ブルーもしくはブルー
〜もう一人の私〜

原作:山本文緒 「ブルーもしくはブルー」

第1週
「運命」
第1回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

冷め切った夫婦生活を送っている佐々木蒼子(稲森いずみ)。
夫の祐介(石黒賢)以外に恋人の直也(内田朝陽)までいるものの、満たされない日々。
直也と沖縄へ旅行する予定が、天候の関係で福岡へ・・・。
思いもよらぬ福岡旅行になったわけだけど、夫に電話してみると、どうも愛人宅にいる様子。
そこで蒼子も福岡にいるはずの昔の男を探す事にするわけよ。

っつーか、夫と恋人までいるくせに、昔の男まで思い出して会おうとするなんて、どんな女なんでしょうか?(^。^;)
昔の男・河見(細川茂樹)が勤めていたふぐ料理店を訪ね、その近くでなんと河見本人に遭遇し、あまりの偶然に驚き逃げ出す蒼子。
そして次の瞬間、蒼子は自分と瓜二つな女性と巡り会う。
あまりにそっくりな彼女に驚いてると、その彼女を追いかけてきたのが、何と河見!
えーーー、自分とそっくりな女が河見と付き合ってるってわけ?

第1週
「運命」
第2回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

自分そっくりな女性が、河見(細川茂樹)の奥さんだったと知った佐々木蒼子(稲森いずみ)。
二人は電話番号を交換して別れたんだけど、河見蒼子の方が自分たちの下の名前が一緒だと気付いて、東京の蒼子へ電話。
その頃、東京の蒼子も博多で河見蒼子と会っていたのを目撃したはずの直也(内田朝陽)から、自分そっくりな蒼子の姿が見えてなかった事を聞かされ・・・。

うーむ、佐々木蒼子と河見蒼子は、同一人物ってわけでもなさそうだし、お互いの知人にはもう一人の蒼子は見えてないらしい。
これってどういう話?(^。^;)

いやはや、何よりびっくりしたのは佐々木蒼子の父親役でご出演の宇津井健さん。
祐介(石黒賢)に金をたかりに来てるよ〜。(泣)
宇津井さんがそんな父親役なんて、ちょっとショックかも・・・。

第1週
「運命」
第3回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

あらら・・・祐介(石黒賢)の不倫相手が、蒼子(稲森いずみ)の料理の先生・美樹(七瀬なつみ)だったとは。(^^;

両方の蒼子が父親・耕三(宇津井健)に会いに行き、同じ質問をする。
「私の他に姉妹はいなかったか?」
今、佐々木蒼子に同じ事を聞かれたばかりで、今度は河見蒼子が現れ同じ質問を浴びせる。
不審に思った耕三は、思わず河見蒼子を追い返す。

そこでまた出会った二人の蒼子。
佐々木と河見、どちらと結婚すべきか迷った時に、蒼子は分離したらしい。
佐々木蒼子が河見蒼子に「あなた幸せ?」と聞くと、「ええ、まぁ」と答える。
「あなたは?」と聞かれた佐々木蒼子は、まさか「夫は不倫してて、自分も夫のほかに恋人が・・・」などと言えず、「もちろん幸せ」と答えてしまう。
うーん、河見蒼子も本当は幸せじゃなかったりして・・・。
しかし、自分の分身がいて、目の前に現れたとしたら・・・こんな冷静に話せないけどなぁ。(^^;ゞ

第1週
「運命」
第4回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

そうか、そういう展開だったのか・・・。
佐々木蒼子(稲森いずみ)と河見蒼子(稲森いずみ二役)が、1ヶ月入れ替わる事になるのね。
そのために佐々木蒼子は博多弁を覚え、煮物の味付けを覚え・・・大変だわ。(^^;

しかし祐介(石黒賢)の不倫相手が美樹(七瀬なつみ)だったと知るまで・・・なかなか面白かったわ。(笑)
珍しく楽しそうに電話してる祐介が「え?指切った?」とか言ってて、翌日料理教室で美樹が指に絆創膏巻いてるし・・・。
でも、その時はまだ気付かない蒼子。
んで、美樹とお茶してる時、彼女がお手洗いに立ってる間に、置き忘れた携帯が鳴り始め、蒼子が携帯を手に取ると祐介からの着信だと表示されてるし・・・。
そして、決め手はチョコ!
蒼子が美樹にプレゼントしたチョコレートが、祐介から蒼子に戻ってくるあたり・・・蒼子としては屈辱的よね。(苦笑)

これで二人の蒼子が入れ替わって、どんな生活を体験する事になるのか?
ちょっと面白くなりそうじゃありません?

第2週
「嫉妬」
第5回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

うむ、ますますややこしい話になって来た。(^^;

佐々木蒼子(稲森いずみ)を先に見た人には、河見蒼子(稲森いずみ二役)は見えないらしい。
でも、河見蒼子を先に見た人に、佐々木蒼子は見えてしまう。
つまり、河見蒼子が佐々木蒼子のドッペルゲンガー。(・_・?)ハテ

河見(細川茂樹)が旅行から戻って来て、いよいよ二人の蒼子の入れ替わりが始まる。
まだ部屋に二人の蒼子がいる時に河見が戻って来て、河見蒼子は身を隠し隙を見て出て行くと告げ、佐々木蒼子が河見を出迎える。
河見が何か不審に思うかと思ったら、何の迷いもなくキス・・・そしていきなり「おねま」かよーーーー!(それは大奥)
1週間家を空けたら、たまらないもんがあったんでしょうか?
目の前で自分の夫が自分そっくりの佐々木蒼子を抱いているのに、隙を見て出て行かなくてはならない河見蒼子。
うーん、ちょっと複雑よね〜。

第2週
「嫉妬」
第6回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

佐々木蒼子(稲森いずみ)は河見(細川茂樹)に優しくされて満足そうだし、河見蒼子(稲森いずみ二役)も今までとは全く違った暮らしぶりにウキウキしてるみたい。
でも佐々木蒼子の行きつけのブティックで、「パリからのインポート物」として売られていたひまわりのワンピースが、実は福岡で河見蒼子がミシンがけした物だったなんて・・・。
ってことは、いつも佐々木蒼子はあのブティックで嘘つかれて売りつけられていたって事だよね。

今はお互いに満足してるけど、これから今までとは違った蒼子が見る視点で、どんどん明るみに出る事実があるんだろうなぁ。
そこらへんが楽しみだわ。

それにしても今回のラスト、気になるわ〜。
佐々木蒼子が電話で「ねえ、あと半年ぐらいこのままでいない?」と冗談を言うと、電話を切った後に河見蒼子が「私の方はそれでもいいわよ」と呟くんだけど、かなり意味ありげな雰囲気よね。
ここまでは河見蒼子の方を純粋で可愛い女として見て来たんだけど、実は彼女もウラがありそうだわ。
結局どっちの蒼子も似たりよったりなんじゃないのかしら?(^^;

第2週
「嫉妬」
第7回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

あら・・・録画をミスってほんのちょっとだけ切れてしまったみたいだわ。
河見蒼子(稲森いずみ)と入れ替わってる佐々木蒼子(稲森いずみ二役)の指に、結婚指輪がない事に気付いた河見(細川茂樹)。
急に顔色が変わったようね〜。(^。^;)
もしや異常に束縛する男なのかしら?
私のビデオは布団を敷きながら、「指輪は?」と河見が聞いてるところで終わってたんだけど、その後どうなったのかしら?

っつーか、河見蒼子もやっぱ嫌な女っぽいよね。
美樹(七瀬なつみ)に呼び出され、祐介(石黒賢)と美樹が不倫している事を知った時のリアクション。
ケタケタと笑い転げてるし・・・。(^^;
それってば、「な〜んだ、本体の蒼子ったら夫に不倫されてんじゃん!」って笑いでしょ?
怖いわ〜。
牧原(内田朝陽)の事は無視してって佐々木蒼子に頼まれてたのに、何だか悪巧みしてるっぽいし・・・。
うーん、やっぱ本体も分身もどっちもどっちだわ!

第2週
「嫉妬」
第8回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

河見蒼子(稲森いずみ)のふりをしている佐々木蒼子(稲森いずみ二役)は、指輪をしていない事で河見(細川茂樹)に責められ、東京の河見蒼子に電話する。
「指輪を送って!明日の朝イチで!」
「わかったわ」と言いつつ、指からはずした指輪を机の引き出しにしまう河見蒼子。
w(゚o゚)w オオー!
やはり大人しそうに見える女は怖いの〜ぉ。(^^;

河見蒼子は牧原(内田朝陽)と会って遊んだり、父親(宇津井健)と楽しく昔話をしたり、佐々木蒼子からは離れかけてた祐介(石黒賢)の気持ちを掴みつつあったり・・・と、東京での生活に満足してるんじゃないかしら?
っつーか、そもそもこれが河見蒼子の狙いだったわけよね?(怖)

福岡の佐々木蒼子は悲惨よね。
やっぱり河見は暴力夫だったんじゃん!
指輪をしてない事、髪の毛を染めた事、河見の母親(中尾ミエ)に歯向かった事。
すべてが面白くない河見は、いつもの優しくてベタベタな男の顔とは全く違った凶暴な男に変貌する。
うーん、やっぱそういう事だったのね。
しかし河見の母親が子供を早く作れと言ってたのは、同居をするためだったのね。
別に子供が生まれたからって同居しなきゃならないわけじゃないでしょうけど、あんな風に露骨に言われたら「お母さんのために子供を産む気はありません」って言いたくもなるよなぁ。(^^;ゞ

第3週
「復讐」
第9回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

河見(細川茂樹)に暴力を振るわれて、ふと河見蒼子(稲森いずみ)が言ってた言葉を思い出した佐々木蒼子(稲森いずみ二役)。
「何かあったら泣いて謝って」
腹の中で「こういう事だったのね・・・けっ!」ぐらい思っただろうなぁ。(^^;
んで、泣いて謝ると、今度は河見が泣いてすがるのよ〜。
嫌なタイプの男だね〜。

東京の河見蒼子は佐々木(石黒賢)に「やり直さないか?」なんて言われて、「考えさせて」とか答えちゃって・・・楽しいんだろうなぁ。
お金に困る事もないし、優雅にジムに通えば牧原(内田朝陽)もいるし・・・。

そうそう、今回「あれ?」と思ったのは、福岡の佐々木蒼子が佐々木の携帯に電話するところ・・・。
あれって佐々木の電話の着信には福岡の番号が表示されただろうに、佐々木は何もおかしいと思わなかったんだろうか?
普通、見に覚えのない番号からの電話って、市外局番とか確認しちゃうよね?
ちょっと妙だったわ。(^。^;)

そして河見蒼子が妊娠したようね。
これで佐々木に「子供が出来たの」とでも言えば、一気に佐々木はやり直しモードで動くでしょう。
でも、お腹の子供は河見の子供だし・・・どうするつもりかしらね。

第3週
「復讐」
第10回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

ひゃ〜、マジで河見(細川茂樹)みたいな夫は勘弁よ。
普段はベタベタ、少しでも妻に不審な点があればとことん追求、そして気に入らないと暴力、挙句の果ては尾行まで・・・。
いくら夫婦間の出来事でも、これは犯罪でしょ?
こんな事に河見蒼子は長年耐えてきたんだろうか?
そりゃ、今の入れ替わった生活を離れたくないだろうよ。

その河見蒼子のもとへは、美樹(七瀬なつみ)が牧原(内田朝陽)との写真を持って、佐々木と別れろと言ってくるわけよね。
「離婚する、しないは、私たち夫婦の問題だから」と、ばっさり美樹を斬り捨てる河見蒼子。
いつからこんな強い女になったんでしょ?(^。^;)
美樹は佐々木(石黒賢)にも写真を見せてたけど、佐々木は迷惑そうな表情じゃなかった?
彼の中では、すでに蒼子とやり直す青写真が出来てるのかも・・・。

そして、またもや河見の暴力を受ける佐々木蒼子。
身の危険を感じ、福岡を離れる決意をしたみたいだけど、これで東京へ戻ったって、そこには河見蒼子がいるわけで・・・。
簡単に「元に戻りましょ!」ってな事には・・・なりそうにないよね。(^^;ゞ

第3週
「復讐」
第11回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

東京へ戻りたいと佐々木蒼子(稲森いずみ)が、河見蒼子(稲森いずみ二役)に電話すると、「自分は博多にもどる気はない」と言われてしまうんだよね。(^^;

そして驚いたのは河見蒼子のお腹の子供よ〜ぉ、父親って本当に牧原(内田朝陽)なの?
その方が都合がいいから、とりあえず牧原の子供って事にしてるのかしら?
まだ、お腹の子は河見の子だと思ってるんだけど・・・σ(^_^;ワタシ?

牧原は佐々木(石黒賢)に、「蒼子さんのお腹の中には自分の子供がいるから、蒼子さんを僕に下さい」って言って、殴られてたよね。(^。^;)
佐々木も驚いただろうよ・・・不倫しているのは自分の方だと思ってたのに、妻も不倫してて、しかも子供が出来てるなんて。

東京へ戻った佐々木蒼子は、自分の生活が河見蒼子によって勝手に作り変えられていることに腹を立てる。
そして、佐々木蒼子と河見蒼子の久々の再会。
佐々木蒼子が頭痛に襲われているのは、本体と分身の力関係が変わっている事の表れ?
河見蒼子も、「最近、昔の事をよく思い出す」とか言ってたし、河見蒼子の方が本体として生きていく事を許されつつあるのかな?
そうなると佐々木蒼子がドッペルゲンガー?(と、勝手な推測)

佐々木の口から、「牧原」「子供」「離婚」という言葉を聞き、佐々木蒼子はほんの出来心で入れ替わってしまった自分を恨んだんじゃないかしら?

第3週
「復讐」
第12回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

w(゚o゚)w オオー!
河見蒼子(稲森いずみ)の性悪ぶりが露見しましたね。
しかし、牧原(内田朝陽)は河見蒼子と一緒に産婦人科を訪れ、妊娠が間違いないと聞かされめちゃめちゃ喜んでましたが・・・そこまで蒼子を想っていたようには見受けられなかったので、ちょっと意外。
佐々木蒼子(稲森いずみ)が牧原の携帯に残したメッセージも、河見蒼子が上手に牧原から携帯を取り上げて削除してたし。
福岡からブティックの紙袋を頼りに上京した河見(細川茂樹)が追いかけて来たのを知ると、佐々木蒼子を「今、表参道にいるの」と呼び出し、張り込んでる河見に佐々木蒼子を見つけさせるし・・・。
ほーんと性悪!

そして河見蒼子が妊娠した事を知る佐々木蒼子。
河見蒼子は「子供さえ産めれば何もいらない。牧原君だけは私に譲って。」と言ってたけど、河見蒼子がそこまで牧原を好きになったとは考えにくいし、彼女の本心は別のところにありそうよね。
佐々木蒼子に「あなたは佐々木でも河見でも、好きな方を選べばいい!」って言ってたけど、この状態で佐々木の元へは帰れないでしょう。

そして二人の蒼子がいる所へ、牧原がやって来たけど・・・どうやら彼には佐々木蒼子が見えてないらしい。(^。^;)
以前は同じような状況で、河見蒼子が見えなかった牧原。
これは・・・つまり・・・分身と本体の関係すら入れ替わってしまったという証明?
佐々木蒼子が牧原に見えていないと知って見せた、河見蒼子の勝ち誇った表情が何とも恐ろしかったわね。

最終週
「出発」
第13回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

頭痛に悩まされるのは、分身の宿命のようね。
河見蒼子(稲森いずみ)も博多にいた頃は、ひどい頭痛持ちだったけど、妊娠した事で本体になることが出来て、頭痛から解放されたらしい。
その分、佐々木蒼子(稲森いずみ二役)は、度々頭痛に苦しんでるのよね。
牧原(内田朝陽)だけではなく、佐々木(石黒賢)にも見えなかった佐々木蒼子の姿。
もはや、自分が分身である事は間違いないようで、佐々木蒼子はショックを受ける。
そして、行き場をなくした彼女が行った先は、母親のお墓。
そこで手を合わせる自分に「蒼子!」と声をかけてきたのが、父親の耕三(宇津井健)。
何だかさぁ、誰にも見えてなかった自分を、父親だけが呼び止めてくれたのって、この時の蒼子にしたら嬉しいよね。
涙が出てしまう気持ちもわかるし、その涙を見て「泣きたいときは、泣けばいい」なんて言ってくれる父親の存在が有難かったはず!

でも、佐々木蒼子も一度分身の立場になって、やっと河見蒼子の気持ちに気づく事ができるのかもしれないね。
そうやって二人の蒼子がお互いを理解する事が出来れば、最後はハッピーエンドなのかも。(うまく行きすぎ?)

最終週
「出発」
第14回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

最終回が近いというのに、めちゃめちゃややこしくなってきたね。(^^ゞ
佐々木(石黒賢)に離婚届を出すのを待って欲しいと頼む耕三(宇津井健)。
「蒼子の戻ってくる場所、残しといてやってくれよ。」
父親として、今出来る精一杯のことが佐々木にこう頼む事だったかもね。
佐々木も、今となっては蒼子とやり直したいと思ってそうだし、佐々木蒼子(稲森いずみ)が元のさやに戻れれば、見てるこちら側もホッとするんだけど・・・。(^。^;)

しかし、河見蒼子(稲森いずみ二役)って、やっぱ怖いわ。
もちろん、河見蒼子に睡眠薬入りのお茶を飲ませようとした佐々木蒼子も何だけど、それをお見通しで、薬の入ったお茶を飲まないために、わざと一瞬佐々木蒼子がよそを向くように「クッキーの缶、取って!」なんて言っちゃって、ちゃっかりカップを取り替えてる隙のなさ!
しっかり眠ってしまった佐々木蒼子を目の前にして、「あなたさえいなければ幸せになれる」って呟くのも怖い。

雨の降る中、眠る佐々木蒼子を背負って、公園に放置しようとしてたけど、あれは河見蒼子が死んだと見せかけようとしてたんでしょ?
そして、自分は佐々木蒼子として、牧原(内田朝陽)と生まれてくる赤ちゃんと幸せに暮らすつもりなんだわ。
なんて恐ろしいんでしょう!

でも、天罰が下ったのか、佐々木蒼子を置き去りにした直後、河見蒼子は佐々木蒼子を探しに来た佐々木(あぁ、ややこしい)とバッタリ。
そして、そこでお腹を抱えてうずくまる河見蒼子。
ん?流産?と思ったけど、どうやら赤ちゃんは無事だったらしい。
ところが、4月だと思っていた出産予定日が、エコーで調べたら3月だと判明。
っつーことは、やっぱ牧原の子供じゃなくて、河見(細川茂樹)の子供じゃん!
こうなると、河見蒼子の行動に注目だよね〜。
しらばっくれて牧原と?それとも、佐々木に泣きつく?まさか・・・河見のところへ戻るとか・・?(^。^;)

最終週
「出発」
第15回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

二人の蒼子が入れ替わった事で、実は周囲との関係がうまくいくようになったんじゃない?
佐々木蒼子(稲森いずみ)は公園に放置されてたけど、誰かが119番して救急車で運ばれたのね。
んで、119番したのが河見蒼子(稲森いずみ二役)だったんでしょ?
倒れている佐々木蒼子のバッグの中に、自分の名前の書いてあるカードを入れてたし、倒れている女が河見蒼子だと思ってくれればそれでよかったのよね。

しかし、いつの間にか博多のお母さん(中尾ミエ)は上京してきてるし、河見(細川茂樹)も新聞に「俺が悪かった」とか掲載してもらってるし、もしかしてこの二人、河見蒼子に心から謝ろうとしてる?
病院を抜け出そうとして博多のお母さんに見つかり、慌ててタクシーに飛び乗った佐々木蒼子。
でも、財布の中にはお金がなく、牧原(内田朝陽)のところへ行けば、河見蒼子は出て行った後で、結局みどりちゃん(山寺宏一)にお金を借りに行くのよね。
みどりちゃんに率直な意見をぶつけたのは河見蒼子だったけど、そんな事知るはずもないみどりちゃんは、「あんたに言われて目が冷めたわ」みたいな事言って感謝してくれてたり・・・。
複雑だけど、生活を入れ替わった事で、お互いに本当の自分らしく振舞える環境が整ったのかも・・・。

佐々木蒼子は河見蒼子が泊まっているであろうホテルへ乗り込んでたけど、最後はどうなっちゃうんだろう?
どちらかが消えてしまえば、消えた方と生活してた周囲の人は戸惑ってしまうし、やっぱ元の生活に戻ろうって事で、二人の蒼子が和解するのかしら?

最終週
「出発」
最終回
脚本:中谷まゆみ
演出:国本雅広

そっか、そっか・・・丸く収まったって感じでよかったよ。
河見蒼子(稲森いずみ)がホテルにやって来た河見(細川茂樹)につかまって、また暴力をふるわれそうになり、「私の人生は23歳から始まったようなもんなのに・・・。河見君と結婚するために生まれてきたようなもんなのに・・・。」って言ったのは、ちょっと考えさせられたよ。
本当にそうだよね。
河見蒼子という分身が生まれたのは、河見君と結婚するため・・・みたいなもんだ。
河見に酷い事をされようとしている河見蒼子を見て、思わずナイフを握って構えた佐々木蒼子(稲森いずみ二役)。
そこで河見蒼子が必死で止めるのが・・・愛ですな。

やはり入れ替わってみて、初めて知る事が出来た事って大きかったんでしょうね、お互いに・・・。

しかし、河見蒼子は結局流産しちゃって・・・。
その傍らにいる博多の母親(中尾ミエ)の演技のクサイこと。(;´д`)トホホ
うーん、ここだけは頂けなかった。(^^;

お互い、元の生活に戻って一年後、それぞれにそれなりに幸せそうな雰囲気で、島谷ひとみの主題歌もぴったりマッチして、きれいに終わった感じかな?
河見蒼子は1年後にめでたく子供を授かったみたいだし、佐々木蒼子も楽しく佐々木(石黒賢)と暮らしてるみたい。

このドラマ、最初は稲森さん主演と聞いて正直どうしようかな?って感じだったんだけど、見ていて良かったなと思ったわ。
全編通して面白かったです。

 

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