ビッグマネー！

原作：石田衣良プロデュース：和田行・土屋健脚本：秦建日子（第1回）・林宏司（第1･2･3･4･5･7･8･9･10･11・最終回）演出：西浦正記（第1･2･5･7・10・最終回）・木村達昭（第3･4･6･8･11回）・　　　　桜庭信一（第9回）
第１回	出た出た！赤いチンピラ＠前原一輝！トリックの金髪刑事よーーー！（笑）あたしはこのドラマ、赤いチンピラが出るシーンだけを楽しみにしてたからね～。植木等にネクタイで鼻をかまれちゃうとこまでで、お腹いっぱい！・・・と思ったら、赤いチンピラの後に現れたのは、松重豊ーーー！あららん♪知らなかったわ～、松重さんも出るなんて・・・。胸までいっぱいになりそうよん♪ 主演の長瀬君にほとんど関係ないことから書き始めちゃったわ(^｡^;) でもストーリー的にはどうだろう？株の話は知識がない私でも興味がわいたけど、どうも時間が長く感じたのよね。・・・ってことは、イマイチ？原田泰造がやり手の銀行マンってーのも、いささか納得いかないキャスティングだし・・・。次回からはもっと長瀬君が株の世界に誘ってくれそうだから、そこからもっと面白くなるといいな♪ 株が上がった下がったで一喜一憂して、儲けた400万と父親が背負っていた借金が同額、しかもその株のことで電話してた最中に父親が亡くなってしまったってあたりが、対比としてはうまかったけど・・・。このドラマはもうちょっと様子を見てみましょう。ってゆーか、赤いチンピラが今後も出るのか？そこに私の照準は合ってしまったような気がするんだよね（;￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･
第2回	株の恐ろしさを海の水に例えて説明する小塚（植木等）、なかなか説得力あったよね。「海の水はしょっぱいか？飲み過ぎると・・・死ぬぞ。」うーーーん、経験から出るさりげない台詞。株はよくわからないんだけど、パチンコだと思えばちょっと理解できたりもして・・・。ビギナーズラックでちょっと儲けちゃったら、次にやる時は欲が出る。せめて前と同じぐらいは儲けたい・・・いや、本音を言えば前の成績を上回りたい。その欲が身を滅ぼすって事に、痛い目を見ないと気付かないわけだ。株の面白さに気付いた白戸（長瀬智也）は、小塚に内緒で株取引。 4万の儲けでどんどん深みにはまる白戸を、たまたま証券会社に居合わせた美容学校の女社長・愛子（中尾ミエ）が気に入り、500万の資金運用を依頼される。その時、「名前は何て言うの？」と白戸に名前を書かせた紙が、実は500万の借用書で結局株取引に失敗し大損した白戸は、愛子から500万の返却を迫られる。そこでまつば銀行に融資を頼みに行った白戸は、山崎（原田泰造）にあっさり融資を断られる。小塚がまつば銀行に手をまわし、500万の融資を受けられるようになったが、担保もないフリーターに融資をした事が山崎は面白くない。融資してもらった500万を元手に、株で儲けて借金をチャラにしようとする白戸。まぁ、これもすべて小塚が白戸に勉強させるため・・・って気もするけど、株が上がった！下がった！とか、売りだ！買いだ！とか、スタンダード証券の松井(相島一之）が声張り上げて叫んでるとことか、妙に手に汗握っちゃうんだよなぁ。「指値」とか「成り行き」とかそういう言葉も知らない私でも、株の動向が楽しめるようになってるし、ただの爺さんみたいな小塚が電話1本であっという間に10億とか稼いじゃうのも小気味良くて楽しい♪ 借金を返すために株の値動きを見てる白戸は、欲はなく「守るべき金」があったから売らなくてはならない「2001円」をひたすら待っていた・・・それが成功を導いたわけだよね。でも、その値動きが小塚と山崎の勝負のためだったっていうのが、何だか凄い！儲けたお金で融資してもらった500万を返しに来た白戸に、大損させられた山崎が「株で勝ったのか？」と聞くと、「聞かない方がいいんじゃないかな？・・・素人は。」っていうキメ台詞。カッコよかったよ～♪ そうそう！中尾ミエの息子役は「漂流教室」でオペとかやってた医学部志望の3年生？眼鏡がなかったけど、そうだよね？最後にやっぱ小日向さんと松重さん、最高ーーー！蒔田（松重豊）は充ちる（岡本綾）に一目惚れしちゃったの？リンゴジュース作るのに、リンゴをナイフで突き刺して持っていくのはやめてね～＞蒔田
第3回	うーーーん、今回は私が気に入ってる株が上がった下がったってバタバタするシーンがなくて残念！まぁ、毎回同じように株の上がり下がりだけで右往左往するドラマでもつまらないし、たまにはこういうエピも必要なのかもしれないけど、もうちょっと中盤で投入してほしかったな。毎日、株の値動きをひたすら覚える修行をしていた白戸（長瀬智也）は、いつの間にか数字を記憶するのが得意になってたのね。でも、最初はそんな事がこのエピに関連しているとは思わなかったよ。小塚（植木等）から借りたお金で、アパレル会社「トゥモローズ」の株を買った白戸。自分が株を買った会社ぐらい見て来いと小塚に言われ、出向いて行くとそこでリストラされたトゥモローズの社員・ゆかり（京野ことみ）と知り合う。トゥモローズのワンマン社長（山路和弘）が許せなくて、株主総会で社長の退任を迫ろうとするゆかり。何でも社長は隠し口座を作って、不正に会社の金を流用し、利益を得ているらしい。隠し口座のある銀行とその金額を調べ、総会でそれを証拠に社長を追い込もうと意気込むゆかりを見て、白戸は株主総会が荒れれば株価が下がる・・・とそれしか心配していない。しかしほんと株について無知だわ、σ(^_^;ﾜﾀｼ? 「株全体の１％持っていれば、株主総会で議題を提案できる」なんて、ぜんぜん知らなかったもんな～。「株を買うって事は、その会社を買うって事」とか、へ～なるほどとか思ってるし(^^;ゞかばんをすり替えられ、総会で証拠を提出できずに困っているゆかり。そこへ白戸が発言を認めてくれるよう議長に頼んでいるとこで、周囲がざわざわ騒がしくなり、やって来たのが辰美（小日向文世）。いやぁ、辰美さん最高だわ！普段にこにこしてるのに、ここぞという場面ですごんでみせる。そしてまたにっこりして「驚かすのが仕事って言ったでしょ？」って、カッコイイやん！充ちる（岡本綾）と買い物した時のメモを取り出し、あたかもそこに隠し口座の証拠が書いてあるかのように、憶えた隠し口座と金額をすらすら読み上げていく。なるほど～、ここで驚異の記憶力が活きてきたわけね！ってゆーか、これって「空から降る一億の星」のキムタク様でも出来たんじゃない？（爆）だって、記憶力いいんでしょ～？それにしても白戸をいつも守ってくれてる小塚のじいちゃん。今回は2時間前に筆頭株主になっていたとは・・・さすがです！今週の名言は山崎（原田泰造）の「銀行の愛は移り気なんだ」だったわ。この一言に納得した方、多かったんじゃないでしょうか？（苦笑）そして充ちるに「恋してる人って見たらわかる」と言ってる辰美に、なぜかドキッとしている蒔田（松重豊）が可愛かった♪ 木村多江さんって最近面白いCMに出てるから、どうもそのイメージがあって笑っちゃいましたわ～。
第4回	ちょっと、ちょっと～！小学生に株取引やられちゃたまんないわよ！「デイトレード」？そんなん知らんっちゅーねん！何で小学生がノートパソコン広げて、株の売買してるのさ！ってゆーか、携帯持ってるのだってビックリだよ！今回はこういう小学生の映像に嫌気がさしちゃって、じぇんじぇんまともに見れなかったわ。子供がちょちょいとパソコンで株取引して、月に100万も稼いでくれたら、やっぱ親も狂うよな～。子供が株で儲けたお金で冷蔵庫買ったり、マンションの頭金を狙ってたり、そういうのを期待されると子供もかわいそう。そんな小学生にデイトレードを教わらなくちゃならない白戸（長瀬智也）もお気の毒。アクア製薬が倒産しそうだの、その筆頭株主に小塚（植木等）がなっただの、株が暴落した所で買って一瞬の反動で値上がりするのを見逃さずに売るだの、何だかいろいろあったけど、どうも集中できなかった。(^｡^;) やっぱ冒頭でオンライントレードしてる小学生ってーのに、妙に引いちゃったのよ。結局、その小学生も大切な取引の一歩手前でバスケに走っちゃって、取引を放り出したってオチで「やっぱ子供はこうでないとね」なんて、多少ホッとしたものの・・・。ってことで、このドラマは次回に期待しようっと！
第5回	今回はインサイダー取引。これもさぁ、言葉は聞いててしかも大体はどんな事かわかってるつもりだったけど、ドラマ見てると「へ～」って思う事多かったよ。その会社に勤めてる旦那さん（つまり合併の情報とか持ってる人）の奥さんが、その情報を知って株取引をしたらインサイダーだけど、その奥さんから話を聞いても単なる「又聞き」でインサイダーにはならないとか、「そうなんだ！」と思っちゃったよ。株って深いね～～～。途中をすっ飛ばして申し訳ないけど、緑（高畑淳子）が離婚資金目当てでインサイダー取引して、その件で逮捕しに来た警察が旦那（徳井優）の方に手錠をかけるのとか、ビックリしちゃったわよ！「奥さんがやったんじゃん！」って思ったら、夫婦は一心同体だからこの場合旦那さんが奥さんの名義でインサイダー取引をしたとみなされるなんてね。それで奥さんが「別居状態だったんです」と言えば、そうなると奥さんの方が単独でやったとも思われ奥さんを逮捕ってことも・・・だって。なんちゅー曖昧な基準なんじゃ？結局、この夫婦は相手が逮捕されそうになると庇いあってたし、ナンダカンダ言っても夫婦は夫婦って感じだったね。最後は妙にほのぼのしちゃってさ、「白髪染め買っといたから！二人で使えるやつ。」って旦那さんが言いながら連行されて行くのなんて、ちょっとウルウルしちゃったよ。んで、結局白戸（長瀬智也）はインサイダー取引に手を染めなかったわけね。「ズルはしたくない」うむ・・・白戸らしいや。（笑）インサイダーはカンニング・・・なるほどわかりやすい例えでございましたm(_ _)m 一番笑ったのは、人妻の二の腕好きな辰美（小日向文世）だなぁ。私のも触ってみる？（爆）
第6回	株は難しいけど、ドラマは今週も面白かった。信用取引？説明されても、イマイチわかってないんだけど(¨;)、株の波に乗るとか、タイヤキの頭とシッポはくれてやれ・・・とか、例え方がわかりやすくていいんだわ。「誠実」という言葉をバカにする山崎（原田泰造）と、その誠実な取引しかしてこなかった関根（近藤芳正）の対比とかも、例えがいいからわかりやすい。なかなか手に入らないお菓子を特別に作らせて手土産にする山崎の強引さと、有名なタイヤキのお店で2時間並んで待ってタイヤキを手に入れてきた関根さんの誠実さと・・・。私が今回最も(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝと頷いてたのは、そこらへんなんだよなぁ。小塚（植木等）が最終試験として、白戸（長瀬智也）に託したまつば銀行の株の運用。「タイヤキの頭とシッポはくれてやれ」の意味は、値動きの波の中で一番値が上がった時や、底値の時を待つのはあまりにリスクが高いからやめろって事だったのよね。うーん、株って深い。そしてテルコ（八千草薫）が5年前にある病が元で倒れた・・・病名は「相続保険」って何？やたら出てくる「相続保険対策資料」っていうのも気になるし・・・。小塚はそんなテルコを救うため？守るため？にまつば銀行を潰そうとしてるのかな？そこに愛があるわけか・・・。深い・・・。（一人納得）
第7回	ついにこのドラマの本流が見えたって感じの、緊迫した展開。「相続保険」・・・これまたわかりやすく説明してくれてありがとうって感じだね。('-'*)ﾌﾌ土地や家を持ってる人を相続税が高いと脅し、子供のため孫のためと相続税対策を装って、うまく引っ掛けたのが「相続保険」。一人5000万、夫婦二人で一億の保険金。当然払えないと言えば、全額まつば銀行が融資すると言い出す。その代わり、土地を担保に取られてしまうのに・・・。保険料で株を運用し、その儲けで充分相続税を払ってもおつりが来るという・・・そんなうまい話はないよね？でも「子供ため、孫のため」で騙されるのがご老人なのよ。くーーー、あくどい話やの～ぉ。んで、今度はその被害にあった人たちが裁判しようと立ち上がると、「債務免除」で引っ掛ける。「債務免除申請」の書類にハンコを押したという事は、その借金を認めたという事。すなわち、「相続保険」自体無効だと訴える裁判はできない。もーーー、とにかく勝手にハンコ押すな！って感じだよ。せっかく弁護士ついてたんだし、ハンコ押す前に一言聞け！ってーの。山崎（原田泰造）も「身ぐるみはがされて泣き寝入りか、毛布一枚かけられて泣き寝入りか選べ」だなんて、あまりに酷いよ！お前は身ぐるみはがされて喜ぶんだろうけどよーーー！（それはコントの泰造です）テルコ（八千草薫）も相続保険の被害者で、そのショックで倒れたらしい。そりゃ小塚（植木等）が「まつばを潰す」って立ち上がる気持ちもわかるよね。白戸（長瀬智也）も最後に山崎に向かって言ってたけど、「人の金で株やって、そのリスクも背負わない」って本当に許せない！ガンガン潰しちゃっておくんなまし！山崎は遥（長谷川京子）を白戸に近づけようと画策してたけど、それが「君にしかできない仕事がある」なわけ？ふざけた野郎だ・・・(｀ﾍ´) ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ｡そして小塚も白戸を遥に近付けと言ってるし・・・、お互い探り合いになるわけだね。こりゃ面白そうだ。その緊迫したストーリーの裏で、今回は何気に「マッキー（松重豊）祭」だった？（笑）クレープ食べるマッキー、ゲーセンでゲームに興じるマッキー、充ちる（岡本綾）がお見合いすると聞いてしょげるマッキー。もう、ぜーーーーんぶいい！蒔田最高！極めつけは充ちるが実家に帰るために乗ったバスを、怖い顔で止めて「行かないで下さい・・・・・って言ってました。みんな。」ってーの。（笑）本当は自分が「行かないで」って思ってるのに、言えないマッキー。しかも充ちるはマッキーが苦し紛れに言った「白戸も・・・」って言葉に反応して、お見合いしに帰るのをやめたってーのが、何ともせつないんだよね～。マッキー、p(^^)qガンバッテ!
第8回	許さーーーーーーん！山崎（原田泰造）！お前はそれでも人間かーーーーー！くっだらない大嘘つきやがって、その嘘で人が死んでも平気なのかーーーー！絶対に許さーーーーーーん！ぜいぜいぜい・・・。美幸（真鍋かをり）の家が競売にかけられ、異議申し立てをしようと準備しているとその一歩先に預金を差し押さえられ、申し立てに必要なお金を銀行から引き出せなくなってしまう。その上で、不動産屋を連れて来て、「早く家を売りたいから出て行け」とは何事だ！向こうがその気ならと、小塚（植木等）もまともな手では勝負にならないと、辰美（小日向文世）やマッキー（松重豊）を使って、「短期賃借権」とかいう手段でとりあえず3年は家を売れないという方法で出たんだよね。ううーー、よくわからんけど、なんだか面白い！(^^;ゞこれで終わったと思ったら、懲りない山崎がやって来て、家に一人になってるおばあちゃんに向かって「家は売らなくていいから、借りたものは返せ！」とか「おばあちゃんは返さなくていいから、お孫さんかその子供の世代までかかってでも金返せ！」って差し出した書類を見たら、100年での返済計画だよ！ 100年なんてどうしろってーんだ？うまい話に老人をのせておいて、金をむしり取って、その金で株を運用して失敗したら、そのツケを払うのは相続保険の加入者なんて、こんなバカバカしい話があるかよ！それだけでも許せないのに、おばあちゃんが白戸（長瀬智也）を頼ってる事を知った山崎は「白戸はまつばの人間ですよ。」と嘘をついておばあちゃんに白戸を疑わせた。もーーーーー、性根腐ってますな！＞山崎お前みたいなのは「ラバに蹴られて死んじまえ！」頭きた！マジ、相当むかつく！こんな時、和ませてくれるのは充ちる（岡本綾）とマッキーだよね♪ そういう意味でもこのドラマの創りって好きだわ～♪ 小塚様、白戸様、頼むから山崎をこてんぱんにやっつけておくんなまし！m(_ _)m
第9回	はぁ・・・泣いた、泣いた。最後のテルコ（八千草薫）絡みのシーン。そこまでが山崎（原田泰造）VS小塚（植木等）と白戸（長瀬智也）みたいな雰囲気だったのに、突然テルコに泣かされるとは思ってなかったから、不意打ち食らったみたいでわんわん泣いたっちゅーねん！いつものようにマッキー（松重豊）と充ちる（岡本綾）を絡めてくる展開もいいけど、今回の構成もめっちゃ好きだわ！あたしゃ、今回の第9話は個人的に記憶に残るストーリーになると思うよ。美幸（真鍋かをり）の婆ちゃんが焼身自殺したり、美幸も山崎に抗議をしに行っただけなのに、山崎と一緒に階段から落ちちゃって相手に怪我を負わせたような言い方されてるし・・・。これでもう黙っていられなくなった小塚が、倒産同然の会社の株を白戸に買い占めさせた。スタンダード証券の松井（相島一之）が、「こんな株、買う人いませんよ！」と白戸にいったのに対して、「いるかもしれませんよ。世の中に一人ぐらいは・・・。変わった奴がね。」ってーの、もう仕組まれた計画だったから出た台詞なのね。香港に辰美（小日向文世）が飛んで、その株に買い注文を入れる。まつば銀行香港支店には100億の預金をし、銀行を安心させ、クズ同然の株を買い、成立した5分後に銀行の預金を引き出してしまう。株の取引の支払いが4日後だなんて、これまた勉強になったけど、この作戦が見事に成功して、まつば銀行は80億の支払いを立て替えなくてはならなくなったわけだ。しかも辰美が成り済ました外人は、本人とは全くの別人とわかったし、引き出された預金もスイスの架空口座とやらに電信送金されて追跡不可能！まんまとしてやったり・・・ってとこだね。（￣ー￣）ニヤリッしかし、香港支店から連絡を受けた山崎が「こんなのはいくらでも補填できる！」って、80億だぞ～？と思わなかった？どんな金銭感覚なんだよ！結局、香港支店の担当を白戸に教えたのは遥（長谷川京子）だし、山崎のパソコンを盗み見て美幸のお婆ちゃんちが火事になった日の山崎のスケジュール調べてるし、最後は遥も小塚の味方につくのかな？それにしても白戸が山崎に言った、「こんな古い手に引っかかるのは、マヌケな銀行員だけ」って台詞は小気味良かったね～。そしてテルコなのよね(･･，)ｸﾞｽﾝ小塚も「年寄りが一番大切なのは金じゃなく、思い出なんだ。」って言ってたし、テルコ自身も「小塚さんとのことは忘れたくない」って言ってたのに、次の瞬間には白戸の事を小塚だと思って、「踊って下さいます？泰平さん・・・」って(ToT)ｳﾙｳﾙチラッと小塚に視線を移した白戸に、「踊ってやれ」と言わんばかりの小塚の大きな頷きに涙が出ちゃったよ。そして複雑な表情でテルコと踊る白戸が、「今日は僕の父親が来てるんです。父とも踊ってもらえますか？」って言ったとこで、再度号泣。さらにテルコに「はじめまして」と挨拶されても、「はじめまして」と返し踊っている小塚を見て絶頂！大泣きじゃーーーーーー！これがあって、またまたまつば銀行への憎しみが増すわけだわさ！まつば銀行、潰すべし！
第10回	(ﾉﾟοﾟ)ﾉｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫ- あたしのマッキー（松重豊）がぁぁぁぁぁぁ！（号泣）今回もマッキーと充ちる（岡本綾）のシーンが和ませてくれたというのに、やはり任侠の世界に生きるマッキーはこういう運命だったのか・・・。充ちるが落とした免許証で充ちるの誕生日が近いことを知り、誕生日当日本当だったら白戸（長瀬智也）にお祝いしてもらいたいだろう彼女を気遣って、雨の中追いかけコンビニで買ったようなショートケーキを差し出すマッキー！はぁ・・・何て優しいんだろう。（脱力）飲み物を買いに行こうとするマッキーに近付く刺客。「白戸さんですよね？」そう聞く刺客が何をしに現れたか、ちゃんと把握した上でちらっと一度充ちるを見て、「そうだ」と白戸に成りすまし・・・刺されるマッキー！うぅ・・・男だ！自分が恋焦がれる充ちるが好きな白戸のために、わかってて刺されたんだよね～。男だ！立派だ！でも、哀しすぎるぜ、マッキー・・・。(･･，)ｸﾞｽﾝ相続保険の発案・企画って山崎（原田泰造）だったんじゃん！なんて酷い男。その上、それを知った遥（長谷川京子）に問い詰められると、自分は相続保険の後処理をしただけだと嘘をつくし、もう本当にこいつは最低ーーーー！お前の涙には騙されないぞーーー！山崎には良心のかけらもないんだろうか？最後には本物の涙を流してもらいたいもんだわさ！株に関しては今回は「信用売り」とか何とかの説明がされたけど、白戸の「まつば銀行売り」と山崎の「まつば銀行買い」という勝負は緊迫感あってよかったんじゃない？それにスタンダード証券の松井（相島一之）の「桜台の爺さん・・・」っていう掛け声（？）が、今回は「桜台の・・・（一旦、間をあけ）白戸則道！まつば銀行、売り！」っていうのも白戸が小塚（植木等）同様の相場師として証券マンに認められたようで、何だか嬉しくなったわ。小塚が仕掛けた「夏のディール」がどういう結果をもたらすのか、凄く楽しみ！最後に山崎だけはボロボロにしてほしいわ。
第11回	あぁ、マッキー（松重豊）が無事でよかったよ。(･･，)ｸﾞｽﾝ「さよならさんかく、またきてしかく」とか「所謂フェニックスです」とか、マッキーの台詞最高じゃん！それにしても冒頭部分で、刺されたマッキーの手術中に駆けつけた白戸（長瀬智也）に、辰美（小日向文世）が言った言葉。「怒りは胸にしまえ！倍にして返すぞ！」って、凄くかっこよくなかった？本当に普段の菊奴と遊んでいる辰美の表情と、きりっと時折見せる厳しい表情の間で揺れる私。うーーーん、辰美上等!!! そんな辰美が先週から街頭で焼きそば売って3万円渡してたってーのは、凄く意味のある事だったのね？バイト代1万円、衣装代19000円、そしてまつば銀行に1000円で新規の口座を作ってくる・・・これが条件だったらしい。まつばに新規の口座なんか作って、どうするのかな～？と思ったら、これは綿密な計画だったわけか・・・。（気付くの遅いし(^^ゞ）まつば銀行とウィンザー銀行が合併の基本合意を発表する記者会見で、すっかり気を良くした山崎（原田泰造）だったけど、まさか白戸が仕掛けてきてたとはね～。記者会見場に山崎にとって「不吉な色」の真赤なスーツで現れた遥（長谷川京子）も、やるな～って感じだったけど・・・。そんな中、ウィンザー銀行の子会社・ウィンザー証券からまつば銀行の株が大量に売りに出されていた。それはもちろん白戸の計画なんだけど、今から合併しようって会社の系列会社から、相手の株が売りに出されたら、誰だって不信感持つもんね。そこへ追い討ちをかけるのが、辰美の焼きそば屋台で3万もらってた人たちの新規口座解約だったわけか・・・。まぁ、かなりの資金力がなければ出来ない計画ではあるんだけど、なかなか面白い勝負になりそうだよね。やらせだろうと何だろうと、これじゃ「風説の流布」にはならないし、世間が大きく騒ぐのは間違いない！解約を希望する人でごった返すまつば銀行のロビーで、ずっと山崎をにらんでいる白戸が、最後の最後に（￣ー￣）ニヤリッと不敵な笑みを浮かべたのがよかった。とにかく株が理解できなくても楽しめるように作られてて、キャストもばっちりハマってるし、文句のない出来映えのドラマ。最終回、きっとすっきりさせてくれるんでしょう。楽しみなり・・・。
最終回	もちろんドラマ自体も面白かったけど、もうマッキーが見られないと思うと、凄く残念！必ず充ちる（岡本綾）のピンチには、マッキー！そして突然、組長の顔になる辰美（小日向文世）のカッコいいこと・・・。今回、何よりのお手柄は関根さん（近藤芳正）じゃない？彼が「対策マニュアル」を盗み出してくれなかったら、あれだけバッチリな作戦は立てられなかったでしょう？まつば銀行に押しかけた客を、どうにか凌いで、やり遂げたと思った山崎（原田泰造）だったけど、なんと翌日も詰め掛ける客。おまけにここで白戸（長瀬智也）がまつば株を売ったことで、株も大暴落。まつば香港の隠し口座にある多額の負債も、明るみに出てまつば銀行は潰れちゃったね。この潰れる時のスピード感が、妙にリアリティあって引き込まれたわ。しかし、ウィンザー銀行のケント（宇梶剛士）はいつの間に手を組んでたんだ？「強いものにつく」というウィンザーのあざとさが、うまく出てたけどビックリだったわ。まつば銀行は山崎一人に罪をかぶせて、生き残ろうとしたけど、香港の隠し口座の負債がバレて日銀からの救済も無理になり、そのまま倒産。このドラマのキメ台詞は「まつばを潰す！」だったから、何だかすっきりしたよなぁ。そして落ち度がないと思ったのは、「風説の流布」なんかの事が忘れられたんじゃなくて、きっちりその件で白戸にも逮捕状が出るところ。細かいなぁ・・・と思った。しかし警察に捕まる前のビルの屋上での山崎は、妙に素晴らしかった！（笑）泰造って悔しいけど、どんどん力つけてきてるのよね～。最後にテルコ（八千草薫）が、ちょっと小塚（植木等）を思い出したのか、ちゃんと「泰平さん」って呼びかけたのが泣かせたね～。あと、「菊奴のツナ缶買って、残りは餞別」と手紙に書いてた小塚が、同封していた小切手！ 2億だぜーーーーー！どんなにツナ缶買っても余るっちゅーねん！あの爺さんらしくて、笑ったけどね。でも、菊奴って辰美やマッキーと一緒に出家してたのに、ツナ缶は食えないよなぁ。スタンダード証券の松井（相島一之）も、白戸のおかげで出世してるし（笑）どんなに出世しても、白戸の株取引には応じてくれる松井さんが、また最後までいい味出してるんだぁ！テンポもよくて、何度も言ってきた事だけど、株を知らなくても楽しめたドラマ。ただ、このドラマの影響だろうか？最近、電話のセールスで「株の投資にはご興味ありませんか？」というのが増えたんだよね(¨;)

原作：石田衣良プロデュース：和田行・土屋健脚本：秦建日子（第1回）・林宏司（第1･2･3･4･5･7･8･9･10･11・最終回）演出：西浦正記（第1･2･5･7・10・最終回）・木村達昭（第3･4･6･8･11回）・　　　　桜庭信一（第9回）
第１回	出た出た！赤いチンピラ＠前原一輝！トリックの金髪刑事よーーー！（笑）あたしはこのドラマ、赤いチンピラが出るシーンだけを楽しみにしてたからね～。植木等にネクタイで鼻をかまれちゃうとこまでで、お腹いっぱい！・・・と思ったら、赤いチンピラの後に現れたのは、松重豊ーーー！あららん♪知らなかったわ～、松重さんも出るなんて・・・。胸までいっぱいになりそうよん♪ 主演の長瀬君にほとんど関係ないことから書き始めちゃったわ(^｡^;) でもストーリー的にはどうだろう？株の話は知識がない私でも興味がわいたけど、どうも時間が長く感じたのよね。・・・ってことは、イマイチ？原田泰造がやり手の銀行マンってーのも、いささか納得いかないキャスティングだし・・・。次回からはもっと長瀬君が株の世界に誘ってくれそうだから、そこからもっと面白くなるといいな♪ 株が上がった下がったで一喜一憂して、儲けた400万と父親が背負っていた借金が同額、しかもその株のことで電話してた最中に父親が亡くなってしまったってあたりが、対比としてはうまかったけど・・・。このドラマはもうちょっと様子を見てみましょう。ってゆーか、赤いチンピラが今後も出るのか？そこに私の照準は合ってしまったような気がするんだよね（;￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･
第2回	株の恐ろしさを海の水に例えて説明する小塚（植木等）、なかなか説得力あったよね。「海の水はしょっぱいか？飲み過ぎると・・・死ぬぞ。」うーーーん、経験から出るさりげない台詞。株はよくわからないんだけど、パチンコだと思えばちょっと理解できたりもして・・・。ビギナーズラックでちょっと儲けちゃったら、次にやる時は欲が出る。せめて前と同じぐらいは儲けたい・・・いや、本音を言えば前の成績を上回りたい。その欲が身を滅ぼすって事に、痛い目を見ないと気付かないわけだ。株の面白さに気付いた白戸（長瀬智也）は、小塚に内緒で株取引。 4万の儲けでどんどん深みにはまる白戸を、たまたま証券会社に居合わせた美容学校の女社長・愛子（中尾ミエ）が気に入り、500万の資金運用を依頼される。その時、「名前は何て言うの？」と白戸に名前を書かせた紙が、実は500万の借用書で結局株取引に失敗し大損した白戸は、愛子から500万の返却を迫られる。そこでまつば銀行に融資を頼みに行った白戸は、山崎（原田泰造）にあっさり融資を断られる。小塚がまつば銀行に手をまわし、500万の融資を受けられるようになったが、担保もないフリーターに融資をした事が山崎は面白くない。融資してもらった500万を元手に、株で儲けて借金をチャラにしようとする白戸。まぁ、これもすべて小塚が白戸に勉強させるため・・・って気もするけど、株が上がった！下がった！とか、売りだ！買いだ！とか、スタンダード証券の松井(相島一之）が声張り上げて叫んでるとことか、妙に手に汗握っちゃうんだよなぁ。「指値」とか「成り行き」とかそういう言葉も知らない私でも、株の動向が楽しめるようになってるし、ただの爺さんみたいな小塚が電話1本であっという間に10億とか稼いじゃうのも小気味良くて楽しい♪ 借金を返すために株の値動きを見てる白戸は、欲はなく「守るべき金」があったから売らなくてはならない「2001円」をひたすら待っていた・・・それが成功を導いたわけだよね。でも、その値動きが小塚と山崎の勝負のためだったっていうのが、何だか凄い！儲けたお金で融資してもらった500万を返しに来た白戸に、大損させられた山崎が「株で勝ったのか？」と聞くと、「聞かない方がいいんじゃないかな？・・・素人は。」っていうキメ台詞。カッコよかったよ～♪ そうそう！中尾ミエの息子役は「漂流教室」でオペとかやってた医学部志望の3年生？眼鏡がなかったけど、そうだよね？最後にやっぱ小日向さんと松重さん、最高ーーー！蒔田（松重豊）は充ちる（岡本綾）に一目惚れしちゃったの？リンゴジュース作るのに、リンゴをナイフで突き刺して持っていくのはやめてね～＞蒔田
第3回	うーーーん、今回は私が気に入ってる株が上がった下がったってバタバタするシーンがなくて残念！まぁ、毎回同じように株の上がり下がりだけで右往左往するドラマでもつまらないし、たまにはこういうエピも必要なのかもしれないけど、もうちょっと中盤で投入してほしかったな。毎日、株の値動きをひたすら覚える修行をしていた白戸（長瀬智也）は、いつの間にか数字を記憶するのが得意になってたのね。でも、最初はそんな事がこのエピに関連しているとは思わなかったよ。小塚（植木等）から借りたお金で、アパレル会社「トゥモローズ」の株を買った白戸。自分が株を買った会社ぐらい見て来いと小塚に言われ、出向いて行くとそこでリストラされたトゥモローズの社員・ゆかり（京野ことみ）と知り合う。トゥモローズのワンマン社長（山路和弘）が許せなくて、株主総会で社長の退任を迫ろうとするゆかり。何でも社長は隠し口座を作って、不正に会社の金を流用し、利益を得ているらしい。隠し口座のある銀行とその金額を調べ、総会でそれを証拠に社長を追い込もうと意気込むゆかりを見て、白戸は株主総会が荒れれば株価が下がる・・・とそれしか心配していない。しかしほんと株について無知だわ、σ(^_^;ﾜﾀｼ? 「株全体の１％持っていれば、株主総会で議題を提案できる」なんて、ぜんぜん知らなかったもんな～。「株を買うって事は、その会社を買うって事」とか、へ～なるほどとか思ってるし(^^;ゞかばんをすり替えられ、総会で証拠を提出できずに困っているゆかり。そこへ白戸が発言を認めてくれるよう議長に頼んでいるとこで、周囲がざわざわ騒がしくなり、やって来たのが辰美（小日向文世）。いやぁ、辰美さん最高だわ！普段にこにこしてるのに、ここぞという場面ですごんでみせる。そしてまたにっこりして「驚かすのが仕事って言ったでしょ？」って、カッコイイやん！充ちる（岡本綾）と買い物した時のメモを取り出し、あたかもそこに隠し口座の証拠が書いてあるかのように、憶えた隠し口座と金額をすらすら読み上げていく。なるほど～、ここで驚異の記憶力が活きてきたわけね！ってゆーか、これって「空から降る一億の星」のキムタク様でも出来たんじゃない？（爆）だって、記憶力いいんでしょ～？それにしても白戸をいつも守ってくれてる小塚のじいちゃん。今回は2時間前に筆頭株主になっていたとは・・・さすがです！今週の名言は山崎（原田泰造）の「銀行の愛は移り気なんだ」だったわ。この一言に納得した方、多かったんじゃないでしょうか？（苦笑）そして充ちるに「恋してる人って見たらわかる」と言ってる辰美に、なぜかドキッとしている蒔田（松重豊）が可愛かった♪ 木村多江さんって最近面白いCMに出てるから、どうもそのイメージがあって笑っちゃいましたわ～。
第4回	ちょっと、ちょっと～！小学生に株取引やられちゃたまんないわよ！「デイトレード」？そんなん知らんっちゅーねん！何で小学生がノートパソコン広げて、株の売買してるのさ！ってゆーか、携帯持ってるのだってビックリだよ！今回はこういう小学生の映像に嫌気がさしちゃって、じぇんじぇんまともに見れなかったわ。子供がちょちょいとパソコンで株取引して、月に100万も稼いでくれたら、やっぱ親も狂うよな～。子供が株で儲けたお金で冷蔵庫買ったり、マンションの頭金を狙ってたり、そういうのを期待されると子供もかわいそう。そんな小学生にデイトレードを教わらなくちゃならない白戸（長瀬智也）もお気の毒。アクア製薬が倒産しそうだの、その筆頭株主に小塚（植木等）がなっただの、株が暴落した所で買って一瞬の反動で値上がりするのを見逃さずに売るだの、何だかいろいろあったけど、どうも集中できなかった。(^｡^;) やっぱ冒頭でオンライントレードしてる小学生ってーのに、妙に引いちゃったのよ。結局、その小学生も大切な取引の一歩手前でバスケに走っちゃって、取引を放り出したってオチで「やっぱ子供はこうでないとね」なんて、多少ホッとしたものの・・・。ってことで、このドラマは次回に期待しようっと！
第5回	今回はインサイダー取引。これもさぁ、言葉は聞いててしかも大体はどんな事かわかってるつもりだったけど、ドラマ見てると「へ～」って思う事多かったよ。その会社に勤めてる旦那さん（つまり合併の情報とか持ってる人）の奥さんが、その情報を知って株取引をしたらインサイダーだけど、その奥さんから話を聞いても単なる「又聞き」でインサイダーにはならないとか、「そうなんだ！」と思っちゃったよ。株って深いね～～～。途中をすっ飛ばして申し訳ないけど、緑（高畑淳子）が離婚資金目当てでインサイダー取引して、その件で逮捕しに来た警察が旦那（徳井優）の方に手錠をかけるのとか、ビックリしちゃったわよ！「奥さんがやったんじゃん！」って思ったら、夫婦は一心同体だからこの場合旦那さんが奥さんの名義でインサイダー取引をしたとみなされるなんてね。それで奥さんが「別居状態だったんです」と言えば、そうなると奥さんの方が単独でやったとも思われ奥さんを逮捕ってことも・・・だって。なんちゅー曖昧な基準なんじゃ？結局、この夫婦は相手が逮捕されそうになると庇いあってたし、ナンダカンダ言っても夫婦は夫婦って感じだったね。最後は妙にほのぼのしちゃってさ、「白髪染め買っといたから！二人で使えるやつ。」って旦那さんが言いながら連行されて行くのなんて、ちょっとウルウルしちゃったよ。んで、結局白戸（長瀬智也）はインサイダー取引に手を染めなかったわけね。「ズルはしたくない」うむ・・・白戸らしいや。（笑）インサイダーはカンニング・・・なるほどわかりやすい例えでございましたm(_ _)m 一番笑ったのは、人妻の二の腕好きな辰美（小日向文世）だなぁ。私のも触ってみる？（爆）
第6回	株は難しいけど、ドラマは今週も面白かった。信用取引？説明されても、イマイチわかってないんだけど(¨;)、株の波に乗るとか、タイヤキの頭とシッポはくれてやれ・・・とか、例え方がわかりやすくていいんだわ。「誠実」という言葉をバカにする山崎（原田泰造）と、その誠実な取引しかしてこなかった関根（近藤芳正）の対比とかも、例えがいいからわかりやすい。なかなか手に入らないお菓子を特別に作らせて手土産にする山崎の強引さと、有名なタイヤキのお店で2時間並んで待ってタイヤキを手に入れてきた関根さんの誠実さと・・・。私が今回最も(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝと頷いてたのは、そこらへんなんだよなぁ。小塚（植木等）が最終試験として、白戸（長瀬智也）に託したまつば銀行の株の運用。「タイヤキの頭とシッポはくれてやれ」の意味は、値動きの波の中で一番値が上がった時や、底値の時を待つのはあまりにリスクが高いからやめろって事だったのよね。うーん、株って深い。そしてテルコ（八千草薫）が5年前にある病が元で倒れた・・・病名は「相続保険」って何？やたら出てくる「相続保険対策資料」っていうのも気になるし・・・。小塚はそんなテルコを救うため？守るため？にまつば銀行を潰そうとしてるのかな？そこに愛があるわけか・・・。深い・・・。（一人納得）
第7回	ついにこのドラマの本流が見えたって感じの、緊迫した展開。「相続保険」・・・これまたわかりやすく説明してくれてありがとうって感じだね。('-'*)ﾌﾌ土地や家を持ってる人を相続税が高いと脅し、子供のため孫のためと相続税対策を装って、うまく引っ掛けたのが「相続保険」。一人5000万、夫婦二人で一億の保険金。当然払えないと言えば、全額まつば銀行が融資すると言い出す。その代わり、土地を担保に取られてしまうのに・・・。保険料で株を運用し、その儲けで充分相続税を払ってもおつりが来るという・・・そんなうまい話はないよね？でも「子供ため、孫のため」で騙されるのがご老人なのよ。くーーー、あくどい話やの～ぉ。んで、今度はその被害にあった人たちが裁判しようと立ち上がると、「債務免除」で引っ掛ける。「債務免除申請」の書類にハンコを押したという事は、その借金を認めたという事。すなわち、「相続保険」自体無効だと訴える裁判はできない。もーーー、とにかく勝手にハンコ押すな！って感じだよ。せっかく弁護士ついてたんだし、ハンコ押す前に一言聞け！ってーの。山崎（原田泰造）も「身ぐるみはがされて泣き寝入りか、毛布一枚かけられて泣き寝入りか選べ」だなんて、あまりに酷いよ！お前は身ぐるみはがされて喜ぶんだろうけどよーーー！（それはコントの泰造です）テルコ（八千草薫）も相続保険の被害者で、そのショックで倒れたらしい。そりゃ小塚（植木等）が「まつばを潰す」って立ち上がる気持ちもわかるよね。白戸（長瀬智也）も最後に山崎に向かって言ってたけど、「人の金で株やって、そのリスクも背負わない」って本当に許せない！ガンガン潰しちゃっておくんなまし！山崎は遥（長谷川京子）を白戸に近づけようと画策してたけど、それが「君にしかできない仕事がある」なわけ？ふざけた野郎だ・・・(｀ﾍ´) ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ｡そして小塚も白戸を遥に近付けと言ってるし・・・、お互い探り合いになるわけだね。こりゃ面白そうだ。その緊迫したストーリーの裏で、今回は何気に「マッキー（松重豊）祭」だった？（笑）クレープ食べるマッキー、ゲーセンでゲームに興じるマッキー、充ちる（岡本綾）がお見合いすると聞いてしょげるマッキー。もう、ぜーーーーんぶいい！蒔田最高！極めつけは充ちるが実家に帰るために乗ったバスを、怖い顔で止めて「行かないで下さい・・・・・って言ってました。みんな。」ってーの。（笑）本当は自分が「行かないで」って思ってるのに、言えないマッキー。しかも充ちるはマッキーが苦し紛れに言った「白戸も・・・」って言葉に反応して、お見合いしに帰るのをやめたってーのが、何ともせつないんだよね～。マッキー、p(^^)qガンバッテ!
第8回	許さーーーーーーん！山崎（原田泰造）！お前はそれでも人間かーーーーー！くっだらない大嘘つきやがって、その嘘で人が死んでも平気なのかーーーー！絶対に許さーーーーーーん！ぜいぜいぜい・・・。美幸（真鍋かをり）の家が競売にかけられ、異議申し立てをしようと準備しているとその一歩先に預金を差し押さえられ、申し立てに必要なお金を銀行から引き出せなくなってしまう。その上で、不動産屋を連れて来て、「早く家を売りたいから出て行け」とは何事だ！向こうがその気ならと、小塚（植木等）もまともな手では勝負にならないと、辰美（小日向文世）やマッキー（松重豊）を使って、「短期賃借権」とかいう手段でとりあえず3年は家を売れないという方法で出たんだよね。ううーー、よくわからんけど、なんだか面白い！(^^;ゞこれで終わったと思ったら、懲りない山崎がやって来て、家に一人になってるおばあちゃんに向かって「家は売らなくていいから、借りたものは返せ！」とか「おばあちゃんは返さなくていいから、お孫さんかその子供の世代までかかってでも金返せ！」って差し出した書類を見たら、100年での返済計画だよ！ 100年なんてどうしろってーんだ？うまい話に老人をのせておいて、金をむしり取って、その金で株を運用して失敗したら、そのツケを払うのは相続保険の加入者なんて、こんなバカバカしい話があるかよ！それだけでも許せないのに、おばあちゃんが白戸（長瀬智也）を頼ってる事を知った山崎は「白戸はまつばの人間ですよ。」と嘘をついておばあちゃんに白戸を疑わせた。もーーーーー、性根腐ってますな！＞山崎お前みたいなのは「ラバに蹴られて死んじまえ！」頭きた！マジ、相当むかつく！こんな時、和ませてくれるのは充ちる（岡本綾）とマッキーだよね♪ そういう意味でもこのドラマの創りって好きだわ～♪ 小塚様、白戸様、頼むから山崎をこてんぱんにやっつけておくんなまし！m(_ _)m
第9回	はぁ・・・泣いた、泣いた。最後のテルコ（八千草薫）絡みのシーン。そこまでが山崎（原田泰造）VS小塚（植木等）と白戸（長瀬智也）みたいな雰囲気だったのに、突然テルコに泣かされるとは思ってなかったから、不意打ち食らったみたいでわんわん泣いたっちゅーねん！いつものようにマッキー（松重豊）と充ちる（岡本綾）を絡めてくる展開もいいけど、今回の構成もめっちゃ好きだわ！あたしゃ、今回の第9話は個人的に記憶に残るストーリーになると思うよ。美幸（真鍋かをり）の婆ちゃんが焼身自殺したり、美幸も山崎に抗議をしに行っただけなのに、山崎と一緒に階段から落ちちゃって相手に怪我を負わせたような言い方されてるし・・・。これでもう黙っていられなくなった小塚が、倒産同然の会社の株を白戸に買い占めさせた。スタンダード証券の松井（相島一之）が、「こんな株、買う人いませんよ！」と白戸にいったのに対して、「いるかもしれませんよ。世の中に一人ぐらいは・・・。変わった奴がね。」ってーの、もう仕組まれた計画だったから出た台詞なのね。香港に辰美（小日向文世）が飛んで、その株に買い注文を入れる。まつば銀行香港支店には100億の預金をし、銀行を安心させ、クズ同然の株を買い、成立した5分後に銀行の預金を引き出してしまう。株の取引の支払いが4日後だなんて、これまた勉強になったけど、この作戦が見事に成功して、まつば銀行は80億の支払いを立て替えなくてはならなくなったわけだ。しかも辰美が成り済ました外人は、本人とは全くの別人とわかったし、引き出された預金もスイスの架空口座とやらに電信送金されて追跡不可能！まんまとしてやったり・・・ってとこだね。（￣ー￣）ニヤリッしかし、香港支店から連絡を受けた山崎が「こんなのはいくらでも補填できる！」って、80億だぞ～？と思わなかった？どんな金銭感覚なんだよ！結局、香港支店の担当を白戸に教えたのは遥（長谷川京子）だし、山崎のパソコンを盗み見て美幸のお婆ちゃんちが火事になった日の山崎のスケジュール調べてるし、最後は遥も小塚の味方につくのかな？それにしても白戸が山崎に言った、「こんな古い手に引っかかるのは、マヌケな銀行員だけ」って台詞は小気味良かったね～。そしてテルコなのよね(･･，)ｸﾞｽﾝ小塚も「年寄りが一番大切なのは金じゃなく、思い出なんだ。」って言ってたし、テルコ自身も「小塚さんとのことは忘れたくない」って言ってたのに、次の瞬間には白戸の事を小塚だと思って、「踊って下さいます？泰平さん・・・」って(ToT)ｳﾙｳﾙチラッと小塚に視線を移した白戸に、「踊ってやれ」と言わんばかりの小塚の大きな頷きに涙が出ちゃったよ。そして複雑な表情でテルコと踊る白戸が、「今日は僕の父親が来てるんです。父とも踊ってもらえますか？」って言ったとこで、再度号泣。さらにテルコに「はじめまして」と挨拶されても、「はじめまして」と返し踊っている小塚を見て絶頂！大泣きじゃーーーーーー！これがあって、またまたまつば銀行への憎しみが増すわけだわさ！まつば銀行、潰すべし！
第10回	(ﾉﾟοﾟ)ﾉｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫ- あたしのマッキー（松重豊）がぁぁぁぁぁぁ！（号泣）今回もマッキーと充ちる（岡本綾）のシーンが和ませてくれたというのに、やはり任侠の世界に生きるマッキーはこういう運命だったのか・・・。充ちるが落とした免許証で充ちるの誕生日が近いことを知り、誕生日当日本当だったら白戸（長瀬智也）にお祝いしてもらいたいだろう彼女を気遣って、雨の中追いかけコンビニで買ったようなショートケーキを差し出すマッキー！はぁ・・・何て優しいんだろう。（脱力）飲み物を買いに行こうとするマッキーに近付く刺客。「白戸さんですよね？」そう聞く刺客が何をしに現れたか、ちゃんと把握した上でちらっと一度充ちるを見て、「そうだ」と白戸に成りすまし・・・刺されるマッキー！うぅ・・・男だ！自分が恋焦がれる充ちるが好きな白戸のために、わかってて刺されたんだよね～。男だ！立派だ！でも、哀しすぎるぜ、マッキー・・・。(･･，)ｸﾞｽﾝ相続保険の発案・企画って山崎（原田泰造）だったんじゃん！なんて酷い男。その上、それを知った遥（長谷川京子）に問い詰められると、自分は相続保険の後処理をしただけだと嘘をつくし、もう本当にこいつは最低ーーーー！お前の涙には騙されないぞーーー！山崎には良心のかけらもないんだろうか？最後には本物の涙を流してもらいたいもんだわさ！株に関しては今回は「信用売り」とか何とかの説明がされたけど、白戸の「まつば銀行売り」と山崎の「まつば銀行買い」という勝負は緊迫感あってよかったんじゃない？それにスタンダード証券の松井（相島一之）の「桜台の爺さん・・・」っていう掛け声（？）が、今回は「桜台の・・・（一旦、間をあけ）白戸則道！まつば銀行、売り！」っていうのも白戸が小塚（植木等）同様の相場師として証券マンに認められたようで、何だか嬉しくなったわ。小塚が仕掛けた「夏のディール」がどういう結果をもたらすのか、凄く楽しみ！最後に山崎だけはボロボロにしてほしいわ。
第11回	あぁ、マッキー（松重豊）が無事でよかったよ。(･･，)ｸﾞｽﾝ「さよならさんかく、またきてしかく」とか「所謂フェニックスです」とか、マッキーの台詞最高じゃん！それにしても冒頭部分で、刺されたマッキーの手術中に駆けつけた白戸（長瀬智也）に、辰美（小日向文世）が言った言葉。「怒りは胸にしまえ！倍にして返すぞ！」って、凄くかっこよくなかった？本当に普段の菊奴と遊んでいる辰美の表情と、きりっと時折見せる厳しい表情の間で揺れる私。うーーーん、辰美上等!!! そんな辰美が先週から街頭で焼きそば売って3万円渡してたってーのは、凄く意味のある事だったのね？バイト代1万円、衣装代19000円、そしてまつば銀行に1000円で新規の口座を作ってくる・・・これが条件だったらしい。まつばに新規の口座なんか作って、どうするのかな～？と思ったら、これは綿密な計画だったわけか・・・。（気付くの遅いし(^^ゞ）まつば銀行とウィンザー銀行が合併の基本合意を発表する記者会見で、すっかり気を良くした山崎（原田泰造）だったけど、まさか白戸が仕掛けてきてたとはね～。記者会見場に山崎にとって「不吉な色」の真赤なスーツで現れた遥（長谷川京子）も、やるな～って感じだったけど・・・。そんな中、ウィンザー銀行の子会社・ウィンザー証券からまつば銀行の株が大量に売りに出されていた。それはもちろん白戸の計画なんだけど、今から合併しようって会社の系列会社から、相手の株が売りに出されたら、誰だって不信感持つもんね。そこへ追い討ちをかけるのが、辰美の焼きそば屋台で3万もらってた人たちの新規口座解約だったわけか・・・。まぁ、かなりの資金力がなければ出来ない計画ではあるんだけど、なかなか面白い勝負になりそうだよね。やらせだろうと何だろうと、これじゃ「風説の流布」にはならないし、世間が大きく騒ぐのは間違いない！解約を希望する人でごった返すまつば銀行のロビーで、ずっと山崎をにらんでいる白戸が、最後の最後に（￣ー￣）ニヤリッと不敵な笑みを浮かべたのがよかった。とにかく株が理解できなくても楽しめるように作られてて、キャストもばっちりハマってるし、文句のない出来映えのドラマ。最終回、きっとすっきりさせてくれるんでしょう。楽しみなり・・・。
最終回	もちろんドラマ自体も面白かったけど、もうマッキーが見られないと思うと、凄く残念！必ず充ちる（岡本綾）のピンチには、マッキー！そして突然、組長の顔になる辰美（小日向文世）のカッコいいこと・・・。今回、何よりのお手柄は関根さん（近藤芳正）じゃない？彼が「対策マニュアル」を盗み出してくれなかったら、あれだけバッチリな作戦は立てられなかったでしょう？まつば銀行に押しかけた客を、どうにか凌いで、やり遂げたと思った山崎（原田泰造）だったけど、なんと翌日も詰め掛ける客。おまけにここで白戸（長瀬智也）がまつば株を売ったことで、株も大暴落。まつば香港の隠し口座にある多額の負債も、明るみに出てまつば銀行は潰れちゃったね。この潰れる時のスピード感が、妙にリアリティあって引き込まれたわ。しかし、ウィンザー銀行のケント（宇梶剛士）はいつの間に手を組んでたんだ？「強いものにつく」というウィンザーのあざとさが、うまく出てたけどビックリだったわ。まつば銀行は山崎一人に罪をかぶせて、生き残ろうとしたけど、香港の隠し口座の負債がバレて日銀からの救済も無理になり、そのまま倒産。このドラマのキメ台詞は「まつばを潰す！」だったから、何だかすっきりしたよなぁ。そして落ち度がないと思ったのは、「風説の流布」なんかの事が忘れられたんじゃなくて、きっちりその件で白戸にも逮捕状が出るところ。細かいなぁ・・・と思った。しかし警察に捕まる前のビルの屋上での山崎は、妙に素晴らしかった！（笑）泰造って悔しいけど、どんどん力つけてきてるのよね～。最後にテルコ（八千草薫）が、ちょっと小塚（植木等）を思い出したのか、ちゃんと「泰平さん」って呼びかけたのが泣かせたね～。あと、「菊奴のツナ缶買って、残りは餞別」と手紙に書いてた小塚が、同封していた小切手！ 2億だぜーーーーー！どんなにツナ缶買っても余るっちゅーねん！あの爺さんらしくて、笑ったけどね。でも、菊奴って辰美やマッキーと一緒に出家してたのに、ツナ缶は食えないよなぁ。スタンダード証券の松井（相島一之）も、白戸のおかげで出世してるし（笑）どんなに出世しても、白戸の株取引には応じてくれる松井さんが、また最後までいい味出してるんだぁ！テンポもよくて、何度も言ってきた事だけど、株を知らなくても楽しめたドラマ。ただ、このドラマの影響だろうか？最近、電話のセールスで「株の投資にはご興味ありませんか？」というのが増えたんだよね(¨;)

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