伝説のマダム

原作:横谷順子「男たちのウェディング・ウェディング」
P:藤井裕也

主題歌:
矢井田瞳 ♪「孤独なカウボーイ」

第1回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:藤井裕也

私は桃井さんが出てるってだけで満足だったりするわ。
んで「ビューティー7」なんかよりは、かなりマシなんじゃないかしら?

マダム・マリ(桃井かおり)が作るウェディングドレスを着ると幸せになれるという伝説を信じて、アトリエを訪れた玲子(永作博美)。
同じ会社の修司(袴田吉彦)との結婚を控えた玲子は、マダムに自分結婚観を語り出す。
それを聞いたマダムはドレス代を1000万だと提示する。
一旦は怒って帰った玲子だったが、再び「1000万払うからドレスを作って下さい」とマダムのアトリエを訪れる。

しかし「ぴったりのドレスを作るためにあなたの生活に混ざらせていただきます。」って契約書に書いてあるといっても、まさか職場にまで現れるなんて思わないっしょ?(笑)
玲子は3年つきあった修司にふられて、その2ヵ月後に取引先のデザイン会社の社長・達也(長谷川朝晴)と付き合いだした。
その達也との結婚のために1000万出して、マダムのドレスを着るつもりなのね。
ところがさ〜、マダムが「生活に混ざらせていただきます」って事で、玲子の生活に密着している中で、修司の隠された秘密がわかっちゃうのよね。

達也との結婚式、玲子はマダムからドレスが届くのを楽しみにしていた。
そこへ大きな箱を持ったマダムが到着。
わくわくして箱を開けると、中身は空っぽ。
「ドレスはちゃんと今あるべきところに置いて来た。修司さんのところに・・・。」「ウェディングドレスは覚悟を決めた女へのご褒美。」
そして修司の居場所が書いてあるメモを渡して、「あとは皆さんで話して」と去っていくマダム。
メモには病院の名前が・・・。
修司が玲子に別れを切り出したのは、自分がガンだとわかったから・・・。
結婚しても玲子を幸せにしてやる事ができない事を知って、急に別れようと言い出したのよ・・・まだ、愛していたのに・・・。(・・,)グスン
そしてICUに運ばれた修司が心停止。
マダムのドレスに身を包んだ玲子に、マダムは「ねえ、わかってんの?普通、結婚式ってさ、病める時も貧しき時も、死が二人を別つまでって誓うのよ。」と声をかける。
うーん、これだけで修司が死んでる事は推測がつくんだけど、しずしずと霊安室の修司の遺体に歩み寄っていく玲子が彼の顔にかかった白い布をはずすところで、堪えきれずに泣いちゃったわ。
絶妙のタイミングで修司と玲子の思い出の目覚まし時計から、「修ちゃん、起きて!」と玲子の声が流れるのも・・・。
どんなに声をかけても二度と目覚めない修司に、目覚まし時計の玲子の声は何度も明るく「起きて!起きて!」って呼びかけるのが辛いわ。(涙)

何でもいいけど、達也はどうなったのかしら?(^。^;)
玲子はマダムの手伝いをするようになるのかな?

第2回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:藤井裕也

好きだわ、このドラマ。
やっぱ桃井さんのキャラが最高なのよね。
あと「混ざらせていただきます」っていう、ワケわからん設定が好き!(笑)

今回は一人娘の結婚式に、どうしてもマダム・マリ(桃井かおり)のドレスを作ってあげたいという母親・洋子(市毛良枝)の依頼。
こつこつ貯めた120万の貯金通帳を見て、その金額で引き受けたマダムに「何で私が1000万であの人が120万なんですか?」と詰め寄る玲子(永作博美)。
そうだよなぁ・・・。(笑)1000万と120万じゃかなり違うっつーのに。

娘の結婚式に離婚しようとしている洋子。
そして結婚する娘にピッタリのドレスを作るために、またもや洋子一家の生活に「混ざらせていただきます」なマダム。
今回はそんなマダムに「混ざらせていただきます」な玲子までご厄介に。(^。^;)
あはは・・・この「混ざらせていただきます」が面白いのよ。
ごく普通にその人たちの生活に混ざっちゃって、雑巾がけしたりお料理つくったり、風呂上りにビール飲んだりしてるのが笑えるんだよね。
そんな生活の中で、洋子の頬に大きな傷がある事を見つけるマダム。
洋子と夫の真一(荻島真一)は元々幼なじみで、真一が他の女性と結婚しようとしたのを知った洋子が諦めきれず、桜を見に連れて行ってとせがみ、そこで転倒した時、頬に怪我をして消えない傷を負った。
ところが、その傷も本当は洋子が自分でわざとつけたものだったとわかるわけよね。
真一が結婚するはずだった女性がいまだに独身でいる事など、20年もの間、頬の傷だけで夫を縛り付けてしまったと後悔する洋子が、離婚する事で夫を解放しようと思ったのよ。
真一は結婚するはずだった女性から、新しい事業の事で相談を受けていただけだったのに、深読みし過ぎちゃったのね・・・洋子。

桜の舞う中、一人娘のためにマダムが作ったのはまるで桜が舞っているかのような、小花の散りばめられたドレス。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、若々しくて可愛いドレスだったわ。
でも、ここでそんなに感動しなかったし、あらら先週の永作ちゃんの時は(ToT)ウルウルしたのになぁ・・・と思ってたら、今回はこの後が本命だったのね。
いつもよりドレス製作に時間をかけていたマダム。
実は洋子のためのドレスも用意してたのよ。
ドレスに添えられたマダム直筆のカード、「愛って熟すんですね。」って響きが良かったなぁ。
桜の時期に夫を騙して結婚させた事を引きずってた洋子は、「桜が責めるんです」と言ってたけど、その桜が取り囲む中で桜色のドレスに身を包み、夜のウェディングってーのが素敵だったわよ。
おまけに真一が作ったガラスの指輪をプレゼントされて、ここであたくし今週も感涙。
さすがちょこっと前の「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」の市毛良枝さん!
今でもドレスがお似合いでしたわん♪

第3回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:新城毅彦

マダム・マリ(桃井かおり)にドレスを依頼した後、事故死した女性。
そのドレスはその後二人の女性が買い取りたいと言い出したが、二人とも婚約解消。
不孝のドレスと呼ばれ、今もマダムの手元に残ったドレスをまたまた購入したいと現れた女性・幸子(田中美里)。
マダムは幸子の持っていた財布まるごとで、ドレスを譲り渡す。
ヾ(・・;)ォィォィ、玲子(永作博美)の時は1000万で、今度は財布の所持金だけかよ!
この人の値段の付け方って、どういう基準なんでしょ?
まぁ、呪われたドレスだから、早く手放したいってーのが本音かも。

んで、幸子が婚約者の大久保(斎藤陽一郎)にそのドレスを見せると、突然彼の態度が変わり、婚約を解消しようと言い出す。
それは大久保の死んだ恋人が着るはずだったドレスだったのだ!じゃーーーーーん!
っつーか、すんげーーー偶然なんですけど。(^。^;)
そして死んだ恋人が着るはずだったドレスを、幸子が持ってきたってだけで婚約解消するか?ってーと、そうかな?そうかな?みたいな・・・。(^^;ゞ
それでその事実を知った上で、そのドレスを着て亡くなった女性の墓前で結婚式を挙げようという幸子の気持ちってーのも、私には理解できなかったわけで・・・。
亡くなった女性と二人分の愛を持って、あなたのところへ行くから・・・と言われても、そんな重そうな結婚は勘弁よーーーと思ってしまいそうなんですが。(^。^;)

っつーわけで、今回のお話はちょっとハマれませんでした。m(_ _)m

マダム・マリがドレスを入れてる黒い箱。
一部がこげたドレス。
「DAIGO HATSUSHIMA」と刻まれた墓石。
ここらへんにマダムの謎が隠されてるみたいで、それが「w(゚o゚)w オオー!そうだったのか!」と思えるような内容である事を期待しております。

第4回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:新城毅彦

塚本君、ええな〜♪
元々好きなんだけどさぁ、今回みたいな見た目は今風でちゃらんぽらんっぽいんだけど、実は中身のしっかりした男ってーのがウマイのよ!

娘・真琴(遠藤久美子)のドレスをマダム・マリ(桃井かおり)と酔った勢いで契約した良介(小野武彦)。
マダムも契約書に判を押しているから取り消す事はできないと、「ドレスはいらない」という良介の言葉に耳も傾けず、またまた「混ざり」に行くマダム。
そこで見たのは険悪な父娘の関係と、いい加減そうな彼氏の川口(塚本高史)。
「きっちょめ、きっちょめ!」っていうあの挨拶は何?(笑)
きっちょめ川口は頭はライオンみたいだし、ビリビリに裂けたジーパンはいてるし、酒は呑めないし・・・。
でも、酒が呑めないのに真琴の家が酒屋だから必死に呑もうとしたり、良介がいない間、店を手伝ったり、何だか優しいんだよね。
マダムが川口と話してた時だって、「真琴と結婚すれば酒屋を手伝うんだから仕事なんてない方がいいんじゃない?」と言われて、即座に「でもそれじゃ男じゃなくなるじゃないすか?」なんて答えるあたりがしっかりしてるし・・・。
あーーーーー、川口ーーーーー、あたしがもろーてあげよっか?(爆)
ちょっと気になったのは川口がマダムに「結婚の条件」を聞いたときのマダムの返答。
「最低、男と女って事かな?」
前回、マダムが見つめてた「DAIGO HATSUSHIMA」の墓石から、きっとマダムの婚約者が亡くなったんだろうと推測したんだけど、その仮説があってるとすれば「最低、生きてるって事かな?」って返事が返ってくるものと期待してたのよ。
でも「男と女」でしょ?
うーん、実はマダム・マリは男だった?・・・なんて深読みしちゃったんだけど。(^。^;)

実は真琴と良介は血が繋がってなかった。
その事を良介の日記で知ったマダムは、二人の前でバラしてしまう。
ところが真琴もそんな事には気付いていて、良介に「あんたとだけは血が繋がってなくてよかったわよ!」と言い放ち、店を飛び出す。
そんな真琴を川口が呼びとめ、ビンタ!
あーーーーー、やっぱ川口って正しい!っつーか、好きだーーーーー!(恋)
いくら血が繋がってなくても、ここまで育ててくれた父親に言ってはならない事を言ってしまった真琴を一度叱っておきながら、その後「結婚しちゃう?籍とか入れちゃう?」と優しい言葉を投げかける川口にあたしはもうメロメロ♪
結婚すれば父親と縁が切れると思った真琴だけど、きっと川口はそんな風には考えてなかったはずだよね。
良介に「挑戦状!あ、間違った、俺たちの結婚式の招待状っす!」って渡しに来たのだって、何とか良介と真琴を分かり合えるようにしてやりたいって川口の優しさがあっただろうし・・・。

良介が真琴の誕生日ごとに金の延棒を一つずつ買い揃えていて、全部で23個の延棒をマダムに渡しドレスを作ってもらったのとか、その金から金糸を作ってドレスに織り込んだマダムの優しさとかには感動したんだけど、実際出来たドレスはおいといて、金のドレスに合わせて作られた頭部分の装飾品?
あれ、何?ティアラにもっと飾りがついたような・・・金の・・・ごちゃごちゃしたヤツ。(^。^;)
あれがどうにもこうにも笑えちゃってさ〜、エンクミちゃんに似合ってるとは思えなかったんだよなぁ。
話としては良かったし、今回は花嫁の相手の男に塚本君と若手ながらメジャーな俳優を使ってくれたのも良かったんだけど、あの頭飾りがどうもなぁ・・・。(ぶつぶつ)

んで、来週は今、とっても旬な木村一八?(笑)
しばらく見ない間に貫禄出たっつーか、簡単に言えば膨らんだ?(^。^;)

第5回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:白川士

う〜わ、肥えたなぁ・・・木村一八。

マダム・マリ(桃井かおり)が30年前に初めて作ったドレスが、ネットで売られているのが発見された。
しかし、30年前にマダム・マリはもうマダム・マリだったのねん。(ややこしい)
って事は、マダムは今いくつ?(^。^;)

ドレスを売りに出したのは、そのドレスの持ち主の息子・周(木村一八)。
車椅子生活の周は、金目当てで死んだ母親のドレスをオークションにかけた。
周の死んだ母親にマダムは「お腹の子を育てられなくなったら、私に頂戴。」と話していたのね。
それで何があっても我が子を取られない様に、母親は大きなビンに毎日10円玉を一枚ずつ貯めてたんだって。
ええ話やけど、貧乏くせ〜話でんな〜。(^。^;)

んで、その10円玉貯金を数えてみたら、全部で14万6千30円あったとさ。
毎日10円ずつ30年の貯金にしては金額が多いと思ったら、周の婆さん(加藤治子)まで時々貯めてたらしいよ。
その14万ほどでドレスを作り、周をいつも側で見守っているまひる(あじゃ)という彼女のためにドレスを作るわけだ。
田舎に帰るまひるを追いかけて、「俺も一緒に連れて行ってくれ」と言う周。
そしてバスの中でのウェディング。
指輪の交換の代わりに、母親が10円を貯めていた大きなビンに二人で10円ずつ「チャリーン」とやる儀式。
うむ・・・めっちゃ貫禄のついた木村一八と、今時珍しいメイクのあじゃって女に唖然としてしまい、悲しくなるほどの貧乏くささに泣くしかなかった夜・・・って感じですな。(-。-) ボソッ

そして、今頃気付いてしまったんだけど、マダムの本名(?)って「初島マリ」なんだよね。
ってーことは、あの墓石に彫られた「DAIGO HATSUSHIMA」ってーのは、マダムの旦那さんって事かしら?
ドレスがオークションに出てるとわかって、さざなみ(高田万由子)たちが古い資料を引っ張り出してたトランクの中にも、「DAIGO HATSUSHIMA」と書かれたノートが数冊入ってたよね?気になる・・・。
んで、30年前のマダムが周の母親に言った「私も一度死んだ体だから」って言葉が意味するものは何?

まさか、初島ダイゴが死んで、その霊がマダム・マリとして現世に現れたとかいう幽霊話?(^。^;)

第6回
脚本:野依美幸
  李正姫
アシスト:マダム・マリ
演出:日名子雅彦

慎之介(大浦龍宇一)の妹・京子(吹石一恵)が、茶道家の二代目・武彦(今井朋彦)と結婚する事になり、マダム(桃井かおり)にドレスを依頼。
例のごとく、京子の生活に混ざったマダム。
そこで京子が兄の存在を隠していた事を知る。
いやいや、兄の素行が悪かったから隠したのかもしれないけど、自分も援助交際やってたんじゃん!
そっちが問題だよね。
慎之介はまだ京子が小さい頃に、街中でわざと京子の手を振り解き、彼女の目の前から姿を消した。
それを後悔して、その後京子の行く末を陰ながら見守ってたんだけど・・・。
妹にしてみれば、結婚する直前で、そんな兄の存在が相手の親に知られるのが怖かったのね。
マダムのアトリエを訪ねて、わざわざ「ドレスは受取るけど、結婚の邪魔はしないで欲しい。二度と私の前に現れないで!」と言いに来るんだもん。

結局兄の存在も、京子の援助交際もバレちゃって、武彦も「時間をくれないか」なんて言い出す始末。
結婚式当日も苦悩の表情を隠せない武彦に気付き、京子は誓いの言葉でなんと「誓いません!」と宣言。
そして結婚式という場で、自分の過去を自分の口から暴露する京子。
「こんな私ですけど、武彦さんの妻にさせてもらえませんか?過去がある女は結婚して幸せになっちゃいけないんですか?」と問いかける。
うむ・・・っつーか援助交際はなぁ(^。^;)、やっぱいかんだろ?

幼い頃に妹の手を離した兄が、何年も経った今、やっと妹の手を引いて式場から連れ去ってしまったね。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、今回の話は結婚する二人の事より、慎之介と京子の兄妹の仲の修復がメインだったわけか・・・。
一応、最後に武彦が1000万もする茶碗を持って現れ、家族を必ず説得するからドレスと交換して欲しいと言って来たので、いずれ二人は結婚できるのかも・・・。
でも、個人的には武彦さんの髪型が実に妙なので、あんまり結婚してほしくなかったりもする・・・なんてな。(^。^;)

ま、今回はさらーっと流して見ちゃいました。(^^;ゞ
でも来週は松方さんがゲストで、予告を見る限りは面白そう!
うーん、期待しちゃいます!

第7回
脚本:野依美幸
    川上徹也
アシスト:マダム・マリ
演出:新城毅彦

組長・大山(松方弘樹)はかなり年下のナオミ(中澤裕子)と結婚するために、マダム・マリ(桃井かおり)にドレスを発注。
な、何?そのドレスに支払う金額が1億円ですとーーー?
んで、出来たドレス・・・どう見てもあれに1億は払いすぎでしょう。(^。^;)
っつーか、ベールの形が妙でしたわね。
なんちゅーか、邪馬台国の人々の髪型みたいな形になってませんでした?(こんな説明じゃわかりませんよね(^^;ゞ)

話の筋はバレバレで、ナオミが組長お気に入りのパン屋のサブロウ(深沢邦之)とデキてるのも、最後には組長が二人を結びつけるであろう事も、お約束って感じの展開。
いつものマダムのキャラと、組長なのにパンが大好きな大山のキャラは楽しめたんだけどね〜。
そろそろキャラだけで引っ張るには辛くなってきたかも・・・。

第8回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:日名子雅彦

( ̄□ ̄;)!!
うっかり途中しばら〜く寝ちゃったよ。(^。^;)

今回は式は挙げるけど、籍は入れないというフランス人・ピエール(ジリ・ヴァンソン)とさゆり(広田レオナ)のカップル。
フランス人のピエールは凄く自分の国の文化を大切にしてるけど、日本の文化は受け入れられないのよね。
でも好きになった彼女の国だし、もうちょっと、せめて言葉ぐらい日本語を少し学ぼうとは思わなかったんだろうか?

途中寝た身なんで、あんまり詳しく書けないけど、どうやらマダム・マリ(桃井かおり)がまた混ざりに行って、さゆりが妊娠してる事をピエールにバラしちゃったみたいね。
それを知って、急遽フランスに帰ったピエール。
婚姻届をおいて「必ず戻るから」と置手紙を残されても、不安になるわよね。
お腹には子供がいるわけだし・・・。
んで、結婚式当日、ピエールが女を連れて戻って来た。
な、なんとピエールは結婚してたのに、その事を言い出せずにさゆりと付き合ってたみたい。(^。^;)
それで元妻が籍を抜く条件が、さゆりに会う事だったらしい。
なるほど、なかなか外国的な考え方だ。
籍を抜くには相手を確かめたかったんだろうか?
そしてさゆりを見て、余裕でピエールを譲ってあげるなんて・・・。
日本じゃちょっと考えられないかも。(苦笑)
ま、頑なに日本文化を拒んでいたピエールが、「結婚して下さい」と日本語でさゆりに言ったのはちょっと良かったけど・・・。
でも、私がさゆりの立場だったら、ピエールとうまくやっていく勇気がないわ。(^^;

それでさぁ、最近ではマダムがドレスを作ってあげるカップルの話より、マダム自身の過去とかが気になるようになっちゃったわ。
ゼームス(草刈正雄)と初島ダイゴの墓の前で話してた時、生まれて30年経ったとか(マダムが30歳なわけないし)、「死が魂と肉体を別つまで」とか言ってたし・・・。
マダムは亡くなった初島ダイゴが初島マリの肉体を借りて、この世に存在してるのかな?
ラスト付近で小松政夫さんが「ダイゴに会わせてもらえませんか?」とゼームスを訊ねていた時だって、マダムがちょっと動揺してたし・・・。
そこら辺の謎が解けると、すっきりしそうなんだけどね〜。

そうそう!今回のさゆりのドレスは、母親が着ていたドレスを一部使ってあったよね。
でも、肝心なドレスの全体像があんまり映ってなくて、とっても残念だったわ。
どんなドレスだったのか、興味あったんだけどなぁ。

第9回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:新城毅彦

マダム・マリ(桃井かおり)=初島ダイゴだったのね〜。
性転換だったのか・・・。
そう言われれば、ドレスを作る前に下着姿でうろうろするのとか、携帯に出る時に「わしか、わしか」と言ってたのとか、いろんな細かい事が納得させられるよね。
ダイゴは昔からミシンを踏んでは、母の愛子(風見章子)の服を作ってたらしいし、そういう才能は以前からあったって事よね。
ダイゴの兄・秀平(小松政夫)がゼームス(草刈正雄)を訪ねて来て、ダイゴの行方を捜してるっぽい雰囲気。
そこでのマダムの動揺がいつものマダムらしくなかったし、ゼームスに愛子のドレスを依頼された時も、普段みたいな冗談めいた断わり方じゃなく、真剣に「作る気しないなぁ」って言ってたもの。
これは、何かある!と思うわよ。
でも、マダム・マリ幽霊説もあったのに、性転換というあってもおかしくない展開で、あんまりビックリはしなかったなぁ。(^^;

っつーか、ダイゴが性転換したのは何故?
性同一性障害とかで本当の性を手に入れたかった。
兄・秀平から逃れるために、姿を変えた。
ゼームスと結ばれたくて女性になった。
うーん、どうなんだろう?
マダムがウェディングドレスを着て待っていたのは、やはりゼームス牧師だったのね。
でも、ベールの下から「よっ!」と挨拶するのが見た目は変わってもダイゴで、知らず知らずに退いてしまった。
それでマダムは傷ついて、ドレスの一部を燃やしてしまったってとこかしら?
それにしても、今、ゼームスとマダムが仲良くなったのは何故なんだろう?
あぁ、まだまだ謎が解けないわ。

愛子のためにドレスを作ったのに、出来上がったときにはご臨終。
そして永眠した愛子に化粧をし、ドレスをかけてあげるマダム。
いやぁ、今回可愛かった!
設定上、亡くなってる方に対してこういう表現はどうかとも思うけど、愛子さんのドレス姿、本当に「可愛い」という言葉がピッタリ!
愛子が亡くなった後に、秀平がマダムに向ってダイゴに会ったら伝えてくれと、言った言葉。
「女でも男でもどっちでもいい!生きててくれれば、それでいい!」
いや〜ん、秀平ったら全部気付いてたのね。
いつから気付いていたのかしら?
やっぱ愛子が「ダイゴ!ダイゴね!」と、手を触って気がついたところぐらいからなのかな〜?
今回、マダムが性転換だったという事で、心なしかマダムの声も低かったり、いつもよりも男っぽいマダムだったような気がする。
それは桃井さんの狙った演技って事で、よろしくて?
玲子(永作博美)がほとんど出なかったんですが、スケジュールの都合でしょうか?
今までマダムとバンバン絡んでたのに、突然1シーンのみの出演だと、何だか調子狂っちゃうんですけど・・・。(^^;ゞ

第10回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:白川士

先週から気がかりだった玲子(永作博美)の出番の少なさ・・・ちょっと変じゃありません?
何かの理由で出演シーンが減るとしても、この急激な減少はどうでしょう?
今までのマダム(桃井かおり)との絡み具合からしても、かなり違和感があるんだけど。
最終回ではばっちりマダムと絡んでくれるんでしょうか?
それともこのまんまの調子で、終わってしまうの?
最後が近付くにつれ、妙なところが気になるようになって残念!

今回は偽マダムが現れたという話だった。
ヒカル(夏木マリ)が「マダム・マリ」を名乗って、テレビに出演するという情報を得て、テレビ局に混ざりに行くマダム。
なんてったって、今回一番笑ったのは「踊る天気予報」の「踊るマダム」だよ。(笑)
あれは反則!面白すぎ!
しかし、あとはどうかな〜?
来週が最終回なんでしょ?つまり今回がラス前なんでしょ?
その割りには盛り上がりに欠けた様な気がするんですけど・・・。
ゼームス牧師(草刈正雄)とマダムは両想いって事でいいんだよね?

マダム・マリのロゴをヒカルのマネージャー・倉沢(近藤芳正)が盗んでたらしいけど、マダムはもうマダムでいる事に執着がないみたい。
そうなるとヒカルがそのままマダムになっちゃったりするわけ?

何でもいいけど、性転換した初島ダイゴがマダム・マリだったっていうとこ、もっとインパクトあってもよかったんじゃないだろうか?
一番の謎だったのに、さら〜っと流されちゃったような気がするんだけど。(^。^;)

最終回
脚本:野依美幸
アシスト:マダム・マリ
演出:白川士

「はい〜?(マダム口調で語尾は上がり調子)」って感じの最終回じゃございませんでした?

何だかあたくし、よくわかりませんでしたわ。
偽物マダム(夏木マリ)が、もっと最終回をかき回すのかと思ったら、あっさりマダム(桃井かおり)にドレス作ってもらって、倉澤(近藤芳正)と結婚式してチャンチャン♪だもんね。
スズメちゃん(永作博美)とマダムが、最終回ではちょっと絡んでくれたけど、やっぱこのドラマが始まった頃を考えれば、それも物足りないもんだったし・・・。
最終回は謎解きとばかりに、ゼームス牧師(草刈正雄)とマダムの過去を紐解いてたけど、それも説得力あるかと言われれば、うーん・・・って感じよね。
マダム曰く、最高の試合をして、最高に温度が上がってた時に、ゼームスに「お前が女だったら絶対に結婚する」と言われ、それを真に受けてダイゴは性転換までしたっていうんでしょ?
でも、ダイゴに呼び出されて教会へ来たゼームスは、混乱して逃げてしまった。
そりゃ、びっくりするっちゅーの!
結局、ゼームスとマダムは死んだら一緒のお墓に入ろうねって事で、ダイゴの墓を建てたって事でよろしいの?
何だか最終回ダラダラしちゃってて、一番肝心なところを流してしまったようだわ。(^^;ゞ

最後も何だかわかりにくかったよ。(^^;
マダムが「閉店のお知らせ」を残して消えちゃって、「少し近未来」とやらにスズメちゃんが「結婚する事になった」と「元祖マダム」を探して、ゼームス牧師のところを訪ねるんだけど・・・。
うーん、どう?どう?この最終回。
エンディングでは打ち上げよろしく、パート2のお話までされてたけど、そこの温度とこっちの温度が違うような気がしてならなかったわ。
もうちょっと納得できる最終回だったらなぁ・・・。

 

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