天才柳沢教授の生活

原作:山下和美
P:和田行 中島久美子

主題歌:ゴスペラーズ 「星屑の街」

第1回
脚本:土田英生
演出:鈴木雅之

楽に見られるドラマだね〜、こういうのも1本は必要!
自分が決めたルールを生真面目に守る、柳沢教授(松本幸四郎)。
横断歩道を渡るために、わざわざ家から大学の反対方向に向かって進み、本来なら15分の道のりを45分もかけて通勤するとか・・・。
やたら時間に正確で、何事も時間通りにやるとことか・・・。
家にこういう家族がいたら、絶対にうっとうしいんだけど、ドラマとして見る分には結構笑えるかも。

だいたい大学の教授なのに、何で「交通教本」とか熟読してんだ?
しかも、それに書いてある通り、交差点付近のラーメン屋の張り紙も、ライブの告知の張り紙も剥がして回ってるし・・・。
挙句の果てには商店街の店の前に、とめてある自転車を撤去するように主張したり、こんな奴はおらんやろ〜と思うんだけど、なぜかみんな柳沢教授の一言から路上大討論会が始まってるんだよなぁ。(^。^;)
松本幸四郎さんのいかにも真面目そうな風貌が、なかなかお似合いの役かもしれない。
いちいちそんな細かいところに、疑問を持たんでもええねん!と思いつつ、普通じゃない発想の持ち主・柳沢教授に興味津々。
売り言葉に買い言葉で言った「この、タコ!」の「タコ」にまで、かなりの疑問を抱かれた日にゃ〜、何をどう説明すればいいのかわかんないよね〜。(^。^;)
そんな教授の奥さんに松原智恵子さん。
これがまたおっとりしてて、いいんだよなぁ♪
でも、こりゃ〜レビュー向けじゃないっしょ?(笑)

第2回
脚本:藤本有紀
演出:鈴木雅之

このドラマが好きな私は変ですか?(^。^;)
いやいや、ツボにハマると妙に可笑しいんだよ!
何でそんなチマチマした事が気になるんだ?>柳沢教授(松本幸四郎)

「七つの子」の歌詞にある、カラスの七つの子ってーのが「七歳」なのか「七羽」なのかは、誰もが一度は悩んだはず!
でも、それを深く探求しようってとこが笑える。
ちゃんとカラスの生態について調べたヒロミツ(佐藤隆太)が、カラスは2週間で孵化してそれから1ヶ月で巣立つから、7歳の子ガラスってーのはありえないとか、卵も一度に4個か5個しか産まないから、7羽の子ガラスってーのもない・・・と言ってるのなんて、「あぁ、そうなの?」と興味津々で聞いてたもん。(笑)
でも、柳沢教授にとっては、幸弘(小日向文世)が我が子がもうすぐ7歳だから、「あれは7歳のカラスなんだよね〜」と言って喜ばせているのを見て、あれは自由に解釈すれば良いという懐の深い歌なんだという解釈に落ち着いたのが、また教授らしい。

とにかく、子供の算数ドリル見て「100円玉1個で、鉛筆2本と消しゴム1個が買えるか?」を実践してみたり、「次郎君は昨日たけのこを7本掘り、今日は10本掘りました」という文章題で「ちょっと掘り過ぎじゃないでしょうか?」と真面目に考えたり、「1週間」の歌で「月曜日にお風呂を沸かして、火曜日に入ったんじゃ冷めてしまう」とか、くっだらない事を真剣に考えてる教授にくすくす笑ってしまった。
あはは・・・私って結構しょーもないギャグとかで笑っちまうんだけど、その体質がこのドラマには向いてたのかも・・・。(^^;ゞ

今回の本筋は、酔っ払って朝帰りした幸弘に怒った奈津子(戸田恵子)の話だったんだけど、そっちはあんまり意識してなくて(^。^;)、どうしても教授のチマチマしたエピソードで笑ってる管理人。

第3回
脚本:土田英生
演出:西浦正記

まさか、このドラマに自分がハマるとは思ってもみなかった!
でも、日常の本当にどうってことない事に目を向ける、柳沢教授(松本幸四郎)が笑わずにはいられない。
今回なんて、世間一般の父親の休日の過ごし方だよ!(笑)
そんなん人それぞれじゃん!で済まさないところが、柳沢教授なんだよなぁ。

リサーチの結果を試してみようと、休日に奈津子(戸田恵子)、いつ子(川原亜矢子)、世津子(国仲涼子)を誘ってデパートへ出かける教授。
ここからが可笑しいのよ!(笑)
何で、デパートに入って最初に屋上なのさ!とか、何でいい大人の娘たちがお金入れて乗る乗り物に乗らなきゃいけないのさ!とか、いきなりソフトクリーム食べなきゃならないのさ!とか・・・。
でも、全部大真面目なわけ!教授にとっては・・・。
娘たちに食事させて「次はおもちゃ売り場へ行きましょう」じゃ、誰も喜ばないって!
単なるリサーチのためにデパートへ来たようだったけど、疲れて下着売り場の椅子で眠りこけてるいつ子を、じっと優しい笑顔で見つめる教授は完璧に父親の顔だったね。
それを見て、いつも反発ばっかりしてた世津子が、最後にもう一度屋上へ行こうと誘うんだけど、何だかこんなヘンテコ家族でも「愛」がきっちりあるんだなぁ・・・と思うと、結構感動しちゃったわ。
いい大人の娘たちが、お金を入れると動く乗り物に乗ってるのを見ながら、はっと何かに気付いた教授がどこかへ消えたと思ったら、ソフトクリーム買ってきたのよ。
しかも、今度は自分の分も入れて4つ!
リサーチした結果を試すだけでなく、最後のソフトクリームは教授自身の気持ち。
そこらへんに「愛」を感じたなぁ。

せっかく教授の誕生日だったからと、デパートでケーキを買って帰ったのに、これからって時に教授は就寝。(苦笑)
でも、いつもの消灯時間を3分過ぎてるのを時計で確認した正子(松原智恵子)が、「今日は本当に楽しかったのね、あの人。」と言ったのが印象に残った。

それにしてもヒロミツ(佐藤隆太)はいいね〜♪
正子と二人で大福食べながら喋ってる光景もほのぼのしてたけど、華子ちゃん(三浦透子)に服装を「だっさ〜」と言われてるヒロミツも最高!
激しく笑うでもなく、泣くでもなく、考えさせられるわけでもないドラマなんだけど、何となく面白いのよ。
このドラマのリタイアはしないだろうなぁ・・・。

第4回
脚本:藤本有紀
演出:西浦正記

今回はちょっと落ちたかな・・・。
相変わらずチマチマした小ネタは好きなんだけど、ちょっぴり眠たくなるような感じだった。
風邪で寝込んでいる(っていっても平熱より0.2度だけ高いのを、発熱と言ってるだけなんだけど)柳沢教授(松本幸四郎)の家に、泥棒(宮迫博之)が侵入。
金目の物を探すが何もなくて、柳沢教授の部屋へ・・・。
そこで寝ている教授と出会ってしまうわけだ!
正子(松原智恵子)の習字の先生だと嘘をつき、何とか教授を騙してその場を立ち去ろうとするが、教授は泥棒相手に本の話を始め帰してくれない。

そこにいつ子の同級生だった「ポエム詠みの藤村君」って、実際には登場もしない人物の存在があって、泥棒と藤村君が間違われてしまう。
「いろはにほへと・・・」を立ち聞きしたヒロミツ(佐藤隆太)が、「何だかアロハのポテトはチリ味で、わかめのタレをつけてはならん!」と言ってましたって説明してるのは笑ったよ!
っつーか、ヒロミツ最高♪
教授をはじめ、教授の家族誰一人としてちゃんとヒロミツの名前を覚えてないのに、正子だけが「あら、ヒロミツ君」と一発で正しい名前を呼んだのもよかった。

簡単に言えば、泥棒と本の話を長々続けた教授が、その泥棒を気に入ってしまい、自分のコレクションしてる本の中から、惜しげもなく初版の本をたくさん泥棒にあげてしまった話。
でも、その泥棒はどうやら本にハマっちゃったらしい。
警察が盗んだ本はちゃんと返させますというのに、「返してもらわなくて結構ですが、読後の感想はレポートで提出してください。」と・・・。
泥棒にも寛大だ!>教授

正子が大切に育てていた桔梗の鉢植えを盗まれたのだって、最初は「すぐに返しなさい」って張り紙だったのに、最後には「桔梗を持って行かれた方へ。大切に育てて下さいね。」に変わってるし・・・。
ほんと穏やかな夫婦だこと。(^。^;)

第5回
脚本:土田英生
演出:鈴木雅之

繋がりようもなさそうな二つのエピソードが、何気に結びついていくのよね。
正子(松原智恵子)が嫁入りの時に持ってきたピアノが発見された事と、田丸物産の社長婦人である要(ジュディ・オング)が夫を亡くしたショックで娘時代に記憶が退行する話。
これが妙に絡み合ってるあたりが、何とも不思議で面白い。

自分は18歳の娘だと思い込んでる要が、突然柳沢教授(松本幸四郎)の家にやって来て、そこが自分のお屋敷だと主張し、居座ってしまう。
もうトメとか六助とかマクレガーとか、名前だけでも可笑しい!
18歳の要は当時家庭教師だった教授に憧れてたのね。
でも、田丸社長との縁談が決まっちゃって・・・。
本当は結婚する前に、一度でいいから教授とダンスがしてみたかった。
そんな過去の希望を、今、退行した記憶の中で実現する要。
何だかね〜、ちょっとええ話やったね、今回も。

正子に新しいピアノを買ってもらおうと、楽器店で試し弾きさせた時に教授が音に不満を抱いたのは、家にあった嫁入り道具のピアノが最初から音の外れた鍵盤があったから。
その調律されてない正子のピアノの音色が、教授の音階として染み付いていたってーのも、愛のある話やの〜ぉ。
最後に正子が「もし私がボケても踊ってくれます?」と教授に尋ねると、「喜んで」と答える教授にまたもや愛を感じてしまった。

あれだけボケちゃってた要を、なんだかんだ言いつつ相手してた家族にも温かいものを感じたよ。
本当にかわいらしいドラマで、ちょぴっと幸せな気持ちになるんだなぁ♪
次週は要潤が登場!これまた楽しみなり・・・。

第6回
脚本:藤本有紀
演出:西浦正記

正直村と嘘つき村のなぞなぞ・・・これを最初にネタふりされて、最後まで答えがわからないってーのが、何とも辛かったわよ。
答えは何よ?って気になるじゃない?
しかも途中で一度答えがバレそうになるのを、きっちり柳沢教授(松本幸四郎)が止めるから、また心がモヤモヤしちゃって・・・。(^。^;)

ホラ吹き男爵と呼ばれる学生(要潤)に興味を持った教授。
男爵に張り付きながら、嘘について研究するんだけど、これがなかなか勉強になるのよ!
嘘にはいろんな種類があって「他愛のない嘘」「一時しのぎの嘘」「言い訳」など様々なんだけど、そこに「愛すべき嘘」も存在するって事が何だかちょっぴりステキじゃない?
男爵曰く、嘘をどうのこうの言うけれど、フィクションの小説家なんてみんな嘘で稼いでいるじゃないかってーのも一理あるし・・・。
華子(三浦透子)の金魚がなくなったってエピソードが、どうやって絡んでくるのかと思ったら、これも金魚を探してあっちこっち彷徨った華子が、最終的に教授の研究室を訪ねて来て、そこで出会った男爵が「愛すべき嘘」で金魚探しの旅の壮大なストーリーを話して聞かせ(もちろん嘘)、「金魚はいつも空から見ているんだ」って華子を傷付けることなく言い聞かせた事。

男爵が「傘を貸してくれた女性に恋をした」という話も、最初は作り話だと思ったけど、あれはノンフィクションだったのよね。
水色の水玉のスーツが針金ハンガーにかかってたのが、涙を誘ったと男爵は言ってたけど、うちのスーツはだいたい針金ハンガーにかかってるよ。(笑)
これって涙を誘うんだ?へ〜・・・。
しかし食堂のおばちゃん(磯野貴理子)が、その男爵が惹かれた女性だったとはね。
だって貴理子だよ!(爆)最近CMからドラマからよく出てるけどさ〜、貴理子だよ!(繰り返すなっつーの!)
教授は男爵が食堂のおばちゃんに惹かれているのをわかって、「愛すべき嘘」のお返しをしたわけだ!
貴理子に告白をさせるために・・・。う〜ん、ニクイぜ!
何でもいいけど、要潤が惹かれた女が貴理子ってーのに納得はできず・・・。(^。^;)

そして冒頭で出されたなぞなぞの答え!
分かれ道で「どっちから来られました?」と聞いて、その人が指さした方が「正直村」!
言われてみればそうだね〜。
「正直村」の人は自分の来た方角を指すし、「嘘つき村」の人は嘘をついて自分が来た方角と違う方を指す。
(^。^;)ホッ!よかった!この答えがわからなかったら、眠れなかったぞ!(^^;ゞ

第7回
脚本:土田英生
演出:成田岳

今回のテーマは「巣立ち」。
脱いであったスリッパを教授(松本幸四郎)が片付けた事で、朝から激怒の世津子(国仲涼子)。
怒りが収まらない世津子は、荷物をまとめてヒロミツ(佐藤隆太)の部屋に転がり込んだ。
ヒロミツったら喜んでるよ。(笑)
それにしても、いつも教授に反発してる世津子だけど、意外と教授っぽいとこがあってビックリだね〜。
散らかり放題のヒロミツの部屋を、几帳面に片付けたり、家具を置くのにこれまたきっちりサイズを測ったり。

ヒロミツが銭湯に入ってるシーンも、なかなか愉快だったよ。
いつもはあんな爆発頭のヒロミツも、風呂に入れば控え目な頭になっちゃって・・・。

ヒロミツの部屋を出た世津子が、何となく帰り辛くて教授が寝る9時まで公園で時間つぶし。
世津子が自分の考えで行動している「巣立ち」だからと、必死に自分の気持ちを押し殺して接していた教授だけど、本当は「親」として寂しい気持ちがいっぱいだったのね。
娘に巣立たせるために、親も努力する。
その切ない感じを、今回の教授は感じさせてくれた。
9時に寝ようと自分の部屋に入ったものの、9時半まで眠れずにベッドに腰掛けてた教授に、奈津子(戸田恵子)が「お父さん、世津子帰ってきたよ」と声をかけると、ベッドの上で教授が(ToT)ウルウルしてるのが良かったよ。

「巣立ちの準備をしていきましょう。お互いに。」という今回のシメの台詞、いろんな親子の胸に響いたんじゃなかろうか?
反発してても、所詮似たもの親子!
交差点で信号が赤から青に変わった時、口で合図をしなくても同じタイミングで踏み出される足。
親子ってこういうちっぽけなところに、DNA感じたりするのよね。(笑)

第8回
脚本:藤本有紀
演出:西浦正記

ええ話やった。(涙)
どうしてこんないいドラマが短縮されたりするんだろう?
全く解せない話だ!(`ヘ´) プンプン。

だいたい家族写真を撮るというエピで1時間引っ張れるってーのが凄い!
いやいや、もちろんその裏に吉田先生(金田明夫)が、万年助教授に悩んでる話もあっての事なんだけど、これほどまでにあちらこちらにちりばめられた小さなパーツが、ドラマの終盤できっちり合わさってくると、心地いいとしか表現できないよ。
吉田先生が柳沢教授(松本幸四郎)に自分の進む道を相談しようと家に訪れ、そこで泥酔し泊まっちゃったんだけど、自分が何を話したか記憶すら残ってないほどの酔っ払いぶり。
あぁ、私も若かりし頃はこういう経験が多々あって、翌朝目覚めたはいいものの、「げ!どうやって帰ってきた?ってゆーか、いつ帰ってきた?いやいや、いつからの記憶がないんだ?」と青くなったもんだわさ。(^。^;)
んで、今回の吉田先生みたいに「奈津子(戸田恵子)にあんな酷い事言うから・・・」とか、みんなに責められると凄い不安になるのよね。
だってキレイさっぱり記憶が飛んでるんだもん!(爆)

6年前に「祭りの経済学」という論文を発表して以来、論文提出がなかった吉田先生。
でも、ずっとその論文の続きを考えてて、それが記憶を飛ばした間の会話にも出ていた事がわかった時、何だかじーんとしちゃたよ。
奈津子の事を「鬼の人形」だと言って大福を投げつけたのも、「般若のお面をくれ」と言って両耳を引っ張ったのも、かき氷を作ろうとしてコーヒーメーカーに氷を入れたのも、無意識の中でさえ「祭り」を追っていた証拠。
それを嬉しく思ってる柳沢教授の温かさ。
うーん、ステキ♪

冒頭のしりとりで「チーズ」を連発する吉田先生、その度に「はい、チーズ」でシャッターを切る癖が出て、つい押しちゃう教授ってーのを前振りしておいて、最後の記念撮影シーンでお腹がすいて泣いてる華子(三浦透子)をなだめようと、ヒロミツ(佐藤隆太)がサンドイッチを作って食べさせるとこも良かった!
ヒロミツが作ったサンドイッチを食べて泣き出す華子ちゃん。
中身を聞いて、ハッと何かに気がつき台所に走り出す幸弘(小日向文世)。
サンドイッチにチーズが入ってなかったから泣いてたのよね。>華子ちゃん
んで、お約束の「はい!チーズ!」とチーズを差し出す幸弘の声に反応して、シャッターを切る教授。
あーーーーー、気持ちい〜ぃ♪

出来上がった写真は吉田先生以外、みんなあっちこっち向いちゃってとても家族の記念写真とは言い難い出来だったけど、あんな写真の方が後々まで「この時はああだった、こうだった」と話しが尽きないかもしれないわ。

最終回
脚本:土田英生
    藤本有紀
演出:鈴木雅之

前回の吉田助教授(金田明夫)の回ほど、きっちりまとまった感じはしなかったのが残念ではあるんだけど、そこそこきれいにまとまったかな?
今回の柳沢教授(松本幸四郎)の研究テーマは「結婚」について。

そんな中、実家のポンカン農家で働く母・シマ子(大島蓉子)への手紙に、結婚したい相手がいると書いたヒロミツ(佐藤隆太)は、世津子(国仲涼子)に突然結婚を申し込む。
「結婚しよう!急ぎの話で申し訳ないけど・・・。」って、そんなプロポーズありか?(笑)

教授の傘にまつわる話は、ちょっとええ話だったよね。
40年前に正子(松原智恵子)にもらった傘のプレゼント。
雨の日は気がめいるもんだから、そんな日こそ自分が応援している事を思い出して欲しいと傘をプレゼントした正子。
絶対に失いたくない大事な傘だから、大きく自分の名前を書いて使っていた教授。
傘一本あればいいって、漠然としてるけど何となくわかるなぁ・・・って感じじゃなかった?

最後にシマ子に連れて帰られそうになってるヒロミツを世津子が待ってるとこだって、母親に頭の上がらないヒロミツが「(母ちゃんがポンカンに命かけてるように)俺のポンカンは世津子なんだ」と言った勇気って相当のもんだったと思うよ。
でも、やっぱ教授が最後は全部持っていったね〜。
シマ子のお土産のポンカン飴を美味しかったと誉めた上で、原材料であるポンカン飴の栽培に興味があるから、近々伺ってもよろしいでしょうか?って、なかなかシャレてるよなぁ。
笑顔は見せなかったけど、「正月には帰って来い」と言ったシマ子。
教授の研究した「結婚」とは、世津子を通してヒロミツと出会い、ヒロミツを通してシマ子と出会い、ポンカンへ・・・という風に奇跡のような出会いがあること。
家族全員を目の前にして、「私はここにいるみんなと出会うために、40年前に正子と結婚したのだ。」って結論にも頷けた。
そう考えると本当に結婚なんて他人と他人が出会って始まる形態だもの。
奇跡のような出会いと言えるよね。
私も結婚して40年経った頃に、奇跡のような出会いに感謝したいわ♪

んで、ヒロミツと世津子は結婚式挙げたのね。
冒頭で「アルバイトなんで(^。^;)」と教授の質問にタジタジになってた牧師さんが、世津子の結婚式では「勉強しましたから」と自信持ってやってるのが良かったわ。
賛美歌をおぼえてきた教授もね。

正直言えば、最終回もうちょっと印象に残るものにしてほしかった。
先週、かなり盛り上がったから、ちょっと心残りな最終回になっちゃいました。

 

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