ランチの女王

プロデュース:山口雅俊・現王園佳正

主題歌:スリー・ドッグ・ナイト ♪ジョイ・トゥ・ザ・ワールド

第1回

脚本:二木結希
脚本協力:大森美香
      橋口俊貴
演出:水田成英

いよいよ夏クール幕開けですなぁ。
最近不調の月9!さして期待もされなくなった月9!
苦し紛れにまた「食い物系」で勝負かけたんでしょうか?
ドラマがどうのこうのというよりは、「おいしそうな料理」が映ると人間見てみたくなるもので・・・。
そこにつけ込んだとしたら、すっげーあざとい・・・。
あたしはそんな目先の食いもんなんかにゃ、だまされないぞーーー!
・・・と思ったら、オムライスだ!
君は「オムライス」を知っているか?(誰だって知ってるっちゅーねん!)
滅法「オムライス」に弱いあたくしは、すでに最初になつみ(竹内結子)が食券出すような食堂で食べてたオムライスにヤラれた。
あのオムレツをケチャップライスの上に乗せて、真ん中にナイフで切れ目を入れ、両サイドにふわふわオムレツが開いていって、ケチャップライスを包んだ瞬間の幸福感を君は知ってるかーーーーー?
誰があんな手法を考えたんだろう?あたしは初めてあの手のオムライスに出会った時、本当に「生きててよかった」と思ったもんだ・・・。(恍惚)

いかん・・・ほぼオムライスレビューになってる・・・σ(^◇^;)

しかしなつみは美味しそうに食べるなぁ。
ってゆーか、きっとマジでうまいに違いない!
くーーーー、いい仕事してやがる!(ただ単にオムライスが食べたいだけの野獣)
オムライスにつられて、単なる店の客だった健一郎(堤真一)の婚約者役を引き受けたなつみ。
2年前に500万を店から持ち逃げし、ドロンした健一郎は、父親の構造(若林豪)が倒れたと聞き、実家である「キッチン・マカロニ」へ戻ろうとした。
ただ出て行った手前一人では戻り辛いので、なつみを婚約者に仕立て上げたわけだ。
帰ってきた健一郎に、すぐ下の弟・勇二郎(江口洋介)は冷たく当たり、店においてやるには条件がある・・・と、構造が作ったデミグラスソースの味を当てる試験をする。
ところが、正解できなかった健一郎は、またもや店の金を持ってとんずら!
キレて「店なんかやめちまおう!」と言う勇二郎。
オロオロする純三郎(妻夫木聡)に、マイペースな光四郎(山下智久)。
そんなキッチン・マカロニを手伝いになつみが押しかけてくる・・・という初回。

なかなかテンポはよかったし、キャストもそれぞれの持ち味出してていい感じだった。
ただ相変わらず山Pの台詞は聞き取り辛いなぁ・・・成長は全く感じられず。
あと「アイスコーヒーのおっさん:大杉漣」って、ここでもまた「カバチタレ」の時みたいな扱いの大杉さんには笑えました。

第2回

脚本:武田樹里
演出:川村泰祐

今回の月9はそこそこのHITかも・・。
竹内結子ちゃんの笑顔も、膨れっ面もチャーミング♪
そして守ってあげたくなる男、妻夫木聡の可愛いこと♪

「キッチンマカロニ」で強引に働き始めたなつみ(竹内結子)。
勇二郎(江口洋介)は何とか追い出そうと冷たく当たるが、純三郎(妻夫木聡)はなつみと一緒に働くのが楽しそう!
そんな純三郎に「あれ?お前、この娘にホの字か?」と勇二郎が言うんだけど、いまどき「ホの字」なんて言い方するか?(爆)
妙におっさんくさいんだよなぁ・・・。(笑)

どうしてもなつみを追い出そうと、勇二郎は失敗を3回したら店を出て行け!と宣言。
手作りの失敗をカウントするシートが、めちゃめちゃかわいい。
何で失敗すると、うさぎさんのシールなんだろう?しかも3回失敗したら出て行かなきゃならないのに、うさぎさんシールが3枚以上手渡されてるのはなぜだろう?とか、クスクス笑いながら見ちゃったよ。
あっという間に失敗シールが2枚貼られちゃって、もう後がない・・・ってとこで注文ミス!
勇二郎から渡されたメモを見て、野菜を注文したなつみ。
ジャガイモ30箱って、いくらレストランでも多いとは思わなかったんだろうか?(笑)
3パコを見誤って30ハコと読んじゃったみたいだけど、最後に出てたメモを見る限りは、まぁ間違っても仕方ないか・・・って書き方だったけどぉ、それでも30箱は怪しいと思うよなぁ(ーー;)
どどーーーんと届いたジャガイモを、勇二郎が機転を利かせてビシソワーズに変身させた。
いやぁ、旨そうだった!ビシソワーズ。
この暑い時期に、冷たいスープっちゅーのはそそられるわね〜。
なつみが牛乳を両腕に抱えて、背中にねぎを背負って、腰から玉ねぎぶら下げてる姿も、何ともおかしいんだけど微笑ましかったよ。

それにしてもさぁ、私もビシソワーズが300円ってーのは、ちょっと高いなぁと思って見てたから、結局失敗が3つになって追い出されることになったなつみが、最後にひとつだけとビシソワーズの値段を150円に下げて欲しいと訴えてるのは嬉しかったよ。
ドラマ的にはそれを狙っての「300円」だったのね〜と、ヤラれたなぁって印象でした。

荷物をまとめて出て行ったなつみを追っていった純三郎が、突然なつみにキスしちゃったね〜。「自分を変える」決心をしての行動でしょうか?

いやはや、見てるだけで「にま〜っ」としちゃうドラマです。
それは美味しいものを見てだけではなく、ほんわかした恋愛モードにだったりもするわけで、なんちゅーか心がま〜るくなるような感じだわ。

でもでもでもでもーーーーー、最後にひとつ言わせてよ!
やっぱ山下智久君の台詞はダメダメよーーーー!
かれの台詞だけ、音がこもってるのよね。ボリューム上げたからって聞けるもんじゃなし、せっかくいいドラマなのにこれだけ台詞が聞き取れないのは残念だわ。
お願いだから、喋り方を何とかしてくれーーー!

第3回

脚本:武田樹里
    大森美香
演出:唐木希浩

突然キスされて、相手にドロップキックかます女ってーのも凄いな( ;^^)ヘ..
しかし、なつみ(竹内結子)って過去の記憶を失くしてたりするわけ?
ガラの悪そうな昔の仲間・マギーに会って、過去に巨体男のあばらをドロップキックで折ったことを聞かされても、イマイチ思い出せないっぽかったし、ミノル(山田孝之)が同じ高校の後輩でやっぱ巨体男のあばらを折った話をされても、反応が鈍かった。
ここらへんに何かわけがあるんだろうなぁ。

それにしても秀美(梅宮万紗子)のエピって唐突過ぎやしませんか?
勇二郎(江口洋介)と何かあるのはわかってたけど、実は結婚してて旦那の賢介(岡田浩暉)に暴力をふるわれていたとはね〜。
突然旦那が出てきて、突然秀美が既婚者だとわかって、そして突然なつみと純三郎(妻夫木聡)と缶蹴り初めて、突然勇二郎に対して「もう二度と会わない、さようなら!」だよ!
これってどうよ?(苦笑)
2年前に賢介の暴力で、顔を腫らして泣きながら店のカウンターでクリームコロッケを食べてた秀美に、勇二郎は次第に惹かれてしまったというわけか?
ううむ、どうもしっくり来ない展開だ。

そうやって秀美のことを語る勇二郎に、なつみが惹かれていく様を描きたかったんだろうけど、どうも秀美と勇二郎の話が弱かった。
これで、純三郎→なつみ→勇二郎・・・という好き好きモードの方向性が明らかになったわけねん♪
なつみは本当は健一郎(堤真一)の婚約者のはずだったのに・・・(・・;)

堤さんは大して出番ないのに、しっかり美味しいとこもってくよね。
今回もラストで突然鞄抱いて突っ立ってたのには、大笑い!
なつみもしっかり名前を「ゆういちろうさん!」と間違って叫んでるし、もうあの婚約者ってーのが大嘘だってバレバレじゃん!(笑)

1・2回と比べると、落ちちゃったかな?って感じ。
まだまだこれから・・・巻き返して下さいm(_ _)m

第4回

脚本:大森美香
脚本協力:武田樹里
演出:水田成英

キッチン・マカロニの伝統のデミグラスソースを引き継ぐように言われたのが、勇二郎(江口洋介)ではなくて純三郎(妻夫木聡)。
謙造(若林豪)は本当はレストランを継ぎたくなかったのに、健一郎(堤真一)の代わりに店をやらせてしまってすまないという理由で、デミグラスを純三郎に引き継ごうとしてるけど、本当にそれだけの理由なんだろうか?

谷口(モロ師岡)のハヤシライスに関するエピは、何だか「一杯のかけそば」を思い出しちゃったよ。(苦笑)
妙に人情系?ってーの?
いつも娘だけをレストランで食事させ、自分は店の外で待ってる谷口。
お金がないから娘にだけ食事をさせるらしいんだけど、本当にお金に困ってたら間違ってもレストランで食事なんかさせないだろう?ってとこが、主婦感覚で突っ込んでしまったわ。
だって、あーた!850円のハヤシライス食べさせるお金があれば、スーパーの特売で1個80円のおにぎりが10個は買えるんですもの・・・。
そこまでして、あのレストランでハヤシライスを食べさせたかった理由みたいなものがあれば、話は別なんだけど・・・。
ハヤシライスの美味しさに感動しつつ食べる谷口は良かったんだけど、あんまり惹かれるエピじゃなかったなぁ。

それより、風邪引いてるのに風邪薬がなくて、とりあえず胃薬飲んでる勇二郎がおもろかった!
光四郎(山下智久)に「何で胃薬飲んでんの?」と聞かれて、「うるせー!味が好きなんだよ!」とかさぁ・・・_・)ぷっ

せっかくの海のシーンなのに、なつみ(竹内結子)が水着にならないのはなぜか?とか、気になる点もあったけど。
あれは、「竹内結子放送コード」なんだろうか?(笑)
「水着はNG!」とか・・・。
せっかく純三郎がなつみに告白しようとしてるのに、あまりにもたもたしてるから、光四郎が横から「好き!」と打ち明け、ほっぺに(^з^)-☆チュ!!しちゃってたじゃん!
ほーんと、純三郎って不器用な奴だわ♪そこがそそるんだけど・・・。(じゅるじゅる)

もう出て来ないと思ってた秀美(梅宮万紗子)も出て来たり、そんな秀美に「店を辞める」と勇二郎が話してたり・・・。
そんなこんなで来週へ続くらしいけど、正直今回はイマイチだったかなぁ。

第5回

脚本:大森美香
脚本協力:武田樹里
演出:川村泰祐

なつみ(竹内結子)の過去には何かありそうだし、「またアイツが何かやらかしたかと思って・・・」とか友達に電話してるのを見ると、どうもよくない彼氏と付き合ってたんだろうか?って感じだよね。
キッチン・マカロニに警察が現れて、思わず2階から飛び降りて逃げてたけど、そうやって友達に電話してる後ろには何気に「サンマルコハム」の箱が・・・。(笑)
すでに懐かしい気がするけど、「サンマルコ」といえば「スタアの恋」よね♪
あぁ、あのクールはよかったなぁ。少なくとも今クールよりは力が入ってたよ。(^^;ゞ

勇二郎(江口洋介)は店をしばらく休んで、やりたいことを見つけようとするんだけど、結局「店の看板背負わされるのは苦痛だった」と言う流行らなくなったそば屋の二代目(石橋保)と会って、ちょっと考えが変わるんだよね〜。
しかし、石橋保さんって久々に見たなぁ。(笑)
って、そんな感想しかないのか?>自分

だいいち、今回メインで扱われたのが「白メシ」(ライスと言いなさい!)ってーのが弱いよなぁ。
あんな平皿に「いいか、ライスはふっくら盛るんだ!」って言われても、あたしらみたいな日本人はご飯茶碗にこんもり盛られたご飯の方が、どう考えてもおいしそうに見えちゃうんだもん!
んで、味噌汁にお新香でもあったら最高!って感じじゃん!

あーーーー、書くことねーーーーー!(爆)
「終」(「濱マイク」風エンディング)( ;^^)ヘ..

第6回

脚本:大森美香
脚本協力:工藤浩美
演出:唐木希浩

ううむ、権造(若林豪)がまさに「眠るように」ご臨終。m(_ _)m
「今日のデミは最高だ!」とデミグラスソースの出来に満足そうだったけど、その辺から「ご臨終」の予感はしたよね〜。
でも、まさかあんな風に床の中で亡くなっているとは・・・しかも、あんなに穏やかに亡くなった原因が「くも膜下出血」とは・・・ちょっと解せんけど(ーー;)

父親が最後に残してくれた最高のデミグラスソースを、純三郎(妻夫木聡)と勇二郎(江口洋介)が涙ながらにスプーンで何度も何度も口に運ぶのは、見ててちょっと胃が重くなるような感じだったけどね〜。
だってデミグラスソースだけを、がばがば食ってんだぜ!
もたれるよなぁ・・・うぇっぷ。
「こんな最高のデミグラス、食べてもらわなきゃもったいないよ」って、初七日も終わらぬうちに店を開けることにした勇二郎たち。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、それは権造のためにもいい選択だと思うけど、なぜか一人たそがれてる光四郎(山下智久)。
権造とキャッチボールした事でも思い出してるんやろか?ボールを握り締めてたけど・・・。

ドーナツを作る時、最後の最後にくりぬかれる穴の部分を取り合いした健一郎(堤真一)と勇二郎とか、お子様ランチの旗を取り合った健一郎と勇二郎とか、子供の頃の思い出を語られると、そこに入っていけない純三郎がまた母性本能くすぐりまくりなんだけどさ。
あの年になって「オヤジの作ったお子様ランチ、食べたかったなぁ」とか言われても、さすがにちょっとね〜(^^;ゞ

しかし、中島ひろ子の出番はまさかあれだけ?
冒頭でキッチン・マカロニに子連れで現れ、子供がお子様ランチをせがんで困ってる母親役だったけど・・・。
何だか彼女が母親役で出てくると、「また、虐待してんじゃないか?」とヒヤヒヤするのは私だけ?(それは「カバチタレ」です)
ワケありそうな母親やらせりゃ、たぶん今日本一じゃなかろうか?>中島さん

うーーーん、権造がご臨終というエピがあったわりには盛り上がらず、お子様ランチもドーナツも活かしきれず・・・という印象。
予告に出てきたなつみ(竹内結子)の問題の彼氏は、ホクロの感じからすると森田剛?
しかし、何とも中身のないドラマになってきてないかい?(苦笑)

第7回

脚本:大森美香
演出:水田成英

w(゚o゚)w オオー!
久々に私の中では盛り返した感じ!
石黒賢ちゃんは、額が危なくはなってきたものの(苦笑)、やはり安定感のある演技で安心して観てられるのよね。
今回は、佐々木(石黒賢)が5年間服役してシャバに出て来たとこで、その間に自分の周りのものがあまりに変わってしまったと悲観するんだけど、なつみ(竹内結子)が「変わらないものもある」って、キッチンマカロニにいつも通ってた佐々木にもう一度食べに来てって頼む話。
ちょうどそこで亡き父が残したデミグラスソースが尽きてしまい、ついに日々、父の味に近づけるようにと精進してきた純三郎(妻夫木聡)のデミがお披露目に・・・。
5年間刑務所の中で思い出すのは、キッチンマカロニのハンバーグだったという佐々木に、純三郎のデミグラスソースが通用するのか?
これが泣ける話で〜、純三郎にとっては自分のデミがキッチンマカロニの味として認められるか・・・、そして佐々木にとってはなつみが言うように5年の間に全く変わらなかったものが存在するのか?って賭けなわけよ。
佐々木は変わらぬ味のデミで救われて、純三郎もやっと認められて救われる。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、久々に納得のできる、ええ話やったなぁ。(しみじみ)

ただ、佐々木がキッチンマカロニに入ってきて、突然「自分は5年間服役してて・・・」と身の上話を語り出すのは、多少???な感じもしたんだけど。

それにしても、最後の最後で現れた問題の修史(森田剛)!
見るからに悪そーーーーーー!(笑)
そういう意味では森田剛のキャスティングって、めちゃめちゃグー! (^O^)gだよね?

第8回

脚本:大森美香
演出:川村泰祐

修史(森田剛)、かなり悪〜ぅ。
マギーたちが「修史さん、昔の落とし前つけさせてもらいます。」って、鉄パイプや金属バット持って大勢で現れてるのに、素手で修史は全員片付けちゃったわけ?
すげーーーーー!修史、恐るべし!

そしてなつみ(竹内結子)に前科が・・・。
修史に騙されて、ヤクの運び屋をやったらしい。
そりゃなつみにはワケありな過去がありそうだって事は、ぷんぷん匂ってたけど、ヤクの運び屋って半端じゃないよなぁ。
そんなことしてたなつみと、今の美味しいランチを目の前ににんまりするなつみが同一人物には思えないんだけど・・・。

勇二郎(江口洋介)が「これを食べたら、君も鍋島家の一員だ!」と、ビーフカツをなつみのために作ってたけど、それを泣きながら食べるなつみですっかりもらい泣き。
っちゅーか、あの勇二郎のビーフカツには純三郎(妻夫木聡)が作ったデミグラスソースがかかってるんだよなぁ・・・とか思ったら、何だか複雑な気持ちでさ・・・。
店を出て行っても、勇二郎がなつみを迎えに行ったり、ビーフカツ食べさせたりで、絶対になつみはキッチンマカロニに居座ると思ったのに、何で修史と出て行くかな〜?
やっぱあの店に残れば、また修史の嫌がらせなんかでみんなに被害が及ぶから?
しかしこじんまりとしてるくせに怖い奴だよなぁ、森田剛!(笑)
何であんなに目つき悪いんだ?(苦笑)
ってゆーか、これ以上のハマリ役はないよ。
やたらと「何かうまいもん食いてーーー」って言ってるのが、何かの前フリのような気もするんだけど。
修史を料理で更生させるような展開は、あまりに信憑性がないので止めて頂きたいですわm(_ _)m

第9回
脚本:大森美香
演出:白川士

後半に入って大森美香さんが一人で脚本を担当されるようになって、俄然盛り上がってきた「ランチの女王」。
今回一番笑ったのはコンビニの防犯カメラに映った、修史(森田剛)にドロップキックを炸裂させるなつみ(竹内結子)。
ありゃ〜凄い!
あんだけ凄いキックができるのに、なぜ修史に言った言葉が「最後に一発殴らせて!」なんだろうね?
「最後に蹴り入れさせて」だったら、たぶん修史も避けられなかっただろうに・・・。
なつみが必死でパンチを繰り出してるのに、まるでボクサーのように避ける修史が憎たらしかったわ〜。
そして指名手配された修史の写真・・・マジで凶悪犯だし(苦笑)

結局なつみを連れ戻したのは、トマちゃん(伊東美咲)だったね。
トマちゃんってば純三郎(妻夫木聡)のことが好きなのに、純三郎が惹かれてるなつみを探しに行くなんて、なんていい子なんでしょう。
それにしてもなつみは、「ずっと恨んでた」と言うわりには修史を放っておけないみたい。
そこまで肩入れしてしまうのは何故なんでしょ?
単に昔の男というだけでは、あそこまで出来ないような・・・。

なつみが店に戻ってきた事を知らずに、必死にテレビカメラに向かって、なつみに呼びかけるキッチン・マカロニの面々は良かったよね。
特に勇二郎(江口洋介)の「エビフライとかコロッケとか、まだお前が食ってないものがある。いつでも俺が作ってやる。」って台詞は良かったわ。
早く言えば「エサでつってる」んだけどさ・・・。(苦笑)

しかしてっきり食い逃げかと思われた、台場テレビの人。
おかわりしたライスが残って、「ここにちょっとカレーかけて」はないよなぁ。
ってゆーか、あれを言える神経が素晴らしい。
ちょっと言ってみたい気分になりますわなぁ。(笑)
「カレーかけて」の一言に、マジで悩んでるマカロニの面々も面白かったし、「いいや、かけちゃえ!」っていう思い切りのいい勇二郎が「らしくて」良かった。
ところで健一郎(堤真一)の次の出番はいつ?( ;^^)ヘ..

第10回
脚本:大森美香
演出:水田成英

ヾ(@゚▽゚@)ノあはは・・OP前の部分は、なかなかテンポもよくて楽しめたね〜。
純三郎(妻夫木聡)たちがバーベキューに出かけて、そこでなつみ(竹内結子)が現地に来てない事に気付く。
なつみは壊れた玄関ドアのガラスの修理に立ち会うため、勇二郎(江口洋介)一人の店に残ったと聞かされ、純三郎は大慌て!
バタバタと忙しくバーベキューの肉を焼く姿や、まだ生焼けでもどんどん配っちゃうあたりが、何とも純三郎らしくて可愛かったなぁ♪
みんなを急かして家に戻ると、目の前で勇二郎となつみがユ(^з^)-☆Chu!!
なつみの頭にセミが止まって、それをお椀で捕まえる勇二郎や、頭にお椀被らされてるなつみも笑えたし、真面目にお椀で捕まえようとしてる勇二郎も滑稽。

秀美(梅宮万紗子)は旦那さんと一緒にロンドンへ・・・。
どうやら二人の間には子供が出来たらしい。
そんな秀美に自分の作ったポークカツサンドを、わざわざ駅まで走って届けるあたりは、「熱いぜ!勇二郎!」って感じだったね〜。
「このカツサンドで新しいスタートを・・・」って言うのは、普段マカロニではビーフカツサンドなのに、今回初めてポークカツサンドを作ったことがかけられてたのか・・・。
しかし、秀美さんってあれで幸せなんだろうか?
旦那が変わったようには見えないし、あれで子供が生まれても何も変わらないような気がするのは私だけ?(^^;ゞ

健一郎(堤真一)ったら、まだオヤジさん(若林豪)が亡くなった事を知らないのね。( ..)ヾ ポリポリ
手紙に「オヤジ、みんな、元気ですか?」って書いてたけど、オヤジさんはとっくに亡くなってるってーの!
長男なのにフラフラしてて親の死も知らないなんて、可哀想というか情けないというか、凄い複雑だわ。

そしてどうやらなつみのお父さんが・・・。
マカロニに閉店20分前に現れた男性が、なつみの父親なんだよね?
だとしたら、何のために現れたんだろう?

恋愛モードとしては、俄然盛り上がってきた勇二郎となつみ。
でも勇二郎にとってなつみは「健一郎の婚約者」だし、なつみもそれを演じてなきゃならないしね〜。
純三郎に「すまん!俺は麦田さんが好きだ!」と告白した勇二郎だったけど、それをなつみも聞いてたっちゅーの!
ってゆーか、健一郎ーーー!いつ帰って来るねんーーーーー!(笑)
別に健一郎が帰って来なくても、なつみの口から真実が語られればそれで問題ないんだけどね。

第11回
脚本:大森美香
演出:川村泰祐

うーん、「最終回の前の回」にしては盛り上がりに欠けた?

前回、閉店まで20分で来店し食事してた男性(上田耕一)がなつみ(竹内結子)の父親だと思ってたんだけど、なつみのお父さんは先月亡くなっててあの男性はなつみの父親を知ってる人に過ぎなかったのね〜。
凄くワケありな登場だと思ったから、ちょっと拍子抜け。

なつみと勇二郎(江口洋介)のデートってーのも、行った先はなつみの父親の墓参り。
いや、いいんだけどさぁ・・・。
何だかなつみの父親に関することって、このドラマにおいてあんまり意味がないような気がするんだよね。( ;^^)ヘ..
父親とオムライス食べた思い出とか、なつみをおいていなくなった父親とか、過去の悲しい思い出が、すべて父親に結びついてるような気はするんだけど、その父親が生きててなつみを探してた・・・ならともかく、亡くなってしまってるというのはどうだろう?
そんな悲しい思い出しかない父親の事を語りながら泣くなつみに、そっとキスする勇二郎を見ても、「そのタイミングでのキスは効果的だけど、ズルくない?」なんて、ちょっと意地悪な考えも浮かんできたりするわけで・・・。

それに今回ぽっと現れたバイト希望のなぎさちゃん(佐藤江梨子)、あれも店の金を持ち逃げしただけで終わりかい?(むろん、持ち逃げしてまた現れる方が妙だけど)
あれでキッチン・マカロニの恋のバトルに参戦してくれたら、もっとややこしくなってただろうなぁ。
恋のバトルといえば、ミノル(山田孝之)がトマちゃん(伊東美咲)を気になりだして、思わず「好きです!」って告白した後に、ちょっと間を空けて「先週ぐらいから、ずっと・・・」って言うのが可笑しかった!(笑)

勇二郎がなつみにプロポーズしたというのに、こんな時に健一郎(堤真一)が帰って来て・・・。
修史(森田剛)だってマカロニの周辺に出没してるようだし、なつみの周りには男がいっぱいだなぁ・・・羨ましい。(苦笑)
でもさぁ、なつみの本当の気持ちってどうなってんだろ?
勇二郎に傾いたのかな?と思えば、なぎさちゃんが純三郎(妻夫木聡)とイチャついてると、何気にヤキモチやいてる感じだし・・・。
これを最終回90分でどうまとめてくるんだろう?

最終回
脚本:大森美香
演出:水田成英

90分拡大版にするほどのこともなかったような・・・。
なんちゅーか妙に間延びしてなかったかい?
普通最終回って「詰め込みすぎ」だの「急ぎすぎ」だの言われる事が多いように思うんだけど、これは「延ばしすぎ」って感じ。( ;^^)ヘ..

健一郎(堤真一)なんて、そもそも何だったんだ?ぐらいの存在だし、逃亡中の修史(森田剛)がやたらなつみ(竹内結子)と約束したんだとマカロニのビーフカツを食べに逮捕される危険を冒してまでやって来るのもよくわからんし・・・。
ミス日本橋コンテストだっけ?なつみが優勝したやつ・・・。
あのあたりなんて「取ってつけたような」展開じゃなかった?
優勝の商品がペアのロス旅行だったのに、わざわざ準ミスの「函館旅行ご家族5名様」と商品取り替えてもらうのも、かなり不自然。
そんな妙な経緯はいらんのではないでしょうか?
なつみが子供の頃に父親とオムライスを食べた思い出の店を、みんなで訪ねるというごくごく普通の話でよかっただろうに・・・。
そして、最近じゃ「ご法度」の「夢オチ」。
なつみと勇二郎(江口洋介)の結婚式に出席した純三郎(妻夫木聡)。
えーーー?いきなり勇二郎と結婚かよ?と思ったのは、ほんの一瞬。
「嫌な予感・・。もしかして、もしかすると、いや多分・・夢だったってオチ?」と思ったら、ホンマにそうなんやもん。(;´д`)トホホ

結局のとこ、なつみは誰ともくっつかずに終わってったけど、ラストでわざわざ中丸新将さん出して、「あれ?君、ミス日本橋の女王?」と言わせ、「ランチの女王です!」と締めくくるあたり、あまりにもお約束過ぎて笑いもできず・・・。

っちゅーかね〜、一番むかついたこと書いていい?
あの修史を追ってた女刑事いるやん?
あの刑事の台詞にムカムカしてさ〜、なつみにドロップキックかましてほしい気分だったわけよ。
捕まる前にマカロニで「メシだけ食わせろよ!」と暴れる修史に、「どうせカップラーメンとかスナック菓子しか与えてもらってなかったんでしょ?あんたみたいなのが人並みに食事する資格なんてないのよ!」
ちょっとどうよ?この台詞。何様だっちゅーの?
なつみにも「事情聞くんで、署まで同行しなさい!」って、えらそーなんだよ!
「ご同行願います」ぐらい言えっちゅーの!
いくらなつみに前科があろうとも、今はきっちり社会で働いてるじゃないか?
そんな人に向かって、あのえらそーな態度は何だ?
この女刑事の台詞で、ランチの最終回は妙な八つ当たりを食らったと言っても過言ではない。
もう、すべてムカムカしながら見ちゃったから、なーんもいい印象はないんだよ。

健一郎が最後にマカロニの営業中の看板に「とりあえず8万円返すね」と、少ないけど借金の返済をして行ったのは、なかなか健一郎らしくて良かったんだけどね。
しかも一旦「10万」と書いたのを「8万」に訂正してるのが笑えたよ。

全体的に振り返っても、なつみの父親の話とか、修史との過去とか、何だか浅く描かれていて、あっちこっち中途半端な印象だった。
ただキャスティングは成功してたと思うので、もっとストーリー良ければ面白いドラマになったと思うんだけど、そこらへんが残念でした。
今更ながらに思うと、「ドロップキック」する女ってーのも何だかなぁ・・・だしね。(苦笑)

 

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