百年の恋

原作:篠田節子「百年の恋」
P:大野木直之

主題歌:島谷ひとみ ♪元気を出して

第1週
「こんな恋って、アリ!?」
第1回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

川原亜矢子さんって、結構コメディ路線が似合うと思うのよね。
今回の役どころ梨香子(川原亜矢子)も、バリバリのキャリアウーマンで仕事命みたいな女性かと思ったら、意外と私生活はだらしないし、自分にプロポーズされるものと思い込んでた岡本(加勢大周)なんて、事務所のお茶汲み同然な女性にもって行かれちゃうし・・・。
こういうのって見てて楽しいんだわ。
あんな雲の上の存在みたいな女性でも、私たちと同じ感情持ってるのね〜なんて身近に感じられるのがいいのよね。
んで、今後梨香子のお相手になりそうなのが、年収200万でも生活できる地味なフリーライター真一(筒井道隆)。
筒井君も「いかにも正しく育ちました」って感じが、ホッとさせてくれるのよ〜。
こういう二人の恋がこれから始まるのかな?
梨香子へのインタビューで、つい苦手な飛行機を好きだと言ってしまったり、「今度はセスナの取材するんです」と行きたくない取材の話までしちゃった真一が可愛い。
梨香子に「コネで私もセスナに乗せて欲しい」と頼まれて、真一はどうするつもりなんだろうね。(笑)
「ハナコさん」の後番組で、正直あまり期待はしてなかったんだけど、初回の印象は良かったです。

第1週
「こんな恋って、アリ!?」
第2回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

あぁ、やっぱこのドラマの雰囲気好きだなぁ。
何だかとってもかわいらしいじゃないですか!
梨香子(川原亜矢子)と一緒の時間を過ごしたいがために、嫌いなセスナにも乗っちゃう真一(筒井道隆)。
いきなり「つきあって下さい」とか言っちゃってるのが笑えるんだけど、後ろの席に座ってる梨香子には聞こえてないし・・・。(^。^;)
セスナの次は遊園地デートと、真一的にはとんとん拍子に進むんだけど、やっぱ梨香子はまだ岡本の事を引きずってるし・・・。
遊園地デートで梨香子にアイスをシャツにつけられちゃった真一が、自分のハンカチで拭いた後、梨香子に「洗って返すわ」とハンカチ持って行かれちゃうんだけど、嶋村(六平直政)の「娘に自分のパンティとお父さんのパンツ一緒に洗わないで」って言われたという一言で、梨香子が自分の下着と真一のハンカチを一緒に洗濯している図を思い浮かべるのが、また可笑しい!

しかし、ここでも高畑淳子さんだよ!(笑)
いい感じにまくし立ててるのがいいわ〜。
そして梨香子の母親は江波杏子さんだよ!
和服をきちっと着こなして、重箱にお手製のおかずを詰めて持ってくるあたりが、デキたお母さんって感じでよろしいわ。
毎日のように梨香子の部屋に来ては、あーだこーだと口うるさいし・・・。
そんなお母さんに「5秒以内に出て行かなかったら、私が出て行くわよ!」と言った梨香子。
案の定、自分が出て行くハメになってるし・・・。(^。^;)
しかし、出て行く羽目になったからって、パジャマのままクリーニングしたハンカチと、母親が作ったおかずを持って真一の部屋に転がり込むというのはビックリ!
キャリアウーマンの梨香子に、こんな一面があったなんてね。(笑)
真一がコーヒー入れてる間に、また寝ちゃってるし・・・。
もう、どうしようもないところが梨香子の可愛らしさだったりするのよね。

第1週
「こんな恋って、アリ!?」
第3回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

やはり日頃のハードワークでお疲れなんでしょうか?>梨香子(川原亜矢子)
パジャマ姿で真一(筒井道隆)の部屋に現れたと思ったら、コーヒー入れてる間に寝ちゃって、起きたと思ったら焼きそば焼いてる間にまた寝ちゃって・・・。(笑)
しかし、寝ている梨香子を気遣うように部屋の間に大きなシーツ(?)をかけて、灯りが漏れるのを防ぎ本を読んでる真一・・・優しい♪
それに気付いて、こっそり焼きそばを食べて、今度は真一が寝ている間に帰って行った梨香子。
ちゃーんと彼女のキャラを表すために、食べた後のお皿がそのまま置いてあったのがよかったなぁ。
普通は皿ぐらい洗って出て行くところだけど、梨香子がそれをやっちゃキャラ違っちゃうもんね。(^。^;)
しかし、里枝(江波杏子)もしつこいよなぁ。
梨香子が朝帰りしたら、まだ部屋に居座ってるし・・・。
まぁ、娘が心配だったのかもしれないけど、梨香子だっていい大人なのにね。(^^;ゞ
こんな母親がいる部屋には帰りたくないよなぁ。
だからって、また真一の部屋に行くんかい!
真一もいきなり抱きつくんかい!
えーーー、梨香子ったら抱きつき返すんかい!キスするんかい!
なんとベッドインかい!げーーー、結婚するってかい!
みたいな、「展開早っ!」って感じでしたが、その妙なスピーディーさが面白かったですわ。

第1週
「こんな恋って、アリ!?」
第4回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

「結婚しよう」って言って、いきなり海外出張へ旅立った梨香子(川原亜矢子)。
いやぁ、ここらへんが梨香子らしくていいよね。
まるで「結婚しよう」って言ったのが嘘か夢だったかのように、あっさり仕事に打ち込むなんて・・・。(笑)
真一(筒井道隆)なんて、梨香子と結婚すると会社で言っても、誰も信じてくれないんだから・・・。(^。^;)
年収も梨香子=6000万、真一=200万で比べようがないし・・・。(苦笑)
「家賃いくら?」と真一が聞けば、「うち賃貸じゃないの。」とあっさり答える梨香子。
もーーー、おかしいーーー!
でも、どんなに真一の方が年収が低くても、これっぽっちもバカにしたりしないところが梨香子のいいところだよね!
自分が婚姻届を出す日まで決めたくせに、またまた仕事が入ったからと婚姻届提出も引越しも真一に任せて、その上、自分のスーツをクリーニング屋さんから取ってくることまでお願いしてる梨香子。
あはは・・・もう尻に敷いてるとか、そういう次元の問題ではないですな。
真一も初っ端から大変だーーー!
ナニナニ W(^_^)、出会って結婚するまでも早かったけど、来週にはもう妊娠発覚なの?
何もかもスピーディー!(笑)
でも、本当に面白いのはこれからだよね?
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、来週も楽しみですわ。

第2週
「こんなハズじゃなかった!」
第5回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

梨香子(川原亜矢子)に頼まれた通りに、クリーニング屋さんでスーツを引き取ってマンションへやって来た真一(筒井道隆)。
今までの自分が住んでいた部屋とは、明らかに違うよね。(笑)
並んだお皿を見ただけで、梨香子が食事を作ってくれているのを妄想してる真一が可愛い♪
本当は料理どころか感じ全般、何もやらない人なのにね。(^。^;)
すっからかんの冷蔵庫の中、包丁ナシ、まな板ナシ、とにかくなぁんにもないキッチン。
真一も「しまった!」と思ったかしら?
でも意外と気にならない性格かもね。
自分でやっちゃいそうだもん。
普通なら梨香子みたいな女性はかわいく見えないんだけど、料理も掃除も出来ないくせに自己主張ばっかしてる彼女が可愛いと思えるのは、やっぱトイレットペーパーグルグル巻きにして泣いてたりする一面があるからかな?
それにしても、真一のエプロン姿が妙に似合ってるのよね。(笑)
別に夫婦のどちらが家事をやろうと、お互いがよければどっちでもいいと思うんだけど、問題は梨香子の母・里枝(江波杏子)よね。
真一一人の時に、いつものようにお重箱抱えてやって来たけど、エプロン姿の真一にどんな感情を抱くのか・・・興味がありますわ。

第2週
「こんなハズじゃなかった!」
第6回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

部屋が掃除してある事、まな板と包丁があることにイチイチ反応する里枝(江波杏子)が面白い。
しかし、こうやってお重箱で立派なお料理運んでくれる母親がいたら、娘も何も出来ないまま育ってしまうのもわからなくもないわ。

でも真一(筒井道隆)は優しいよね。
ご飯が炊けなかったと落ち込む梨香子(川原亜矢子)に、「リゾットにすれば食べられるよ」なんて普通いえないし、作ってくれないって!
色物を一緒に洗っちゃって、色落ちしたことに落ち込む梨香子にも「よくある事だよ」ってね。
んで、今日気付いたんだけど、梨香子が何故可愛く思えるのか・・・について。
彼女は完璧じゃないから可愛いんじゃないかしら?
あんなに仕事が出来て、部屋もバシッと片付いてて、お料理も上手だったら、まったく隙がないんだけど、仕事はできても家事はさっぱり・・・でも、それが出来なかった事で落ち込むし、真一にごろにゃんと甘えたりもする。
その甘えが計算じゃなくて、天然だから可愛いのよ。
あれが計算だったら「ぶっ飛ばす!バキッ!!( -_-)=○()゚O゚)アウッ!」って感じだけどね。(^。^;)

さすがの真一も疲れちゃって、1週間の出張の話を喜んで引き受けたり、その出張から戻って来て、散らかった部屋を見た瞬間に離婚を決意したりしたんだけど、そこへ梨香子から「赤ちゃんが出来たの!」と報告!
あらら・・・真一の性格じゃ、ここで離婚は出来ないわね〜。

第2週
「こんなハズじゃなかった!」
第7回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

「赤ちゃんができたの!」って梨香子(川原亜矢子)が喜んでたと思ったら、あっという間に妊娠5ヶ月!
相変わらず時間経過は驚くほど早いドラマです。(笑)
妊娠して梨香子の性格や行動パターンが変わるかと思ったら、これまた相変わらずで笑うしかないね。(^。^;)
母親学級だって急遽仕事が入ってすっぽかすし・・・。
父親一人で出る母親学級というのも、何だか虚しいもんですわね。
真一(筒井道隆)、よく耐えてるなぁ。
それどころか、梨香子の気持ちを理解しようとしてるのが凄い!
梨香子は梨香子で、妊娠は嬉しいけどバンカーとしての仕事は今まで通り続けたいし、妊娠中でナーバスになりがちだから普段より感情の起伏が大きくなって、これに付き合う真一も大変だなぁ。
でも本当に大変なのは生まれてからだよね。
きっと、このドラマの事だから、またまたあっという間に生まれちゃうんだろうけどね。(^^;

 第2週
「こんなハズじゃなかった!」
第8回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

梨香子(川原亜矢子)、産休にやっと入ったからって「旅行いこう」はないでしょう。
確かに今まで忙しく働いてた梨香子にとって、こんなにまとまったお休みはまたとないチャンスなんだろうけど、どうせ赤ちゃんも物も揃えてないだろうし、そういうのを真一(筒井道隆)と一緒に選びたいとか言ってくれるといいんだけどね。(^。^;)
暇だと言う梨香子に真一が「友達でも呼べば?」と軽く言ったら、何故か呼ばれて来たのは岡本君(加勢大周)だし・・・。
たーくさんお友達が呼ばれた中に岡本君もいたってーのならまだいいんだけど、岡本君一人だけ呼ぶのはマズイっしょ?
そういうところに気が回らないのも梨香子らしさなんだけど・・・うーん、今回はさすがにもうちょっと真一に気を使ってやってよ!って思っちゃったわ。
しかし、これに耐えてる真一は凄いわ。
意外と里枝(江波杏子)に気に入られてるんじゃないの?って気もするんだけど・・・。(笑)
真一の勤め先では、梨香子のお腹の子供が本当に真一の子供か?なんて事まで噂されてるけど、そんなこと言われて多少なりとも不安になってる時に、マンションの外で梨香子が岡本君と会うところを目撃しちゃったら・・・。
真一もまたまた疑っちゃうよね。
真一が不安にならずに済むように、もうポンポーンと生まれちゃってくれないかしら?(笑)

第3週
「ボクがママですよ?!」
第9回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

真一(筒井道隆)の妄想劇場が、今回も面白かったわ。
岡本(加勢大周)と梨香子(川原亜矢子)の仲を疑って、どんどん真一の妄想が膨らんじゃうんだけど、その妄想の中のダンディーな岡本とビューティー梨香子の芝居が可笑しい。(笑)
しかし、梨香子は里枝(江波杏子)と言い合ってる最中は電話にも出ないのね。(^^;
真一が心配して電話してるのに、ベルが鳴りっぱなしでも気にする気配もないし・・・。
岡本さんとまた密会してるんじゃないかと疑って、家に様子を見に行こうとしたところで、その岡本さんが偶然出版社の玄関にいてバッタリ。
岡本は梨香子に真一の仕事がうまく行ってないらしい、自分に何ができるか?と相談を受けていたらしい。
何だぁ、真ちゃんのことを相談してただけじゃん!
でも、夜の公園であんな風に会ってるところを見たら、やっぱ疑っちゃうよね。(^^ゞ
真一が家に戻ると、梨香子が里枝に実家で産むより、真一の側で真一に手を握ってもらって産みたいと反論してるところに遭遇。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、やっぱ梨香子可愛いわ。
里枝だって、あれだけきっぱりと言い返されたら、退散するしかないよね。
とりあえず、誤解が解けてよかったわ。

第3週
「ボクがママですよ?!」
第10回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

とっとと産んじゃったって感じです。>梨香子(川原亜矢子)
いやはや、本当に展開早い!(笑)

しかし梨香子っていいよね。
トースト焼いただけで真一(筒井道隆)に感動してもらえるんだよ。
トーストにバターが塗ってあるって、それでまた感動してもらえるんだよ。
いいダンナさんで幸せじゃん!
「お料理も頑張る」なんて言ってたのに、初日ですでにくじけてるところが梨香子らしいし、その反動でレイトショーで映画見に行くって言い出したら引かないところも彼女らしい。
しかし、そこで陣痛が来ちゃうなんて・・・。
やっぱ人騒がせで大変な奥さんだわ。
真一みたいなダンナさんじゃないとやってられないね。(と、何故かわが身を振り返る私(^^;)

第3週
「ボクがママですよ?!」
第11回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

あぁ、赤ちゃんが可愛い♪
それだけに目が行ってしまった15分だったわ。(爆)
さっさと妊娠して、とっとと梨香子(川原亜矢子)が産んだ赤ちゃんは、真一(筒井道隆)に未来ちゃんと名付けられ、すくすく育って生後1ヶ月。(笑)
本当に時間経過は早いっす!(驚)
しかし、そんな早い1ヶ月でも梨香子はブルーになっちゃうのよね。
キャリアウーマンならではの不安。
産前産後ですでに2ヶ月会社から離れている梨香子・・・世の中から取り残されていくのが不安だと真一に語るわけだけど、未来ちゃんが生後2ヶ月になる頃には、会社でトラブルがあったからと、出勤してる真一に未来ちゃんを預けに来て、自分は身軽に出社していく強かさ。(^^;
これも年収の差なんでしょうか?

一方で真一が書いてる育児エッセイは好評の様子・・・このエッセイが梨香子の足を引っ張らなきゃいいんだけどね。(苦笑)

第3週
「ボクがママですよ?!」
第12回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

会社に呼び出されたのをきっかけに、職場復帰すると言い出した梨香子(川原亜矢子)。
いやいや、そんなこと急に言われてもね〜、未来ちゃんはどうするのよ?って感じ。
保育園の手続きだって、全部真一(筒井道隆)に任せて「ねえ、どうだった?」って聞くだけじゃ、やっぱダメだよね〜。
それにいくら年収に雲泥の差があるといっても(まぁ、そういうつもりで言ってるわけじゃないと思うけど)、「どうせ真ちゃん、暇でしょ?」はダメよ〜。
梨香子の仕事は梨香子じゃなきゃ出来ないのに対して、自分の仕事の代わりはいくらでもいる事に傷つく真一。
あぁ、こういうのって辛いよね。
でも、仕事の電話だからってトイレに閉じこもって泣いてる未来ちゃんを放ったらかしにしている梨香子は、ちょっといただけなかったわ。
真一が「ボクが専業主婦になる」って言い出した気持ちもわかる。
梨香子が職場復帰を遅らせたとしても、毎日あの調子じゃおちおち仕事にも行けないかも・・・。
子供を産んだら家に入ってろ・・・ってーのはどうかと思うけど、赤ちゃんを赤ちゃんとして可愛がる事が出来るほんのわずかな時間を、梨香子もどっぷり楽しんでほしかったなぁ。
まぁ、これもある程度子供が大きくなってから言える事なんだろうけどね。(^^;ゞ

第4週
「こんな夫婦だって
アリなんだ!」
第13回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

専業主夫になると宣言した真一(筒井道隆)。
梨香子(川原亜矢子)は、これ幸いとばかりにさっさと職場復帰!
世間一般での男と女のポジションが、この家庭においては逆転してるのよね。
それで、ご近所のママさんたちと仲良くなってる真ちゃんが面白い。
普通、ママさんたちの集まりに、男一人で(未来はいるけど)乗り込んでいくのは勇気がいると思うんだけど、1回経験しちゃえばあとは楽しみに変わっちゃうのよね。
ママさんたちにカラオケ誘われたと梨香子の休日に未来を頼もうとすると、梨香子は露骨に怪訝な顔。
疲れてるのに未来を置いてカラオケなんかに行く真ちゃんに怒ってるんだろうけど、真ちゃんの「たまに自分が外出する時ぐらい・・・」という言い分もよくわかる。
んで、結局は未来を連れてカラオケ、しかも奥さんたちと一緒に相方が育児にあまり参加してくれない事への不満を漏らしてるし・・・。(^。^;)

真ちゃんが「専業主夫(主婦)をバカにするな!」って梨香子に言ってくれたけど、男の真ちゃんがそういう事を大声で言ってくれると、何だかすっきりしますなぁ。

第4週
「こんな夫婦だって
アリなんだ!」
第14回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

男性の真一(筒井道隆)が専業主夫という立場で、外で働く梨香子(川原亜矢子)に文句を言うのが、小気味よく聞こえてしまう。
たぶん、これを普通に女性が言ってるとしたら、こんなにも共感はできないんだろうけど、男性だって同じ立場に立てば同じ事を思うのね・・・って事が伝わるから、余計に真一に感情移入しちゃうんだと思う。

ケンカして怒ったら「お皿はシンクへ運べ」だの「下着は自分で洗え」だの、「クリーニング屋には出すな」まで事細かに言うところが、かなり嫌味な主婦っぽくて面白かった。
梨香子が熱を出したとわかった時に、まず真っ先に寝室から未来ちゃんのベビーベッドを運び出すところなんかも、「あぁ、わかる!わかる!」って感じで面白かった。
そうなのよ!熱を出してる本人より、まずは子供を感染させない事が頭にあるのよね。(苦笑)
梨香子の看病と未来ちゃんのお世話で、今度は真ちゃんが熱を出しちゃったのに、梨香子は自分さえ治れば、「何で目覚ましかけてくれなかったの!遅刻じゃない!」といつもの通りだし・・・。
それにしても、熱を出した真ちゃんに呼び出されて駆けつけた里枝(江波杏子)に向って、「赤ちゃん言葉はやめて下さい」ってーのも普通いえないよ。(笑)

里枝が未来の世話をしてた事を知って、憤慨する梨香子。
そして、ついに言ってはならない一言を言ってしまうのね。
真ちゃんの仕事を「どうでもいい仕事」なんて言っちゃダメよ。
いくら何でもこれは酷い。
でも、家事や育児の合間にエッセイ書いてる真ちゃんでも、こんな言われ方するのに、本物の専業主婦なんてどう思われてるんだか・・・。
離婚覚悟で家を出た真ちゃん。
そりゃ、家出もしたくなりまっせ。(^^ゞ

第4週
「こんな夫婦だって
アリなんだ!」
第15回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

真一(筒井道隆)が出て行って、仕方なく未来を連れて会社に出社した梨香子(川原亜矢子)。
しかし、子連れだとミーティングすら出席させてもらえない。
うーん、これが現実だよね。
だから、そうならないために真一が頑張っていたこと、少しは気付いてくれたんだろうか?
真一が体調悪かった事も気付いてなかったくせに、それを知らなかった事まで「お母さんのせいだ」と里枝(江波杏子)に八つ当たり。
こうやって、いつも人のせいにしてるのが梨香子の悪いところだよね。

しかし真一の言い分もちょっと偏ってたなぁ。
編集長(高畑淳子)にビシッと一喝されてたけど、梨香子がパンツを真一に洗わせている事で、もっとはじらいを持つべきだと怒ってたのは、私も聞いてるうちに「真ちゃん、それはどうよ?」と思っちゃった。(^^;ゞ
だって自分で専業主夫になるって宣言したんだもん。
確かに梨香子に仕事の事を「大したことない仕事」と言われたのは気に入らないだろうけど、パンツ洗うのは家事のひとつなんだし、夫婦逆転の生活を選んでおいて何かあると「男だ」「女だ」と持ち出すのは、やっぱいかんだろ?(^^;

岡本(加勢大周)を呼び出した真一、何か聞きたいことがあるらしいけど、どんなことなんだろうね。

第4週
「こんな夫婦だって
アリなんだ!」
最終回
脚本:橋部敦子
演出:中村金太

岡本(加勢大周)の前では、梨香子(川原亜矢子)はヒステリックになることも、ハイヒールをまな板の上で切ろうとすることもなかったのね。(笑)
そんな梨香子の姿を見ていたのは、真一(筒井道隆)だけだったんだわ。
やっぱ、梨香子が本当の自分をさらけ出せるのは、真ちゃんの前だけだったのよ。
え?真ちゃん、迷惑ですか?(^^;

ケンカしていた二人が、思わず足を向けたのが思い出の飛行場というのが良かったわ。
こういう時、夫婦で思い出の場所が違ったら大変よね。(^^ゞ
一生すれ違ったままになってしまうわ。
しかし、飛行場で梨香子が「青海苔の置いてある場所がわからない」と言えば、「冷蔵庫じゃん。そんなこともわからないの?」と真ちゃんが言い返して、それにむっとした梨香子が「じゃあ、昨日の東証の平均株価知ってる?」と言うのも、傍から見れば可愛い口げんかなんだよね。
最終的には真ちゃんが「リカちゃんに出来ないことは僕がやるし、僕が出来ないことはリカちゃんにやってもらう。それでいいじゃないか。」と言って、ま〜るくおさまったわね。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、それでいいんだと思う。
夫婦逆転とか、専業主婦でなく専業主夫とか、男だからとか女だからとかでなく、人と人として関わればいいのよね。
お互いの弱いところを補って、得意なことは頑張って・・・という単純なことが、どうしても「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」という妙な先入観が邪魔をして、真っ直ぐに見れなくなってしまう。

ドラマとしては、最後が淡々と終わり過ぎた感じもしたけど、驚くほど早い展開にもかかわらず、「ついていけない」という感覚は持たずにいられて楽しめました。
里枝(江波杏子)も頼ってもらえるようになってよかったです。

 

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