あなたの人生お運びします

P:植田博樹
企画協力:関えり香

主題歌:Retro G-Style  ♪What's the answer?

第1回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

あれ?意外と面白かった。(失礼)
正直、見る前は「70年代?引越屋?紀香嬢?」って感じで、期待度薄〜っって感じだったんだけど、1時間早かったわ。
テンポいいし、話の運びもいいし、佐々木蔵之介の妙な髪形もいいし(笑)、ちょっと「某局の朝ドラ?」な雰囲気は否めないものの、別に朝ドラな感じのものを夜の連ドラでやっちゃいけないわけじゃないしね〜。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、初回の印象としては良かったです。

大阪、天下茶屋のマドンナ、真喜(藤原紀香)と、彼女に憧れるトラック運転手の賢太郎(山口智充)が結婚し、運送屋を始めることに・・・。
ところがすぐにオイルショックで、トラックを動かすためのガソリンも手に入らぬ始末。
根っから前向きな真喜は、そんなことにへこたれず、やっとの思いでガソリンを手に入れ何とか運送業を軌道に乗せようとする。
そんなガソリン調達の帰り道、雨の中をぬれながら引越作業する一家を目撃する。
オイルショックで頼んでいた運送屋に断わられ、やっとの思いで探した業者に3倍の値段を払ってまで引越してるのに、荷下ろしも手伝わない運転手に腹を立てた真喜は賢太郎を説得して荷下ろしのお手伝い。
そんな事をしている間に、せっかくのガソリンも盗まれてしまい、また出直し。
ところが、この経験で「雨の日だろうと風の日だろうと、引越は行われる」というところに目をつけた彼女は、「引越屋、やろう!」と言い出すわけね。

元気をもらえるドラマだわ。
気持ちよ〜く、ポンポンポーンとことが運ぶし、もたもたしてないところが個人的に好き♪
それに真喜の父親・千吉(橋爪功)とか、賢太郎の母親・政子(加賀まり子)とか、政子の友達・綾子(江波杏子)とか、ベテランの脇役さんもいい味出してるし・・・。
BGMとして使われている曲も、ちょっと懐かし系でこれまたよろし。
なんてったって、最初の方でエルトンジョンの「Your Song」が流れた日にゃ〜、あたしはまた織田様コンサートでのピアノ弾き語りを思い出し、関係のない涙を浮かべてしまいましたとさ。(笑)
次回が楽しみになりました!
これだから初回オールチェックはやめられない!

第2回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

上原運輸に舞い込んだ、初めての引越の仕事。
いかにもいやらしそうなカップルの荷物を運ぶ事に・・・。
しかし、本当にこの引っ越し屋ったら巨乳・巨乳・巨乳!
あ、そっか、時代背景としてはボイン・ボイン・ボインよね。(笑)
引っ越し屋のつなぎを腰のあたりまで脱いじゃって、みんな下に着ているTシャツのみになってると、本当に目立つのよ!胸元が・・・。(^。^;)
チップとかもらえそうだよね。

んで、この初仕事を依頼したカップル、絶対にワケありだと思ったらやっぱ男の方には妻がいて、引っ越し先に乗り込んで来た!
しかも、その妻って今いくよだし・・・。(コテコテ)
さんざんな目にあって、次の仕事・・・。
今度はおばあちゃん(加藤治子)を静岡の老人ホームへ運ぶ仕事だとさ。(^。^;)
子供の個室が必要だからと、同居していたおばあちゃんを追い出すなんて酷い話だ。
と、思ったら・・・マッキー(藤原紀香)が完璧にキレちゃったね。
「激しい性格なもんで、すいません。」って謝るばかりの賢太郎(山口智充)。
結局、お金も頂かずにおばあちゃんを老人ホームまで送り届けたんだけど、その事がマッキーたちに幸せを運んでくるとは・・・。
人生ってわからないもんね。
老人ホームへ行ったおばあちゃんが、実は英語の先生で、教え子たちに引っ越しするなら上原運輸が良いって広めてくれてたのよ。
そのおかげで上原運輸には仕事の依頼が次々と・・・。

初回ほどのテンポの良さは感じられなかったけど、今回も無難に面白かったわ。

第3回
脚本:大石静
演出:松原浩

うん、このドラマからは毎回元気をもらえるわ。

団地ってーのは一軒家と違って引っ越しも多いし、いいところに目をつけたよね。>マッキー(藤原紀香)
同じ日に引っ越しが重なって、急遽トラックを一台借りて、二つの引っ越しを請け負う事になった上原運輸。
ところが、トラックの外見の違いや、荷物の量、荷造りのあるなしで客が不平を表したため、その客の料金を半額にしてしまう。
それを聞いたもう一人の客も、当然半額にする事を要求し・・。
あはは・・・こういうがめつさが大阪っぽいよね〜。いや、いい意味でタフな感じがするじゃん!(笑)
それだけで済めばよかったけど、荷物から50万相当の真珠のネックレスがなくなったと弁償を迫られたり、上原運輸は災難続き。
本当はちゃんとあったのに、よく探してなかったのよね〜。
でも、こういうトラブルは本当にあっただろうな。

こんな一件があったから、どんどんカモにされて次の引っ越しではローレックスの時計がなくなったとか、クレームつけられちゃうのよね。
マッキーが「カモにされたままじゃ、終われない!」と、作業着のポケットを縫いつけ、100万かけて上原運輸の白いダンボールを特注し、出来る限りの対策で同じ団地の引っ越しに挑む姿には、正直「ええぞーーー!(ガッツポーズ)」な感じでしたわ。
叩かれても叩かれても、へこたれない姿勢ってパワーをもらえるよね。(^。^)v
頑張れ!マッキー!

っつーか、ケンチャン(山口智充)ってば、マッキーに豊満な胸を押し付けられて、仕事とはいえ大変ですなぁ。(^。^;)

第4回
脚本:大石静
演出:森一弘

ええ話や・・・(ToT)ウルウル
夜、娘の荷物を運び出して欲しいと依頼してきた板前の有吉(大杉漣)。
何でも娘の加奈(木内晶子)がフランス料理の勉強をしたいと言い出した事に腹を立て、勘当したらしい。

一方、勇介(佐々木蔵之介)も実家の銭湯を継がず、上原運輸に就職すると家を出る。
「もう内風呂の時代なんや!銭湯の時代は終わる!」って、そういう時代だったのね〜なんて思っちゃった。
でも、家を出ても上原運輸に居候だし、銭湯代もなくて結局実家で銭湯代を借りたり、カレー食べさせてもらったり、何だか情けない勇介らしかったわ。
出て行ったはずの息子にお金を貸したり、カレーに当たり前のようにソースを差し出すお母ちゃんの姿なんかも、ちょっと(ToT)ウルウルしたりして・・・。

マッキー(藤原紀香)が「引越し屋はお荷物運ぶだけやありません」って言ってたけど、今回の有吉親子の一件のように、お客様の事を気にかけてあげる姿勢が、どんどん口コミで客を呼ぶようになったのかも。
有吉と一緒に賢太郎(山口智充)とマッキーが加奈の働くフランス料理店に食事に行って、加奈が焼いたパンを美味しいと食べたとこなんかも、じーんとしちゃったよ。
加奈が焼いたパンだと優しく告げるシェフも良かったよね〜。
いくら身内が来てるからって、修行中の身でお客様の前に出て行かない加奈。
日本料理とフランス料理と、多少道は違っても、ちゃんと父の背中を見て育ってたのがよく伝わって、結構泣けちゃったんだよね。
そして有吉たちが帰って行くところを、店から出てきた加奈が追いかけて来て、「お正月にはお父ちゃんの黒豆食べたいな。」って言うんだけど、ここで涙腺に歯止めがきかなくなりました。m(_ _)m
うーん、今回は親子の話で泣かされちゃったよ。

そしてお正月、上原運輸の社長をマッキーにしたいと言い出した賢太郎。
こうやって引越し屋の女社長が誕生するわけね。

第5回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

あぁ、こうやって引越し専門の運送屋が誕生したのね〜。
今までは上原運輸として土日だけ引越しを請け負ってきたけど、マッキー(藤原紀香)を社長にすると同時に、上原運輸は引越し専門の業者を目指す事になったわけ。
んで、引越しをお客さんが依頼する時に参考にするのは電話帳だって事に気付いて、電話帳の運輸業の一番上に掲載されるためには、名前を変えなきゃダメだって思いつくのよね。
何だかすべてが「あぁ、なるほど!」だわ。
「あ」から始まる名前、でも平仮名の「あ」よりカタカナの「ア」の方が上になる。
しかも「アー」って引っ張った方が一番上に来る。
そんな細かな分析して、会社の名前を決めるなんて・・・。
しかも電話番号も「0123」って覚えやすい下四桁を選んで・・・。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、今でこそ引越し専門の業者もたくさんあるし、それこそ「0123」って電話番号もCMで流れて引越し屋さんの番号だって誰でも知ってるけど、その第一歩はこんな感じだったんだってわかったわ。

んで、今回は賢太郎(山口智充)の中学時代の同級生、まり子(りょう)が出てきて別れたい男がいるからと賢太郎に引越しを依頼。
まり子はその男が選挙に出馬するから、身寄りもなく学歴もない、しかも水商売の自分が側にいては迷惑がかかると、妊娠した身でありながら姿を消す決意をした。
そのお相手・紅林(葛山信吾)は秘書と一緒に一旦は手切れ金とも取れるお金を持参して、まり子の引越し先を訊ねに来たんだけど、マッキーに一喝されて帰って行く。

さてさて、アーム引越しセンターという名前をつけ、「0123」の電話番号を取得したマッキーたちに初めての電話。
それはまり子からで、なんと紅林と結婚してお腹の子供も生まれ、新しい家に引っ越すって言うじゃない?
あらーーーー、ちょっとここらへんの時間配分がどうでしょ?
あまりに唐突だったような気がして・・・。(^。^;)
赤ちゃんを抱っこしてる葛山さんの姿が、とーーーってもいい雰囲気だったので、もっともっと優しい新米パパな葛山さんを見ていたかったわん♪

ってなわけで、今回はちょっと不満・・・。

関係ないところで、恋愛が発展しそうな綾子(江波杏子)と千吉(橋爪功)の熟年カップルに興味津々!(笑)

第6回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

うっく・・・今回もええ話やった。(・・,)グスン

離婚する夫婦が行き先二箇所の引越しを依頼。
荷物も引越しにかかる料金も、そして子供まで一人ずつ折半するというあっさりした夫婦に戸惑うマッキー(藤原紀香)たち。
この頃は子供一人ずつに個室があるって珍しかったのね。
それはわかるけど、パパ・ママならまだしも、ダディ・マミーと呼ばせてるっつーのも・・・。(^。^;)
妻・治美(山村美智)の浮気が原因で離婚、でも夫・古田(渡辺いっけい)も怒りもせず、離婚に了承したという夫婦。
しかし、子供がちょうど二人いるからって「折半」って言い方は良くないよね?

そして引越し当日、下の子が突然部屋に鍵をかけて閉じこもった。
理由は・・・みんなと別れたくないから。ずっと家族一緒にいたいから。
そんな子供の健気な抵抗にも相変わらずのさらっとした雰囲気で、「よく話し合ったでしょ?」としか言わない親に、ついに賢太郎(山口智充)がキレた。
「子供に大切なのは愛情たっぷりのお節介や!夜でもいつでも部屋に入って、寝顔の一つも見たったらええねん!」
(;_;)ウルウル・・・この賢太郎の台詞には泣かされました。
「5歳の子供にプライバシーなんかいらんねん!」
ほんと。ほんと。プライバシーより愛情たっぷりのお節介が一番やもんね〜。
賢太郎、ええこと言うわ〜。
それで親が出来ないなら・・・と、賢太郎とマッキーが「愛情たっぷりのお節介」でドアを蹴破って中に入るんだけど、閉じこもってた下の子が「一緒におりたい・・・」って言った時、あたくし堪えきれずボロ泣きしてしまいました。(^^;ゞ

お節介な引越し屋のおかげで、離婚せずに済んだ夫婦。
後日、会社にこの夫婦から大きな封筒が届いた。
中身はコピーライターの夫婦がせめてものお礼にと作ってくれた、アーム引越しセンターのチラシとロゴ!
ええ話や・・・。(涙)
出会いって大切やな〜と思わせる最後のオチ。
ほんと、某局の朝ドラでやったら、もっと当たったんやろな〜。(^。^;)

第7回
脚本:大石静
演出:松原浩

マッキー(藤原紀香)が妊娠?と思ったら、明太子で食あたりだったとは・・・。
こういうのって周囲が喜んでるだけに、「間違いだった」という報告をするのが辛いよね。
でも、もっと辛かったのは不妊の原因が、賢太郎(山口智充)だった事。
不妊はどちらが原因でも辛いんだろうけど、結構「不妊=女性に原因」と思われがちじゃん!
だからちゃんと病院で調べて、男性側に原因があったとわかったら、殿方の落ち込みようって・・・凄いんだろうな。
それを知って、賢太郎が幼稚園の時にはしかにかかって入院を勧められたのに、拒否して自宅で看病した事を悔やむ政子(加賀まりこ)もね〜。
今更どうしようもないけど・・・それに、そのはしかが原因だとは断定できないけど、自分を責めてしまう母親の気持ち。
うーん、今週も(ToT)ウルウルしちゃったなぁ。
そして、例え男性不妊かも・・・とわかっても、まむしドリンク飲んで「パッチンしよう」と明るく誘うマッキー。
別に子供が出来なくても、そこに愛あるパッチンがある限り、この夫婦は幸せにやっていけると思うけどなぁ。

そうそう、今回名古屋の嫁入りが出てきたわね。
テレビでも取り上げられてるから、婚礼家具を見せながら走るとかいうのは知ってたけど、絶対にバックしちゃダメなんて誰が考えたんだか・・・。(^。^;)
これに対しても、自分の車がバックできないなら相手の車に下がってもらうしかないと、ちゃんとのし袋をたくさん用意してたマッキー。
さすがだわ〜。
ほんのちょっとの心遣いで、すべてが丸く収まるわけよね。
女性ならではの気遣いで、実在するあの引越し屋さんも大きくなったのね〜。

第8回
脚本:大石静
演出:森一弘

そりゃ引越し屋やってたら、やくざさんの引越しもあるよね。(^。^;)
しかし、やくざの坂田(保坂尚輝)ってば、どうして刺青見せまくりな状態で引越し屋さんを出迎えるんでしょうか?
「俺はやくざだ!」と言いたいんですかね?
それより何より、保坂尚輝が「悪い人の顔」をすると全部安西@踊る大捜査線に見えちゃう自分が怖い。(^^;ゞ
銃を構えた瞬間など「あんざいーーーーー!」と叫びたくなった。(^^;

坂田が1年前に突然出て行った美和子(奥貫香)の行方を捜している。
偶然ながら坂田の引越しの後に、美和子の引越しを請け負ったアーム引越しセンター。
しかし、その事をかぎつけた坂田は、美和子の引越し先を知りたくて、アーム引っ越しセンターや千吉(橋爪功)の店に嫌がらせをする。
そんな中、勇介(佐々木蔵之介)が偽の見積もりで呼び出され、坂田に人質にとられる。
勇介を救うため、一人で坂田のもとへ乗り込むマッキー(藤原紀香)。

うーん、こんなんも実話に基づいてるんでしょうか?
っつーか、ここまでではないとしても、近いものはあったって事かな?
女一人でやくざさんのところに乗り込むなんて、マッキーも命知らずよね。(^。^;)
んで、こんなところを救ってくれるのは、きっと綾子(江波杏子)しかいない!と思ったら、やっぱ最後に登場したのは綾姐!
坂田の親分(石田太郎)が出てきて、あっさり終了!って感じだったけど、最近このドラマって最後が随分あっさりしてないかい?(^_^; アハハ…
綾子って、やっぱその筋に関係のある人なんだろうか?
そんな人に好かれてる千吉の立場は・・・。

第9回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

アーム引越しセンターがうまくいけば、それを真似てくる会社はあるだろうけど、身内が裏切って独立するなんて・・・これも実話なんやろか?
マッキー(藤原紀香)が殺虫サービスを思いついたり、ラジオの生放送に出演したりで、アームへの引越しの依頼は10倍に膨れ上がる。
そんな中、愛子(小池栄子)が着々と独立へ向けて動いていたなんて、誰も気付かないよね〜。
仕事が増えれば人材も必要、しかも優秀な人材が欲しいという事で、探して探して集めた人材なのに、その従業員ごとかっさらって、しかも「アーイ引越しセンター」なんて紛らわしい名前。
引越し屋としての仕事の中身も、今までアームがやって来た事をそのまま真似たような幹事で、チラシには「アームより3割安い」の文字!
そりゃマッキーも賢太郎(山口智充)も怒るわ。

愛子は元々アームはワンステップに過ぎないと思っていたらしいけど、勇介(佐々木蔵之介)はずっとマッキーと一緒にいたかったはずなのに。
マッキーがラジオの生放送で社員は家族だと話してたのに、その家族にこんなにも見事に裏切られるなんて・・・。
アーイ引越しセンターなんかコケたらいいのに・・・と思ってしまったよ。(^^;ゞ
頑張れ、マッキー!頑張れ、アーム引越しセンター!
マッキーがこの逆境をどう乗り越えるのかに期待しちゃいます。

第10回
脚本:大石静
演出:森一弘

愛子(小池栄子)には腹が立つけど、今回もストーリー的にはええ話やった。
しかし愛子も「アーイ引越しセンター」の設立は、子供が親離れしたようなものって、どんな言い草やねん!(怒)
んじゃ、何かい?
子供はみんな親を裏切って離れて行くっちゅーわけかい?
新聞やラジオや雑誌に出て有頂天になって、社員の気持ちに気付かなかった・・・経営者としてバカだとまで・・・。
きーーーー!愛子、許せん!
んなもん、お前らが隠密行動で動いてるのに、簡単に気付くかっちゅーの!
愛子だけは、いつかギャフンと言わせてやらねば・・・。(ぜいぜい)

でも、久美ちゃん(宮本真希)の記憶力凄いね。
大口の顧客名簿を全部覚えてたなんて・・・。(驚異的)
せっかく久美ちゃんが覚えてて、もう一度作成できた顧客名簿だけど、そういう大口の相手先には全部「アーイ」が先回り。
おまけに東京で「0123」の電話番号も愛子が買い占めてるし、どんどん妨害はエスカレート。
3話で出てきた団地の管理人さん(高畑淳子)が、あの時のお詫びに・・・とせっかく団地の修繕に伴う全世帯一時引越しの話をアームに依頼してくれたのに、この話も愛子の知るところとなり、全部「アーイ」に持っていかれるし・・・。
それもこれも、アームに愛子のスパイが残ってるからやん!
くっそー、あの女!・・・何て名前だっけ?(・_・?)ハテ?

そやけど、引越し屋が「実働8時間で、それを超えたら超過料金1時間3万円」ってーのはダメだろ?
「お時間ですので」で作業途中で引き上げられても困るっちゅーねん!
たまたま同じマンションの別の階で作業してたマッキー(藤原紀香)たちが、その後の片づけを無料で手伝いにいったけど、そこで会ったのが6話で出てきた古田一家。
古田さんの奥さん(山村美智)の妹夫婦の家だったのね〜。
今回は、団地の管理人さんや古田一家など、今までに登場した人たちが現れて、縁というものの不思議さを感じた回だったわ。

「アーイ」のせいで、なかなか仕事も取れず、事務所も以前のところへ逆戻り。
弱気になる賢太郎(山口智充)やマッキーを、従業員のみんなが「もう一度、最初からやったらええねん!」と励ますところで、また縁というものの大切さを感じたりして・・・。
ま、本当に真面目にやってたら、いつかいい事あるって信じたいもんだね。

マッキーが最後に思いついた、一発逆転の秘策って何だろう?
それがテレビコマーシャルなのかな?

最終回
脚本:大石静
演出:生野慈朗

最終回もええ話やったーーーーー!(感涙)
今クール始まる前、正直いって一番興味なかったのがこのドラマだったのに、ほんとごめんなさいm(_ _)mって感じだわ。

マッキー(藤原紀香)たちはテレビCMで巻き返しを図ろうと考え付いたんだけど、それには巨額の資金が必要とわかり途方にくれる。
ところが、社員のみんなが家や店を担保にして借金してくれたり、嫁入りのために貯めてたお金を出してくれたりで、あっという間に2500万確保!
社員が借金してまで会社を守ろうとするなんて、いかに会社を、そしてマッキーと賢太郎(山口智充)を愛してるか・・・だよね。
それは、今まで自分たちが大切にされてきた事を、社員一人一人が感じているからで、まさにマッキーが大切にしてきた「人情」が、ここで活きた感じ。
CM流れるのはアーム引越しセンター誕生の2月1日からだと社員の前で発表し、例のアーイのスパイやってる女子社員が逐一報告してたから、また絶対にやられるわ〜と思ってたら、今回はマッキーが上手だった!
情報が流れるのを警戒して、社員にすら嘘の情報を流してたのね。
実際にアームのCMが流れたのは1月11日。
アーイがCMを予定してた1月20日より、はるかに早い日に流したのは天晴れ!
しかもスパイの子が、マッキーに謝って辞めようとしたのを、責めるどころか「これから忙しくなるで〜。」と、今までとかわらず働かせる寛容さ。
倒産寸前のアーイ引越しの愛子(小池栄子)と介ちゃん(佐々木蔵之介)に、合併してもう一度一緒に引越し屋やろうと持ちかける寛大さ。
あたしにゃ〜絶対に真似できん!(爆)
でも、マッキーの優しい気持ちには、終始(ToT)ウルウルしてしもーた。
介ちゃんがいつまでもマッキーに歯向かってる愛子に、「ワシの言う事聞け!お前も頭下げろ!」と強く言ったところはしびれたわ〜♪
んで、「女房ともどもよろしくお願いします。m(_ _)m」だもん。
いっつもヘラヘラしてた介ちゃんが、こんなきっぱりした態度を取るなんて・・・。
うーん、良かったぁ♪

そして大きな本社を構え、支店の数も76だったっけ?、その上、海外にまで進出したアーム引越しセンター。
みんな偉そうになっちゃって、それでいいのかな〜?なんて、ちょっと不安だったけど、最後に相変わらずバイクに跨って、どこかへ行っちゃうマッキーと賢太郎を見て、この二人がこのままでいる限り、どんなに会社が大きくなっても、きっと引越しに対する真剣な想いは変わらないんだろうなぁと思ってみたり・・・。

千吉(橋爪功)と綾ねえ(江波杏子)が結婚してたのも、脇役のエピまで大切に扱われてて良かった。
全話通して爽快で、毎回元気をもらえるドラマだった。
未見リタイアとかしなくて、本当に良かったと思うわ。(^。^;)

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO