美女か野獣

企画:石原隆
P:長部聡介・現王園佳正・井口喜一

主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ

第1回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

やまとなでしこの菜々子嬢はブランド・ブランド・ブランド(金・金・金)だたが、今回の真(松嶋菜々子)は視聴率・視聴率・視聴率(数字・数字・数字)なのね。
東大出でハーバード行ってMBA取得し、海外でバリバリやってた真が日本のJBSテレビからニュース番組のてこ入れをして欲しいと頼まれ、プロデューサーとして呼ばれた。
敏腕だけど高飛車な女上司・・・。
嫌な女だけど、菜々子嬢だから憎々しいとは思わないんだろうなぁ。

ガチガチの報道のスタッフの中にバラエティ班から異動で移って来た洋海(福山雅治)は、真とは過去に恋人同士だったりしたのかな?
そんな雰囲気だったけど、「仕事の話をする時は、私が上司だって忘れないで。」って、これまた高飛車なお言葉。(^。^;)
なんてったって、しょぼくれた感じが良く出てた鶴巻さん(志賀廣太郎)がいい感じ。
一年中、野鳥を追いかけてるって雰囲気だったよ。
それがどう繋がるのかと思ったら、選挙の開票速報で当然当選確実だと思われた候補者ではなく、ノーマークの自然保護活動に力を入れていた主婦が当確で大慌てする中、その候補者が高速道路建設に反対してたのはシマブクロウを守るためってとこで鶴巻さんのVTRの出番ってわけよ!
いやぁ、使ってもらってよかったね。>鶴巻さん
そのテープがある事を知ってた洋海がVTRを急遽編集させ、カッチン(パパイヤ鈴木)に大至急で原稿を書かせて、見事に急場をしのぐんだけど、何と言っても驚きはカッチンがギャラ代わりにと原稿の最後に書いた自分の番組の番宣を、アンカーの桜井さん(児玉清)がすました顔で読み上げたことよ!
だって、「尚、この後深夜2時からは『水着だ!ナースだ!クイズてこてこポーン』でお楽しみ下さい。」だよ!(爆)
最高♪(^Q^)/ ギャハハ

なかなかよい滑り出しではなかろうか。
個人的に菜々子嬢にも福山君にもあまり興味はないんだけど、ドラマとしては楽しめそうで何より!

第2回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

う〜ん、初回のような面白みは感じなかったなぁ。
サッカーの八百長疑惑について取材し、それを本番で流すか否かという内容だったけど、鷹宮真(松嶋菜々子)という女性がサッカー選手に憧れている子供たちの応援する声を聞いて、心を動かすような女には見えないんだもん。
確かに「私の信念は数字を取る事」と、あくまでも視聴率を稼ぐために八百長疑惑について選手が語った証言VTRを流したけど、ストーリー的にはやっぱ洋海(福山雅治)とサッカーの練習場で見た子供たちの応援で心動かされたんだよね?
上司たちが八百長に関する報道を阻止しようとするのを食い止めた事で、みんなの中に一体感が生まれたようだったけど、だからって真にみんなが拍手をするってーのは、いささか早いんじゃなかろうか?

それにしても葛山信吾さん、ここにも出てたのね。(^。^;)
真の同級生で、今は弁護士としてご活躍の本郷さん役だったけど、「この人、これから月9大変やな〜。」と頭の中に思ったのはそんなこと。(苦笑)
そして今の戦隊ヒーローブームに火をつけたとも言える「仮面ライダークウガ」で一条さんを演じた葛山さんに向かって、「ねえ、仮面ライダーって見たことある?」とのたまう真。
あーた、バカをお言いでないよ!
そのお方は一条さんという刑事さんで、仮面ライダークウガと一緒に未確認生命体と闘ってた凄い人だっつーのに・・・。(ぶつぶつ)
そんな一条さん、いやいや本郷さんの答えは「いやぁ・・・(見たこと)ないな。」ですって!(ガックシ)
オダギリジョー@仮面ライダークウガの立場は・・・。(爆)

と、戦隊ヒーローにお詳しくない方にはさっぱりわからん事を書き綴ってしまいましたが、これって何のドラマのレビューでしたっけ?(^^;ゞ

第3回
脚本:武井彩
演出:松田秀知

ひとつ勉強になった!
惨忍な事件を起こした容疑者が警察に連行される時、警察の前で「人殺し」とか「それでも人間か」とか大声で言ってるのは野次馬かと思ってたけど、あれは「叫び屋」っていうのね。
わざと大声で容疑者の気を引いて、コートとかで顔を隠した容疑者にちょっとでも顔を出させて映そうって事だったとは・・・。

ミスの連発の戸渡(八嶋智人)が自腹でビデオカメラを買って、スクープを逃さないようにするんだけど、その矢先に工事現場の事故に遭遇。
最初はビデオを回すんだけど、そのうち鉄骨の下敷きになってる人の救助を優先し、またもやスクープを逃すわけだ。
でも、そのVTRを見た洋海(福山雅治)がそこに映った映像が意味するものに気付き、必死で編集しオンエアに使うわけだ。
そこには記者の仕事をそっちのけで、人命救助に全力を尽くす戸渡の肉声。
確かにライバルであるダイヤモンドテレビのニュース映像と比較したら、視聴者の心をぐっとつかむVTRだったよ。
んで、その映像で報道大賞が取れるかも・・・と騒いでいたのに、結果やっぱりダイヤモンドテレビに持っていかれたってーのも良かったよ。
でも、その後の授賞式で流れるダイヤモンドテレビの映像に映りこんだ人命救助に当たる戸渡の姿で、会場にいたマスコミのカメラが全部戸渡に集まってくるとこで完璧に引いてしもーた。(^。^;)
やり過ぎじゃ!
すでに2話で報道のスタッフと急に仲間になってた真だったけど、今回も最後には自腹で銀座のきよたかとかいう高い店に全員を連れて行ってたし・・・。
真みたいな女はスタッフとの馴れ合いを嫌いそうなもんだけどね〜。

洋海と真の過去もいまだ明らかにならず。
雪を見て「そういえばあの時・・」と洋海が語り出し、それを真が「思い出したくありません。」と阻んだから、何か雪にまつわる思い出があるんだろうけどね。

第4回
脚本:吉田智子
演出:松田秀知

東京に大雪警報。
これは視聴率に繋がるって事で、真(松嶋菜々子)はスタッフを呼び戻し、取材に向かわせ中継の準備をさせる。
カニ鍋を食べに来てたスタッフたちは真の命令には逆らえず、目の前のカニを諦めて局に戻ることに・・・。
それにしても久瀬さん(渡辺いっけい)、「カニ鍋食べてないから払わなくていいよね?」って、そんな問題じゃないでしょ?(苦笑)

雪の中、中継に出される者、待機組として残る者と様々な中で、お天気お姉さんの雪乃(白石美帆)だけが何も仕事をもらえない。
自分にできる事がなくて落ち込む雪乃。
そんな中、朝の番組「モーニングリポート」のスタッフが戻って来れなくて、急遽真たちのチームが朝の番組まで担当する事に・・・。
ここからがなかなかの見せ場だった。
中継車からの映像が届かないとか、カメラマンがいないとか・・・そっち方面何とかなったと思ったら、肝心のキャスター桜木さん(児玉清)がいない事に気付くとか。(遅すぎ)
ドタバタしてる様が面白いし緊迫感もあったんだけど、イマイチそれがどういう状況かってーのがわかり辛い(ニュース番組の舞台裏がわかってない)から、それが残念で仕方なかった。
これで報道の舞台裏がわかっていたら、もっともっとこの状況が伝わったんだろうけど。

8キロ歩いて帰って来た古袋(佐々木蔵之助)とか、雪の中でじっと立ってる鶴巻さん(志賀廣太郎)とか、見てて可笑しかったよね。
せっかくうまく行きかけてたのに、最後の最後で中継が切れちゃって、CM明けまであと1分って時に、雪乃ちゃんが屋上にあるお天気カメラで映像を入れる事を思いつく。
今までみんなの役に立ちたくても立てなかった雪乃が、自分の機転でナイスフォローをしたのが泣けたなぁ。
富士子さん(深浦加奈子)の読み上げる残り時間の秒数と、雪乃ちゃんのコメントがぴったりハマった時の感動♪
いやぁ、良かったね。

んで、番組終了後に届いたカニ特集で使うはずのカニ。
むさぼるように食いついてるのが・・・(笑)ありゃ、マジだね!(爆)

そうそう、真が昔、洋海(福山雅治)にマフラーをプレゼントしたというエピソードも披露されたんだけど、何だか徐々にしか二人の過去を出してくれないのが、ちょっとイライラするかも・・・。

第5回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

実は昨日リアルタイムで見てたんだけどぉ、ぜんぜん頭に残るものがなくてぇ、今日もう一回見直したわけぇ。
でも印象は変わらなかったわ。
今回は好きじゃなかった。
鷹宮真(松嶋菜々子)という女があっちこっちの政治家のパーティーに顔を出し、人脈を作り、ネタを提供してもらおうが、体を売ってネタをもらおうが、どっちでもいい話なんだけど、それで1話使っちゃったのがもったいないわ。
汚職疑惑のある大臣・田辺(石田太郎)のところへデジカメ持って乗り込んで、すっかりやられそうになっちゃったとこに洋海(福山雅治)が助けに来て、そこで突然始まった田辺の逮捕劇。
さっきまで身の危険にさらされていた女とは思えないほど、機敏にデジカメを探し田辺にレンズを向けようとする姿勢に、恐れ入ったわよ。(皮肉たっぷり)
所詮、鷹宮真は鷹宮真!
誰の言う事も聞かないし、誰の助けも必要としてない。

洋海が必死に真の行き先を探している時、一人落ち着き払った口調で「車両部に聞いてみたらどうですか?ハイヤーの行き先・・。」と助言した桜木(児玉清)と、日頃のマージャンが実を結び、田辺逮捕の瞬間を映像に収めることに成功した久瀬(渡辺いっけい)は良かったんだけどね。

第6回
脚本:吉田智子
演出:若松節朗

今回は桜木さん(児玉清)の話。
いや〜、良かった!最後は泣いちまった!
重役からアンカーの交代を迫られた真(松嶋菜々子)が、桜木とのダブルキャスターとして起用したのが貴島(マイケル富岡)。
落ち着いた桜木とは全く違うカラーの貴島の起用で、視聴率は右肩上がり。
そんな中、桜木は自分を必要としているところへ行きたいと番組を下り、ケーブルテレビに行く事を決める。
自分がいるおかげで視聴率が上がったと、天狗になった貴島はわがまま放題。
そんな貴島に誰も逆らえずにいる中で迎えた、桜木が番組を下りる挨拶をする日。
番組の途中で銀行の立てこもり事件が起き、30分延長して特番が組まれることに。
しかし、情報は少なく貴島に渡された原稿はたった3行。
何も喋れなくなる貴島。
そこで桜木さんの「バレンタインデーの伝説」を思い出した真が、控え室まで桜木を呼びに行き特番のアンカーを頼む。
「あなたが必要なんです!」
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、桜木が望んでたのはこの言葉だよね。
アンカー席から貴島を退かせようとするタケシ(永井大)、反抗する貴島。
そこでカメラマンの「どけったら、どけよ!」の台詞がカッコよかったぁ!
やっぱアンカーの席には桜木さんだよね。
あんな「ぐーーーーっいーーーぶにーーんぐ!」な貴島のニュースなんて、誰が見るか?ってーの!
3行の原稿をあっさり喋り終わって、その後桜木さんが持ってる知識だけで時間を繋ぎ、古袋(佐々木蔵之介)が乗ったヘリが到着すると、そのヘリからの映像に合わせて落ち着いて状況説明。
素晴らしい!(*^^)//。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆ パチパチ
さすが桜木さん!
そしてSATの突入、犯人確保とここらへんはあっさりって感じで進み、無事特番アンカーを務めた彼の最後の仕事は番組降板の挨拶。
だけど、ここで洋海(福山雅治)がわざと桜木さんの挨拶に入る前でCM入れちゃったんだよね。
「シメの挨拶お願いします」って・・・。(^。^)v
それはいいんだけど、あれだけ完璧に仕事をこなす桜木さんが、CM入る前にコメントを収められなかったのは、結構屈辱的なんじゃないかと思うんだけど・・・。(^^;
CM明けに、桜木さんらしくなくちょっとどぎまぎしながら「それでは・・・また来週お目にかかります」ってシメたのが良かったよ。
最後に明かされた「バレンタインデーの伝説」。
20年前の銀行立てこもり事件で、情報がほとんどない中で桜木さんは特番を3時間もたせたんだと。ふーーーーーっ。(気絶)
いやいや、本当に今日は良かった。
洋海が言ってた「番組に大切なのはチームワーク」ってーのが、最後に貴島を番組から降ろす真の後ろにずらーっと並んだスタッフって構図で、きちんと伝わったよね。

それにしても富士子(深浦加奈子)の本命がタケシってーのはどうよ?(笑)

第7回
脚本:吉田智子
演出:河野圭太

先週面白かったのに、今週は一気に盛り下がった。
うーん、やっぱテレビ局の話なんだし、もっと報道メインでやってくれなきゃダメだわさ。
中途半端に久瀬(渡辺いっけい)の娘・千尋(碇由貴子)の受験と、松泉女学館の裏口入学問題を絡ませるからいけないんだわさ。
身内の家庭内の問題と、裏口入学ってでっかい問題がごっちゃになっちゃって、何だかあっちもこっちも中途半端。
もっと報道にスポットあててくれなきゃ面白くないってば。

松泉を受験させたいのは本当は母親(渡辺典子)だけで、実は千尋は友達と同じ学校へ行きたいと思ってたというのだって、ありがちな話だったし・・・。
まぁ、それを最後に久瀬が「親だったらお前も気付け!」って妻に一喝して、「3人でファミレスに行くんだよ!」って父親であり夫としての威厳を示すところは、何となくカッコよかったけどね。
そこぐらいで、あとは別になんてことない話だった。

このドラマも回によって当たりハズレが激しいんだよなぁ。(^。^;)

第8回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

今回は洋海(福山雅治)が古巣のバラエティー班と報道の間で、辛い立場に立つという話だった。
人気バラエティー番組で芸人のアキラ(石井康太)が怪我をしたという情報で、元バラエティー班の洋海が調べに行く。
どうやらアキラは司会者の旭わたる(阿南健治)に殴打されたらしいが、問題になる事を恐れて誰もその真相を語ろうとはしない。
しかもその番組のディレクターが、洋海の同期の渡辺(甲本雅裕)。
こりゃ、洋海にとっては仕事し辛い立場だよね〜。
昔の仲間を裏切りたくないし、でも取材しないと真(松嶋菜々子)に怒られるし・・・。(^。^;)

そんな中、今回も桜木さん(児玉清)の名台詞!
「確かな事はあなたは今報道にいて、そこに報道する事実があるという事です!」
うーん、桜木さんの言葉って毎回納得させられちゃうのよね。
それってば登山家に「何故、山に登るのか?」と問えば、「そこに山があるから」と答えるというのと似ているような気もするけど、桜木さんが言うと何でも「そっか〜」と思わせられるのが凄い!

結局、洋海がアキラの証言VTRを撮って来て、報道のスタッフとして仕事をやり遂げたわけだけど、人気バラエティ番組のシャッフルタイムは打ち切りになったわけで、さぞや視聴者も残念だったでしょうね。

で、面白かったのか?と言われれば、何となく1回終了って感じなんですが、あと残すところ3回だし最後まで見ることになるでしょう。
洋海の過去のバラエティ作品、「夜もスットコドッコイ!」の「膝枕取りゲーム」ってーのは、生で見てみたいと思いましたが・・・。(^^;ゞ
あと、洋海が真に言ってた「9年と3ヶ月前、あの時も迷った」って台詞の意味はなんでしょうね?

第9回
脚本:吉田智子
演出:河野圭太

平均視聴率13%取らなければ、イブニングニュースは打ち切り。
真(松嶋菜々子)は徹底的に数字に拘り、「ラーメン特集」で乗り切ろうとする。
その取材で春川村の井戸水を使ったラーメン店に取材に行った古袋(佐々木蔵之助)は、井戸水に異変が起きたという理由で店を閉めてしまった店主(國村隼)と会い、村の人々の「水質汚染をマスコミで取り上げて欲しい」という切羽詰った気持ちに打たれる。
しかし数字だけを見ている真からは、JBCに連日押しかけてくる村の人々に引き取ってもらうようにと命令され・・・。
実直な古袋さんの性格が、最後には番組全体を動かしたという話だったね。

うーん、だけど何だか毎度感じる間延びした感じが拭えない。
数字を取ろうとヤラセをやってしまったタケシ(永井大)を見て、「私だわ、これやらせたの」と真が気付いたのはいいんだけど、自分の足で村へ調査に行くのにいつも通りのヒールの靴にロングコートって格好はいかがなもんか?
あんまりやる気を感じられないよなぁ。(^。^;)

結局、井戸水から基準値の十倍の発がん性物質が検出され、工場の稼動はストップしたけど・・・。
ラーメン特集の1位が発表される日に、急遽水質汚染のニュースに変わってたら、視聴者はそれなりにガッカリしたんでないの?(^^;ゞ
それにさぁ、ラーメン特集か水質汚染かで迷った時に、スタッフ集めて「皆さんの意見を聞きたい」ってーのは、ちょっとズルイような・・・。
もちろん「これで視聴率が上がらなければ打ち切り」だという背景があるからだろうけど、いつも自分勝手に指示を出してた真がここでみんなに意見を求めるのは、個人的に「逃げ」の姿勢を感じてしまった。
真の気持ちも「水質汚染」に決まってたんだし、最初っからそれを押し通した方が彼女らしかったのになぁ。

水質汚染での視聴率は10.2%。
真は進退を迫られるわけね。
予告でまた「あの雪の日が・・・」とか言ってたけど、本当に重要なんだろうね?その雪の日とやらは・・・。(^。^;)

第10回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

激しく眠たかったわ。ヽ(^○^)ノファーーァ!
連続放火魔だか何だか知らないけど、えらくまったりした感じで、最後の最後だけちょっとスピード感出したんだけど、その頃視聴者は眠りの渦に吸い込まれる一歩手前って感じじゃなかった?
心配してた「あの雪の日」に関しても、読み通り大した事じゃなかったし・・・。
真(松嶋菜々子)がハーバードに行くかもしれないから会いたいと、洋海(福山雅治)の留守電にメッセージを残したが、その頃友達と呑んでた洋海は行くかどうか迷った。
アメリカに真が発つ日、洋海は空港までバイクで行ったけど間に合わなかったという話しよね。
真はそこで洋海にふられたと思い込んだってわけでしょう?
くっだらねーーーーー!
そんなありふれた事を「あの雪の日・・・」と今まで引っ張って来たかと思うと、何だかイライラしちゃうわよ。

放火犯の話しに戻るけど、JBCがスクープした犯人・伊田(青木堅治)は自分でも事実を認めたくせに、あっという間に保釈されて出て来る。
現れた伊田の弁護士(荻島真一)は訂正報道を流せと要求してくる。
次の日の本番までの20時間で、何としても伊田の罪を立証したい真たち。
本番直前までねばったのにどの記者もめぼしい取材結果を持ち帰れず、最後は洋海一人だけって時に本番直前のカウントが始まっても、本当にギリギリまで待ち続ける真。
これが「雪の日」の話しにかかってるんだね。
あの日、洋海を待てなかった真だからこそ、今回はギリギリまで信じて待っていたかったんでしょう。
洋海が間に合わず、一旦訂正報道を始めた時、息せき切って戻って来た彼を見て「待って!CM入れて!」で本当にCMが入ったのにはビックリしたよ。(笑)
そして今回も桜木さんの「任せてください!タケ(永井大)ディレクター。」という一言には、しっかりヤラれた管理人。(^^ゞ
洋海がつれて来た子供が伊田を見たと証言したんだけど、翌日には子供と母親にどこからか圧力がかかって、証言を撤回したいと言って来た。
その圧力をかけたのが真の父親らしい。
うむ、最終回はそれなりに面白そうかも・・・。

最終回
脚本:吉田智子
演出:西谷弘

このドラマらしいといえば、そんな感じの最終回。
特別良かったとも悪かったとも思わないけど、鷹宮真(松嶋菜々子)というキャラが、最後まで彼女らしかったところは良かったと思う。

放火事件の目撃証言をした裕太(片岡涼)に口止めしたのが、真の父親(竜雷太)とわかり、その裏に大きな汚職事件が隠れていたという展開はいいけど、真の父親が最終的にはあっさりと自分の罪を認めたのが、あまりにも拍子抜け。
可愛い娘にうそはつけなかったって事なんでしょうか?
真が父親の部屋に侵入し、PCのパスワードをあれこれ試すのも「あんたの名前やろ?」って感じで、冷めて見てしまってたんだけど・・・。(^。^;)
「MAKOTO」のパスワードで汚職を裏付ける隠し口座のデータが見つかり、その証拠を持って父親に生中継で突撃取材!
それをイブニングニュースの最後の放送でやっちゃうところがドラマよね〜。(笑)

涙を目にいっぱい浮かべた真が「汚職事件に関与してますよね」と聞いて、「はい」とあっさり認めたのは「あらら・・・」だったものの、やっぱり父が娘を大切に思う気持ちには、一応「親」の立場なもんで多少心を揺さぶられました。
「そのデータをどうやって入手したんだ!」と詰め寄る弁護士(荻島真一)に、「私の娘は正しい事をした」と庇い、「いつの日か、こういう日が来ると思ってたよ。お前でよかった。自慢の娘だ。」と、いい大人の真の頭をくしゃっと掴む父の姿には、不覚にも涙してしまったりして・・・。(^^;ゞ

この中継が成功した事で、イブニングニュースは継続決定!
しかし、真の契約は継続されず、一人番組を去る事に・・・。
フリーでやってみると、またニューヨークへ旅立つ事を決めた真。
真が出発する日に、番組のスタッフがみんなで洋海(福山雅治)を成田へ向かわせようとしてるのが、良かったよね〜。
ここでも、やっぱ桜木さん(児玉清)の「永瀬さん、会社の方針には従うべきですよ」の一言が効いてたよ!
最後まで、桜木さんは最高だーーーーー!

昔、真がハーバードへ行くときは間に合わなかった洋海が、今回は出発間際に間に合って、真を抱きしめたのも良かった。
・・・けど、それよりもビックリしたのは抱きしめられて、一瞬気の抜けた柔らかな表情になった真が、洋海の後頭部から手を回し、自分からブチューっとキスした男らしさ!(爆)
w(゚o゚)w オオー!
さすが鷹宮真!
これは菜々子嬢にも名誉ある「男前女優」の称号を与えなくてはなるまい。(笑)

面白いとか面白くないとかより、このドラマらしく終わったのでよしとしましょう。

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO