精霊流し〜あなたを忘れない〜
原作:さだまさし 「精霊流し」より 脚本:市川森一 主題歌:さだまさし ♪精霊流し |
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第1週 |
初回だけではまだどんな話なのかわかりませんなぁ。 とりあえず、坂口憲二はカッコいいけど彼の喋る九州弁(正確には長崎弁なんでしょうが)はダメダメよん。 あたしは18年間九州弁を喋ってきたネイティブスピーカーだから、この耳障りな九州弁がどうも気になって・・・。 すでに初回15分の途中から、標準語っぽくなっていたから何とか我慢できたけど・・・。 それに比べて、やはり九州出身である宮崎美子の流暢な九州弁。 いやぁ、これにはある意味懐かしさすら感じてしまった。 雅彦(坂口憲二)が少年時代を振り返り、インタビューを受けているという設定の初回。 子供の頃は結構裕福な家庭に育ったらしいが、途中で父の事業が失敗し、雅彦が言うところの「没落」の日々を送る。 家を引き払った後に住んでいたボロボロの長屋・・・そこの庭に植えた一輪の薔薇が大きくいくつもの花をつけていまだに育っていた事に感動する雅彦。 さてさて、今後どのような話に? そうそう!これってエンディングがいつもの今井美樹のお歌じゃないのね。(当たり前) |
第1週 |
今回は雅彦@少年時代(東海孝之助)のひと夏の体験って感じだった。 うーん、だから何なんだ?(苦笑) 少年時代、有名な先生のレッスンを受けるために、東京の節子おばさん(風吹ジュン)の家に預けられた時のこと。 おばさんの息子・春人(浅利陽介)と、近所の女の子・徳恵(杉本友莉亜)と雅彦の間での三角関係。 淡い恋心、嘘、嫉妬・・・。 同時に夫・弘之(神保悟志)の浮気に苦悩する節子おばさんを通して、大人の恋愛の片鱗を感じ取った雅彦。 ふむ・・ってゆーか体験的にはごく普通。(^。^;) はよ〜、坂口憲二を出せーーー!って感じですわ。(^^;ゞ |
第1週 |
今回は雅彦(東海孝之助)が単身上京し、東京で本格的にバイオリンのレッスンを受ける事になった話。 コンクールでたった一度だけ一緒になったひとつ年上の女の子・岸田涼子(鈴木彩)。 天才と呼ばれた彼女の演奏を聞いて、天才と上手には差がある事に気付く雅彦。 うむ・・・何とも毎回かったるい。 早く話を進めてくれ〜!坂口憲二を出せ〜!(そればっか) |
第1週 |
w(゚o゚)w オオー! いきなり少年時代の雅彦(東海孝之助)が成長し、青年の雅彦(坂口憲二)になったと思ったら、あーた、いきなり入浴シーンでっせ!(じゅる) しかも、この入浴シーンがめちゃめちゃ長い! さすがNHK!何をすればいいのか、ちゃんとわかっていたらしい。 今までの3回は「じらし」だったのねん♪ 東京芸術大学にバイオリンで進もうとしていた雅彦だったが、受験を目前に方向転換。 3歳からどんなに家計が苦しくても、親が借金してでも雅彦のバイオリンだけは続けさせてくれたのに、それを辞めるという辛さ。 上京してきた雅人(根津甚八)にその事を伝えるのが、大浴場の中ってわけよ! だから、いろいろ自分の気持ちを父親に伝えるこのシーンは必然的に長いのさ。 いや〜ん、ビーチク関係見放題!(爆) いいわ〜、坂口憲二の裸体!九州弁が下手なのも、まだまだ演技が粗いのも、裸体で帳消し! いかん、真面目に話を追わなくては・・・。(^。^;) 雅彦は普通の大学に進学し、それでも音楽とは関わっていたくて大学の仲間とバンド組んで演奏したりしてるってわけ。 この仲間たちとこれからすったもんだあるんでしょうね。 いやぁ、今回は本当にお宝ものの15分だったわ。(まだ裸体の余韻に浸ってる女) |
第2週 |
このドラマは週末にまとめて1時間モノとして見た方がいいのかもしれないなぁ。(今更) 律儀に毎日15分ずつ見てるんだけど、何ともいえないところで終わっちゃうのよね。(^。^;) とりあえず今回は雅彦(坂口憲二)の下宿先での生活と、偶然の出会いで始めた居酒屋でのバイトって感じ? 春人(中村俊介)や徳恵(滝沢沙織)ともまだ交流があったのね。 徳恵がアングラ女優の卵になってたのは、何となく理解できる感じだけど、この女の子を見てるとやっぱ性格って直らないのかも・・・と思っちゃうわ。(^^;ゞ バイト先の居酒屋の店主として佐野史郎さんが出て来たけど、この人との出会いが雅彦に何らかの影響を及ぼすのかしら? |
第2週 |
徳恵(滝沢沙織)ってどういう女なんだ? アングラ劇団の女優の卵で、大して才能もなさそうで、でも男を虜にしては食い潰す。 「魔性」系?(笑) 春人(中村俊介)は相変わらずこの徳恵に振り回されてるけど、雅彦(坂口憲二)はそれが面白くないんだろうね。 男として・・・。 徳恵に出て行かれてしまった春人から、雅彦へ届いた舞台の招待状。 野川(佐野史郎)と花持って見に行ったら、妙な神社の境内みたいなところで、一人箱に乗って白塗りで舞踏してる春人の姿。 すっげ〜、アングラな雰囲気だけど、そんな明るいところでやられても何だかなぁ。(^。^;) しかも、その姿を見て雅彦が「春ちゃん!」って泣いてるんだけど、やっぱ坂口君の泣きの演技はまだまだなんだよなぁ。 このドラマは中身がイマイチ・・・。 |
第2週 |
春人(中村俊介)が高熱を出して雅彦(坂口憲二)のアパートにやって来た。 すでに居候二人いるのに、病人が転がり込んできて、しかもお金は底をついている。 薬どころか食べ物を買うお金もない雅彦は、ついに自分のバイオリンを手放す事に・・・。 質屋に持って行くんだけど、やっぱ雅彦のバイオリンに対する気持ちはいまだに半端じゃなかったみたいで、何度も質入を躊躇うのよね〜。 まぁ、質屋のオヤジがいい人で「どうせ流すつもりじゃないんだったら、安い値段で入れとけ!」って言ってくれて、80万もしたバイオリンを3千円で質入。 そのお金で食べ物をしこたま買うんだけど、居候君たちはすぐに雅彦が大切なバイオリンを売ったことに気付くわけよ。 狭い部屋だもんね、何がなくなったかぐらいすぐわかるわなぁ。(^。^;) 居候君たちが相次いで実家に戻って行ったのは、やはり雅彦にバイオリンを売らせてしまった事に、罪悪感を感じたからなんだろうか? 春人だけが同居人として残ったわけなんだけど、そこへ忘れた頃に戻って来たのが徳恵(滝沢沙織)。 「ハ〜イ!」と何でもなかったように現れたけど、これでまた春人は徳恵と一緒にフラフラしちゃうのかしら? |
第2週 |
春人(中村俊介)は、やっぱ出て行っちゃったか・・・。 それほどまでに魔性の女なのかなぁ・・・徳恵ちゃん(滝沢沙織)。 雅彦(坂口憲二)が質入してたバイオリンは、友人がちゃんと質から出してきてくれたのね。 でもその友人は26歳という若さで亡くなったらしい・・・。(・・,)グスン そういう思い入れのあるバイオリンになったんだし、これは大事にしなきゃ・・でしょ。 春人がやっと野川(佐野史郎)の店に雅彦を訪ねて現れたと思ったら、やっぱ徳恵ちゃんと一緒! しかも春人は徳恵のマネージャー? 徳恵は女優として芽が出ず、どうやらポルノ女優に転向したらしいし・・・。 相変わらずつかみ所のないドラマだな・・・。 かなり辛くなってきた。 しかも、このドラマで見ると坂口憲二にまだまだ演技力などない事を思い知らされる。 特に泣きの演技など酷いもんだ。 でも許す!(爆)ガタイがいいから・・・♪ |
第3週 |
おぉ、雅彦(坂口憲二)の恋の予感か? バイオリンのコンクールで天才ぶりを発揮してた涼子(新山千春)と、偶然深夜の公園で雅彦が出会うんだけど・・・。 ご飯食べるとこを探してる涼子に、野川(佐野史郎)の店で手料理を振舞って、すっかり感謝されちゃったり、もうこれは恋に落ちるしかないよなぁ。 風邪を引いてバイトを休もうとしたら、店に涼子が来ていると聞かされ、すっ飛んでいくあたりでもう完璧に好きになってるのが現れてるんだけど、あまりに慌てすぎて途中坂を上る階段ですっ転ぶというシーンがあったのよ! このコケっぷりが最高!(笑) 坂口憲二の演技の中で、一番ウマイと思ったのがこのシーンだった!(爆) 今後、涼子にどんどんハマって行くのかな〜。 でも、結局はふられちゃったりするんだろうなぁ・・・。 だって、これって主役は「さだまさし」なんだもん!(爆) |
第3週 |
野川(佐野史郎)の店の二階を間借りした夫婦、見るからに怪しい。 あんな夫婦に貸しちゃうなら、雅彦(坂口憲二)が借りてやればよかったって、後で思う事になるんだろうね。 「ま〜ちゃん、うちの二階に住まないかい?」って野川が言ったのに、そこまでして料理にどっぷりつかっちゃうのは・・・と雅彦は断ったんだったよなぁ。 あの夫婦は最初から野川を狙って、二階に住むようになったんでしょ? あの「チンチロリーン」ってヤツで、博打を教えて野川に借金作らせて大金巻き上げるとかそんな感じだよね。 あぁ、野川さんいい人だったのに・・・。(って、今後を決め付けてる) 涼子(新山千春)からクリスマスプレゼントをもらった雅彦、嬉しそうだったね♪ もらってその場では開けないんだ? 開けて喜んだ顔、見せてあげればいいのに・・・。 誰もいない公園で、一人でブランコに乗ってプレゼントを開けて、「ありきたり」って呟きながらまんざらでもなさそうにマフラーを首に巻く。 にんまりしながらブランコを揺らす雅彦。 やっぱ坂口憲二スマイルに勝るものはナシ! 泣き顔がイケてなくても、白い歯出して大口で笑ってる坂口君にはそれだけでメロってしまうわん♪ |
第3週 |
やっぱ野川(佐野史郎)は、博打にハマったか・・・。 真面目そうな人ほど、ハマると抜けられないんだろうなぁ。 ついに店の仕事も蔑ろにするようになって、雅彦(坂口憲二)が一人で切り盛りしてるのが可哀想。 涼子(新山千春)に徳恵(滝沢沙織)から抱きつかれてるところを目撃されて、雅彦ピンチだったね。 お嬢様の涼子さんはすぐに涙目で車に乗って走り去ってしまったし・・・。 徳恵を突き飛ばして、涼子の車を走って追いかける雅彦。 雅彦がもうバテバテのところで、目に入ってきたのは車を止めて立っている涼子さんの姿。 うむ・・・良い!(爆) 何となくお嬢さんらしくて、良い! とりあえず感情のまま車を飛ばしてみたものの、そのうち冷静さを取り戻し雅彦を待っているその凛とした姿が良い! 「君をなくしたくない。」という雅彦の言葉に、「おばかさん♪」という受け答えも良い! ここはなかなかきゅんとするシーンだった。 ・・・が、これって「さだまさし」やねんなぁ・・・と思うと、感動がさーーーーっと冷めていくのは私だけ?(^。^;) |
第3週 |
何だか、突然にいろんな人がご臨終だった。 わずか15分の間に・・・。(ドラマだから仕方ないけど) 春人(中村俊介)がやっと長崎で調理師免許でも取って、母親(風吹ジュン)の店でも手伝おうかって気になった矢先、まさに長崎への道中に車ごと崖下へ転落しご臨終。 奔放な徳恵(滝沢沙織)に振り回されてた春人が、真面目にやり直そうと思ったというのに、こんなあっけない死に方するなんて・・・。 もう一人、野川(佐野史郎)の店の常連・タクシー運転手の高木(酒井敏也)。 博打でデカイ借金を背負った野川をヤクザが血眼になって探しているのを知って、逃がしてやろうと店に来たのに、タクシーの運転席に乗り込んだ野川が道路にヤクザと格闘した高木が倒れているとも気付かず轢いてしまった。 事故といえば事故だけど、野川を逃がそうとしていただけに、その野川に殺されたという事実が哀し過ぎる。 そして野川も後日、高木を轢いてしまった事を知り出頭、逮捕へ。 これが第3週「別れの時」が意味するところだったのね。(・・,)グスン 野川がいなくなったら、雅彦はあの店で働く事もできないだろう。 周りの人が亡くなったり、逮捕されたり・・・涼子(新山千春)だけが心の拠り所になっちゃうのかしら。 もうご臨終だったから今更言うのもなんだけど、中村俊介君の口調、時々ツーハンマンだったのが笑ったわ。(笑) |
最終週 |
雅彦(坂口憲二)は肝炎になってしまう。 体を壊し、職を失い・・・でもそんな事を知らない実家からは授業料として15万円が送られてくる。 涼子(新山千春)もスランプを脱し、音楽の勉強のためにドイツへ渡る。 これで何もかもなくした雅彦は、中岡(大鶴義丹)の売れない絵を送られてきた授業料で買い、大学を中退し長崎へ帰る。 何だかね〜、夢と希望を抱いて上京し、夢破れて周囲にいた心優しい人たちとも別れて田舎に戻ったのかと思うと切なかったね〜。 そんな雅彦に「ゆっくり風呂に入って、たくさんコロッケ食べて、のんびりすれば良か〜」っていう母親(宮崎美子)の九州弁が心地よかった。 何があって戻ってきたのか、親だったらいろいろ聞きたいだろうに、何も言わずに受け入れる両親。 なかなかできる事じゃないよね。 あぁ、カッコイイわ・・・坂口憲二。 でも、坂口君が演じてるのはさだまさし。(何度も言うなって!) |
最終週 |
こうやって名曲「精霊流し」は生まれたのだ!って感じかな? 雅彦(坂口憲二)の人生において、節子おばさん(風吹ジュン)って凄く影響力あったんじゃないの? バイオリンを諦めた雅彦にもう一度バイオリンを勧めたのも節子だし・・・。 クラシックでは挫折したけれど、バイオリン弾くのは何もクラシックのみじゃないって、ジャズのレコード聞かせてくれたりね。 そんな雅彦が節子の店で弾き語りをするようになり、亡くなった春人(中村俊介)のために作ったのが「精霊流し」。 あの名曲にこんな経緯があったとは、さだまさしファンなら周知の事実だったのかもしれないけど、私としては「ほほぉ」って感じですわ。 このドラマを見てると、本当に人との出会いには全部意味があるなぁと実感する。 そういえば「ホーム&アウェイ」でありえねーーーほどの行脚をしているかえで@中山美穂も、ドラマの中で「あなたが旅しているのには意味がある」と言われてたっけ。 ようするに意味のない人生なんてない!・・・そういうことか・・・。 |
最終週 |
野川(佐野史郎)の出番はもうないと思ってたんだけど、なんと出所してまだ登場するとは意外だった。 故意ではないにしろ、自分のせいで亡くなってしまった高木(酒井敏也)の家族を見守るために長崎へきて船で働いていた。 出所してからは毎月高木一家に送金もしてた。 よほど反省したんだろうね、野川さん。 雅彦(坂口憲二)が高木の奥さん(大島さと子)から預かった手紙を渡しに訪ねても、喋り方が他人行儀っちゅーか、なんちゅーか・・・。 あんな事があって「やぁ、ま〜ちゃん!」とは話せないにしても、凄く丁寧な言葉遣いで逆に寂しくなる雅彦の気持ちもわからなくはなかった。 そんな野川と最初に出会った時のように、相撲をとる雅彦。 ここで野川がやっと「ま〜ちゃん」って雅彦の事を呼ぶんだよね。(・・,)グスン 節子おばさん(風吹ジュン)の精霊船を流すのが、このドラマのシメなわけかな? 最初はどうなる事かとおもったけど、何とか最終回まで見続けられたようでホッとしたわ。(笑) |
最終週 |
節子おばさん(風吹ジュン)の精霊船、立派な船だったね〜。 節子が付き合っていた朝倉さん(飯田基祐)も来てくれて、何故か真面目になったっぽい徳恵ちゃん(滝沢沙織)まで長崎にやって来た。 節子おばさんも天国で喜んでるやろな〜。しんみり・・・。 何といっても一人で小さな精霊船を流してる野川(佐野史郎)が良かったわ。 もちろん高木(酒井敏也)の精霊船。 そして一気に2002年秋へ飛び、春人(中村俊介)が高校時代にタイムカプセルに入れて埋めた手紙が雅彦(坂口憲二)に渡される。 雅彦宛と節子宛の手紙。 雅彦には「君を忘れない。永遠によろしくね。」という内容。 そして節子宛の手紙には仲の良かった頃の春人と両親の古ぼけた写真と、「おかあさん大好き」というデッカイ文字。 この手紙を節子に読んで欲しかった。(・・,)グスン 何となくではあるけど、最終回まで見ることが出来た。 しかしやっぱ坂口憲二がさだまさしってーのは、どうもピンと来なかったなぁ。(^。^;) |
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