スーパーテレビ特別版
実録ドラマスペシャル・
よど号ハイジャック事件122時間の真実

脚本:加藤正人
企画・演出:近澤駿

よど号ハイジャック事件というのがあったことは知ってるけど、はっきり言ってその内容ってよく知らなかったわけで、実際にそのハイジャックされたよど号に乗っていた機長やスチュワーデス、乗客の話をもとに構成されたドラマにはそれ相応の緊迫感がありました。

それにしてもこのハイジャックの首謀者・田宮高麿(仲村トオル)をはじめ、9人の犯人たちのスマートさったらないわよね〜。
いや、誤解のないように言っておきますが、今回はあくまでもドラマとして見てますので、σ(^_^;ワタシ?
ハイジャック犯なんて言ったら、自分の目的のために何の関わりもない乗員・乗客を巻き込んで、ちょっとした事で容赦なく人質に危害を加えて・・・みたいなイメージがあったんだけど、なんちゅーか武器とか爆弾とか持ってるものの妙に紳士的なんだよなぁ。
でも、ドラマの中でも触れられてたけど、それも犯人の策略だったって言うから驚き!
乗客の煙草を取り上げて、適当な時間ごとに公平に分配するのも、乗客に好意的に見させる策略。
差し入れさせた食事を乗客から先に食べさせるのも、やはり同じような意味合いと、それに加えてその食事に薬物などが入っていないか反応を見るため・・・。
凄く冷静で、凄く緻密。
これが本当にあったことというのが、何とも・・・。(言葉なし)

ドラマの中で声を張り上げて、乗客に自分たちの行動を説明したり、時には威圧したりする田宮役のトオルちゃん。
もちろんカッコよかったんだけど、だんだん声がかすれていくのが妙にリアリティあるのよね〜。
これは狙ってできる事じゃないから、きっと芝居と言えども声を張り上げてるうちに本当にかすれちゃったんだろうけど・・・。
時々、田宮や山村政務次官(鶴見辰吾)の台詞の中で、わざと無音にしてたのは国の名前だよね?
平壌は言ってもいいのに、やっぱ○○だとマズイんでしょうか・・・。

最後、乗客とハイジャック犯の間に、妙な連帯感が生まれていたのが不思議だった。
あれはあの空間を一緒に体験したものにしかわからない感覚かもしれない。
ハイジャック犯の一員として、田中(金山一彦)や小西(北村有起哉)など結構気になる俳優さんもいたんだけど、これがどうしてトオルちゃんがあまりにカッコよすぎて全く目立たなかったんだよなぁ。(^。^;)
ドラマとして見ると、やたらCM入るのがちょっとうっとうしかったですわね。(苦笑)

 

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