眠れぬ夜を抱いて

原作・脚本：野沢尚プロデュース：内山聖子演出：西谷弘(第1･2･4･6･7・最終回）・村上正典（第3･5･8･10回）・北川学（第9回）
第１回	正式には「野沢尚ミステリー・眠れぬ夜を抱いて」だもんなぁ。いやぁ最終回がこけるとか言っても、初回でこれだけ食いつかせるストーリー書けるのはやっぱ野沢さんだよね。それになんてったってこのドラマは「仲村トオルちゃん三昧」なのさ！たまらんね～、ともすると話そっちのけでトオルちゃんを鑑賞状態かもしれないよ。(^｡^;) 引きで全身、真正面からのアップ、切り返して左側からの横顔・・・もーーー、どこをとってもトオルちゃん♪（当たり前）目じりのしわがくっきりしてても、またそれが愛すべきしわに思えちゃうのよ。あーーー、トオルちゃん、ステキ♪ そして羨ましい事にトオルちゃんの奥さんを演じる財前さん。このお方も口元のしわがくっきり刻まれようと嫌いにはなれないのよね。（笑）トオルちゃんの奥様役で、しかも「ねえ、ココじゃ嫌！抱き上げて2階へ連れてって！」なーんておねだりしちゃっても、「ぶっ殺す！(▼▼ﾒ)」とは思わないのよ。「いいなぁ、羨ましいなぁ、あたしも言ってみたいなぁ・・・トオルちゃんに♪」って、ひたすら財前さんを羨ましくは思ったものの・・・。内容は見事なまでに私好み！ってゆーか、ちょうど私の世代はハマるように出来てるのよ。このドラマの登場人物同様、バブルの時期に就職して、結構リッチな思いもして、そのバブルの泡がはじけ飛ぶ頃には結婚とかしちゃってて、今となっては子供もいて家も手に入れ住宅ローンを抱えてる。まぁリゾート地に別荘のような家を建てたわけじゃないにしても、何となく置かれてる立場が似てたりするのよね。子供が小学校で母親としてもちょっと一息つけるようになって、それで専業主婦なりに自分の時間を見つめ直そうとしているところも一緒。これでハマれなかったら、おかしい・・・ってくらい。（笑）まずは過去にオーストラリアで起こった銀行強盗の事件で日本人の女性行員が亡くなったという前振りから・・・。犯人が仲間割れを起こして、一人は殺害されたが東洋人二人と見られる残りの犯人は逃走。この前振りだけで、その後出てくる登場人物を疑いの目で見ちゃうもんね。（笑）欧太（仲村トオル）と悠子（財前直見）は娘の美奈（大平奈津美）とともに、長野の郊外型リゾート住宅地に引っ越して来た。その住宅地の住人達が怪しい。進藤（田辺誠一）と萌（渡辺由紀）、山路（筧利夫）と君枝（秋元奈緒美）、そして欧太の会社の社員で元自衛隊の葛井（古田新太）。この面子で親睦を兼ねた川原でのバーベキュー。妻の飲酒をやけに止める進藤。うーーーん、怪しい。進藤と山路もお互い初対面ではなさそうだし、君枝と葛井もどこかで会っているような雰囲気。そしてバーベキューの席で小難しい話をする欧太に突っかかる進藤。むむん、どいつもこいつも怪しくてo(^ｰ^)oﾜｸﾜｸしちゃうよ。やたら萌の飲酒を止めてた進藤だけど、やっぱ萌の酒癖が悪かったのね。 2階のベランダから物を投げ捨て、泣き喚く萌。その姿を外で呆然と見ている進藤。越して来たばかりで、近所の夫婦のそんな姿を見てしまった欧太と悠子。翌朝、萌から進藤が死んだ女を引きずって生きていると聞かされた悠子と君枝。「夫婦って秘密を分け合う関係じゃないんじゃない？」と悠子。悠子自身も何気に怪しいな。進藤が引きずってる死んでしまった女性というのが、冒頭で出てきたオーストラリアで亡くなった女性行員なのかな？うーーーん、まだまだわからん！と思ったら、なんと進藤一家が忽然と消えてしまった。ついたままの電気、食べかけの食事、後始末がまだしてないキッチン・・・。しかしこれといって荒らされた形跡はない。駐車場の車もない。一家はどこへ？そして次回はもうひと家族消えるらしい・・・。早くも今クール、ナンバーワンの予感！但し、このドラマ突っ込みどころはない模様。（苦笑）ハマるドラマがレビュー的においしいとは限らない、いい例とも言えますな。('-'*)ﾌﾌ
第2回	やるやん！テレ朝！さっき本屋でこのドラマの原作本手に取ったけど、先に読んで先入観持ちたくないから、泣く泣く諦めてきたよ。期待してるぞーーー！進藤（田辺誠一）一家が消えて、警察が聞き込みに来る。進藤の母親にせっつかれて、家出人捜査に県警まで登場。県警の刑事が熱田（大杉蓮）なんだけど、あの風貌だし（笑）義足の足をおもむろにはずして「玄関置いてきて」とか、お前が一番怪しいよって感じ～。悠子（財前直見）にもいろいろ萌（渡辺由紀）の事を聞いてくるんだけど、先に聞き込みされた君枝（秋元奈緒美）が川原のバーベキューで進藤と欧太（仲村トオル）がもめた事まで話しちゃってるし・・・ちょっと嫌な感じじゃない？附近の住民やテレビ局のレポーターが群がる進藤家や、警察の車が止まってる中河家を車で眺めてる君枝・・・だいたい秋元奈緒美にウラがないわけがない！（爆）住民も協力して山狩りが行われる。本当にある犯罪とかでも、犯人は何食わぬ顔して捜査に協力してたりするしね～、山狩りで必死に探してるからって、いい人とは限らないよ。そして葛井（古田新太）、目つきが怪しすぎだよーーー！でもここまで怪しいのはフェイクだな・・・何かしらやってそうだけど、この失踪事件の核心に触れるような人物じゃないんだろう。今のところ、ドラマ的には視聴者が葛井を怪しむように仕向けられてる。山狩りの後の元澄住民の会合で、住民の一人から「あんた本当は誰の仕業かわかってんじゃないのか？」と突っ込まれる欧太のシーンで、突然ワンカットだけ外の焼却炉でゴミを燃やす葛井が映るし・・・。君枝が報道の仕事をやっていた頃に、まだ自衛隊員だった葛井と接点があったようだし・・・。自衛隊のレンジャー部隊の訓練中に、葛井と組んでいた隊員が死亡。現場に多量の血痕があったにも関わらず、報告されたのは事故死。そしてその後なぜか葛井は自衛隊を辞めている。その事件を自衛隊の圧力で追い切れなかった君枝。ほらほら、こうなると自然と葛井を怪しいと思っちゃうもんね。んで、欧太の会社だって競売物件を専門のように扱う仕事してるとか、競売物件だとややこしい事になることもあって、その対処役として自衛隊あがりの葛井を雇ったらしいとか・・・絶対に葛井が妙だな・・・って風に思っちゃうよ。でもでも、最初の引っ掛けが葛井・・・というのに10000点！（笑）あんなに紳士的な欧太がやばそうな競売物件でのし上がってきたのも胡散臭いし、欧太が一番あやしいという見解は崩せないんだけど・・・。トオルちゃんは「眠れる森」での実績もあるし・・・（どんな実績じゃ～）君枝が悠子に言い残した進藤一家失踪の手がかり・・・「萌さんのご主人の死んだ恋人って、もしかしたらうちの旦那も知ってる人かもしれない。」ってーことは、やっぱオーストラリアの銀行強盗事件で亡くなった女性行員が「死んだ恋人」なんだよね。ん？ちょっと待って！私は進藤と山路（筧利夫）が、その銀行強盗犯の逃走した二人だと読んでたんだけど、そうなると進藤は恋人のいる銀行に強盗に入ったって事になる？そしてあのバーベキューで進藤があれだけ欧太に突っかかった事を思うと、二人はそこまでに何か因縁持つ関係だったかも・・・。「死んだ恋人」が本当は欧太の恋人だった・・・ってーのはアリ？んがーーー、わからん！って、まだ第2話だしわからなくて当然だよなぁ。おっと、推理に走って書き忘れるところだった！今週は山路一家が消えました。進藤も山路も車が消えてるんだよね。これもきっと意味があるんだろうなぁ。
第3回	山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）には接点があった。出身地も大学も仕事も違う二人に共通する「留学」というキーワード。行き先は進藤がオーストラリアで山路はマイアミ。しかし山路は1990年の6月から12月の間、オーストラリアに滞在していた事がわかる。悟（常盤祐貴）が美奈（大平奈津美）に失踪する前に渡していたもの。山路が海外出張から戻るたびに悟に渡していた外国のコインを収集したケース。美奈は悟に「秘密だ」と言われていたから、悠子（財前直見）にも黙っていたけど、ついに自分の胸だけに留めておけなくなり、話してしまった。美奈から預かった悟のコインケース、一枚一枚確認する悠子は、その中に1990年のオーストラリアの記念コインをみつける。コインにはサンタクロースがデザインされている。ふふふ・・・野沢尚、恐るべきサンタマニア！（違う！）「眠れぬ森」でもサンタが出てきたし・・・ってことは、今回も犯人はトオルちゃんでよろしくて？（笑）いやいやさすがにそれはないだろうし、大穴狙って犯人は高知東生！（絶対ない！） 1990年のオーストラリアのコイン、進藤と山路が同じ頃にオーストラリアにいた、亡くなった進藤の恋人・・・悠子はいきなりパソコンを立ち上げ「当時の現地の新聞を調べたらわかるかも」と検索をかける。うーーーむ、これだけのキーワードで検索するには難しいのでは・・・。と思ったら、悠子粘り勝ちか、1990年にオーストラリアの銀行で銀行強盗があり、そこで日本人女性行員・大出類子（伊藤裕子）が亡くなっている事件にたどり着く。貸付係だった類子は支店長室で接客中、流れ弾に当たって死亡。うむ・・・どう繋がるんだ？類子と恋人同士だったのが進藤というのは紛れもない事実、山路が当時オーストラリアにいたのも事実。あとは同じ頃に欧太（仲村トオル）がオーストラリアにいてくれたら、出揃ったって感じなんだけど・・・。今まで進藤と山路が強盗犯だと思ってきたが、これはもしかしたら違うかも・・・。恋人がいる銀行に強盗には入らないだろう＞進藤進藤と山路がバーベキューの時に初対面ではなかった事の説明は、恋人を亡くした進藤が自分なりに犯人探しをして、山路へ行き着いた。しかし、これといった証拠がなく山路はしらばっくれた。それでも進藤は山路を怪しいと思っている。類子が接客していたのが欧太といのはどうだろう？欧太はバブルに翳りが見え始めた頃で、手広くやってた仕事がやばくなってオーストラリアの銀行で融資を受けようとしていたとか・・・。そして強盗犯だけど、ここで山路と葛井（古田新太）って説に変更してみるか・・・。取り立てて説明できるような理由はないんだけど、単なる思い付きで。(^^;ゞそう言えば、今週は葛井が出てこなかったなぁ。進藤一家と山路一家が消えて、葛井の姿も見えない。ウラでてぐすね引いてるのが欧太な気がしてならないんだけど・・・。その1990年の事件に絡んでそうな人物が、みんなで元澄に住み出したのも不自然だしね。最後に・・・今週のトオルちゃん、髪型ヘンやで～（￣ー￣；
第4回	類子（伊藤裕子）はオーストラリアに渡る前に、結婚を約束した恋人とは日本で別れていた。「たぶん一緒にはなれないと思う。」と類子は母親（高林由紀子）に話したと言う。そして類子の母親から何かの役に立てばと、オーストラリアの事件を伝えるニュース映像を渡された悠子（財前直見）。そのニュースの映像に一瞬サンタが映ってたよね。いや、当日はクリスマスイブだから、どこぞのお店の客引きのサンタが野次馬になってて映り込んでいても、全く不思議はないんだけどどうもサンタが気になる。それは・・・これが野沢作品だから！（爆）あのサンタの中に仲村トオルが入ってたんじゃなかろうか？と疑ったのは、私だけではないでしょう？（え？私だけ？）しかし悠子って欧太（仲村トオル）の仕事の手伝いしてた事もあったのね。占有屋かどうかを見極めるために、化粧品のセールスを装って物件に居座ってる人物を見定めに行くなんて・・・。しかもチャイムを押してもなかなか玄関に現れないと、欧太が「メーターは回ってるか？」とか車の中から指示を出すんだけど、それだけで夫の仕事が何となく怪しいと思わないかな？これってカタギの仕事には見えませんが・・・。(^｡^;) 類子の母親から悠子宛にファックスが入り、類子の遺品を整理していたら財布が出てきたとの事。その財布の中に飲食店のレシートばかりが入ってたのを、ご丁寧にファックスしてくれた母親。その店の名前がすべて知ってる店だった悠子。誰かと一緒に行った・・・誰かに連れて行ってもらった・・・それは欧太！なーるーほーどーーー！どうやら類子が結婚まで約束しておきながら別れた恋人というのは、欧太のことらしい。別れた後、強盗事件に巻き込まれて亡くなった恋人、その恋人と同じ髪型の悠子に同じようなスカーフをさせて、同じ色の口紅をプレゼントしてつけさせ、恋人との思い出のレストランで食事をした。それって完璧に悠子の中に類子を見てたってことじゃん！おそろしやーーーーー！どうしても野沢尚さんはトオルちゃんに危険な香りを漂わせたいらしい（笑）自分の夫の中に自分の知らない夫の顔があることに気付いた悠子。そんな悠子と同じベッドに寝ながら、黙って目をあける欧太がまた恐ろしいーーー！夜更けに中河家に近付く熱田刑事（大杉蓮）はもっと怖いーーー！そして私が気になってる葛井（古田新太）。今週も出番なし！予告には迷彩服の葛井が出てきたが、あれは自衛隊当時の回想シーンだよね？群馬のNシステムが進藤（田辺誠一）と山路（筧利夫）の車をとらえたという情報もあったようだし、二家族は群馬に向かったのか？群馬に何があるんだ？林の中で枯葉に埋もれた山路の車も映ってたけど、車だけ発見されるんだろうな。予告で映るシーンは、ほとんどが回想シーンか妄想シーンだってことが、今週でよくわかったし・・・（￣ー￣；欧太が類子の恋人だったと仮定すると、進藤と山路がやはり強盗犯の生き残りで、それを何らかの理由で突き止めた欧太が、元澄に家を構えさせ恋人を奪われた復讐を狙っていたんだろうか？進藤は類子の写真を持っていたらしいが、その意味は？そして葛井は今どこにいる？
第5回	お！久々に出たな！葛井（古田新太）！ここで葛井の過去も自らの口で語られたね。レンジャー訓練中の事も、極限状態の中でペアを組んでた相手が耐えられなくなり、ナイフを振り回して襲ってきたとか・・・そのナイフで切りつけられて、同じく極限状態におかれている葛井も相手を刺してしまったとか・・・。わかるような・・・わからんような・・・。それで葛井は正当防衛が認められて、その代わり24時間の監視がつく事になった。その頃、欧太（仲村トオル）が葛井を雇ったのね～。汚れ仕事をやらせるために・・・。そんな汚れ仕事のために雇われたとしても、監視の目がはずされる事の方が葛井にはありがたかったのかな？今回は悠子（財前直見）が、欧太に疑いの目を向けていろいろかぎまわってた。葛井の過去を聞き出したのもそうだけど、欧太の仕事仲間に過去の女性関係や仕事の事を聞いて見たり・・・。そこでわかったのが、1990年の暮れ、クリスマス頃に欧太は2週間の休みを取って、オーストラリアに行っていたという事実。仲間の証言では一人旅だったらしいけど、現地で類子（伊藤裕子）に会っていたかもしれないし・・・。これで銀行強盗事件当時、欧太もオーストラリアにいた事がはっきりした。それがどう繋がるんだかは不明だけど・・・(^｡^;) そうやっていろいろ調べている悠子を、逆に付回してる葛井も怖い。んで、何？てっきり先週の予告で「どうせ、これも妄想シーンだろ？」と思ってた、山の中で暮らす進藤（田辺誠一）一家と山路（筧利夫）一家の光景は、本物だったわけ？しかも葛井の手引きで彼らは身を隠しているらしいし・・・。その葛井が「警察も中河欧太も気付いてません。」って何なの？これは欧太を欺いているって事？それともそういうフリ？欧太に忠誠を誓っているはずの葛井が、どうして？あーーーー、全部謎じゃん！進藤が魚を獲って来た子供たちに「その魚は食べられないんだぞ。ゴルフ場開発の頃に撒いた除草剤が残ってるから・・・」とか言ってたってことは、彼らがいる場所はやっぱ悠子が調べてた通り過去に欧太の会社が開発を断念した場所？んーーー、じぇんじぇんわからなくなってきた。人里離れた場所に二家族をかくまった葛井が、子供のおもちゃや飲料水など必要なものをせっせと運んでいたし・・・あのまま彼らを太らせて、食ってしまおうって作戦か？＞葛井そんな「ヘンゼルとグレーテル」みたいなお話ではありませんm(_ _)m
第6回	1時間早かったーーー！今回やっと12年前の銀行強盗事件について語られて、やっぱ山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）が強盗犯だった事がはっきりしたよね。欧太（仲村トオル）は恋人の類子（伊藤裕子）がオーストラリアで事件に巻き込まれて亡くなったのを知り、急遽オーストラリアへ渡った。そしてそれから12年、執念で強盗犯を突き止めそれから彼の復讐が始まったってわけ？今じゃ悠子（財前直見）って奥さんも美奈（大平奈津美）って娘もいるのに、12年もの間、ずっと類子を殺した犯人に罪を償わせる事だけ考えてきたのかと思うと、欧太の人生って何だろう？とか考えちゃうよ。(･･，)ｸﾞｽﾝあの元澄リゾートホームに進藤や山路の家族が家を建てたのだって、すべては欧太の計画だったと思うと何だかぞーーっとするし、川原のバーベキューでみんなが出会った二日後には欧太が山路と進藤を呼び出し、類子を殺した罪をたっぷり償ってもらう・・・って宣言してたかと思うと怖い。そしてまた、その怖い顔のトオルちゃんが何故かとってもカッコイイの～♪ カッコイイのに今回のトオルちゃんの出番はこんだけ。(･･，)ｸﾞｽﾝ仕方ないわよね～、ほとんどが12年前の山路と進藤についてだったし・・・。しかし、12年前の進藤はほとんど今と変わりないのに、山路はどうしてあんな妙な髪形なのさ！（笑）筧さんだけに何だか笑っちゃいけないんだけど、笑えて仕方なかったわよ。二人が強盗するまでの経緯は、突然説明されて「あぁ、そうだったのか」と理解するにはちょっと複雑じゃなかった？結局、あの強盗だって山路と進藤が思いついたわけじゃなく、ちゃんとメトロバンクの牛島（中丸新将）って黒幕がいたって事でしょ？今思えば、中丸新将さんがオーストラリアのニュースの映像に映ってる事自体が怪しいものね。牛島の奥さんがマネーゲームで大損し、銀行のマフィアの金に手を付けてしまった。それで困った牛島が山路と進藤に銀行を襲わせ、その金で穴埋めしようとした。うん、それはわかった。しかしその時、支店長室にいた類子が死んだのはどうして？流れ弾に当たったんだよね？実弾が紛れ込んでたって言ってたよね？元々は空砲のはずだったのに、そこに実弾を紛れ込ませたのは誰なのさ？銀行強盗をスムーズに進めるために近付いた類子に、結局進藤も惹かれてたような感じだったけど、そうなると実弾を紛れ込ませたのは山路？あーーー、わからん！そして葛井（古田新太）が今度は手引きして、山路と進藤の家族が神隠しにあったかのように見せかけた。すべては欧太に世間の批難の目が向くように・・・。葛井は欧太殺害計画を企んでるみたいだけど、その理由は何故？中盤へ差し掛かって、一気に12年前の事件が紐解かれたかと思ったけど、肝心なところはまだ何もわかってない！そして今週もやきもきしたまま、終わって行く・・・。さすがだ！野沢さん！引っ張りますね～。（笑）
第7回	今週もほとんどが12年前の回想シーン。だけど、ここで何があったかが重要だし、じっくり見ちゃうんだよね～。結局のところ、類子（伊藤裕子）が撃たれた原因は何だ？本当に流れ弾に当たったのか？類子は支店長室に入ってきた強盗が、進藤（田辺誠一）だと気付いていたよね？あの「( ﾟoﾟ)ﾊｯ」としたような目は、絶対に確信した目だったでしょ？山路（筧利夫）はマシンガンに銃弾を用意した外人が、間違って実弾を紛れ込ませたと言ってた。確かに銃の練習してる時にも、あの外人が入れるなと言われた実弾を混ぜてたり、そういう事をやらかす人物なんだなぁ・・・って前フリはあった。でも、それを山路が利用したともとれないだろうか？マシンガンを撃ったのは進藤。つまり進藤は自分の手で類子を殺した事になる。山路がそう仕向けたかったとしたら？しかし、その理由って何だ？あの海岸で3人が戯れて、そのまま朝を迎えたシーンでも、類子と進藤が話してる横で、寝入ったふりをして目をあけてた山路。絶対何か狙ってたとしか思えないんだが・・・。あと銃の練習する時、山路は撃つ瞬間に首をかしげる妙なクセがあったよね？支店長室での山路も、進藤がマシンガンぶっ放してる時、一度首をかしげてる。それってその瞬間に撃ったってこと？類子を？そして今週も映ってたサンタ。絶対に気になる！事件が起こった後、野次馬の中にいるサンタ。気のせいかな？黒髪なんだよね～。あれが葛井だと読んでるんだけど・・・それにしても何故葛井がサンタの恰好してオーストラリアにいるんだか？説明はできず・・・。（￣ー￣；あと事件後、再び牛島（中丸新将）をゆすりに行こうとカフェで話し合ってる進藤と山路の背後で、しっかり聞こえた欧太（仲村トオル）の声。たぶん、山路と進藤の横をウェイターに案内されて通っていたスーツの男性が欧太なんじゃないかしら？その後、その人物は画面から消えるんだけど、ガチャンとグラスを倒したような音がして、「すいません」と謝る男性の声が欧太だったのを聞き逃さなかったわ！・・・となると、欧太はその当時から山路と進藤を付回していたのかな？ラストで殺されそうになってる欧太・・・迫真の演技だったね。白目むいて意識失いそうになってる表情は、怖いけどカッコよかったわよ＞トオルちゃんそんな欧太に冷ややかな目で拳銃を突きつける葛井（古田新太）。銃口は欧太に向いてるようだったけど、そのまま欧太を撃つとは考えられないな。ちょっと狙いをはずせば、山路か進藤を撃つのは簡単だし・・・。山路と進藤の味方だと見せかけて、やっぱ欧太側なのかなぁ？予告もめっちゃ気になる。美琳（りょう）が何で泣いてるのか？そして鍵となりそうな類子のサイン入りの本。ぐわーーー、今週も引き付けられたわりには、真相がつかめん！そして今夜も眠れぬ夜だーーーー！
第8回	(ﾉﾟοﾟ)ﾉｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫ- 素晴らしき「仲村トオル」三昧の第8話！かつてこんなに悪っぽい顔を見せた事があっただろうか？＞トオルちゃんってゆーか、昔は平々凡々と育った坊ちゃんみたいな役が多かったのに、いつの間に優しい夫の顔から冷血な男の顔まで演じ分けるような俳優に成長あそばしたんでしょか？仲村トオルさま・・・一生ついていきますm(_ _)m やっぱ葛井（古田新太）は欧太（仲村トオル）を裏切ってはいなかったのね。欧太が山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）に殺されかけた時、欧太に向けられたかに見えた葛井のかまえた銃口は、欧太を狙ってたわけではなく山路を殴り進藤を脅すのに使われた。そしてさっきまで死に掛けてた欧太の「もう一度犯罪者になる覚悟があるかどうか、確かめさせてもらった。」って台詞。すべては欧太の計画通りに、葛井が仕掛けたワナだったのか・・・。牛島（中丸新将）を連れて来る事を、山路と進藤に命令する欧太。その牛島を監禁し、銀行から身代金を引き出すという計画らしいが、欧太の目的はお金じゃないのは明白で・・・となると、お金を引き出したとして山路と進藤は警察に引き渡されるのかしら？「お前らと牛島には償ってもらう！恐怖で償ってもらう！」って、欧太の顔・・・狂気に満ちてるよ～。いやん、でもカッコイイ♪ たぶん今日のトオルちゃんには、全国の主婦がメロってるなぁ。今日は欧太の過去が明るみに・・・。類子（伊藤裕子）の死の後、ゴールドコーストに渡った欧太は、いろいろ調べまわってやっと山路がケンカ騒ぎを起こした経緯から、警察で山路の素性を掴んだ。そこから山路を付回した欧太。ほらほら～！先週のカフェのシーン！やっぱ「すいません」の声の主は欧太だったじゃん！（えっへん）山路を付回す事で事件の全貌を知っていく欧太。そして山路と進藤をハメたってわけね。すべては復讐のために・・・。「奴らの心臓を鷲掴みにしてやった！」という欧太。そんな欧太に私の心臓も鷲掴みにされちゃってるわよーーーーん♪ 助けてーーーー！完璧にヤラれてるわ！トオルちゃーーーーーん！（がるるるる・・・）熱田刑事（大杉蓮）に盗聴されているとも知らずに、電話で長々話してる悠子（財前直見）と欧太の会話は、例え「腹の探り合い」だとしてもジーーーンとしたわよ。欧太は「もう少しで終わるから・・・」とやたら言ってるけど、どこが欧太の計画の終幕なんだろう？いくら悠子を類子の代わりにして愛してきたとしても、美奈（大平奈津美）が生まれて欧太だって家族の大切さや愛するものがそこにいてくれる幸せを、実感したはず・・・。だったら、復讐に全人生をつぎ込むような生き方は終わりにしてほしいなぁ・・・と、何故かドラマにマジになってしまった今夜の私・・・。
第9回	うん？今回は大した進展もなく、言ってみれば時間繋ぎのような、尺の調整のような（苦笑）回に感じましたが・・・？悠子（財前直見）は欧太（仲村トオル）の会社に行き、葛井（古田新太）も出かけている事を確かめた上で、社長室で管理データベースのパスワードになるような文字を探す。そこで見つけたのが、類子（伊藤裕子）のサインの入った本。当然、怪しいと思うよね～。しかも、中を開けたら要所要所に赤ペンで丸がつけてあるのよ（￣ー￣；欧太は「パスワードはころころ変えてる」って言ってたし、そうなるとその赤ペンで囲まれた単語がパスワードだってバレバレじゃん！(爆）最新版の赤丸は「prisoners」という単語。囚人というような意味の複数形。つまりは山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）を表してるのかな？彼らは捕われの身だし・・・。パスワードを発見して、早速社長室のPCでデータベースを見ようとしたところで、運悪く葛井が帰ってきて、悠子は慌てて本を本棚へ戻し、フロッピー1枚を手に出て行くんだけど、本の戻し方が甘かったね～。裏表紙が折れ曲がってるし、あれじゃ「この本を見ました」って言ってるようなもんだわ。案の定、葛井は即座に欧太に連絡し、欧太は必死になってパスワードの変更をしてるし・・・。焦ってうまくいかない間に、悠子は強引に喫茶店でPC広げてるサラリーマンからPCを借りて、パスワードが変えられる一瞬先に、データベースへたどり着き「調査報告書」というフォルダをフロッピーにダウンロード。これに10年間欧太が追い続けた山路や進藤の情報が入ってたのね。ってゆーか、眠れぬ夜裏サイトで見た報告書、そのまんまじゃん！そしてこの報告書から牛島（中丸新将）の存在に行き着く悠子。そうそう！気になるのが葛井と君枝（秋本奈緒美）。例の自衛隊時代の事件を追っていた君枝との間で面識はあったようだけど、それ以外にまだ・・・例えば恋愛感情のようなものもあったの？そこらへんがまだ微妙・・・。そして山路なのよ！突然いなくなって、進藤が探しに行って連れ戻してたけど、あの隠れ家にもどる直前にまた首を大きく傾げたでしょ？あのクセは何を意味するの？オーストラリアで銃を撃つ練習をした時、そしてメトロバンクに強盗に入って支店長室で銃を乱射した時に山路は首を傾げてるんだけど、だとしたらあのクセは山路が人を殺す意思がある時？今日は思いっきり傾げてたから、凄い気になるわ～。あとよくわからない美琳（りょう）の存在だけど、どうも来週明るみに出そうだよね？熱田（大杉蓮）は美琳を連れていれば、24時間悠子を監視しても「買い物だ」とか「ラーメン屋の帰りだ」とか理由がつけられるから・・・なんて言ってるけど、熱田は本当に美琳に愛情があるんだろうか？いよいよ残り2回・・・コケんなよ！（爆）
第10回	葛井（古田新太）と君枝（秋本奈緒美）の間に、愛はあったみたいだね。少なくとも葛井から君枝には・・・。山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）を迎えに来た葛井に、「主人をここへ連れて帰ってきて下さい。」と頼む君枝。そんな二人の会話を聞いていた山路。そして葛井に「自分に何かあったら、女房と子供の事を側で見つめてやってくれるか？」と聞く山路。何だかせつないんだよなぁ。葛井はきっと今でも君枝が好きで、でも君枝は進藤と結婚してて、その結婚相手の山路に「自分に何かあったら・・・」と頼まれるなんて。山路と進藤が出て行った後、熱田（大杉蓮）がその家族が潜んでいた場所を突き止めてしまった。あの山の中の隠れ家には、何もないけど二家族のささやかな幸せがあったように思うんだよね。それが見つかった事で壊されていくようで、複雑な気分。悠子（財前直見）は盗み見たデータベースの資料から、牛島（中丸新将）に目をつけ、付回す。ある日、牛島を追っていくと、場所は遊園地。そして牛島とコンタクトを取りに現れたのは、進藤と山路。それに牛島の護衛に雇われたらしい、妙な若者グループ。めちゃめちゃ怪しい雰囲気。どこかにいる欧太（仲村トオル）の気配を感じつつ、この場を収めなければと危険な輪の中に自ら飛び込んでいく悠子。ラストはカッコよくキマってたわ！悠子が「何をしようとしてるの？」と言い終わるか否かというところで、言葉を遮るように欧太が言った「今から見せてやるよ！気をつけて見てろよ！」って台詞。かーーーーーーっ！しびれるね～～～！トオルちゃん！ってゆーか、やっぱ今回も野沢作品において、トオルちゃんはワル役なわけ？美琳（りょう）と熱田の過去もわかったけど、やっぱどこか引っかかる。美琳は熱田と結婚するのに、自分を追いまわしていた刑事が福建省のマフィアと繋がっていた事を、一生話さないと約束し、警察と取引したんだと言ってたよね？そのマフィアってーのが、気になるんだよなぁ。山路や進藤がよく話してる、「モスコーファミリー」とか何とかいうマフィアと、美琳って関係ないのかしら？ううむ・・・これもラス前が思ったほどには盛り上がらず・・・。もちろん遊園地でのシーンはどんどん盛り上がったが、全体的要素として間延びした感じがしたんだよね～。来週は、野沢作品の場合「問題の」と最初に必ずつけなくてはならない「最終回」！（爆）この作品は納得できる終わり方して下さるんでしょうか？＞野沢さん
最終回	う～む、少々キレイにまとめすぎたか？今まで血生臭い事やってたわりに、突然最終回だけ「愛」「愛」「愛」と押し付けられたようで、ちょっと圧迫感を感じた。最初の方の遊園地でのすったもんだは、結構な見応えだったけど、その後の「THE　夫婦愛」みたいな連発がどうもね～。欧太（仲村トオル）から電話で「類子（伊藤裕子）を殺した犯人は、山路（筧利夫）だ」と聞かされた進藤（田辺誠一）が、葛井（古田新太）から拳銃を取り上げ、牛島（中丸新将）と山路に向かって発砲！あのオーストラリアでの事件の時、最初から牛島と山路の間では、口封じのために類子を殺害する計画があったってわけね。でも、それは計画があっただけでなく、山路も類子を好きになってたから・・・。進藤に類子を渡すぐらいなら・・・と、支店長室で自分の拳銃で撃ったわけか。進藤のマシンガンの空砲も９mmの弾丸、そして山路も９mmの弾丸を使用する拳銃で、ずっと射撃の練習に通ってたっていうじゃない？同じ９mm弾だから、進藤のマシンガンの空砲に実弾が混ざってたと勘違いしたのよね？さてさて、葛井がなぜ拳銃に空砲を入れてたかと言うと、これが君枝（秋本奈緒美）への愛だったりするのよね。君枝が「あの人を連れて帰ってきてくれませんか？」と言った事や、山路が「もしも自分に何かあったら・・・」と妻や子供の事を葛井に託した気持ちがわかって、もしも発砲する事になっても大事に至らないように空砲を入れておいたのかもね。しかし、どうだろね？山路も進藤も、そして欧太も類子に惚れてたって事でしょ？そしてその類子の亡霊に取り付かれて、復讐しか考えられなかった欧太。その間に結婚もして、子供も生まれたのに、どうしても許せなかったのね。でもさぁ、山路も進藤も欧太も結局は同じ女を好きになってたんだよね？それでいて、それぞれ奥さんや子供もいたなんて、妻の立場からすれば相当複雑！欧太は類子の墓の前で熱田（大杉蓮）たち警察に逮捕状を突きつけられた。悠子（財前直見）は「待ってる」って言ってたけど、根底にあったものはやっぱこうう夫婦愛だったんでしょうかね？エンディング後の短いシーンで、悠子がダブルベッドにシーツをかけて、嬉しそうな顔でベランダに出て行ってたのは、きっと欧太が戻って来たってーのを伝えたかったんだろうね。悪くはなかったけど、こういうラストでよかったのかな？とってつけたような、幸せなエンディングでちょっと拍子抜けしちゃいましたm(_ _)m

原作・脚本：野沢尚プロデュース：内山聖子演出：西谷弘(第1･2･4･6･7・最終回）・村上正典（第3･5･8･10回）・北川学（第9回）
第１回	正式には「野沢尚ミステリー・眠れぬ夜を抱いて」だもんなぁ。いやぁ最終回がこけるとか言っても、初回でこれだけ食いつかせるストーリー書けるのはやっぱ野沢さんだよね。それになんてったってこのドラマは「仲村トオルちゃん三昧」なのさ！たまらんね～、ともすると話そっちのけでトオルちゃんを鑑賞状態かもしれないよ。(^｡^;) 引きで全身、真正面からのアップ、切り返して左側からの横顔・・・もーーー、どこをとってもトオルちゃん♪（当たり前）目じりのしわがくっきりしてても、またそれが愛すべきしわに思えちゃうのよ。あーーー、トオルちゃん、ステキ♪ そして羨ましい事にトオルちゃんの奥さんを演じる財前さん。このお方も口元のしわがくっきり刻まれようと嫌いにはなれないのよね。（笑）トオルちゃんの奥様役で、しかも「ねえ、ココじゃ嫌！抱き上げて2階へ連れてって！」なーんておねだりしちゃっても、「ぶっ殺す！(▼▼ﾒ)」とは思わないのよ。「いいなぁ、羨ましいなぁ、あたしも言ってみたいなぁ・・・トオルちゃんに♪」って、ひたすら財前さんを羨ましくは思ったものの・・・。内容は見事なまでに私好み！ってゆーか、ちょうど私の世代はハマるように出来てるのよ。このドラマの登場人物同様、バブルの時期に就職して、結構リッチな思いもして、そのバブルの泡がはじけ飛ぶ頃には結婚とかしちゃってて、今となっては子供もいて家も手に入れ住宅ローンを抱えてる。まぁリゾート地に別荘のような家を建てたわけじゃないにしても、何となく置かれてる立場が似てたりするのよね。子供が小学校で母親としてもちょっと一息つけるようになって、それで専業主婦なりに自分の時間を見つめ直そうとしているところも一緒。これでハマれなかったら、おかしい・・・ってくらい。（笑）まずは過去にオーストラリアで起こった銀行強盗の事件で日本人の女性行員が亡くなったという前振りから・・・。犯人が仲間割れを起こして、一人は殺害されたが東洋人二人と見られる残りの犯人は逃走。この前振りだけで、その後出てくる登場人物を疑いの目で見ちゃうもんね。（笑）欧太（仲村トオル）と悠子（財前直見）は娘の美奈（大平奈津美）とともに、長野の郊外型リゾート住宅地に引っ越して来た。その住宅地の住人達が怪しい。進藤（田辺誠一）と萌（渡辺由紀）、山路（筧利夫）と君枝（秋元奈緒美）、そして欧太の会社の社員で元自衛隊の葛井（古田新太）。この面子で親睦を兼ねた川原でのバーベキュー。妻の飲酒をやけに止める進藤。うーーーん、怪しい。進藤と山路もお互い初対面ではなさそうだし、君枝と葛井もどこかで会っているような雰囲気。そしてバーベキューの席で小難しい話をする欧太に突っかかる進藤。むむん、どいつもこいつも怪しくてo(^ｰ^)oﾜｸﾜｸしちゃうよ。やたら萌の飲酒を止めてた進藤だけど、やっぱ萌の酒癖が悪かったのね。 2階のベランダから物を投げ捨て、泣き喚く萌。その姿を外で呆然と見ている進藤。越して来たばかりで、近所の夫婦のそんな姿を見てしまった欧太と悠子。翌朝、萌から進藤が死んだ女を引きずって生きていると聞かされた悠子と君枝。「夫婦って秘密を分け合う関係じゃないんじゃない？」と悠子。悠子自身も何気に怪しいな。進藤が引きずってる死んでしまった女性というのが、冒頭で出てきたオーストラリアで亡くなった女性行員なのかな？うーーーん、まだまだわからん！と思ったら、なんと進藤一家が忽然と消えてしまった。ついたままの電気、食べかけの食事、後始末がまだしてないキッチン・・・。しかしこれといって荒らされた形跡はない。駐車場の車もない。一家はどこへ？そして次回はもうひと家族消えるらしい・・・。早くも今クール、ナンバーワンの予感！但し、このドラマ突っ込みどころはない模様。（苦笑）ハマるドラマがレビュー的においしいとは限らない、いい例とも言えますな。('-'*)ﾌﾌ
第2回	やるやん！テレ朝！さっき本屋でこのドラマの原作本手に取ったけど、先に読んで先入観持ちたくないから、泣く泣く諦めてきたよ。期待してるぞーーー！進藤（田辺誠一）一家が消えて、警察が聞き込みに来る。進藤の母親にせっつかれて、家出人捜査に県警まで登場。県警の刑事が熱田（大杉蓮）なんだけど、あの風貌だし（笑）義足の足をおもむろにはずして「玄関置いてきて」とか、お前が一番怪しいよって感じ～。悠子（財前直見）にもいろいろ萌（渡辺由紀）の事を聞いてくるんだけど、先に聞き込みされた君枝（秋元奈緒美）が川原のバーベキューで進藤と欧太（仲村トオル）がもめた事まで話しちゃってるし・・・ちょっと嫌な感じじゃない？附近の住民やテレビ局のレポーターが群がる進藤家や、警察の車が止まってる中河家を車で眺めてる君枝・・・だいたい秋元奈緒美にウラがないわけがない！（爆）住民も協力して山狩りが行われる。本当にある犯罪とかでも、犯人は何食わぬ顔して捜査に協力してたりするしね～、山狩りで必死に探してるからって、いい人とは限らないよ。そして葛井（古田新太）、目つきが怪しすぎだよーーー！でもここまで怪しいのはフェイクだな・・・何かしらやってそうだけど、この失踪事件の核心に触れるような人物じゃないんだろう。今のところ、ドラマ的には視聴者が葛井を怪しむように仕向けられてる。山狩りの後の元澄住民の会合で、住民の一人から「あんた本当は誰の仕業かわかってんじゃないのか？」と突っ込まれる欧太のシーンで、突然ワンカットだけ外の焼却炉でゴミを燃やす葛井が映るし・・・。君枝が報道の仕事をやっていた頃に、まだ自衛隊員だった葛井と接点があったようだし・・・。自衛隊のレンジャー部隊の訓練中に、葛井と組んでいた隊員が死亡。現場に多量の血痕があったにも関わらず、報告されたのは事故死。そしてその後なぜか葛井は自衛隊を辞めている。その事件を自衛隊の圧力で追い切れなかった君枝。ほらほら、こうなると自然と葛井を怪しいと思っちゃうもんね。んで、欧太の会社だって競売物件を専門のように扱う仕事してるとか、競売物件だとややこしい事になることもあって、その対処役として自衛隊あがりの葛井を雇ったらしいとか・・・絶対に葛井が妙だな・・・って風に思っちゃうよ。でもでも、最初の引っ掛けが葛井・・・というのに10000点！（笑）あんなに紳士的な欧太がやばそうな競売物件でのし上がってきたのも胡散臭いし、欧太が一番あやしいという見解は崩せないんだけど・・・。トオルちゃんは「眠れる森」での実績もあるし・・・（どんな実績じゃ～）君枝が悠子に言い残した進藤一家失踪の手がかり・・・「萌さんのご主人の死んだ恋人って、もしかしたらうちの旦那も知ってる人かもしれない。」ってーことは、やっぱオーストラリアの銀行強盗事件で亡くなった女性行員が「死んだ恋人」なんだよね。ん？ちょっと待って！私は進藤と山路（筧利夫）が、その銀行強盗犯の逃走した二人だと読んでたんだけど、そうなると進藤は恋人のいる銀行に強盗に入ったって事になる？そしてあのバーベキューで進藤があれだけ欧太に突っかかった事を思うと、二人はそこまでに何か因縁持つ関係だったかも・・・。「死んだ恋人」が本当は欧太の恋人だった・・・ってーのはアリ？んがーーー、わからん！って、まだ第2話だしわからなくて当然だよなぁ。おっと、推理に走って書き忘れるところだった！今週は山路一家が消えました。進藤も山路も車が消えてるんだよね。これもきっと意味があるんだろうなぁ。
第3回	山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）には接点があった。出身地も大学も仕事も違う二人に共通する「留学」というキーワード。行き先は進藤がオーストラリアで山路はマイアミ。しかし山路は1990年の6月から12月の間、オーストラリアに滞在していた事がわかる。悟（常盤祐貴）が美奈（大平奈津美）に失踪する前に渡していたもの。山路が海外出張から戻るたびに悟に渡していた外国のコインを収集したケース。美奈は悟に「秘密だ」と言われていたから、悠子（財前直見）にも黙っていたけど、ついに自分の胸だけに留めておけなくなり、話してしまった。美奈から預かった悟のコインケース、一枚一枚確認する悠子は、その中に1990年のオーストラリアの記念コインをみつける。コインにはサンタクロースがデザインされている。ふふふ・・・野沢尚、恐るべきサンタマニア！（違う！）「眠れぬ森」でもサンタが出てきたし・・・ってことは、今回も犯人はトオルちゃんでよろしくて？（笑）いやいやさすがにそれはないだろうし、大穴狙って犯人は高知東生！（絶対ない！） 1990年のオーストラリアのコイン、進藤と山路が同じ頃にオーストラリアにいた、亡くなった進藤の恋人・・・悠子はいきなりパソコンを立ち上げ「当時の現地の新聞を調べたらわかるかも」と検索をかける。うーーーむ、これだけのキーワードで検索するには難しいのでは・・・。と思ったら、悠子粘り勝ちか、1990年にオーストラリアの銀行で銀行強盗があり、そこで日本人女性行員・大出類子（伊藤裕子）が亡くなっている事件にたどり着く。貸付係だった類子は支店長室で接客中、流れ弾に当たって死亡。うむ・・・どう繋がるんだ？類子と恋人同士だったのが進藤というのは紛れもない事実、山路が当時オーストラリアにいたのも事実。あとは同じ頃に欧太（仲村トオル）がオーストラリアにいてくれたら、出揃ったって感じなんだけど・・・。今まで進藤と山路が強盗犯だと思ってきたが、これはもしかしたら違うかも・・・。恋人がいる銀行に強盗には入らないだろう＞進藤進藤と山路がバーベキューの時に初対面ではなかった事の説明は、恋人を亡くした進藤が自分なりに犯人探しをして、山路へ行き着いた。しかし、これといった証拠がなく山路はしらばっくれた。それでも進藤は山路を怪しいと思っている。類子が接客していたのが欧太といのはどうだろう？欧太はバブルに翳りが見え始めた頃で、手広くやってた仕事がやばくなってオーストラリアの銀行で融資を受けようとしていたとか・・・。そして強盗犯だけど、ここで山路と葛井（古田新太）って説に変更してみるか・・・。取り立てて説明できるような理由はないんだけど、単なる思い付きで。(^^;ゞそう言えば、今週は葛井が出てこなかったなぁ。進藤一家と山路一家が消えて、葛井の姿も見えない。ウラでてぐすね引いてるのが欧太な気がしてならないんだけど・・・。その1990年の事件に絡んでそうな人物が、みんなで元澄に住み出したのも不自然だしね。最後に・・・今週のトオルちゃん、髪型ヘンやで～（￣ー￣；
第4回	類子（伊藤裕子）はオーストラリアに渡る前に、結婚を約束した恋人とは日本で別れていた。「たぶん一緒にはなれないと思う。」と類子は母親（高林由紀子）に話したと言う。そして類子の母親から何かの役に立てばと、オーストラリアの事件を伝えるニュース映像を渡された悠子（財前直見）。そのニュースの映像に一瞬サンタが映ってたよね。いや、当日はクリスマスイブだから、どこぞのお店の客引きのサンタが野次馬になってて映り込んでいても、全く不思議はないんだけどどうもサンタが気になる。それは・・・これが野沢作品だから！（爆）あのサンタの中に仲村トオルが入ってたんじゃなかろうか？と疑ったのは、私だけではないでしょう？（え？私だけ？）しかし悠子って欧太（仲村トオル）の仕事の手伝いしてた事もあったのね。占有屋かどうかを見極めるために、化粧品のセールスを装って物件に居座ってる人物を見定めに行くなんて・・・。しかもチャイムを押してもなかなか玄関に現れないと、欧太が「メーターは回ってるか？」とか車の中から指示を出すんだけど、それだけで夫の仕事が何となく怪しいと思わないかな？これってカタギの仕事には見えませんが・・・。(^｡^;) 類子の母親から悠子宛にファックスが入り、類子の遺品を整理していたら財布が出てきたとの事。その財布の中に飲食店のレシートばかりが入ってたのを、ご丁寧にファックスしてくれた母親。その店の名前がすべて知ってる店だった悠子。誰かと一緒に行った・・・誰かに連れて行ってもらった・・・それは欧太！なーるーほーどーーー！どうやら類子が結婚まで約束しておきながら別れた恋人というのは、欧太のことらしい。別れた後、強盗事件に巻き込まれて亡くなった恋人、その恋人と同じ髪型の悠子に同じようなスカーフをさせて、同じ色の口紅をプレゼントしてつけさせ、恋人との思い出のレストランで食事をした。それって完璧に悠子の中に類子を見てたってことじゃん！おそろしやーーーーー！どうしても野沢尚さんはトオルちゃんに危険な香りを漂わせたいらしい（笑）自分の夫の中に自分の知らない夫の顔があることに気付いた悠子。そんな悠子と同じベッドに寝ながら、黙って目をあける欧太がまた恐ろしいーーー！夜更けに中河家に近付く熱田刑事（大杉蓮）はもっと怖いーーー！そして私が気になってる葛井（古田新太）。今週も出番なし！予告には迷彩服の葛井が出てきたが、あれは自衛隊当時の回想シーンだよね？群馬のNシステムが進藤（田辺誠一）と山路（筧利夫）の車をとらえたという情報もあったようだし、二家族は群馬に向かったのか？群馬に何があるんだ？林の中で枯葉に埋もれた山路の車も映ってたけど、車だけ発見されるんだろうな。予告で映るシーンは、ほとんどが回想シーンか妄想シーンだってことが、今週でよくわかったし・・・（￣ー￣；欧太が類子の恋人だったと仮定すると、進藤と山路がやはり強盗犯の生き残りで、それを何らかの理由で突き止めた欧太が、元澄に家を構えさせ恋人を奪われた復讐を狙っていたんだろうか？進藤は類子の写真を持っていたらしいが、その意味は？そして葛井は今どこにいる？
第5回	お！久々に出たな！葛井（古田新太）！ここで葛井の過去も自らの口で語られたね。レンジャー訓練中の事も、極限状態の中でペアを組んでた相手が耐えられなくなり、ナイフを振り回して襲ってきたとか・・・そのナイフで切りつけられて、同じく極限状態におかれている葛井も相手を刺してしまったとか・・・。わかるような・・・わからんような・・・。それで葛井は正当防衛が認められて、その代わり24時間の監視がつく事になった。その頃、欧太（仲村トオル）が葛井を雇ったのね～。汚れ仕事をやらせるために・・・。そんな汚れ仕事のために雇われたとしても、監視の目がはずされる事の方が葛井にはありがたかったのかな？今回は悠子（財前直見）が、欧太に疑いの目を向けていろいろかぎまわってた。葛井の過去を聞き出したのもそうだけど、欧太の仕事仲間に過去の女性関係や仕事の事を聞いて見たり・・・。そこでわかったのが、1990年の暮れ、クリスマス頃に欧太は2週間の休みを取って、オーストラリアに行っていたという事実。仲間の証言では一人旅だったらしいけど、現地で類子（伊藤裕子）に会っていたかもしれないし・・・。これで銀行強盗事件当時、欧太もオーストラリアにいた事がはっきりした。それがどう繋がるんだかは不明だけど・・・(^｡^;) そうやっていろいろ調べている悠子を、逆に付回してる葛井も怖い。んで、何？てっきり先週の予告で「どうせ、これも妄想シーンだろ？」と思ってた、山の中で暮らす進藤（田辺誠一）一家と山路（筧利夫）一家の光景は、本物だったわけ？しかも葛井の手引きで彼らは身を隠しているらしいし・・・。その葛井が「警察も中河欧太も気付いてません。」って何なの？これは欧太を欺いているって事？それともそういうフリ？欧太に忠誠を誓っているはずの葛井が、どうして？あーーーー、全部謎じゃん！進藤が魚を獲って来た子供たちに「その魚は食べられないんだぞ。ゴルフ場開発の頃に撒いた除草剤が残ってるから・・・」とか言ってたってことは、彼らがいる場所はやっぱ悠子が調べてた通り過去に欧太の会社が開発を断念した場所？んーーー、じぇんじぇんわからなくなってきた。人里離れた場所に二家族をかくまった葛井が、子供のおもちゃや飲料水など必要なものをせっせと運んでいたし・・・あのまま彼らを太らせて、食ってしまおうって作戦か？＞葛井そんな「ヘンゼルとグレーテル」みたいなお話ではありませんm(_ _)m
第6回	1時間早かったーーー！今回やっと12年前の銀行強盗事件について語られて、やっぱ山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）が強盗犯だった事がはっきりしたよね。欧太（仲村トオル）は恋人の類子（伊藤裕子）がオーストラリアで事件に巻き込まれて亡くなったのを知り、急遽オーストラリアへ渡った。そしてそれから12年、執念で強盗犯を突き止めそれから彼の復讐が始まったってわけ？今じゃ悠子（財前直見）って奥さんも美奈（大平奈津美）って娘もいるのに、12年もの間、ずっと類子を殺した犯人に罪を償わせる事だけ考えてきたのかと思うと、欧太の人生って何だろう？とか考えちゃうよ。(･･，)ｸﾞｽﾝあの元澄リゾートホームに進藤や山路の家族が家を建てたのだって、すべては欧太の計画だったと思うと何だかぞーーっとするし、川原のバーベキューでみんなが出会った二日後には欧太が山路と進藤を呼び出し、類子を殺した罪をたっぷり償ってもらう・・・って宣言してたかと思うと怖い。そしてまた、その怖い顔のトオルちゃんが何故かとってもカッコイイの～♪ カッコイイのに今回のトオルちゃんの出番はこんだけ。(･･，)ｸﾞｽﾝ仕方ないわよね～、ほとんどが12年前の山路と進藤についてだったし・・・。しかし、12年前の進藤はほとんど今と変わりないのに、山路はどうしてあんな妙な髪形なのさ！（笑）筧さんだけに何だか笑っちゃいけないんだけど、笑えて仕方なかったわよ。二人が強盗するまでの経緯は、突然説明されて「あぁ、そうだったのか」と理解するにはちょっと複雑じゃなかった？結局、あの強盗だって山路と進藤が思いついたわけじゃなく、ちゃんとメトロバンクの牛島（中丸新将）って黒幕がいたって事でしょ？今思えば、中丸新将さんがオーストラリアのニュースの映像に映ってる事自体が怪しいものね。牛島の奥さんがマネーゲームで大損し、銀行のマフィアの金に手を付けてしまった。それで困った牛島が山路と進藤に銀行を襲わせ、その金で穴埋めしようとした。うん、それはわかった。しかしその時、支店長室にいた類子が死んだのはどうして？流れ弾に当たったんだよね？実弾が紛れ込んでたって言ってたよね？元々は空砲のはずだったのに、そこに実弾を紛れ込ませたのは誰なのさ？銀行強盗をスムーズに進めるために近付いた類子に、結局進藤も惹かれてたような感じだったけど、そうなると実弾を紛れ込ませたのは山路？あーーー、わからん！そして葛井（古田新太）が今度は手引きして、山路と進藤の家族が神隠しにあったかのように見せかけた。すべては欧太に世間の批難の目が向くように・・・。葛井は欧太殺害計画を企んでるみたいだけど、その理由は何故？中盤へ差し掛かって、一気に12年前の事件が紐解かれたかと思ったけど、肝心なところはまだ何もわかってない！そして今週もやきもきしたまま、終わって行く・・・。さすがだ！野沢さん！引っ張りますね～。（笑）
第7回	今週もほとんどが12年前の回想シーン。だけど、ここで何があったかが重要だし、じっくり見ちゃうんだよね～。結局のところ、類子（伊藤裕子）が撃たれた原因は何だ？本当に流れ弾に当たったのか？類子は支店長室に入ってきた強盗が、進藤（田辺誠一）だと気付いていたよね？あの「( ﾟoﾟ)ﾊｯ」としたような目は、絶対に確信した目だったでしょ？山路（筧利夫）はマシンガンに銃弾を用意した外人が、間違って実弾を紛れ込ませたと言ってた。確かに銃の練習してる時にも、あの外人が入れるなと言われた実弾を混ぜてたり、そういう事をやらかす人物なんだなぁ・・・って前フリはあった。でも、それを山路が利用したともとれないだろうか？マシンガンを撃ったのは進藤。つまり進藤は自分の手で類子を殺した事になる。山路がそう仕向けたかったとしたら？しかし、その理由って何だ？あの海岸で3人が戯れて、そのまま朝を迎えたシーンでも、類子と進藤が話してる横で、寝入ったふりをして目をあけてた山路。絶対何か狙ってたとしか思えないんだが・・・。あと銃の練習する時、山路は撃つ瞬間に首をかしげる妙なクセがあったよね？支店長室での山路も、進藤がマシンガンぶっ放してる時、一度首をかしげてる。それってその瞬間に撃ったってこと？類子を？そして今週も映ってたサンタ。絶対に気になる！事件が起こった後、野次馬の中にいるサンタ。気のせいかな？黒髪なんだよね～。あれが葛井だと読んでるんだけど・・・それにしても何故葛井がサンタの恰好してオーストラリアにいるんだか？説明はできず・・・。（￣ー￣；あと事件後、再び牛島（中丸新将）をゆすりに行こうとカフェで話し合ってる進藤と山路の背後で、しっかり聞こえた欧太（仲村トオル）の声。たぶん、山路と進藤の横をウェイターに案内されて通っていたスーツの男性が欧太なんじゃないかしら？その後、その人物は画面から消えるんだけど、ガチャンとグラスを倒したような音がして、「すいません」と謝る男性の声が欧太だったのを聞き逃さなかったわ！・・・となると、欧太はその当時から山路と進藤を付回していたのかな？ラストで殺されそうになってる欧太・・・迫真の演技だったね。白目むいて意識失いそうになってる表情は、怖いけどカッコよかったわよ＞トオルちゃんそんな欧太に冷ややかな目で拳銃を突きつける葛井（古田新太）。銃口は欧太に向いてるようだったけど、そのまま欧太を撃つとは考えられないな。ちょっと狙いをはずせば、山路か進藤を撃つのは簡単だし・・・。山路と進藤の味方だと見せかけて、やっぱ欧太側なのかなぁ？予告もめっちゃ気になる。美琳（りょう）が何で泣いてるのか？そして鍵となりそうな類子のサイン入りの本。ぐわーーー、今週も引き付けられたわりには、真相がつかめん！そして今夜も眠れぬ夜だーーーー！
第8回	(ﾉﾟοﾟ)ﾉｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫ- 素晴らしき「仲村トオル」三昧の第8話！かつてこんなに悪っぽい顔を見せた事があっただろうか？＞トオルちゃんってゆーか、昔は平々凡々と育った坊ちゃんみたいな役が多かったのに、いつの間に優しい夫の顔から冷血な男の顔まで演じ分けるような俳優に成長あそばしたんでしょか？仲村トオルさま・・・一生ついていきますm(_ _)m やっぱ葛井（古田新太）は欧太（仲村トオル）を裏切ってはいなかったのね。欧太が山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）に殺されかけた時、欧太に向けられたかに見えた葛井のかまえた銃口は、欧太を狙ってたわけではなく山路を殴り進藤を脅すのに使われた。そしてさっきまで死に掛けてた欧太の「もう一度犯罪者になる覚悟があるかどうか、確かめさせてもらった。」って台詞。すべては欧太の計画通りに、葛井が仕掛けたワナだったのか・・・。牛島（中丸新将）を連れて来る事を、山路と進藤に命令する欧太。その牛島を監禁し、銀行から身代金を引き出すという計画らしいが、欧太の目的はお金じゃないのは明白で・・・となると、お金を引き出したとして山路と進藤は警察に引き渡されるのかしら？「お前らと牛島には償ってもらう！恐怖で償ってもらう！」って、欧太の顔・・・狂気に満ちてるよ～。いやん、でもカッコイイ♪ たぶん今日のトオルちゃんには、全国の主婦がメロってるなぁ。今日は欧太の過去が明るみに・・・。類子（伊藤裕子）の死の後、ゴールドコーストに渡った欧太は、いろいろ調べまわってやっと山路がケンカ騒ぎを起こした経緯から、警察で山路の素性を掴んだ。そこから山路を付回した欧太。ほらほら～！先週のカフェのシーン！やっぱ「すいません」の声の主は欧太だったじゃん！（えっへん）山路を付回す事で事件の全貌を知っていく欧太。そして山路と進藤をハメたってわけね。すべては復讐のために・・・。「奴らの心臓を鷲掴みにしてやった！」という欧太。そんな欧太に私の心臓も鷲掴みにされちゃってるわよーーーーん♪ 助けてーーーー！完璧にヤラれてるわ！トオルちゃーーーーーん！（がるるるる・・・）熱田刑事（大杉蓮）に盗聴されているとも知らずに、電話で長々話してる悠子（財前直見）と欧太の会話は、例え「腹の探り合い」だとしてもジーーーンとしたわよ。欧太は「もう少しで終わるから・・・」とやたら言ってるけど、どこが欧太の計画の終幕なんだろう？いくら悠子を類子の代わりにして愛してきたとしても、美奈（大平奈津美）が生まれて欧太だって家族の大切さや愛するものがそこにいてくれる幸せを、実感したはず・・・。だったら、復讐に全人生をつぎ込むような生き方は終わりにしてほしいなぁ・・・と、何故かドラマにマジになってしまった今夜の私・・・。
第9回	うん？今回は大した進展もなく、言ってみれば時間繋ぎのような、尺の調整のような（苦笑）回に感じましたが・・・？悠子（財前直見）は欧太（仲村トオル）の会社に行き、葛井（古田新太）も出かけている事を確かめた上で、社長室で管理データベースのパスワードになるような文字を探す。そこで見つけたのが、類子（伊藤裕子）のサインの入った本。当然、怪しいと思うよね～。しかも、中を開けたら要所要所に赤ペンで丸がつけてあるのよ（￣ー￣；欧太は「パスワードはころころ変えてる」って言ってたし、そうなるとその赤ペンで囲まれた単語がパスワードだってバレバレじゃん！(爆）最新版の赤丸は「prisoners」という単語。囚人というような意味の複数形。つまりは山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）を表してるのかな？彼らは捕われの身だし・・・。パスワードを発見して、早速社長室のPCでデータベースを見ようとしたところで、運悪く葛井が帰ってきて、悠子は慌てて本を本棚へ戻し、フロッピー1枚を手に出て行くんだけど、本の戻し方が甘かったね～。裏表紙が折れ曲がってるし、あれじゃ「この本を見ました」って言ってるようなもんだわ。案の定、葛井は即座に欧太に連絡し、欧太は必死になってパスワードの変更をしてるし・・・。焦ってうまくいかない間に、悠子は強引に喫茶店でPC広げてるサラリーマンからPCを借りて、パスワードが変えられる一瞬先に、データベースへたどり着き「調査報告書」というフォルダをフロッピーにダウンロード。これに10年間欧太が追い続けた山路や進藤の情報が入ってたのね。ってゆーか、眠れぬ夜裏サイトで見た報告書、そのまんまじゃん！そしてこの報告書から牛島（中丸新将）の存在に行き着く悠子。そうそう！気になるのが葛井と君枝（秋本奈緒美）。例の自衛隊時代の事件を追っていた君枝との間で面識はあったようだけど、それ以外にまだ・・・例えば恋愛感情のようなものもあったの？そこらへんがまだ微妙・・・。そして山路なのよ！突然いなくなって、進藤が探しに行って連れ戻してたけど、あの隠れ家にもどる直前にまた首を大きく傾げたでしょ？あのクセは何を意味するの？オーストラリアで銃を撃つ練習をした時、そしてメトロバンクに強盗に入って支店長室で銃を乱射した時に山路は首を傾げてるんだけど、だとしたらあのクセは山路が人を殺す意思がある時？今日は思いっきり傾げてたから、凄い気になるわ～。あとよくわからない美琳（りょう）の存在だけど、どうも来週明るみに出そうだよね？熱田（大杉蓮）は美琳を連れていれば、24時間悠子を監視しても「買い物だ」とか「ラーメン屋の帰りだ」とか理由がつけられるから・・・なんて言ってるけど、熱田は本当に美琳に愛情があるんだろうか？いよいよ残り2回・・・コケんなよ！（爆）
第10回	葛井（古田新太）と君枝（秋本奈緒美）の間に、愛はあったみたいだね。少なくとも葛井から君枝には・・・。山路（筧利夫）と進藤（田辺誠一）を迎えに来た葛井に、「主人をここへ連れて帰ってきて下さい。」と頼む君枝。そんな二人の会話を聞いていた山路。そして葛井に「自分に何かあったら、女房と子供の事を側で見つめてやってくれるか？」と聞く山路。何だかせつないんだよなぁ。葛井はきっと今でも君枝が好きで、でも君枝は進藤と結婚してて、その結婚相手の山路に「自分に何かあったら・・・」と頼まれるなんて。山路と進藤が出て行った後、熱田（大杉蓮）がその家族が潜んでいた場所を突き止めてしまった。あの山の中の隠れ家には、何もないけど二家族のささやかな幸せがあったように思うんだよね。それが見つかった事で壊されていくようで、複雑な気分。悠子（財前直見）は盗み見たデータベースの資料から、牛島（中丸新将）に目をつけ、付回す。ある日、牛島を追っていくと、場所は遊園地。そして牛島とコンタクトを取りに現れたのは、進藤と山路。それに牛島の護衛に雇われたらしい、妙な若者グループ。めちゃめちゃ怪しい雰囲気。どこかにいる欧太（仲村トオル）の気配を感じつつ、この場を収めなければと危険な輪の中に自ら飛び込んでいく悠子。ラストはカッコよくキマってたわ！悠子が「何をしようとしてるの？」と言い終わるか否かというところで、言葉を遮るように欧太が言った「今から見せてやるよ！気をつけて見てろよ！」って台詞。かーーーーーーっ！しびれるね～～～！トオルちゃん！ってゆーか、やっぱ今回も野沢作品において、トオルちゃんはワル役なわけ？美琳（りょう）と熱田の過去もわかったけど、やっぱどこか引っかかる。美琳は熱田と結婚するのに、自分を追いまわしていた刑事が福建省のマフィアと繋がっていた事を、一生話さないと約束し、警察と取引したんだと言ってたよね？そのマフィアってーのが、気になるんだよなぁ。山路や進藤がよく話してる、「モスコーファミリー」とか何とかいうマフィアと、美琳って関係ないのかしら？ううむ・・・これもラス前が思ったほどには盛り上がらず・・・。もちろん遊園地でのシーンはどんどん盛り上がったが、全体的要素として間延びした感じがしたんだよね～。来週は、野沢作品の場合「問題の」と最初に必ずつけなくてはならない「最終回」！（爆）この作品は納得できる終わり方して下さるんでしょうか？＞野沢さん
最終回	う～む、少々キレイにまとめすぎたか？今まで血生臭い事やってたわりに、突然最終回だけ「愛」「愛」「愛」と押し付けられたようで、ちょっと圧迫感を感じた。最初の方の遊園地でのすったもんだは、結構な見応えだったけど、その後の「THE　夫婦愛」みたいな連発がどうもね～。欧太（仲村トオル）から電話で「類子（伊藤裕子）を殺した犯人は、山路（筧利夫）だ」と聞かされた進藤（田辺誠一）が、葛井（古田新太）から拳銃を取り上げ、牛島（中丸新将）と山路に向かって発砲！あのオーストラリアでの事件の時、最初から牛島と山路の間では、口封じのために類子を殺害する計画があったってわけね。でも、それは計画があっただけでなく、山路も類子を好きになってたから・・・。進藤に類子を渡すぐらいなら・・・と、支店長室で自分の拳銃で撃ったわけか。進藤のマシンガンの空砲も９mmの弾丸、そして山路も９mmの弾丸を使用する拳銃で、ずっと射撃の練習に通ってたっていうじゃない？同じ９mm弾だから、進藤のマシンガンの空砲に実弾が混ざってたと勘違いしたのよね？さてさて、葛井がなぜ拳銃に空砲を入れてたかと言うと、これが君枝（秋本奈緒美）への愛だったりするのよね。君枝が「あの人を連れて帰ってきてくれませんか？」と言った事や、山路が「もしも自分に何かあったら・・・」と妻や子供の事を葛井に託した気持ちがわかって、もしも発砲する事になっても大事に至らないように空砲を入れておいたのかもね。しかし、どうだろね？山路も進藤も、そして欧太も類子に惚れてたって事でしょ？そしてその類子の亡霊に取り付かれて、復讐しか考えられなかった欧太。その間に結婚もして、子供も生まれたのに、どうしても許せなかったのね。でもさぁ、山路も進藤も欧太も結局は同じ女を好きになってたんだよね？それでいて、それぞれ奥さんや子供もいたなんて、妻の立場からすれば相当複雑！欧太は類子の墓の前で熱田（大杉蓮）たち警察に逮捕状を突きつけられた。悠子（財前直見）は「待ってる」って言ってたけど、根底にあったものはやっぱこうう夫婦愛だったんでしょうかね？エンディング後の短いシーンで、悠子がダブルベッドにシーツをかけて、嬉しそうな顔でベランダに出て行ってたのは、きっと欧太が戻って来たってーのを伝えたかったんだろうね。悪くはなかったけど、こういうラストでよかったのかな？とってつけたような、幸せなエンディングでちょっと拍子抜けしちゃいましたm(_ _)m

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