ダブル スコア

P:小椋久雄 矢吹東

主題歌:CHEMISTRY 「It Takes Two」
挿入歌:BONJOVI 「BOUNCE」

第1回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

うーん、どうなんだろなぁ?
反町君と押尾君が刑事のドラマってことで、勝手に想像してた雰囲気は「あぶない刑事」みたいなアクションものっぽいドラマだったんだけど、どうもそっち方面ではなかったし・・。
ならばエリートの河村(押尾学)と所轄の巡査長・橘(反町隆史)って構図で「踊る大捜査線」路線かと思うと、これも違うっぽいし・・・。
いや、もちろん過去の刑事ドラマと同じじゃ面白くないわけなんだけど、このドラマって私の中ではかなり微妙な感じだった。
刑事ドラマには必要不可欠なスピード感がないし(丸々1話スピーディーって事じゃなく)、ハラハラドキドキもあんまりしなかった。
むしろ「人間くささ」を描いていくつもりなんだろうか?

永井(永島敏行)が実は犯人側と取引してて、警察に捕まった組織のボス「Duck」と誘拐された子供を交換するというのを思いついたのも永井だったってーのには驚いたけど、組織のボスだった男があっさり撃ち殺され、挙句の果てに永井までいとも簡単に殺されたのはビックリ!
その上、たった今、新ボスを名乗ったばかりの村井克行さんは、転落死しちゃってるし・・・。(^。^;)
ここら辺の怒涛の展開にはびっくらこいたけど、酸素ボンベ背負わされて水に沈められてる子供の居場所がわからんまま、翌週に持ち越さないでくれよーーーー!(泣)
子供の命で引っ張ったような展開が好きになれん!

第2回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

あぁ、先週から水につけられたまんまの子供が助かってホッとしたよ!
いくらダイビングが趣味だからって、そば屋のおっさんに酸素ボンベのもつ時間を割り出させるのはどうよ?
しかも、子供の心理状態を考えると、過呼吸になる事が推測され、それからボンベの残り時間は7〜80分って言われて、即座に「無理だ!」と曾根崎(石丸謙二郎)の一言!
ちょっ、ちょっ、ちょーーーーーっ!
そんな子供の命を簡単に諦めんといてくれよーーーー!
それにさぁ、この曾根崎ってどういう神経してんの?
みんなが必死で捜査してるのに、何で酸素ボンベ背負ってみるかな〜。
んで、無理矢理ベルト締めて、はずせなくなってるし・・・。
なんちゅーか、妙なところでおチャラケ過ぎ?

犯人の部屋にあった写真から、子供が沈められているであろうプールのある家を突き止め、犯人の仲間と戦いつつ子供を救出。
ここって一番迫力感じなきゃいけないんだろうけど、なーんかテンポ悪くない?
河村(押尾学)のアクションも、「それ、どうよ?」って感じだったし・・・。(^。^;)
唯一、永井(永島敏行)が殉職した経緯を聞かれた時、河村は本当の事(永井が犯人と裏取引してた事実)を隠そうとしたのに、橘(反町隆史)が事実を明らかにしたところは良かったんだけど、なーんかコメディっぽいのと真面目な部分のバランスが悪いっちゅーか・・・。
予想通り、反町&押尾ってーのは、これっぽっちも惹かれる要素がございませんので、あとは中身勝負なんですよ。
その中身がまたどうも管理人の好みではないようですわ。(^^;ゞ

第3回
脚本:寺田敏雄
演出:村上正典

今回はちゃんと刑事ドラマらしくなってたじゃん!(笑)
妙な引っ張りで2話まで引っ張った、第一エピと比較すれば第3話の方がかなり上出来だったよ!

しかし、ドラマの内容云々より、やっぱ目が行くのは服部(須藤理彩)の肉体。(爆)
先週、「膨張疑惑」が出たところではあるが、今回は走る服部の揺れる乳に釘付け!
(久々に野獣サイトらしい発言)
w(゚o゚)w オオー!、ゆっさゆっさと縦揺れ、横揺れ・・・激しく揺れてましたなぁ。
でも、服部のキャラか、須藤理彩本人のキャラか、あまりエロくないのは何故?(笑)
乳の次に目が行くのが、二重顎!
これもかなりきてます!
ほーんと、内容はどうでもいいっす!
これは須藤理彩に焦点絞って見るべき作品でしょう。
(反町、押尾は眼中にない管理人)

服部が少年課当時に担当した奈津子(上原美佐)という女の子が、親友の女の子をもてあそんだ3人の男のうち2人を、刺殺するという事件。
最後の標的である3人目の男が、やられる前にやってしまえと奈津子を襲い、それを橘(反町隆史)と河村(押尾学)が助けに入ったんだけど、今回は服部絡みのエピだった事もあり、本当にどうでもいい主役2人となってしまってたのが、個人的には面白かった。(どこで面白がってんだ?>自分)

ありがとう!須藤理彩ちゃん!
君のおかげでこのドラマを見続けられるかもしれない!

第4回
脚本:寺田敏雄
演出:村上正典

はぁ・・・やっと第4話まで来て主役二人が目立って、刑事ドラマらしくなった?(^。^;)
ちょっと時間かかり過ぎだよなぁ。
しかし、反町・押尾・山崎裕太の3ショットって人相悪すぎ!(爆)
前方にこんな3人見つけたら、速攻で逃げる!(笑)

オサム(山崎裕太)の昔の仲間・辰也(西村大介)が、オサムに渡したクレジットカード。
そのカードが原因で辰也は無残な姿で殺され、オサムは辰也を殺したボスのあじとへ一人乗り込む。
偽造カードを巡る事件だったわけだけど、佐伯(松重豊)は怖かったわね〜。
にっこり笑って口調も紳士的・・・だけど、すんごいワル!
ありがちなボス像ではあるんだけど、なかなか松重さんのワルぶりがよかったわよ。
何気に公安から事情を聞きに来たのが、魚住係長(踊る大捜査線)@佐戸井けん太だったり・・・。(笑)
事件だけを解決すれば良いという考えの公安に屈せず、一貫して人間くささを持ち続けてる橘(反町隆史)には少しは魅力を感じなくもないが、河村(押尾学)はどう評価すればいいのさ?
でもなぁ・・・やっぱいくら刑事ドラマだとて、あまりにも安易に人を殺す警察ってーのに納得がいかない!
最後に河村が春海四方さんを撃っちゃったのは、橘を助けるために仕方なかっただろうけど、その後銃を構えて出て来た佐伯を撃った橘が「こういう時はこめかみ撃つんだよ!」って河村に言った台詞は信じられなかったわよ。
それでいいのか?警察!

第5回
脚本:寺田敏雄
演出:小林義則

今回は本庁と所轄の関係を描いたエピだった。
けど、これもどこかで聞いたような、見たようなストーリーで、どこにも新鮮味がない!
確かに刑事モノというと、ある程度枠組みは決まってしまうんだろうけど、このドラマにはこれっぽっちも魅力が感じられない!

やっぱ、どこかバランス悪いんだよなぁ。
おちゃらけながらも、どこかマジな部分があり、それが1話のラストでピタッと合って来る!
そういう爽快感を得たいんだけど、これがまったくなんだもん!

今回は純度の高いヘロインの密売をめぐっての事件。
殺されたのがホストで、勤めていたホストクラブとも関係があるらしいと知って、橘(反町隆史)と河村(押尾学)が潜入捜査するんだけど・・・。
服部(須藤理彩)は本庁に頼まれ捜査の応援に行くんだけど、結局そこそこ若くて女ってだけで目をつけられたんじゃん!
しかも、橘たちとお互い潜入捜査中に鉢合わせ!
ロングヘアーのヅラに、真っ赤なスーツの服部・・・お世辞にも可愛いとはいえない。
その上、お約束ながら店長と黒幕の話を立ち聞きしてた服部は、あっさり犯人たちに捕まってるし・・・。(^。^;)
これが、また、何と言いましょうか・・・はいていたストッキングはボロボロに穴があき、胸の下をきゅーっと縄で縛られてるんでございますよ。
「あたしの乳、見てみーーー!」状態なんですが、おしおきシーン好きな管理人も全く萌えず・・・。(苦笑)
そんな服部を助け出すのは、当然ながら橘と河村のまったりしたアクションシーン!

ボコボコにやられた服部の顔を見て、「それくらいで済んでよかったな」と言った本庁の主任(郷田ほづみ)に、曾根崎(石丸謙二郎)が殴りかかったのはどうかな〜?
「踊る大捜査線」では袴田課長の「私の部下を何だと思ってるんだ?」という台詞があったけど、やっぱ警察の人間が感情で簡単に暴力をふるっちゃいかんのではないかと思うわけよ。
袴田課長みたいに言葉で毅然とした態度を示してほしかったなぁ。
まぁ、子供が酸素ボンベ背負わされてプールの中に沈められてる時に、一人で酸素ボンベ背負ってちゃらけてる曾根崎だから、根本的にムリだろうけどさ。(吐き捨て)

第6回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

あぁ・・・この脚本書いてる人って結局どんな話を作りたかったんだろう?
プロット協力に二人も名前が出てるけど、そこまでしてコレなんやろか?
まず、パチンコ屋の売り上げを狙ってる話と、警察に捕らわれた赤倉(大高洋夫)を助け出そうと、きたろうさんが北嶋(岡田義徳)にナイフを突きつけ立てこもる話のどっちがメインだったわけ?
最後にパチンコ屋の売り上げ狙った強盗を捕まえに行ったあたりから推測するに、やっぱこっちがメイン?
なーんか焦点が定まってなくて、凄く曖昧!

一番の見せ場にしてるのは、きたろうが立てこもってる署内に次々と署員が戻ってくるシーン。
やたら長い!
尺調整のように、やたら長い!
最後にリーコ(村上里佳子)まで夜食を届けに来た時は、かなりげんなり!
何故、こんなことしたん?
しかも、あれだけの刑事が取り囲んでて、最終的に犯人確保に至ったのは、リーコがアタッシュケースで放った一撃!
ヾ(・・;)ォィォィ、刑事は何やってんだ?って感じ。
めちゃくちゃ、お粗末!

こんな内容でも反町&押尾ファンは喜んでるんだろうか?

第7回
脚本:寺田敏雄
演出:村上正典

今回は奥さんの出産を間近に控えて、危険な現場で足がすくんでしまうという小宮山(相島一之)に注目しちゃったわ。
いや、メインになるストーリーは、もちろん橘(反町隆史)の名をかたって、カラーギャングを襲ったフルフェイスの男の方なんだけどね。
個人的に興味があったのは小宮山だったのよ。

これから奥さんだけでなく子供が家族に加わって、自分が背負うものが大きくなる。
そんな時にふと考える、常に危険と隣り合わせの自分の仕事。
それで曾根崎(石丸謙二郎)に内勤への配置転換も申し出るんだけど、結局目の前で同僚たちが危険を冒しても事件を解決しようと頑張ってる姿を見て、やはり自分が生きる場所はこの現場なんだ・・・って自覚するんだよね。

それはいいのよ!
ただ、妙にあっさりしてるというか、小宮山にもそれなりの決着が欲しいところなんだけど、「赤ちゃんが無事に生まれた」ってーので浮かれてる小宮山映して終わりでしょ?
もうひとひねりなかったかなぁ・・・。

本筋の話も同様。
橘を名乗ってカラーギャングを襲撃していたのは、3ヶ月前まで警察官だった男(高杉亘)。
妊娠中だった奥さんが3ヶ月前にギャングから逃げようとして車にはねられ死亡。
その復讐でギャングを襲撃したってーのはわかるんだけど、最終的に事件が解決するシーンがこれまたあっさり。
橘が銃を奪って一件落着なんだけど、先週同様最後がめちゃめちゃ短い!
事件解決のシーンって見せ場じゃないのかしら?
このドラマってすべてが「ピンボケ」の写真みたいで、どこにピントを合わせたいのかよくわからない。
とにかくバランスが悪い・・・。

第8回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

あたくし、このドラマを我慢して見続けていて、今回が一番まともだったように思います。
この程度できてれば、ギリギリ許容範囲なんですが、なんせ今までが今までだけにね〜。(^。^;)

まぁ「踊る大捜査線」で言うならば「ショカツの意地、見せてやりましょう!(by青島)」ってなところでしょうか、今回は・・・。
決して好きではありませんが、今回は主役の二人をきちんと際立たせるようなストーリーで、ドラマとして成り立ってたのが良かったのではないかな・・・と思いますわ。
今まで不思議なぐらい主役が目立たないドラマだったんですよね。(^。^;)
反町&押尾という濃い二人をキャスティングして、これほどパッとしないってどうよ?状態だったんですが、一度も誉めることなく終わってしまうのはさすがに私も心が痛む。(苦笑)
一度ぐらい「良かった」と言わせてくれ・・・と涙で枕を濡らした事数回(嘘つけ!)。
やっと「(そこそこ)良かった」と言える日がやって参ったのであります。
(前置きが長ーーーーーぇ!)

連続サラ金強盗の手口が、橘(反町隆史)が5年前に逮捕した森園(有薗芳記)に似ていた事から、疑われる森園。
その森園が逃げるつもりはなかったのに、刑事に追われるうちについ拳銃を奪って逃走。
リーコ(村上里佳子)の店に立てこもってしまう。
狙撃部隊を配備し、森園の射殺をも眼中に入れている本庁に対し、森園の無罪を信じて彼を説得する方向で店に向かう橘。
本庁と所轄の上下関係の狭間に立たされる河村(押尾学)。
立てこもった森園がリーコの息子を解放する瞬間を狙って狙撃部隊が発砲!
しかし銃弾を浴びたのは橘だった。
・・・と、ここでだなぁ・・・橘が着ている白のシャツが、案外体にフィットした作りなわけさ!
そのシャツの下に撃たれて血が出るように仕込があるんだけど、これがあまりにフィットしたシャツゆえにバレバレなのよ。(^。^;)
ちょっとシラけちゃうよなぁ。
もっとゆったりしたもの着せといてくれよん。

撃たれた橘が店の中で苦しんでいる間に、事件の真犯人探しを託された河村が、橘顔負けの強引な捜査で真犯人を突き止めるんだけど、相変わらず犯人逮捕の瞬間はあっさりしたものだったよなぁ。(^。^;)
本庁が強行突破の命令するのを遮るように、河村が真犯人を連れてきたタイミングは良かったけど、銃弾受けたにしては元気に歩く橘はちょっと不自然。
橘と河村のコンビネーションもしっくり来るようになったけど、事件が解決した後にもうちょっと余韻を味あわせてくれよ〜。
毎回、ブツッと終わっちゃうのがどうも気になるんだよなぁ。(^^;ゞ

第9回
脚本:寺田敏雄
演出:小林義則

相変わらず「甘い」「粗い」「雑」ではあるんだけど、最初の頃に比べたらまだ見られるドラマになってきたんじゃなかろうか?
それとも、こっちの目が慣れてきちゃったんだろうか?(^。^;)

刑務所から護送中に脱走した夏川(李鐘浩)という男の、もと恋人である良江(吉野きみ佳)を張り込んでた橘(反町隆史)と河村(押尾学)。
この良江って女に惹かれてしまった橘の話、ウラには桜庭(阿南健治)の過去のエピソードが隠されていた。
桜庭は本当は曾根崎(石丸謙二郎)と同期なんだけど、ここまで出世が出来なかったのには過去の不祥事が関係してた。
それは張り込み中の女を好きになってしまい、その女を逃がしてしまったという刑事としてはあるまじき行為。
橘に自分のようになってほしくない桜庭が、張り込み中の橘に電話で忠告する。
この桜庭の過去を絡めたところはよかったと思うんだけど、それならもっと橘が良江に惹かれる様を描いて欲しいじゃない?
視聴者に「それじゃ桜庭さんみたいになっちゃうよ〜」と思わせて、ギリギリのところで踏みとどまる姿とか見たいじゃない?
それがないんだよね〜、このドラマって・・・。(残念)

妙なところは山ほどあるんだけど(笑)、良江が毎月「ロイヤル商会」って会社に2万円振込みしているという事実がわかった時、警察が「通販会社か何かでしょう」で片付けちゃう曖昧さにはヾ(・・;)ォィォィだったよ。
その会社がどんな会社か、普通ちゃんと調べるだろ?
推測で捜査してどうすんの?って感じ。
結局はそのロイヤル商会がやってる駐車場に、夏川が現金隠した車を停めてるから月極駐車場の料金を良江が振り込んでたわけじゃん!
ロイヤル商会が何たるかを調べてれば、そっち方面から崩せた山じゃねーーーのか?

んで、最後に夏川が車で銃を構えた河村に突っ込むとこだっておかしいだろ?
犯人なら一か八か、突っ込んでくると思うんだけど・・・つーか、私が犯人ならとりあえず突っ込む!(危険)
河村も相変わらず撃てねーーーのか?と言いたくなるし・・・。
威嚇射撃ぐらいしてもよかったんじゃないの?

第10回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

うーん、どうにもこうにもおもろない!
北嶋(岡田義徳)の拳銃が、コンビニ強盗に奪われて、その拳銃で負傷者が出た。
その拳銃を取り返そうと橘(反町隆史)はじめ、刑事の皆さんが奮闘するという内容なんだけど、なーんかパッとしない。
いや、パッとしないならまだしも、「ヾ(・・;)ォィォィ、それは『踊る』のパクリかよ?」ってなシーンでげんなりしてしもーた。(^。^;)
必死で拳銃を奪った犯人を探すのはいいが、その検問やら聞き込みやらしてるシーンがスローになるってーのは「踊る」を思い出さないわけにはいかないでしょ?
それだけで終わってたら、まだ「そうは言うても同じ刑事ドラマだし、似るとこもあるわなぁ」で済ましてやったものを、予告前だったかに映った山崎裕太の一言で確信犯であることを実証したようなもんだったわね。
青島刑事の「事件は会議室で起きてんじゃない!」の名台詞を、堂々とパクってやがった!(怒)
正直、山崎裕太がこの台詞をどう変えて喋ってたかも忘れたぐらい、一気に血が煮えくり返ったさ!
あたしの・・・いやいや、私たちの「踊る」を真似るなんざ、百年早ぇーーーーんだよ!

ってなわけで、今週は書いてやらねーーー!(爆)

最終回
脚本:寺田敏雄
演出:平野眞

おいおいおい、嘘だろーーーー?ってな最終回でした。
盛り上がりもせず、面白みも感じず、ただ終わってったような・・・。(^。^;)
岸本議員(石田太郎)の裏帳簿の内容が書き込まれたミニディスクをめぐって、警察と議員の手下で取引があった時点で、かなりの違和感。
だって、すんなり取引しちゃってるんだもん。
普通、あんなその筋の人たちがすんなり人質の少女(水川あさみ)とミニディスクを交換したりしないでしょ?
あれで取引が成立しちゃって、殴られただけで帰してもらってるのが納得いかない。

リーコの息子がニュースで子供たちに感謝される岸本を見て、「このおじさん、いい人なんだね」と言った一言で、橘(反町隆史)は議員の圧力に負ける警察の体制が許せなくなったんだろうね。
一緒に行こうとする河村(押尾学)には「お前は本庁行って偉くなれ!」と、単身ミニディスクを取り戻しに行く橘。
うむ・・・この河村に言った一言も、かなり引っかかるとこなんだけど、もうあえて何も言うまい!

岸本の乗った車を橘と河村が銃を構えて包囲するシーンも、いまひとつ緊迫感がなく全体的に迫力のない刑事ドラマ。
今時ありえねーーーほど、簡単に人を殺すし、しかも殺し方が軽い。
死んだ人の命の重みを全く感じさせないような・・・。
まぁ、この際途中経過はどうでもいいが、最終的には「この所轄に暴走刑事は俺一人で十分だ」という橘の台詞と、敬礼する二人って構図で終わりたかったらしい。
ここでキメってとこで台詞がキマらないのが、これまたキツイんだよなぁ。(^。^;)
何故か最終回までブーブー言いながらも見ちゃったんだけど、見終わった後に毎回「よくもまぁ、これを堂々と見せようと思ったわね」と怒りを通り越して哀しくなった。
ちゃぶ台をひっくり返す気にもならん。

 

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