愛の手前 恋のとなり

原作・脚本・監督:辻仁成

前編

予想通り・・いやいや、予想を上回るくだらなさでした。(爆)
誰か辻仁成にブレーキをかけて下さい。
ドラマ作ったり、映画作ったりされると迷惑です。
「原作・脚本・監督:辻仁成」
ある意味、やりたい放題ですがこれっぽっちも面白くないので、困ってしまいますね〜。

アカリ(井川遥)は自分の事を「目下の恋人」だと人に紹介するDJのシュウ(萩原聖人)と付き合っている。
ある日、妊娠検査薬で陽性の反応が出たアカリは、シュウの子供か?はたまた不倫相手の子供か?わからなくなり、シュウにそのことを打ち明ける。
当然、アカリの浮気を知ったシュウは激怒。
アカリから「浮気相手と抱き合った後は、不思議とシュウに優しくなれた」と聞かされたシュウは、クラブの客・リツコ(坂井真紀)と一夜を共にする。

そんなシュウとリツコが抱き合っている夜、アカリは何故か大量に卵を買い込んでいた。
うーーーむ、行動が読めん。
そしてシュウが帰ってこない部屋で、バスタブにひたすら卵を割り落とす女、アカリ・・・。
「堕ろす・・・堕ろさない・・・堕ろす・・・堕ろさない・・・」
あは・・・あはは・・・あはあはあは・・・。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
こんなヤツはおらーーーーーん!
バッカじゃなかろうか・・・。
唖然として言葉もないわ。
(この時点で、私の中では終止符がうたれた)

しかもその生卵いっぱいの風呂に、つかっとるでよ〜、アカリ・・・。
想像してください!
生卵の中に足を突っ込む瞬間の感触・・・しかも、生卵の中に体を沈める時の勇気。
お肌にはいいのでしょうか?あたしゃ想像しただけでぶっ倒れそうです。
生卵風呂の中に首までずっぽりつかって、声をあげてアカリは泣いてますが、ある意味これは拷問ですから泣いて当然とも言えるでしょう。(笑)

そしてお風呂の後は、ひたすら卵料理を作り続けてます。
卵焼き・スクランブルエッグ・目玉焼き・・・。
コレステロールが心配だとか言ってるような量ではございません。
しかも食ってます!(爆)
何の意味があるのでしょうか?ある意味「M」っすか?自虐的です。

んで、病院に行ってちゃんと調べたら妊娠してなかっただと?
何でしょうか?
シュウが「どっちの子供だとしても、俺が父親になる。」と言い出して、「病院に行ったら妊娠してなかったの」ってアカリが白状して、バスに乗り込み去って行く。
海岸についたアカリは海に向かって「シュウちゃーーーん、愛してるよーーー!」と叫ぶ。

「次週 感動の後編」

なーーーーんざんしょ?(爆)
いきなり「感動の後編」とかテロップ出されてもね〜って感じです。f( ̄ー ̄;)

それに終始うるさいBGMは何とかならないんでしょうか?
どこをとってもセンスのかけらも感じられない、お粗末な仕上がり。
こんなんで映画までやられた日にゃ、終わりです!
そして井川遥さん・・・やはり演技力なし!(これは予想通り)
たったひとつの楽しみだったオダギリジョー・・・前編では登場なし!(泣)
何がやりたかったんだ?>辻仁成

後編

ひ、ひどい出来だった。
なんだ?結局、ザッピングドラマもどきだったのか?
それにしても中途半端!

先週の前編の終盤で結局アカリ(井川遥)の妊娠は違ってたという事がわかったはずなのに、今週また「妊娠した!」だの、妊娠検査薬使って陽性だっただの言ってるし、「どうなってんだ?」と思ってたら、先週は「アカリ&シュウ(萩原聖人)」バージョン、今週は「アカリ&バード(杉本哲太)」バージョンってこと?

待ちに待ったオダギリジョーの登場なんて、ものの1分ぐらいじゃなかった?(苦笑)
バードの娘・アミ(松尾玲央)を妊娠させた男・コージ(オダギリジョー)が出て来たかと思ったら、その場に現れたバードをアミの父親だと知らずに殴って、その後「アミを大切にしてやってくれ」と頼まれて「はい」と返事しただけで終わりだよ・・・。(;´д`)トホホ
何のためにこのドラマを見たと思ってるんだ?
すべてはオダギリジョーだったのに・・・バカにしやがって・・・。(怒)

バードの妻・マリ(川島なお美)は入院中で、もう死期が近いらしい。
そんな妻がいながら、アカリとあっては「抱き合おう」とか言ってるバードもへんじゃない?
百歩譲って、病気の妻を抱えての不安な生活を一瞬でも忘れるために、アカリと付き合っていたと解釈しても、年頃の娘もいる男性がこれかよ!って感じ。
マリも死んじゃって、死ぬ前に海に行きたいって言ったからって、妻の遺体を病院から無断で運び出し海までドライブ・・・そして波打ち際で遺体を抱えてダンス。
これが美しいと思えるか?
んで、海に遺体を流してしまうわけなんだけど、ここはインドのガンジス川じゃないってーの!

こうやってマリと永遠に別れたバードの前に、アカリが現れ先週のラストカット、「シュウちゃーーーん、愛してるよーーー」と海に向かって叫ぶ。
そこにシュウが登場。
アカリに抱きつき、二人はラブラブモード。
そしてバードは得意な鳥のモノマネをしながら、去って行く・・・。

って、こんなオチでエンドロールかよ!
(^_^;)\('_') オイオイ...チョットマテ、こりゃ酷すぎるだろ?

全編通して、音楽の選曲が妙だ!まったく合ってないし、BGM流し過ぎ!もっと静かなシーンがあってもいいのに・・・。
ドラマの作り的にも、シーンとシーンが繋がってないし、やたらぶつぶつ途切れた感じで、「流れ」を感じる事ができない。
井川遥の演技はお世辞にも「上手い」とは言い難いし、台詞にもまったくセンスがない。
バードの娘・アミが小遣いをねだって一旦断られた後の一言なんて、「じゃあ春を売るけどいい?」だよ!
今の時代に「春を売る」なんて言い回しする女子高生がどこにいるっていうんだ?(爆)
何時代を彷徨ってる?>辻仁成

凄く自己満足で作ったような作品。(作品と呼ぶのも虫唾が走る)
こういうものはプライベートで撮って、自宅の呑み会ででも身内で見て頂きたい。
間違ってもテレビドラマとして放映したり、金取って劇場で映画として公開するような事をしてはいけない!
それを誰か教えてやって下さい。

先週のテロップ「次週、感動の後編」だったよなぁ。
どこに「感動」があった?(爆)

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