春ランマン

プロデュース：安藤和久・松井洋子
脚本：樫田正剛
演出：中島悟（第1･2･5･7･8･9･11・最終回）・飯島真一（第3･4･6･10回）

第１回

 これまた、なかなか面白かった。
ともさかりえは「君が教えてくれたこと」以外、いいと思ったことはない。
でも、今回のともさかりえはちょっと例外。
わりと好きかもしれないわ♪

でもね、最初にいっておきますが、私は押尾学が大っ嫌い！
これは藤木直人に匹敵するぐらい嫌いなの！
まだ藤木はネタとして扱えるんだけど、押尾は扱うのも嫌なぐらい嫌いなのよ！
そこが困ったポイントなんだけど、それを差っ引いても楽しめそうなドラマだった。

部屋に泥棒が入った事から引っ越しを決意したあかね（ともさかりえ）。
気に入った部屋があったんだけど、家賃が高額！そこで思いついたのがルームシェアリング！
女性限定でネットでシェアリングの相手を募集したんだけど、最終的に決まったのは旅行会社で働く宗太（押尾学）。
こうやって見知らぬ男女の同居生活が始まるわけね。

しかし同居初日から宗太は女連れ込んでHしちゃったり、遠慮のかけらもないわけよ！
私だってこんな男が同居人だったら嫌だわ。
連れ込みHだけじゃなく、その後も宗太の友人達が部屋に入り浸るし、王将の置物に木彫りのクマの置物とか、ペナント、ちょうちん・・・そんなもん飾られた日にゃキレるね(^^ゞ
あとで同居の条件19か条とか決めたって、宗太が素直に聞き入れるわけもないし・・・。
まぁ、こうやって同居してるうちにあかねと宗太に恋が芽生えるんだろうなぁ。

何気にあかねが勤める店の店長役で出てる山咲トオルちゃんがらぶり～♪
そして常連の皆さまはお察しでしょうが、管理人がこのドラマで一番楽しみにしてるのは、何と言っても「北村一輝」です！（断言）
あの濃い顔で今回はまた嫌味なぐらいカッコつけな男の役じゃありませんか？
いいわ～、グレイ・ウォン！←まだ言ってる・・・
二股かけてようと、ウィンクが気持ち悪かろうと、この際気にしないわ！
あたくしのレビューのために、どうぞご活躍下さいませ。m(_ _)m
北村一輝あっての「春ランマン」でございます。

第2回

 冒頭の押尾君、喋りが妙に宮迫ちっくで気になっちゃったわ。
共演しててうつった？（笑）

今回のツボは何と言ってもインテリアショップの店長・山咲トオルちゃんよ♪
便座のカバーの上げ下げでもめてるあかね（ともさかりえ）と宗太（押尾学）の話を聞いて、「え？おしっこ座ってやるわよ♪」って・・・（爆）
やりそうよね～、トオルちゃんだったら座って・・・（￣m￣）ぷ
ってゆーか、立ってやってるのが似合わないぐらいだわ。

倫子（辺見えみり）の気持ち、なんとなーーーくわかるのよね～。
5年も丈二（北村一輝）と付き合ってて、相手が遊んでるのも知ってて、それでも「売れてほしいんだ」とか話してる倫子ってかわいいじゃん！
それに比べると倫子がいながら、しのぶ（今井恵理）と浮気してて、しかもそのしのぶと付き合ってたのが「毎回チケット100枚買ってくれるんだよね～」ってーのがo(￣ー￣)○☆ﾊﾟﾝﾁ!だよなぁ。
丈二が貫介（宮迫博之）から3千円ほどで何かを手に入れてたと思ったら、あれは宗太の部屋の鍵だったんじゃん！
確かにホテル代より安いかも・・・だけど、人の部屋でHすんな！ってーの。
しのぶ曰く「人の部屋だと燃える」らしいですが(^｡^;)
そんな事になってるとは知らず、あかねや宗太が帰って来て、ついでに倫子まで現れてさすがの丈二も大慌て！
・・・で、とんずらする丈二と大声をあげるしのぶ。
このしのぶを黙らせようとしてキスで口をふさぐ宗太。
ヾ(･･;)ｫｨｫｨ、抵抗は最初だけかよ！＞しのぶ
んで、「ちょっといじられた」（宗太談）らしいですわ。(^^;ゞ
でもさ～、「ちょっといじられた」後に潜り込んでたシーツから顔を出して、「あんたってかわいい♪」ってしのぶが言うんだけど、それってモノがお粗末って意味？（笑）
宗太は喜んでる風だったけど、シチュエーション的に喜んじゃいけないような気がしたのは私だけ？（考え過ぎでしょうか？）

恒例の親睦会で妙に熱くなる宗太があったり・・・と、ストーリーは進んだんだけど、個人的には宗太の熱くなりっぷりが唐突で（その前に倫子が「5年後の姿に恋してる」とか言ってた事を聞いて、適当な丈二にキレた経緯はわかるが）そこの場面はハマれませんでしたわ。
倫子がベランダであかねに「何だか宗太っていいよね～。うん、何かいい！」と呟いて、だんだん宗太が気になりつつあるあかねはちょっときゅるるん♪みたいだったけど・・・。

何気にいいのが西岡営業部長（佐戸井けん太）。
「お便所事件」ってーのも笑うけど、「結論から言う！三嶋！便所のカバーは下げろ！理由・・・女には勝てない！」って真顔で言うんだもんなぁ（笑）
因みに我が家も便座が上がったままだと、私はキレます！（女には勝てない！）

第3回

 お金に困っているあかね（ともさかりえ）。
「そっか？社員になったって事は、給料前借りできる身分になったって事？」って、それは断じて違うぞーーーー！（笑）
お金に困ってるところで、キャバクラのスカウトから声をかけられ、「タクシー代出しますよ」の一言で、キャバクラへ行ってしまうあかね。
うまいこと言われて、キャバクラでバイトする事になってしまったけど、そこに客として現れたのが成井（東根作寿英）なんだけど、見た瞬間に「もうすぐ結婚のはずなのに、こいつ何やってんだ？」と真剣に思ってしまったよ。
あたくしとした事が・・・それは「ウェディングプランナー」のお話でしたわね。('-'*)ﾎﾎﾎ

成井に膝を撫で回されて、接客は無理だと思ったあかねは自分から皿洗いを申し出る。
・・・と、なんとそこで働いてたのが貫介（宮迫博之）。
たまき（池田真紀）とのデート代を稼ぐために、皿洗いのバイトもしているらしい。
（ねえ、奥さんのためじゃないの？）

しかしあかねの青森時代の同級生・山田君（伊崎充則）って結婚して子供が二人もいたの？
ぎょへーーーよね？（笑）
あかねは東京で久しぶりに会った同級生に、すっかりハマりそう。
「不倫」だと猛反対する倫子（辺見えみり）。そして恒例の親睦会で、またもや大論争が・・・。
デートは割り勘か？否か？
山田君には家族があるから、協力したいと言うあかねが、デート代を出すと言い出したのが発端なんだけど、段々話があらぬ方向へ・・・。
宗太（押尾学）があかねは認めるが、たまきは甘えすぎだと批難した事で、貫介がキレちゃって「たまちゃんは俺のエネルギーの源やねん！」と言い放ったけど・・・。
（ねえねえ、だから奥さんが源じゃないわけ？）
この親睦会で意見闘わせるのがお決まりのパターンなんだね。

成井は貫介が以前働いてた会社だったのよ。
そしてとーーーっても嫌味な男で、過去の同僚・貫介がセコイ旅行代理店で働いてるのを馬鹿にして、さんざん嫌味を言うのよね。
自分の方がお客さんで優位だと思って、調子に乗っちゃって・・・。(｀ﾍ´) ﾌﾝﾀﾞ!!!

結局、あかねの同級生・山田君はあかねを利用したらしい。
「金貸して！」って言われたらしいし・・・。
普通、そこで「金目当てかよ！」って思うんだけど、あかねったらマジでお金を貸してしまったらしいよ。(;´д｀)ﾄﾎﾎ
いくらシェアリングと言っても、あんな広い部屋の家賃払って生活して行くのは難しいだろうなぁ。
そんな状況で、人に金貸してる場合じゃないってーの！

個人的には「ぶっちゃけ！たまちゃん」の言う事、結構納得しちゃうんだよね。
「女の子はえらいんだぞ！数ある男の中から選んでるからえらいんだ！だからデート代ぐらい出せっつーの！」なんて最高！
でも一方では宗太が言う、「サラリーマンの平均的月収知ってるか？」みたいなのもわかるんだよね。
だからと言って、「割り勘」って何だか響きが悪いし・・・。（響きの問題かよ！）
先週は「お便所戦争」、今週は「割り勘問題」。
なかなか結論が出せそうにない問題ばっかだなぁ・・・。

第4回

 むむ？どうした？
何だか微妙に中途半端な気がしたんですが・・・。

丈二（北村一輝）の劇団の舞台が成功しなければ、解散の危機に・・・。
丈二は一人で200枚のチケットを売りさばかなくてはならなくなり、手当たり次第知り合いにチケットを売ってもらえるように頼み込む。
倫子（辺見えみり）は自分が丈二を支えなくては・・・という気持ちから、必死でチケットを売り歩くが丈二が誰にでも頼んでいることなど知らないわけよね～。
これって女にはわかると思うけど、辛くない？
「私がいなきゃ・・・」って気持ちで動いてるのに、結局「誰でもよかったわけ？チケット買ってくれれば・・・？」ってね。

しかし、相変わらずあかね（ともさかりえ）と宗太（押尾学）が住んでる部屋で、いつもみんなが集まり最後には妙に真面目な討論会になってしまうのねん♪
この展開に少々飽きてきたわ（￣ー￣；
お約束はお約束でいいんだけど、みんなマジで熱く語ってるわりには、毎回イマイチこちらの胸を打つものがないというか、「あぁ、そうなんだよなぁ」って気にならない。
これは致命的でしょ？
あのシーンで、やっぱ視聴者をぐいっと引きつけなきゃね～。

今回は何と言っても丈二の舞台！
濃い顔に濃いメイク！（爆）そしてわけのわからん内容に帰ってしまう観客、寝てしまう友人達。
丈二にメロってるくるみ（西尾まり）はじっと見てるし、なぜか宗太からチケットを買わされた外人たちは大泣き。（笑）
あの出来では丈二の劇団も解散か？（苦笑）

鼻につくのがオッシーの英語。
わかったよ！君が英語を話せる事は・・・だから無理矢理英語を話すようなシチュエーション作るのは止めて下さい＞制作者さま
「整形美人。」でやたらといろんな洋服に着替える米倉涼子しかりだが、無理矢理詰め込むとそういうあざとさが露見して、結構げんなりするものっす！

第5回

 まぁ金持ちは金持ち同士ってところでしょうか・・・。
自分が担当するツアーに参加した社長令嬢のみどり（牛尾田恭代）といい雰囲気の宗太（押尾学）と、勤務先のショップにやってきた金持ちの鈴本（田中実）といい雰囲気のあかね（ともさかりえ）。
それぞれのカップルが食事に現れたレストランが一緒っていうのもどうよ？なんだけど、そこがまた偶然にも満席ってどうよ？
お金持ちの皆さまが好んでいらっしゃるようなレストランだと、合い席なんて普通しないんじゃない？下町の大衆食堂じゃないんだからさ・・・。
これが合い席で一緒のテーブルになっちゃうわけよ。
んで、話してるうちに結局金持ちは金持ちとくっつくという、お決まりのコースへ・・・。

そのレストランで鈴本さんが言い出した心理テスト。
皆さんの結果はどうだったかしら？（笑）
因みに私はあかねと同じ「お風呂」を選んだわ。
だって、あふれちゃったらもったいないじゃん！
私ったら「お金」が一番優先するのかしら？（苦笑）
んで、電話が仕事で、トイレが欲求ってのはわかったんだけど、残る「赤ちゃん」と「部屋の呼び鈴（だったっけ？）」は何なのさ？
これって結構気になるから、全部教えてくれよーーー！

主婦の立場から見れば、ベランダで家庭菜園してるあかねも切干大根に挑戦するあかねも「偉い！」の一言ですが、それってやっぱ独身からすれば「セコイ」と映るのかしらね～。

ドラマとしてはとりたててどうという事はなく、毎回この調子だとちょっと退屈かもなぁ・・・って気もしてきましたわ(^^ゞ
今回一番興味があったのは宗太のマメ知識。
西郷さんの銅像はこれからウサギ狩りをしに行く所だという話だったわ。（笑）
それにしても「みなさん、右手をご覧下さい。一番高いのが僕の中指です。」ってーのはいまだに添乗員が使ってるのでしょうか？
懐かしい遠足のバスの中を思い出してしまいました。(^｡^;)

気になったのはたまちゃん（池田真紀）。
最初のトランプシーンで貫介（宮迫博之）とケンカして「バカ・バカ・バーーーカ」とか言い放っておいて、それから次のトランプパーティーでは何食わぬ顔でまた参加してるんだよね。
いつの間に仲直りしたんだろう？とか、妙な事が気になってしまいました。

それなりに面白いんだけど、これといった特徴がないドラマでございます。

第6回

 うーーーーん？
宗太（押尾学）の同級生として京子（国分佐智子）が出てきたから、これは凄く意味のある存在なんだろうと思ったら、どうでもいい扱いで終わってしまったような・・・。

同窓会で京子に会えるのを楽しみにしてる宗太とか、実際会って京子が結婚してニューヨークへ行く前日に「会いたい」と宗太を呼び出したりとか、これって絶対何かある！と思わせといて、宗太は結局いつもの仲間のドタバタで会いに行けず、京子もそのまま旅立ってしまったわけよね。

同級生と会って、思い出を綺麗なままにしておくか、思い出として終わらせずに思ったままに行動するか・・・。
そこにポイントがあるかと思ったら、どうも「恋人がいるのにコンパに出るか否か」の方に時間取ってるし・・・。
今回はちょっとイマイチだったなぁ。

相変わらずあかね（ともさかりえ）のキャラは際立ってるけど、毎回あのリビングで繰り広げられるどうでもいい討論会みたいなノリでは、いい加減に限界が見えてきた。

今回、一番笑ったのはカラオケシーンでの丈二（北村一輝）の飛鳥のマネ。
微妙に似てて笑ってしまった。（￣m￣）ぷ

予告の雰囲気だと、来週はようやく登場人物に絡んだストーリー展開みたい。
ちょっとマンネリ化してただけに、来週に期待してみよう！と思います。

第7回

 マンネリしてた、あのリビングでの討論会がなかった分、今回は新鮮に見れた。
やっぱ毎回、いくらお約束でも同じ事ばっかじゃ飽きるしね～。

丈二（北村一輝）とケンカして、あかね（ともさかりえ）たちの部屋に転がり込んだ倫子（辺見えみり）。
そんな倫子が宗太（押尾学）と事故みたいなキスをしちゃって・・・。
倫子は気にしてない様子だけど、宗太はめちゃめちゃ気にしてるのよね。
何だかわかる。意外と女の方が気にしないかも・・・。キスぐらいなら・・・ね。
ってゆーか、「やっちまった」で片付けられるんだよなぁ。(^^;ゞ

倫子は丈二がへそくりを使ったことを怒ってたんじゃなくて、劇団を辞めた（正確には休団）事が悲しかったらしい。
倫子は5年後の丈二の隣りにいる自分を夢見てたから、その夢が消えちゃったようで寂しかったんだよね。
でもさぁ、それも倫子の勝手な夢って気もしないでもないんだけど。
私が丈二の立場だったら、やっぱ勝手に夢見られてもなぁ・・・って、うざいと思ってしまいそう。(^｡^;)

丈二が倫子を連れ戻しに来たけど、倫子はスーツを着て迎えに来た丈二が気に入らなくて結局仲直りは出来ず・・・。
一人呑んで酔っ払ってる所へ宗太が帰って来たもんだから、もうからんじゃって大変。
今度は自分から宗太にキスしちゃって、それじゃ宗太が今よりもっと気にしちゃうじゃないのさ！
それを見ていたあかねが、さーーーっと引いて行くのは可笑しかった。（笑）
ともさかちゃん、いつからこんな面白い子になったんだろう？

あかねはインテリアコーディネーターの資格を取るために、必死に勉強してる最中、本物のインテリアコーディネーター宮本（細川茂樹）からアシスタントにスカウトされる。
何だか意味ありげに出てきた細川茂樹さんだったけど、あかねとの約束は彼女が風邪を引いちゃっておじゃんだし、その後出番なし！
もう出てこないのか？なんか半端な扱いだけど・・・。

宮本と仕事の現場に立ち会えることを、チャンスだと思っていたあかねは、風邪をおしてでも行きたかったんだけど、宗太に「無理だ！」と強く言われて諦めちゃったのよね。
でもさ、今回の宗太ってちょっといいかも♪
優しさがさりげないじゃん！
あかねが酔っ払って帰ってきたら、「どうしよーもねーな！」って言いながら梅干入りのお湯？お茶？・・・何だかわかんないけど作ってくれてるし・・・。（あたしも「呑み過ぎた」の時は梅干入りの煎茶を飲みます(^^ゞポリポリ）
風邪引いて寝てると、「三嶋家特製雑炊」を作ってくれるし、野菜ジュースだって・・・。
なんてったって仕事を休んで側についててくれるってーのが、ちょっと嬉しいってあかねの気持ちよくわかるわ～。一人暮らしで病気の時って一番心細いものね。
わざと間接キスして「ごちそうさま」ってしめるあかねちゃんに、くすっと笑ってしまったのは言うまでもないです。
がおーーーーーん！ともさかかわいい♪

貫介（宮迫博之）は「あいつら絶対別れへん！」って言ってた、倫子と丈二が別れたっぽかったし、そんな貫介だってたまちゃん（池田真紀）に別れを切り出されそうになってたよね？
宗太とあかねの周りがどんどん悲しい結末に・・・？

何度も言うけど、今までとは感じが変わったのがよかった。
主要な登場人物を軸にして話が流れて行くのも、当然ながら良かったし・・・。
それにしてもあかねの「なんかあたしずっと喋ってない？大丈夫かな？あたし・・・。」って独り言には笑ってしまった。('-'*)ﾌﾌ
だって、その通りなんだもん！（爆）

第8回

 「ゴールデンボウル」のパクリ？というか、そのまんま？なシーンには笑ったけど・・・。

あかね（ともさかりえ）がショップの支店のチーフに抜擢。
宗太（押尾学）と部屋を交換して、運が向いてきたのか喜び舞い上がるあかね。
でも、そんな中でもバラバラになった仲間達の事が頭から離れない。
たまちゃん（池田真紀）は新しい藤井っちって彼氏ができてるし、丈二（北村一輝）は倫子（辺見えみり）の部屋を出て行ったし・・・。
「もうみんな来てくれないのかな？うちに・・・。」ってあかねの呟き、何だか凄くよくわかると思って見てたわ～。
確かに毎度毎度、自分の家なり部屋なりに数人の仲間がたまってるのって、最初は「うざい」と思う事もあるけど、いつの間にかそれが日常になってしまうと、今度は急に誰も来なくなった時、本当に寂しいんだよね。
それで6人で集まる計画を宗太にも協力してもらい立てたあかね。
「三瓶が来る」っていうのはどうよ？（爆）
ってゆーか、呼ばれた方もそれを信じて来るかよ！（笑）

今回はこのドラマのお約束、リビングでの討論会があったね～。
たまちゃんの「貫ちゃん（宮迫博之）と不倫しなかったら、将来のことなんて考えなかった」っていうのも、実によくわかる説明なんだけど、貫介との不倫があってたくましく自分の人生を修正した女の子と、いつまでもその女の子に固執する中年の男の悲哀みたいなもんを感じてしまって、ちょっとドライなたまちゃんが憎たらしくもあり、しつこい貫介には「しっかりせーよ！」ってな気持ちにもなり・・・ってなシーンでした。
一方、「倫子の幸せを考えると、自分が邪魔だった」と、そんな理由が部屋を出た原因だった事を暴露する丈二。
宗太が必死に「金がなくても結婚はできる」とか「倫子を幸せにしてやんなきゃ」とか説得してるけど、結局は「今の俺には無理なんだよ」と出て行く丈二。
うーーーん、宗太の熱い説得は確かに・・・なんだけど、やっぱ結婚は理想だけじゃできないからなぁ。
あたしはどっちかといえば、丈二の気持ちの方がわかるかも・・・。（現実的）
だって、やっぱ「金」がなきゃ結婚はできないと思うから・・・。(^^ゞ
倫子の気持ちを思うと、かわいそうではあるんだけどね～。

せっかくチーフに抜擢されてたあかね。
新しい支店のプランを見せたら、茂雄ママ（田島令子）に却下されてしまったよね。
「あなたはチーフを任された事が嬉しくて、本気で成功させようって気がない！甘い！」と言われて、しょんぼりなあかねちん！
でも、茂雄ママの言う事に間違いはないのよ～。
あかねはほとんど仲間の事ばかり考えてて、仕事に打ち込んでるって感じじゃなかったし・・・。
友達付き合いの片手間にできるほど、仕事って甘くないものね。
こんな精神的にしょんぼり～な時に、宗太に「俺、お前が作ってくれた部屋好きだよ！」とか言われちゃ～、まず好きになるわなぁ・・・(^｡^;)
ってゆーか、「あたし好きになってる？」とかって自問自答してたけど、宗太と出会ってからすでにじわじわ好きの気持ちは大きくなってたくせに、何を今更・・・って気もしちゃったけど。

第9回

 あかね（ともさかりえ）がね～、宗太（押尾学）を好きになってるのにね～、あかねを単なる同居人としか思ってない宗太にはなかなか告白もできないんだよね～。
結構、女慣れしてそうな宗太なのに、女心が全く読めてないのが不思議だわさ(^｡^;)

宗太が夜中にトイレに起きて、ついつい寝ぼけて以前まで自分が使ってた部屋（今はあかねの部屋）のベッドに潜り込んだ。
あかねも宗太も気付かずに、そのまま朝を迎え、先に目が覚めたあかねが宗太を見て驚くんだけど、叩き起こすかと思ったらもう一度宗太の横に幸せそうに添い寝するのよね♪
このシーン、とっても女心が描かれてて個人的には大好き♪
すぐに鳴り響いた目覚しが邪魔だったけど（笑）、何も気付いてないフリして好きな人の側で寝ていたいあかねの気持ちがかわいくて・・・。

確かにシェアリングの相手を好きになっちゃったら、複雑だよなぁ。
元々、恋人同士で一緒に住むのと、ちょいと話が違うしね。
めちゃめちゃかわいいあかねだから、宗太と結ばれてほしいなぁ・・・と思うけど、ここへ来て倫子（辺見えみり）が「私、宗太のこと好きになっちゃったかも・・・」とか言い出したし、あかねちんピーーーーーンチ！

丈二（北村一輝）がやっと真面目にやり出して、その上小さい役だけど役者としての仕事も貰ったというのに、こんな時に肝心の倫子が宗太に惹かれ出してるなんて、うまくいかないものね～。（それがドラマですm(_ _)m）

しかしたまちゃん（池田真紀）の新しい彼氏・藤井っちって単なるかき乱し役だったのかしら？
貫介（宮迫博之）に嫉妬させて、突然あかねと宗太の部屋にたまきと一緒に現れて、貫介怒らせて・・・。
「大体男と女のシェアリングで、恋愛感情抱かないわけがない」とか、わざとらしくアカネと宗太に話題をふって・・・。
んで、たまきと貫介が不倫してたと知って、「騙された」とか言って去って行く。
凄く都合よくドラマに使われたな・・・（苦笑）＞藤井っち

これでたまきと貫介の仲が復活しそうになってるけど、これって不倫だからさぁ、そう簡単に元のさやに戻られても困るのよ～(^｡^;)

第10回

 真之介（山咲トオル）にそそのかされ、倫子（辺見えみり）が宗太（押尾学）に気持ちを伝える前に、自分の気持ちを伝える意思を固めたあかね（ともさかりえ）。
丈二（北村一輝）にも「リードしなきゃ！」と励まされ、あかねが考えたのは「お弁当大作戦」（笑）。
ごはんの上に海苔で「スキ」の文字♪
きゃ～～～、かわいいわ♪
カモフラージュに貫介（宮迫博之）の分の弁当まで作って、完璧に見えた作戦だったのに、ご飯の詰めすぎが敗因だとは・・・。
そうそう！海苔で文字を作ると、どうしても弁当箱のフタの裏にくっついちゃうのよね。
しかし、「スキ」って文字が絶妙に海苔がフタにくっついて、「八」にしか見えないってーのが笑った！
弁当箱開けて、しばし悩む宗太の気持ちがよくわかるわよ。
「八」って何？（爆）
でも、普通ならここで弁当箱のフタを確認しないかな？
どこまでも鈍感なのが宗太なんだろうけど、ちょっとあかねちんがかわいそう・・・。

倫子も宗太に告白しようとしてるけど、その度に邪魔が入ってなかなかうまくいかなかったね。
それにしても倫子って結構「罠にハメる系」じゃない？
部屋の掃除してたらテレビとビデオの線がわかんなくなっちゃって・・・って、宗太を呼び出してたけど、普通の掃除でテレビやビデオの線までは抜かないってば！
女ってそういう配線関係に弱いから、一番都合よく男を家に呼びつける方法なんだよなぁ。
（姐さんも過去に数回、この方法にはお世話になりましたm(_ _)m）
何だか侮れない女だわ！
あれだけ「丈二の5年後」に拘ったにしては、その丈二と距離をおいた途端に宗太に惹かれてるし・・・。
まぁ、ナンダカンダ言っても最後には丈二なんだろうけどさ。

ラストの「八」の真相がわかるシーン、何となくきゅるるん♪じゃなかった？
どうしても「八」の意味が気になってる宗太が、サッシにガラスクリーナーの白い泡で「八」って書いて「これ、何？」って聞くと、黙ってあかねが反対側から「八」に線を足して「スキ」って文字を作って行ってしまうところ。
ひゃ～～～！ついに告白じゃん！
面白くなってきたわ～♪
予告を見る限り、来週は相当期待できそうね！むふふ・・・。

第11回

 ことごとくＷ杯の影響を受けておりますが、それはそのドラマがＷ杯に勝てる力がなかったという評価に繋がります。（強引な理由付け）
ってなわけで、手抜きレビューになりますが、すんまへんm(_ _)m

「好きになったってことは、付き合うってことで、付き合うってことはそういう関係になるって事じゃん！その前にキス？」って盛り上げておいて、「家に帰ってやろう！」という宗太（押尾学）
「Ｈから始まる恋もあるってことで・・・。」
(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ、そりゃあるだろうよ。やってみにゃ～わからんからの～ぉ。（おっさんかよ！＜自分）
んで、家に帰っていよいよこれからって時に、たまき（池田真紀）登場！
ってゆーかさ～、今からやろうと思ってるなら玄関のドアはロックしとけよ！

しかし今までシェアリングの相手、つまり同居人でしかなかったのに、急に彼氏・彼女の仲になろうとしたって、そりゃ無理ってもんだよね？
いちいち、照れるし～。
キスだって恥ずかしいのに、突然Ｈとか・・・戸惑うってーの！（#￣ー￣#）
ぎこちなくなる宗太とあかね（ともさかりえ）の気持ち、何となくわかるわ～。

それにしても貫介（宮迫博之）は転職して大阪に行こうとしてるし、丈二（北村一輝）はせっかくもらった昼ドラの役をおろされて、勉強のためにハリウッドに渡ろうとしてる。
それぞれ女を捨てて行こうとしてるけど、貫介なんてたまちゃんに「お前も嫁も重いねん！別れてくれ！」って言い方は酷いよね？
たまちゃんの事を思ってのことだろうけど、彼女を遠ざける手段がこれってズルイよ！
勝手に自分ひとりでハリウッド行きを計画する丈二に、倫子（辺見えみり）も「待つとか待たないとか、あたしが決める事なの！」って言ってたけど、男と女の考え方がこんなにも違うんだなぁって思ったよ。

そうやって周囲が落ち着かないけど、宗太とあかねはやっちゃったのねん♪
宗太を元気付けようとレバニラと餃子作ってたあかねだけど、それは「やりましょう」と言ってるようなメニューで・・・(^｡^;)
しかし臭そうなもんばっかで・・・まぁお互い同じモノ食べたんだし、いっか～？なんてな。（笑）
宗太の「おいしいし・・・あれだから一発やるか？」って台詞には笑ったよ。
これで二人は付き合い始めるのね～と思ったら、宗太の企画が認められロサンゼルスに転勤の話が持ち上がる。
やっとこれから・・・って時なのに。
貫介は大阪、丈二はハリウッド、そして宗太はロサンゼルスとそれぞれ旅立つのかしら？
それにしても貫介だけ「大阪」ってとこがショボイ？（笑）

最終回

 最後まであかね（ともさかりえ）のかわいさは爆裂していた。
あれは、かわいい♪
ってゆーか、相当面白いキャラだ！（爆）
とりあえず内容などどうでもよかった。ただ、あかねさえそこにいれば・・・。（笑）

宗太（押尾学）にロス行きの話があって、本人は「断る」と言うんだけど周りにあかねのために宗太が転勤を断るとしたら、あかねは罪だと責められ気にするあかね。
でも、そうだよね～。
周りに言われなくても、その辺は考えるんじゃないかと思うんだけど、そういうのに気付かないのがあかねなのかな？
結局、宗太はロスへ転勤する事に・・・。
丈二（北村一輝）もハリウッド行きを決めてたけど、渡米寸前にVシネマに誘われて、結局日本に残る事に。
貫介（宮迫博之）は離婚・・・。むむ、これに関してはちょっと不満だけどね～。(^｡^;)

いよいよ明日ロスへ旅立つという時に、宗太があかねに指輪を「俺の身代わり」と渡した時は、正直(ToT)ｳﾙｳﾙしちゃったよ。
そして翌朝、寝ているあかねにそっとキスして出て行く宗太にも・・・。
一応、別れのシーンなんだけど悲壮感はなく、逆に希望を感じる「旅立ち」という言葉がピッタリの雰囲気。
見送りはいらないと言われてたのを、強引に見送りに行ったあかねと宗太のすれ違いも、コミカルに描かれててこのドラマらしかった。

そして「2年後」へワープ。
なぜかインテリっぽく眼鏡をかけて現れた宗太。
あかねは倫子（辺見えみり）とシェアリングしてたんだけど、そこに常に丈二もいるもんだから追い出されて、別の住まいに移った。
「宗太とまた暮らすために、凄いお金貯めたんだよ。」と泣くあかねが、とっても愛しくてこんな面白くてかわいい女の子なら宗太も2年間忘れられなかっただろう・・・なんて、ちょっと思ったりしたわよ。
丈二はVシネの帝王になったらしい。（竹内力かよ！）
たまき（池田真紀）は丈二のマネージャー！
倫子は丈二の子供を産んでママに・・・。
そして貫介は焼き鳥屋。

全編通しての感想は、ストーリー的には多少眠気を感じるような場面もあったが、すべてはともさかのキャラでガンガン押し通したような印象。
しかも、それがじぇんじぇん嫌じゃなかったから不思議。
逆に言えば、これでともさかの面白キャラがなかったら、厳しいドラマになっていただろう。
やたら押尾に英語を話す場面を作るのがウザイ気もしたが、それがウリだから仕方ないか(¨;)
ってなわけで、始まる前の予想よりはかなり楽しませて頂きましたm(_ _)m

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