マンハッタンラブストーリー

P:磯山晶

主題歌:
TOKIO ♪ラブラブマンハッタン

第1回
「A」
脚本:宮藤官九郎
演出:土井裕泰

面白い!
クドカン脚本は好きだけど、最近あまりにも「クドカン・クドカン」で、そのドラマに出る出演者もある程度決まってきているところが、ちょっと不安だったんだけど・・・。
素直に面白かった!
最近のキョンキョンはわりと、ちらっと出てくる役が多かったけど、今回はガンガン出てきて台詞も多い!
コーヒーはうがい呑みするし、タバコもぷかぷか吸う!
女性タクシードライバーで結構オヤジなキャラ。
でも、キョンキョンは何をやっても可愛いから不思議だ!
赤いスイートピーを熱唱するキョンキョンなど珠玉だった!
あぁ、キョンキョンは永遠に不滅です!
・・・と、キョンキョンで一人盛り上がってしまった。(^^;

実を言いますと、今まで松岡君の出るドラマとあんまり相性が良くなかったの。
磯山Pとの相性もあんまり良くなかったの。
でも、今回はその両方ともOKなんだな〜。
喫茶店「マンハッタン」の店長(松岡昌宏)って、実際に声に出しての台詞が少なくて、ほとんど心の声じゃない?
あれがいいのかも・・・。
マンハッタンに来るお客の台詞に、いちいち反応している寡黙な店長の心の声、その対話になってない対話が視聴者としては面白い。
やっぱクドカンの脚本は台詞が楽しいね。
作ったような台詞じゃなくて、ある意味その時代にタイムリーな言葉で違和感なく聞ける言葉の羅列・・・それがいいんだと思うわ。

それにクセのある出演者がいい感じ。
船越英一郎とか軽井沢夫人@遠山景織子、ダンサーのミッチー、赤羽(小泉今日子)の同僚ドライバー・井堀(尾美としのり)・・・。(笑)

赤羽のタクシーにたまたま乗った別所(及川光博)と赤羽のラブストーリーかと思いきや、別所はマンハッタンで執筆活動に打ち込む脚本家の千倉(森下愛子)の事が好きみたいだし、赤羽ちゃんはすっかりヘッドライトの中で踊る別所にヤラれちゃったみたいだし・・・。
BGMはタクシーのステレオから流れる「君の瞳に恋してる」で、ハートをパキューン ( ・・)σ ‥…---------- ・と射抜かれる赤羽ちゃんとか、タクシーが空飛んじゃうのとか、それってありえねーーーよ!って演出なんだけど、それが逆に面白く感じちゃうんだよね。
あぁ、これは木曜日がますます大変なことになって来た!
お気に入りドラマになりそうです。

第2回
「B」
脚本:宮藤官九郎
演出:片山修

すっかりキャラの変わった赤羽ちゃん(小泉今日子)、ぷりてぃ〜〜♪
30過ぎて、しかも四捨五入したら40って年の頃で、てっぺんでひとつ結び、おまけに「てへっ!」だよ。
さすがタクシー界のアイドル、略してタクドルの赤羽ちゃんだーーー!
「彼に会いたくなっちゃったんだもん!てへっ♪」
「仕事が恋人なんだもん。てへっ♪」
こういう台詞を言っても全く違和感のないキョンキョン・・・やはり恐るべし!

何気に江本(酒井若菜)もいいんだよね〜。
計算で甘ったるくて訛りのある喋り方をしてるんだけど、普通に喋れるし普段はタバコぷかぷか吸ってるような・・・そういう騙しのテクを知ってる女の子って感じが若菜ちゃん、うまい!(笑)

赤羽ちゃんがベッシー(及川光博)とデートしているという無線が入っただけで、みんなが赤羽ちゃんたちがいる食堂に集合するのも笑った。
一見、温和そうな尾美としのりが、ドスのきいた声で「みなまで言うな!」とか言っちゃうし、ベッシーに「赤羽ちゃん泣かすようなことしたら、日本中のタクシーがお前の命(タマ)狙うぞ!」言っちゃうしさ〜。(笑)
やっぱ、クドカンのドラマの台詞の面白さだよね。
出番としてはそう多くないのに、インパクトだけは十分にあり過ぎる船越英一郎とか、セクシーダンスを踊る軽井沢夫人の遠山景織子とか、ツボが満載!

ベッシーに恋しちゃって女の子女の子してた赤羽ちゃんだけど、結局ベッシーの気持ちは千倉先生(森下愛子)に向ってて、店長(松岡昌宏)の言葉「一方の魅力を知るには、もう一方を捨てなければならない」で、あっさりふられちゃった赤羽ちゃん。
んで千倉先生とベッシーが軽井沢夫人のロケ地まで行って、愛のミュージカル!(爆)
先週はタクシーが空を飛んだけど、今週は軽井沢で踊る千倉先生とベッシー@ミュージカル仕立て。(^^;
何でもアリなのが可笑しいんだわ。
とりあえず恋のトライアングルは決着がついたのか・・・と思ったら、何と今度は千倉先生と土井垣さん(松尾スズキ)が抱き合ってる?
ちゃーんと、「A(赤羽)」→「B(ベッシー)」→「C(千倉)」→「D(土井垣)」と流れているわけね。
そうなると、自然とその先の流れもアルファベットでわかるんだけど、それがわかっててもクドカンの脚本までは読めないところがいいんだわ。
因みにこの流れでいけば、「F(船越)」ももちろん登場でしょう。
私は「F」が楽しみだわ。(笑)

第3回
「C」
脚本:宮藤官九郎
演出:土井裕泰

大変遅れました。m(_ _)m

さてさて、もう大人の恋愛(?)って感じでございましたわね。
千倉先生(森下愛子)を取り巻く男関係・・・。
土井垣(松尾スズキ)と千倉先生長い付き合いなのね。
しかも、土井垣の奥さん(YOU)は千倉先生とは旧知の仲・・・土井垣が奥さんと結婚したのだって、たまたま奥さんに子供が出来たからっぽかったし、千倉先生の気持ちがそのまま続いちゃってるのも何となくわかるわ。
千倉先生が土井垣に抱きついて「さよならなんて言えないよ。大馬鹿野郎!」って言ってたけど、そういう陳腐な台詞がちゃんと狙って使われていると面白く聞こえて不思議。(笑)

んでさぁ、相変わらず細々と面白いよね。(^^;
大体、江本(酒井若菜)が「えもやん」って呼ばれてて、その「えもやん」で阪神時代の江本孟紀(えもやん)を連想する店長(松岡昌宏)に笑った。
そして土井垣さんがベッシー(及川光博)と千倉先生の事を話してる時に、「あれはまだユーサクさんが生きていたから、15年ぐらい前?」ってーので、当然「ユーサク=松田優作」だと思うでしょ?
ところが「あ!ユーサクさんってのは、二丁目のオカマなんだけど・・・」って土井垣さんの台詞でズッコケ!
千倉先生がロマンポルノの女優だったとか、ナポリタン作ってる店長とか、いろいろ面白かったんだけど、私が今回一番「良い!」と思ったのは土井垣春子のハンカチ芸だよ!(笑)
ハンカチでバナナ・・・懐かしい・・・しかも、そのバナナを食う春子。(爆)
ハンカチでブラジャー・・・懐かしい・・・しかもそのブラジャーが異様に小さい。(苦笑)
日常生活でもこういうくだらないことが可笑しく思える瞬間ってーのがあったりするわけで、そういうあくまでも日常な一部分をドラマの中にうまく使ってるなぁと感心しながら笑い転げておりました。m(_ _)m

しかし、今回は店長もやり放題でしたわね。
千倉先生の書いた原稿を、印刷屋で止めて勝手に書き直すなんていいのかしら?
でも、そのおかげで千倉先生と土井垣さんにはファンタジックな世界が・・・。(笑)
なんざんしょ?あのきらきらと光る指文字は?(爆)
「あなたが好き」「ぼくもさ」・・・ぷぷぷ・・・いいおっさんとおばはんのメルヘン劇場でしたわね。

赤羽ちゃん(小泉今日子)とベッシーの「お友達」な関係も、それなりに良い!
だけど、これで千倉先生と土井垣さんががっしりくっついたとすると、ベッシーはまた赤羽ちゃんとややこしくなったりするんでしょうか?
・・・と思ったら、写真誌に掲載された土井垣とえもやんの密会写真!(笑)
なんだよーーー!大人のメルヘン劇場の後は、しっかり若い子でお口直しですかい?>土井垣さん

第4回
「D」
脚本:宮藤官九郎
演出:片山修

いやぁ、先週ファンタジックな光る指文字で愛を伝える千倉先生(森下愛子)と土井垣(松尾スズキ)のシーンが、こんなことになるなんて・・・。
どうして「あなたが好き」「ぼくもさ」が「あなたと別れる」「さよなら」になるんだよ。(ーー;)
しかもどうしてハートマークが「バーカ」になるんだよ!(大汗)
どんな勘違いやねん!(爆)

今週は赤羽ちゃん(小泉今日子)とベッシー(及川光博)の関係が、とっても可愛らしくてよかった。
( ゚o゚)ハッ、今週は「D」だから土井垣メインの回だったんだよね?
でも、私にとってはAとBな回だったわよ。
「ベッシーマウス、ベッシーマウス、ベッシーベッシーマウス」って、パラパラ踊ってるベッシーにヤラれたし、テキーラ相撲で優勝しちゃう赤羽ちゃんにも大笑い。
そんな赤羽ちゃんを介抱しているベッシーが素敵♪
でも、少しテキーラが抜けてきて、自分がやった事の恥ずかしさで、思わずベッシーにビールを勧める赤羽ちゃんの気持ちよくわかるわ〜。(酔っ払いの気持ちはよくわかるらしい)
「あんたが飲むのよ!」って、ベッシーを酔わせて「忘れるのよ!」ってーのがいいわ。
本当に相手に酔って欲しい時あるものね。(^^;ゞ
でも、赤羽ちゃんのところにベッシーがいるっちゅーのに、風呂とか借りてる井堀(尾美としのり)もどうなのよ?(^。^;)
しかも、すっげー普通だし。(苦笑)

土井垣さん方面の話は、千倉先生・えもやん(酒井若菜)・春子(YOU)の間で、どっちつかずな態度で、見ていても「あんたは誰を好きなのさ!」って感じだったわ。
毎回恒例の店長(松岡昌宏)の説得シーンは、ラジオのリクエストという形を利用して、土井垣に伝えるのがなかなかよかった。
「本当にいい豆は賞味期限ギリギリまでおいしいんだよ」って言葉、若いえもやんより千倉先生の良さに気付けって言ってたんだよね。
でもさ、奥さんの立場は・・・と思ったら、やっぱ家族にはかなわなかったってオチかな。
春子と今度こそ別れようと思っていたのに、息子が喋ったって言われて、自分のCM「具がおーーーい!」を真似する息子を見ちゃったら、もうどこへもいけないんだよね。

しかし、喫茶マンハッタン、ナポリタンどころかモーニングまで始めちゃったんですか。
どんどん店長が理想とする店からかけ離れていくような気がする。(ーー;)
土井垣さんも家庭に落ち着くのかと思ったら、どうもえもやんが妊娠したらしいし・・・。
そして気になる忍君(塚本高史)のブラの行方。
あれは忍君のものなのか?そこが今一番気になるところだなぁ。

今回「ハリウッドスキャンダル」が妙にいい曲に思えてしまったよ。(^^;ゞ
ただ、船越(船越英一郎)が歌って、遠山景織子(本人)がベッシーの振り付けでセクシーダンスを踊るハリウッドスキャンダルには笑いが止まらなかったけどね。

第5回
「E」
脚本:宮藤官九郎
演出:土井裕泰

今回は「E」だからえもやん(酒井若菜)の回なんだけど、私としてはやっぱ赤羽ちゃん(小泉今日子)、いや今回は「のぶりん(あのねのねじゃないよ)」と呼ぶべきか?とベッシー(及川光博)の熱川デートが笑いのツボだったよ。
そして、そこに欠かせないのがいぼりん(尾美としのり)だよーーーーー!(笑)
っつーかさぁ、いぼりんがこんなに重要キャラだと思わなかったさ!
ごめんよ!>いぼりん
熱川の旅館で赤羽ちゃんがお風呂からあがったら、部屋のテーブルを敷き詰めるようにキャンドルだよ!(爆)
怖いよ・・・温泉旅館でローソク!(←あえて「キャンドル」ではなく「ローソク」)
その状況をいぼりんに電話して「キャンドルに赤ワインだよ。帰りたい。迎えに来て!いぼりん。」って赤羽ちゃんが可愛い♪
だけど、その後いぼりんが「キャンドルだろうがペンライトだろうが、やるこたぁひとつだよ!」と言うと、「どうしよう・・・がっついちゃいそう!」って赤羽ちゃん。(爆)
がっついてどうするんですか?~(^◇^)/ぎゃはは
いぼりんの「まぐろになっちゃえよ!」って台詞も笑うしかない!
あぁ、クドカンの台詞はイキイキしてるね〜。

しかしさぁ、千倉先生(森下愛子)の再現ドラマで猫背椿さんが言ってた「何が記録より記憶に残るドラマよ・・・バカヤロー!」って台詞はどうよ?
あたしゃぁ、その言葉をサイトの謳い文句にしてんだよ!(爆)
「バカヤロー!」って言われたら、「ごめんちゃいm(_ _)m」って謝っちゃうじゃん!

ま、それはさておき(笑)、赤羽ちゃんがまぐろになりかかったところで(笑)、千倉先生がベッシーに「軽井沢まで迎えにいらっしゃい」と電話。
急にソワソワし始めたベッシーに気付いて、赤羽ちゃんが「行けばいいじゃん!」とタバコをふかすところは、いつもの赤羽ちゃんだったよね〜。おっとこまえ〜♪
でも、その後いぼりんたちを呼んで野球拳?(笑)しかも、酔っ払って「まぐろになっちゃったぁ」とケラケラ笑いながらいぼりんに引きずられてる赤羽ちゃんは面白すぎ!
あっちこっちで笑えるから、忙しいわ。このドラマ。(^。^;)

んで、今回のメインだったえもりん。(^。^;)
店長(松岡昌宏)の「無理して苦いコーヒー飲んでもうまくないだろう?まだまだ甘い恋がしたいはずだ!」って呼びかけはよかったけど、スタジオに立つえもりんにADに扮した店長がえもりんが本当に好きな人を確かめるために「土井垣?」という紙を見せて、ページをめくると「蒲団?」って書いてあるのは笑った!
っつーか、「がもう」が読めない店長もどうなのよ?
「がもう」ぐらい読もうよ。(^^;
えもりん、「私、忍君(塚本高史)が好きです」って公共の電波で言っちゃって、お腹の子供も含めてこれからどうなっちゃうんだろう?
忍君、やっぱ女性なんですかね?
それっぽい雰囲気はずっと匂わせてるけど・・・。
んで、どうも忍君は店長のことが好きみたいだし、「F」は飛ばされるのか?と思ったら、やっぱ船越(船越英一郎)出てくるし〜〜〜。
あーーーーー、もうまとまりがつかないぐらい面白いーーーーー!
船越ったら店長に、「マスターお薦めは?」って聞いてたけど、ずっと店長は「マスター」って呼ばれたかったんだよね?
っとなると、店長はこの一言でハートを射抜かれたかも。( ;^^)ヘ..
「E」えもりんは「G」忍君が好きで、「G」忍君は店長が好き、店長は「F」船越にメロメロって構図が出来上がるのかしら?
っつーか、「店長」はアルファベットで表すと何?
やっぱ、「マン 八反」で「H」?(笑)<しつこい

第6回
「F」「G」
脚本:宮藤官九郎
演出:坪井敏雄

今回も面白かったーーーー!(^。^)v
何といっても、今まで見た事もないような1話の中に2話入れちゃいました的な構成。
みんな「E」えもやん(酒井若菜)から「G」忍君(塚本高史)に行っちゃって、「F」はどうなる?って思ってたところに、先週のラストで「F」船越(船越英一郎)が出てきて、「やっぱFもあるんじゃん!」と思ったわけじゃん!
んで、今週も船越が冒頭から露出しまくりで、どう話しに絡むのかと思ったら、えもやんが船越にメロっちゃったけど、あっさり「僕、妻と子供愛してるの」でちゃんちゃん!
そして、ここでいつものEDで使われる主題歌とエンドロールが流れ始めて、「あぁ、今週からこれをOPに使うのね」と思ったよね?(笑)みんな思ったよね?(笑)
そしたら、めっちゃ早送りになって、あたしゃ〜録画してたHDDがぶっ壊れたかと思ったっつーの!(爆)
そしたら、そこでいつものアニメの店長が出てきて、「F」と「G」を取り替えてるじゃん!(爆爆爆)
いやぁ、もうここまででお腹いっぱいだよ!

さてさて、みんなが予想していた通り、忍君は女でしたね。
マンハッタンがロケに使われて、そこでやって来たAD原ちゃん(平岩紙)が忍君の同級生だった。しかも女子高の・・・。(ーー;)
今思えば、忍君がグロステカテカだったのが、あまり目立たなかったのはベッシー(及川光博)がいたからだわ!
ベッシーも男性なのにグロステカテカさせてる時あるじゃん!でも、いつものミッチーがあんな感じだから、違和感なく見られたんだよね。
だから、忍君のグロスも「まぁ、そんなんもありかな?」って思っちゃったんだわ!
これはキャスティングの勝利だね!
店長(松岡昌宏)が、今回は忍君のバンドのドラマーに成り代わってのメッセージ!
「忍君、ブラックコーヒーのようにストレートに気持ちをぶつけろ!」
店長はえもやんにぶつけろ!って言ったつもりだったんだろうけど、忍君の意中の人がまさか自分だったとは・・・。(^。^;)
「あたし、店長のことずっと好きでした!」と、同級生のAD原ちゃんに女の子らしく「久しぶり〜ぃ♪」と手を振る忍ちゃんが可愛かったっす!(笑)

今週も赤羽ちゃん(小泉今日子)、可愛かったよなぁ。
ロケに来てる「赤い女」(池津祥子)にサインもらうのに、「どこにしようかなぁ?」ってタクシーのボンネットにデカデカと「赤い女」ってマジックでかいてもらってるのとか、店長が見てないところで美味しそうにコーヒー飲んだところとか。
店長も肝心なところを見てないんだから・・・もう!

いやいや、もうとにかく面白い!
「G」の次は「H」だから、AD原ちゃんの出番になるの?
でも今回の船越みたいに、あっさり「H」は通過して次の「I」になるとか?
え?「I」?「I」っていぼりん(尾美としのり)?

第7回
「H」
脚本:宮藤官九郎
演出:片山修

忍ちゃん(塚本高史)は男しか募集してなかったから、男性のふりをしてバイトの面接受けたみたいな事言ってたけど、そのわりには先週だったかにちらっと見えた履歴書には「なんとか女学院」とか女子高の名前書いてあったじゃん!(爆)

もう今週も抱腹絶倒!
このドラマ最高におかしいよ!
赤羽ちゃん(小泉今日子)のキャラが、最高に好き♪
井堀(尾美としのり)と焼肉食べに行ってるところで、ベッシー(及川光博)に呼び出され、焼肉屋のエプロンしたまま駆けつけるところとか・・・。
でも、ベッシーに呼び出した理由を聞いてて、「千倉先生(森下愛子)が土井垣(松尾スズキ)といるのを見て、むしゃくしゃして呼び出した。誰でもよかった。」ってーのは、かなり辛いよね。
ベッシーもこういうところ、気が利かないんだよなぁ。(^^;

店長(松岡昌宏)は忍ちゃんに好意を抱かれてることで、頭がパニック状態!(笑)
いつものように赤羽ちゃんがコーヒー飲むかどうかに賭けをしてるんだけど、「赤羽大明神」とか「デビル赤羽」とか、何でもない台詞が面白すぎる。
忍ちゃんに女性用の制服といつもの制服の両方を用意して、どっちを着てくるか悩んでるのに、肝心の忍ちゃんは自前で制服(女の子用)を用意して来てるし・・・。(^。^;)
なかなかコーヒーを飲んでくれない赤羽ちゃんが、船越(船越英一郎)の入れたコーヒーをおいしいって飲んでるし・・・。
店長としてはマンハッタンにいられない状況に・・・。(って、本人がそう感じただけなんだけどね)
しかし、突然自転車でマンハッタンにいた忌野清志郎さんは何なのよ!(爆)
店長の「兄」だと言ってたけど、店長は一人っ子らしいし・・・。
ここでみんなが予想していた「八反」という名前が出たものの、この兄と名乗る人物が大嘘ついてるということは、店長=八反さんという図式は崩れちゃったわけよね。
(°◇°)~ガーン
兄は「八反一郎」で、店長は「八反万次郎」って言ってたけど、これはそう視聴者が読んで来ると予想してのクドカンからのサービスなんだろうか?
うーん、読まれているのが悔しい。(^。^;)
っつーか、その程度の予想しか出来てなかったってことね。
はい、出直します。m(_ _)m

店長がふらっと立ち寄った栃木の駅の売店にえもやん(酒井若菜)が働いてたり、えもやんの実家が喫茶店だったり、どこへ店長が逃げてもコーヒーやマンハッタンが追いかけて来るような展開が楽しかった。
しかも、店長ったらえもやんのパパ(きたろう)が入れたインスタントコーヒーに感動してるし・・・しかも、使ったお湯はカレー道場を温めた鍋の中のお湯。( ;^^)ヘ..
栃木に来た店長が、お店のお客さんや町の人とちゃんと喋ってるのが新鮮に感じたよね。
ナポリタンも作ってるし・・・。(笑)
そして、いつもの店長の役どころを今回演じたのは船越!
撮影の合間に「うぉおおおおおおおおお!」と走って栃木までやって来て、店長に向って「拘りを捨てろ!」とメッセージ。
忍ちゃんが女だとわかって、どう接していいかわからずにいた店長への船越のメッセージ。
栃木まで迎えに来た忍ちゃんを抱きしめ、「従業員として、人間として愛してる」と店長。
キス・・・するんかな・・・と思ったら寸前で止めて「私の恋人はコーヒーだ」、それに頷く忍ちゃんも良かったね。
忍ちゃんはずっと側で店長を見てきたから、恋人がコーヒーってことなんかずっと前から気付いてたんだよね。
きゃぁ♪かわいい♪(笑)

ベッシーが赤羽ちゃんを好きになり始めているらしいけど、何となく赤羽ちゃんは店長が気になってるようで、そうなると店長も赤羽ちゃんが好きだから・・・ああ、頭の中が混乱しちゃうよーーー!
最後に船越のサインがマンハッタンに飾られてて、店長が少しずつ拘りを捨てているのがわかってよかったわ。
しかし、途中で妙なダンスが入ったり、船越のラブイズオーバーが流れたり、ハチャメチャなのに何だかまとまってて、凄いなぁと感心しちゃうわ。
素晴らしい!

第8回
「G(逆向き)」
脚本:宮藤官九郎
演出:土井裕泰

ほほぉ、「G」が裏返しになるとUターンみたいな矢印に見えるのね・・・って、それをここで書き表せないのが悔しいーーー!
これは明らかにクドカンの挑戦だ!
ネットでガタガタ言ってる奴ら(そう、私たち)への挑戦に違いない!
きーーーー、悔しいーーーーー!
だけど、こういう悔しさって反面嬉しいのよね。(爆)
いい感じで裏切ってくれるのが気持ちいい!

これまでAの赤羽ちゃんから始まってアルファベット通りに恋の矢印が進んで来たんだけど、今回「G(逆向き)」になる事でその矢印が全部リバース!
店長(松岡昌宏)が忍ちゃん(塚本高史)を気にするようになり、それを重く感じた忍が船越(船越英一郎)を頼り、船越はえもやん(酒井若菜)が気になり始め、えもやんは土井垣(松尾スズキ)への想いが復活、土井垣は千倉先生(森下愛子)、千倉先生はベッシー(及川光博)、ベッシーは赤羽ちゃん(小泉今日子)、んで赤羽ちゃんは店長ーーーーー!(爆)
ここまで見事にリバースするとは予想もしなかった。
アルファベット順に恋の方向が進んで、それが逆向きに戻って来るという一見単純な話なんだけど、これって思いつかないよね。
いやぁ、さすがだわ!

しかし、店長の鈍感さには唖然としちゃうよ。
赤羽ちゃんがあれだけ真正面から見つめてるのに、自分に好意を抱かれてる事に気付かないし・・・、ってゆーか店長ったら忍ちゃんの事で頭がいっぱいなんだわ。(^^;
慣れない携帯買って、忍ちゃんにメールするのはいいけど、「時給DOWN」ってメールをこれでもかってぐらい送りつけてるのは、さすがに引くよ。(^^;
赤羽ちゃんが「友達の話」って事にして、店長に似た人が「恋にも適温がある」っていい話してくれたとまで言ってるのに、「誰だ?」とか真剣に考えちゃって・・・。
もーーー、店長!あなたのことです!( ;^^)ヘ..

ベッシーとチューしたのにドキドキしなかったと井堀(尾美としのり)に相談してる赤羽ちゃんもかわいい♪
「ちゅーしたでごわす!」「拒んだでごわす!」・・・赤羽ちゃん、どこの出身だよ!(爆)
井堀の言葉も最高!「30過ぎたらチューと交尾は1回にまとめろよ!」なんて、もう大笑いしてしまったさ!これは今週の名言に決定です!
30過ぎた独身の皆様、ぜひチューと交尾は1回にまとめて下さい。m(_ _)m井堀からのお願いです。(笑)

すっかり店長にメロってしまった赤羽ちゃん、だけどこんな時にベッシーが自分の方を見るようになっちゃって・・・。
何とか嫌われようとしてるのに、じぇんじぇん嫌ってくれないベッシー。
ホテルに連れ込んで「抱いて下さい。抱いちゃって下さい。1回こっきりって事で。」と、赤羽ちゃん。
ヾ(・・;)ォィォィ、そういう手でさよならするつもりなのかーーー?
それでも「自分の事を大切に」とかベッシーに言われて、すんなり「はい」と頷いてる赤羽ちゃんが可愛すぎ!

そして今回のメルヘン劇場は、コスモレッドに変装した店長をコスモピンクになって追いかけてきた赤羽ちゃんという設定。
実はこのドラマを今回初めて見たうちの旦那・・・永遠のアイドル・キョンキョン
のコスモピンク姿に衝撃を受けておりました。(^^;
「キョンキョンが・・・キョンキョンが・・・・壊れているーーーーぅぅぅ。(涙)」
このドラマはキョンキョンがコスモピンクになったりするから楽しいんだよ!>旦那
キョンキョン、お顔が小さいからかぶってるコスモピンクのヘルメットみたいなヤツが、妙にずっぽりと顔を覆い隠してて、それがまた可愛かったわん♪

すっかり忘れてたけど、今回は土井垣さんがロベルト(山口智充)という偽ボイストレーナーに騙された事で、栄養失調になる話だったんです。(^^;ゞ
入院した土井垣さんがえもやんに「結婚して下さい」と言って、DとEがくっついたわけだけど、今まで一方通行の恋愛だったのにカップル誕生で、今後の展開は謎になってしまったなぁ。
忍ちゃんはバイトやめさせて下さいって店長にメールしてたし・・・。
「A」から順番に進んできたのも「G(逆向き)」になった事で、次はどういう表記がされるのか・・・。(・_・?)ワカラン

第9回
「C(逆向き)」
脚本:宮藤官九郎
演出:坪井敏雄

気になる回数表記は「C」の逆向き。(笑)

やっぱり赤羽ちゃん(小泉今日子)よね〜♪
あのキョンキョンに「変態ですけど、何か?」なんて台詞を言わせてしまうなんて、どんなドラマなんだ!(爆)
ぜんぜん連絡してこない店長(松岡昌宏)にしびれを切らした赤羽ちゃんが、井堀(尾美としのり)に相談。
すると井堀ったら「手紙書け」だってさ。
必死で書いたお手紙を渡そうとマンハッタンに行ったら、ベッシー(及川光博)が来てて渡せないし、仕方ないから両親への手紙だなんて嘘ついちゃうし・・・。
何だか恋ってやっぱタイミングだよね。
店長と赤羽ちゃんだって、タイミングさえ合ってれば簡単に両想いだったはず。
ベッシーと赤羽ちゃんも店長と忍君(塚本高史)も、他のみんなもすべてはタイミング!
まぁ、タイミング合ってても相手が店長だと、鈍感すぎて何にも気付かないかもしれないけどね。(^^;

マンハッタンに置いてった手紙を店長が赤羽ちゃんに届けて、そこから強引に赤羽ちゃんのデートコースに付き合わされるんだけど、井堀が随時見張ってるのが可笑しい。
しかも途中で赤羽ちゃん着替えてるし、「お弁当作ってきたの。てへっ!」とか「キスして」って感じで目を閉じる赤羽ちゃんに店長が心の声で「眠いのか?」って聞いてるのとか、もうどうしたらこんなに全シーンが面白くできるんだ?(爆)

そして、今回の一番のツボは忍君のお母さん(岩松了)でしょ?
もーーーーー、大笑い!
「スラムダンクを読みふけるおっさん(♂)」だと思ってた人が、なんと忍君の「お母さん(♀)」なんだもんね〜。
あんなおばちゃんいるもんなぁ・・・とか大笑いしながら思ってたけど、岩松了さんと言えば「ロケット・ボーイ」でチョロ父やってた人だからなぁ。(苦笑)
忍君がバイトを辞めずに済んだと思ったら、お母さんまで働くってピンクの割烹着着てマンハッタンにやってきてるし・・。

ベッシーをめぐって、赤羽ちゃんと千倉先生(森下愛子)の関係が陰険になるのも、何だか「なるほど」って感じだったけど、毎回ぎゃーぎゃー泣きながら見てる軽井沢夫人を冷めた視線で見つめて、「何だかピンと来ませんでした。」なんて言い放ってる赤羽ちゃんの台詞も興味深かった。
「何だかピンと来なかった」というのは、ドラマレビューサイトの管理人たちがイマイチだったときに良く使うフレーズだよね。(^^ゞ
前々から思ってたけど、クドカンの脚本を見てるとネットのどこかで見たようなフレーズがよく出てくる。
たぶん、そういうところでもいろいろ観察して脚本に活かしてるんだろうな。
今回もコスモピンクが出たのは嬉しかった。
「コスモーーーーピーーーンク!」っていうキメのポーズも笑えるしね。(笑)
千倉先生に「あなたの燃料は男じゃない!ドラマを書く事よ!」ってコスモピンクのメッセージが伝わって、千倉先生はもう一度仕事に情熱を傾けようと決意したみたいだけど、それでベッシーは結局どうなるんだろ?(^^;

第10回
「B(逆向き)」
脚本:宮藤官九郎
演出:片山修

いやん♪もう、面白い♪
あたくし今クールの最優秀助演男優賞を決定しました!
それは・・・井堀(尾美としのり)です!(*^^)//。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆ パチパチ
井堀、最高ーーーー!
っつーか、私も井堀みたいな評価「0(ZERO)」の身内みたいな男友達がほすぃ〜♪

今回の回数表記は「B」の逆向き。
ベッシー(及川光博)が赤羽ちゃん(小泉今日子)に夢中になるけど、赤羽ちゃんはすでに店長(松岡昌宏)しか見えなくて、ベッシーの事を「間違って好きになった」なんて言いだす有様。
うーん、こうなるとベッシーも可哀想。
それにしても赤羽ちゃんは何かあると井堀に相談するし、ベッシーは千倉先生(森下愛子)に相談せずには行動できないって感じで、結局この二人、似たもの同士なのかな?とも思ったなぁ。
しかし赤羽ちゃんとベッシーが話してるのを遠目に見ながら、勝手に二人の会話を一人二役で演じてる井堀が面白かった。
「注射してほしいんだろ?太い注射をよ〜!」って、そんな台詞あんたしか言えないよ!>井堀(爆)
赤羽ちゃんに電話で「マグロになってさばかれちゃえよ〜!」ってーのも、井堀ならではの台詞で面白い!
もーーー、究極のエロオヤジなんだけど、じぇんじぇんいやらしく感じないという妙な男だわ。(^^;
「オー、アイボリー!」ってガタイの良い外国人に言われてるのも、ぷっと笑っちゃったし、とりあえず井堀出せば笑えるシーンが作れるぐらい、キャラ最高!

それにしても日本のドラマで「ふぁっく(あえて平仮名表記)」ってどうなんでしょう?(^。^;)
しかも、森下愛子とキョンキョンに言わせちゃうところが凄いよね。

土井垣さん(松尾スズキ)とえもやん(酒井若菜)の結婚パーティーを、クリスマスパーティーという名目で開く、所謂サプライズパーティーを計画したのはいいけど、当然場所はマンハッタンだと思って着々と準備する店長・・・だけど、実際は雄作(漢字あってる?)の店だったというのが、ちょっと可哀想だったかも。
あれだけお買い物から張り切ってる店長を見ちゃったら、予定の時間に誰も来ない・・・あ、場所が違ったのか・・・ってーのは、うん、辛かったな。
でも、その後の寝袋でイモムシみたいに寝ている店長を、マンハッタンに集まってきたみんなが取り囲んで、店長の寝言に静かに「( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ! 」ってするところは、(ToT)ウルウルしちゃったよ。
不思議なドラマだわ。
大笑いしてるのに、どこかで目頭熱くなるんだもん。
みんなが去って行くのに、忍ちゃん(塚本高史)が赤羽ちゃんに「残って下さい。はい、これ店長にプレゼント。」って渡したのが、なんとサンタの衣装。
その衣装を着たキョンキョンの可愛い事♪
目覚めた時に、あんなかわいいサンタさんが目の前にいたら・・・夢かと思うよね。(^^ゞ
それなのに二度寝しちゃう店長・・・さすが鈍感大王!(爆)

最終回
「A」
脚本:宮藤官九郎
演出:土井裕泰

うっわーーー、楽しみにしてた最終回ですが、個人的にはじぇんじぇんノレませんでした。(^。^;)
今まで、「これでもか!これでもか!」って感じで、次から次へと笑いのツボが襲ってくるような雰囲気がたまらなく好きだったんだけど、このドラマで、しかも最終回で初めてあくび連発!( ;^^)ヘ..
正直、最終回を見終わったらDVDの予約ボタンをポチっとな!と押すつもりだったんですが・・・押せましぇ〜ん!

赤羽ちゃん(小泉今日子)が実はところどころ嘘ついてたという話、ところどころどころか(ややこしい)大嘘でしたね。(苦笑)
「赤羽伸子」は偽名で「虻野辺 加奈子(あぶのべ かなこ)」が本名だとか・・・。
んで、赤羽ちゃんが不倫してた相手の「鈴木様」(岡田真澄)が出てきたりしたんだけど、岡田真澄さんがあのビジュアルで九州弁しゃべるの以外は特別に面白くは感じなかったんだよなぁ。(^^ゞ
ただ、赤羽ちゃんの「〜ごわす!」は、鈴木様譲りだったのね〜ってーのは笑えたんだけどさ。

マンハッタンに集う面々が赤羽ちゃんの相手としてベッシー(及川光博)より店長(松岡昌宏)を応援したがってるのとか、千倉先生(森下愛子)がそのために軽井沢夫人のラストを書き直したりするのとか、えもやん(酒井若菜)の店長予報、忍君(塚本高史)の店長虫のサンバ♪と、応援の仕方も彼ららしくおバカで面白くはあったけど・・・。
うーん、いつものような良い意味での「ハチャメチャさ」においては、物足りなさを感じてしまった。

最終的には想像もしなかったカップルが続々誕生しちゃってるし・・・。
井堀(尾美としのり)&千倉先生
えもやん&ベッシー
赤い女&土井垣(松尾スズキ)
何じゃ?こりゃ?( ;^^)ヘ..
そして赤羽ちゃんはバリスタ選手権でグランプリとって、マンハッタン2号店で店長やってるし・・・。

そうそう、店長の本名・・・「ハロルド山田」だって!<何だよ、それ!

ごめんなさい。私としては、この最終回に満足はできなかったですわ。

 

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