よい子の味方〜新米保育士物語〜

P:加藤正俊

主題歌:嵐 ♪とまどいながら

第1回
脚本:梅田みか
演出:大谷太郎

「保母」ではなく「保育士」と呼ぶようになって何年経ったんだろう?
私の周りだけかしら?すでに男の保育士さんは珍しくはないんだよね。
確かに数は少ないけど、男の先生だからどうのこうのという話は全く聞かない。
あるとすれば「女の先生みたいにヒステリックじゃないから良い」という肯定的な意見が多いんだけど・・・。
ただ、いまだに女の園の職場に男性が入ると、太陽先生(櫻井翔)みたいに着替えは物置なんて事になるんだろうね。(お気の毒)

産休の先生の代わりに3ヶ月だけひまわり保育園で働く事になった太陽。
受け持ったクラスのケンタ(鎌田拓充)という男の子が、お散歩に行った公園のジャングルジムから転落して脱臼してしまう。
駆けつけた母親の目の前で、ケンタは太陽がジャングルジムに上る事を強要したと嘘をつく。
その嘘を否定しない太陽。
この事が問題となってクビになりそうになった太陽は、自分に何が出来るかと考え、廃材を使って園庭に秘密基地を一晩で作り上げる。
翌朝、大喜びの園児たち。
現れたケンタが自分の嘘を告白し、太陽に謝るという初回の流れ。

思ったより悪くないが、特別面白いとも思えないんだよなぁ。
静香(松下由樹)をはじめとした女の先生たちが園児の前では急に態度を変えるあたりを、もっと大げさに演じてくれると面白いかも。
個人的に一番リタイアの多い枠なんですが、とりあえず初回リタイアにはならなかったようで・・・。(^^;ゞ

第2回
脚本:梅田みか
演出:大谷太郎

太陽(櫻井翔)が受け持つばら組に、シングルマザーで看護婦として働く由里(櫻井淳子)がまりな(上野一舞)を連れてやって来る。
そのまりなが入園初日に発熱し、由里の勤務先に連絡するが仕事中だという事を理由にすぐには来てくれない。
太陽はそんな由里の態度がどうしても許せない。

うーん、難しいよね。
保育園で母親に電話するのは子供の熱が37度8分以上って細かく決められてるのも驚いた。
私は幼稚園だったし、わりと専業主婦や働いててもパートのお母さんが多かったから、連絡があればわりとすぐに迎えに行ってたと思うけど、保育園はお母さんたちがフルタイムで働いてる事が多いしね〜、ちょっとの熱で連絡できないのもわかるけど・・・。
じゃあ、37度7分と37度8分の境界線って何の意味があるの?って思っちゃうなぁ。

翌日も連絡なしでまりなを迎えに来ない由里の職場に電話して、急なオペに立ち会わなきゃならなくなった由里の都合など知らない太陽が、ついに「それでも母親ですか?」って言っちゃうんだよね。
この言葉は辛いな〜。
由里にしたら、自分ひとりでまりなを育てるために働いてるんだし、その仕事も時間できっちり終われるような仕事じゃないし・・・それで「母親ですか?」って言われても・・・。
「母親にとって子供より大切なものはないはず」と太陽は由里の勤める病院まで行っちゃうんだけど、そこで見たのはてきぱき仕事をしてオペをした患者の家族を優しくフォローする由里の姿。
患者の息子さんにまりなが作ってくれた折り紙を元気が出るようにと渡すんだけど、あれはまりなちゃんがお母さんのために作ったものだし、個人的にはあげないで欲しかったなぁ。
結局、太陽は由里に何も言えずに園に戻って来る。
いやぁ、子供のために働いてるお母さんに向かって、「子供を迎えに来い」とは言えないでしょ?
(うちの子が通ってた幼稚園は、お迎えにちょっとでも遅れると滅茶苦茶先生に叱られる有名な幼稚園だったけどね(^^;ゞ)

静香先生(松下由樹)が「子供たちはみんな母親が好き。どんなに私たちが頑張っても母親には勝てない。」って言ってたのはちょっと嬉しかったな♪
子供に対して一生懸命で、涙もろい太陽先生だけど、ちょっと応援したくなるね。

第3回
脚本:梅田みか
演出:長沼誠

うーん、リタイアしちゃおっかなぁ、どうしようかなぁ・・・って感じ。
太陽先生(櫻井翔)の雰囲気は悪くないし、ドラマとして見る価値もないとも思わないんだけど、何かごっつ「普通」なんだよなぁ。(^。^;)
話の展開も思った通りに進むし、そういう意味では見ててつまらない。

園児の大切にしているブランケットが出てきて、寄付として提供する品物が保育園に集められるという展開があれば、大概の人が「あぁ、その品物に大切なブランケットが紛れ込むな」と読めるわけで、まぁ太陽先生の事だからそれを必死に探すんだろうなぁ・・・って思うもんね〜。
んで、そのまんまなわけよ!(苦笑)
一応、私も子持ちの母だからね〜、子供が手放せない不思議な物とか、その大切な物とバイバイさせる時の大変さとかは一通り経験してきたんだけど、太陽先生が必死でブブちゃん(ブランケットにつけられた名前)を探してあげたのが、良かったのか悪かったのか・・・。
園児の母親が言ってたように「これを機に悪い癖が治れば・・・」っていう見方も出来たわけで、もしかしたらブブちゃんを忘れるきっかけになったかもしれないのに、わざわざ見つけてまた持たせたんじゃな〜、なんてね。

とりあえず今クール、まだ一本もリタイアしてないのよね。(^^;ゞ
正直キツかったりするわけで、もしリタイアするとしたらこのドラマが最初だろうなぁと思います。
でも、来週までは見てみるわ。(たぶん・・・)

第4回
脚本:梅田みか
演出:大谷太郎

本当は今回でリタイアするつもりだったんだぁ。
土曜日の夜は間違いなく呑んでるし、ビデオ録画して後日確認する労力を使うほどのドラマだとは個人的に思ってないし・・・。
ただ今回の話は泣いた。
正直、かなり(ToT)ウルウルしてしまった。

まず最初の方で、園児の母親たちと保育士が対立し、その間に板ばさみになった太陽(櫻井翔)が「どっちの味方なの?」と詰め寄られ、「よい子の味方です!」と答えるところ。
いいんだけどさ〜、こういうシーンは初回か最終回に持ってきたら、より活きるんじゃないでしょうか?
使いどころがもったいなかったような・・・。
んで、今回はみんなでお遊戯したり歌を歌ったりする輪の中に、なかなか入って行けないダイスケ(森下翔吾)の話。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、こういう子供っているんだよね。
うちの子は幸いそんな事なかったんだけど、知り合いにそういうお子さんをお持ちのママがいて・・・親も辛いのよ。
運動会やお遊戯会みたいな我が子の姿を楽しみに参加する行事で、みんな楽しそうにやってるのに我が子だけ参加しないって・・・。
まぁ、今回のダイスケのお母さん(戸田菜穂)は仕事で一度も行事に参加した事がなかったから、我が子のそんな姿を目の当たりにする事もなかったかもしれないけど、毎回行事に参加しては隅っこでいじけてる我が子しか見れないってーのも辛いだろうなぁ。
ダイスケのお母さんが「あの子の苦手な事を無理にやらせるつもりはありません。」って意見もごもっともなんだけど、太陽が言うように「お母さんが行事に参加する事で、ダイスケ君がみんなと一緒にやるきっかけになるかも」っていうのもわかるし・・・。
ただ、ダイスケのお母さんは役職までついて、重要な仕事を任されている中で、仕事を抜けて行事に参加するというのは難しいだろうし・・・。
そうだ?ダイスケを毎日保育園まで送ってくるばあちゃんがいたじゃないか?
ばあちゃんに参加してもらえばいいのに・・・、ってやっぱママじゃないとダメなんだろうか?(^。^;)

所詮ドラマ・・・と言ってしまえばオシマイだけど、ダイスケのお母さんがお楽しみ会に駆けつけ、太陽が渡していたお面と衣装をつけて「手のひらを太陽に」を歌い踊る姿には目頭が熱くなったし、その後でダイスケがみんなの輪の中でお遊戯をはじめた瞬間は太陽先生と一緒に泣いてしまった。(・・,)グスン
悔しいけど母心を揺さぶる内容でございました。

途中で太陽がお母さんたちの指導と、子供たちの指導で行ったり来たりするシーンがあったんだけど、お母さんたちが歌う「手のひらを太陽に」や子供たちが歌う「大きな栗の木下で」の歌声にBGMまでかぶせるのはどうかと思ったわ。
ものすごい耳障りだったんですけど・・・。

第5回
脚本:梅田みか
演出:長沼誠

はい、ここでリタイアです。
思ったより見れたんですがね〜、頑張って録画して毎週レビュー書きたいなぁとは思えませんでした。m(_ _)m
ってなわけで、バイバイキーーーン!

 

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