タイムリミット

P:大川博史・伊與田英徳


脚本:木田紀生
  利重剛
     萩生田宏治
  林海象
演出:林海象

上様ーーーーー!(違)
北村一輝さんを見たくて、ちょいと見てみました。
こういう冷血な感じの役は、北村一輝のハマリ役ですね。(笑)
結局はこのドラマでもご臨終なのですが、主役の水沢(竹野内豊)を狙う男・木村(北村一輝)の冷酷な雰囲気・・・なかなか良かったのではと思います。

さてさて、北村さん以上にこのドラマでよかったのが、やはり大御所、緒形拳さんではないかしら?
警察の規則を真面目に守る律儀な刑事・加山(緒形拳)が、連続爆破事件の容疑者・水沢を護送中に、加山の妻(いしだあゆみ)や娘(京野ことみ)がいるホテルのパーティー会場に爆弾が仕掛けられたと情報が入る。
その上、水沢を追ってきた木村が護送車に爆弾を仕掛け、横転した護送車から逃げ出す加山と水沢を執拗に追ってくる。
一発目は威嚇する・・・とか、発砲の仕方までマニュアル通りな加山が、ついに水沢を守るために木村に向けて発砲・・・その結果、木村は命を落とし二人は助かったんだけど、水沢は再び身柄を拘束され、加山の家族がいるパーティー会場の爆弾を解除するのに向えない。
そこで、規則を絶対に守っていた加山が、自ら嘘をついて水沢を連れ出し、爆弾を解除させるという話。

タイムリミットが1時間になってからは手に汗握る感じでよかったんだけど、水沢という男のキャラなのかそこまでの緊迫感はなかったのよね。
ただ、真面目な刑事を緒形さんが好演されてて、それに対しての竹野内君のいい意味で大雑把な芝居も活きていたと思う。

あ、肝心な犯人・深見(原田芳雄)さんも、常に冷静で警察内部を知り尽くした犯人を渋く演じてらっしゃったのではないかしら?
それにしても、ラストで加山に自分を逮捕させまいと、自ら爆破で吹っ飛んでしまう深見には驚いた。
そして、爆弾を抱えて人のいないところまで運んだ水沢・・・。
せっかく大きな川(?)まで来たんだから、爆弾だけ放り投げればよいものを、何故に自分まで一緒に飛び込んだのか・・・そこだけ理解できなかったわ。(^^;ゞ
林海象監督の演出ということで、全編通して映画っぽい雰囲気でした。

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO