東京庭付き一戸建て

プロデュース:河野英裕

主題歌:オノ・アヤコ ♪TWO OF US
挿入歌:EXILE ♪「Cross 〜never say die〜」

第1回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

とにかくダラダラ長い感じがして、あぁ・・・こりゃリタイアだなぁと思って見てたわけよ。
ところが、最後の「ちょいといい話!」にしてやられたσ(^_^;ワタシ?

一男(原田芳雄)は妻(藤田弓子)の三回忌に集まった娘たちに、突然3000万の現金を見せ、「家を買う」と宣言。
その家にみんなで住もうと言い出した。
頑固で毎日ガミガミ言ってる一男と一緒に住みたい娘は一人もいなくて、当然ながらみんな敬遠。
そんな中、不動産屋と一緒に無茶な条件の一戸建てを探す一男。
この不動産屋の若手社員が塚本高史君で、まぁそこらへんはきゅるるん♪だったんだけど、やっぱあとは地味目なキャストばっかでリタイアへ向かって一直線・・・って感じだったんだけどぉ。
意外と涙もろいあたくし、すっかりベタな展開にやられてしまいました。(/。\)イヤン!ハズカシイ

一男が不動産屋に勧められた、2800万の一戸建て。
長女の春海(森下愛子)のために通勤に便利な場所、次女の結夏(松本明子)のために子供たちの小中学校へ近い事、三女の秋名(菊川怜)のためにオシャレな白金という立地、四女の冬夢(山川恵理佳)のために漫画を収納できる屋根裏収納、それぞれ父は考えたわけだ。
それで五女の巡(加賀美早紀)に合う条件だけないようだったけど、最初に物件を見に来た一男が「庭がない」ってぶつくさ言ってたのが、最後にわかるのよ。
一男は隣の婆さんちの柿をいつもパクってた巡のことを思って、庭に柿の木を植えたかったわけ。
ところがこの物件には庭がない。
それで一男は玄関前の門柱をぶっ壊して、そこに柿の木を植えるわけだ。
それに7月7日までに入居できるか・・・と、さんざん不動産屋に念を押してたのだって、その日が巡の二十歳の誕生日だったからなのよね〜。
うるるん♪
いい父親じゃん!相当うるさいけど・・・(ーー;)

巡が最初に家出した時にパクった10万と、今回法事に現れてパクった1万、あわせて11万を柿の実1個100円で1100個育てて、自分に返せという一男がよかったなぁ。

ところが、このドラマはこれだけではないそうで、一男が肺がんで余命3ヶ月と診断されてたり、買った一戸建てが欠陥住宅だったりするみたい。
余命3ヶ月ってことは、ちょうど1クールじゃん!(そういう勘定はやめなさい)
ご臨終ドラマにはしてほしくないんだけどなぁ・・・。

第2回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

あらら・・・やっぱ私はこのドラマ好きかもよ〜。
ドタバタしてるし、ワサワサしてるし、画的にもうるさいんだけど、そんな中にふとしみじみさせたり、しんみりさせたり、うまいなぁって感じなのよね。

今回は春海(森下愛子)がメインみたいな回だったけど、長女で一男(原田芳雄)が退職した今、自分がこの一家の家計を支えてると妙に被害妄想になるとこや、仕事に打ち込みたいのにいきなり家族で住む事になり、自分だけの部屋もままならなかったり。
そういう何かに付けて「うんざり」な感じがよく描かれてたと思うのよ。
一方では、専業主婦だからとすべての家事を押し付けられてる結夏(松本明子)のストレスもたまりっぱなしだし・・・。
10人分の洗濯物、10人分の食事の世話、家中の掃除・・・同じく専業主婦のあたくしとしては結夏の気持ちの方がよくわかるんだけどね〜。
真夏に10人分も天ぷら揚げられないっちゅーの!(~Q~;) あっち〜
(とか言いつつ、このドラマを見てたら天ぷらが食べたくなり、本日の夕飯を天ぷらにしてしまったのはあたくしですm(_ _)m)

しかし欠陥住宅は笑えないなぁ。
家にキノコ?壁紙にカビ?ゴルフボールが転がる床。
そして挙句の果てにはひどい雨漏りよ〜。
その雨漏りが原因で、春海が仕事に必要なフロッピーがダメになり、大騒動だったんだけどさ・・・。
イライラした春海に八つ当たりされて、「あんたは今日一日、何やってたのよ!一日家にいるくせに・・・」と言いたい放題されてる結夏が可哀想だったわ。
主婦なんて一日働いてるのに一銭ももらえないんだぞ〜。外で仕事してるのが、そんなにエライのかーーーー!って感じ。
そんな春海の部屋の雨漏りのあとを掃除してて、結夏は春海が持ってる更年期障害の本を見つけちゃうのよね〜。
春海が一生一人で生きる覚悟をしてる証だったらしいけど、あたくしはてっきり春海のイライラが更年期障害から来てることを示しているのかと思ってしまいました。( ;^^)ヘ..
ほら、最近は更年期も早くから来るとか言うし・・・。(^^;ゞ

普段はナンダカンダと口うるさい一男や、文句たればっかの家族が、毎回最後にホロリとさせるのにハマってしまったわ。
今週は春海の壊れた椅子を冬夢(山川恵里佳)がこっそり直してたり、一男が「子供が生まれた順に時計回りに座るんだから、いつも俺の隣はお前(春海)なんだ」って言うあたりとかしびれてしまいました。( ..)ヾ ポリポリ
私なら裏の「マイリトルシェフ」より、こっちを選びます。

第3回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

またしても泣いてしまいました。(^^;ゞ
前半は相変わらずもたつくんだけど、後半で一気に勝負かけるような創りなんだよね。
前半で嫌気が差さずに後半に引き込めれば、なかなかじーんとくるドラマだと思うんだけど、やっぱ地味だから人気はないのでしょうか?

前半での見所は、逆ギレするアニ・・・違った、山岸(塚本高史)。
欠陥住宅ではないかと溜山一家に詰め寄られて、「仕方ないっすよ!欠陥住宅だから」とか「俺が1回でも買ってくれって頼んだか?」と、物凄い逆ギレ!(笑)
そのくせ、溜山家の女5人が合コンに行ってしまうと、夏樹(須賀健太)のためにギョーザ包んでるし・・・。(笑)

そしてカラオケで盛り上がる三郎(パパイヤ鈴木)。
いやいや、パパイヤ鈴木とオヤジダンサーズまで引き連れてのカラオケは、確かに面白いんだけど、かなり長いよ!このシーン・・・。(苦笑)
しかも松本明子熱唱、Hippsまで参加とあっちゃ、日テレだけに「見たい!聴きたい!歌い・たい!」の「THE 夜もヒッパレ」じゃん!

5人姉妹で参加した合コンで、冬夢(山川恵理佳)が知り合った男・タクミ(山崎裕太)。
何も話さない冬夢に優しい笑顔で接して来る。
徐々に恋心を抱く冬夢。
デートして観覧車の上で、高いところが苦手で怯える冬夢のほっぺに、「怖い?」と手をかけた時は、私もベタながら「(^з^)-☆チュ!!」の予感だったんだけど、何とタクミったら「にらめっこしようか?」と言うのよね。
なんちゅーか、観覧車=キスみたいに手っ取り早くことを進めようとしないところが好感持てちゃうんだけど、山崎裕太君がそんないい奴なわけないんだよなぁ。(苦笑)
デート後、部屋に連れ込まれてHの雰囲気。
ところが、部屋の中にはタクミの友達が隠れてて、「ヴィクトリー!」と叫ぶタクミに1万円ずつ渡してる。
冬夢のパンツが何色か賭けてたらしい・・・。
タクミは「ごめんね、でも何もしなかっただけいい奴じゃないの?」と冬夢に言ってたけど、まぁ確かにあんたの言う事に一理あるよ!って気もするんだけど・・・冬夢にしたらショックなわけよ!
んで、傷ついて帰ると、そんな事とは知らない能天気な姉たちが「デートどうだった?」とか「どんなパンツはいていったのか心配で・・・」とか、冬夢の気も知らないで・・・ってな言葉をかけるわけだ。

翌日、壁には一面に「キライ!嫌い!」の落書き、みんなが苦労して作った欠陥住宅の証拠写真は破かれ、冬夢が家を出た。
そこで冬夢の描いてた漫画の存在を知る夏樹の出番で、みんなに漫画をみせてあげるのよね〜。
冬夢の嫌いなものを全部食べてくれる漫画の中の犬。
締めくくりには「最後にひとつだけ・・・私を食べちゃって」と犬にお願いする冬夢が描かれていて、冬夢が自殺するつもりだと察した姉妹は探しに行く。
案の定、タクミのマンションの前で彼が出てくるのを待ち構えていた冬夢は、自分の首にカッターナイフの刃をあてがい、ぎょええーーーーーってとこで一男(原田芳雄)が素手でナイフをつかんで止めるのよ。
ここからが泣きどころ!
「文句があるならちゃんと言え!」って冬夢に叫ぶ一男とか、「娘に謝れ!」ってタクミたち悪ガキに向かっていく一男とか・・・。
そして今まで一切話さなかった冬夢が、ボコボコにされている父親を見て、ついに「うわーーーーー!」と言葉にならない叫び声をあげて突進するとこなんか、もうボロボロに泣いてしもーた!( ;^^)ヘ..
んで、極めつけは声をあげた冬夢をしっかと抱きとめ、「よくできました!」と優しく包み込む一男だよ!(号泣)

あぁ、今回も「ちょっと、ええ話」ですっかりやられてしまった。
最後に冬夢が天井に描いた、家族みんなの似顔絵は、ちょっと狙い過ぎでうざかったけどね・・・。

ところで、この家、相当な欠陥住宅みたいなんだけど、あんな悠長に構えてて大丈夫なんだろうか?(ーー;)
さっさと出て行かなくては死人が出そうで怖いっす!

第4回
脚本:森下佳子
演出:佐久間紀佳

今回は菊川怜で泣けず・・・。(-。-) ボソッ
苦手なんだよ、この手の女は。
案の定、メインが秋名(菊川怜)だったがために、涙も出なかった。
お金目当てで結婚を決めるような女だよ。
そのくせ見栄っ張りな秋名を非難した一男(原田芳雄)に向かって、「ウェディングドレスひとつ買えやしないくせに・・」と悪態つく女だよ。

そんな娘のために、一日中工事現場やトイレ掃除、サンドイッチマンとして働き続ける一男は、やっぱ父親なんだよね〜。
それだけ働いてもドレス代の500万なんて、そう簡単につくれる金額じゃないのに。
やはり無理だと悟って、家の権利書持ち出し、山岸(塚本高史)に家を500万で売ってくれと頼んで、自分がそれまでに稼いだお金をビニール袋に入れて渡すわけだ。
「あとはお前に任す」って・・・。

結婚式当日まで秋名と接触するのを避けてきた姉妹。
当日、突然控え室に現れ、冬夢(山川恵理佳)は漫画を描き、春海(森下愛子)はブルーのスリップを手作りし、巡(加賀美早紀)は花から育てて作ったアンクレットを、結夏(松本明子)はブルーのケーキを・・・。
花嫁が何かブルーのものを身に着けると幸せになるといって、みんな青いものを渡すんだよね〜。
あぁ、たぶん菊川怜じゃなかったら、ここらで泣いてたんだろうなぁ。(^^;ゞ
それぐらい、私は彼女が嫌い!

そして式場に乗り込んできたのは、ナント山岸だよ!
あたしゃ、てっきり一男が来るもんだと予想してたから、意外な展開にびっくり!
そして登場するなり「ありえねーーー!」と叫ぶ山岸。
あの家は指輪も結婚式もなかった母親(藤田弓子)への、たったひとつのプレゼント。そんな家を売ってまで秋名のウェディングドレスを買ってやろうとした一男。
それを知っている山岸は「そこまでされる価値あんのか?この結婚にそんな価値あんのか?」と詰め寄るんだよね〜。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、土台、価値のない結婚だわさ。
警備員に連れて行かれる山岸を見ながら、秋名が「父は中学校の国語の教師で・・・云々」と、結婚相手に本当のことを暴露し出したけど、本来ならここはもっと泣くとこだよなぁ。
やっぱ、菊川怜と相性がすこぶる悪いんだわ!σ(^_^;ワタシ?
「誰かを幸せにしようと思ったら、手はボロボロになるんだよ!」って台詞の時に、何気に母親のボロボロの手で雑巾がけしてるシーンが映るのは、なかなか涙を誘ったんだけど・・・。

これで、秋名は結婚を取りやめ、一男は家をたったの500万で売ってしまってたら、この先溜山一家はどうやって暮らすんだ?ってとこだったけど、権利書がちゃんと戻ってきて一安心。

先週までボロボロ泣いたのが嘘みたい(^^;ゞ
まぁ、菊川怜も敗因だけど、演出も今回は違ったようで、ちょっとポイント低かったって感じです。m(_ _)m

第5回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

溜山家に嫌がらせが多発。
どうも一男(原田芳雄)は、嫌がらせの犯人に心当たりがありそう。
んで、その犯人は死んだ奥さん・節子(藤田弓子)の双子の姉・季子(藤田弓子・二役)だったわけよ。
あっら〜、双子だったとは初耳。(笑)
季子は家族から節子を奪って、挙句の果てに死なせてしまったと、一男を相当恨んでる様子だけど、38年間恨みを持ち続けてるってーのも凄くない?
いや、今回あまりハマれなかった原因は、この季子の思いを理解できなかったからかもしれない。(^^;ゞ

結局、一男はどうしても季子に許して欲しくて会いに行くんだけど、玄関先で炎天下座り込んでて、倒れてしまいそうになるのよね。
そこに駆けつけた溜山家の姉妹たちの中で、春海(森下愛子)が季子に話しかける。
「あの時、まだ学生だったお母さん(節子)のお腹の中にいたのが私です。もし、あの時お母さんがお父さんと駆け落ちしてなかったら、私はここにいなかったかもしれない。」
うーーーん、ここが泣かせるところだったのかもしれないなぁ。
しかし、今回は泣けず・・・。
節子が季子宛てに書いたものの、出せず終いだった手紙っちゅーのの存在も、泣かせる道具のような気がして泣けず・・・。

節子の田舎で行われる「線香花火大会」ってーのが、蛍の乱舞する様だというのも、ちょっと作りすぎ?
ってなわけで、次週に期待しますわ。( ..)ヾ ポリポリ

第6回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

なんちゅーか、悔しいけどこんなあたくしも主婦だったりするわけで、そういう意味では結夏(松本明子)の気持ちがよくわかっちゃうわけなのよ。(^^;ゞ
あれだけ大人の女がゴロゴロいる家庭で、家事を全部自分に押し付けられる気持ち。
その上、怪我した一男(原田芳雄)の世話。
それでも何も手伝おうとしない姉妹。
結夏でなくてもキレるっちゅーの!

んで、結夏が出て行くと、何故か溜山家でご飯とか作ってる山岸(塚本高史)。
「ありえねーーーー!」
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、確かに「ありえねーーー」よなぁ。(笑)
単なる不動産屋の山岸が、何故にここまでこの家族に振り回されるんだ?
いや、それも面白いんだけど・・・。
さすがに「俺に何かあったら、家を売ってくれ。」と権利書託されるのは、荷が重いのではないかと思われ・・・。

結局、結夏だけが一男の肺がんを知ってしまった。
そして、まだ自分にはやる事がある・・・と、家族のために掃除や食事の世話をする。
ええ話やったわ。
ただね、ひとつ言わせてもらえば、結夏が家の中の仕事に戻ったのは、別に一男の肺がんが理由じゃないのよね。
悲しいかな、主婦が戻る場所は家なのよ。
えーい、もう家事に追いまくられるのはごめんだーーー!と、結夏みたいに我慢しないで買い物して、エステ行って・・・とか思うけど、結局金額見て「高い・・・」と主婦的金銭感覚が働き、家に戻ってしまうという悲しい習性。
でも、そんな主婦の仕事だけど、家族が健康で安全に暮らせるように・・・と思った結夏はエライわよ。
今回は主婦の気持ちに共感できたストーリーでございました。

第7回
脚本:松田裕子
脚本協力:根元ノンジ
演出:安部雄一

今回は「ありえねーーー」の山岸スペシャル。
山岸の父親(平泉成)が突然現れ、沖縄で山岸と一緒に海辺のカフェを開きたいと言い出す。
そんな父親は、こっそり山岸が一男(原田芳雄)から預かっている家の権利書を持ち出し、とんずらしようとしていた。

結夏(松本明子)は、父親が元気なうちに家を直そうと、そのための費用700万捻出に必死になるが、その理由を聞かされていない他の姉妹たちは非協力。
仕方なく自分ひとりで抱え込み、一日中働きまくった結果、過労で倒れる結夏。

正直言うと、ラスト10分以外はイマイチだった。
でも結夏が作った「ありがとう貯金箱」に春海(森下愛子)が「今月分の失業保険」、秋名(菊川怜)が「ブランド物の時計」、冬夢(山川恵里佳)が「ネットオークションで高値がつく漫画」を入れ出したあたりで、かなり(ToT)ウルウル。
だけど「これ集めたらお金になるんだって・・・」って巡(加賀美早紀)が入れたのが、空き缶ってーので「ヾ(・・;)ォィォィ、一体それをいくつ集めたら700万に近づくんだよ」と突っ込みたくもなったが・・・。(^^;ゞ
あとは最後に一男とキャッチボールする山岸で、軽くひと泣き。
「お前はいい加減で、嘘つきで・・・」と散々山岸の事をけなした一男が、「たったひとついいところがある」と言い出し、「それは山岸はいつでも山岸だってことだ!」ってーのが良かったよ。
「俺の前でも、娘たちの前でも、夏樹(須賀健太)の前でも、いつでも山岸は山岸だ。変わらない。だからお前を信用したのかもなぁ。」って、ええこと言うよなぁ一男。
一男が死んだら、山岸が一番悲しむんじゃなかろうか?

しかし気になる事がひとつだけ。
何となく山岸と秋名って距離が縮まってるわけ?
山岸は秋名の携帯に電話してたし(いつの間に番号知ったんだ?)、何かあると「ちょっといい?」と山岸が呼び出すのは秋名だし・・・。
ちょっとちょっとぉ、頼むから結婚なんてしないでよね!

第8回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

ありえねーーーーー!
あたくしの山岸(塚本高史)が、秋名(菊川怜)と恋仲なんて・・・。
絶対にありえねーーーーーー!きーーーーーー!

火事で燃えた溜山家。
どうせ700万かけて家を直そうとしてたんだし・・・と、火事になった事をきっかけに今度は家を建て直そうと張り切る姉妹たち。
建築費を稼ごうと自分のやりたい事とは、全く違う事をしてただお金目当てで働く娘たちを見て、一男(原田芳雄)は家を手放す事を決意する。
9個なった玄関の柿の実に、今の家族を重ねて見てる一男が何とも切なかったね〜。
「9個あって、1個だけ熟し過ぎて腐ってるのに落ちない。あの実が落ちないから、他の実が熟さないんだ。」って、まるで自分がいるから娘たちがやりたくもない仕事してる事なんだもん。

結局、土地に買い手がついて、結夏(松本明子)一家は福田(パパイヤ鈴木)の転勤で大阪へ、秋名は父親を探しに行く山岸について行き、春海(森下愛子)・冬夢(山川恵里佳)もそれぞれに家を出た。
みんなを見送った後に、一人家を出る一男。
ってゆーか、ジョギングでどこ行くねん!
この後、姉妹がそれぞれに一男を心配して、手紙やら電話やらしてきたのは(ToT)ウルウルしたけど、極めつけは結夏に「実はお父さんはガンなの」と聞かされた夏深(大島優子)が「あたし、まだ言ってない!おじいちゃんにさよならって言ってない!」と走り出したところだったなぁ。
家に帰った結夏たち・・・しかしすでに一男はいなくて、結夏が玄関を出た瞬間に熟し切った柿の実が落ちて、地面でぐちゃっと潰れる・・・。
そして次のシーンで、地面に倒れている一男。
( ̄□ ̄;)!!ガーン・・・なんだけど、このカット変だったよね〜。
まず落ちたバッグの中身からだんだん一男に寄っていくショットなんだけど、この時点で一男の左手のリストバンドの下にタオルなんか見えないわけよ。
んで、次にアングルが切り替わって〜のところで、なぜか倒れてる一男の左手の下には白いタオルが敷いてあるの。
これって何?
しかも敷いてあるタオルが、まるで原田芳雄さんの腕が地面につかないように配慮したかのように、きれいに腕の下に敷かれてるのよ。
これってかなり不自然じゃなくて?

と、まるで自分が見つけたかのように書きましたが、これはうちの旦那さんが発見した事ですm(_ _)m

んで、もう最終回なん?(苦笑)

最終回
脚本:森下佳子
演出:三枝孝臣

おいおいおいおいおいおい!ありえねーーーよ、こんな最終回!

100分の1ぐらいの確率で、一男(原田芳雄)が実はガンじゃなかったという結末があり得るかもと思ってたんだけど、これがまさか現実になるとは・・・。
しかも、あれだけご臨終手前まで行っておきながら(ってゆーか、ほぼご臨終だったし)、有栖川(もたいまさこ)が「溜山さーーーん!あなたはガンじゃなかったんですよ!レントゲンの取り違えだったんです。」という声を聞いた途端、脈も呼吸も戻って一気に元気になってるし・・・。
それはまさにありえねーーーーー!だよ。

そこまでに数回(ToT)ウルウルした、あたしの涙を返せーーーーー!
春海(森下愛子)に「椅子、座れなくてごめんな。」とか、秋名(菊川怜)に「バージンロード歩けなくてごめんね。」とか、結構じわっときてたのに、何だよ!
台無しじゃん!
一男が死んじゃう事には反対だったけど、このオチは頂けないよーーー!

脚本家も悩んじゃったのかな〜。
このまま一男を死なせていいものか、何とか助かる方法はないのか?って・・・。
それにしても、これはありえねーーーーー!
ん?山岸(塚本高史)の「ありえねーーー!」って台詞は、このエンディングへの布石だったってわけ?

何だか中途半端だったなぁ。
初回から引っ張ってきた一男のガンだって、こんなお粗末な扱いでラストだし、これじゃただ単に欠陥住宅をつかまされたおバカ一家の物語じゃん!
だったら、もっとコメディ色強く、欠陥住宅にスポット当ててストーリーを作ればよかったものを・・・。
かなりげんなりした最終回でした。

 

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