14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜

原作:市川たくじ「Separation」
P:竹網裕博・山本和夫・梶野祐司

主題歌:GABALL ♪幸せの表現

第1回
脚本:瀧川晃代
演出:山本和夫

若返りの薬を飲んで、どんどん若返ってしまうという話。
裕子(高岡早紀)が預かった友人の子供・ナツキ(伊藤沙莉)って、実はその友人本人なんだよね?
若返りの薬で子供みたいになってしまったわけでしょ?
そのナツキが若返りの薬を裕子に見せてた時、「私は必要ないわ」と言った裕子だったけど・・・。
妊娠3ヶ月の裕子が仕事中に、タイヤの山の上から落ちてきた子供を体で受け止めて流産。
この先、子供を望めない体になった裕子は、自分には筋腫もあった・・・しかも3年ほどまえからあったらしいという医者(何故か和田アキコ)の言葉を思い出すわけよ。
それで、ナツキが悟(中村俊介)に預けていた若返りの薬を見つけた時、ついつい飲んじゃったのよね〜。
筋腫が出来る前の自分になることが出来たら、毎年検診を受けて絶対に筋腫が小さいうちに対処するんだ・・・と思ったんだろうね。
そうやって自分が「あの時代」と思ったところに戻れるのならいいけど、予告では「もう一本飲むと、若返りが止まらなくなる」ってナツキが言ってたじゃん!(^^;

しかしナツキちゃん役の子、大人びた喋り方がぜんぜんわざとらしくなくて、凄い上手だったよね。
本当に大人が子供になっちゃったみたいで、全く違和感なかったわ。
これから裕子がどんどん若返っていくんだろうけど、その時悟はどうするんだろう?
裕子の方が10歳年上という設定だから、10年若返る分には問題ないだろうけど、愛した人が目の前でどんどん若返ってしまうという感覚・・・想像できないよなぁ。
だって、普通なら相手が年老いて行くのを見ていくわけで、その逆なんて・・・やっぱ想像できないわ。

第2回
脚本:瀧川晃代
   渡辺千穂
演出:岡本浩一

石黒賢ちゃんと互角に芝居してるナツキ(伊藤沙莉)、今週も凄いと思っちゃったよ。(^。^;)
何だろう?あの自然な大人っぽさは・・・。

ナツキが電話で悟(中村俊介)に薬の入ったアンプルの管理を頼み、確認しようと悟が見てみると1本足りない。
「飲んじゃった・・・」と裕子(高岡早紀)。(^^;
適度に若返った裕子は、周囲から「キレイ」「美しい」とか言われ、医者には子宮筋腫も消えて子供も望める体だと告げられ・・・そりゃ喜ぶわな〜。
でも、ナツキが言うにはアンプル1本で若返るけど、その効果は二日で消える。
しかし2本目を飲んだら、若返りは止まらなくなるらしい。その例がナツキなのよね。
悟はナツキが千夏だった頃から、どんどん若返っていく過程の写真を見せられ、彼女が行ってる事を信じるわけよ。
そこで気になるのが、裕子!急いで家に戻ると、そこにはまさに今二本目のアンプルを飲もうとしている裕子の姿が・・。
薬を飲んでも悟との子供が欲しいという裕子に対して、二人で一緒に年をとっていけばいいと話すのよね。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、もうそれでいいじゃないのよ、ムリに若返ったりしなくても。

悟と裕子の結婚パーティーが開かれるその日、車でレストランへ向う間に再び若返った裕子。
薬のアンプルは悟が2本あるのを確認し、ナツキに渡してたけど、あの中身を裕子がすり替えていたのかしら?
悟と一緒に埋めた赤ちゃんの超音波写真から、ぼわっと光が空中を浮遊して裕子の体に舞い降りたような映像があったけど、それが若返りの原因?

アンプル1本で効果は二日間、2本飲めば止まらぬ効果、ならば3本目ではどうなるの?
そこらへん、凄い気になる!

第3回
脚本:渡辺千穂
演出:白根敬造

今週も、まずはナツキ(伊藤沙莉)から・・・。
神田(石黒賢)に「発熱か?」とおでこを触られそうになり、「平気」とその手を振り解く芝居・・・まさに大人の女でしたわね。
毎週言ってますが、何という大人びた子役なんでしょう。(^^;
ただもんじゃないです!

それにしても、1本しか若返りの薬を飲んでないのに、再び若返る裕子(高岡早紀)が謎?
そこらへんはまだ解明されてないけど、やはりいなくなってしまったお腹の中の赤ちゃんが関係してるのかしら?
そんな裕子の若返りを、近くで観察したかったと言う神田。
数日以内に劇的な若返りが始まり、一気に10歳若返るとか・・・。
神田と裕子は高校時代の友人だったらしいけど、「観察したかった」ってことは、神田はやはり研究者としての立場で裕子を見てるんだよね?
そしてナツキがもうこの研究は止めて!と言ってるけど、まだ続けるつもりなのかしら?
しかし、一気に10歳の若返り・・・。人の目がある場所で始まったら大変だよね。(^。^;)

悟(中村俊介)が裕子に、ナツキは千夏が若返った姿なんだと教えてたけど、そんな事聞かされても「あぁ、そうなんだ!」と頷けるわけもなく、自分が飲んだ薬が若返りの薬だったと言われても、今更どうにもできないよなぁ。
「二人で一緒に年を取りたい」という、ささやかな夢さえ叶えられなくなった二人。
っつーか、何もしなくても一緒に年は取っていくもんなのに、一人は老いていき、一人は若返っていくなんて、どうすりゃいいんだよ!
悟が泣いてるのを背中で感じながら寝たふりしてたり、我慢できなくなった悟がリビングで泣いてるのを見ても、声がかけられない裕子というのはせつなかった。
・・・が、何だろう?今回、イマイチ心に響く箇所が少なかったなぁ。

裕子が部屋を出て行き、悟の「僕の知ってる裕子の姿を、もう二度と見ることは出来なかった」というナレーションでシメ。
ついに劇的若返りが始まってしまうのか?
それにしても、本当に二度目の若返りの原因は何?(・_・?)ハテ?

第4回
脚本:渡辺千穂
演出:岡本浩一

ついに裕子(高岡早紀)の急激な若返りが始まってしまいましたね。
高岡早紀さんから蒼井優ちゃんへ・・・。
うーん、個人的には蒼井優ちゃんがいまひとつって感じでした。
何だか今までの高岡早紀さんが、とっても上手だったように思えてしまったわ。(^。^;)

それに、裕子の若返りに妙に理解のある春美(戸田恵子)が、どうもピンとこない。
一番の協力者として、誰か裕子と悟(中村俊介)の身近な人が必要だったんでしょうが、それにしても若返った裕子に、もうちょっと驚きとかなかったのかな?

神田(石黒賢)もよくわかりませんね〜。
悟に頼まれて裕子の高校時代の写真を探してたけど、悟のレストランでアルバイトをしている高校生が裕子が若返った姿だと気付いたら、そっと写真を胸ポケットに隠してたし・・・。
「夢を見ているようだ。あの頃の君に会えるなんて。」と、心なしかうっとりしていた神田・・・まだまだ謎がありそうですわね。

悟が働くレストランで、春美の姪としてアルバイトをする事になった裕子。
仕事が終わった後、悟が作ってくれたオムライスを久々に口にして、懐かしさとかいろんな感情がこみ上げたんだろうね。
黙って食べてる様子を見て、「美味しくない?」と下げようとする悟。
「何でそう決め付けるの?もっと自分に自信を持って。情けなくて見てられないよ!」って言葉で、このバイトの女の子が裕子だと気付いた悟。
その前に裕子が「一番大切な人に自分の存在をわかってもらえないのは、この世の中に存在しないのと同じ」って言ってたし、ここで悟が裕子だとわかったのは大きいよね。
「見つけてくれてありがとう」って言ってたけど、本当にそんな感じなんだろうな。
見た目がどんなに変わっても、悟が自分を裕子だとわかってくれた・・・これは大きいよね!
あぁ、よかった・・・と思ったのも束の間、最後のキスは・・・。(涙)
きっと裕子の中に、言葉は悪いけど少しは悟の自分への愛を試したいって気持ちがあったと思うのね。
だから、あれは唇にして欲しかったキスのはず・・・なのに、やっぱ悟は目の前の高校生の裕子にそんなキスは出来なかった。(・・,)グスン
裕子にしてみれば、ショックだったんじゃないの?

第5回
脚本:渡辺千穂
演出:白川士

神田(石黒賢)は、やはり高校時代の裕子を手元に置いておきたかったのか?
何だか、神田が話す度ごとに違う事言ってて、真相がよくわからん!
若返った裕子(蒼井優)に「何でこんな薬作ったのよ」と詰め寄られると、裕子の高校時代に彼女の父親がガンで亡くなって、その時「もし、体だけでも若返ったら・・・」と思ったって。
へ〜、いい人だったんだ?と思ったら、今度はナツキ(伊藤沙莉)が「裕子を元通りにしてあげて」みたいに頼むと、「彼女にはこのままでいてほしい」と言ってるし・・・。
神田の屈折した愛情が、若返りの薬を生み出し、それで裕子が若返ったと解釈していいの?
ナツキは単なる薬の実験台?
うーん、何だか思ったほどハマれないのよね。
特に蒼井優ちゃんになってから・・・。(^。^;)

裕子がオルゴールを埋めた場所にだけ生えてきたハーブを使って、悟(中村俊介)はパスタを作った。
・・・が、そのパスタをこねてる悟の指に、しっかり指輪が・・・。(^。^;)
料理する人が、しかもパスタこねてる人が指輪してるのって嫌だわ。
指輪だけならまだしも、こねてる時に泣き出して涙入りだし・・・。(ーー;)
そのパスタが店で評判になるみたいだけど、作ってるところを見ちゃったらとても食べられないわよ。(現実的でごめんなさい)

裕子は元通りの体にしてもらおうと、神田についていってしまうんだけど、それは神田の思うツボなんじゃなかろうか?

第6回
脚本:渡辺千穂
演出:岡本浩一

今回は切なかった。(ToT)ウルウル
愛情が若返りを促進させるなんて・・・。
その事を知った悟(中村俊介)は、裕子(蒼井優)の若返りがこれ以上進まないようにと、わざと嫌われるような態度を取り、美弥(酒井若菜)と付き合っているような素振りを見せ、自分から裕子が離れていくように仕向ける。
そして2ヶ月・・・裕子は悟に離婚届を渡し、すっかり感情を失くしていた。
若返りもすっかり止まり、悟が願う通りにはなったわけだけど、そんな裕子が唯一楽しみにしていた病院でのお昼ご飯・・・これを悟が作って届けていたとはね〜。
しかし、毎日のように食べていた悟の作る食事の味に、気付かずに食べ続けていたとは喜んでいいのか、悲しむべきか・・・。(^^ゞ

悟の愛情に再び気付き、若返りが進んでしまってもいいから悟の側にいたいと思った裕子。
うーん、裕子の若返りを止めたくて、わざと嫌われようとした悟の行動も愛ならば、自分の命が縮んでもいいと覚悟を決めて、今目の前にある愛情に触れたいと思う裕子の気持ちも愛だよね。

そして、裕子が着れなかったウェディングドレスを、今のうちに・・・と着て思い出を作ろうとした矢先、ここで若返りが進んでしまったのは辛かった。
ウェディングドレスにすっぽり包まれた子供が裕子なんて・・・。
想像できた展開ではあったけど、さすがに胸が締め付けられる思いでしたわ。

それにしてもやっぱナツキ(伊藤沙莉)は凄いわ!(^。^;)
今回は久々にナツキの出番が多かったけど、蒼井優ちゃんと二人で向かい合ってるシーンなんか、どうしてもナツキの方が大人に見えちゃう。(見た目の問題ではなく、漂う雰囲気が・・・)
裕子も子供になった事で、これからは子役の力を見せつけられる事になりそうですわね。(^^ゞ

第7回
脚本:渡辺千穂
演出:白川士

悟(中村俊介)の愛情が若返りを促進させ、ついに子供になってしまった裕子(菅野莉央)。
どう見ても子供の姿の裕子に、「生きるって前を向いて歩いていく事でしょ?」と説教される悟を見てると、やっぱ違和感感じちゃうよなぁ。(^。^;)
見た目が子供になってしまっただけではなく、大人として当たり前に出来ていた事も出来なくなってしまった裕子。
道に迷う、漢字が読めない、トイレを我慢できない、料理を作ろうとして火事を起こしかける・・・。
これが自分だったらと思うと、やっぱショックでしょ。(;_;)シクシク
しかも、自分のおもらしの始末も、火事を起こしかけた時の対処も、全部フォローしてくれたのが美弥(酒井若菜)だよ!
美弥は目の前の子供が裕子の若返った姿だなんて思ってないけど、裕子は美弥が悟を想っている事も全て理解して見ているわけで・・・複雑だよね。(ーー;)

神田(石黒賢)の暴走も見逃せないわ!
神田にとって必要な裕子は、今みたいな子供の裕子じゃないのよね。
だからって裕子の記憶を消そうとしたり、挙句の果てには若返りの薬を自分も飲んじゃうし・・・。(^。^;)
この薬を研究していた神田まで若返ったら、誰がどうやって治療するというんだろうか?
「本当の愛があるのなら、彼女と同じように生きられる」とか言ってたけど、同じように生きることが愛の証明になるとは思えないよ!

第8回
脚本:渡辺千穂
演出:岡本浩一

若返りの薬を飲んだ神田(石黒賢)は、見た目が若返るのではなく記憶だけが若返っているらしい。
悟(中村俊介)は失明の危険性が指摘されてるし、裕子(菅野莉央)が夜の街で補導されたりと大変!(^^;
そして悟と裕子は二人で安心して暮らすために、東京を離れるんだけど、行った先で雀荘の住み込みって勇気ある選択じゃない?
雀荘の客に、「ごくせん」のクマ(脇知弘)がいてビックリ!
しかも本当にちょこっと出て終了!(^^;

でも一番ビックリなのは神田の裕子に対する執着よね?
美弥(酒井若菜)から悟たちの居場所を聞き出して、引越し先へ駆けつける執念。
そこまでして裕子の居場所を知りたいか?会いたいか?って感じじゃない?
自分の記憶だけが若返っている事実を伝え、このまま記憶が若返ったら裕子を好きだったことさえ忘れてしまうかもしれないけど、それまででいいから・・・みたいな事を言って裕子にすがる神田が怖い。(ーー;)
画的にも見た目子供の裕子を、見た目大人の神田と悟が取り合ってるのが、やっぱ奇妙に思えてしまうわ。
神田の記憶はどこまで若返るのか?
そして悟の視力はどうなるのか?
裕子の若返りは・・・?と、いろいろ気になるけど、個人的にはこのドラマは高岡早紀ちゃんが出てた頃が一番よかったなぁ・・・と思ったりする。(^^ゞ

第9回
脚本:渡辺千穂
演出:白川士

もーーー、神田(石黒賢)が怖い。( ;^^)ヘ..
時折、イッっちゃった目で高校時代の裕子の写真を、うっとりと見つめている表情なんて鳥肌が立っちゃいそうだわ。

悟(中村俊介)に「裕子(菅野莉央)の中に後悔が残らないように、母親に会わせろ」と言い出した神田。
何が狙いかというと、裕子の若返りを止めるために、悟以外の人間に気持ちを傾かせようという事なんだけど・・・。
裕子の母親・加代子(大谷直子)に会いに行った事から、裕子の愛情が母親へ傾き、ついには悟の事を忘れていく。
それで若返りが止まるのかもしれないけど、今までは子供の姿をしていても、そこには自分を愛してくれている裕子がいたわけでしょ?
なのに自分への愛すら消えていくと知ったら、悟には耐え難い事実だよね。
しかも、それをニマニマしながら喜んでる神田!
何なんだ?この男は・・・。(ーー;)
神田に「彼女(裕子)にあなたは必要ない」とか言われて、突然倒れてしまう悟。
もしや失明の危機か?
それにしても、一旦は加代子と一緒に過ごそうとついていった裕子が、「私、お母さんの娘よ」と衝撃の告白してるにも関わらず、驚くほどあっさり「悟君の側に行きなさい!」と全ての状況を把握する加代子。
うーん、どうなのよ?
これって違和感ない?
しかも裕子は一目散に悟が運ばれた病院へ駆けつけるんだけど、何で病院にいるってわかったんだ?
ラストへ向けて急いでる感じがしちゃうなぁ・・・ペース配分間違ったんだろうか?

しかし、予告でもう一度ビックリ!
裕子がさらに若返り?(^^;
これ以上の若返りはないと思ってたから、驚いちゃったわん。

最終回
脚本:渡辺千穂
演出:山本和央

んーーー、んーーー、んーーー。
私にはイマイチ理解の出来ない終わり方でしたわ。
途中までの神田(石黒賢)の壊れっぷりからは、最終的に裕子に若返りを中和する薬(?)を飲ませるまでに至る気持ちの変化が伝わらなかったし・・・。
火事の中から悟(中村俊介)を救い出し、ポケットの中の割れたビンに残ったわずかな薬を「一滴でもいいから飲んでくれ」と裕子に差し出す神田。
その薬のおかげで裕子の若返りが止まり、じわじわと元通りの裕子に戻っていくんだけど、それで「よかったね」って展開じゃなく結局は裕子は消えていくし・・・。
それってば、薬の量が少なかったから?
それとも、一瞬しか効き目のない薬だったから?
んで、神田はその後どうなった?
ナツキ(伊藤沙莉)は?・・・と、疑問だらけ。

最終回はきっと高岡早紀ちゃんが再び登場だろうと思ってたけど、出てきたのはホンのちょっとだし・・・。
今までいろんな年代の裕子を演じた人たちが、一通り出て来たって印象しかない。
結婚して裕子が消えてしまうまでが「14ヶ月」だったらしいけど、うーん、やっぱ終わり方に納得いかん!
序盤で高岡早紀ちゃんが最初に若返ってしまうまでのあたりは、わりと好きだったんだけどなぁ。
何となく残念!

 

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