ロングラブレター～漂流教室

プロデュース：山口雅俊・林知幸/原作：楳図かずお/脚本：大森美香演出：水田成英（第1･2･5･8・最終回）・武内英樹（第3･6回）・木村達昭（第4･7･10回）・　　　　川村泰祐（第9回）
第1回	携帯をなくした事で、関係が途絶えてしまう。ちょっと前なら考えられないが、あらためて今考えると充分あり得ることなんだよね。思わず自分の携帯をしげしげと見つめたよ。私ももし携帯なくしたら、途絶えてしまう関係がちっぽけな電話の中に詰まってる。せっかく出会った暁生（窪塚洋介）と結花（常盤貴子）なのに、暁生が携帯をなくした事で連絡が取れなくなってしまう。そしてそのまま1年が経過・・。父親の花屋で働く結花は、高校に集金に行き、偶然その高校で教師として働く暁生に遭遇。 1年ぶりに二人が会ったというのに、その現場はまるで暁生が女子生徒を襲っているかのようなシーン。（笑）再び別れる二人だが、結花が実はこの高校で以前教師をしていた事が判明し、その事を知る他の教師から結花の花屋を聞きだし、暁生が店に現れる。どうしても会う運命にあるのか・・・。そしてまたまた高校で二人が会っていると、突然の地響きとともに高校が姿を消す。ここから「漂流教室」の始まりなのね～。ってゆーか、ここまで長かったわ。前評判の高いドラマだっただけに期待も大きかったから、今日の1時間9分は「はよ～、漂流せーよ！」ってな気分でイライラしちゃったわ。(^｡^;) そしてなかなか「カバチタレ！」を感じさせるキャスティングだったわね。「カバチタレ！」でちらっと出ただけの大杉蓮さんや、中丸新将さんがきちんとした形でキャスティングされてるのに目頭熱くなったのは私だけかしら・・・。（爆）初回でどうのこうの語れるレベルまでは登りつめなかったよ。これは来週に期待しましょう・・・って感じかな。ただひとつ気になる事が・・・。「キムタク」はいつも「キムタク」、「フジッキー」はいつも「フジッキー」に続く人がもう一人。「常盤貴子」は最近いつも「常盤貴子」じゃない？妻夫木君とのいきさつの回想シーンみたいな常盤さんが、もっと出てくればいいのになぁ。この先、いつもと違った常盤貴子が見れる事を希望します♪
第2回	面白くなってきた！いや、面白くなったからこそ、あらためて思うのだけど、どうして初回であれだけ引っ張ったんだろう？漂流までが長過ぎたんじゃないか・・・って、再度思ったよ。学校が突然その場からなくなった。そしてどこだかわからない砂の大地が遥か果てしなく続く場所に、ぽつんと立つ学校。学校の外にいた者にとっては、「学校がなくなった」なんだけど、校内にいる者にとっては「学校の周りが消えた」なんだよね。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、こんな突拍子もない事に見舞われなきゃ、考えもしない設定だわ。(^｡^;) 校内にいる側にとっては、核爆弾が落とされたと思っても何ら不思議はない。電気も来てない、電話も通じない、携帯は圏外、ラジオも入らない。そんな中で突然、極限状態に見を置かなきゃならなくなったら・・・考えただけで不安だよ。そしてそれぞれが散り散りに歩き出す生徒達。そうだなぁ、動くのも怖いけど、動かなきゃ何も変わらない気がするんだろうね。自分の目でこの現実が何かを確かめなきゃ、誰もこの状況を把握できる人間はいない。他人は頼れないってことね。生徒達や結花（常盤貴子）が去って行く中、一人学校に残りみんなの帰りを待つ暁生（窪塚洋介）。数時間後、ひどく疲れて生徒達が帰って来る。どれだけ歩いても何もなかったなんて、行き場所が見つからないなんて・・・。結花だけ戻って来ない、生徒の一人が結花は道標を作って、来た道を戻れるようにしていると言ったのを聞いて、追いかける暁生。結花は藤沢（妻夫木聡）との約束を守らなきゃと、ただそれだけで必死に歩いていた。その場に結花が現れる事はないとは知らず、公園のベンチで待ってる藤沢が・・・、その藤沢に何とかして会いに行かなきゃと、靴擦れつくっても頑張って歩いている結花が・・・、見ていてせつなかった。（涙）いくら待っても現れない結花、落胆して自分が巻いたかんぴょう巻きを口の中に押し込む藤沢。「会いたくても会えないんだよーーーー！」って感じだったわ。そして砂漠に突き刺さる、未来の新幹線。壊れたカーナビを直してみると、一瞬映った画像には「2020」の文字。え？学校は「2020年」にタイムスリップしたってことか？ってゆーか、「2020年」なんてすぐそこにある未来な感じなんだけど、その未来があんな荒れ果てた荒野だとしたら、ちょっと衝撃なんですけど・・・。（ドラマです！） 2話を見て、初めて初回の「今を生きろ！」の言葉の意味を考えるようになった。そして予告を見る限りでは、この極限状態で人の感情も研ぎ澄まされるらしい。初回ではあまり違和感感じなかったけど、展開上だんだん山下達郎の音楽が妙に爽やか過ぎて、エンディングで「へ？」って感じになりそうだ。いや、もうすでに2話でそんな感じ。初回で「常盤貴子」は「常盤貴子」だと言ったけど、2話の常盤さんの雰囲気は好きだった。・・・なので、とりあえず撤回しておこう！ガンバレ、常盤貴子。f(^^;)
第3回	せっかく役割分担も決めて、生徒達が暁生（窪塚洋介）の指示のもと、やる気を出したというのに、関谷（中島宏海）は学校に非常用に貯蔵されていた食料や購買のパンを独り占めし、トップに君臨しようとあさはかな考え持ってるし、平沼先生は死んじゃうし・・・。漂流していきなりこういう極限状態にさらされてしまうのね。やっぱ明日が見えない不安と、明日のもっと先が全くわからない中での疑心暗鬼が、こういう状況を生んでしまうのかしら？阪神大震災みたいな自然の大災害の中で、倒壊した家屋から盗みを働くような輩が出没してくる状況を、ちょっと思い出してしまったわ。若原先生（中丸新将）がもう一人の先生と車で探索すると言い出す。そこに一人だけ生徒の中から代表で連れて行くと言い、高松（山田孝之）が一緒に行く事に。結花（常盤貴子）は何か直感めいたものを感じたのか、彼らに同行する。車の中でも結花は磁石片手に地図で位置を確認してたみたいだし、もしも置き去りにされるような事があっても、自力で学校に戻れるように確認を怠らなかったんだろうね。ところが「置き去り」どころの話じゃなかったのよ。途中で不自由そうに歩いているあゆみ（赤咲伶奈）を発見し、車を降りて駆け寄った結花と高松。そこに突っ込んでくる若原らが乗った車。ヾ(･･;)ｫｨｫｨ、殺す気かよ！と思ったら、マジ殺す気らしい。(^｡^;) なんてこったい！平沼先生だって自殺じゃなくて、中原が殺したそうだし、何がどうしてそうなっちゃうんだよ？って感じだけど、想像もつかないような異空間に放り出されたら人間おかしくなるのかも。逃げた結花たちだが、ついに逃げようのない場所に追いつめられた。容赦なく襲い掛かる学校の先生たち。（笑）マジかよ！仮にも教師だろうが・・・。関係ねーってことか！上等だよ!!!（爆）結花の「助けて」って苦しい叫びが、なぜか重雄（大杉蓮）や隆太（妻夫木聡）の耳には聞こえるのよね～。時空を越えて、結花の叫びは愛する者に届いたってこと？慌てて駆け出した重雄は、あるホテルの一室から結花の声が聞こえたと、その部屋に強引に押し入り「結花ーーーー！」って叫んでる。それをホテルの窓のアップから、引きの画になって全景が映し出された後、20年後と思われる荒廃した結花たちの置かれてる時代へスイッチ。あら？まさにさっき重雄が叫んでたホテルが、今結花が追いつめられてる現場なわけ？未来と過去が繋がってる不思議な空間。でもぜんぜん違和感がないのは何故？後日、重雄がかおる（水川あさみ）と一緒にそのホテルの例の部屋に客を装って入り、壁に穴をあけ、結花が学校を辞める原因になったあの乱闘事件の凶器の栓抜きを埋める。普通なら「んな、アホな！」と思うろこだろうなぁ。でもほんと不思議なんだけど、こっちも「届け！」と念じてしまうほどだったわよ。まさに結花はその時瀕死の状態で、もがき苦しみながら泥だらけの壁面を手で触ってると、あーら不思議！そこから栓抜きが出てくるのよ～。高松が暁生に渡された白煙灯使って、合図してたのに学校の暁生が気付いて、急いで車で駆けつけてたけど・・・。その前に結花、栓抜きでやっちゃった？（笑）ってゆーか、常盤貴子めっちゃ闘う女なんやなぁ。見とれたがな・・・。そして「カバチタレ」の面子、ちょっと揃いすぎてて気持ち悪いなぁ。山下智久の横であのミニスカの女の子が立ってると、「優太とその彼女じゃん！」とか思っちゃうんだよね。そして、今週もぐぐっと引き付けられたドラマの余韻をぶった切るように、山下達郎の「お～ぉ、ラブランド！」でガッカリ。やっぱ、合わんよこの曲、この爽やかな歌声。あたくし的にはシャガれた声希望！「スガシカオ」とか、意外と「ポルノ」あたりでもいいかも♪
第4回	状況は相変わらずだし、深刻は深刻なんだけど、前回と違って深刻な中にもこの状況に慣れつつあるのか、笑いが漏れるような場面が出てきたりして・・・。それは狙いなのか、それとも演出の違いなのか・・・。例の栓抜きと駆けつけた暁生（窪塚洋介）のおかげで、なんとか難を逃れた結花（常盤貴子）達。（ってゆーか、襲った先生二人はいずこへ？）無事学校に戻る事はできたが、とりたてて状況は変わったわけではない。それどころかついに水が止まってしまう。ってゆーか、呑気に歯磨きなんかしてるけど、貯水量の限界知ってるくせに全員歯磨きかよ！危機に直面してるって認識がないよなぁ。しかし関谷（中島宏海）どうよ？ジャムパンで大友（山下智久）誘惑かよ！そんなにやりたいか？この非常事態にお前のそのボンデージっぽいファッションが、見てるだけでイラつくんだよ！ムカつくから、脱いでろ！（男子生徒諸君、襲ってよし！）壊れキャラ関谷がいると思えば、自殺しそうになってる生徒も出てくるし、危機の受け止め方は人それぞれって感じだね。暁生が止めて、この二人も死なずに済んだけど・・・。単なる自然災害でもないらしいって事は、うすうす勘付いてるわけで、先の見えない不安感っていうのは相当だろうと思う。この状況下で冷静にしてろって方が無茶だろう。しかし実習室から米見つけたとか言って、結花が鍋で米炊いてたけど、なんでガスに火がついてんだ？水だって結局供給されてるわけじゃなく、どこぞのタンクに貯まってた分があっただけだろう。じゃあ、あのコンロの火はどうやってついたんだ？プロパンガスのボンベでもあったのか？疑問だ・・・。結花がプールの水を見つけて、「水がある！」って生徒を呼びに来てたけど、プールについてみるとそこには優雅に泳いでる関谷が・・・。お前は職員室に水着置いてたんかい！ってゆーか、どう考えても寒いだろ！水が汚れるから泳ぐな！・・・と、関谷嫌いの管理人激しく怒りをおぼえていた所に、関谷を苛めていた女子生徒二人が登場！救世主に見えたよ！出てきてくれて、ありがとう！関谷を閉じ込めてくれてありがとう！おまけに君たちは伝説のマッシュこと結花を尊敬しているらしいじゃないか。いい展開だ。（笑）これで何とか統率が取れそうだ。暁生と結花が深夜のデートで見つけた、「本倉高校」の看板の裏の文字。「22人の思い出」最初は生徒20人と暁生、結花で22人かと思ったけど、この関谷苛めの女子生徒二人を足して22人なわけか・・・。なぜか謎の賊っぽい3人が、学校を狙ってるし・・・。あいつらは何者だ？どこから来たんだ？そして未来の新幹線を偵察に行った、暁生たちは何を見つけて来るのか？とりあえず面白かったけど、ともすると「カバチタレ」を彷彿させる常盤貴子の演技にちょっと難点ありかもしれない。そうならないためには、終始彼女には闘っていてもらわないと・・・。
第5回	学校に謎の3人組が侵入。何語だかわからない言語を話し、並外れた運動神経の持ち主。カンフーの達人みたいで、薄汚れているがヴィジュアル的にちょっとイケてる♪ 食料と女を狙ってるの？ちょっと襲われたかったりする私ってどうよ？（笑）その侵入者に殺されかけた大友（山下智久）をかばって、暁生（窪塚洋介）が怪我をしてしまう。食料を奪い侵入者たちは去って行くが、一人だけ捕えられてしまった。またこの捕えられた侵入者君が、ちょっと好み♪（呑気な私）怪我の手当てをしてもらい、生徒達の前では「大丈夫」と強がる暁生だが、生徒が出て行き結花（常盤貴子）だけになるとちょっと弱い一面を見せる。あ・・・、こういうのぐっとくるかもね。「ちょっとカルチャーショック。今まで生きてきてあんな生命の危機感じたの、はじめてかも」ってわかるような気がする。ちょっとずつ自分達の置かれてる状況を理解しつつあっても、突然わけのわからない侵入者が現れたり、食料だけでなく命まで狙われたりしたら、ついていけないよね～。一旦は逃げ出した捕われの身の侵入者。しかしコイツも運が悪い。きっと彼らが未来人だとするならば、かなり出来の悪い部類の一人だったんだろう。あっさり逃げておけばいいものを、女を襲おうと狙ったのがあの関谷（中島宏海）いじめの女子生徒二人組みだもんなぁ。(;^_^A ｱｾｱｾ･･･結局また捕まってるし・・・。（苦笑）しかし、この学校を毎回救ってるのはこのワルな女子生徒だったりするんじゃない？「防衛大臣」上等!!! あゆみ（赤咲伶奈）は自らあの侵入者に連れ出してもらったってことよね？「野獣は火に弱い」って台詞に以上に反応してしまう、野獣の管理人。私の暴走は「火」で止められるらしいです。ヨロシコ！（笑）未来の新幹線の中で拾った百円ライターが、見を守る武器になったり、またその武器を置いて謎の侵入者とともに学校を出て行ったあゆみがいたり、わからないわね未来ってやつは・・・。学校を出て行こうとする侵入者に、背後からまた何語だか不明な言語で話し掛ける我猛（鈴木えみ）。なんで言葉を知ってるんだ？この言語にも何か法則があったのか？我猛の呼びかけに侵入者は「こうなったのはおまえらのせいだ」と答えたらしい。学校を出た侵入者と、自ら連れ出されたあゆみ。この二人の間に芽生えたのは何だ？恋？人間愛？ラストの暁生と結花のキス。その後に流れ出す山達の曲。うーん、今回は決まったな。（笑）それにしても関谷！来週は小汚く登場かい！ってゆーか、しぶとく生き延びてたわけね。「ヘイヘイ！防衛大臣の彼女！出番ですよーーー！」（爆）
第6回	暁生（窪塚洋介）は段々辛そうになってきたね。それにしても関谷（中島宏海）、登場の仕方が凄かった。閉じ込められたロッカーごとぶっ倒れて、中で必死にもがいて、まさに覚醒したって感じ。生徒達のために何でもするという関谷に、とりあえず農作業からやらせようとする結花（常盤貴子）。「農作業なんて泥臭くて、むしろカッコいいわね。」って関谷もどうよ？こいつに農作業なんてやらせたら、全部農作物枯らすのがオチなんじゃないの？若原先生（中丸新将）が見事に老け込んで戻って来たよなぁ。「人間が恐ろしい生き物になっていた。」って言ってたけど、どこぞで未来人と遭遇したんだろうか？そう言って水をがぶ飲みした途端、苦しみ出した若原。え・・・ご臨終っすか？学校の校門のプレートを見つけた辺りに、何かないかと探していた結花と大友（山下智久）が見つけたのは、慰霊碑。「22人の生徒と7人の教職員の思い出に・・・」って彫ってあるけど、慰霊碑だしその彫られたメッセージから推測しても、今漂流してる面子は一生行方不明だったか、どちらにせよ無事に戻ったとは思えないわけで・・・。慰霊碑の中に自分の名前を見つけた大友が「何これ？俺って死んでんの？」と呟いたけど、こんな慰霊碑見つけても状況把握するにいたるわけないんだよなぁ。まず何が書いてあろうと、信じられないし・・・。暁生はますます苦しみ出す。震える体、乾ききった唇、こらえきれず声をあげてしまう暁生。そんな暁生を見て、「死ぬしかない」と言ってしまう医学部志望の柳瀬（鳥居紀彦）や「殺そうか？」と言い出す大友。ここでも愛あふれる高松君（山田孝之）が、「生きるための、生き抜くための、あらゆる努力をするんだよ！」とみんなを説得する。なーんかね～、状況から判断するに「死ぬしかない」と言った彼の気持ちもわからんでもないし、「殺そうか？」の大友だって、根底には自分をかばって怪我した暁生を思うあまりの発言だと伝わるもんだから、彼らを責める事はできないんだよ。高松の呼びかけでやる気を出した生徒達、医学部志望のガチガチそうな彼が「先生は僕が診る」と言い切ったのはカッコよかった。でも調べれば調べるほど、暁生が助かる見込みがないことがわかっちゃうのよ。結局は破傷風。病院があって医者にかかることができれば、助かるはずなんだけど、食べ物や飲み水にも苦労している状況で、病院はおろか、医師や医薬品なんて・・・。どうやら学校にペニシリンはあったらしいんだけど、それを投与するだけではダメだと柳瀬が言う。「抗破傷風人免疫グロブリン」（だったかしら？）とか何とか言う薬がいるらしい。それを探しに行くという結花。「どこにも行くなよ。頼むよ、あぶねーから。」という暁生を残し、結花は大友と防衛大臣の彼女（笑）と3人で、大きな病院があったと思われる跡地へ医薬品を探しに学校を出て行く。実は今まで窪塚洋介にメロった事はなかったが、今回はじめてヤラれたかもしれない。破傷風に冒され、苦しむ暁生。ぶるぶる震える唇に結花がそっとキスするシーンが美しかったし、ちょっと泣けた。でもそんな苦しそうな暁生を見ながら、かなりメロった自分。＜鬼っすか？今まで「泣く男」に弱いのは実感してたけど、「苦しむ男」にもめちゃ弱いことを発見！んーーー、これって母性本能？（そんな小奇麗なものではないと思う）次週予告、何だよ？竜巻って？関谷ったら拳銃ぶっ放してなかった？それってあの紙袋の中に入ってたんだろうなぁ。虫がいないから植物が受粉しないだとか、学校のまわりまで後々のために緑にしようと頑張ってる生徒とか、ちょこちょこしたとこで結構感動しちゃうんだよね。そして全話通して「今を生きろ」のメッセージを実感できる作品。なかなかのもんじゃないでしょうか・・・。
第7回	暁生（窪塚洋介）を助けるために、薬を探しに学校を出て行った結花（常盤貴子）たち。あの赤い車のガソリンがいつまでもつのか、凄い気掛かりだったんだけど、こんな時に底をつくとは無念。あの紙包みはやっぱ拳銃だったね。拾ったのは一番危ない女・関谷（中島宏海）。やっぱ「バカは死ななきゃ治らない」んだろうか？関谷見てるとそう思うよ。拳銃っていったって充填されている弾6発ぐらいなもんだろ？それを意味なくぶっ放して、食料独り占めにして、すぐに弾がつきてしまうのわからんかなぁ。結花たちは病院跡を探して薬を見つけようとするが、薬瓶を見つけても手に取ると砂になってしまって、触る事もできないのよ。蟻地獄のようなところに防衛大臣の彼女が落っこちて、それを救おうとした結花と大友（山下智久）も引きずり込まれてしまう。そこで3人が落ちた場所には、いつぞや学校に侵入してきた未来人が・・・。しかも死んでるし・・・。あぁ、好きだったのに・・・この未来人。もっと進んでみると、たくさんの未来人の遺体。そしてたった一人生き残った未来人と、少しだけ言葉を交わす結花。今回の未来人、かなり日本語多かったよね。（笑）でも肝心な単語が日本語じゃないから、聞いててイライラしちゃうのよ。(¨;) ここであゆみ（赤咲伶奈）にも再会できたし、何とか薬も手に入った。あとは学校に戻るだけ・・・と思ったら、巨大竜巻が学校に向かってる。なにも竜巻まで起こらんでも・・・。暁生はどんどん具合が悪くなって行く。しかし「輸血しよう」なんて言うけど、学校に残ってた道具に輸血できるようなバッグとかあるのが不思議なんだよなぁ。確かに今しのごの言ってる場合じゃない、やれる事をやらなきゃ！ってーのはわかるんだけど、輸血はちょっと無理がなかったかい？（苦笑）もう限界ってぐらい苦しむ暁生、「殺せーーー！」って叫んだのを聞いて、女の子達が「浅海がいたから頑張れたんだよ！」って声をかけるのは、かなりウルウルしてしもーた。今週は池垣（松本伸夫）にヤラれたわ。自分の命より、畑に芽生えた小さな命の方が大事なのよね、彼は・・・。「あの芽がかわいいんだよ」って、ニッコリ笑って竜巻が迫ってる中、畑に覆いをかける池垣君。しかも学校の外の畑まで何とかしようと出て行ったのはいいけど、高松（山田孝之）たちが見に行った時には池垣倒れてなかった？ちょっとーーー、せっかく私が目をつけたのに死なれちゃ困るんだよ！「今を生きろ！」＞池垣もしやあの関谷に殺されたりしてないかい？困った女だ・・・予告では防衛大臣が帰って来て、また関谷をこらしめてくれてるようだったが、マジで防衛大臣を応援したくなる今日この頃。関谷の拳銃の中、弾が最初に6発あったとして、あいつは今日何発撃った？ 3～4発撃ったんだっけな？だとしたら、まだあの拳銃に弾が残ってんのか・・・。危ねーなー、あの女に拳銃なんて・・・。結花は薬を届けられるのか？竜巻はどうなる？そして私の池垣君は？あ～、未来に夢も希望も抱けなくなりそうだ。
第8回	ってゆーかさ、今までにレビュー書いてる途中で2回ダメになっちゃったのよ。 1度目は全部書いたくせに、最後に自分でクリアを押してパー！ 2度目はあとラスト数行まできて、フリーズ！で、今3度目の漂流教室のレビュー書きです。当然、ムカムカしてます！オペはやり過ぎ！結花（常盤貴子）が薬持って帰ってきたから治ったでいいじゃん！傷が化膿してるとか言い出して、カッターとスプーンを消毒してオペまがいの事やりだした時点で、超げんなり！ここは救命病棟ではない！爆弾で現代へ戻ろうとしたけど、爆破の威力は小さく・・・だが、土の下から湧き上がる水を発見して喜ぶ結花と暁生（窪塚洋介）。それをめざとく見つけて、あゆみ（赤咲怜奈）に拳銃を突きつけ「もっと掘れ！」と命令を下す関谷（中島宏海）。うざいんだよ！だいたい今までどこに潜んでたのさ。ハイエナのように食い物、飲み物の匂い嗅ぎつけやがって・・・。湧き出た水は水質が悪いらしく、飲めそうにない。毒見役に結花を指名した関谷。しかし結花が水を口にしようとしたのを、割って入り大友（山下智久）が飲み苦しみ出す。心配して大友に寄り添う関谷から銃を奪い取った大友。うっとうしい関谷を殺そうとする、みんなも賛同、しかし高松（山田孝之）と結花は制止しようとする。大友と高松が殴りあいになったり、みんな体力消耗しまっせ！って感じなんだけど、拳銃を持ち出した女の子が残りの銃弾を天へ向けて発砲！「池垣ーーー、雨降らしてよーーー」と絶叫。ここまで許すのもぎりぎりだったのに、その後暁生の歌声で限界に達した。なんで歌なんだ？「今日の日はさようなら」を大合唱なんだ？空気が振動すれば雨が降りやすくなる・・・って、んなアホな・・・と思ったら、降ってきちゃったのね～雨！（激げんなり）はぁ、都合良すぎて脱力ですわ。みんな大喜びで服までびしょびしょになって濡れてるけど、その後どうすんのさ？薬もほとんどない状況で、風邪でも引いたら大変じゃん！しかも冒頭では竜巻の後には大寒波が来るとか言ってなかったっけ？危機管理しっかりやろうよ！ってゆーか、私の池垣（松本伸夫）やっぱご臨終だったのね。(･･，)ｸﾞｽﾝ笑みを浮かべた池垣の死に顔だけは涙を誘ったわ。しかし彼の死因はなんざんしょ？竜巻の被害っすか？竜巻で大騒ぎしたわりには、あっさり通過してたような・・・。（窓ガラスぐらいは割れてたけど）池垣は死んだけど、池垣農園には彼が必死に守った緑の小さな芽が芽吹いていた・・・という、きれいなオチだったようで・・・。くそっ！3度も打ち込んでたら、だんだんイライラしてきて、面白い事書けなかったよ。最初のレビュー返してくれーーー！（号泣）
第9回	なーーーんも面白くなかった。（因みに今日もレビュー書き直し中、最近「漂流教室」のレビューと相性が悪いらしい）先週のお歌大合唱の巻が、いまだに尾を引いてるのか・・・どうもさめざめとした目で見てしまう。自分の母親を美恵子と呼び捨てにし、「マジ美恵子に会いてーーー！」と叫ぶ大友（山下智久）には「呼び捨てすんな！」と言いたくなった。飴玉かキャラメルか知らんが、あんなもの1個に愛が託せる未来を「美しい」と感じればいいのか？環境汚染とかが原因で、女性が生まれにくくなって、そのうち女性が存在しなくなり、子供も生まれないから、人類が滅亡への道を辿るってか・・・。逆に男性が存在しなくなっても子供は生まれないんだが・・・。田代君はちょっと気になる存在。やたら目立たぬ存在の田代君にスポットが当たるのは、次に死ぬのが彼だと宣告されているようでもあり・・・。暁生（窪塚洋介）が結花（常盤貴子）に「すいません、抱きしめてもいいですか？」と聞き「どうぞ」と答えると、すぐに「はい」と抱きしめたあたりも、なーーーーんも感じなかった。もうダメだ。あのお歌1発で、私の漂流教室は終わってしまったのかもしれない。妙な人類とは思えないものの足（？）が、ちらっと映って学校を狙ってるっぽかったけど、その正体は見てみないとね～ぐらいにしか思えなくなってしまったよ。
第10回	やっぱ、このドラマは私の中では終わってるわ。(^｡^;) 富士山の見えるところに「天国」があったと二宮（一条駿）が言ったのを聞いて、ほとんどの生徒達が「天国」目指して学校を出て行く。その生徒達について行く暁生（窪塚洋介）と、学校に一部の生徒達と残る事を決めた結花（常盤貴子）。学校に残ったのは防衛大臣の高田美雪とそのツレ、あとは我猛と岡津（モロ師岡）。あたしゃ、この防衛大臣好きなんだよね～。今回も結花に「あなたたちは（「天国」に）行かなかったの？」と聞かれて、「あたしが信じるのはあたし自身の信念と、具体的な結果だけだ！」って言ってたけど、この言葉に自信が満ち溢れてて「カッコいいじゃん！」と思っちゃったよ。しかし、私が目をつけた子は死んじゃう運命なのかしら？（涙）池垣君といい、この防衛大臣といい、哀しい末路を辿るらしい。池垣農園の土壌も汚染されて、枯れかかっている植物ですら腹の足しにしたいと二宮がむさぼっている時、謎の未来の生き物が現れ彼を襲ってきた。そこに居合わせた防衛大臣、スコップ片手に「あたしはこの学校の防衛大臣なんだよ！」と立ち向かったのよね～。あぁ、好きだわ～！その潔さが胸打つわ～。逃げなかったのよ、謎の生き物から・・・。さすが防衛大臣！死に際までカッコよかったぜ！でも、あの謎の生き物ってあんまりはっきり映らなかったじゃん！メタルっぽい蜘蛛みたいな感じだったけど、あの生き物にはもう触れないんだろうか？だとしたら、消化不良だわ。私のイベントは今回この防衛大臣だけ・・・。(-。-) ﾎﾞｿｯだって、あとはつまんねーーーよ。「天国」ってーのが遊園地「WONDER HEAVEN」のことだったり、お菓子がいっぱい入ったゲームの機械のガラスが割れなくて、中にあるお菓子が取れなくて生徒達が機械の周りで呆然とするのとか、あれ見てて面白いかよ！切ないとかそういう感情も生まれないよ。学校に戻ろうと来た道を戻りだしたのはいいが、今度は妙な雲がみんなを追いかけて来て、それがただの雲じゃなくて有毒ガス、つまりは化学兵器だったなんて・・・。もう夢も希望もないじゃん、あたしたちの未来ってやつに・・・。ドラマだといっても、ちょっと酷なんだよなぁ。最終回でちょっとは夢見せてくれるんだろうか？みんなを迎えに来た結花と暁生たちとの間に、大きな地震とともに地層の断裂が・・・。・・・って、これがラス前かい！わざわざ先週予告で「最終回の前の回」って告知してたよなぁ。そんな妙な告知するほどの話だったか？やっぱ「今日の日はさようなら」で、このドラマとも「さようなら」だったようだ。すべての敗因はあの大合唱にある。そうやってたった一箇所間違っただけで、取り返しのつかないこともあるってわかって頂けるとありがたいわ。＞関係者様
最終回	わけのわからん最終回でございました。今クールただでさえ不作だったのに、最終回ずっこけばっかで困りますね～。このドラマも何度も言いますが、あの「今日の日はさようなら」大合唱で私の中では終了してますので、レビューはどうぞ読み流して下さい。m(_ _)m まず先週のラストで地面に出来た大きな地割れ、あれを飛び越そうとするんだけど、足の不自由な西さん（赤咲伶奈）を大友（山下智久）が背負って飛ぶって言うのさ！ムリムリ・・・。ナンボなんでも、人を一人背負ってあの距離は飛べませんって・・・。それがどうよ？飛べちゃうのよ！（笑）ドラマだよ！（爆）最後に残った暁生（窪塚洋介）も飛び越えて、全員で洞窟に避難するんだけど、洞窟の入り口を覆ってた赤い幕とかどこから持ってきたんよ？わからんわ～。その洞窟の中にカラフルな文字で（笑）、何だか世界がこうなった経緯が説明してあるんだけどさ・・・全部、書き記してあるってーのが笑えない？（爆）あと関谷（中島宏海）がご乱心で、ガソリンらしきものを撒き散らして火をつけようとするところ。ねえねえ、最初の頃乗ってた赤い車だって、ガス欠で乗れなくなっちゃったんだよね？なのにそのガソリンどこから調達したのさ？今、まさに関谷が火をつけようとしてるって時に、現代を生きてるハツ子（安藤聖）の腕がにゅーーーっと未来まで伸びて来て、関谷の首を締めるのよ。あーた、これ、どう思う？（笑）あたしゃ笑う事もできずに呆然としちゃったわよ。そもそもハツ子の折れた爪だけどさ、あんな斜めに折れちゃったまんまにしとかないって！一番短い爪にそろえて、他の指の爪も切りそろえるとか、まぁあの指だけ爪が割れたまんまにしとくとしても、あの斜めのままマニキュア塗ったりしないでしょ？もう最終回、引きまくってるよσ(^_^;ﾜﾀｼ? 結花（常盤貴子）は結局、第二人類にヤラれた時に肋骨折っちゃって、それが原因で死んじゃったみたいね。でも、あの藤沢（妻夫木聡）と公園で会ってたのは何なの？未来で死んだら、過去に会いたかった人のところへ一瞬だけメッセージを伝えに帰れるのかしら？あ～ら、結花も「頑張った死に方大賞」で5位だったとか？（笑）←それは「平成夫婦茶碗」結花の遺体を抱きしめて泣く暁生の目の前に、一列に並んだ第二人類が現れたり・・・。もうやりたい放題！しかも第二人類ったら暁生の脳に語りかけてるよ。そもそもこの第二人類って存在自体が、このドラマに必要だったんだか？疑問だわ。暁生が生徒達に話してた「僕らは未来にまかれた人類の種なんだ」って言葉は、ちょっといいかも・・・と思ったけど、それぐらいしか誉める所はない。火山の噴火で学校の裏に川が出来たとか、最終回まできてもご都合主義は直らないし・・・。我猛（鈴木えみ）が作った金属の筒みたいなのに、みんなが書いた手紙を詰めて火山の噴火の力で過去へ飛ばそうとか・・・もう、どうでもいい感じ。だいたい過去のかおる（水川あさみ）から高松（山田孝之）にメールが一瞬だけでも届くってーのにげんなり。そして手紙を書く今の若い子の字の下手さに絶望！未来が砂漠化することより、あたくしにとってはその字の下手さ加減が大問題ですわよ！んで、結局のところ結末はどうなんでしょか？みんなの書いた「ロング・ラブレター」が過去の暁生の元に降り注ぎ、場面は初回で見たことのあるような付き合いはじめの結花と暁生・・・。わかりません・・・まったく理解できません・・・。難解なのはいいことだ！って誤解してませんか？ラストカットで学校の門の外の風景が、砂漠から一面の緑へ変わるのも、逆にさっぶ～い感じがしちゃったんですけど・・・。死んじゃった池垣（松本伸太）が見れたのは感動しました♪（感動する箇所が間違ってます）

プロデュース：山口雅俊・林知幸/原作：楳図かずお/脚本：大森美香演出：水田成英（第1･2･5･8・最終回）・武内英樹（第3･6回）・木村達昭（第4･7･10回）・　　　　川村泰祐（第9回）
第1回	携帯をなくした事で、関係が途絶えてしまう。ちょっと前なら考えられないが、あらためて今考えると充分あり得ることなんだよね。思わず自分の携帯をしげしげと見つめたよ。私ももし携帯なくしたら、途絶えてしまう関係がちっぽけな電話の中に詰まってる。せっかく出会った暁生（窪塚洋介）と結花（常盤貴子）なのに、暁生が携帯をなくした事で連絡が取れなくなってしまう。そしてそのまま1年が経過・・。父親の花屋で働く結花は、高校に集金に行き、偶然その高校で教師として働く暁生に遭遇。 1年ぶりに二人が会ったというのに、その現場はまるで暁生が女子生徒を襲っているかのようなシーン。（笑）再び別れる二人だが、結花が実はこの高校で以前教師をしていた事が判明し、その事を知る他の教師から結花の花屋を聞きだし、暁生が店に現れる。どうしても会う運命にあるのか・・・。そしてまたまた高校で二人が会っていると、突然の地響きとともに高校が姿を消す。ここから「漂流教室」の始まりなのね～。ってゆーか、ここまで長かったわ。前評判の高いドラマだっただけに期待も大きかったから、今日の1時間9分は「はよ～、漂流せーよ！」ってな気分でイライラしちゃったわ。(^｡^;) そしてなかなか「カバチタレ！」を感じさせるキャスティングだったわね。「カバチタレ！」でちらっと出ただけの大杉蓮さんや、中丸新将さんがきちんとした形でキャスティングされてるのに目頭熱くなったのは私だけかしら・・・。（爆）初回でどうのこうの語れるレベルまでは登りつめなかったよ。これは来週に期待しましょう・・・って感じかな。ただひとつ気になる事が・・・。「キムタク」はいつも「キムタク」、「フジッキー」はいつも「フジッキー」に続く人がもう一人。「常盤貴子」は最近いつも「常盤貴子」じゃない？妻夫木君とのいきさつの回想シーンみたいな常盤さんが、もっと出てくればいいのになぁ。この先、いつもと違った常盤貴子が見れる事を希望します♪
第2回	面白くなってきた！いや、面白くなったからこそ、あらためて思うのだけど、どうして初回であれだけ引っ張ったんだろう？漂流までが長過ぎたんじゃないか・・・って、再度思ったよ。学校が突然その場からなくなった。そしてどこだかわからない砂の大地が遥か果てしなく続く場所に、ぽつんと立つ学校。学校の外にいた者にとっては、「学校がなくなった」なんだけど、校内にいる者にとっては「学校の周りが消えた」なんだよね。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、こんな突拍子もない事に見舞われなきゃ、考えもしない設定だわ。(^｡^;) 校内にいる側にとっては、核爆弾が落とされたと思っても何ら不思議はない。電気も来てない、電話も通じない、携帯は圏外、ラジオも入らない。そんな中で突然、極限状態に見を置かなきゃならなくなったら・・・考えただけで不安だよ。そしてそれぞれが散り散りに歩き出す生徒達。そうだなぁ、動くのも怖いけど、動かなきゃ何も変わらない気がするんだろうね。自分の目でこの現実が何かを確かめなきゃ、誰もこの状況を把握できる人間はいない。他人は頼れないってことね。生徒達や結花（常盤貴子）が去って行く中、一人学校に残りみんなの帰りを待つ暁生（窪塚洋介）。数時間後、ひどく疲れて生徒達が帰って来る。どれだけ歩いても何もなかったなんて、行き場所が見つからないなんて・・・。結花だけ戻って来ない、生徒の一人が結花は道標を作って、来た道を戻れるようにしていると言ったのを聞いて、追いかける暁生。結花は藤沢（妻夫木聡）との約束を守らなきゃと、ただそれだけで必死に歩いていた。その場に結花が現れる事はないとは知らず、公園のベンチで待ってる藤沢が・・・、その藤沢に何とかして会いに行かなきゃと、靴擦れつくっても頑張って歩いている結花が・・・、見ていてせつなかった。（涙）いくら待っても現れない結花、落胆して自分が巻いたかんぴょう巻きを口の中に押し込む藤沢。「会いたくても会えないんだよーーーー！」って感じだったわ。そして砂漠に突き刺さる、未来の新幹線。壊れたカーナビを直してみると、一瞬映った画像には「2020」の文字。え？学校は「2020年」にタイムスリップしたってことか？ってゆーか、「2020年」なんてすぐそこにある未来な感じなんだけど、その未来があんな荒れ果てた荒野だとしたら、ちょっと衝撃なんですけど・・・。（ドラマです！） 2話を見て、初めて初回の「今を生きろ！」の言葉の意味を考えるようになった。そして予告を見る限りでは、この極限状態で人の感情も研ぎ澄まされるらしい。初回ではあまり違和感感じなかったけど、展開上だんだん山下達郎の音楽が妙に爽やか過ぎて、エンディングで「へ？」って感じになりそうだ。いや、もうすでに2話でそんな感じ。初回で「常盤貴子」は「常盤貴子」だと言ったけど、2話の常盤さんの雰囲気は好きだった。・・・なので、とりあえず撤回しておこう！ガンバレ、常盤貴子。f(^^;)
第3回	せっかく役割分担も決めて、生徒達が暁生（窪塚洋介）の指示のもと、やる気を出したというのに、関谷（中島宏海）は学校に非常用に貯蔵されていた食料や購買のパンを独り占めし、トップに君臨しようとあさはかな考え持ってるし、平沼先生は死んじゃうし・・・。漂流していきなりこういう極限状態にさらされてしまうのね。やっぱ明日が見えない不安と、明日のもっと先が全くわからない中での疑心暗鬼が、こういう状況を生んでしまうのかしら？阪神大震災みたいな自然の大災害の中で、倒壊した家屋から盗みを働くような輩が出没してくる状況を、ちょっと思い出してしまったわ。若原先生（中丸新将）がもう一人の先生と車で探索すると言い出す。そこに一人だけ生徒の中から代表で連れて行くと言い、高松（山田孝之）が一緒に行く事に。結花（常盤貴子）は何か直感めいたものを感じたのか、彼らに同行する。車の中でも結花は磁石片手に地図で位置を確認してたみたいだし、もしも置き去りにされるような事があっても、自力で学校に戻れるように確認を怠らなかったんだろうね。ところが「置き去り」どころの話じゃなかったのよ。途中で不自由そうに歩いているあゆみ（赤咲伶奈）を発見し、車を降りて駆け寄った結花と高松。そこに突っ込んでくる若原らが乗った車。ヾ(･･;)ｫｨｫｨ、殺す気かよ！と思ったら、マジ殺す気らしい。(^｡^;) なんてこったい！平沼先生だって自殺じゃなくて、中原が殺したそうだし、何がどうしてそうなっちゃうんだよ？って感じだけど、想像もつかないような異空間に放り出されたら人間おかしくなるのかも。逃げた結花たちだが、ついに逃げようのない場所に追いつめられた。容赦なく襲い掛かる学校の先生たち。（笑）マジかよ！仮にも教師だろうが・・・。関係ねーってことか！上等だよ!!!（爆）結花の「助けて」って苦しい叫びが、なぜか重雄（大杉蓮）や隆太（妻夫木聡）の耳には聞こえるのよね～。時空を越えて、結花の叫びは愛する者に届いたってこと？慌てて駆け出した重雄は、あるホテルの一室から結花の声が聞こえたと、その部屋に強引に押し入り「結花ーーーー！」って叫んでる。それをホテルの窓のアップから、引きの画になって全景が映し出された後、20年後と思われる荒廃した結花たちの置かれてる時代へスイッチ。あら？まさにさっき重雄が叫んでたホテルが、今結花が追いつめられてる現場なわけ？未来と過去が繋がってる不思議な空間。でもぜんぜん違和感がないのは何故？後日、重雄がかおる（水川あさみ）と一緒にそのホテルの例の部屋に客を装って入り、壁に穴をあけ、結花が学校を辞める原因になったあの乱闘事件の凶器の栓抜きを埋める。普通なら「んな、アホな！」と思うろこだろうなぁ。でもほんと不思議なんだけど、こっちも「届け！」と念じてしまうほどだったわよ。まさに結花はその時瀕死の状態で、もがき苦しみながら泥だらけの壁面を手で触ってると、あーら不思議！そこから栓抜きが出てくるのよ～。高松が暁生に渡された白煙灯使って、合図してたのに学校の暁生が気付いて、急いで車で駆けつけてたけど・・・。その前に結花、栓抜きでやっちゃった？（笑）ってゆーか、常盤貴子めっちゃ闘う女なんやなぁ。見とれたがな・・・。そして「カバチタレ」の面子、ちょっと揃いすぎてて気持ち悪いなぁ。山下智久の横であのミニスカの女の子が立ってると、「優太とその彼女じゃん！」とか思っちゃうんだよね。そして、今週もぐぐっと引き付けられたドラマの余韻をぶった切るように、山下達郎の「お～ぉ、ラブランド！」でガッカリ。やっぱ、合わんよこの曲、この爽やかな歌声。あたくし的にはシャガれた声希望！「スガシカオ」とか、意外と「ポルノ」あたりでもいいかも♪
第4回	状況は相変わらずだし、深刻は深刻なんだけど、前回と違って深刻な中にもこの状況に慣れつつあるのか、笑いが漏れるような場面が出てきたりして・・・。それは狙いなのか、それとも演出の違いなのか・・・。例の栓抜きと駆けつけた暁生（窪塚洋介）のおかげで、なんとか難を逃れた結花（常盤貴子）達。（ってゆーか、襲った先生二人はいずこへ？）無事学校に戻る事はできたが、とりたてて状況は変わったわけではない。それどころかついに水が止まってしまう。ってゆーか、呑気に歯磨きなんかしてるけど、貯水量の限界知ってるくせに全員歯磨きかよ！危機に直面してるって認識がないよなぁ。しかし関谷（中島宏海）どうよ？ジャムパンで大友（山下智久）誘惑かよ！そんなにやりたいか？この非常事態にお前のそのボンデージっぽいファッションが、見てるだけでイラつくんだよ！ムカつくから、脱いでろ！（男子生徒諸君、襲ってよし！）壊れキャラ関谷がいると思えば、自殺しそうになってる生徒も出てくるし、危機の受け止め方は人それぞれって感じだね。暁生が止めて、この二人も死なずに済んだけど・・・。単なる自然災害でもないらしいって事は、うすうす勘付いてるわけで、先の見えない不安感っていうのは相当だろうと思う。この状況下で冷静にしてろって方が無茶だろう。しかし実習室から米見つけたとか言って、結花が鍋で米炊いてたけど、なんでガスに火がついてんだ？水だって結局供給されてるわけじゃなく、どこぞのタンクに貯まってた分があっただけだろう。じゃあ、あのコンロの火はどうやってついたんだ？プロパンガスのボンベでもあったのか？疑問だ・・・。結花がプールの水を見つけて、「水がある！」って生徒を呼びに来てたけど、プールについてみるとそこには優雅に泳いでる関谷が・・・。お前は職員室に水着置いてたんかい！ってゆーか、どう考えても寒いだろ！水が汚れるから泳ぐな！・・・と、関谷嫌いの管理人激しく怒りをおぼえていた所に、関谷を苛めていた女子生徒二人が登場！救世主に見えたよ！出てきてくれて、ありがとう！関谷を閉じ込めてくれてありがとう！おまけに君たちは伝説のマッシュこと結花を尊敬しているらしいじゃないか。いい展開だ。（笑）これで何とか統率が取れそうだ。暁生と結花が深夜のデートで見つけた、「本倉高校」の看板の裏の文字。「22人の思い出」最初は生徒20人と暁生、結花で22人かと思ったけど、この関谷苛めの女子生徒二人を足して22人なわけか・・・。なぜか謎の賊っぽい3人が、学校を狙ってるし・・・。あいつらは何者だ？どこから来たんだ？そして未来の新幹線を偵察に行った、暁生たちは何を見つけて来るのか？とりあえず面白かったけど、ともすると「カバチタレ」を彷彿させる常盤貴子の演技にちょっと難点ありかもしれない。そうならないためには、終始彼女には闘っていてもらわないと・・・。
第5回	学校に謎の3人組が侵入。何語だかわからない言語を話し、並外れた運動神経の持ち主。カンフーの達人みたいで、薄汚れているがヴィジュアル的にちょっとイケてる♪ 食料と女を狙ってるの？ちょっと襲われたかったりする私ってどうよ？（笑）その侵入者に殺されかけた大友（山下智久）をかばって、暁生（窪塚洋介）が怪我をしてしまう。食料を奪い侵入者たちは去って行くが、一人だけ捕えられてしまった。またこの捕えられた侵入者君が、ちょっと好み♪（呑気な私）怪我の手当てをしてもらい、生徒達の前では「大丈夫」と強がる暁生だが、生徒が出て行き結花（常盤貴子）だけになるとちょっと弱い一面を見せる。あ・・・、こういうのぐっとくるかもね。「ちょっとカルチャーショック。今まで生きてきてあんな生命の危機感じたの、はじめてかも」ってわかるような気がする。ちょっとずつ自分達の置かれてる状況を理解しつつあっても、突然わけのわからない侵入者が現れたり、食料だけでなく命まで狙われたりしたら、ついていけないよね～。一旦は逃げ出した捕われの身の侵入者。しかしコイツも運が悪い。きっと彼らが未来人だとするならば、かなり出来の悪い部類の一人だったんだろう。あっさり逃げておけばいいものを、女を襲おうと狙ったのがあの関谷（中島宏海）いじめの女子生徒二人組みだもんなぁ。(;^_^A ｱｾｱｾ･･･結局また捕まってるし・・・。（苦笑）しかし、この学校を毎回救ってるのはこのワルな女子生徒だったりするんじゃない？「防衛大臣」上等!!! あゆみ（赤咲伶奈）は自らあの侵入者に連れ出してもらったってことよね？「野獣は火に弱い」って台詞に以上に反応してしまう、野獣の管理人。私の暴走は「火」で止められるらしいです。ヨロシコ！（笑）未来の新幹線の中で拾った百円ライターが、見を守る武器になったり、またその武器を置いて謎の侵入者とともに学校を出て行ったあゆみがいたり、わからないわね未来ってやつは・・・。学校を出て行こうとする侵入者に、背後からまた何語だか不明な言語で話し掛ける我猛（鈴木えみ）。なんで言葉を知ってるんだ？この言語にも何か法則があったのか？我猛の呼びかけに侵入者は「こうなったのはおまえらのせいだ」と答えたらしい。学校を出た侵入者と、自ら連れ出されたあゆみ。この二人の間に芽生えたのは何だ？恋？人間愛？ラストの暁生と結花のキス。その後に流れ出す山達の曲。うーん、今回は決まったな。（笑）それにしても関谷！来週は小汚く登場かい！ってゆーか、しぶとく生き延びてたわけね。「ヘイヘイ！防衛大臣の彼女！出番ですよーーー！」（爆）
第6回	暁生（窪塚洋介）は段々辛そうになってきたね。それにしても関谷（中島宏海）、登場の仕方が凄かった。閉じ込められたロッカーごとぶっ倒れて、中で必死にもがいて、まさに覚醒したって感じ。生徒達のために何でもするという関谷に、とりあえず農作業からやらせようとする結花（常盤貴子）。「農作業なんて泥臭くて、むしろカッコいいわね。」って関谷もどうよ？こいつに農作業なんてやらせたら、全部農作物枯らすのがオチなんじゃないの？若原先生（中丸新将）が見事に老け込んで戻って来たよなぁ。「人間が恐ろしい生き物になっていた。」って言ってたけど、どこぞで未来人と遭遇したんだろうか？そう言って水をがぶ飲みした途端、苦しみ出した若原。え・・・ご臨終っすか？学校の校門のプレートを見つけた辺りに、何かないかと探していた結花と大友（山下智久）が見つけたのは、慰霊碑。「22人の生徒と7人の教職員の思い出に・・・」って彫ってあるけど、慰霊碑だしその彫られたメッセージから推測しても、今漂流してる面子は一生行方不明だったか、どちらにせよ無事に戻ったとは思えないわけで・・・。慰霊碑の中に自分の名前を見つけた大友が「何これ？俺って死んでんの？」と呟いたけど、こんな慰霊碑見つけても状況把握するにいたるわけないんだよなぁ。まず何が書いてあろうと、信じられないし・・・。暁生はますます苦しみ出す。震える体、乾ききった唇、こらえきれず声をあげてしまう暁生。そんな暁生を見て、「死ぬしかない」と言ってしまう医学部志望の柳瀬（鳥居紀彦）や「殺そうか？」と言い出す大友。ここでも愛あふれる高松君（山田孝之）が、「生きるための、生き抜くための、あらゆる努力をするんだよ！」とみんなを説得する。なーんかね～、状況から判断するに「死ぬしかない」と言った彼の気持ちもわからんでもないし、「殺そうか？」の大友だって、根底には自分をかばって怪我した暁生を思うあまりの発言だと伝わるもんだから、彼らを責める事はできないんだよ。高松の呼びかけでやる気を出した生徒達、医学部志望のガチガチそうな彼が「先生は僕が診る」と言い切ったのはカッコよかった。でも調べれば調べるほど、暁生が助かる見込みがないことがわかっちゃうのよ。結局は破傷風。病院があって医者にかかることができれば、助かるはずなんだけど、食べ物や飲み水にも苦労している状況で、病院はおろか、医師や医薬品なんて・・・。どうやら学校にペニシリンはあったらしいんだけど、それを投与するだけではダメだと柳瀬が言う。「抗破傷風人免疫グロブリン」（だったかしら？）とか何とか言う薬がいるらしい。それを探しに行くという結花。「どこにも行くなよ。頼むよ、あぶねーから。」という暁生を残し、結花は大友と防衛大臣の彼女（笑）と3人で、大きな病院があったと思われる跡地へ医薬品を探しに学校を出て行く。実は今まで窪塚洋介にメロった事はなかったが、今回はじめてヤラれたかもしれない。破傷風に冒され、苦しむ暁生。ぶるぶる震える唇に結花がそっとキスするシーンが美しかったし、ちょっと泣けた。でもそんな苦しそうな暁生を見ながら、かなりメロった自分。＜鬼っすか？今まで「泣く男」に弱いのは実感してたけど、「苦しむ男」にもめちゃ弱いことを発見！んーーー、これって母性本能？（そんな小奇麗なものではないと思う）次週予告、何だよ？竜巻って？関谷ったら拳銃ぶっ放してなかった？それってあの紙袋の中に入ってたんだろうなぁ。虫がいないから植物が受粉しないだとか、学校のまわりまで後々のために緑にしようと頑張ってる生徒とか、ちょこちょこしたとこで結構感動しちゃうんだよね。そして全話通して「今を生きろ」のメッセージを実感できる作品。なかなかのもんじゃないでしょうか・・・。
第7回	暁生（窪塚洋介）を助けるために、薬を探しに学校を出て行った結花（常盤貴子）たち。あの赤い車のガソリンがいつまでもつのか、凄い気掛かりだったんだけど、こんな時に底をつくとは無念。あの紙包みはやっぱ拳銃だったね。拾ったのは一番危ない女・関谷（中島宏海）。やっぱ「バカは死ななきゃ治らない」んだろうか？関谷見てるとそう思うよ。拳銃っていったって充填されている弾6発ぐらいなもんだろ？それを意味なくぶっ放して、食料独り占めにして、すぐに弾がつきてしまうのわからんかなぁ。結花たちは病院跡を探して薬を見つけようとするが、薬瓶を見つけても手に取ると砂になってしまって、触る事もできないのよ。蟻地獄のようなところに防衛大臣の彼女が落っこちて、それを救おうとした結花と大友（山下智久）も引きずり込まれてしまう。そこで3人が落ちた場所には、いつぞや学校に侵入してきた未来人が・・・。しかも死んでるし・・・。あぁ、好きだったのに・・・この未来人。もっと進んでみると、たくさんの未来人の遺体。そしてたった一人生き残った未来人と、少しだけ言葉を交わす結花。今回の未来人、かなり日本語多かったよね。（笑）でも肝心な単語が日本語じゃないから、聞いててイライラしちゃうのよ。(¨;) ここであゆみ（赤咲伶奈）にも再会できたし、何とか薬も手に入った。あとは学校に戻るだけ・・・と思ったら、巨大竜巻が学校に向かってる。なにも竜巻まで起こらんでも・・・。暁生はどんどん具合が悪くなって行く。しかし「輸血しよう」なんて言うけど、学校に残ってた道具に輸血できるようなバッグとかあるのが不思議なんだよなぁ。確かに今しのごの言ってる場合じゃない、やれる事をやらなきゃ！ってーのはわかるんだけど、輸血はちょっと無理がなかったかい？（苦笑）もう限界ってぐらい苦しむ暁生、「殺せーーー！」って叫んだのを聞いて、女の子達が「浅海がいたから頑張れたんだよ！」って声をかけるのは、かなりウルウルしてしもーた。今週は池垣（松本伸夫）にヤラれたわ。自分の命より、畑に芽生えた小さな命の方が大事なのよね、彼は・・・。「あの芽がかわいいんだよ」って、ニッコリ笑って竜巻が迫ってる中、畑に覆いをかける池垣君。しかも学校の外の畑まで何とかしようと出て行ったのはいいけど、高松（山田孝之）たちが見に行った時には池垣倒れてなかった？ちょっとーーー、せっかく私が目をつけたのに死なれちゃ困るんだよ！「今を生きろ！」＞池垣もしやあの関谷に殺されたりしてないかい？困った女だ・・・予告では防衛大臣が帰って来て、また関谷をこらしめてくれてるようだったが、マジで防衛大臣を応援したくなる今日この頃。関谷の拳銃の中、弾が最初に6発あったとして、あいつは今日何発撃った？ 3～4発撃ったんだっけな？だとしたら、まだあの拳銃に弾が残ってんのか・・・。危ねーなー、あの女に拳銃なんて・・・。結花は薬を届けられるのか？竜巻はどうなる？そして私の池垣君は？あ～、未来に夢も希望も抱けなくなりそうだ。
第8回	ってゆーかさ、今までにレビュー書いてる途中で2回ダメになっちゃったのよ。 1度目は全部書いたくせに、最後に自分でクリアを押してパー！ 2度目はあとラスト数行まできて、フリーズ！で、今3度目の漂流教室のレビュー書きです。当然、ムカムカしてます！オペはやり過ぎ！結花（常盤貴子）が薬持って帰ってきたから治ったでいいじゃん！傷が化膿してるとか言い出して、カッターとスプーンを消毒してオペまがいの事やりだした時点で、超げんなり！ここは救命病棟ではない！爆弾で現代へ戻ろうとしたけど、爆破の威力は小さく・・・だが、土の下から湧き上がる水を発見して喜ぶ結花と暁生（窪塚洋介）。それをめざとく見つけて、あゆみ（赤咲怜奈）に拳銃を突きつけ「もっと掘れ！」と命令を下す関谷（中島宏海）。うざいんだよ！だいたい今までどこに潜んでたのさ。ハイエナのように食い物、飲み物の匂い嗅ぎつけやがって・・・。湧き出た水は水質が悪いらしく、飲めそうにない。毒見役に結花を指名した関谷。しかし結花が水を口にしようとしたのを、割って入り大友（山下智久）が飲み苦しみ出す。心配して大友に寄り添う関谷から銃を奪い取った大友。うっとうしい関谷を殺そうとする、みんなも賛同、しかし高松（山田孝之）と結花は制止しようとする。大友と高松が殴りあいになったり、みんな体力消耗しまっせ！って感じなんだけど、拳銃を持ち出した女の子が残りの銃弾を天へ向けて発砲！「池垣ーーー、雨降らしてよーーー」と絶叫。ここまで許すのもぎりぎりだったのに、その後暁生の歌声で限界に達した。なんで歌なんだ？「今日の日はさようなら」を大合唱なんだ？空気が振動すれば雨が降りやすくなる・・・って、んなアホな・・・と思ったら、降ってきちゃったのね～雨！（激げんなり）はぁ、都合良すぎて脱力ですわ。みんな大喜びで服までびしょびしょになって濡れてるけど、その後どうすんのさ？薬もほとんどない状況で、風邪でも引いたら大変じゃん！しかも冒頭では竜巻の後には大寒波が来るとか言ってなかったっけ？危機管理しっかりやろうよ！ってゆーか、私の池垣（松本伸夫）やっぱご臨終だったのね。(･･，)ｸﾞｽﾝ笑みを浮かべた池垣の死に顔だけは涙を誘ったわ。しかし彼の死因はなんざんしょ？竜巻の被害っすか？竜巻で大騒ぎしたわりには、あっさり通過してたような・・・。（窓ガラスぐらいは割れてたけど）池垣は死んだけど、池垣農園には彼が必死に守った緑の小さな芽が芽吹いていた・・・という、きれいなオチだったようで・・・。くそっ！3度も打ち込んでたら、だんだんイライラしてきて、面白い事書けなかったよ。最初のレビュー返してくれーーー！（号泣）
第9回	なーーーんも面白くなかった。（因みに今日もレビュー書き直し中、最近「漂流教室」のレビューと相性が悪いらしい）先週のお歌大合唱の巻が、いまだに尾を引いてるのか・・・どうもさめざめとした目で見てしまう。自分の母親を美恵子と呼び捨てにし、「マジ美恵子に会いてーーー！」と叫ぶ大友（山下智久）には「呼び捨てすんな！」と言いたくなった。飴玉かキャラメルか知らんが、あんなもの1個に愛が託せる未来を「美しい」と感じればいいのか？環境汚染とかが原因で、女性が生まれにくくなって、そのうち女性が存在しなくなり、子供も生まれないから、人類が滅亡への道を辿るってか・・・。逆に男性が存在しなくなっても子供は生まれないんだが・・・。田代君はちょっと気になる存在。やたら目立たぬ存在の田代君にスポットが当たるのは、次に死ぬのが彼だと宣告されているようでもあり・・・。暁生（窪塚洋介）が結花（常盤貴子）に「すいません、抱きしめてもいいですか？」と聞き「どうぞ」と答えると、すぐに「はい」と抱きしめたあたりも、なーーーーんも感じなかった。もうダメだ。あのお歌1発で、私の漂流教室は終わってしまったのかもしれない。妙な人類とは思えないものの足（？）が、ちらっと映って学校を狙ってるっぽかったけど、その正体は見てみないとね～ぐらいにしか思えなくなってしまったよ。
第10回	やっぱ、このドラマは私の中では終わってるわ。(^｡^;) 富士山の見えるところに「天国」があったと二宮（一条駿）が言ったのを聞いて、ほとんどの生徒達が「天国」目指して学校を出て行く。その生徒達について行く暁生（窪塚洋介）と、学校に一部の生徒達と残る事を決めた結花（常盤貴子）。学校に残ったのは防衛大臣の高田美雪とそのツレ、あとは我猛と岡津（モロ師岡）。あたしゃ、この防衛大臣好きなんだよね～。今回も結花に「あなたたちは（「天国」に）行かなかったの？」と聞かれて、「あたしが信じるのはあたし自身の信念と、具体的な結果だけだ！」って言ってたけど、この言葉に自信が満ち溢れてて「カッコいいじゃん！」と思っちゃったよ。しかし、私が目をつけた子は死んじゃう運命なのかしら？（涙）池垣君といい、この防衛大臣といい、哀しい末路を辿るらしい。池垣農園の土壌も汚染されて、枯れかかっている植物ですら腹の足しにしたいと二宮がむさぼっている時、謎の未来の生き物が現れ彼を襲ってきた。そこに居合わせた防衛大臣、スコップ片手に「あたしはこの学校の防衛大臣なんだよ！」と立ち向かったのよね～。あぁ、好きだわ～！その潔さが胸打つわ～。逃げなかったのよ、謎の生き物から・・・。さすが防衛大臣！死に際までカッコよかったぜ！でも、あの謎の生き物ってあんまりはっきり映らなかったじゃん！メタルっぽい蜘蛛みたいな感じだったけど、あの生き物にはもう触れないんだろうか？だとしたら、消化不良だわ。私のイベントは今回この防衛大臣だけ・・・。(-。-) ﾎﾞｿｯだって、あとはつまんねーーーよ。「天国」ってーのが遊園地「WONDER HEAVEN」のことだったり、お菓子がいっぱい入ったゲームの機械のガラスが割れなくて、中にあるお菓子が取れなくて生徒達が機械の周りで呆然とするのとか、あれ見てて面白いかよ！切ないとかそういう感情も生まれないよ。学校に戻ろうと来た道を戻りだしたのはいいが、今度は妙な雲がみんなを追いかけて来て、それがただの雲じゃなくて有毒ガス、つまりは化学兵器だったなんて・・・。もう夢も希望もないじゃん、あたしたちの未来ってやつに・・・。ドラマだといっても、ちょっと酷なんだよなぁ。最終回でちょっとは夢見せてくれるんだろうか？みんなを迎えに来た結花と暁生たちとの間に、大きな地震とともに地層の断裂が・・・。・・・って、これがラス前かい！わざわざ先週予告で「最終回の前の回」って告知してたよなぁ。そんな妙な告知するほどの話だったか？やっぱ「今日の日はさようなら」で、このドラマとも「さようなら」だったようだ。すべての敗因はあの大合唱にある。そうやってたった一箇所間違っただけで、取り返しのつかないこともあるってわかって頂けるとありがたいわ。＞関係者様
最終回	わけのわからん最終回でございました。今クールただでさえ不作だったのに、最終回ずっこけばっかで困りますね～。このドラマも何度も言いますが、あの「今日の日はさようなら」大合唱で私の中では終了してますので、レビューはどうぞ読み流して下さい。m(_ _)m まず先週のラストで地面に出来た大きな地割れ、あれを飛び越そうとするんだけど、足の不自由な西さん（赤咲伶奈）を大友（山下智久）が背負って飛ぶって言うのさ！ムリムリ・・・。ナンボなんでも、人を一人背負ってあの距離は飛べませんって・・・。それがどうよ？飛べちゃうのよ！（笑）ドラマだよ！（爆）最後に残った暁生（窪塚洋介）も飛び越えて、全員で洞窟に避難するんだけど、洞窟の入り口を覆ってた赤い幕とかどこから持ってきたんよ？わからんわ～。その洞窟の中にカラフルな文字で（笑）、何だか世界がこうなった経緯が説明してあるんだけどさ・・・全部、書き記してあるってーのが笑えない？（爆）あと関谷（中島宏海）がご乱心で、ガソリンらしきものを撒き散らして火をつけようとするところ。ねえねえ、最初の頃乗ってた赤い車だって、ガス欠で乗れなくなっちゃったんだよね？なのにそのガソリンどこから調達したのさ？今、まさに関谷が火をつけようとしてるって時に、現代を生きてるハツ子（安藤聖）の腕がにゅーーーっと未来まで伸びて来て、関谷の首を締めるのよ。あーた、これ、どう思う？（笑）あたしゃ笑う事もできずに呆然としちゃったわよ。そもそもハツ子の折れた爪だけどさ、あんな斜めに折れちゃったまんまにしとかないって！一番短い爪にそろえて、他の指の爪も切りそろえるとか、まぁあの指だけ爪が割れたまんまにしとくとしても、あの斜めのままマニキュア塗ったりしないでしょ？もう最終回、引きまくってるよσ(^_^;ﾜﾀｼ? 結花（常盤貴子）は結局、第二人類にヤラれた時に肋骨折っちゃって、それが原因で死んじゃったみたいね。でも、あの藤沢（妻夫木聡）と公園で会ってたのは何なの？未来で死んだら、過去に会いたかった人のところへ一瞬だけメッセージを伝えに帰れるのかしら？あ～ら、結花も「頑張った死に方大賞」で5位だったとか？（笑）←それは「平成夫婦茶碗」結花の遺体を抱きしめて泣く暁生の目の前に、一列に並んだ第二人類が現れたり・・・。もうやりたい放題！しかも第二人類ったら暁生の脳に語りかけてるよ。そもそもこの第二人類って存在自体が、このドラマに必要だったんだか？疑問だわ。暁生が生徒達に話してた「僕らは未来にまかれた人類の種なんだ」って言葉は、ちょっといいかも・・・と思ったけど、それぐらいしか誉める所はない。火山の噴火で学校の裏に川が出来たとか、最終回まできてもご都合主義は直らないし・・・。我猛（鈴木えみ）が作った金属の筒みたいなのに、みんなが書いた手紙を詰めて火山の噴火の力で過去へ飛ばそうとか・・・もう、どうでもいい感じ。だいたい過去のかおる（水川あさみ）から高松（山田孝之）にメールが一瞬だけでも届くってーのにげんなり。そして手紙を書く今の若い子の字の下手さに絶望！未来が砂漠化することより、あたくしにとってはその字の下手さ加減が大問題ですわよ！んで、結局のところ結末はどうなんでしょか？みんなの書いた「ロング・ラブレター」が過去の暁生の元に降り注ぎ、場面は初回で見たことのあるような付き合いはじめの結花と暁生・・・。わかりません・・・まったく理解できません・・・。難解なのはいいことだ！って誤解してませんか？ラストカットで学校の門の外の風景が、砂漠から一面の緑へ変わるのも、逆にさっぶ～い感じがしちゃったんですけど・・・。死んじゃった池垣（松本伸太）が見れたのは感動しました♪（感動する箇所が間違ってます）

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