熱烈的中華飯店

P:牧野正・瀧山麻土香

主題歌:sowele ♪Rainbow

第1回
脚本:林宏司
演出:鈴木雅之

これは予想通り面白かった!(^。^)
詩央(鈴木京香)が企画した香港の食王と言われる7人のディナーを楽しめるクルージング。
船内にある平平樓というレストランの料理長はプライドを傷付けられ、他の従業員一同と船を降りてしまう。
「食王」がいれば安心と思っていた詩央は、その後実は手違いで食王が乗っていないのに船が出航した事を知り愕然。
引っ込みがつかなくなった詩央は、ただ一人残った平平樓の皿洗い・迫田(椎名桔平)、平平樓に見習いとしてやって来た名波(二宮和也)、食材担当の野口(勝村政信)、航海士の大山(東幹久)、乗客の奈々子(瀬戸朝香)、中華料理屋を潰してしまった小向(高橋克実)、自称銀行ディーラーの綾小路(石黒賢)を食王に仕立てようとする。
出航してしまった船の中で、嘘っぱちの食王と詩央がどうやってこのクルーズを切り抜けるのか・・・。

何だか石黒賢ちゃんが楽しそうで良かった。(笑)
「真夜中の雨」ではずっと暗い表情ばっかで、石黒賢ちゃん特有のさわやかスマイルは全く見られなかったもんね〜。
よかったの〜ぉ。
そしてめちゃめちゃ走る鈴木京香さんにも笑わせてもろーた!
全力疾走を何回やらされたんだろう?

ドラマとしては難しくなくて良い!
めちゃめちゃ娯楽作品なのだ!
これはコケないでしょう!とりあえず今んとこ一番のお気に入り!

最後のオチ、迫田の手にあるタコが「包丁だこ」ではなく、あんまり暇でやり出した「卓球だこ」ってーのも可笑しかった!
次回にも大きく期待しまっせ!

第2回
脚本:林宏司
演出:鈴木雅之

あ〜ぁ、大切な食材のカニは食べちゃうし、残ったカニも逃げ出してしまって、それでどうやってカニ料理作るんだよ!
これが街中のレストランなら、「急いでカニ調達して来い!」ってなもんだろうけど、海の上を漂う豪華客船じゃ無理ってもんよね。
それにしてもせっかく奈々子(瀬戸朝香)と詩央(鈴木京香)が見つけたカニを、そこへ走りこんできた大山(東幹久)が海へ向かってナイスキックしたのは笑ったわ。
東ミッキーの体力だけでおバカなキャラは面白いわ。
人前で着替えられないほどシャイだったりするのに、岩田(伊東四朗)を羽交い絞めにして離さなかったり・・・。

カニ料理を出すはずだったのに、肝心のカニが逃亡し(笑)、そこでホステスあがりの奈々子が「カニのヘルプで海老を出すとか。」って、お水なアイデアを出すんだけど、そこで思いついたのがカニの代わりになる食材探し。
しかしカニの代用を卵でやるとは思い付きもしなかったわ。
卵を使おうと言い出したのはノグタク(勝村政信)だったし・・・。
岩田に高級中華では卵は使わないって言われてたけど、その卵で命拾いだよね。
卵白をぬるい油で揚げて、油くささを抜くためにさっと湯通し、それに味をつけて上に散らしたのはカニの子かしら?
この料理が「ソイポンハイ」だなんて、綾小路(石黒賢)がいなかったらわからなかった事だし、「ソイポンハイ」の意味が広東語で「カニよりウマイ」ってーのも誰一人知らなかったんじゃないの?
ここでお客さん@小木茂光がふってた「偽物の時計をつかまされた」って話が活きて来るんだよね。
卵白なのに本物のカニより美味しい「ソイポンハイ」と、娘が初めてのボーナスで買ってくれた偽物時計。
どちらも偽物ながら、本物を超えたって事っすね!

迫田(椎名桔平)の手のタコが「卓球ダコ」ってーのもバレたし、これから目的地に着くまで毎回こんな風にド素人の料理人たちが数々の荒波を乗り越えていくわけか・・・。
しかし、カニ料理のオーダーとってから、「ソイポンハイ」が出てくるまでの時間、どう考えても長いだろ!(爆)
それだけ待ってお客さんたちは、「ソイポンハイ」しか食べなかったの?(^。^;)

第3回
脚本:林宏司
演出:木村達昭

迫田(椎名桔平)のトラウマの料理「椒塩爆龍蝦」。
この料理を勝手に作ろうとして、料理長の鬼沢(並樹史朗)に殴られ、それ以降皿洗いしかさせてもらえなかったという料理。

この料理を完成させるために、みんなの得意分野を結集したわけね。
大山(東幹久)は力技、食材担当だけに調味料を合わせるのはノグタク(勝村政信)、にんにくを揚げるのは金魚すくいの要領で名波(二宮和也)。
自分には何もできないとしょげてた奈々子(瀬戸朝香)だったけど、ちゃんと爪を切ってきたのが可愛かったじゃん!
そんな奈々子には最終的に美しく皿を飾る役割が与えられたし・・・。
綾小路(石黒賢)が味見係ってーのが笑ったけどね。(笑)

「明日のためにその1!」って平へらを「えぐるように持つべし!持つべし!持つべし!」ってーのは、「あしたのジョー」の見過ぎっすね。(^^;ゞ
ダメダメな食王もどきだけど、みんなが力を合わせれば何だって出来ちゃうという話。
みんなに存在価値があると知らせた回だった。

んで、面白いかと言われると・・・何となくだんだん下降線を辿ってきたようで怖い。
やっぱ料理を出すのに毎回あれだけ時間がかかってたら、自分が客だったら「もう、ええわ!」と席を立ちたくなるし、客を待たせているという緊迫感がないのが気になる。
もうちょっと慌てふためく様が伝わると、面白くなりそうな気はするんだけどなぁ。

第4回
脚本:橋本裕志
演出:成田岳

決して面白くないわけじゃないけど、どことなくつかみ所のないドラマになってきてしまったなぁ。
今回のオーダーは「最高のスープ」。
平平樓特製スープストックがあるから、温めて出せばOKのはずだったのに、大切なストックに名波(二宮和也)がチリパウダーを入れちゃって・・・。
その瞬間、私もあんぐり口を開けてしまってたわよ。(^^;ゞ

ストックがパーになっちゃって、名波が作り直そうとする必死な気持ちに、徐々に他のメンバーが触発されて、いつしか全員でスープ作りに全力を尽くすという話。(簡単にまとめる管理人)
名波が必死でスープを作ってる間に、マージャンで暇つぶししてた迫田(椎名桔平)たち。
このマージャンとスープに関連性が出てくるってーのは意外だったけど、イマイチ引き込まれないんだよね。
普通なら最初に捨てられるはずのくず牌でも、集めれば国士無双って手になる。
そんな野口(勝村政信)の言葉から、くず野菜を使ってスープを作ることをひらめいた詩央(鈴木京香)。
お客様にも堂々と「国士無双スープです!」って出してたけど、説明の語りから全部野口が国士無双について話してたパクリじゃん!(笑)

しかし、見習いの名波が料理の本見ながら、いろんな人のアドバイスを聞きつつ作ったスープがあれだけ喜ばれるとは、平平樓的にはいかがなもんか?(^^;

脇キャラでは食材係の野口と、ばか力だけの大山(東幹久)が良い感じ♪
そうそう、奈々子(瀬戸朝香)は先週爪を切ったんじゃなかったっけ?
今週はまた長い爪にきっちりネイルアートしてあるんだけど、あれはつけ爪?
(とか、こういう細かい事が気になるのは、本編に集中してない証拠だったりする)

第5回
脚本:林宏司
演出:鈴木雅之

うーん、何だかすでにもう飽きてきたかも・・・。(^。^;)
んで、偽物の食王たち、急に料理できるようになってない?
迫田(椎名桔平)や小向(高橋克実)、それに名波(二宮和也)が何とか料理できるのはよしとして、奈々子(瀬戸朝香)が桃饅頭作れるってどうよ?

綾小路(石黒賢)を知る西園寺(角野卓造)は、綾小路の父の執事として働いていた男で、その西園寺が今日のゲスト。
船長の気配りでオーダーに加えられたのは「長寿湯麺」。
んで、麺打ち担当になるのが力だけが自慢の大山(東幹久)。

だけど、どうしても麺打ちだけがうまくいかず次々と出来上がっていく料理を前に、ついに面打ちを諦めようとする大山に、「最後までやり通すのが男なんだろ?」とせっかくできた料理をひっくり返してしまう綾小路。
そして次々と自分の担当した料理を台無しにしていく偽食王たち。
いやいや、いいけどさ〜、食材をそんなに無駄にしていいのか?
まだ旅は続くというのに、限られた食材がもったいないじゃん!

再びやる気を出した大山と、全部はじめから作り直すことになった偽食王たち。
その間、ゲストの前で必死で「万漢全席」216品(だったっけ?)を全部言って、場繋ぎしようとしている岩田(伊東四朗)は、ほんと災難。
まぁ、麺が成功してよかったね。(あっさり)

第6回
脚本:橋本裕志
演出:木村達昭

今回は下町の中華料理屋で30年のキャリアがある小向(高橋克実)の話。
まかないで作った餃子がみんなに好評で、腰を痛めた迫田(椎名桔平)に代わって料理長代理に任命される。
ところが小向は所詮下町の中華料理屋(しかも店を潰した男)。
だから高級食材の扱い方とかぜんぜん知らないんだよね。
金華ハムの塩抜きや、ふかひれの戻し具合もわかってなかったし・・・。
高級中華のレシピなんか知らないくせに、料理本を盗み見てはあたかも知っていたかのように作ろうとする小向。
キャリア30年のプライドがこうさせちゃったんだけど。
前菜もふかひれも一口食べてつき返した孫夫人(中尾ミエ)。
「本当に美味しいものを」と言われて、迫田たちが思いついたのが小向の焼き餃子。
干し貝柱をすりつぶしたものとか、洋ナシのすりおろしとか、思いもしなかった材料が入ってたのね。
んで、これってマジで美味しいの?(笑)

怒り心頭だった孫夫人も、小向の焼き餃子でご機嫌が直ったみたいだけど、やっぱどう考えても料理に時間がかかり過ぎてる。
そんな事が気になるのはなんでだろう?と考えてみたら、必死で料理する厨房の面々にばかりスポットが当たってて、イライラしつつ待ってるお客と間を持たせようとする岩田(伊東四朗)がわりと放ったらかしだったりするからじゃないのだろうか。
合間、合間でもっと気まずい雰囲気のお客と岩田を見せればいいかもね。

第7回
脚本:林宏司
演出:成田岳

うーん、ちょっと内容的にキツイ感じがしてきたね。
今回は名波(二宮和也)の淡い恋がテーマだったんだけど、それでいいのか?って感じ。
いやいや、二宮君がどうこう言ってるんじゃないのよ。
このドラマって、ほとんど料理のできない面々が食王の代わりに奮闘する姿を描くんじゃなかったの?
いつの間にか、さら〜っと料理名人になってるのがいかがなもんかと思うわけ。
憧れの薫(松本莉緒)と船の中で再会し、彼女が家族と北京ダックを食べに来るという事で、張り切る名波。
そんな名波に北京ダックのサーヴをさせてあげようと、岩田(伊東四朗)を食材庫に監禁してまで協力する詩央(鈴木京香)たち。
だけど、薫の家族というのは婚約者である山口(内田朝陽)の家族の事で、その婚約者ってーのが名波の先輩だったんだよね。
憧れの薫が婚約者とその家族と一緒に楽しく語らっている場所で、北京ダックのサーヴをしているなんて、ちょっとせつない光景だよね。

奈々子(瀬戸朝香)が迫田(椎名桔平)にラブレターを渡そうとしてたと大山(東幹久)が勘違いするとか、実はラブレターじゃなくてマンションの身元保証人を頼みたかっただけだったというオチもあったんだけど、1時間ほぼ流し見・・・そして全く集中できず!
初回の面白さはどこへやら・・・。
ここまで来てリタイアってーのも悔しいから、とりあえず最後まで見ようとは思うけど、もうこのドラマに期待はできないな。

第8回
脚本:林宏司
演出:木村達昭

ビックリ過ぎだ!
平平樓の前の料理長・鬼沢(並樹史朗)が、まだ船に乗ってたなんて・・・。(爆)
そんな事とは知らずに、雑誌の取材を受けるという事で黄金チャーハン作りに挑む料理人たち。
いくら頑張ってもあの黄金チャーハンは作れず・・・。
そこで手伝いもしなかった野口(勝村政信)が、「黄金チャーハンは平平樓の名物なんだろ?何でそんなもん作ってんだよ!」と言って、迫田(椎名桔平)もオリジナルのチャーハンを作る事に目覚めたわけだけど。
それにしても何回チャーハン作ったわけ?
食べもせずに、どんどんゴミ袋に捨てちゃって・・・。
ただでさえ食材には限りがあるのに、いくらチャーハンでもあんなに何度も作っては捨てってやってたら、米だって足りなくなるんじゃないの?

いつも食材を横流ししてた野口が、チャーハン作りに一致団結する料理人たちを見て、一度譲ったハムユイを有り金全部出して買い戻すのは良かったんだけどね。
「金よりも大事なものが出来た」と食材の横流しをやめる事も決めたようだし、これで野口もしっかりと食材係の仕事をやってくれそうね。
あとは大山が味のバロメーターまで筋肉だったってーのが笑いましたけど、全体的にはやはり流し見してしまいそうな内容で、ちょっと残念!

第9回
脚本:成田良美
演出:成田岳

詩央(鈴木京香)の嫌味なライバル・三枝(板尾創路)が社長と一緒に来店。
三枝とどんなバトルが繰り広げられるやら・・・と思ったら、なーんかあんまり三枝が出てる意味がなかったような・・・。(^^;
っつーか、やっぱりイマイチ面白くない。
初回で期待したのは何だったんだ?

料理人たちが必死で作った料理にことごとく手をつけない三枝たち。
っつーか、仕事の話で手一杯なら何も料理屋で話しなくてもいいんじゃないの?
詩央は「食べるも食べないも、お客様の勝手」みたいな事を言ってたけど、あれじゃ〜いくらなんでも嫌がらせでしょ?
今回は奈々子(瀬戸朝香)がストレートでよかったね。
「どうして食べないの?」と客に聞いてみたり、「食べてあげないと、料理が可哀想だよ」とか、残された料理で弁当作って出したりとか・・・。
何とかして食べてもらいたいって気持ちが出てて、それに社長たちも動かされる。
ちょっと出来すぎた話のような感じもあるが・・・。

「出された料理に目が行かないようじゃ、視野が狭くて良い企画は出ない。」なんて、いかにもわかった風なこと言ってるけど、それ以前にそこまで厳しい表情で話し合わなきゃならないような事を、食事しながらしようって時点で間違ってるよ。
奈々子の作ったお弁当が好評で、温かいものも食べたくなったと追加オーダー!
料理人たちは喜んでたけど、あたしだったら「ふざけんじゃねーーー!」って思うわよ。

詩央も社長たちに自分の企画を認めてもらう事に必死で、彼らが心を込めて作る料理なんか見てなかったのよね。
自分がすべき事をわかってなかった。
そして詩央が消える。
っつーか、消えるってったって海に浮かんだ船の上だし、船の中のどっかにいて当たり前なんだけどさ。(^^;
さて、来週は最終回。どんなオチでシメてくれるんでしょうかね。

最終回
脚本:林宏司
演出:鈴木雅之

うーーーん、どうなのよ?
詩央(鈴木京香)と料理人たちの間には、いつの間にか見えないけど強い絆が出来ていたって感じで、きれいにまとめてきたんだろうか?
最終回、これといったイベントもなく、あっさりと終わってしまった。
唯一、場繋ぎマジシャン岩田(伊東四朗)のマジックのレパートリーには驚かされたが、まぁそんなとこ。(^。^;)

無事に日本に着いて、これでおさらばかと思えばみんな中華街で鍋とか買ってるし・・・。
何かい?みんなで中華料理屋でも始めようって魂胆かい?

何度も言うけど初回の期待は何だったんだろう?
私のレビューもあっさり終わる・・・みたいな・・。(^^;ゞ

 

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