ロッカーのハナコさん

原作:石井まゆみ 「ロッカーのハナコさん」

第1週
(第1〜4回)
「北浦華子 あらわる!」
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳司

「真夜中は別の顔」の時に、毎日15分ずつ真面目に見て大失敗だったから、今回は週末の「今週の『ロッカーのハナコさん』」で1週間分ずつまとめて見て、レビューを書こうと決めてたわけよ!
んで、あたくしの地方の場合、ちょうどかっきり同じ時間にテレ朝で「ツーハンマン」をやってるの。
どっちも深夜だし、とりあえず予約録画派な私は当然新聞の放送時刻を疑いもせず、ビデオをセットし、スヤスヤと夢の世界へ・・・。
しかし、これが甘かった!
何?小泉総理が北朝鮮訪問っていうんで、報道特別番組か何かやってたわけ?
それで15分ズレてんじゃん!
あぁ、これで「第4話」はしっかりカットだわ。(;´д`)トホホ
諦めて見てたら、何よ?1話・2話が終わった時点で今度は台風情報で中断。
( ̄□ ̄;)!!
ちゃんと見られたのは、1・2話のみ。
3話の冒頭で録画は終わってました。。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

前置きが長くなりましたが、この「ロッカーのハナコさん」、なかなか面白いのではないでしょうか?
ともさかちゃんが服装といい、キャラといい、かわいいんだけど、実はバリバリに仕事が出来る幽霊さんなのよね〜。
会社の中で語り継がれる「ロッカーのハナコさん」。
そんな華子(ともさかりえ)の姿が、なぜか見えてしまう瑠布子(吹石一恵)。
瑠布子は大して仕事もできないOLなんだけど、そのフォローを全部華子がやってあげるわけだ。
こうやってこの二人、絶妙のコンビネーションで日々やっていくのでしょうか?

いかんせん、3・4話が飛んじゃったのはイタかった。
来週はよく確認して予約録画致しますわ。(^^;ゞ

第5回
「北浦華子 助ける!」
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳司

先週の失敗を反省し、今週から1日15分ずつ見てやろうじゃないのさ!(苦笑)
坂口常務(風間杜夫)に頼まれ、アンティークの壷を受取りに行った瑠布子(吹石一恵)。
ところがそんな大切な壷だというのに、ひざに抱えたまま帰りの中で居眠りしてしまい、中の壷が割れてしまう。
あ〜ぁ、ハナコさん(ともさかりえ)が「大切なものを落としたりしないように」って、前もって忠告してくれてたのにね。

しかしハナコさんって毎年新人にとりついてたのね( ;^^)ヘ..
瑠布子の先輩たちの中にも、ハナコさんに憑かれた人たちが・・・。
でも先輩たちはハナコさんのおかげで、仕事が出来たり、結婚できたり、感謝している様子。
あとになってハナコさんの有難みがわかるのかしらね。

それにしても「大人計画」がNHKのドラマにも進出してるのね〜。
田村たがめさんに平岩紙さん。
田村さんはやっぱ芝居が舞台っぽいのが、ちょっとくどく感じる時もありますなぁ。

第6回
「北浦華子 助ける!」
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳司

割れた壷をガムテでとめてもダメダメ〜!>瑠布子(吹石一恵)
困った瑠布子がハナコさん(ともさかりえ)に助けを求めると、割れた壷に手をかざし元の壷の形を復元してみせるハナコさん。
ってゆーか、これってただのイメージだから、割れた壷が元に戻ったわけじゃないのよね。
すると、復元してもパーツが足りない壷のイメージ。
ハナコさんは元々壷は割れていたと主張し、瑠布子に壷を返しに行かせる。
んで、代わりに幽霊の絵の掛け軸をせしめて、ミスターデミル(ケント・ギルバート)にプレゼント。
これをすっかり気に入ってもらえて、一件落着。

最後に坂口常務(風間杜夫)が、どうやら瑠布子にはハナコさんが見えているらしいと気付いたようだったね。
坂口常務はハナコさんを気に入ってた様子だし、これで瑠布子は坂口常務の側で働くようにでもなるのかしら?

第7回
「北浦華子 助ける!」
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳司

今回はハナコさん(ともさかりえ)が、どうやって亡くなったかかが明らかになった。
ある大きなプロジェクトの準備をしてて、深夜まで残業した後、会社の前からタクシーに乗り、帰宅する途中でそのタクシーが事故に遭い・・・。
ハナコさんがプロジェクトの資料を持ってたんだけど、タクシーが大破したため資料もなくなってしまい、プロジェクト自体もお蔵入り。
そんなハナコさんが目をつけた瑠布子(吹石一恵)は、ハナコさんの後継者として選ばれたんじゃないかと坂口常務(風間杜夫)。

ハナコさんは本当に後継者として、代々失敗ばかりする新人をピックアップしてとりついているのかしら?
「ハナコさんを必要とした時に突然見えるようになって、必要としなくなったら見えなくなる。それがハナコさんを卒業するってこと。」とゆり(田村たがめ)たち先輩は言ってたけど・・・。

そんな中、ハナコさんのロッカーが生目田(徳井優)の差し金で処分されそうになる。
危うし、ハナコさん!

きっとハナコさんはお蔵入りになったプロジェクトを、何とかもう一度復活させて成功させたいんじゃなかろうか?
瑠布子とハナコさん、いいコンビになって成功できるといいな♪

第8回
「北浦華子 助ける!」
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳司

ハナコさん(ともさかりえ)のロッカーが処分されそうになって、瑠布子(吹石一恵)は会議を放り出してまで運びされるロッカーを追いかける。
いつも思うけど、こういうシーンって大渋滞でもないのに、車トロイんだよね〜。(ーー;)
追いつけそうもないと思った瑠布子が、自分の靴を脱いでトラックの荷台に放り投げるんだけど、それがうまく乗っかって運転手がブレーキ!
んで、追いついた瑠布子が荷台に上がって、ハナコさんのロッカーの中を確かめるんだけど・・・。

ねえねえ、この間車から降りてきた運転手たちが、一言も瑠布子に声をかけないのが、とーーーっても不自然じゃなくて?
自分たちのトラックに勝手に靴を投げつけて停車させ、これまた勝手に荷台に上がってる女に、ただの一言も発しないのはどうして?
何だか凄く気になっちゃったよ。

ハナコさんはちゃんと瑠布子のロッカーに引越ししてたのね♪
それはいいけど、そのロッカーにお参りしに来た平山綾ちゃんは何者なのかしら?
そして予告で松重豊さん登場!
o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪、好きなのよ〜松重さん!
これは楽しみになって来たわん♪

第3週
(第9〜12回)
「北浦華子 意地になる!」
脚本:戸田山雅司
演出:渡邉良雄

こういう松重豊さんを見ると新鮮!
いつも怖い人、怖く見える人、何かワケありな人って感じだけど、みそら(平山綾)を好きな社史編纂室の椎名室長(松重豊)の役は、どっちかというと情けない男の人で松重さんの役では珍しいかも・・・。

このみそらちゃんが何気に言った「幽霊のハナコさん(ともさかりえ)なんかに恋愛の相談したって無駄ですよね?」って一言で、意地になってしまったハナコさん!
みそらが恋焦がれる営業の岡元君(岡本光太郎)との仲を取り持って、自分が恋愛の相談にだって乗れることを証明しようとする。
しかし、この岡元君・・・かっこいいし仕事できるし、絶対に何かあるなぁと思ったら、やっぱりね〜。
同郷の先輩でもある大竹専務(萩原流行)が料亭でOLによからぬ事をしてるのの、片棒担いでたんじゃないのさ!
萩原流行さんが見るからにエロおやじなのは笑えたんだけど・・・。_・)ぷっ
おまけに料亭で襖開けたら、真っ赤な布団が敷いてあるってーのも、「時代劇かよ!」って思わず突っ込んでしまったわ。(笑)
案の定、料亭で大竹専務にインタビューしようとしたみそらが襲われそうになり、ハナコさんが出て行って助けるという結末。

うーん、話はドタバタコメディらしくていいんだけど、細かいところが気になっちゃうなぁ。
例えばハナコさんが見えてる人と見えてない人での、見え方の違い。
坂口常務(風間杜夫)がコックリさんの盤を使ってハナコさんと会話するシーンだと、ハナコさんが動かすコインだけが坂口常務に見えるわけで、その雰囲気を出すためにコインが勝手に動いてるかのような映像を見せるじゃない?
あれを見せるんだったら、みそらと笹鳴(鳥羽潤)がハナコさんのロッカーのある部屋にいるシーンで、ハナコさんが飲んでたコーヒーの紙コップが勝手に宙に浮いてるようなカットの挿入が欲しいんだよね。
それに笹鳴が驚いてくれないと、不自然。
ハナコさんがコーヒー飲んでるあたりをしっかり見てるのに、何も驚かない笹鳴にあたくしはびっくらこいたっちゅーの!

そして、またもやハナコさんが見える女(国分佐智子)が登場!
さてさて、来週はどんなお話でしょうか?

それにしても、今週も毎日15分リアルタイムで見ようと思ってたのに、いきなり月曜日時間変更になってて計画丸つぶれだったわよ!
突然の時間変更・・・これは連続ドラマにとっちゃかなりのダメージですわよ!

第4週
(第13〜16回)
脚本:戸田山雅司
演出:真鍋斎

仕事が出来ないOLにだけハナコさん(ともさかりえ)が見えるのかと思ったら、そうじゃなかったのよね〜。
帰国子女で仕事バリバリできちゃう理子(国分佐智子)にも、ハナコさんが見えるらしい。
ハナコさんが見えるってことは、どこかでハナコさんを必要としている事!
で、理子は何故にハナコさんが必要?(笑)

何と今回のOL理子は、恋の悩みだったのね〜。
でも、人からは仕事が出来るOLとしか見られないから、自分の気持ちを誰かに打ち明けたりできなくて、どんどん押し殺してしまってたわけよ。
それをハナコさんが助けてくれたというお話しでしたぁ。(簡単に済ませてる?)

話自体は悪くないし、ハナコさんの面白キャラもいいんだけど、やっぱ幽霊であるハナコさんが特定の人物にしか見えてないという設定が、何となくボヤけてる。
それをもうちょっと徹底して描いてもらえると、もっと面白みが増すような気がするんだけどなぁ。

次週、ついにハナコさんがやりかけていた巨大プロジェクトが判明する?

第5週
(第17回〜20回)
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳志

ついにハナコさん(ともさかりえ)の生前のプロジェクトが発見された。
どんなプロジェクトなんだろう?と興味津々だったけど、何となくハナコさんには似つかわしくなく(笑)エコロジーっぽい内容だったね〜。
それでそのプロジェクトを坂口常務(風間杜夫)が役員会にかけ、実行に向けて働きかけるんだけど、プロジェクト開発室のTOPがあろうことか生田目(徳井優)じゃん!
生田目の思惑は、どんな形にせよハナコさんがやり遂げることができなかったプロジェクトを動かす事で、ハナコさんの無念さがなくなり、幽霊として存在することがなくなるというもの。
つまり、どうしてもハナコさんを消したいのよね〜。
それって何故?
そこまでしてハナコさんを消したい理由がよくわからないわ。

それにしても、このドラマってハナコさんがともさかりえのあのキャラだからいいんだろうなぁ。
インパクトのないアイドル系女優だったりしたら、きっともう見てないわ。

最終週
(第21回〜24回)
脚本:戸田山雅司
演出:柴田岳志

なんと、見逃してしまいましたm(_ _)m

というわけで、レビュー板にこすこすさんが書いて下さったレビューを、ご本人に了承して頂き、ここに転載させてもらいます。
こすこすさん、転載許可して頂きありがとうございますm(_ _)m

+++21話+++
プロジェクトを完成させたらハナコさんが成仏してしまうかもしれないということで、プロジェクトメンバー(女性陣)はあの手この手で完成をさせまいと奔走します。こんな状況に『つばさ商事』唯一の常識人(笑)・緒園チーフ曰く「どうなってるんだこの部署はーっ!!」(笑) ・・・結局、1週間たっても何も進みません(笑) 緒園チーフ曰く「どうなってるんだこの部署はーっ!!」(苦笑) 「やってくれるわね・・・」と業を煮やしたハナコさん、ここで必殺『ハナコさんの残業』発動(苦笑)1人で完璧な企画書を仕上げてしまいました。緒園チーフ曰く「どうなってるんだこの部署はーっ!!」(笑)

+++22話+++
なまぴー(!?)の部屋に乗り込んだハナコさん、実は秘書さんもハナコさんの姿が見えていたらしい(笑) なまぴーの机を探ってみると、何となまぴーとハナコさんの2ショット写真が!(笑) なまぴーの前に姿を現して「これ(写真)はどういうこと?」と、なまぴーに詰め寄るハナコさん。なまぴー平身低頭(笑) ここでハナコさんが本心を吐露します。すなわち「私は思い出にならなくてはいけないのです」 これを聞いてしまった瑠布子は・・・・?

+++23話+++
なまぴーがハナコさん毛嫌いしていた理由は・・・・ふられた腹いせでしたー!(大爆笑) 
「あれって告白だったの!?」と驚くハナコさん。その件に関しては圧倒的にハナコさんが正しい(笑) 
「このあと、つきあってくれないか・・・?」そんなもん告白じゃないでしょうが(爆笑) 大空建設の社長に強引にプレゼンの約束を取り付けた笹鳴、プレゼンをさせてはならじと女子トイレに拉致されてしまいます(笑) 犯人は言うまでもありませんが(爆) 社長は相当な影響力を持っているので、会長を怒らせること・・・すなわちプロジェクトの失敗を意味するからでした。長時間待たされたり、最終兵器・みそらっちの襲撃を受けたりで、目論みどおり会長は怒って帰ろうとしてしまいます。そこへ立ちはだかった瑠布子は仕事への思い、ハナコさんへの思いを会長にぶちまけました。それを見ていた理子たちもプロジェクトに真面目にとりかかります。

+++24話+++
大空建設の社長からプロジェクトへの全面協力の電話を受けて驚く緒園チーフ。気がつけば女性陣が熱心に仕事をしています。
曰く「どうなってるんだこの部署はーっ!!」(笑) 
ちょうどその頃、ハナコさんは坂口常務の前に現れて、お別れの挨拶をしています。
「一番寂しいのは君のはずだ」といわれたハナコさん、ちょっと複雑そうな顔をします。プロジェクトはとんとん拍子に進み、プレス発表を迎えました。
すっかり『いい人』になってしまったなまぴー(笑)全然変わってない坂口常務(笑) プロジェクトの女性陣はハナコさんのロッカーの前で打ち上げパーティーをしています。例によって大失敗をやらかしたみそらっち、みんなに吊るし上げを食らっているところに、「もー!うるさくて眠れないじゃないのよー!」とハナコさん乱入(笑) 
結局、ハナコさんの存在は消えなかったわけですねー。
 みんなのその後・・・・理子:マーケティング部に戻って、緒園チーフとの仲は順調に進んでいる模様。 くるみ&ゆり:頼みもしないのにハナコさんの通訳を買ってでて、昼休みの度に坂口常務の部屋に入り浸っているとか みそらっち:社史編纂室でキャリアアップに努めている・・・・・・・らしい(笑) 生田目取締役:まぁ、どうでもいい(コケるなまぴー) 瑠布子:営業部に転属願いを出して、毎日外回り ハナコさん:いつもどおり  

 

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