ヤンキー母校に帰る

P:伊與田 英徳・河野 啓

主題歌:奥田美和子 ♪青空の果て

第1回
脚本:飯野陽子
演出:今井夏木

ドラマに先駆けて、このドラマの元になった先生のドキュメンタリー番組もやってたし、あれで一気に期待が高まっちゃったなぁ。
昔、自分も手の付けられない不良だった吉森(竹之内豊)が、教師となって母校・余市高校へ戻って来たという話。
初回でメインだったのは3年に編入してきた菅野徹(市原隼人)。
父親がテレビに出る仕事してて、息子が余市高校へ行く事になった時も、「氏家」という名字から自分の素性がバレてしまう事を懸念し、母親の実家に養子に出されて名字を「菅野」に変えさせられた。
そういう事から親に対して不信感を抱いてしまったわけね。
周囲の人に「菅野」と呼ばれることに違和感を感じ、そのストレスが暴力となって出てしまったんだろう。

東京の家の前まで来ても、結局家の中に入れない徹にはちょっとせつなさを感じた。
誰かの手にすがりたいのに、誰の手も借りる事が出来ない。
そんな時、吉森がずっと自分を見ていてくれたこと、待っていてくれた事は純粋に嬉しかったと思う。
今は自分をわかってくれる人という存在ではないだろうけど、自分を必ず見ていてくれるという人がいるのは心強い。
うっとうしいけど、嬉しい・・・そんな複雑な心境かもね。

いきなり初回のラストで徹が吉森を「先生」と呼び出したのは、ちょっと早いような気がしたけど、これはドラマだし仕方ないか。(^^;
たぶん、本当はもっともっと長い時間をかけて、一人一人の生徒の心を解きほぐしていったんだろう。
多人数の生徒を、ある程度の速度で引っ張っていく時、どうしても零れ落ちてしまう生徒は置き去りになりがちなんだけど、そういう生徒が余市高校に集まって、誰も零れ落ちないように手をかけてもらって、吉森のように先生にまでなるとしたら・・・それは本当に素敵な話かも。
徹と一緒に編入した、背中に絵の描いてある和人(永井大)も気になる存在だよね。

第2回
脚本:飯野陽子
演出:今井夏木

和人(永井大)に屋敷(相葉雅紀)が「子供がいるんだってね」と声をかけたことで、突然キレちゃって怖かったわ〜。
でも、オールバックで凄みのある永井大も素敵♪
それに引き換え、相葉君どうしても先生には見えないっつーか、大体屋敷先生のキャラが嫌な感じだよね。(^。^;)
授業中のあの偉そうな態度は、そうしてないと生徒たちにナメられそうだからかしら?
無理して強いふりする子供みたいで、好きになれなかったわ。
確かに子供の事をちょっと出されただけで、キレちゃった和人もいけないんだけど、いかにもって感じで包帯巻いて岩崎先生(原田芳雄)に訴える屋敷もどうなんでしょ?
そんな最中、岩崎先生は脳内出血で倒れてしまうし・・・。

しかし、倒れてあれだけの生徒が病院に駆けつけてくれるって、教師としては嬉しいことだろうなぁ。
3年C組の生徒がいかに岩崎先生を頼っているかがよくわかった。
んで、その岩崎先生がいない間、正担任をやらせてくれと申し出た吉森(竹野内豊)。
岩崎しか信用してない生徒たちが、つい最近やって来たばかりの吉森をそう簡単に認めるわけないよね。
特にあかね(加藤夏希)の吉森を拒む態度は凄かった。
そのあかねに自分の気持ちを聞いてもらおうと、寮まで押しかけた吉森が言った内容がまたショッキング!
10年前に吉森が岩崎を病院送りにしていたなんて・・・。
岩崎はその事を学校にも家族にも言わず、入院して行ったなんて・・・。
岩崎先生、体張って生徒と向き合っていたのね、昔から。
聞く耳を持とうとしないあかねと、どうしても聞いてほしい吉森のドア越しの会話は、どちらも怒鳴りっ放しで、ちょっと聞き取りにくかった。
まぁ、臨場感はあったと思うけど・・・。

和人が離婚した奥さんと双子の子供たちに、仕送りしてたのも初耳でビックリ。
余市高校を卒業して、まっとうな仕事について・・・と、和人なりに考えているのに、奥さんは冷たく仕送りをつき返すし、「あなたは私と子供を一度捨てたのよ。」なんて言っちゃってるし・・・。
ここで奥さんが和人を支えてくれる存在だったら良かったのに・・・と残念だったわ。
ずっと咳が続いてる和人も、ちょっと心配。
しかし、吉森先生も母校に帰って早々、こんなんじゃ身がもたないよなぁ。(^。^;)

第3回
脚本:飯野陽子
演出:三城真一

何かしら問題のある生徒が集まった学校だけに、ちょっと気に入らないことがあると簡単にボイコットとかしちゃうんだなぁ。
吉森(竹野内豊)が気に入らないって、あかね(加藤夏希)がクラスを巻き込んでのボイコット。
しかも、吉森のホームルームだけボイコットして、屋敷先生(相葉雅紀)の1時間目にはやってくる、そしてまた吉森の授業はいなくなるという、ある意味手の込んだボイコット。
このボイコットの指令が下らなかったのは、春から編入してきた生徒たち。
そして以前からいた生徒の中で、なな恵(SAYAKA)だけが自分の意思でボイコットには参加しなかった。
あぁ、もう先が見えちゃうよなぁ。
こういう状況で、自分の意志で動けたなな恵は凄く偉いと思うけど、ボイコットした方からすれば裏切り者なわけで・・・。
吉森に一番腹を立ててるあかねが、生徒たちが授業をさぼって隠れていた場所をチクった犯人はなな恵だと言い出し、なな恵いじめが始まってしまう。
いじめの方法はよくあるパターンだった。
体操服を汚される、弁当にいたずら、荷物を捨てられる、机とイスを教室の外へ出される。
実際のイジメでもよく聞くし、ドラマの中でもよく見るシーンなんだけど、やっぱこれは見ていて悲しくなるわ。
いじめられてもリアクションが薄いと、よりエスカレートしたいじめに発展していくあたりが、妙なリアリティを感じてしまったよ。
結局、いじめてる側も反応を見て喜んでるんだろうし・・・。

リストカットを繰り返していたなな恵が、岩崎(原田芳雄)ともうリストカットはしないと約束していたのに、こんなんじゃ耐えられないよね。
支えてくれる岩崎は意識のない状態が続いてるし、なな恵が岩崎と同じように自分を支えてくれたと思ってたあかねが先頭に立って自分をいじめているなんて・・・。
まだまだ生徒たちの信用を得てない吉森が、いきなり窮地に立たされたわけで、これから生徒たちとどう向き合うのか、なな恵をどうやって助けられるのかが見どころだね。

一匹狼的な和人(永井大)が、ちゃんと誰が首謀者かを見ているみたいなんだけど、黙って睨んでるだけだからじれったいのよ〜。(^^;
あかねの首根っこ捕まえて、ガツンと言ってやってほしいのになぁ。
・・って、それは吉森の役割か。(^^ゞ
その吉森先生だけど、こう毎回怒鳴ってばかりだと、さすがに声が割れちゃってて聞き取り辛いところがあるのが残念。
竹野内君の落ち着いた美声が、何だか全部濁点のついちゃった音みたいに聞こえて・・・。
うーん、喉大事にしてね・・・って感じですわ。(^。^;)

第4回
脚本:飯野陽子
演出:加藤新

いじめってやり出すと止まらないんだろうな。
たぶん誰もが途中で「そこまでいくと、さすがにどうよ?」ぐらい思ってたと思うんだけど、一旦走り出したものを誰も止められないんだよね。
でもさ、マジでなな恵(SAYAKA)の机の上にあかね(加藤夏希)が花を飾った時は、さすがに引いたよね〜。

なな恵は実家でリストカット・・・やっぱ耐えられなかったのね。
あかねがわざと悪態ついてることはわかってるけど、やっぱ見てて気分悪いわ。
吉森(竹野内豊)が教室に生徒たちを閉じ込めて、この問題が決着するまで一歩も出さないって言ってた時だって、なな恵が自殺未遂したって聞いて「相変わらずツメが甘い」って笑ってるあかねが許せなかったよ。
あかねが素直になれない気持ちも、一方では岩崎(原田芳雄)を毎日見舞うほど優しい気持ちを持ってるのもわかってるけど、何だかなぁ・・・許せなかった。
岩崎を大事に思うからこそ、みんなが岩崎の代わりに来た吉森を認め始めて、岩崎がいない事に慣れていくのが嫌だったあかね。
そしてみんながどんなに岩崎を忘れても、なな恵だけは裏切らないと思ってたのに、例のボイコットの時に一人だけ参加しなかったし・・・。
あかねも寂しかったんだろうけど、それにしてもやり過ぎだよな。

自分にすべてをぶつけろという吉森に、「誰がお前なんかについていくかよ!」と怒鳴りつけたあかね。
その言葉を聞いて怒るどころか、「わかった」と聞き入れる吉森。
自分にはたて突いても、仲間は信じろ・・・という言葉に、黙ってあかねが頷いた時はさすがにちょっと感動したけどね。

なな恵がベッドで目を覚ました時、あかねがそこにいるまでは良かったさ。
でも、クラス全員がなな恵の病室の向い側の屋上に並んでるのは、さすがにどうかな?と思ったわ。
あそこまでやっちゃうと、クサいような・・・。
裸体に「ゴメンネ」って文字も何だかなぁ・・・。
そして、リストカットまでしたのに、あっさり笑ってるなな恵もちょっとよくわかりませんでしたわ。
一応、丸く収まったってことで・・・まぁいいんだけどね。

第5回
脚本:いずみ吉紘
演出:山室大輔

先週までのなな恵(SAYAKA)のリストカットや、怖い形相のイメージしかないあかね(加藤夏希)が嘘みたいだわ。( ;^^)ヘ..

んで、いきなり今週はマラソン大会の話。
いや、まぁいいんだけど、やっぱちょっと唐突な気がしてしまうなぁ。
マラソン大会で優勝したら焼肉だとか、平和な3年C組じゃん!と思ったら、久美子(大塚ちひろ)の引きこもりが再発。
中学時代陸上部だった久美子は今でも走ることが好きで、その速さがクラス中の注目を浴びる原因になってしまったのよね。
急に注目され、期待され・・・そういうプレッシャーに耐えられなくなって引きこもり。
とりあえず様子を見ようなんて言ってる先生たちをよそ目に、「俺流」のやり方で久美子に接する吉森(竹野内豊)。
久美子の家まで押しかけて、ドア越しの話・・・ここらへんは、まぁよくある雰囲気かな?と思ったよ。
それにしても、久美子が走らないならマラソンなんてやる意味ないと、辞退する事をあっさり選ぶあかねたちに驚いたなぁ。
いつの間に、そんな結束の固いクラスになってたんだ?(^。^;)

吉森の説得がきいたのか、翌朝ジャージ姿で「みんなと一緒に走りたいです」とドアをあけて部屋の外へ出て来た久美子。
ものすごくあっさり解決した印象が拭えないんだけど、まぁ久美子が出てきてくれたことは良かった。
スタートには間に合わなかったけど、クラスの全員が「うちらのスタートは久美子だ」ってスタートせずに待っててくれたことは、彼女にとってこれからの生きる力になるだろうね。
しかし、スタートして嬉しそうに走ってる久美子の姿を見せてくれてもよかったんじゃなかろうか?
みんなが待ってたというのも重要だけど、それに応える久美子というのもかなり重要だったと思うんだよね。(^^ゞ
5分遅れのスタートだったけど、どのぐらい久美子が追い上げて、結局どうなったとか、そういう説明は来週あるんだろうか?
それともこの話はこれでさっぱりと終了?(^。^;)

第6回
脚本:飯野陽子
演出:今井夏木

うーむ、今回は正直私にはイマイチな印象だったんですが、妙なところに反応してしまいました。
そうです!秀雄(速水もこみち)のお母さんがやってる「自衛隊パブ」です。(笑)
迷彩服着た女の子のお股を、お客さんがくぐって行くってーのに「面白そう」と思ってしまったアホな私。(^。^;)
しかも、「女の子」とは呼べないようなお年の方が迷彩服着てるという実状に、男だったら話のタネに一度騙されてみたいと思ってしまったよ。(苦笑)
っつーことで、自衛隊パブですべてがすっ飛んでしまったんですが(^^ゞ、今週のお話は喫煙問題でしたわね。
校則でタバコを吸ってはいけないとあっても、和人(永井大)は法律で喫煙が認められている年齢・・・。
私も「じゃあ、いいんじゃないの?」と思ったら、やっぱこの高校の生徒である限り年齢に関係なく生徒として校則は守らなきゃいけないって事なんすね。
なるほど・・・勉強になりました。m(_ _)m
和人が元奥さん(西山繭子)に言われた言葉、「タバコで謹慎処分受けた人が、本当に卒業できるの?そんなんだから、子供に会わせたくないのよ。」って聞いてて辛かったなぁ。
元々、この二人の夫婦関係がどんなもんだったかわからないけど、奥さんはよほど和人を恨んでるみたいね。
吉森(竹野内豊)のアパートに泊まった翌朝の、和人のさらさらヘアには参りました。m(_ _)m
たぶん、普段のオールバックの和人を見ていて、突然あのさらさらな髪の毛見ちゃったら、胸にハートの矢が突き刺さります!
・・・って感じで、今回何にも頭に残ってないってこと、わかって頂けますぅ?(^^;
うるさい、うるさいと言いつつ、あかね(加藤夏希)の怒鳴り声が懐かしく感じた今日この頃。
あの怒鳴り声がないと、どうも調子が出ないようで・・・。(^^;ゞ

第7回
脚本:いずみ吉紘
演出:加藤新

うーん、薄っぺらかったなぁ。
ユキ(市川由衣)が妊娠して、そのお腹の子の父親は千葉君(忍成修吾)。
妊娠10週で「産みたい」というユキと、「今はユキにもお腹の子にも責任がもてない」という千葉。
どっちの言い分もわかるんだけど、やっぱ千葉君には「責任がもてないなら、どうしてそういう事をした?」と言いたくなる。
いかにも正論のように「産んでもいいけど学校はやめない」とか「10年後じゃダメかな?」とか言ってるけど、実際に自分の体内に命が芽生えたのを感じる女と、産まれて来るまで実感のわかない男には、微妙な温度差があるんだなぁ・・・と思ったわ。

ユキのお兄さんが余市にやって来て、妹の妊娠を知り、病院へ連れて行く。
それを知った千葉が、病院まで行き、ユキのお兄さんに「結婚させて下さい。子供の父親になりたいんです。今この子を失いたくないんです。」・・・。(ーー;)
うーん、千葉君がこう思い直すまでの心境の変化みたいなもんが、もっと描かれていたら印象が違うんだろうけど、最初は「今は責任もてない」とか言ってた人が、急にお兄さん目の前にして「結婚させてくれ」かよ!みたいな・・・。
なーんか、そこらへんの千葉君の内面の変化がくみ取れなかった。

「学校は辞めない」って言ってたのに、結局千葉君もユキちゃんも退学届けを出すわけで・・・。
まぁ、子供が生まれて生活をしていくという事は、経済的な面で厳しいだろうとは思うけど、「生活が落ち着いたら大検受ける」っていう千葉君の意思表明も、軽く聞こえてしまった。

第8回
脚本:飯野陽子
演出:三城真一

今回はなかなか良かった。
吉森(竹野内豊)が教師として成長した姿が垣間見れたしね。

卒業生が大麻で逮捕され、その卒業生とつるんでるのが哲希(石垣佑磨)ということで、哲希にも疑いが・・・。
それに元哉(小池徹平)の名前も挙がってきて・・・。
生徒を信じたい、信じたいと思うあまり真実を見逃してしまうかもしれないという不安。

そんな吉森の変化に気付いたのが和人(永井大)なんだよね。
吉森も信用して和人と徹(市原隼人)にだけ、大麻問題について話してしまうんだけど・・・。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、このあたりまでの流れは良かったと思うし、結構集中してみる事ができたんだけど、全校集会で校長から大麻の話が出た後、教室に戻って吉森からの話しを聞くシーン・・・この和人のメッセージがイマイチだった。
和人が自分の背中に彫り物をしてくれたダチがクスリに手を出して死んだ話をして、大麻の危険性を呼びかけるんだけど、安易に泣き過ぎた感じがして逆にこっちが置き去りにされたような妙な違和感を感じてしまった。
あのシーン、和人は泣かない方が良かったんじゃないかな?
泣くよりむしろ怒りを堪えて・・・みたいな芝居の方が、ぐっと来たような気がする。
逆に吉森の落ち着いた説得は、良かったなぁ。
いつもみたいに怒鳴り散らすこともなく、じっくりと落ち着いて話す吉森の話を生徒たちもじっと聞いてて・・・。
ここらへんに吉森の成長と、入院中の岩崎(原田芳雄)の代わりを立派に務めるというような意気込みが感じられて、そのあたりは本当に良かった。
永井大君は好きなんだけど、生徒たちの前で話すシーンは見せ場だったわけで、もうちょっとあのシーンがキマってればなぁ・・と、そこが少し残念。
ただ、前回などに比べれば、今回の全体的な出来は良かった・・・よね?

第9回
脚本:飯野陽子
演出:加藤新

大麻問題で哲希(石垣佑磨)が名乗り出るのを待っていたのに、意外にも最初に「やりました」と名乗り出たのは若菜(邑野未亜)。
そして他にも数人の生徒が名乗り出るが、肝心の哲希は徹(市原隼人)に名乗り出ろと言われても「やってない」と言い張る。

私ったら、ここで哲希が実はやってないのかな?とか思って見てたんだよね。
実は大麻の事を哲希が寮の廊下で話してるのを聞いたっていうのも、「大麻をやめろ」と元哉(小池徹平)に忠告してたんじゃないか・・・とまで思ったのに、やっぱり哲希がやってて何だかなぁだったわ。(^^;
勝手に信じた私がいけないんだけど・・・。

吉森(竹野内豊)が哲希を信じると言ったのは、「やってない」と信じるんじゃなくて、大麻はやったけど必ずいつか名乗り出てくれると信じるって意味だったのね。
自分の中にやましい気持ちがあれば、ああやって一対一で言われたら、よほどひねくれてない限りは「言わなきゃ」って気になると思う。

でも70人も大麻吸ったって生徒が出て来たなんて、教師もこれからの対応に迷っちゃうよね。
退学にするのは簡単だけど、吉森が言ってたように「忘れられない思い出になるか、消しゴムで消したいような過去になるか」が問題。
ただ、大麻やったのがほんの数人なら、教師がチームを組んでこれからのフォローをするのも出来るだろうけど、やったと名乗り出たのが70人となると、これは簡単な問題ではないわけで・・・。

結局、哲希は合唱コンクールの直前に吉森に大麻を吸った事を告白。
合唱コンクールに母親(高畑淳子)を呼んで、立ち直った姿を見せたかったらしいけど、自分を偽ってまでステージには立てなかったらしい。
言ってることは立派だけど、わざわざ呼ばれて合唱コンクールを見に来たのに、ステージ上に息子がいなかった・・・しかも、ここにいない生徒は大麻で処分を待ってると言われた時の母親の気持ちを思うと・・・いたたまれなかったわ。

それにしても高畑淳子さん、働きすぎです。(爆)

最終回
脚本:飯野陽子
演出:今井夏木

一番泣いたのは(と言っても、(ToT)ウルウルした程度だけど)、元哉(小池徹平)と哲希(石垣佑磨)が金井下宿を出て行くときに、小夜子(市毛良枝)が送り出すシーンだったよ。(^^;
っつーか、最終回の流れとしては謹慎期間が終わって、哲希が教室に戻って来たところで感動の嵐にならなきゃいけないんじゃないのかな?(^。^;)
それはわかってるけど、肝心なそのシーンではまったく泣けず・・・。
何となく終わってしまった最終回って感じ。

同じような題材でも、これが「金八先生」だったら号泣の最終回になってるんだろうなぁ・・・とか、邪な事を考えてしまったよ。
哲希が他のみんなとは一緒に卒業できないけど、それでももう一度やり直したいと戻ってきたのは嬉しい事だけど、もっと哲希が戻ってきた事に視聴者の意識が集中するように作ってあればなぁ・・・って感じだった。

岩崎(原田芳雄)もせっかく意識が戻りそうだったけど、それだけで終わりかよ!って感じだし・・・。
あかね(加藤夏希)が「岩崎、岩崎」って言ってたわりには、こんな扱いだし・・・。

うーん、やっぱあんまり納得できる終わり方ではなかったです。m(_ _)m

 

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