ハコイリムスメ!

P:三宅喜重・井口喜一

主題歌:LOVE PSYCHEDELICO ♪My Last Fight

第1回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

あぁぁぁぁぁ、私の最も苦手なタイプのドラマかもしれない。
誤解のないように言っておきますが、「嫌い」とか「つまらん」とかそういうものとは違うんです。
な〜んか書けないドラマなんだわ。(^^ゞ

仕事も恋も順調だった花(飯島直子)が、婚約者を社長の娘に奪われ、その上リストラ同然の扱いを受け、4年ぶりに高尾山の実家へ戻って来た。
その高尾山で花がもう一度自分を見つめ直すって感じなのかな?
婚約者に裏切られて戻って来ただけじゃなく、花のお腹には赤ちゃんがいるみたいだし、山で出会ったキース(マーク・コンドン)は花に惚れちゃったみたいだし・・・。
この二人に愛が芽生えたりするんだろうか?
ちょっとイメージがわかないんだけど・・・。( ;^^)ヘ..

そして花の妹・灯(深田恭子)は徹郎(吉沢悠)という医大生と知り合って、自分が高尾山に住んでるのを「高井戸在住」だと偽ってしまう。
ま・・・あるよね、そういうこと。(苦笑)
知り合った男の人の実家に連れて行かれて、それが唖然とするような豪邸だったら引いちゃうよなぁ。
間違っても「私、高尾山からロープウェイ使って通ってます」なんて言えないわ。(^^ゞ
徹郎についた灯の嘘、いつバレてしまうのかしらね。
それにしても深キョン痩せたね〜。ぷにぷにしてても可愛かったけど、どうしても余分なお肉に目が行っちゃってて・・・、今回は「痩せたなぁ・・・ダイエット法聞きたいなぁ」と、そんな事を考えながら画面の深キョンを眺めてました。

ともすると、いやかなり流し見してしまいそうなドラマです。
今のところ、このドラマのレビュー存続が一番危ういかも・・・。

第2回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

あんまり得意なドラマじゃないので、2話でリタイア予定だったんですが・・・ラストに徹郎(吉沢悠)のあんなショッキングなシーンを見せられたら、とりあえず次回までは見てみようと思うじゃないの!(苦笑)

はっきり言って、徹郎の事故シーン以外はまたしてもあくび連発。
まぁ、灯(深田恭子)が徹郎に本当の事(高尾山に住んでいて、親は茶屋をやってるとか)を話して、それでも徹郎の気持ちが変わらない・・・実際、親に紹介しようとしたら、徹郎が事故・・・予告では記憶喪失らしい・・・って展開も、読める展開なんだけどさ。
それでも、バイクにはね飛ばされる徹郎のシーンはインパクトあった。

正直言うと、徹郎がかばった少女に向って突っ込むバイクだって、十分避けられたんじゃないの?って距離に見えたけど。(^。^;)
あの優しい徹郎の口から、(灯に向って)「この人誰?この人知らない」って台詞が聞かされると思うと、ちょっと灯がかわいそうだよね。

とか言いつつ、やっぱ限りなくリタイアに近いドラマなんだよなぁ。(^^ゞ

第3回
脚本:中園ミホ
演出:都築淳一

うわ!キース(マーク・コンドン)がカッコよく思えてしまった。(^^;
高尾山で山歩きスタイルなキースには魅力を感じなかったけど、どうもスーツ姿に弱いらしい。(^^ゞ
しかも、花(飯島直子)の妊娠発覚で、吉太郎(地井武男)が暴れてるような状況に現れて、花に優しく「Don't worry」と声をかけ、吉太郎に「花さんのBabyのパパです」とご挨拶。
にゃんじゃろかーーーーー!この包み込むような優しさは!
しかし、吉太郎はかわいそうだよね。
花が妊娠してる事、朝子(吉田日出子)だけじゃなく周囲の人たちもみんな知ってたのに、自分だけ知らされてなかったって事実の方が後々ショックかも。
しかも、子供の父親だって異国の人が現れて、気持ちがついていかないよね。

かわいそうと言えば、灯(深田恭子)も・・。
徹郎(吉沢悠)が事故にあって、徹郎の家族に追い返されても頑張って病室で付き添いしてたのに・・やっと徹郎の意識が戻ったら、彼の記憶から自分だけが消えている。
家族の事を覚えているのに、灯に向って「その人誰?知らない。」だよ。(涙)
残酷だーーーー!
逆行性健忘症らしいけど、他の誰かを覚えているのに、自分を忘れ去られてしまった者としたら、耐えられないよね。
もちろん、一番大変な思いをしてるのは徹郎本人なんだけど、残念ながら今の彼にはそういう意識もないし・・・。

うーん、今週でリタイアするつもりで見てたんだけど、見続ける要素がちらほら出てきたような気がする。
本来なら吉沢悠狙いで見るはずだったこのドラマ、意外や意外、キース狙いにチェンジかも!(爆)

第4回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

灯(深田恭子)可哀想。
いくら徹郎(吉沢悠)が逆行性健忘症と言っても、そのために性格まで変わっちゃうんじゃね〜。
でも、徹郎の苛立ちもわかるよね。
自分の過去に空白が出来ちゃったんだもん。
徹郎にとっては、灯を忘れてしまったことより、きっと自分が書き込みした教科書の中身が理解できないことの方がショックだろうな。

キース(マーク・コンドン)は、今週も優しいオーラ出しまくりでしたね。
しかし、高尾山の茶店で団子売ってる花(飯島直子)の実家に団子持って行っちゃダメよ。(苦笑)
朝子(吉田日出子)が失くした髪留めを探しているうちに、楽しくなってきて松ぼっくりやどんぐりをたくさん拾っちゃったというエピソードは、実にキースらしくてにんまりしちゃったわ。
でも、花に「僕が出来ることはありませんか」と聞いて、「もう十分すぎるぐらいよ」と言われたときの、寂しそうな表情・・・ちょっと女心がくすぐられてしまいました。(^^ゞ

さてさて、吉太郎(地井武男)が花の事を許してくれたのは良かったけど、今すぐキースト結婚しろ!って言われたら、花も困っちゃうよね。
やっと本当の事を話して、一人でやって行こうと思っていたのに・・・。
朝子がちゃんとキースが父親ではない事をわかっていて、今週もさすが母親だなぁ・・・と感心してしまったのでした。

第5回
脚本:中園ミホ
演出:都築淳一

花(飯島直子)のお腹の子供の父親・西谷(佐々木蔵之助)登場!
もっと嫌な男かと思ったらそうでもなく、子供の事を知ってからは認知するとまで言い出したけど、花は「戸籍上だけの父親はいらない」と断わっちゃうんだよね。
確かに高尾山には父親役をやってくれる男性がゴロゴロいるわけで(笑)、何となく花がそこまで言いきれた気持ちもわかるような気がするけど・・・。
これでキース(マーク・コンドン)の存在がなかったら、「せっかく認知するっていってくれてるんだし、してもらえばぁ?」ぐらい思っちゃうところなんだけど、やっぱキースがいいのよ♪
あの優しい微笑みで「花と赤ちゃんを一生守りたい」って言われたら、「うん、守って!」って思っちゃうよ。(私が思ってもなぁ(^。^;))
「花さんが好きだから」ってさぁ、いくら好きでも簡単に受け入れられる状況じゃないと思うんだけど、キースなら、この人の言葉なら嘘偽りはないかな?って思うじゃん!

それにしても灯(深田恭子)の方は可哀想だなぁ。
徹郎(吉沢悠)のお父さん(鹿内孝)、ひどくない?
大体、灯の携帯に電話してくる時点で「非通知」だもんなぁ。ちょっといやらしい。
それに何?実際会って話を聞いてみると、灯と徹郎がサイトで知り合ったこととか、そこで灯が自分の事を嘘ついてたとか言いたい放題。
そして言いたい放題の後には手切れ金だよ!
結局、金で決着つけようってところが・・・しかも、まだ若い灯にこんな仕打ち酷すぎる。
一緒に行ってた花が怒るのも無理はないよね。
徹郎のためにお百度参りをする灯には、さすがに「うーん、今時お百度参りか?」って気がしたんだけどね。(^^;

そして、予告・・・。
あらら、花がお腹を打ってるよーーー!
とってもありがちな展開になってきたような気がして、何だか焦るわ。(^。^;)

第6回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

あーーーー、もうキース(マーク・コンドン)いいわ〜♪
今回は何といっても、花(飯島直子)のお腹の赤ちゃんが悲しい結果になってしまったってことでしょう。(・・,)グスン
ケンカした純平(玉山鉄二)と徹郎(吉沢悠)を止めようとして、お腹をぶつけた花。
ありがちな展開だけど、このドラマの場合「きゃーーー!」って思っちゃうんだよね。(^^ゞ
すぐに具合が悪くなるんじゃなくて、何とか普通に動けてたのがケーブルの中で徐々にお腹の痛みを感じ出し、ケーブルを降りて家へ向う途中で倒れてしまうという時間経過はドラマ的には効果的だったと思う。
ケーブルですれ違いざまに、反対のケーブルの中で苦しんでる花を見つけたキース。
駅で降りると真っ暗な山道をただひたすらに走る姿が、何とも言えず素敵。
花が思わず「キース・・・助けて」と言ったのも、ちょっと(ToT)ウルウルしちゃったし・・・。

それにしても、病院に駆けつけた吉太郎(地井武男)が病室の前で立ち尽くすキースに、「お前のせいか?」と聞いてたけど、あれでキースが悪者にされなきゃいいなと、ちょっと心配。
灯(深田恭子)も、花のお腹の赤ちゃんがダメになった原因が徹郎にあると知ったら、どういう気持ちになるんだろう?・・・それも心配だわ。
徹郎と言えば、灯に「お医者さんになる夢だけは諦めないで」と言われたこと、結構ショックだったんじゃないかな?
両親が勝手に退学届けを出していたと知った後だしね〜、灯の言葉にカチンと来ても仕方ないかもしれないな。
灯が悪いわけじゃないんだけどね。

第7回
脚本:中園ミホ
演出:都築淳一

花(飯島直子)の痛々しいほどの明るさが、胸にしみた回でした。
いやぁ、実にさっぱりしていい女ですなぁ。
流産した原因を人に話すでもなく、体が元気になったら突然姿を消す。
また、仕事を探して出直そうと、前向きに切りかえて行動するところは、同じ女性として応援したくなるわ。

でも、今週もやっぱキース(マーク・コンドン)よね!
灯(深田恭子)から花がよくいくラーメン屋を聞いたキース、何と昼も夜も毎日そこへ通ってラーメン食べてたっちゅーじゃない!(涙)
そういう優しさがいいのよね。
そこまでしても決して押し付けがましくなくって・・・。
これはキースの人柄のなせる業なのかしらね。
こんなキースだからこそ、花も頑張って強がって気にしてないふりしてたけど、素直に赤ちゃんを亡くした悲しみを出してしまえるんだと思うわ。
大切よね・・・自分を素直に出せる相手って。

でも、純平(玉山鉄二)も男らしかった!
花が流産した原因は、全部自分のせいだと言い張って・・・。
徹郎(吉沢悠)のことなんか、一言も言わないんだもんね。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、この男もいいヤツだ!
そして今週の徹郎はちょっと見直した。
記憶が戻らない苛立ちで、最近の徹郎はちょっと嫌な奴だったんだけど、花の流産を知って「自分のせいだ」と灯に話してたし、吉太郎(地井武男)にも「殴って下さい」って言いに行ったし!
純平にも徹郎にも「殴ってくれ」って言われて吉太郎も困っただろうけど、そこに明るい声で花が「ただいま」と戻って来たのが、また安心できてね〜。
「あんたがいきなりいなくなるから悪いのよ」と言う朝子(吉田日出子)も、ナイスフォローって感じだったわ。
キースと花のキスシーンも、あったかい感じがして素敵でした。

第8回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

吉太郎(地井武男)の心を掴むためとはいえ、そばアレルギーなのにそば食いにチャレンジしたキース(マーク・コンドン)。
あまりにも無謀だわ。
きっと言い出せなかったのよね。
そんなキース、ニューヨークへ転勤が決まってしまって、それも言い出せなかったらしい。(^^;
本当は大好きな花(飯島直子)を一緒に連れて行きたかったと思うよ。
だけど、それが出来なかったのはやっぱ吉太郎が花や灯(深田恭子)、そして家族というもの全体をとってもとっても愛してるのが伝わったからなんだろうね。
シングルマザーの子供として育って、温かで賑やかな家族に憧れはあったはずだけど、花の家族を形だけでも引き裂くような真似は出来なかったんでしょう。
でも、転勤をキース本人からではなく、会社で電話に出た他の社員から聞かされる花の気持ちも想像すると辛いよね。
本人は明るく「やっと目が覚めましたーーー!」なんて、家に戻って来てたけど、夜一人でキースの事を思い出して泣いてる花に、私も(ToT)ウルウルしてしまったよ。

んで、灯も淳平(玉山鉄二)の事をちゃんと考えるつもりになったのに、こんな時に徹郎(吉沢悠)が「君といたら何か思い出せそうな気がして。また会ってくれるかな?」なんて言い出すんだもん。
気持ち揺れちゃうよね〜。
淳平もとってもいいヤツなんで応援したいけど、やっぱ灯には徹郎なんだろうなぁ。

第9回
脚本:中園ミホ
演出:都築淳一

このドラマもあと1回か・・・。

吉太郎(地井武男)、倒れたふりして入院したら、検査結果で肝炎が進んでるってわかったのに、今度は「入院しない」って言い出すし、それで本当に倒れちゃうし・・・。(^^;
いい加減にしなさい!だよね。
花(飯島直子)と健(勝村政信)をくっつけるための仮病だったのに、本当に入院するハメになっちゃって・・・。
でも、そんな吉太郎を本気で心配して、医者に頭を下げて「助けてくれ」と頼んでる健を見て、花の気持ちが動いちゃったみたい・・・。
いやん、キース(マーク・コンドン)が戻って来たのにーーー!
仕事より大切なものがあると気付いて、仕事を辞めてまで戻ってきたのに、そんなキースが見ていたとも知らず、健に自ら「結婚して下さい」と言ってる花。
黙って去って行くキースの表情がせつなくて〜。
花も妊娠して戻って来て、キースに恋して、健にプロポーズするまでの期間が短過ぎだよ!(爆)

灯(深田恭子)も徹郎(吉沢悠)からメールが来るようになって嬉しいよね。
なのに、徹郎の両親が二度と徹郎に接触するな・・・と言いに来たり、淳平(玉山鉄二)と付き合ってるって徹郎に宣言したり、何だかなぁ。(^^;
自分の前で灯が「付き合ってる」と言うのを聞いて、淳平だって複雑だったんじゃないかな?
そんな仲じゃないことは、淳平が一番よくわかってるはずだし・・・。

あと1回でどう話がまとまるのか、ちょっと想像できないんだけど、やっぱキースと花はくっついてもらわなきゃね!
キースのあの包み込むような微笑を、もう一度見せてもらいたい!

最終回
脚本:中園ミホ
演出:木下高男

健ちゃん(勝村政信)との結婚を決めた後に現れたキース(マーク・コンドン)に、花(飯島直子)はやはり健と結婚すると言ってしまった。
花も素直じゃないよね。
まぁ、自分から健ちゃんにプロポーズしといて、キースが帰ってきたからキャンセルってわけにもいかないけど・・・。
花が自分の気持ちを偽って結婚したとしても、健ちゃんは幸せにはなれないよね。
んで、結婚式当日に花に「こんな性格の曲がった女と、つい結婚しなくて良かったよ。」と言って、キースの元に向わせた健ちゃん・・・いい人だったね。(涙)
そして灯(深田恭子)を徹郎(吉沢悠)のところに行かせた淳平(玉山鉄二)も・・・。
二人とも高尾山のみんなに愛されて、温かく見守られて幸せ者だよね。

これで花とキースはうまくいく・・・と思ったら、結婚式を放り出して現れた花にキースのキツイ一言。
「もう花さんに振り回されるのは嫌です。」
こう言って、自分が身を引こうとしてるのはバレバレなんだけど、せっかく花が素直になったんだしキースも受け止めてあげてよね!って思っちゃったよ。(^^;ゞ
英語の出来ない花がキースと一緒にメリーランドに行っても、きっと寂しい思いをするだけだというキースの言葉。
そして、その後やたらヘッドフォンで何か聞いてる花・・・。
英語勉強しているのはわかりきってたけど、それでもキースと再会した時に花が英語で自分の気持ちを伝えたところは、泣いてしまったよ。
英語が上手とか下手とか関係なく、本当に自分の気持ちを伝えたいという花の心が伝わって、キースが「あなたの英語は美しい。心がこもってる。」と言ったのにも納得だった。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、いいシーンだったなぁ。

徹郎の記憶は戻ってないけど、灯ともう一度やっていけそうで良かった、良かった。

キースが花をアメリカへ連れて行くというラストだったけど、まぁそばアレルギーのキースが十一丁目茶屋を継げるとも思えないので、それはそれでいいんじゃないでしょうか?

最後まで見ることになるとは思ってなかった作品でしたが、キースというキャラとほんわかした雰囲気で最終回まで見続けてしまいました。

 

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