょっと・・・いや、かなりクサイ。
そしてタウムと同じ病室だったソンホ君が泡を吹いて運ばれて行くシーンなど、「これでもか!」ってぐらい泡を吹かせて(^^;、ちょっと怖い。

タウムの母親とは2年も前に離婚しているのに、いまだにタウムがその事を知らないという事実も、「ありえねーーー」って感じ。
いくら子供でも、2年も母親が会いに来ない事を不審に思うでしょう。(苦笑)

買ってもらった自転車に乗る事も出来ず、天国へ旅立ったソンホ君を見ていて、ホヨンはタウムを退院させ、好きな事をさせてやろうと考える。
・・・と、ここまでが初回。
うん・・・薬を20粒も飲まなきゃならないタウムとか、正直見ていて辛い。
ここまで辛い気持ちにさせられると、あまりに痛々しくて・・・ダメだ。

第2回
脚本:
演出:

うわ!びっくりするほど暗い話だ!
タウム(ユ・スンホ)を助けたい一心で、気乗りがしなかった息子を題材にしたお涙頂戴ものの詩集を出す契約もして、前金も受け取り・・・。
すべては息子の治療費を稼ぐために頑張っていたホヨン(チョン・ボソク)なのに、病院の会計の男性から腎臓病の親族のために、腎臓を3000万ウォンで売ってくれないか?と持ちかけられ・・・。
え?臓器売買っすか?(^。^;)
それでもホヨンはタウムのために腎臓ぐらい売ってやろう!って意気込みだったのに、検査の結果、ホヨンの肝臓に悪性の腫瘍が見つかった。
肝臓ガン・・・。

どんな話なんでしょうか?
あまりに暗い話で涙が出るどころか、うんざりしてしまいました。
ホヨンが死んだら、誰がタウムの身の回りの世話をするんでしょう?
あまりに救いようのない話だと、後味悪そうですね。

第3回
脚本:
演出:

ホヨン(チョン・ボソク)は余命2ヶ月と診断される。
そんな中でも、ホヨンが思うのは息子のタウム(ユ・スンホ)の事ばかり。
肝臓ガンで内臓が売れないのなら・・・と、今度は角膜を売ろうと会計の男性に接触する。
いやぁ・・・確かに子供を救うためなら、親は何でもしてやりたいかもしれない。
でも、こういうのをドラマで見せられて泣けるか?
夢も希望もない話じゃないか・・・。
ぜんぜんハマれなかった「ダンサインザダーク」という映画を思い出してしまったよ。(^^;ゞ
あれも救いのない映画で、見終わった後ひたすら見た事を後悔したものだった。

今更ながら書いておくと、カシコギというのは魚の名前で、ママカシコギは卵を産むとどこかへ行ってしまうらしい。
そしてママがいなくなった後、パパカシコギが必死で卵を守る。
眠らず、食べず・・・ひたすら守る。
そして卵が孵化して子供カシコギが生まれると、今度は子供カシコギがパパを捨てて出て行ってしまう。
残されたパパカシコギは、岩の間に頭をぶつけて死んでしまうらしい。
そんな魚のタイトルが付けられた、このドラマ。
ひたすら・・・暗い。(^。^;)

5000万ウォンで左目の角膜を売ったホヨン。
タウムは骨髄移植がうまくいって回復の兆しを見せるが、ホヨンはどんどん衰弱するばかり。

自分の体に自身をもてなくなったホヨンは、タウムの母親にタウムを迎えに来てやって欲しいと連絡する。

あまりに悲壮感が漂いすぎてて、涙も出ない!
っつーか、見てられない!

第4回
脚本:
演出:

一滴の涙も出なかった。
タウム(ユ・スンホ)は母親と一緒にフランスへ・・・。
その前にひと目父親に会いたいと、白血球の数値が低いと嘘の数値を書き、母親を介してホヨン(チョン・ボソク)に渡してもらう。
その数値を見てもホヨンが会いに来なければ、諦めてフランスへ渡ると。

すでに限界ギリギリのホヨンは、最後にタウムに会うため、洋服や靴を買い、そこへ自分が書いた詩集「カシコギ」を一緒に入れて持って行った。
そのプレゼントとタウムが彫った彫刻を交換して、父と子は永遠に別れるんだけど、うーん、何だか悲惨な話だわ。
結局、フランスへ渡ったタウムはホヨンが死んだ事など知らずに生きていくんでしょう?
それでいいのかしら?
そして父親が最後に贈ったカシコギの詩集を、タウムはどんな気持ちで読んだのかしら?
そのへんが全く触れられてないのが妙だったわ。

ホヨンはタウムとの想い出の小学校で、一人寂しく最期を迎えたんだけど、こういう結末を美しいとは感じられず、何となく後味の悪いドラマだった。
個人的にこのストーリーでは良い評価はできないわ。

 

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