愛なんていらねえよ、夏

プロデュース:植田博樹

主題歌:池田 綾子 ♪LIFE

第1回
脚本:龍居由佳里
演出:堤幸彦

冒頭の葬式シーンからして堤監督の映像だったね〜。
お経の経典の一文字から、ずーーーっと引いていって全景を見せるあたり、ほほぉ〜って感じ。
渡部さんの小汚いホストぶりもなかなかなんだけど、やっぱこの人も台詞ははっきりしないんだよね〜(ーー;)
まぁ、ある意味「雰囲気美人」の要素を持った俳優だから、存在感だけで勝負なのかもしれないけど、もうちっとどうにかなんない?

ホストクラブを経営するレイジ(渡部篤郎)は、金づるだった貴代美(青田典子)の横領が発覚し、自分まで逮捕される。
半年後出所すると、そこにはなんと7億3000万の借金。
しかし、借金回収人のウエダ(森本レオ)って怖いよなぁ。
にんまり笑いながら、「はい!これがあなたの負債ね!総額7億3000万」って見せられてもなぁ。(苦笑)
しかも、堤監督らしく小技が効いてて、借金の内訳書いた紙の一番上に「今井夏木」ってどうよ?(笑)
筆頭に名前があがるほど、金貸したんかい!(爆)

そんなレイジのもとに現れたのが、弁護士の真壁(半海一晃)で、レイジの食事の世話などをしていた礼慈(荒川良々)とレイジを勘違いしたまま、話を進める。
どうやら礼慈には目の不自由な妹・亜子(広末涼子)がいて、その妹には多額の遺産があるらしい。
礼慈が人知れず死んでしまった事を利用し、レイジは亜子の兄・礼慈に成りすまし、遺産を奪う計画を思いつく。

礼慈とレイジ・・・風貌が天と地ほど違うんだけど、亜子は盲目だし、咲子(坂口良子)は礼慈が家を出た後に入った家政婦だから、今となっては誰も礼慈がどんな顔だったかなんてわからないのねん。
そこらへんは、絶妙に都合のいいストーリーだけど、これはなかなか面白そうよ。
しかし、青田典子・・・妙な位置にシワが増えてるわね〜。
「あなたの整形、大丈夫ですか?」と、妙な心配をしてしまったんだけど・・・。
脇のポジションだけど、レイジにぴったりくっついてる奈留(藤原竜也)と咲子に目が行くのよ。
きっと、彼らは何か裏切ってくれるに違いない!
むふふ〜ん、まずまずの初回!次からの展開が楽しみでございます。

第2回
脚本:龍居由佳里
演出:堤幸彦

なんちゅーか、展開はほとんどないわけね。( ;^^)ヘ..
あまりに渡部さんの台詞が聞き取れなくて、何だか1時間疲れちゃったよ。
んで、坊主頭の渡部さんって見ようによっては鶴見慎吾に見えない?(笑)
真っ黒のシャツに真っ黒のパンツ、それで丸坊主だと異常に狭い肩幅が強調されて、妙に怖いのよ〜。
それで波打ち際に仁王立ちされてごらんなさいよ!目つきだって鋭いし・・・。
めちゃめちゃ「ケイゾク映画 Beautiful Dreamer」の雰囲気じゃん!(爆)

レイジ(渡部篤郎)は借金を返済するために、亜子(広末涼子)に近づいたんだけど、亜子は心を閉ざした女の子で思った通りにならないのよね。
それでレイジが奈留(藤原竜也)に「どこかいい場所探しといて!」って言うんだけど、その「いい場所」って殺すのにいい場所なんだもん。こっわ〜。
そんなレイジ以上に不気味で怖いのが、借金回収人のウエダ(森本レオ)でしょ。
ぴたっとレイジに張り付いてるし、レイジが亜子を殺そうがお金さえ返してもらえれば構わないってスタンスが怖い。

ってゆーか、マジ2話に関しては語ることないなぁ。
最後の「お兄ちゃん、私を殺して」って台詞でやっと動きが見え出したか?って感じだしね・・・。
次週に期待するけど、渡部さん!もうちょっと台詞何とかなりませんか?
頼むよ〜。(懇願)

第3回
脚本:龍居由佳里
演出:今井夏木

渡部さーーーーーーん、何喋ってんだかわかんねえよ、夏!(苦笑)
なんちゅーか、一生懸命聞き取ろうとしてると、自然と眉間にシワが寄るんだよね。
疲れんだよ、夏!
ってゆーか、何?
このドラマって、「渡部篤郎の台詞を正しく聞き取ろう」って試みなわけ?
たまんねーーーよ、夏!
若手の藤原竜也君なんかが、きちんと台詞話せるもんだから、余計に目立つし気になるわけさ!
台詞さえ満足に喋れない・・・あんたなんかいらねえよ、夏!

淡々とした中に、ふと覗かせる狂気みたいなもんはウマイんだけどね〜。
夏祭りのシーンで、わざと亜子(広末涼子)を一人にして、ちょっと離れたところから観察し、「楽しかった事の後の悲しみは、悲しみの連続より辛い。もっと悲しくなったら、死んでくれるかな・・・」なんて、さらりと言いのけるあたりはゾクゾクしたんだけどね。
それに対して、亜子が徐々にレイジ(渡部篤郎)を兄として慕い、心を許し始めてるのが見てて辛いよなぁ。
「お兄ちゃん、楽しかった」って、たった1個だけすくったスーパーボール見せられると、切なくなるわよ。

亜子の頭痛は、何か大変な病気が隠されてるみたいだね。
予告では「あと半年もつかどうか・・・」みたいな話しが出てたし・・・。
でも2ヶ月で7億3000万返さなきゃならないレイジにとっては、半年も悠長に待ってられないんだよね。

ストーリーとしては今後の展開に期待したいところだけど、毎回あの聞き取り辛い台詞に付き合わなきゃならないのは、ちょっとネックだ。

第4回
脚本:龍居由佳里
演出:松原浩

あぁ、今までで一番良かった。
このまま盛り上がってほしいなぁ。
渡部さんの台詞も、気のせいか若干聞き取りやすくなったし・・・。

絶対に一人で出かける事のなかった亜子(広末涼子)が、誰にも言わず一人で駅へ向かい、人に助けられながら切符を買い電車に乗り、行き着いた先は楓(松尾玲央)と買い物の時に訪れていたジュエリーショップ。
亜子は告白された五十嵐(鈴木一真)へのプレゼントではなく、兄の誕生日だからとレイジ(渡部篤郎)へ指輪を買いに来たのよね。
たった一人で・・・今まで絶対にしなかった冒険をして・・・。
亜子が出かけた原因が、自分のためだとわかった時のレイジの表情・・・いやぁ、複雑な感情をうまく出してたよね、渡部さん。

そして指輪を買って店を出たところで、突然の頭痛で倒れこむ亜子。
この時の「お兄ちゃん、助けて」って言葉を聞いたレイジが、奈留(藤原竜也)の制止を振り切って駆け寄ろうとすると、現れるのよ〜〜〜ウエダ(森本レオ)が〜。(笑)
ほんとにぴったりレイジに張り付いてるのね。
なかなか効果的な登場だったわ。

病院に運ばれた亜子、診断結果は脳腫瘍で余命半年。
ところが半年も亜子の死を待てないレイジ。
さぁて、これからどうなるのかな?

それにしても咲子(坂口良子)は気になるね〜。
亜子の部屋にいるレイジを見て見ぬふりしたり、買い物のために遠出した亜子をわざと楓に頼んで一人にし、そこに五十嵐が登場するように仕向けたのだって咲子でしょ?
そしてレイジと行ったお祭りでたったひとつ取った亜子の大切なスーパーボールを、二階の亜子の部屋から下の花壇に投げ捨ててるし・・・。
咲子の狙いって何なんだろう?

う〜ん、来週が楽しみ♪

第5回
脚本:龍居由佳里
演出:松原浩

レイジ(渡部篤郎)の思った通りには運ばなくなってきたね。
本物の礼慈の幼い頃を知る・ナイルのマスター永岡(野沢“毛ガニ”秀行)。
亜子(広末涼子)の兄に成りすましているだけなのに、「そういえば面影あるね〜」なんてまじまじと顔を覗き込まれたら・・・こっちまでヒヤヒヤするよ。
何を言われても「そんなことありましたっけ?(苦笑)」で逃げるしかできないレイジ。
その上、楓(松尾玲央)がまたしてもレイジとウエダ(森本レオ)たちが一緒にいるのを目撃しちゃってるし・・・。
その事を咲子(坂口良子)たちに話してるし・・・。
これでかなり疑いの目で見られるね〜>レイジ

そして若手変態俳優(失礼)鈴木一真も、やっぱひとクセありそう!
(そうそう、そうでなきゃ!)
どうやら金に困ってそうな様子。
ってーことは、亜子との結婚は遺産狙いってことでしょ?
五十嵐(鈴木一真)も、何気に亜子の命狙ってたりして・・・。
それをレイジが止めるとか?

奈留(藤原竜也)は、亜子を時として本当の兄のように世話するレイジが面白くない様子。
睡眠薬100錠分に値する、即効性のあるご臨終薬(そんな呼び方でいいのか?)を手に入れたり、それをレイジに渡して「お仕事頑張って下さい」ってーのもどうよ?
奈留ったら甘いマスクのくせに、結構冷酷だったりするのね〜。

ただ、ひとつ気になる事が・・・。
亜子はレイジを本物の兄だと思ってるわけでしょ?
それにしては、「兄」であるレイジにやたらと抱きつき過ぎではないかしら?
恋人かよ!ってぐらい、がっしり抱きついてるのがちょっと妙。
自分の病気が「余命半年」だとレイジに聞いて、思わず抱きついて泣いたり、なくなって諦めてたスーパーボールが出てきて、今まで諦めようと思ってたすべての事を諦められなくなったと泣くシーンもそうだったけど、驚くほどにがっつり抱き合ってる偽兄妹。
奇妙だ・・・ナンボ亜子が目が不自由で、相手の表情なんかをうかがい知ることができないとしても、あんなり抱きついたり、レイジも抱きしめ返したりするもんだろうか?
ちょっと気になりました。m(_ _)m
しかし、「怖いよ」と泣きじゃくる亜子に、奈留からもらった薬を握り締め「お兄ちゃんが、その不安を取り除いてやるよ。」と言うレイジ。
かなり怖いです。でも、すでに亜子をどんな形にせよ大きく愛し始めてしまっている感じは伝わってきて、ちょっぴりせつない金曜の夜・・・。(笑)

第6回
脚本:龍居由佳里
演出:堤幸彦

何だか、せつない。
レイジ(渡部篤郎)が亜子(広末涼子)を思い出のホタルの川に連れて行って、いっぱいホタルが飛んでると嘘をつくんだけど、ホタルの季節は終わってるから嘘だと亜子は見破る。
「もう優しい嘘、つかないで」と亜子。
そんな時、本当に季節外れのホタルが一匹だけ飛んでるんだけど、いくらそう言っても亜子は信用しないんだよね。
レイジが川の中に入って、全身ずぶ濡れになってまで捕まえようとしてるのを見ると、何だか泣けてきちゃったよ。
いつも亜子が見えないことを利用してごまかしてきたのに、信じてもらいたい時に見えないことが邪魔をする。
何とも皮肉だよね。

でも見えなくても亜子はすべてをきちんと感じ取ってるのね。
五十嵐(鈴木一真)のプロポーズだって、命の期限を切られてる自分に今プロポーズなんておかしいとか、本物の兄・礼慈からの手紙がたまたま自分が手渡しで受け取った一通意外は届いてない事から、咲子(坂口良子)がスーパーボール同様に捨てただろうこと。
見えない分だけ、いろんなことに敏感なのかもしれない。
しかし楓(松尾玲央)は何?
亜子の具合が悪いらしい事を知ると、「そうなんだぁ。かわいそう。」って( ̄ー ̄)ニヤリッと笑ったのは何故?
楓も亜子に優しくしてるのは、目的があるってわけかい?
ううむ、まさに「渡る世間は鬼ばかり」って感じじゃの〜ぉ。

亜子をバイクの後ろに乗せたレイジを見て、何ゆえ季理子(西山繭子)があれほど驚いてたのか・・・と思ったら、死んだお姉さんの栞の死因がバイク事故だったのね。
栞の遺体に向かって、レイジが「もう二度とバイクには乗らない」と誓って、それ以来季理子でさえ乗せてもらえなかったバイクに、亜子が乗ってたのが許せなかったわけだ。
なるほど・・・バイクにはそんな意味があったのね。
そして亜子が一通だけ持ち続けてる礼慈の手紙。
きっとこれが問題になるんだろうな。

第7回
脚本:龍居由佳里
演出:今井夏木

やっぱ亜子(広末涼子)は敏感に感じ取ってたんだね〜、「私の周りは嘘だらけ」。
奈留(藤原達也)が単独でいろいろ調べ出したので、ちょっと動きが出たかな?
亜子のカルテは改ざんされてたらしいし、「死なないでいい子、死なせちゃうんだもんね〜」と言われた咲子(坂口良子)と五十嵐(鈴木一真)の企みは、すでに奈留にはバレバレ?
亜子の持ってる薬が本当に死ねる薬だと吹き込んだり、亜子にどんどん肩入れするレイジ(渡部篤郎)に痺れを切らしたのか、奈留がどんどんしゃしゃり出てきて・・・。
そこで、亜子もついにレイジに言っちゃったね、「お兄ちゃんは誰?お兄ちゃん?それともゴミ袋に捨てられていたレイジさん?」
w(゚o゚)w オオー!、やはり勘の鋭い女だ!

ってゆーか、いくら目が見えなくても、レイジと一緒に歩いている自分の周りで、「キャー♪レイジ?帰って来たの?」なんて、女どもの声が聞こえたらやっぱあれ?と思うでしょ?

本音を言えば、今回はイマイチだったけど、予告を見る限り、次週はかなり盛り上がりそうだね。
予告で顔面血だらけだった男の人が気になるんだけど、一体あれはどなたさん?

第8回
脚本:龍居由佳里
演出:今井夏木

久々に見たね〜、石田えりさん!
サバサバして、でもどこか陰のある女医役、なかなか適役かも・・・。
多少「極道の妻」系に見えちゃうんだけど、ウラの世界とも繋がりがあるような医者だし、その雰囲気に間違いはないわね。

須之内(石田えり)に亜子(広末涼子)を診てもらおうと、西新宿病院へ亜子を連れて行くレイジ(渡部篤郎)。
須之内の診断では、元主治医の今野(大高洋大)のカルテには不自然な箇所があり、カルテを改ざんされた疑いがあるという。
今野を問い詰めると、五十嵐(鈴木一真)と咲子(坂口良子)に言われてやったと白状。
急いで家に戻り、咲子たちを問いただすと、案の定言い合いに・・・。
そこへ奈留(藤原竜也)に連れて来られた亜子が、咲子やレイジの話を立ち聞き。
お金のために自分が殺されようとしているのを知り、ショックを受けた亜子は何やら弁護士の真壁(半海一晃)と密談。
遺言か?はたまた生前贈与か?と思ったら、やはり咲子とレイジに1億円の小切手、五十嵐には会社の権利書と自分が持ってた持ち株のすべてを渡している。
そのお金できれいさっぱりおさらばしようってわけだ。
みんなが自分に残された財産目当てで側にいるのがわかって、こんな事ならお金を渡して一人でいた方がマシと思ったんだろうね。
しかも、その場に楓(松尾玲央)がいるのに、一銭のお金も渡さず「楓ちゃんも今までありがとう。」で済ませたのが気持ちよかったよ。(笑)

しかしさぁ、咲子って本当は亜子の事可愛いんだろうね。
口ではナンダカンダ言ってるけど、料理作ってる最中に火傷した亜子の指を持って、流しの水で冷やすとこなんか、心の底から亜子を心配しているように見えたんだけど。

そしてついに亜子が口に出したレイジへの想い。
「一緒にはいられない。愛してるから・・・お兄ちゃんを愛してるから・・・。」って、レイジはどんな気持ちで聞いたのかしら?

真壁って一応咲子たちとグルなんだよね?
そんな弁護士にあれだけの金額の小切手を切るように頼んだりする亜子が、イマイチわからんかったけど・・・。
周囲の人間はみんな嘘つきだと思ってるわけだし、何故に真壁?と思っちゃったんだけどね(^^;ゞ
しかも真壁が亜子に言われた通りに、きちんと仕事してるのが妙におかしかったわ。
案外いい奴?>真壁弁護士

第9回
脚本:龍居由佳里
演出:堤幸彦

みんなに家を出て行ってもらい、たった一人で大きな屋敷の中で生活する亜子(広末涼子)。
あの大きなテーブルに一人で座って食事してる光景が、何とも寂しかった。
盲目だから周りの明るさも気にならないんだろうけど、薄暗い部屋で灯りもつけずに食事してるシーンなんて、それだけで泣きそうになったよ。
レイジ(渡部篤郎)は歌舞伎町のホストに戻り、借金を返すために女をうまく騙しては金を出させる。
その時に亜子から誕生日にもらった指輪をつけて、「金の入るお守り」とか言って心臓病の妹の治療費が・・・と嘘八百並べ立て、金を引き出すんだけど、レイジの中では「金の入るお守り」ではなく「亜子を忘れないためのお守り」である事は言うまでもなく・・・。
ガンガン稼いで、あと7000万あれば返済できるというとこまでこぎつけ、「俺の命なんて7000万かもね〜♪」なんて言ってたけど、同じ頃亜子も須之内(石田えり)から「オペに5000万、成功すればもう2000万」って言われてたよね?
つまりレイジの命も亜子の命も、同じ7000万で助かるってわけだ。

タクロー(森本レオ)の突然の吐血にはびっくらこいた!
何だ?「最後の仕事なんだから・・・」とレイジの背中につぶやいてたけど、大きな病気でもしてたんかい?

明日が返済日という時に、奈留(藤原竜也)から車をパクって亜子に会いに行ったレイジ。
海辺のホテルに亜子を連れて行って、お互い嘘をついて幸せなふりをするという事をやってて、だんだん「嘘」と偽った「真実」を語りだす二人・・・。
こらえきれず「人を愛するって気持ちが亜子に会って見つけられた。このまま、ずっとずっと幸せでいよう」と亜子を抱きしめるレイジ。
なかなかこっぱずかしい事を言ってるわけなんだけど、狙いだろうか?背後から撮ってる画が何ともいえない切なさをかもし出してるわけよ。
お互い「嘘」として喋ってた事だけど、そこに相手への愛情を確認できたわけで、近い未来に「死」があるかもしれない二人だけど、今だけ時が止まったかのような・・・。
そんな不思議な幸福感。

なのに、どうざんしょ?
眠ってしまったレイジが目を覚ますと、亜子が書いた「しあわせの中でしにたい」というメモが・・・。
そしてバスタブの中で手首を切っている亜子。
同じ死ぬのなら「しあわせの中で・・・」なのかなぁ?
生まれてきてずっと「しあわせ」なんて思ったことがない亜子だから、「しあわせ」を感じた瞬間で時をとめたかったのかもしれないね。

俄然、後半盛り上げてきたね〜。
予告なんて見るだけでo(^ー^)oワクワクするよ。(←表現違うか?(^^;ゞ)
それにしても野波麻帆ちゃんの京都弁・・・あれだけはダメダメ〜。
別に京都弁喋れる子はおらんかったんか?
それか、普通に標準語で喋らせておけばよかったものを・・・。

最終回
脚本:龍居由佳里
演出:堤幸彦

いやぁ泣いてしもーた・・・。(予定外)
このドラマの前半はあんまりハマれなかったんだけど、後半徐々に盛り上がってきて最終回も何気に楽しみではあったんだけど、苦手な渡部篤郎で泣くなんて・・・。

借金返済の最後の手段として、裏カジノへ勝負をしに行ったレイジ(渡部篤郎)。
ところがその対戦相手が奈留(藤原竜也)なのよ。「俺はレイジさんになるんだよ」って、にこりともしないで・・・。
500万賭けて1発勝負してる最中に、季理子(西山繭子)が亜子(広末涼子)の急変を知らせに来て、飛び出すレイジ。
うん、まぁどっちにしてもレイジの勝ちだったんだけど、病院に行く途中でチンピラにぶつかってボコボコにされるし、病院の玄関で待ってるタクロー(森本レオ)にとっつかまってそのまま内臓取り出しに連れて行かれそうになったり・・・。
でも、タクローに「最後に亜子に会わせてくれ!」って懇願してるレイジは、ぜんぜん情けなく映ることもなく、むしろ真っ直ぐな愛が感じられて良かったじゃん!
それ以上に良かったのが、「歌舞伎町のレイジが本気で言う愛って言葉」を1億で買うと言い切ったタクローだよ!
粋だね〜!これには参った!「どうせその1億が俺らの取り分だから」って、いくら全身にガンが転移して死ぬ間際の人にしても潔い!

せっかくタクローが見逃してくれたと思ったら、今度は奈留がレイジを刺しちゃうんだもんなぁ・・・。
もー、堤監督ったらどうしても渡部さんを血みどろにさせたかったのかしらね〜。(笑)
ケイゾクでもそうだったけど、絶対死んだと思わせといて、なぜか生きてる不死身な渡部さん!
今回も白いスーツがあれだけ真っ赤に染まるほど出血してたにも関わらず、海外へ飛び立とうとしてるし・・・>レイジ
亜子の目が治って、一番にレイジの姿を探し「何でいないの?」と泣き崩れるシーンでは、まさかレイジが生きてるとも思わず、亜子と一緒に泣いてしまったよ。(・・,)グスン
んで、刺した犯人の奈留と何事もなかったかのように、海外、しかも空港で行き先選んでるぐらいの優雅さ!
わっかんね〜な〜!ホストって刺したり刺されたりも日常の出来事なわけ?(んなワケないでしょ?)
そこに亜子が駆けつけ、目をつぶって五感を研ぎ澄ませて、レイジのもとにたどり着いたのには、また目頭熱くなり・・・「君なんて知らないって嘘ついてもダメだよ」と亜子が言い、ずっと黙ってたレイジが「嘘をつく声でその嘘がバレる」と言葉を発し、二人が抱き合った瞬間・・・あたくしの目から涙が・・・。(ToT)ウルウル
亜子にとってレイジは光を取り戻すための、そしてレイジにとって亜子は愛を取り戻すための大切な存在だったわけだ。
血みどろだったわりに、最後は海で美しくまとまり(笑)、ちょっぴりうまく丸め込まれたような感じも否めないが、それなりに納得のいく最終回。

最後の最後で堤作品らしくしたかったのか、意味不明なじじばばが多数登場したのは笑ってしまったんだけどね。(喫茶店「ナイル」でカレーをおかわりするおばちゃん集団とか、空港でゾロゾロ歩くじじばばの観光客とか・・・)
不満な点はひとつだけ!鈴木一真君の扱いについて・・・。
彼はもっと変態チックにやらせてあげれば光ったのに・・・ちょっと残念!(ただ私がそんな鈴木一真を見たかっただけ・・・という噂もアリ)
まぁ、このドラマは好き嫌い分かれるだろうけど、それでも今クールでは健闘した方だよなぁ。

 

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