3年B組金八先生
原作・脚本:小山内美江子 演出:福澤克雄(第12・15・18・19・21・最終回)・三城真一(第13・16・22回)・ 加藤新(第14・17・20回) |
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第12回 |
新年早々、金八さんは壮絶だった。 儀(斉藤祥太)の兄ちゃん(白川峻)は薬でラリってるし、その兄ちゃんが暴れて倒した電気ストーブがそこらの物に引火して火がつくし、信太(辻本祐樹)は泣き叫ぶし・・・。 火事の中で燃え盛る火の向こうに吊るされた鳥かごを取りに、金八さん(武田鉄也)が火に飛び込むシーン。 止めようとする成迫(東新良和)に「先生は成迫も好きなんだけどな、儀も好きなんだよ。」と言って火の中に入って行く金八先生。 その後ろで「先生、先生」と泣き叫ぶ成迫、儀、信太、一寿(増田貴久)と一緒に私も泣いたよ。(涙) みんな無事で助かった・・・と思ったら、今度は幸作(佐野泰臣)が肺炎を起こしたらしい。 「この3〜4日がヤマです。」なんて言われたら、親は愕然とするわなぁ。 「運命というものがあるならば、子供や教え子の所に行くな!俺の所に来い!耐えて見せるから・・・。」という台詞とともに金八さんの背中のショット。 怒りのぶつけどころがなく、屋上でコンクリートを蹴る姿に泣いたよ。(・・,)グスン 健次郎(風間俊介)は幸作と一緒に病気を闘う仲間だと、頭を丸めたね。 正直、それはどうよ?と思った。この瞬間はね。 幸作が眠り続けて4日目の晩にやっと目覚め、その知らせを聞いて病院にチャリで駆けつける健次郎。 自転車も病院の手前で乗り捨て、「あの野郎、頑張りやがって」と泣く健次郎を見て管理人も号泣! そして元3Bの有志一同で仲間の証として、坊主になった光景は圧巻! 健次郎だけが坊主頭になった時は(正直、風間君に坊主頭が似合ってなかったので)、それはどうなのさ?って感じだったんだけど、坊主も並べば感動を生む。(そういう問題じゃない!) 並んだ丸い坊主頭にまた号泣したね〜。 坊主になったからといって、何かがかわるわけじゃない! それでもそんな事が仲間の証だと思える、その若さがいいじゃないのさ!(涙) 旧3Bがこの坊主頭で、現3Bに何かを伝えられたようだし・・・。 10分間読書の事で、校長とひとしきりモメた後に、教室を覗く金八先生。 本を読みふける生徒、信太たちと談笑する成迫君、密かに見ている金八に気付き会釈する直(上戸彩)。 金八さんがウルウルしてるのがわかるわ。 徐々にではあるがまとまっていくクラス、少しずつではあるが耀きだした生徒の目。 まるで親のような目で見つめる金八先生。(感涙) いやぁ、新年しょっぱなから泣かせて頂きました。 やっぱ金八先生は侮れん! |
第13回 |
いろいろ盛り込まれてるなぁ、このドラマの中には・・・。 成人式をふまえた上での立志式なり、阪神淡路大震災を風化させないことであり、リストラ問題であり・・・。 考えさせられるよ、まったく。 立志式での3Bの面々の志し。 「一日一膳」には笑ったね。「膳」って漢字をあてたのは、「一日一膳だけでやめておこう」っていうダイエット目標だったのか?毎日何膳食ってんだ?(笑) 直(上戸彩)は「自分になる」・・・これまた直の背景を考えると深い言葉。 充宏(川嶋義一)の「俺は男だ」でシーンとしたところに、信太(辻本祐樹)が「お笑い芸人一等賞」で割り込んで場を和ますの。(涙) ほんと、信太って空気読める子なのよ〜。ええ子やな〜。 儀(斉藤祥太)の「麻薬ボクメツ」は胸が痛んだわ。 クラス全員の前で、自分の兄貴のことを涙ながらに語る儀にも泣いたけど、その話を聞いて一番先に温かい拍手を送ったのが成迫君ってーので(ToT)ウルウル。 幸作(佐野泰臣)もね、強化治療とかでまたまた無菌室ではあるんだけど、本人も治療の意味をきっちり理解してるし、辛い脊髄注入とか何とかやらなきゃいけないみたいだけど、とりあえずこっちは落ち着いてそうで安心。 信太がね〜(管理人は信太を相当気に入っているので、信太レビューになりつつあります)、見ててせつないのよ。(・・,)グスン 家に帰ったら自分の部屋のベッドでエリカが寝てて、漫画本が散乱してる。 慌てて一冊探し出して、中を確かめる信太。 そう、本の中に出て行った母親の写真が隠してあったのよ。(涙) でもその写真が無惨にも折り目ついてて、怒った信太は怖い顔して寝ているエリカに近付くんだけど(もう、管理人ヒヤヒヤ!信太が何かするんじゃないかと思って・・・)、ええ子の信太はさすがに小さなエリカちゃんに手出しはできないのよね。(感涙) 結局、優しいのよ。(大泣き) エリカの母親に「俺の部屋に勝手に入るなってエリカに言っとけ!」って文句言ったら、またこの母親がさ〜、すぐに部屋に行って聞こえるように「エリカ!お兄ちゃんに嫌われるような事しないの!ここを出て行ったら、他に行く所ないのよ!」ってギャーギャーうるさいのよ。 この母親、絶対へんじゃない?わざとらしいのよ! あたしゃ、最初からすんごい疑いの眼差しで見てるんだけどね〜。 直の性同一性障害の問題も、ますます深刻だし・・・。 カウンセラー(利重剛:言わずと知れた「金八」脚本家、小山内美江子さんのご子息です)に、手術をしたいとまで相談してるのよね。 でもその手術をするには、最初の2年間ホルモン治療が必要で、それも二十歳になってからしかできない。 もちろん親の同意もいるし、手術には神経科・内科・婦人科・形成外科などのチームを集結する必要があると聞かされ、直はあと5年かそれ以上女の体でいなくてはならない現実に落ち込む。 私も「もしかしたら私は本当は男だったんじゃなかろうか?」程度なら、考えた事もあったんだけど、直みたいな深刻さはなくて、単に「オトコマサリ」な自分に疑問を抱いただけなんだよね。 もちろん女でいたから子供も産めたわけだし、直みたいにカウンセラーに「将来子供を産むことが出来なくなっても構わないか?」と聞かれて、即答で「はい」と答える事はできないよ。 この子の抱える問題は、解決するんだろうか? そして私の大嫌いな美紀(森田このみ)よ! 大嫌いなのに、ラストで美紀のストーリーになっちゃって・・・。(`へ´)フンッ。 推薦入試前夜に、美紀の父親がリストラを苦に飛び降り自殺を図った。 美紀は推薦入試どころの話ではなく、父親に付き添う。 学校ではそのニュースが伝わり、一部の生徒達が悪口をたたく。 何だろか?あのオカマちっくな充宏も、仲良くしてた美紀なのに言いたい放題してないかい? 美紀にもむかつくが、コイツも一回呼び出しかける必要があるな。 あのツンツンした髪を、冷水で洗って牛乳拭いた後の臭い雑巾で、きれいに拭いてあげよう! (管理人が15歳の頃は、こんな毎日でしたのよ。今では更生したらしい・・・噂だけ?) でも金八(武田鉄也)が連絡したからと言っても、直美(鈴田林沙)が差し入れ持って現れるとはね〜。 「サンドイッチは私が作ったから食べなくてもいいけど、スープはお母さんが作ったから飲んでね。」って書き添えたカードが・・・。(号泣) 予告で金八さんが美紀の頭を抱きかかえて、「お前はもういい子だ。」って言ってたね。 もうそれだけで泣いちゃったんですけど・・・。(^。^;) |
第14回 |
美紀(森田このみ)はちゃんと直美(鈴木林沙)に「ごめんね」って謝ったね。 その一言で直美も救われるだろうし、美紀も自分が弱い立場に立って直美の気持ちに気付く事が出来たかもしれない。 直美が3Bの教室に現れた時は、もうそれだけで涙しちゃったよ。(ToT)ウルウル 美紀の父親は一命を取り留めたけど、美紀は推薦入試を受ける事を渋る。 金八(武田鉄也)の説得で、願書は受け取ったけど、願書提出当日になると制服を着て向かっては見たものの、人の目が気になって結局受験校に行けなかったのよね。 その気持ちも理解できないわけじゃないけど・・・。 声かけられても辛いんだろうなぁ。 私としては儀(斉藤祥太)が調理師免許取りたいと言い出したのが嬉しかったわよ。 あの儀がね〜。(泣) 家の手伝いもしてるみたいだし、その上で店を継ぎたいからって調理師免許とは泣かせるじゃないのさ。 今回は「私の信太」(辻本祐樹)の出番が少なかったので、儀に気持ちがスイッチしたらしい。 しかし直(上戸彩)は相変わらず重いね。 シゲル(三浦涼介)という同じ境遇で反対の立場(つまり体は男なのに、中身は女性な男の人。ややこしい)と出会って、シゲルが18才でオランダにアートと音楽の勉強に行こうとしている事を聞く。 オランダは差別もほとんどないらしい。 自分もそういう国に行きたいと母(りりィ)に告げたが、「言葉はどうする?」と現実的なことを指摘され、言葉に詰まる直。 慌てるなと諭す母に、6年も7年も手術まで待てないと言い返し、ビンタを食らう。 うーん、母は充分理解ある言葉をかけていると思うんだけどね、直にしたら早く本当の自分になりたいという焦りの方が大きくて、そんな母の言葉も聞けなくなっちゃってるんだよなぁ。 この悩み、どうやって解決するんだろうか?解決はできないか・・・。 予告でオカマチックな充宏(川嶋義一)が、美紀に向かって「むかつくーーー」とか言ってたけど、お前はいつからそんな口がきける様になったんだ? やっぱ、こいつだけは呼び出しかけなくては・・・。 (BGM、なぜか「15の夜」by尾崎豊) |
第15回 |
推薦入試の合格発表。 当然合格と思われていた陽子(中分舞)が不合格で荒れ、学校を出て行く。 そんな陽子を追いかけて土手の上で慰めたのが、誰あろう主任(杉田光)だよ。 しかも慰めてる主任の顔が、今まで見た事ないぐらい優しい顔で、「なんぁ、イイ奴じゃん!」ってちょっと驚き〜。 もしや主任は陽子の事が好きだったのか? とりあえず今週も信太(辻本祐樹)だろう。(笑) まずエリカの母ちゃんを何とかしてくれ! 信太が寝ているうちにこっそり信太の部屋に入ってたエリカを見つけて、またひどく叱ってるけどさ、これって尋常じゃないし、「エリカがそういう事して怒られるのはママなのよ!」って、大声出してたら信太に聞こえるのわかってんでしょ? なーんかわざとらしくってイヤなんだよね、この母親。 本当の母親から来た年賀状をいつも見つめてはためいきの信太。 会いたいのね〜、あんな母ちゃんでも本当の血の繋がった母ちゃんだもんね〜。 ついに勇気を出して年賀状にある住所を訪ねると、そこには母親の名前の書いてある郵便受けが・・・。 一度は帰りかけた信太、しかし母親が背後から声をかける。「宏文?」 一瞬誰の名前って思っちゃったよ。いつも「信太」って呼ばれてるのが、下の名前だと思い込んでたんで、「宏文」って誰さ?みたいな・・・。(¨;) そうか「信太宏文」って名前やったんや!今、気がついた!(遅いっちゅーの) 母親の部屋に上がった信太、しかし相変わらずひどい部屋に住んでるね〜。 汚れ物だらけで、心なしか母ちゃんもみすぼらしい格好になっちゃってるし。 「いつでも来ていいんだよ」なんて合鍵渡されて、やっと自分の居場所が出来たみたいで喜んでた信太。でも、次の瞬間には二つ並んだ歯ブラシ、髭剃り、男性用整髪料などの、男の影が母ちゃんの部屋に見え隠れするのに気付き、打ちひしがれてしまう。 ああ、信太。うちに来たら思いっきり可愛がってやるのに・・・。むぎゅ! 直(上戸彩)は自分と同じような境遇のシゲル(三浦涼介)に会いたくて、カウンセリングを受けに行ってシゲルの事を聞きだそうとしたり、街でシゲルに似た人を見つけて追いかけたり・・・。 カウンセラーの先生(利重剛)の言うように、「誰のせいでもなく非科学的ではあるけれど、言うなれば神様のちょっとした手違い」で、心と体が別の性で生まれてしまったとするならば本当に直はかわいそうだ。 しかしそれでいじいじ悩むわけでなく、「男になりたい。本当の性になりたい。」と強く願っているのは強いと思う。 そんな直が美紀(森田このみ)を助けた。 家に来た金八(武田鉄也)に「美紀が孤立しそうになったら助けてやって欲しい。もう直しか頼れないんだ。」と言われた事もあっただろうけど、案の定もともと仲良くしていたグループから孤立している美紀を助けたのは直だった。 教室の中で対立した美紀と充宏(川嶋義一)。 光宏に向かって行こうとする美紀を止めて、横から割って入り充宏に掴みかかった直。 「お前ら友だちだったんだろう?汚い奴は相手にすんな!」と美紀に一言。 いやぁ、男前だ!直!あたしゃ〜涙が出たね〜。 本当の中学3年生がこんなに簡単に打ち解ければいいんだろうけど・・・と、ちょっとうまく行き過ぎな感じは否めないが、これがドラマなのだ!(爆) 今までの自分を打ち破り、人を苛めて強がっていた愚かな我を捨てた美紀は、すんなりクラスに受け入れられ、より一層孤立していくのは充宏たち。 そして美由紀(高松いく)の妊娠騒動。 まぁ、これもお約束だが「想像妊娠」って事で・・・。(¨;) しかし想像妊娠ってそう簡単にはしないと思うんだよね。 誰も自分を見てくれないし、金八先生も話を聞いてくれなかった、そんな時に小林先生(黒川恭祐)だけが数学を頑張ったことを誉めてくれた。 それが嬉しくて数学を頑張った。 そこから彼女の激しい思い込みが始まり、ストーカーのような行為になったというわけね。 ふむふむ、ストーカーに至る縮図まで見せられたというわけか。 来週は、あの陽子がメイクして変貌するらしい。 どうした?推薦に落ちたことで壊れたか?それとも主任の愛に気付いてしまって、陽子も恋が芽生えたのか? |
第16回 |
儀(斉藤祥太)、ええ子になったなぁ。(涙) 高校には進学せず、調理師免許を取りたい。実家をいずれは継ぐけど、修行は甘えが出ないように他の店でやりたいだってさ。 くーーー、泣かせるよ。 金八先生(武田鉄也)も「行きたくもない高校に行って、まがってしまう子いるんですよね。」って親を説得してたけど、こういう事の言える先生が本当にいたらいいよなぁ。 信太(辻本祐樹)も毎回せつないなぁ。 本当の母ちゃん(金久美子)の働いてる焼き鳥屋を気にして覗きに行ったり・・・。 しかし母ちゃん、力無さ過ぎ〜。 ビールのケース担いでよろけてたけど、あれって空瓶でしょ? 空瓶のケースはじぇんじぇん重たくないってば! 信太のボロボロの靴を見て、「これで新しい靴買いな!」とか、そういうところに気付いてくれるのがお母ちゃんなんだよね。(・・,)グスン 焼き鳥持たせてくれたりさ、信太にしてみれば絶対嬉しいんだよ。 そりゃぁ、家に帰ってもエリカの母ちゃんは妙な気を使って、これ見よがしにエリカを叱ってるし、いつも「お兄ちゃんにママが怒られるのよ!」ってエリカが叱られてるのを聞いてたら、「俺のせいかよ!」って思っちゃうよね。 汚い母ちゃんの部屋でも、男の影がちらついても、そこが信太にとっては休息の場所に感じちゃうんだろう。 もらった合鍵で母ちゃんの部屋にあがって、母親が勤め終わって帰って来るのを、汚い部屋を片付けながら待ってるなんて・・・ええ子やぁぁぁぁ。(号泣) 母ちゃんにしても、こうやって息子が自分を慕って来てくれたら、絶対嬉しいしやる気も起きるってもんだよ。 料理も大してできない母ちゃんが息子のためにインスタントラーメン作ってくれて、そんな母ちゃんを見て「俺、泊まって行こうかな?」って信太の一言。 ちょっと母親の反応を見て「ダメだよね」ってラーメンをすする。 ぐわわわわん!ここはきた!マジきた!ぐぐぐっと私の心をまたしても信太が鷲掴みにしてしもーたがな・・・。 くっそーーー、たった一言二言で泣かせやがるぜ、信太! その後、母ちゃんがいい年の息子にラーメンを食べさせてやるってーのも、なーんか涙だったよなぁ。 おっと、信太で終わってしまうところだった。(爆) どうにもこうにもハセケン(加藤成亮)だ。 彼は全く演技がうまくなる気配がない!ハセケンって役は、実は重要なはずなのに、とんでもないミスキャストだ。 あの直(上戸彩)が、男として生きたい直が唯一心を許している、いやむしろ恋心さえ感じているかもしれない男がハセケンだというのに、ろくすっぽ演技のできない大根君じゃどうしようもない。 また上戸彩ちゃんがうまいもんだから、余計にひどいのが目立つってもんだ。 台無しーーーー! 完璧に3Bに馴染んだ成迫君(東新良和)、これは信太に続く感涙ポイントだった。 繭子(佐藤めぐみ)と成迫君は、ちょっとお互いいい雰囲気。 でもてっちゃん(太田佑一)が・・・。(難) あと陽子(中分舞)もね、合格おめでとう!(それだけかよ!) 予告によると来週は信太祭の様子。 ティッシュ抱えて正座で拝見致しますわ。(笑) |
第17回 |
信太最高! 早くも金八の次に信太がどのドラマに出てくるか、期待しちゃうよ。 まずは奈津美(谷口響子)の出会い系サイトの話。 あんまりこの子に興味が無いから、どうでもいいんだよなぁ。(苦笑) ただ女の子を持つ母としては、どんどん低年齢化する性犯罪の対象と、誰でもちょっと間違えば陥ってしまう落とし穴がそこかしこにある現代社会ってもんに、ちょっと考えさせられたりはした。 とりあえず危ないもの、危なそうなものには近付くなとしか言い様がない。 しかし出会い系で知り合ったあのオヤジ、自分も高校生だと偽ったメールを送ってたけどある意味勇気ある行動だな! まずそんなハゲオヤジを確認した時点で、「あばよ!」状態になるのがオチだ。 相手が出会い系初体験の大人しい中学生だったからオヤジの思うツボだったけど、これが「漂流教室」の防衛大臣の彼女だったりしてごらんよ。 「高校生?上等だよ!ハゲてんじゃねーかよ、てめー!」で半殺しの目に合うのはオヤジの方だ。 ずうずうしいにも程がある。 こんなオヤジについていった奈津美と奈美(中村友美)は、悪いけど「おバカ」だね。 ってゆーか、初めてオヤジに会った時に「奈津美ちゃんと奈美ちゃん?」とか呼ばれてるけど、お前ら本名名乗ってたのかよ。δ(⌒〜⌒ι)とほほ... しかしあのオヤジが後日奈津美だけを呼び出したのは、ある意味目利き!(爆) 二択なら私も奈津美で決定だ! のこのこ出て行った奈津美をベンツに乗せ、ナイフを突きつけて脅して何とかしようと思ったんだろうけど、そんなベンツに乗ってる奈津美をしっかり「あたしの信太」が見かけてたのよ。 しかも「『わ』ナンバーのベンツなんて、いかにも怪しいわ〜。」と、信太はしっかりナンバーまで見てるのよ。偉いわ、信太! 奈津美が家に帰ってない事を心配した先生たちが探している所に、信太が偶然居合わせて即刻警察へ連絡され、奈津美も何もされずに救出されたけど・・・。 ぜーーーんぶ、あたしの信太のおかげじゃん!(鼻高々) 儀(斉藤祥太)と信太のさりげない男の友情にも泣いちゃったのよね。 朝帰りした事を「お前この前俺をダシに使っただろ?俺はお前にウラもオモテも見せてんだよ。何か隠してたら絶交だかんな!」と儀が言うと、「ごめん、母ちゃんとこ行ってた。」って素直な信太。 それを聞いて「なんだ、そっか〜。今度うちの惣菜持ってけよ!」って、もの凄くあっさりした儀。 何でーーー、何でーーー、そんだけで分かり合ってる男の子二人の図に、私はウルウルしちゃったんだよ〜。(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン、それでよいのだ! そんな信太が家に戻ると、エリカが階段の上から母親(ひがし由貴)に突き落とされた。 エリカを抱きかかえ、助けを求める信太。そこに通りかかった直(上戸彩)が大森巡査(鈴木正幸)を呼んできて・・・。 エリカの手に握り締められてたチョコは、バレンタインに信太兄ちゃんに渡したかったのに受け取ってもらえなかったもの。 そのチョコを見て、「ごめんな、エリカ」と呟く信太。(泣) 幸いエリカはとりたてて怪我もなかったが、信太はエリカの母親を激しくなじる。 金八(武田鉄也)と安井先生(柴俊夫)が優しくエリカの母に話し掛けてたけど、ここまでのあの母親の行動を見る限り、私は優しい言葉なんてかけられないのよね。 寛大だわ、金八先生。 そりゃ、あたしの信太があの母親にいい顔しなかったのは認めるけどさ、あーたそのくらい我慢せーよ!って思うのは鬼ですか? ってゆーかさ、別にエリカにあれだけひどくあたる事ないじゃん! 尋常じゃなかったよ、あの母親。 別に原因が信太じゃなくても、あの母親なら何かある度ごとにエリカを虐待してそうで怖いわ。 「ワイがおんでればちょうどええのやろぉ」とエリカ母に悪態ついたところを、直がビンタ! 出て行った直を追いかけて「ありがとう」と言う信太で、また泣いたっちゅーねん! 叩かれて「ありがとう」だよ。言えないね〜、普通・・・。 「俺らやっぱダチだよな?」って信太の言葉は、直にしてみれば何より嬉しかったんじゃないだろうか? しかし問題は次週予告だ。 今回の「信太祭」は思ったほどではなかったが、来週の成迫祭はとんでもないことになりそうだ。 思いっきり予告の題字から暗いし・・・。(^。^;) いよいよ最終回へ向けての序章が始まるって感じだね。 関係ないけどあたしの信太が某テレビ誌で語っていた事。 「目標は木村○哉さん」ってどうよ? そうくるか?信太。よりによって、そこへ目標おいちゃったかな〜。 あたしの信太なのに〜〜〜ぃ。 |
第18回 | はぁ・・・・予想通り重くのしかかる回だった。 とりあえず山田麗子(三原じゅん子)が出て来たのには笑った。 しかも相変わらず「顔はやめなよ、ボディ、ボディ」の雰囲気はかもし出してる。(笑) そして麗子の美容院で働いてるもう一人は・・・どこかで見た顔だと思ったら、アギトの小沢澄子@藤田瞳子じゃないかーーー! 知らなかった!金八シリーズに出てたのか・・・。(勉強不足な管理人) 麗子の美容院でカットしてもらってたミッチー(川嶋義一)と里佳(住吉玲奈)は、読んでいた週刊誌の記事の中に「成迫」という名前を見つける。 それはまさに成迫君のお父さんの事件に関する記事だったんだけど、いらんことしぃなミッチーはその週刊誌を買って、学校へ持って行き、成迫君(東新良和)を問いただす。 ミッチーにしたらおふざけのつもりだったかもしれないけど、これはもし成迫君がこの事件に無関係だとしても悪質な嫌がらせだよね。 ほーんとむかつくんだよ、ミッチー。 居た堪れなくなった成迫君は教室を飛び出してしまう。 オープニング前に軽くひと泣きした私。(涙) 泣いてる成迫君をみんなで探すんだけど、居場所を探し当てたのがてっちゃん(太田祐一)ってーのでまた泣いちゃったよ。 成迫君がいつも支えてたてっちゃん、彼は成迫君を大切な友人だと思ってたわけよね。 缶コーヒーを差し出し、「これ飲んだら帰ろ?」なんててっちゃんのやさしい事・・・。 教室では成迫が本当に殺人犯の息子なのかどうかで、3Bは騒然。 問い詰められる金八(武田鉄也)。 「はい、そうです!」とも言えないしね〜、かと言ってうまくはぐらかす事もできないし、先生もつらい所だよなぁ。 そこでやっぱ直(上戸彩)だよ。「これ以上聞けば、先生は嘘をつく。」ってみんなに言い聞かせてたけど、この一言は重かった。何より重く受け止めたのは金八自身だろうけど。 成迫君が向かったのは記事を掲載した週刊誌を発行している出版元の会社。 記事の内容には成迫君の姉がふしだらだったかのような印象を与えるもので、その上犯人の少年を擁護するかのような内容が書かれていた。 記事の内容に間違いがあることを彼なりに必死で訴えるんだけど、出版社にしてみれば「飛んで火にいる夏の虫」状態なわけよ。 訴える成迫君を平気で写真撮るし、「続編でいけるな」なんてヘンな自信持ってるし、もう見ててむかつくーーー! お姉ちゃんがレイプされるまでの回想シーンは、見ていてかなり辛い。 電話で呼び出されて、そこに突然複数の男が車で現れて、車内に連れ込まれ、真っ暗な森の中を逃げるお姉ちゃんを、男どもが追いかけ殴り襲う。 ドラマだと思って見てるんだけど、それでも辛い。 なのに、なんだよ!その犯人?首謀者?安岡って男さぁ、仲間に「ヤラセ女で通せばいいじゃん!現に今だってそうなってるし・・・」って・・・。(○`ε´○)プンプン!! 誰かコイツに天罰を・・・。「逝ってよし」ぐらいじゃすまないわーーー! 公開処刑でも何でもやってくれ! 自分がやった事にこれっぽっちの反省もしてないんだよ、こいつは・・・。 あったまくるんだよなぁ・・・。 成迫君はひたすら出版社の前で安岡って男が現れるのを待ってるの。 じーっと、ただじーっと木の影から見てるその目が、見てて悲しくなるの。 受験も終わってひと安心なこの時期に、何でこの子はこうやって誰かを狙ってるんだろうと思うと、胸が痛くなるんだよね。 そこへ安岡が現れて、成迫君は警察へ行って本当の事を話してくれと頼むんだけど、「ああ、そうですか」と素直に聞き入れるわけもなく、案の定逃走。 追いかけてすったもんだあった後、ついに安岡がナイフを出したのよ。 凶器を持った相手を見て、すっと肩の力を抜きそのナイフめがけて自分の身を預ける成迫君。 あぁぁぁ、自分の命と引き換えにしても、こいつを警察に突き出したかったのね。 めっちゃいいシーンなのに、なぜか頭の中で「北斗の拳」でラオウと雲のジュウザの闘いを思い出しちゃったよ。自分の命と引き換えにラオウに死を・・・と最後の力を振り絞るジュウザ。だけどはるかに強いラオウに愕然とし「俺の命では不服か・・・ならば冥土の土産にうぬの腕一本もらっていこう。ふがっ!」みたいなキメ台詞で死んでいくジュウザ。(管理人は「北斗の拳」の中では雲のジュウザが一番好きでした) いいのよね〜・・・って話が思いっきり横道にそれてるよ。(^。^;) 結局ナイフは制服をちょっと切っただけだったんだけど、そんな成迫君に完璧に安岡はビビってたよね。金八も駆けつけ、成迫をなだめようとするんだけど、また誰も信用できなくなりつつある成迫に一喝する金八先生。 「俺はあんな奴に殺させるために成迫先生からお前を預かったんじゃない!生きろ!生きてあいつを許すな!」って台詞でめちゃめちゃ泣いたよーーー! 教師が「許すな!」って言うんだよ。ある意味、相当勇気がある発言だよ。 「俺を信じてくれ。俺が守ってやるから・・・。」 もうこれは金八先生の決意だね。くーーー、いいシーンだ。 んで、再び週刊誌に記事が出た。 今度は成迫君の目隠しされた写真入り! これをまた目ざとく見つけたミッチーが、学校に週刊誌持ってきて「やっぱ、そうだったのよ!」みたいに話すわけだ。 あーーー、ミッチーむかつく! そんなミッチーにキレて掴みかかろうとする儀(斉藤祥太)や美紀(森田このみ)を、他の生徒が止めるんだけど、そんな中、直が立ち上がったのよ。 そして予告でも見せられてたミッチーと直の壮絶バトル! お互い流血だよ!おかまみたいなミッチーと自分は男だと信じて疑わない女の直。 複雑な闘いだなぁ。(苦笑) 最後に椅子で直に殴りかかろうとするミッチーを見て、思わず身を呈して直をかばった美紀。 もろに椅子攻撃を受けて、頭から流血。 なんてこったい、3年B組! あーーーもう号泣!こんなところでばっさり終わられても1週間引きずっちゃうよ。 どうしてくれんだ?福澤さん! そう言えば、今週のあたしの信太(辻本祐樹)は?(笑) とりあえずミッチーに向かって、「ミッチー、そのぐらいにしとけよ!」ってマジ顔で叫んでる信太はカッコよかったわ。(*^^*)ポッ 来週も重そうです。でも見応えはあります! |
第19回 | 「私は男だ。本当は男なんだ。」とクラスのみんなの前でついに直が真実を語ってしまった。 高笑いするミッチー(川嶋義一)に金八(武田鉄也)は「笑うな!」と一喝。 家に戻った直は母親(りりィ)に「ごめんなさん。直はカミングアウトしました。もうあの学校にも行けなくなってしまった。」と告げる。(涙) 本当は少しずつ心を開ける友人もできて、学校行きたいだろうに、辛いよね〜。 金八先生も直の問題といい、成迫(東新良和)の問題といい、自分では抱えきれなくなって「こんな大きな問題は初めてです。もうどうしたらいのか・・・。」と弱音を吐く。 そこで乾先生(森田順平)が、「初めてじゃないでしょ、今までだって・・・。」と叱咤激励するところで、これまでの金八先生のいろんな問題(特に初期の「15の母」とか「腐ったみかん」とか)を思い出して、それだけで泣けてしまった。(・・,)グスン そしてついに出てきた、ハセケン(加藤成亮)の父親@弁護士(中島久之)。 直のことも成迫のことも、これから相談にのってくれそうで頼もしいわ。 成迫君が学校にも行けず、鬱々となりつつある時に、しっかり友達が現れたのがまた泣けたよね。 信太(辻本祐樹)や儀(斉藤祥太)、てっちゃん(太田祐一)が・・・繭子(佐藤めぐみ)も。 てっちゃんがいつも大事に持ってる知恵の輪を、成迫君に渡して抱きついたり、儀が「何があっても俺立ちはお前の味方だ。火事の時におまえは俺を助けてくれた。今度は俺が守ってやる。」って言ったり、信太が「もう戻って来いや」、繭子が「戻って来て!お願い!」でしょ。 問答無用に泣くっちゅーの!(感涙) もうこれ以上成迫の事を隠し通すわけには行かないと思った金八は、彼自身にみんなの前で真実を話す機会を与える。 「真実を知るというのは恐ろしい事。同じ苦しみを背負うと言う事。その覚悟はあるか?」と金八さんがクラスに問う。 いやはや、私も問われた気分だったよ。 一言、一言が凄く重いんだよね。 覚悟して聞いたつもりだったけど、成迫君の告白は辛かった。 話す方も辛いんだろうけど、聞く方もかなり辛いよ。 「僕は生きたい。生きていたい。ここには僕の友達がいるから・・・。やっとできた本当の友達。だからもうここから逃げたくない。桜中学を卒業したい。」 あぁぁぁ、成迫君よく言った!君は立派だ! ミッチーも自分がしたこと、反省しただろう。 金八さんが成迫君にきちんと向き合って、「話してくれてありがとうございました。」と深々と頭を下げると、クラスのみんな、もちろんミッチーも含めて「ありがとうございました。」と続ける。そしてそれに「ありがとうございました。」と頭を下げる成迫君で号泣! ミッチーと殴り合った後、カミングアウトして学校へ行かなくなった直。 そんな直を学校へ来いと誘いに学級委員二人が説得しに行ったんだけど、なかなか自分達の気持ちをうまく伝えられず、がっくり肩を落として帰って行く。 そんな姿を直はバルコニーから見てるんだけど、マンションの影から学級委員を追って金八が出てきて、その後から3Bの生徒が続々と歩いてくるところ。(大号泣) 学級委員はクラスを代表して来たと行ったけど、まさかそこにクラスメイトが来てるとは直も想わなかっただろう。 私も思ってもみなかったよ。 直を下から見上げる頭に包帯姿の美紀(森田このみ)で、涙がボロボロ出ちゃって大変だったよ。 そして最後のマスコミから成迫君を3B全員で守って登校する光景で、私の涙腺は限界を越えた! やばい!明日は目が腫れてるかもしれないわ。 あぁ、予想通り泣かされたが、まさか「直と政則V」という風に続くとは・・・。 こりゃ、来週も大変だ! |
第20回 | うーん、今週はあんまり泣けなかったかな。 成迫君(東新良和)の事件をきっかけに、3Bがディベートのテーマとして選んだのは「放送と人権」。 確かに中学3年には難しいテーマかもしれない。 ・・・が、このディベート、ディベートになってたか? あまりに話が横道にそれるというか、論点がどんどんズレていくような気がして、どうもイマイチだったんだけど・・・。 弁護士の息子であるハセケン(加藤成亮)が、頑張って発言してたけど、やっぱ加藤君の演技力不足で、まったく説得力がないし。 成迫君はもう大丈夫だろう。 都立高校の2次試験も受けてたし、裁判も長くなりそうだけど頑張ると言ってるし。 それに比べて、やっぱ直(上戸彩)でしょ。 相変わらず学校には行ってないし、金八(武田鉄也)が家を訪ねても顔を合わせようとはしない。 本田先生(高畑淳子)と金八が、直と同じような性同一性障害の生徒が通う、ひかり高校を訪れ実際に性同一性障害の生徒に会う。 直とは逆で男性だけど女性になりたいその生徒のイキイキとした表情に、金八らは驚く。 いやぁ、性同一性障害の教師もいるって言ってたね。 しかも生徒にもカミングアウトしてるって・・・。 生徒は受け入れても、生徒の保護者がいろいろ言いそうな気がするんだけど・・・。 金八先生は直にこの「ひかり高校」への進学を促す。 もちろん選ぶのは直の意思だけど、こういう学校もあるんだって事を先生が調べてくれたって事が、何より直の心を打つんじゃなかろうか? そして直はひかり高校にいる性同一性障害の生徒に会うため、母親(りりィ)と金八先生に付き添われて、ひかり高校へ出向いて行った。 直の固く閉ざされた心を、あのイキイキとした「さがけんたろう君(性同一性障害の子)」が、開いてくれたりするのだろうか? 来週のサブタイトルは「鶴本直T」。 (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-、成迫君は一応落ち着いたが、直の問題はキツイぞーーー! 今週泣けなかった分、来週は大泣きしてやる! |
第21回 | 冒頭部分でさぁ、金八先生(武田鉄也)がまだカウンセラーの立石(利重剛)と喋ってる台詞の途中で主題歌投入するのよね〜。 個人的に台詞に歌詞のある歌がかぶるの嫌いなんだわ〜。 やっぱ台詞きっちり聞きたいし、その台詞が終わった後に主題歌が入るからいいと思うのよね。 今回のは何だろう?尺の都合か?ちょっと気になったところだわ。 もう今回は何てったって、特別授業のシーンだよね。 直(上戸彩)が勇気を出して登校し、みんなの前で自分が「男」だと思った経緯を話すシーン。 「立ちションがうまくできなかった」「ペニスが生えてくると思っていた」って、自分は男だと性自認してたのに体が女だったもどかしさを話すわけだ。 小学校5年生の林間学校の前に生理についての説明を聞いて、自分にペニスが生えてくることはないと知り、そして絶望したって聞いてて辛いよ・・・と思ったら、直の後ろであたしの信太(辻本祐樹)が泣いてるのよ〜〜〜。(・・,)グスン しかし本田先生(高畑淳子)の講義。 凄くわかりやすくていい講義だったよね。 最後にテロップで説明も出てたけど、「性同一性障害」は全てにおいてはっきり定義付けができてるわけでもないし、あれは一説でしかないんだろうけど・・・。 体の性別が先に決まって、脳の性別が後で決まる。 その間、なんと10週間! その間に何らかの原因で、脳が男性ホルモンを多量に浴びると体は女でも脳だけ男という性が出来上がってしまう。それが鶴本直! 本田先生も核心に触れる部分では、涙ながらに話してたけど、難しくなく生徒達に「セクシャルマイノリティ」を伝えられた授業だったんじゃないかな? 少なくとも私はわかりやすかったし、こういう授業もアリなんじゃないかと思った。 「直は将来結婚できるのか?」という問いに、「できない」と告げる金八。 そこでまたあたしの信太がいいこと言うのよ。 「結婚の目的は必ずしも子供を作ることじゃない。愛し合って一緒に暮らせたらそれでええやんか!」 ううううう・・・信太ったら本当にいい子だわ〜。 でも金八先生も「ここから君は男になるために歩き出します。あなたが青年になった頃、この国も優しい国になってると思います。みんな力を貸すから頑張って下さい。」って、普通いえないぜーーー! そしてまた泣かされたのが信太! 「ちゃんとした男の体に戻ったら(「戻ったら」ってーのがミソよね!)、一緒に立ちションしような!」って言うと、他の3Bの男子がみんな「俺も!」「俺も!」って連れション志願すんのよ! 「3B男子一列に並んで連れションや〜。」って、こんな台詞で普通泣けないだろう。 「立ちション」「連れション」で泣けるなんて・・・。ちくしょーーー! そしてハセケン(加藤成亮)と顔を合わせた「yesterday」を名乗っていた直。 これでそっちのカミングアウトも終わったのね・・・と思ったら、そこにあかね(平愛梨)や平八郎(田中琢磨)が現れて、男として直と会うのは初めてだと握手を求めるのがね〜〜。 個人的には引いちゃったよ。(^。^;) そういうわざとらしさはいらないんじゃないのかなぁ。 いよいよ「卒業」が近付いてきたわね。 ここからは怒涛の涙大作戦になるのかしら・・・。 おっと!忘れるところだった! 幸作(佐野泰臣)退院決まってたね。おめでとう♪ |
第22回 | ++卒業直前スペシャル++ いやぁ、2時間だよ。2時間金八先生(武田鉄也)に付き合うと、さすがに疲れるわ。(^^;ゞ いきなり金八先生に異動の内示が・・・。 何気に「荒谷二中(漢字あってる?)」とか言ってるし・・・。(笑) 懐かしいね〜、確か腐ったミカンの直江喜一が桜中学に転校する前の中学だったよね? んで、そこの放送室に立てこもって、護送車みたいなので連行される時に中島みゆきが流れたんだよね?(懐古) まぁ、2時間SPだと詳細までは触れられないわ。 だって、ほら!なんてったって、今回はミッチー・ミッチー・ミッチーだもん!(爆) とりあえず、あたしの信太(辻本祐樹)が本当の母親と一緒に暮らすために家を出たいって言い出すのとか、そこで金八お得意の漢字ネタで「親切とは親を切ると書きます」なんてーのもあったし、幸作(佐野泰臣)の退院もあったし、儀(斉藤祥太)は兄に言われるままにバッグをかっぱらった事を当事者に謝ったり・・・成迫(東新良和)は父親(佐戸井けん太)に面会に行くと言って金八を安心させたり・・・いろんな事がありました。(って、それで片付けるんかい!) 荒谷二中へ異動するものと思っていた金八先生。 しかしそのポストもなくなり、和田教育長(長谷川哲夫)に教育委員会へ入るように促される。 生涯一教師の信念を貫いてきた金八先生に、現場を離れるというのは勇気がいることだよね。 卒業直前にして、生徒達一人一人に気を配ってあげてる最中で、金八先生が自分自身の事でこれほど悩まなくてはならないとは・・・。 さてさて、本題のミッチー問題。 直(上戸彩)に「手打ちパーティー」を持ちかけるミッチー(川嶋義一)。 「手打ち」ってどうよ?ヤ○ザかよ! 何とか直に自分が女である事を認めさせたくて、襲ってしまおうと計画するミッチー。 そしてそんなミッチーに逆らえないシンバたち。 悪巧みを知ってしまった奈美(中村友美)だったけど、勇気を出して金八先生にチクったよね。 結果から言えば、この奈美のチクリが一番勇気ある行動だったよ。 奈美が黙ったまんまでいたら、きっと直はミッチーにヤラれてたかもしれない。 ミッチーにそんな勇気があるとも思えないが、椅子を振り回した前歴から言っても、キレて逆上するタイプである事は間違いないし・・・。 金八先生がうまくミッチーを保健室に呼び出し話を始めるんだけど、この保健室シーンでかなり泣けてしまった。 何に泣いたって、やっぱここは保健室だけに本田先生(高畑淳子)の台詞で泣かされたよなぁ。 真っ向からミッチーの企みを指摘し、どうしてそこまで直を憎むのかを聞き出す金八先生に、ミッチーが直をやっちまってはらませて、女だって事を証明してやりたいと高笑いする。 そこで本田先生が「そしたらミッチーはその子の父親になるのよね。直の子供の面倒見てくれるのよね!」って言うんだけど、あらためてそう言われてミッチーは初めてその事に気付いたかのような表情を見せるわけよ。 何て言うか、憎悪だけに振り回されて、その先にある事実を見えないでいるミッチーに、がつんと言ってくれた本田先生。 そしてミッチーの父親に対するコンプレックスみたいなものを、またまたがつんと刺激して「ニセモノの父ちゃんだけど・・・」ってミッチーを抱きしめる金八先生に泣いちゃったわよ。 でもこの時、金八先生の鼻の穴から滴り落ちる鼻水(涙だったのかしら?)で、ちょっと引いてしまったどこか冷静なあたくし・・・。( ̄m ̄)ぷ ここでも「父親にとって息子とは『自分の心の子』って書くんだよ。わかるだろ?ミッチー。」ってお得意の漢字ネタ炸裂。 思ったよりあっさり金八先生と本田先生との話し合いで、ミッチーが素直になったような気もするが・・・そこはまぁおいておこう。 そして北先生(金田明夫)が金八の家を訪ねて、立場上他の先生たちに同調して金八先生の異動に反対できない事を詫びるシーン。 ここも泣いちゃったなぁ。 北先生も乾先生(森田順平)も、昔はちょっと嫌な先生のイメージがあったのに、すっかり金八先生のいい同僚なんだよね。 ボロボロ涙を流しながら酒を呑む北先生、そんな北先生の前じゃ泣かなかったくせに、夜更けに坂本竜馬の写真と向き合って静かに涙を流しながら酒を呑む金八先生。(涙) ぐぐっときちゃったよ。 そしてラストは直の家でのパーティー。 元々はミッチーがこれを口実に直を襲うチャンスを作るためだったんだけど、いつの間にかこのパーティーは3B全体のパーティーになっちゃって、逆にミッチーは行き辛い立場になってしまった。 しかしこのパーティー、3Bのために一生懸命料理を準備してる直の母親(りりィ)の姿で泣けてしまった。やっぱさぁ、もう金八先生は母親の立場で見てるんだなぁ、σ(^_^;ワタシ? 今まで孤独の中で生きてきた我が娘が、クラス中の友達を家に呼んで来たなんて、母親としては嬉しくて涙がでちゃうよ。 いくらでもごちそうしてあげたいし、何時まででも騒いで欲しいって思って当然。 そういう母親の気持ちで(ToT)ウルルンしてしもーた! みんな揃ってるのに美紀とミッチーだけ現れない。 行き辛くて一人でいるミッチーを、美紀がちゃんと連れて来るのよね。 今日一日だけボスの座返してもらうとか何とか美紀が言って、自分のかばんをミッチーに持たせて先を歩いて行くんだけど、ちょっとカッコよかった。 こうやって美紀にミッチーを誘って行くように差し向けたのも金八先生。 なんて細かい所まで気が回るんだろう・・・。 やっと直の家に来たミッチー。 母親に「こいつがミッチー。ちょっと痛い思いもさせられたけど、僕を3Bの前で男にしてくれた。」って紹介する直。 くーーー、いい台詞だーーー!(泣) そして卒業直前にして、やっとみんなが仲良くなれた3年B組。 だけど、最後に待ち受けるのは金八先生が桜中学を去るという現実。 最終回、大泣きの予想。 そして最後にやはり出てくるのか?健次郎(風間俊介)! 乞うご期待! |
最終回 | 最終回でございました。2時間半でございます。ある意味、ちょっとした映画より長かったりします。(苦笑) 前置きはさておき・・・。 成迫(東新良和)が服役中の父親(佐戸井けん太)に面会に行き、面会時間が終りそうになった時、「お父さん、頑張ろうね」って声をかけたのでまず涙。 教室の掃除をしていて割れてしまった花瓶について、金八先生(武田鉄也)が3Bに話してる時妙にしーんとした瞬間、学級委員の美保(本仮屋ユイカ)が「だって今日は金八先生の最後の授業ですもの・・・」で、軽くじーーーんときた。 そして卒業式。 卒業証書授与のシーンって何で泣けるんだろうね? 条件反射だったりもするんだけど、今回の卒業証書授与は直(上戸彩)が制服を着ていなかったばかりに、千田校長(木場勝己)を怒らせてしまったから、さぁたいへん! 直がセクシャルマイノリティーで、そのための特別授業が行われた経緯だって校長は知ってるくせに、ここまで来てまだ口うるさく言うかな〜。 ガタガタ言うな!って思ったのは私だけ?(^。^;) 成迫君の順番の時、池内先生(吉行和子)が保護者席で成迫君の家族の写真を掲げてるのが、また泣けちゃったんだよ〜。 しかし、校長のはなむけの言葉ってーの? あれってケンカ売ってんのか?って感じじゃなかった? 「来年度から桜中学は生まれ変わります。どうぞ安心して旅立って下さい。」って言われたら、今までの桜中学のまんまじゃ安心して旅立てないのかよ!って言いたくなるじゃん! 卒業生代表の答辞・・・直かよ!(笑) そりゃ卒業生も全員で校長にケンカ仕掛けてるようなもんだわ! 成迫君が自分の学ランを脱いで、「着てけ!」って直に渡すのよね〜。 直にしてみたら男子の制服着て、答辞読めるなんて最高のはずなんだけど、どうも目の前にいる校長の目が「にこり」ともしないってーのが・・・。ヽ('ー`)ノオテアゲ- その答辞で直が校長に向かって、「なぜ金八先生を追放されるのですか?」って言い出しちゃったから、場内は混乱! だって他の生徒はもちろん、教職員だって金八先生の異動を知らされてなかったんだもんね。 卒業式は中断しちゃうし、成迫君は健次郎(風間俊介)に連絡してしまうし、健次郎率いる元3Bまで桜中学に押しかける始末。 ヾ(・・;)ォィォィ、卒業してもおいしいところは健次郎かよ!(笑) 会議室に校長を取り囲んで、いろんな人が集まってきて、あーだこーだと言い争い。 その中で校長が「金八先生の授業は授業じゃない!クラスと一緒に泣いただけだ!」って言葉があったんだけど、その言葉に間髪入れず「それは違ーーーーう!」と断言してくれたのが北先生(金田明夫)ってーのがいいじゃないのさ!(ToT)ウルルン 他の先生たちに同調する事は立場的に出来ないって、わざわざ金八先生に断りに来てた北先生が、ここで割って入るなんてね〜。 金八先生が「あなたは通信簿に5をつけて下さい。私は学校と人間を作ります。」って校長に言ったのがよかったよ。 和田教育長(長谷川哲夫)が「千田校長のことは認めてます」って言うのが解せないんだけど、いくら簡単に自分の教育理論を曲げない校長だと言っても、あんなガチガチの校長じゃ誰もついていかないと思うんだけどね〜。それでいいわけ?>和田教育長 中断した卒業式も続行され、直の答辞から・・・。 いい事言ってるんだけどさ〜、何気に直ったら校長にケツ向けたまんま生徒や来賓に向かって話してるのよね。 小さな反抗?(笑)なーんて思ってしまったわよ。 卒業式も無事(?)終わり、日にちも変わり「お別れ会」。 立志式の時に生徒それぞれが書いた言葉を返す金八先生。 これは問答無用に泣く展開っしょ? 一人一人に言葉をかけながらのシーンなんだけど、生徒もマジ泣きしてるもんね。 ハセケン(加藤成亮)なんて、「ハセケンはそんな泣き方しなーーーい!」って突っ込みたいぐらいのマジ泣き!(笑) でも私がこのシーンで一番泣きの頂点に達したのは、ミッチー(川嶋義一)でも直でも成迫君でもなく、もちろんあたしの信太(辻本祐樹)でもない、一寿(増田貴久)だったのよ。(・_・?) 金八先生が「先生は自転車こいでるお前の後ろ姿が一番好きだったぞ」って言った後、何故か管理人号泣! 何気に私も自転車こいでる一寿の後ろ姿にヤラれてたのだろうか?(^^;ゞ そして金八先生の後ろで、鼻を真っ赤にして泣いてる乾先生の奥さん(原日出子)! あたしゃ、あなたの鼻の赤さにKOだったね〜。その鼻でまた泣けたんだよ!(^。^;) いよいよ桜中学を去る金八先生。 うわ〜、BGMは「贈る言葉」だよ!なんだかんだ言っても「金八先生=贈る言葉」だったりするんだよね〜。 校門を出た金八先生を待っていたのは教師陣、そしてその後ろに千田校長。 校長は黙って手を差し出し、金八先生と短い握手を交わしてたけど・・・あたしゃこの校長だけは認めないね!(○`ε´○)プンプン!! 荒川の土手を歩く金八先生を待っていたのは直。 一礼して土手を下りて行く直を追っていくと、そこには3B全員が・・・。 そう!ここで金八先生に捧げる「ソーラン節」です!(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T) 泣かせるね〜。 踊り終わった3Bに一人拍手を贈る金八先生、そして生徒に頭を下げ去って行く後ろ姿にチュー(中尾明慶)が「先生!」って呼びかける。 足を止めた金八先生が、ちょっとためらった後に生徒達の方へ駆け寄ってきて、第6シリーズのテーマソングである「まっすぐの唄」が流れ出す。(お約束ながら抜群のタイミング) そして先生を生徒が囲んで大団円! 最終回にありがちな映像での回想シーンは一切なかった。 その代わり、登場人物の台詞で視聴者側の頭の中には、ちゃんと回想シーンが成り立っているという、脚本と演出のバランスの良さ! ただ2時間半は正直長い! やはり2時間までに収めて欲しかったと思う。 卒業式が中断するまでなんて、もっと短く出来たと思うし・・・。 たぶんあまり長過ぎたんで、思ったよりは泣けなかったんだと思う。 2時間半も泣いてたら体力消耗しちゃうしね。(苦笑) これにて私の今クールもやっと終了です。読んで下さった皆様、お疲れさま。(笑) 今クールもお付き合いありがとうございました。m(_ _)m |
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