GOOD LUCK!!

P:植田博樹・瀬戸口克陽

主題歌:山下達郎 ♪RIDE ON TIME

第1回
脚本:井上由美子
演出:土井裕泰

うちのサイトへ集って頂くお客様の間では、管理人がキム様に厳しい意見を持っているのをご存知ですわね?
「キムタクは何をやってもキムタク」「台詞の間の『あん』と鼻で笑うとこが嫌い」など言いたい放題してきたわけですが、そんな私が今回のドラマではキム様に何も感じなかったんですの・・・。
決して「良い」と認めたわけじゃありませんが、いつものような嫌悪感がないんですよ。
まぁ、どうしましょ?(笑)
脇がいい感じだからでしょうか?
国際線の副操縦士・新海(木村拓哉)はヘルニアで突然の腰痛に苦しむキャプテン・水島(岩城滉一)に代わって着陸を行うが、その乱暴な着陸を整備士の歩実(柴咲コウ)には「ヘタクソ」と言われ、監察官の香田(堤真一)からは呼び出しを受ける。
体調が思わしくない水島は新海とのロス行きをラストフライトと決意するが、水島と新海の飛行に疑問を抱く香田が同乗することに・・・。
離陸後、目的地であるロスの空港が火災でクローズしている事を管制から知らされ、水島は成田へ引き返すことを決める。
それを聞かされた乗客は不満をぶつけ、中でも明日までにロスで契約を結ばないと会社が潰れると暴れた客(平泉成)をいさめるために、新海は香田が止めるのを無視してコックピットを出て行く。
新海が出て行った事で客席も静かになり、無事成田へ戻る事ができたんだけど、この事が原因で香田から1週間の謹慎を言い渡される。

「金スマ」で大女優・大竹しのぶに演技指導を受けていたTBSの安住アナがとっても心配だったんだけど、登場シーンがちょこっとだったから救われたわね。(^。^;)ホッ!
っちゅーかニュースを読み上げるようなシーンで局アナ出すならわかるけど、アナウンサーとは全く関係ないパイロット役を演じさせるってーのもどうなんでしょ?
歩実の両親は亡くなってるようだけど、飛行機の事故で亡くなったのかしらね?
そんな感じがあちこちで匂ってましたが・・・。
気の強そうな整備士で、柴咲コウちゃんピッタリ!
個人的にはチーフパーサーの太田さん(段田安則)がいい感じだったんだけど、一番気になってるのは竹中直人さん演じる内藤ジェーン!(爆)
名前だけで笑わせるところが凄い!
あとはやっぱ要潤君がポイント高いっす!

まだストーリーとしてはこれからだけど、脚本も井上由美子さんで安定してそうだし、今後も見ていけそうだけど、目新しさはないから流し見しちゃいそうでちょっと不安もあったりするんだけど・・・。(^^;

第2回
脚本:井上由美子
演出:土井裕泰

新海(木村拓哉)に1週間の謹慎処分が下される。
その謹慎が解けてめでたく出社した新海は、フライトからはずされてしまい、香田(堤真一)に抗議。
そして、怒りにまかせてつい辞めると言ってしまう。

ちょこっとずつ見えて来たとこがあるね。
太田(段田安則)が過去に客にクレームをつけられ、2年間地上に下ろされクレームセンター勤務になったのも、香田が機長を務めるフライトだったらしい。
そして太田はクレームセンターでの経験は役に立ったが、いまだに香田を恨んでいるとも言っていたね。
あっちこっちで香田は恨まれてそうだ。
そしてそんな香田が何やら気にしてそうな歩実(柴咲コウ)。
彼女は新海に自分の中学の時の一番仲良かった友達が、飛行機事故で両親を亡くしたと話してたけど、それはきっと自分の事だよね。
そんな歩実を気にするって事は、香田がその事故機の機長だったのかしら?

あとは、別に知らなくてもいい事だけど、内藤ジェーン(竹中直人)がバツ3だったって事かな?(笑)

すっかり辞めるつもりだった新海を思い留まらせたのは、歩実の「見損なった」の一言。
香田に辞めると言った事を撤回しにいくと、「退職勧告を提出したが、却下された。」と香田の言葉。
でも、それも後で嘘だった事がわかるんだよね。
香田は何を考えてそんな嘘をついたんだろう?
こうやって新海を育てているつもりなんだろうか?

うーん、面白いか?と聞かれれば微妙なとこなんだよね。(^。^;)
面白くないとは言えないんだけど、面白いとも言えず・・・。
何かの理由で1回見逃せば、そのままリタイアしてしまいそうな気はするんだけど、何もなけりゃ最後まで見ちゃうかも・・・。
っつーか、このドラマの初回が視聴率30%を越えたってーのはどうよ?
キム様、鼻高々でんがな・・・。(苦笑)

第3回
脚本:井上由美子
演出:福澤克雄

歩実(柴咲コウ)がホノルルへ出張する事になる。
ホノルルだから当然飛行機搭乗なわけだけど、生まれてから一度も飛行機に乗った事がなく、飛行機が怖い歩実は躊躇する。
うーん、知らなかった。
整備の人って、海外の空港まで出張したりするんだ。なるほど〜。φ(.. )メモメモ

歩実が飛行機を怖がっていることを知った新海(木村拓哉)は、ホノルル便のスタンバイになっている安住(安住紳一郎)と交代し、歩実が乗り込む便に乗務する。
ちょっと、ええな〜ぁ♪
もしも彼氏がパイロットだったら、「あたし、飛行機怖いの(きゅるるん)」と言えば、「俺が揺れないように操縦桿ぐーっと握っとくから」なんて言ってもらえるのか・・・。
いや〜ん(くねくね)、ちょっと言われて見たい〜〜〜♪
そう新海に言われても歩実の緊張がほぐれるわけもなく、離陸準備をする飛行機の中で脂汗。
その状況をコックピットの新海に太田(段田安則)が伝えると、コックピットから「ぶっちゃけ、お前に何かあると困るからさ」と、こちらがこっ恥ずかしくなるほどの台詞。
一見、カッコよさそうに思えるけど、よくよく考えてみると自分勝手な男ですわね。
気になる女のために乗務予定を変更し、その女のためだけに神経を使い、半ば愛の告白とも取れる発言を勤務中にしてしまう。(^。^;)
そんなに身勝手で良いのでしょうか?
結局、「あんま無理すんな」と言われた歩実は、そのまま飛行機を降りたわけですが・・・。
そんな歩実を「大丈夫か?」と気遣う香田(堤真一)。
うん、絶対に香田が歩実の両親が犠牲になった飛行機事故と関わってますな!
いつか、その事実も明らかになるのでしょう。

んで、ホノルルでステイしてるホテルにまで電話して、新海にお礼を言う歩実。
飛行機恐怖症を克服できないままの歩実に向かって、「しょーがねーから俺が乗っけてやるよ!」と新海。
あぁ、この展開が最終回なのかしら?
新海が副操縦士ではなく、パイロットとして初フライトの飛行機に、歩実が搭乗!
う〜ん、見えるようですわ。
内容はビックリするような視聴率取るほどではないと思うんだけど、一番ヤラれたと思うのはエンディングへの入り方!
今回は新海が歩実をいつか飛行機に乗せてやると言い、その言葉に歩実が「ありがと」とお礼を言った、その「ありがと」の「と」とややかぶり気味に投入される山下達郎の主題歌「RIDE ON TIME」!
これが、まぁ絶妙のタイミングで素晴らしい歌声なんですわ。
ある意味、このドラマは「主題歌で技あり1本」ですわね。(笑)

第4回
脚本:井上由美子
演出:平野俊一

キム様は苦手だけど〜ぉ、堤さんも時々何者喋ってるのかわからないけど〜ぉ、ぶっちゃけこのドラマ面白く感じてきちゃった♪
上海のホテルで火災があり、その負傷者を日本へ搬送するための特別チャーター機の副操縦士に新海(木村拓哉)が任命される。
パイロットは香田(堤真一)。
CAのチーフは富樫(黒木瞳)が選ばれるが、その裏で彼女は訓練センターの教官として地上勤務を打診される。
富樫はCAに生きがいとか遣り甲斐とか感じてる女性だもんね。
いくら出世だとしても、地上勤務になるのは寂しいのかも・・・。

特別機には新婚旅行で上海のホテルに泊まっていて、火事で夫を亡くしたるり子(西田尚美)が重傷患者として乗ってたんだけど、離陸直前に意識が戻り、ご主人を探して泣きわめく。
そうだよな〜。
楽しい新婚旅行で火事にあって、何が何だかわからぬまま怪我や火傷で運ばれて、鎮静剤で眠っている間に飛行機に乗せられてるんだもん。
取り乱すわな〜。
キャビンは混乱、しかし香田は富樫にたった5分の猶予しか与えない。
確かに一番の重傷はるり子だろうけど、他にも負傷者がたくさん乗ってる飛行機だし、一人のために他の人を危険にさらすような真似はできないよね。
でも、5分ってどうよ?>香田
富樫が覚悟を決めて、るり子に「ご主人はお亡くなりになりました。」と告げるんだけど、るり子の両親はよく文句言わなかったよね〜。
「言わないで」って素振りだったのに・・・。
でも、あたしったらこのシーンでの富樫の台詞「あなたが死んだら誰がご主人を思い出してあげるの?」で、不覚にも(ToT)ウルウルしてしまいました。m(_ _)m
本当に5分で混乱をおさめた富樫。
本当はこのフライトを最後にする覚悟も少しはあっただろうけど、逆にやめられなくなっちゃったのかもね。
地上勤務の話、しっかり断ってたし・・・。
「これからも一人のCAとして、仲間たちと空を飛んで行きたいと思います。」
う〜ん、キレイにまとまったって感じ。(笑)

しかし、黒木瞳さんにまで「ぶっちゃけ」とか言わせてしまうのはどうよ?
あたしは思わず耳を疑ってしまいましたとさ。(何故か昔話調)
歩実(柴咲コウ)が語る整備士の想いも良かった。
機内のひとつひとつの座席に「頑張れ!いい事ありますように」って祈ってる姿や、飛行機を見送る時に大きく手を振って「GOOD LUCK」って声をかけるって話。
飛行機が滑走路へ向かって動き出す時、整備の人たちが手を振ってるの見えるもんね〜。
あれはクルーに向かってだけじゃなく、乗客一人一人にも振られてるんだ・・・と思ったら、妙に目頭熱くなっちまいました。
次から飛行機に乗る時は、窓の外に小さく見える整備士さんに親指立てて「GOOD LUCK返し」とかしてしまいそうだわ。(^。^;)

んで、最後にひとつだけよろしくて?>キム様
その唇を噛む仕草は、いい加減卒業なさい!飽きたわ・・・。(-。-) ボソッ

第5回
脚本:井上由美子
演出:土井裕泰

うらら(内山理名)ってキャラが最初から苦手だったんだけど、今回で完璧嫌いになった!
あたしゃ、うららと一緒に仕事してたら、まず間違いなく香田(堤真一)より先に、「帰れ!ボケ!」ぐらい言うてるわ。(^^;ゞ
機内で有名な熊川哲也(本人)が乗ってるのを見て、すっかり客は熊川だけみたいな感覚に陥り、他の客が「お水を下さい」と言っても「お待ち下さい」ばっかりで熊川にかかりっきり!
挙句の果てに自分の名刺まで出そうとして、香田が止めに入りそのまま機内でビシッと叱責されるんだけど、それがどうして「名誉棄損」なわけ?
どうして訴えるわけ?
一人前の事出来ないくせに、口だけは達者なおバカさん。
うららだけかと思ったら、他のCAまで香田と同じシップには乗れないとか言い出す始末。
CAの質を疑いたくもなりますわね。

んで、今回のうらら語録にはビックリよ!
新海(木村拓哉)に向かって、「(香田を)訴えるのやめたら、結婚してくれますか?」なんて、頭悪すぎ!
新海と一緒にいた店に香田と歩実(柴崎コウ)が現れて、歩実に厳しい事言われて「帰る」と出て行ったうらら。
追う新海。
そしたら、あらら〜、「なんという事でしょう!(ビフォーアフターの加藤みどりさん風)」、うららったら新海の車の横で立ちすくんでいます。(^^;
「帰る」って店を出たら、しっかり自分の足で帰って欲しいもんですわ。
「送って」と言わんばかりに新海の車のところで待ってるなんざ、女として許せません。
そして「私、小さい頃からずっとアイドルだったんです。かわいい、かわいいって言われて・・・。」で、あたくしの血管が3本は切れました。(爆)
ぬけぬけと何を言い出すんでしょうか?この女は。
そして「新海さんがぎゅーーーって抱きしめてくれたら、香田さん訴えるのやめます。」
まだ、言うか?( ;^^)ヘ..
これでホンマにかわいい子が言ってるんだったらいいんですが、内山理名ちゃんだといい感じにむかつきます!
最近膨らんだ?っつーか、その髪型は何とかならへんの?と、文句はたんまりあるのですが、あたくしもいい大人なので我慢します。(言いたい放題してるやん!)

途中、誠(中尾明慶)が高校を中退すると言い出したりしたんですが、これがまたあっさりと片付いたのが何とも半端でしたね。
何でしょ?時間調整?(笑)

最終的にはうららが香田を訴えるのをやめるんですが、そこも何だか唐突な感じがしてイマイチ。
そのわりに最後には新海が「お前と香田さんが親しげにしてんの、すんげ〜むかつくんだよ」と歩実への想いをストレートに表現し、それを聞いた歩実が「あたしも・・・」と答えるという両想いモード炸裂で、ヤマタツの主題歌投入!
毎回、この作戦ですっかり騙されているような気がするんですが・・・。( ;^^)ヘ..

第6回
脚本:井上由美子
演出:平野俊一

悔しいよ!
キム様のドラマを楽しんじゃってる自分が悔しい!
ねえねえ、キム様〜♪あなた普通に柴咲コウちゃん好きでしょ?(爆)
なんとなくそんな匂いさえ感じさせるほどの、妙にいい感じな二人。
これは役の上のこと?
いやいや〜、いくら妻がいようと子供がいようと、きっとキム様はコウちゃんが好き!(決定)
そんな下世話な事を考えてしまうほど、新海(木村拓哉)と歩実(柴咲コウ)のラブラブモードがいい感じじゃん!

今回は北京から成田へ向かう便に、東京でオペを待つ患者のために急いでいる医師・牛島(石田えり)が搭乗。
ところが濃霧のため成田へも羽田へも降りられず、関空でさえもダメ。
キャプテンの香田(堤真一)は新千歳空港へ向かう事を決断する。
いやぁ、この便に乗ってて「当機は新千歳空港へ向かいます」って言われたら、絶対「ふざけんなよ!」って騒いでるわ。
乗客には空の事情なんてわからないもんね。
私も子供が生後二ヶ月で、里帰り出産してた九州の実家から小松まで飛行機で子連れの移動をしたんだけど、その時天候が悪くて「当機は場合により伊丹空港へ降りる事も予定されます」って離陸してからアナウンス・・・。
正直「マジかよーーーー!」だったもんね。
やっぱ予定が全部狂っちゃうわけだし・・・。
今回の成田が新千歳じゃはるかに遠い場所だし、絶対にブーイングの嵐だよ。
香田に「諦めないでほしい」と食い下がる新海。
そこで「俺がいつ諦めたと言った?」ってーのは、ちょっとカッコよかった!>香田キャプテン
新千歳で燃料を補給して、再び成田へ向かい、霧が晴れる一瞬の間をぬってランディングするって、それもかなり無謀な気はするんだけど(^。^;)、ドラマだと思って見てればスリリングで良かったよ。
何気に香田が新海を認め始めてるような雰囲気もあったしね〜。
だからこそ、無事成田についた後、珍しく「お疲れさん」と香田が声をかけたのかも。

それにしても新海が成田に着いたのが夜中の1時半で、その後歩実に電話して「会いたいからお願いします。」と呼び出すなんて・・・、やっぱ若いわ。(^_^; アハハ…
そんな時間でも会いに行く歩実も可愛かったし、呼び出したくせに疲れて寝てしまう新海も憎めなかったよ。
あぁ、恋って素敵ね♪(はぁと)
結局、朝までファミレスで寝ちゃった新海。
車のワイパーに挟まれた紙ナプキンに、「仕事だから先に帰る バーカ」って歩実のメッセージも彼女らしくて良かったし、そこで絶妙のタイミングで投入されるヤマタツ主題歌でこのドラマは3割増に評価が上がっちゃうんだよ!(爆)
う〜ん、私って騙されてる?(笑)

第7回
脚本:井上由美子
演出:福澤克雄

監査フライトなんてもんがあるのね〜。φ(.. )メモメモ
フライト中、後ろの席でじーっと見られてると思うと、緊張するわ〜。(^。^;)
しかも見てるのが香田さん(堤真一)じゃ余計に緊張。(^^;ゞ
グレートキャプテンと呼ばれるベテランパイロットの山上(柴俊夫)と監査フライトに挑むことになった新海(木村拓哉)。
その監査フライトで積乱雲に突っ込むというアクシデントに・・・。
新米CAのうらら(内山理名)が、耐え切れずにギャーギャー騒いで、その口を太田さん(段田安則)に手で塞がれてるのが可笑しかったよね。
しかし、あれだけの酷い揺れの中でもにっこり微笑んでなきゃならないCAさん、大変ですわね〜。

その積乱雲を回避する山上の対処は、さすがベテランって感じの余裕を感じさせたけど、香田が出した監査の結果は山上に適性なしという判断。
山上がコーパイの新海を頼らず、一人で対処したのがまずかったらしいけど、香田にしてみれば自分を全日空に入れてくれたのが山上なんだよね。
そんな恩人みたいな人に、こんな辛い結果を言い渡さなきゃならないなんて辛かったんだろうなぁ。
山上も冷静になって考えたら、自分が惨めなやめ方をしないで済むように、香田の配慮があったんだって思えたみたいだし・・・。
んで、監査で悪い結果が出たら、もう成田へ向けて帰るフライトで「ラストフライト」なわけ?(^。^;)
今時のハイテクな飛行機に慣れず、どうしても自分の経験だけに頼ってしまう職人気質なベテランパイロットの引き際。
成田へ到着する頃に、地上では山上のラストフライトが放送で伝えられ、出迎えの花道が出来てるなんて・・・。
でも、これって嬉しいわけ?
いくら自分で決めたにせよ、監査で適性なしと判断されラストフライトを決意したわけでしょ?
なのに、あんな大げさに出迎えの列が出来てても、私だったら気恥ずかしいだけなんだけど・・・。

香田の12年前の事もわかったね。
自分が風邪をこじらせて、スタンバイに入ってた先輩パイロットがフライト。
その飛行機が事故に遭ったわけよね。
でも、自分が操縦桿握ってて事故に遭ったわけでもないのに、12年も引きずるもんかな〜。
歩実(柴咲コウ)もその事を新海に聞かされて目に涙いっぱいためてたけど、だからって香田を恨んだりは普通しないよね。
だとすると、あの涙の意味は何?
香田が自分の両親が死に至った事故の責任を、いまだに抱えていてくれる事への感動だったりするわけ?

っつーか、今回今までほど面白いと思わなかったのよ。(^^;ゞ
んで、一応自分で考えてみたんだけど、新海と歩実のラブラブモードが少なめだったからだわ!
あたしがこのドラマで一番期待してるのって、あの二人の恋愛だったりするのかもしれない。(笑)

第8回
脚本:井上由美子
演出:土井裕泰

歩実(柴咲コウ)は両親を亡くした事故に香田(堤真一)が関わっていた事を知ってしまう。
いや、関わってたと言っても、もともとそのフライトは香田が操縦桿を握るはずだったって事で、実際には風邪を引いて急遽スタンバイに入ってた操縦士が乗って事故に遭ったって言うんだよね。
確かに「自分が急に体調を崩したために・・」って気持ちは人間としてあって当然だけど、それを12年も引きずってる香田ってどうなんだろ?
忘れちゃいけない事だけど、これほどまでに引きずられてもなぁ・・。(^^;
そして歩実の家に届けられていたお金も、やっぱ香田からで、そのお金を貯めておいた通帳をつき返す歩実。
「このお金は可哀想な香田さんの自己満足です。」
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、私もそれは歩実の意見に賛成。
自分を遺族としてじゃなく、一人の整備士として見て欲しいって気持ちにも素直に頷けたわ。
過去を乗り越えるって難しいわね。
忘れるんじゃなく、乗り越えるって・・・。
遺族の歩実がこれだけ頑張ってるんだし、香田もいつまでも過去にがんじがらめになるんじゃなく、そこから一歩抜け出さなきゃね。

んで、最後の非常時の訓練だけど、あれって歩実にはキツイよなぁ。
実際には両親が事故に遭った時、側にいたわけじゃないけど、「親もこんなんだったのかな?」ってやっぱ想像しちゃうじゃん!
揺れるシップとか、ざわめくキャビンとか・・・。
みんなが脱出訓練で滑り台を滑り降りてる時に、一人で取り残されてたけど、動けない気持ちもわかるような・・・。
そこへ新海(木村拓哉)が現れて、「自分がフォローしますから」ってーのは、ラブラブ強調だったけど、ちょっとカッコ良過ぎですわ。(^^;ゞ
それまでにも歩実が怪我して医務室に行ったと聞いて、探しに行っては「大丈夫か?俺、送ってくから・・・そんな手でクラッチ握れないだろ?」と「俺に任せろ」ビーム出まくり!(笑)
ごめ〜ん、個人的に「俺についてこい」って感じの男、めっちゃ苦手やねん!
だからこのシーン、滅茶苦茶引いてしもーた。
やっぱ、ここでは「ぶっちゃけ、俺、おまえに何かあると困るからさ」でキメて欲しかった。(爆)
そしたら、笑えたのに〜♪(笑うんかい!)

あら、脱線しちゃったわね。(^^;ゞ
新海のフォローで非難口までたどり着いた歩実。
意を決して滑り台へ向けてジャーーーンプ!
ところが、最後に怪我した方のてをついてよろけるわけだ。
それを見ていた香田が、思わず身を乗り出しこれまた躓きかける。(笑)
これを新海が体でかばって、滑り台の上の方からマットもないところへ落下!
香田さん、あなたは事故を起こしてしまう運命なんじゃないでしょうか?
歩実もせっかく過去を乗り越えようとしてるのに、ここでまた大切な人を喪うかも・・・と思うと、ますますシップには乗れなくなちゃうよね。
いつもは気持ち良さそうに寝そべる新海を眺めながら、ヤマタツの「RIDE ON TIME」を聞くんだけど、今回は落下して気絶した新海をよそ目にヤマタツのお歌が・・・。(^。^;)
ちょっと複雑・・・。(苦笑)

第9回
脚本:井上由美子
演出:福澤克雄

o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪
新海(木村拓哉)の主治医役で石黒賢ちゃんが・・・♪
彼の白衣姿を見ると、どうしても「石川先生@振り奴」なんだよね〜。
TBSだし「真夜中の雨」を思い出すべきところだけど、「真夜中の雨」では事務長だったし、白衣の時はやっぱ振り奴!

ストーリー的にはどうしてそういう方向へ行っちゃったの?って感じで、あんまり好みじゃないんですけど〜ぉ、キム様の苦悩の表情や涙にヤラれちゃった方、多いんでしょうか?(^。^;)
香田(堤真一)をかばって落下した新海は足を骨折。
骨折は治るが、神経を傷付けてしまったため、足に障害が残るかもしれないと告げる成見(石黒賢)。
1ヵ月後に退院し、自分がパイロットとして復帰するのは無理だと知った新海だったが、歩実(柴咲コウ)をシップに乗せてやるという約束を果たすため、もう一度復帰への道を歩む事を固く決意する。
その意思を本部長(小野武彦)に伝えるため、出社した新海は本日付で香田が退職すると聞かされる。
香田を追いかけ「もう一度、俺と空飛んで下さい。」と頭を下げる新海。
新海が持ってきたくしゃくしゃの退職願を二つに破り、去って行く香田。
は〜ぁ・・・ラス前だというのに、やたら「シップに乗せてやる」だの、「もう一度、空飛びたい」だの、妙に少年の心を失わないような台詞が鼻につくようになってきた。(^^;ゞ
復帰を目指す決意をして、一旦歩実にキスをしようとした新海が「やっぱおあずけにする」みたいな事を言って、歩実を抱きしめた瞬間なんか「うっわーーー!今、絶対『俺ってカッコイイーーー!』って思ってるよなぁ。」と引いちゃったわ。
あたしったら、ひねくれてる?(^^;ゞ

必死でリハビリをする新海に成見が成功率10%以下のオペに挑戦しないかと持ちかける。
「10人医者がいたら、9人は勧めない手術ですが・・・。」
無言で成見に片手を差し出す新海、がっちり握手をする成見。
あら?もうオペ?そのオペ室へ運ばれる時に歩実に送ったサインは何?(笑)
成見先生と一緒にオペ室で待機してるのが司馬先生だったら・・・と、妄想が膨らみっぱなし。(爆)
「さぁ、始めようか」とキム様の足を切り刻む司馬先生・・・見たかったわぁ。(はぁと)
そして3ヵ月後?・・・時間とばすわね〜。(苦笑)
個人的にはストーリーの転がった方向性がダメダメだった。
最終回、新海は見事に復帰してみせるんだろうなぁ。(^。^;)

最終回
脚本:井上由美子
演出:土井裕泰

シュミレーター試験で新海(木村拓哉)は無事合格!
そして復帰のための監査フライトが、香田(堤真一)と一緒のホノルル便。
その便に乗客として乗り込む歩実(柴咲コウ)。

雲に突っ込んで機体が揺れるとか、雷がどうしたこうしたというのは、またそのネタ?って感じだったけど、メインは停電だったのね。(苦笑)

突然、キャビンは真っ暗に・・・。
その原因究明を歩実にやらせる香田。
ここで初めて香田が歩実を「一人の整備士」として見てくれたわけよね。
しかし、あれほど飛行機に恐怖感を抱いていた歩実が、真っ暗な機内で落ち着いて停電の原因を探ってるというのが凄いですな。
別に飛行機恐怖症じゃなくても、空の上で突然真っ暗になる飛行機なんて恐ろしくて仕方ないと思うんですが・・・。
みんなが整備士としての自分を必要としてるというのが、歩実を強く動かしたんですかね。
調べてみると乗客の男性が化粧室で髭剃りを充電して、それが原因で配線がショートしたと判明。
あのオヤジね〜(笑)、だいたい周りの客の迷惑も考えずに座席で髭剃り始める様な男だもんなぁ・・・ろくなことしないわよね。(^。^;)
髭剃りの充電でさえ、自分の家じゃなくてよそでやっちゃおうって魂胆だったのかしら?
新海も「お客様が化粧室で充電されたシェーバーが・・・」って説明してたけど、あの時点で「誰だよ!」って文句の声があがらないのは不思議だったわ。

原因はわかったけど、修理も出来ず、そのままホノルルまで向かう事を乗客に説明する新海。
そこで「シェードをお上げ下さい。まもなく夜が明けます。」ってーのは、まぁ実にタイミングのよろしいことで・・・。(笑)
夜明けのタイミングじゃなけりゃ、新海は乗客になじられっ放しでコックピットに戻れなかったかもしれませんわね。
歩実も飛行機への恐怖心がなくなり、新海も無事監査を通った。
けど、あの充電オヤジがあれだけみんなに迷惑をかけたのに、しら〜っと降りていくのには「謝れよ!」と怒ってしまったわ。

そして、この最終回、私がヤラれたのは香田キャプテンでした。
監査フライトの新海を見て、「空を飛ぶのが楽しくて仕方なかった頃の事を思い出したよ。新海・・・ありがとう。」と、涙をこらえて言う香田。
w(゚o゚)w オオー!
このシーンはぐぐっと胸に来るものがありましたわ。
さすが堤真一、恐るべし!
ただのぶっきらぼうな男では終わりませんね。
その後、みんなが降りたシップの中で、富樫(黒木瞳)に「旅行にでも行くか?客として飛行機に乗って・・・。」と誘うシーンでも、やっとすべてのことから解き放たれて、優しい言葉をかけられるようになった香田にジーンと来たりして・・・。
ぶっちゃけ、ここでこのドラマ終わっても文句なかったぐらいですわ。(ぶっちゃけ過ぎです!)

一方の新海と歩実の「おあずけ解除キス」は、もう「わかった、わかった!あんたら好きやねんな。(゚ー゚)(。_。)ウンウン、ええで〜」と、おばちゃん感覚でしか見られませんでした。(^^;ゞ
キスシーンなどなくても、大人な香田と富樫が寄り添うだけのシーンの方が、ずっときゅ〜んとしちゃいました。

そして最後までよくわからなかったユンソナちゃん。(^。^;)
結局、彼女は何だったんでしょう?
「ショウちゃんに捨てられたのは悲しいけど・・・。」
「もう、ショウちゃんのふりするのはやめて!」
「日本一の郵便屋さんになってね」と、意味不明な言動を残して去って行ったと思えば、ラストでスッチーの格好で登場でしょ?
彼女が何者なのか、さっぱわからん!

最後は社会的メッセージを織り交ぜつつ「グッドラック」でシメるあたり、「SP」や「続編」は狙っているかと思われ・・・。
とりあえず、「ぶっちゃけドラマ」は終わったのでした。(チャンチャン)

 

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