スカイハイ

P:河井信哉・黒田徹也・石田雄治・横地郁英
原作:高橋ツトム

主題歌:ポルノグラフィティ ♪渦
           wyolica ♪Mercy Me〜いつか光を抱けるように〜

第一死
「盗む女」
脚本:田辺満
演出:中原俊

釈ちゃーーーーーん♪(とりあえず釈ちゃんドラマは叫んでみる事にしている私)

密かに期待していたスカイハイ!やっと始まりましたわ。
んで感想ですが、もっとオカルトチックなものかと思っていたらそんなに怖くはなく・・・。
ただこれでは釈ちゃんのいいとこが見れないような気がするんでしょうが、いかがでしょ?
怨みの門の門番・イズコ(釈由美子)の元に、身重の法子(吉野きみ佳)がやって来る。
怨みの門へやって来た死者は死んだ時の記憶や怨みの記憶をなくしている場合が多く、その記憶の糸をイズコが辿り、使者に3つの選択肢を言い渡す。
1.死を受け入れて天国に旅立ち、再生の準備をする
2.死を受け入れずに霊となって現世を彷徨う
3.現世の人間を一人呪い殺す。(ただしこの場合、再生の道はない)
法子の記憶を辿ると、親友・美里(板谷由夏)に殺された事実がわかる。
美里は法子の夫・勝(堺雅人)に好意を寄せていたのに、勝は法子と結婚、そして法子が妊娠したと知り、嫉妬から殺害。
死んだ後の世界を見に行った法子は、自分の家に入り込み何かと勝の世話をやく美里を見て、自分の幸せが盗まれてしまうと「呪い殺す」という選択をした。
1年後、美里の出産シーン。勝とのあいだに男の子を出産した美里はホッとしたのも束の間、自分の股の間から出て来た法子の姿を見て急変。
法子が選んだのは自分のお腹の子供を美里に産ませ、その後、美里を呪い殺すというものだった。
美里が憎いけど、呪い殺す事で赤ちゃんまで地獄へ道連れには出来なかったのね。
最後の最後で母心。しかし女の嫉妬は怖いの〜ぉ。そして女の友情はアテにならんの〜ぉ。(^。^;)
板谷由夏さんのじゃがいもの皮をむく包丁使いが一番気になってしまった。
見るからに危ねーーーよ。誰か注意する人はおらんかったんかい!
んで、小倉久寛さんは何の役なんでしょ?ヽ(。_゚)ノ ヘッ?
釈ちゃんのドラマって事で期待したんだけど、肝心の釈ちゃんは門番だからそこから動けないのねん。
そこらへんがちょっと残念ではある。

第二死
「つながり」
脚本:高山直也
演出:中原俊

せつない話だったなぁ・・・。
暴行っちゅーか、性的虐待っちゅーか、酷い。
それまで自分は石ころ同然と思って生きてきた未来(加賀美早紀)が、ふとしたことで南(森本亮治)と知り合い、それまで一人きりだと思っていた人生が急に楽しく思えてくる。
そんな幸せも束の間、南の友達という小野ジョージ(脇知弘)とジョータ(渡辺寛之)が現れ、ちょっと南がいなくなった隙に、未来はジョージとジョータに暴行されてしまう。
どうやら南は最初からこの二人とグルで、これまでにもこういう事を繰り返してきたらしいが、未来に関しては南もマジだったのかちょっと気が引けていた。
でも、二人が怖くて逆らえなかったわけね。
自分が歯向かえば南に危害が加えられると思った未来は、ジョージ・ジョータにされるがまま・・・。
そしてふざけて首を絞めているうちに、本当に死んでしまった未来。
警察に出頭しようとする南までジョージ・ジョータに刺し殺され、未来と南は怨みの門の前で再開する。
イズコ(釈由美子)から選択をせまられていた未来は、南がやって来て当然天国行きを願うんだけど、南は「どうしてもあいつらが許せない」と呪い殺す事を選択。
その選択に付き合う未来。

これって毎回、死者の選択は「呪い殺す」なのかな?
個人的には未来が願った通り、南と二人で死を受け入れて天国へ旅立って欲しかったんだけど、それじゃ極悪人のデブ君たちが放し飼いのまんまだもんね。
酷い事をしたジョージ・ジョータを呪い殺して、現世に未練はなくなったかもしれないけど、せっかく再開した二人が再生のない地獄で苦しみ続けるという結末には寂しささえ感じてしまったよ。

第三死
「HERO」
脚本:田辺満
演出:麻生学

w(゚o゚)w オオー!
はじめて死者の選択が「天国へ行き再生の準備をする」でしたね。
でも、何だかその選択にちょっと疑問を抱いてしまいました。

区役所に勤めるダサ男・村田(岡田義徳)は、ある晩偶然に女性が暴漢に襲われている現場に遭遇し、勇気を持ってその女性を助けようと暴漢に立ち向かい殺されてしまう。
村田が死んだ後、現世では彼を「HERO」として大きく取り上げ、助けられた仁美(鈴木砂羽)もインタビューで「村田さんは私のヒーローです」と答える。
ところが、村田には盗撮の趣味があることが判明したり、助けられた仁美も石ころを高い値段で売りつける詐欺まがいの仕事をして、その恨みで襲われたという事実がわかったり、仁美の彼氏は実は仁美を「お財布ちゃん」として金目当てで付き合ってただけだったりと、いろんな人間の裏側が浮き彫りになっちゃうわけだ。
最終的には村田が天国へ行く前に「ひとつだけやりたい事がある」とイズコ(釈由美子)に告げて、現世に何をしにいったかと言うと仁美の部屋に彼女のバースデーケーキを置きに行ったんだよね。
チョコレートの飾りに「From HERO」って書いてあるケーキなんだけど、これってどう?
怖くない?(^。^;)
私なら自分を助けようとして死んだ男からのケーキなんて、恐ろしくてたまらないんだけど・・・。
でも、仁美はそのケーキで救われたみたいで、また一歩踏み出す力を得たようだったわ。

ただね〜、結局村田は「盗撮マニア」でもあったわけで、そんな男が天国行ってまた生まれて来るのかと思うと、ちょっと不安になっちゃうんだよ。
岡田君は気弱なダサ男の役がぴったりハマってたけど、内容にはちょっと満足できませんでした。
うーん、結局「呪い殺す」のを期待してるのかも・・・。(^^;ゞ

第四死
「逆転」
脚本:小川智子
演出:麻生学

サブタイトルで話の展開はかなり読めてたけど、新山千春ちゃんはこういう役うまいんだよね〜。
若い子ばっか登場したわりには、凄く中身のぎっしり詰まった回だったと思う。

学校でいじめられていた光恵(田中千絵)に優しくしたがために、今度はいじめのターゲットにされてしまった転校生の麻美(新山千春)。
自分や光恵をいじめた3人組を呪い殺すために、死を選んだ麻美。
学校の屋上から光恵に背中を押してもらい、飛び降りて自殺。
怨みの門でイズコ(釈由美子)と会った麻美は、すぐ「呪い殺す」を選択したものの一人しか呪い殺す事はできないと言われ悩む。
光恵も3人組が呪い殺されるのを確認したら、後を追う約束だったんだけど、死んだ麻美が現世の光恵を守ろうとする行動が、3人組を怖がらせてしまい、いつしか形勢逆転!
3人組を従えて、堂々君臨する光恵を見て、麻美は光恵を許せなくなるんだよね。
んで、光恵を殺しに行くんだけど、ここでイズコの台詞にもあった事を私も思っちゃったわ。
「自分が光恵に頼んで殺してもらったのに、今度は生きている人に嫉妬するなんて勝手!」
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、まったくその通り!
結局は光恵をこらしめただけで殺さず、麻美は再生を選んだんだけど、それは正しい選択でしょう。
光恵はもういじめられる事もないかもしれないけど、いつまでも麻美の背中を押したのは自分だという事実を背負って生きなくてはならないし、麻美がどのぐらいの時間を経て生まれ変わるのかわからないけど、もしかしたらまた光恵とどこかで巡りあえるかもしれないしね。
なかなか納得の選択だったと思うわ。

第五死
「ROOM 503」
脚本:小川智子
演出:鶴田法男

寅彦(近藤芳正)と幸恵(有森成実)は、結局お互いの何を見てたんだろうね。
お互いに偽りの自分を演じて、本当の自分のことは「友達」の話として伝える。
いつも自宅と病院とコンビニを三角形に回るだけの日常を過ごす看護婦の幸恵、会社の社長の次男坊ながら形だけのポストにつかされている寅彦。
幸恵が本当の自分を話したのに、いつも社長の次男坊というだけで金目当ての女が寄ってくる事に嫌気がさしていた寅彦は、幸恵までそんな女の一人だと思ってしまい、首を絞めて殺してしまうのよね。
うーん、でもそんだけで普通殺さないよなぁ。(^^;

自分を殺したのが寅彦だと知って、呪い殺す選択をした幸恵。
でも、現世で幸恵が見たものは、また別の女に金目当てで言い寄られてうんざりしてる彼の姿。
その上、自分の車に排ガスを引き込んで自殺を図ろうとしている。
うーん、短絡的。(^^;
思わず念で車のウィンドウを割って助ける幸恵。
そこで幸恵が殺される前に寅彦の上着のポケットに隠したバレンタインのチョコが見つかるんだけど、箱の中には幸恵の家の鍵が入ってるのね。
んで、その鍵で侵入。幸恵が告白した通りの職場とコンビニと自宅を回るだけの看護婦だった片鱗を見て、自分がした事を後悔したのかな?
慌てていつも二人で会ってたホテルの503号室に行くんだけど、大胆にもベッドの下に遺体を隠したまんまだったのね。
いやぁ、死体の隠されたベッドでHしてたカップルの気持ちを思うと、「ご愁傷様」としか言い様がありません。m(_ _)m
自分の遺体を抱いて泣く寅彦を見て、幸恵は再生を選ぶ。
うーん、そこに愛があったって事なのかな?
今回はぐぐっと来るものがなかったわ。

第六死
「pigeon house」
脚本:櫻井武晴
演出:篠原哲雄

ほほぉ、あり得るのか?と思ってた、「霊となって現世を彷徨う」という選択。
出版社の警備を40年続けた警備員・井崎(森本レオ)は、会社の存続が危うくなり自殺しようとする社長(平泉成)を止めようとしてもみ合ううちに刀で切り付けられ死んでしまう。
その後社長も自殺。
社長の死後、何とか会社を立て直そうと編集部員の洋子(山本未来)が風俗雑誌の出版に手をつける。
まぁ、その風俗雑誌が売れるんだけど、死んだ社長の奥さん(根岸季衣)が最終的には風俗雑誌に反対し、出版取りやめに・・・。
洋子だって本当は風俗雑誌なんかやりたくはなかったんだろうね。
でも会社を立て直そうと必死だった。一方、奥さんは死んだ社長の意思を守りたかった。
どちらも会社を大事に思ってたって事なんだろう。
社長が大事に屋上で飼ってたハトの、大空に放たれても同じ場所に帰ってくるという習性が、いろんな意味を重ねて考える対象になってたね。
一時は風俗雑誌に走った会社が元通りの路線に戻る事であったり、殺されて地獄での選択を迫られた井崎が現世へ戻る事を希望する事であったり・・・。
本当はそのハトに重ね合わせて、最後に出て行った社員がもう一度会社に戻って来るというのを期待してたんだけど、さすがにそこまでは甘くなかったか・・。
森本レオさんが今回の主役だっただけに、「永遠に続く流浪の旅」を選択したのには納得だった。
結局、会社は倒産してたけど、井崎はずっとあのビルに住み着き、ハトの世話でもしてるんだろうなぁ。
ま、現世で生きてる人たちからすればあのビルは「幽霊ビル」なんだろうけどね。(^。^;)

来週は鳥羽潤に鈴木一真か〜。(笑)
まさにテレ朝ってキャスティングですな。(爆)

第七死
「a song」
脚本:高山直也
演出:篠原哲雄

うーん、テレ朝深夜枠経験者の鳥羽潤に鈴木一真ってんで、かなり期待したんだけどさっぱりだったな。(^。^;)
っつーか、今回二人ともミュージシャン役で歌ってたりするんだけど、聞きながら「これって鳥羽君と鈴木君の歌声なのかしら?」と、そればっか気になっちゃって・・・。
そしたら、あーた!
エンドロールで二度ビックリよ!
今回挿入歌として使われた曲のほとんどを、鳥羽潤が作詞・作曲してるんじゃん!
ごめんよ、鳥羽君。
それを知らない私は、あのお歌を聴きながら「こりゃ、絶対売れんわなぁ」と思っってたの。
そしてリョータ(鳥羽潤)が事故で瀕死の状態って時に、一人、天から曲が下りて来たと大喜びしてるコージ(鈴木一真)の歌「スカイハイ・魂の終わりに」も、鳥羽君の曲だと知らずに「それが天から下りて来たっつーほどの曲かよ!」って突っ込みを用意してました。m(_ _)m

ドラマの内容よりも「お歌」重視の第七死!
生きている間、何かと衝突する二人でしたが、不器用な性格ながらもコージはリョータを認めていたって事ですかね。
それがわかったからこそ、リョータも再生の道を歩む事にしたんでしょう。
そしてイズコ(釈由美子)にも選択の時が来たらしいです。
イズコもまた殺された人だったんでしょうか?

いろいろメモってたのに、エンドロールの「作詞・作曲 鳥羽潤」で全部ぶっ飛びました!鳥羽潤、恐るべし!
そうそう、鈴木一真君と釈ちゃんと言えば、個人的名作リストにあがってる「生きるための情熱としての殺人」で共演してたのよね。
できれば鈴木一真君に怨みの門に行って欲しかったなぁ。久々にあの二人のツーショット、見てみたかったわ。

第八死
「フェイス」前編
脚本:田辺満
演出:高津隆一

初めての2話構成。
心を閉ざした少女・杏奈(山田麻衣子)が怨みの門へやって来た。
いつものようにイズコ(釈由美子)は彼女の目を見つめ、怨みの記憶を辿ろうとするが、一瞬人形の顔が見えただけで何も映らない。
そこで彼女の記憶を辿るため、イズコが現世へ・・・。
やっとここで小吉(宮谷恵多)の存在理由がわかったよ。
あの少年には現世を彷徨う魂を見られる特殊能力があり、それが今回現世へ降りたイズコの役に立つってわけ。
イズコが思った事を、現世の人に伝える大きな役目を背負ってたのね。>小吉君

杏奈の母親・京子(秋吉久美子)が自殺未遂。
大切そうに持っていた人形、死ぬ前に見つめていたある邸宅。
京子の自宅で発見された首なし死体、それはどうやら杏奈の死体らしいんだけど、誰が彼女を無惨な姿にしたのかはわからず・・・。
杏奈は10年近く引きこもりの生活を続けていたらしいし、父親が片桐(水上竜士)ではなかったそうな・・・。
うーん、本当の父親は作家の東賢(佐野史郎)なんだろうけど、東は家族にも恵まれて小説の方も順調そうだし、きっと過去に京子との間に恋愛関係があったんでしょうが、どこでどうなって今に至ったのかが、今のところわからないっすね。(^^;ゞ
杏奈を殺したと思われていた片桐も遺体で発見されたし、怪しいのは東ただ一人って感じ?
イズコも引きこもりだったの?
そしてやたら現世で妊婦を見ると怯えるんですが、それは何故?
杏奈が魂の選択を出来なければ、イズコの魂も消えてしまう?そりゃ、大変。(笑)

片桐家に刑事の喜多嶋(榊英雄)と恩田(北見敏之)がいて、突然現れた南條(石橋蓮司)に「喜多嶋です」「恩田です」って自己紹介した後、何故か「イズコです」って同じように挨拶してるとこは笑ったわよ。_・)ぷっ
それにエンドロールで気付いたけど、天宮良が出てたのね〜。東の担当編集者役だったとは、じぇんじぇん気付きませんでした。m(_ _)m

第9回
「フェイス」中編
脚本:高山直也
演出:北村龍平
    高津隆一

うーん、難解だなぁ。
ようするに最終章を3部作にしてるんだろうけど、あまりに引き延ばした感じがして余計わかりにくい。
最終回あたりで詰め込みすぎなドラマはよく見るんだけど、これは引っ張ってる感じがしちゃうんだよね〜。

東(佐野史郎)って絶対に悪い人だと思ってたんだけど、私の読みははずれたみたい。(^。^;)
だって佐野史郎ってだけで怪しいじゃん!(爆)
DNA鑑定の結果、杏奈(山田麻衣子)と東の父子関係が認められる。
これで怨みの門にいる杏奈も、本当の父親が誰か知ることができたわけね。
問題はイズコ(釈由美子)よ。
断片的に思い出す妊婦、手術台、手術服の医者たち・・・。
杏奈に「あなたも死んだんでしょ?あなたの選択は?」と詰め寄られて、急に怯えだすイズコ。
いやぁ、うまいね〜♪釈ちゃん。
見えない何かに怯えて震える演技・・・決して大げさでもなく、しっかりその雰囲気が伝わってきて、マジ大物の予感。
イズコは生まれなかった・・・生まれる前に殺された。
生まれたのに殺された杏奈と、生まれる前に殺されたイズコ。結末はどんな方向へ?

京子(秋吉久美子)が口論してたメガネの男性ってーのは、きっと東の担当編集者・西村(天宮良)なんでしょうね。
それにしても今回はわかりにくいというか、つかみ所のない話だった。
最終回、イズコも選択をするのかしら?

最終回
「フェイス・後編」
脚本:田辺満
演出:北村龍平

ニュースステーション30分延長に気付かず、予約録画失敗!
最終回レビュー書けず・・・ごめんなさい。m(_ _)m

2003年11月、再放送により見逃した最終回をフォローできました。
遅ればせながら最終回レビューです。

東(佐野史郎)は結局いい人だったね。(^。^;)
杏奈(山田麻衣子)の死因は、義理の父親に「本当の父親がわかった。会わせてやるから出て来い。」と無理矢理引きずり出され、もみ合ってるうちに柱に刺さった釘が首に刺さって・・・という言わば事故死。
そして杏奈の死体を発見した京子(秋吉久美子)が発狂して、杏奈の義理の父親を殴り殺したという殺人の連鎖。
しかし、この殴り殺す京子のシーンが怖かったぁ。(^^;
それよりもっと怖かったのは南條(石橋蓮司)だよ!
杏奈の首はねたのも南條じゃん!
京子がどんな想いで杏奈を産んだかとか、自分や杏奈の義理の父親が病気や怪我で働けないから京子が水商売してたのに、そんな事もわからずに引きこもって・・・みたいな事を言ってたけど、それで杏奈の首をはねるというのはあまりにも惨い。
おまけに東の首もはねちゃってるし・・・。
いやぁ、最終回はまるでホラーでしたなぁ。
骸骨化した杏奈の頭部を放り投げられても、身じろぎひとつせず愛しそうに「杏奈」と抱きしめる東も、違った意味で怖かったんですが・・・。
「許しませんよ」で首をはねる南條の形相は、うなされそうでした。

杏奈の選択は再生する前に死者たちの魂に自分を重ねるようにして生き直したいというもの。
恨みの門の門番となって出直そうとする杏奈。
そこへ新しい魂としてやって来たのが父親である東というのも、泣ける展開でした。
杏奈はどういう選択をしたのかと尋ねる東に「それは答えられません」と立派な門番ぶりを発揮する杏奈。
でも、背中を向けた時に小さく呟いた「ありがとう」が、じーんとしたりして・・・。
イズコ(釈由美子)は生まれる前に堕胎された魂だったのね。
生まれ出ずることさえ出来なかったイズコ・・・。
そんな彼女に「今度はきっと現世で生まれる。きっと生きることが出来る。」と声をかけ、「さぁ、おいきなさい!」と送り出す杏奈。

きっと
小吉(宮谷恵多)の妹として生まれたのがイズコだと想うんだけど、そこは匂わす程度で終わってました。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、そこは視聴者に託す形でよいのではないかと思います。

 

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