薔薇の十字架

P:喜多麗子 牧野正

主題歌:フェイス・ヒル 「CRY」

第1回
脚本:浅野妙子
演出:光野道夫

バックに流れる音楽がうるせーーーんだよ!(怒)
歌詞のある曲を流し過ぎると、集中できねーーーってあたしゃ何度も言ってるだろうがよ!たまにゃ、視聴者の声を聞きやがれ!(激怒)
しかも、この統一感のない選曲は何なんだ?何でカルチャークラブが流れるんだ?
もーーーーー、許せん!

内容も「夜メロ」って自ら宣伝してたぐらいだから、あたしゃ「愛人の掟」並みにクサクサドラマを想定してたんだけど、笑えるのはどうも中尾ミエだけ?(爆)
ってゆーか、あの役は必要ないんじゃありませんこと?

内容については説明するまでもないでしょう。
桐吾(三上博史)はCMディレクターで、映画を撮らないかと誘われ、自分のやりたい道を進みたいのに、会社の上司にその力量はないような事を言われたり、妻の澄子(石田ゆり子)にも反対されたり・・・。
澄子は同居してる桐吾の母親・サエ(中尾ミエ)と、静かなバトルを繰り広げている模様。(笑)
子供がまだできない澄子に、あてつけがましく赤ちゃん用の小物を編み続けているサエ。
それに必死に耐えているように見せかけてはいるが、実は夜中にハサミで出来上がった赤ちゃんのケープを切り刻んでたりする澄子。

この家族とは全く関係のない位置にいた暁(天海祐希)。
子供の頃に両親が離婚、そのいがみ合う姿を見続けた事から結婚願望はなし!
しかし、子供だけほしいと考える暁は精子バンクに行ってみたり・・・。
友人のエリ(猫背椿)の紹介で、IQ190の東大出身の男から遺伝子を提供してもらおうと試みるが、会ってみるといや〜な感じの男でガッカリ。
そのIQ190の男と待ち合わせているときに、間違って会ってしまったのが桐吾。
それ以来、何度か偶然に会った二人。
仕事が思ったようにいかない桐吾と、子作りが思ったようにいかない暁の、お互いの気持ちに何か共鳴するものがあったのか、二人はホテルの一室へ・・・。

澄子も暁も、産婦人科から処方された薬を飲んでるけど、予想では「澄子の薬=ピル」で、「暁の薬=排卵誘発剤」ではないかと思うんだけど・・・。
ドラマが始まるまでは、澄子は子供がほしいのにできない主婦だと思ってたんだけど、初回の雰囲気だと姑のサエへのあてつけで、絶対に子供なんか産んでやらない!とか思ってるんじゃなかろうか?
深夜に縄跳びしてるのも、仮にその前にHしたとして、精子が卵子に到達できないようにゆすり落としてるとか・・・。(深読み?)

個人的に真面目なことを語ると、子供だけほしいなんて絶対思わないのね、σ(^_^;ワタシ?
だから暁の気持ちには共感できないし、遺伝子だけもらってどうすんのさ?ってな感じなんだけど、女性の晩婚化や少子化が進む昨今、こういう話は現実的なんでしょうかね?
それも寂しいもんですなぁ・・・。
んで、肝心なドラマの感想・・・思ったよりは面白くなかった。(たぶん期待が大き過ぎた)
うるさい音楽・・・とにかくアレを何とかしてほしい。

第2回
脚本:浅野妙子
演出:光野道夫

精子バンクのデータが嘘っぱちってーのは、かなり怖いですなぁ。
だって、あれってデータのみを信用して、子供の父親の遺伝子を買うわけでしょ?
そのデータが信用できないってどうよ?
そんなところで高い金出して、ニョロニョロ君を買いたくないっちゅーの!

初回よりはうるさいBGMも、若干控え目な感じはしたけど、よりによって「HERO」はいかがなもんでしょ?
あたしゃ「スクールウォーズ」が始まったのかと思いましたわよ。(^。^;)

撮影スタジオに閉じ込められたりという、かなり強引な展開が気になりつつ、でも何だか私は流し見しちゃうんだなぁ。
どうして?
そもそも、そこまでして子供が欲しいという暁(天海祐希)の気持ちが理解できないからだろう。
こんな野獣な私ですが、なんですか生命誕生の神秘みたいなもんを妙に大切に考えてるプリチーなところがありまして(^^;ゞ、金で精子を買うとか、子供だけほしいとか、そういうのが理解できないんですわ。
なんせ不妊治療ですら、どうなのよ?と思ってる、珍しい人種なものですから・・・。
自分自身、なかなか子供ができなかったんですが、そんな時やっぱ夫婦でもしもこのままできなかったら・・・という事を何度も話し合ったわけで、いくらちゃんとした治療だとしても、私は生命が誕生するまでの道のりに、何かしら手が加えられるというのがたまらなく嫌だったんです。
もしもできないなら、その運命を受け止めよう・・・それが私の結論!
そして妙に男らしい妻の決断に、従うしかない旦那。(爆)
そもそも野獣ですから、動物的にやりまくって(その表現やめなさい>自分)子を宿すのは順当、でもそれ以外は・・・ってな感じなんですかね?
相当変わり者扱いされましたが、そんな変わり者の私ですもの、暁さんの気持ちがこれっぽっちも理解できなくて当然ざんしょ?

逆に、澄子(石田ゆり子)の気持ちは少々わかったりします。
まぁ、澄子の真意がどうであるかはさておき、あれだけ姑さんに「赤ちゃん・赤ちゃん」とプレッシャーかけられたらたまらんでしょう。
「だ〜れがてめーの孫なんか産んでやるかよ!(`ヘ´) フンダ!!!」ぐらい思ってても不思議じゃありませんよ。(鬼)

澄子には可哀想なんだけど、暁と桐吾(三上博史)が多少なりとも惹かれ合って、子供を作るに至るのには賛成。
単に子供が欲しいからって、信用できそうもないデータだけで精子を買うよりは、そこに愛があっていいじゃないのさ。
でも、奥さんがある人に「あなたでいいです」って言う度胸も凄いと思うけど・・・。(^。^;)

第3回
脚本:浅野妙子
演出:光野道夫

もともと子供が出来たら別れる契約だったんだけど、徐々にお互いの存在が大きくなってきた暁(天海祐希)と桐吾(三上博史)。
遊園地や水族館のデートなんて、見てて微笑ましいものね。
その裏に子作り契約があるなんて、微塵も感じさせない。(笑)
しかし、それが目的でホテルに入ってるのに「キスはやめません?」はないんじゃないの?>暁
昔のソープの姉ちゃんじゃあるまいし、キスもしないで合体のみする方がそもそも変でしょ?
キスはダメだけど、おさわりはいいのか?とか、いろいろ深く考えてしまう野獣な視聴者がいる事もお忘れなく!

今回も食えねーくそばばぁ・サエ(中尾ミエ)がやっちゃってたわね。
桐吾が持ってた遊園地の半券(二人分)と、ホテルの領収書をちゃんとくすねておいて、澄子(石田ゆり子)が」見つけるようなところに置いておくんだもん!
このばばぁ、本当は自由に動けるんじゃないか?
そのうち、「おーっほっほっほ!」と高笑いしながら、車椅子から立ち上がり「私が桐吾の子供を産んでみせましょう!」と嫌がる桐吾にのしかかってくれたら面白い!(爆)
でも、食えねーのはサエだけじゃない。
澄子が桐吾の浮気を疑いだし、サエの部屋から編み上げた赤ちゃんの服をごっそり持ち去り、リビングの片隅で切り刻んでるとこ。
あれって、わざとじゃないの?
桐吾に自分が追い詰められてる姿を見せたかったんでしょ?
そして抱きしめて欲しかったんだ。思惑通りになってたけど、このねちっこい女もどうにかしてもらえませんかね〜。(^。^;)

桐吾は自分から暁を呼び出し、子供が出来る前だから今ならまだ戻れると、この関係に終止符を打つと言い出したけど、どうも暁は妊娠した模様。
子供が出来るまでの約束だったのに、いざ子供が出来て桐吾と別れなくてはいけなくなると、なぜか涙が流れてしまう暁の気持ちは切ないんだけど・・・。
親友のエリ(猫背椿)が言ってたように、「寂しかったから子供が欲しかった。でも工藤さんと付き合うようになって、その寂しさが少し埋まった。」ってーのは当たってそう。
ただ寂しさを埋めるためにこの世に新たな命を誕生させるのって、ちょっと考え込んでしまうんだけど・・・。

第4回
脚本:浅野妙子
演出:水田成英

なんちゅーか、身勝手な女ですな。>暁(天海祐希)
子供だけ欲しくて子種だけ望んで、希望通り妊娠したら相手が自分に好意を寄せようがしったこっちゃねーーー!
むろん、暁は桐吾(三上博史)の家庭に迷惑をかけたくないから、桐吾の気持ちがこれ以上自分に向かないようにしてるんでしょうが、そもそもこうなるかもしれないって事は予測できたはず!
やっぱ、子供だけ欲しいっていうのがわがままなんじゃないでしょうか?

妊娠と同時にニューヨークへ転勤願い出しただ?
すんなり通っただ?
向こうで産めば自然にアメリカ国籍取れるだ?
ふざけた甘い考えばっか並べやがって、そんなに子供が欲しけりゃ親に恵まれず施設で育ってる子供を一人でも引き取って、全身全霊傾けて愛情注いでやったらどうなんだ?
とりあえず妊娠してみたいんか?とりあえず出産してみたいんか?そしてとりあえず子育てか?
自分が年老いた時に看取ってくれる身内が欲しいんか?
あたしゃ、やっぱり好きになれませんわ。(^^;ゞ

好きになれないと言えば、うちのサイトでは「ばばぁ」と呼んでるサエ(中尾ミエ)。
ドラマ的にはこういうキャラが必要なんでしょうが、このばばぁ酷すぎ!
だいたいいくら息子の手帳でも勝手に見ちゃ〜いけません。
携帯しかり・・・。
ボケたふりして、絶対にこのばばぁ頭はしっかりしてるはず!
しかも目の付け所が鋭い!(爆)
桐吾の手帳に謎の「A・T」の文字を見つけたら、今度は携帯の履歴から「A・T」を探し当てる。
そして、それをわざと澄子(石田ゆり子)に見つけさせる。
たぶん、このばばぁはろくな死に方はしないでしょう。(苦笑)

桐吾もどうよ?
暁が妊娠したら、それほどに気になってしまうんでしょうか?
あれじゃ本当にストーカーだよ!
会社にまで現れたり、自宅に押しかけたり、子供の誕生祝をさせて欲しいなんて・・・。
んで、でっかいテディベアなんか渡されても、持ち歩くのに迷惑だっつーの!
もう、やだやだ!このドラマ。(じゃぁ、見るなよ!>自分)

で、最高に「これ、どうよ?」と思ったのが予告!
ちょっと〜、暁ったらニューヨーク行って、もう産んじゃったの?
んで、日本に帰国してんの?
何じゃ?そりゃ?

第5回
脚本:浅野妙子
脚本協力:永田優子
演出:木村達昭

いきなり4年後だもんなぁ・・・。(^。^;)

それにしても、今回一番興味深かったのは甚(勝村政信)が桐吾(三上博史)に話してた、「女性が女の子を欲しがるか、男の子を欲しがるか」って話よ〜。
甚の話だと女の子を欲しがる女は自分のことが好き!だからある意味、自分のクローンを残したい。
だけど、男の子を欲しがる女は相手の男性の遺伝子を残したい。だから、女の子を欲しがる女より相手の男に対する愛が深い。
これってマジかよ?
あたしゃ結婚前から子供産むなら絶対女だと思ってて、望み通り女の子を授かってすんげー満足し、あまりに満足し過ぎて一人っ子で終わっちまった女だよ!(爆)
それってば、この私が相当に自分が大好きで、旦那の遺伝子を残したいなんてこれっぽっちも考えちゃいねー身勝手な女だってことかい?
あぁ、そうさ!(爆)
悪いけどあたしゃ子供を遺伝子レベルで考えた事は一度もねーーーーんだよ!
しかも「遺伝子を残す」=「愛情の深さ」だとも思わねーーー!
女の子が欲しいか、男の子が欲しいかなんて、単に好みの問題だろ?
うちはたまたま私も旦那も「絶対、女の子派」だったんだけど、それじゃあ私は自分が大好きでクローンを残したくて、旦那は私の遺伝子を残したかったって事になるんだろうか?
いやん♪そんなに私が好きなんか?>旦那(さぶっ)

暁(天海祐希)は子供を産んで帰国してたんだけど、井原(合田雅吏)が独立して作った会社にデザイナーとして就職してた。
それで仕事相手として、再び桐吾と会ってしまう。
驚く桐吾に対して、暁の落ち着き払った態度!やっぱ女は度胸やの〜ぉ。
暁が日本にいる事を知り、桐吾は子供の事が気になって仕方ない。
そういうもんなのかな?
自分と血縁のある子供が生まれてて、その子とは一度も会ったことがないのに、凄く気になってしまう。
うーん、経験がないからわからないけど・・・。(^。^;)
暁のマンションの近くで張ってて、木の陰からまるでファミリーな井原・暁・男の子の図を見てたり、暁に電話して「ひと目だけでも息子に会いたい」と言ってみたり。
子供の性別だって知らされてなかったのに、そこで「息子」と言った事で覗き見してたのがバレバレじゃん!
私だったら、ちょっと嫌だなぁ。
そしてマンション近くの公園で、通るか通らないかもわからない暁と息子を、寒空の中いつまでも待ってる桐吾・・・やっぱ、嫌かも(^。^;)

食えないばばぁ・サエ(中尾ミエ)は、ついに澄子(石田ゆり子)が服用してる薬の存在に気付いてしまったし。
きっと何の薬か調べたりするんだろうなぁ。
澄子も「お母様、本当は少しもボケてらっしゃらないんじゃないですか?」と言ってたけど、このばばぁがボケてるわけねーじゃん!
頭ん中、いつもマッハのスピードで回ってるはずだよ!
そうじゃなきゃ、こんだけピンポイントでいろんな事調べられないってば!

とかなんとかダラダラ書きつつ、私ったら気付いてしまいました。(^。^;)
このレビューが「真夜中の雨」のレビューより、ずーーーっと長いって事に。(激爆)

第6回
脚本:浅野妙子
脚本協力:永田優子
演出:光野道夫

だんだん澄子(石田ゆり子)とばばぁサエ(中尾ミエ)のバトルは激しくなってるね。
絶対にボケてないばばぁを病院で検査を受けさせようと、強引に車椅子で連れ出したい澄子。
検査されてなるものかと、車椅子の車輪を素手で握り、必死にブレーキをかけるサエ。
サエの手は血だらけだよ〜。(怖)
でも、おもしれーーーー!(爆)

仕事で組む事になった桐吾(三上博史)と暁(天海祐希)。
暁が絵コンテを渡しに来て具合が悪くなり、放っておけない桐吾がタクシーで暁の家まで送って行く。
その現場を見ていた澄子は、感情の動くままタクシーで追跡。
一部始終を見ているサエ!
あぁ、この構図が恐ろしい・・・。(^。^;)
暁の代わりに星児(田中碧海)を保育園へ迎えに行った桐吾。
こんな事しちゃったら、桐吾の性格上、暁と星児を放ってはおけなくなるよなぁ。
んで、星児が遊んでた恐竜のおもちゃ・・・これが壊れてて、暁が眠ってる間に桐吾が星児の目の前で直してあげるんだけど、一生懸命修理してる桐吾の背中から星児がちょこんと顔を出して、覗き込んでるわけだ!
くーーー!この構図は私もぐっと来たじぇ!
絶対に桐吾が「あぁ、子供ってかわいいな」と感じた瞬間だ!

一方で大笑いさせてくれるのが、澄子とばばぁ。
澄子が隠し持っているあの薬を、ばばぁがいつの間にかくすねてて、それを知った澄子がばばぁの部屋に殴りこみ!
「どこに隠したのよ!お出し!(一発目の変換が「織田氏」だったのには大笑い)」
この台詞って凄くない?(爆)
「お出し!」ってどうよ?
このあいだまで「お母様♪」と声色だけはかわいい嫁してたはずなのに・・・。

そして星児の誕生日。
せっかくの息子の誕生日なのに、みんな予定があって来てくれない。
こういうの、母は辛いんだよね。(涙)
そこへ細切れに入る、大きなケーキらしき箱を抱えてバスに乗る桐吾のカット。
これは桐吾が向かってるなぁ・・・と思わせつつ、そこはお約束だから「ピンポーン」のチャイムとともに現れたのは井原(合田雅吏)。
暁も一瞬、桐吾が現れるのを期待してたような表情だったよなぁ。

しかし、今回のラストはうまく持っていったと思うわ。
井原が帰った後に、桐吾からの着信を示す暁の携帯。
でも電話には出ない暁。
二度ほどやり過ごした後、暁が玄関に出てみるとそこにはケーキの箱とバースデーカード。
これで視聴者の大半は、桐吾がここにケーキを置いていった事を電話してたんだと思い込んだわけよ。
暁がまだ近くにいるであろう桐吾を追って行き、そこで自分は忘れようと思っているのに・・・とどうにもならない桐吾への気持ちを伝えてる時、まだ暁の携帯に「工藤桐吾」からの着信が・・・。
あら?と思ったら、桐吾の携帯を使ってかけていたのは澄子!
そして、その電話に出ちゃったのは寝ていたはずの星児。
「もしもし?(あどけない子供の声)」ハッとする澄子!(続く・・・)

うわーーーーーー!おもしれーーーーーー!
暁の携帯バイブ状態だったのに、それでも起きちゃったのね?>星児君(笑)

澄子がだんだん壊れていくーーーーー!
子供の存在に気付いた澄子が、次に取る行動は?(楽しみ)

( ゚o゚)ハッ
また、「真夜中の雨」レビューより長いんじゃなかろうか・・・。( ;^^)ヘ..

第7回
脚本:浅野妙子
演出:水田成英

あぁ、あろうことか私ったら冒頭20分ほど録画失敗してました。m(_ _)m
いつかこんな事をやらかすとは思ってたんだけど・・・。

だから、とんちんかんレビューになってたら許してね。

っつーか、突然ラストからになってしまうけど、衝撃的な澄子(石田ゆり子)の告白!
「あの子(星児)はあなたの子供じゃないの。あなたには子供ができない。あなたには精子がないのよ!」
ひょえ〜〜〜、あたくしこれは殿方にとってかなりなショックだと思うのよ。
これって本当なの?
じゃあ、澄子が飲んでる薬は何?

暁(天海祐希)が桐吾(三上博史)に「あなたの事をちゃんと星児に話したい。」と言ってきた矢先、まるでそうなる事を知っていたかのように桐吾の会社に現れた澄子。
そして「子種なし!」の宣告・・・。
そういって桐吾が暁に疑いの目を向けるように嘘をついたのかな?

なんちゅーか、桐吾がわが子である星児(田中碧海)に心を揺さぶられる気持ちはわかるわ。
運動会でわが子がコケる瞬間って、本当に親は身を乗り出してしまうのよね。
子供の方は自分を親だと思ってなくても、やっぱそういう時に「あっ」と乗り出してしまうところに「親」の部分を感じちゃうんだよなぁ。

しかしサエ(中尾ミエ)恐るべし!
わが子である桐吾と暁のことを、調査事務所に依頼して調べさせてたのね。
写真もしっかり撮って、それをさり気なく澄子が見つけるように置いておくとか・・・。
絶対にロクな死に方しねーよ!(爆)
澄子がそんなサエに怖い顔で食って掛かっても、ぜんぜん悪びれないところがまた憎たらしい。
よく考えてみれば澄子って孤独だよなぁ。
桐吾は暁との間に子供作ってそっちに気がいってるし、姑は桐吾にべったりだし、だからといって神谷(玉山鉄二)にどっぷりともハマれないわけでしょ?
普通に考えたら、精神状態おかしくなっても当たり前なんだよね。
予告じゃ星児がいなくなったと暁が騒いでたけど、やはり連れ出したのは澄子って事になるわけ?
それとも案外サエだったりする?(笑)

第8回
脚本:永田優子
演出:木村達昭

このドラマって、何重にも重ねたフェイクがウマイ!
予告で星児(田中碧海)が誰かに連れて行かれる映像が出たから、みんな「澄子(石田ゆり子)?」「桐吾(三上博史)?」「サエ(中尾ミエ)?」と推測するじゃん!
そしたら、前半で星児がいなくなる場面が出てくるんだけど、これが一人で家を出ちゃうわけさ。
家で暁(天海祐希)がエリ(猫背椿)たちと話してる中で、「(星児が)恐竜のおじちゃんがパパだって知ったら・・・」という会話を聞いてしまい、こっそり家を抜け出すって設定なんだけど・・・。
「星児がいなくなったの」って暁が電話で話してるから、てっきり連れ去られたと予告では見せておいて、勝手に出て行っただけか・・・なぁんだ・・・と思ってたら、ラストで今度はちゃんと(?)星児がさらわれてる。
ウマイ!絶妙にウマイ!
こうやって気持ちよく騙されると、たまらなく気持ちいい♪

桐吾のせつない気持ちもわかるわ。
いくら澄子が「あなたの子じゃない」と言っても、「理屈じゃないんだ」って言う気持ちわかるわ。
もはや、桐吾にとっては血が繋がってるとか繋がってないとか、そういう問題じゃないんだよね。
認知したいと澄子に打ち明けても、「絶対に認めない」って言われてるし・・・。
目の前で暁が「おじちゃんがパパだったらいいのにね。」と言うのに対して、こっくり頷く星児の姿を見ちゃったら、やっぱ父親として何かしてやりたいと思うだろうさ。

桐吾の気持ちが星児に向き、サエがどんどん自分に攻撃的になってくる中、ついに家を飛び出した澄子は神谷(玉山鉄二)と関係を持ってしまう。
これで澄子が神谷の子供を妊娠したら、なおドロドロじゃん!・・・と思ったら、早くも来週の予告では「うっ!」と吐き気をこらえる澄子が映ってる!(爆)
桐吾に「あなたの子供よ!」って言ってたけど、いつ桐吾とやったんだよ!(お下品な表現失礼)

サエが子供にこだわっていたのは、やっぱこの手に桐吾をもう一度抱きたいって感情なんだ?
星児をさらったのもサエなんだよね。
桐吾ジュニアだと思うと、手元におきたかったんだろうか?
何でもいいけど、このドラマもどうやって終わるつもりなんだろか?(^。^;)
OPの映像では、澄子が空っぽの車椅子を押して、何だか楽しそうな面々が並んでるんだけど、つまりはサエさえいなかったらみんな幸せになれるって事を示してるんでしょうか?
んな、アホな〜。ヽ('ー`)ノオテアゲ-

第9回
脚本:浅野妙子
    永田優子
演出:光野道夫

盛り上がらないラス前だったような・・・。
1時間長く感じたし・・・。

ここまで来て何だけど、結局澄子(石田ゆり子)が飲んでた薬って何だったん?
結婚して10年間、桐吾(三上博史)との間に子供が出来なかったって暁(天海祐希)に話してたけど、作らないようにしてたのは自分じゃないのか?
それともあの薬自体ピルじゃないのか?
どっちゃでもいいけど、今度は澄子が妊娠したんだよね。(お約束)
神谷(玉山鉄二)の子供でいいんでしょ?
なのに離婚届を突きつけられた桐吾の前で、吐き気に襲われ「あなたの子よ!」とか言ってるし・・・。
往生際の悪い女!
あの薬のことはおいといても、結局10年桐吾との子供が出来なかったのに、あっさり神谷の子供を妊娠したってーのは、澄子の体が神谷の子種を選んだって事さ!
それでいいじゃん!(投げやり)
澄子がそこまでして桐吾に執着する意味がわかんないんだよね。
それほど愛してるって感じもしないし、単に妻としてのプライドだけであーだこーだ言ってるような気がする。

澄子と言えば、今回は「お食べ!」だったね。(笑)
「京都のお土産かよ!」と突っ込んだのは私だけでは・・・ないよね?(^。^;)

んで、サエ(中尾ミエ)の痴呆の症状は本物だったんだ?
えーーー、ちょっと信じられないんですけど・・・。
星児(田中碧海)を連れ去って、何とも危なそうな高い場所に立たせ「万歳してごらん」って言ってるのなんて、「殺す気か?」ってぐらい恐ろしかった。
あれが「痴呆」で片付けられたんじゃたまんねーな。(-。-) ボソッ

暁がこれ以上桐吾の家庭に迷惑をかけないように、必死でついた嘘。
「星児は井原君(合田雅吏)の子供です。」
桐吾は澄子からは子種がないと嘘をつかれ、暁からは星児は井原の子供だと嘘をつかれ・・・めっちゃ可哀想なんですけど。
んで、ラストはどうなるんでしょ?
病院へ運ばれていたのはサエでよろしいんでしょうか?
やっぱご臨終で、OPで出てくる空っぽの車椅子へリンクするんですかね〜。

最終回
脚本:浅野妙子
演出:光野道夫

あ〜ら、あたくし全く納得できませんことよ!
このドラマの言いたい事はなんだったんでしょ?
「子は鎹(かすがい)」ってことっすか?
澄子(石田ゆり子)が妊娠して、それが神谷(玉山鉄二)の子供だとわかったら、あっさり桐吾(三上博史)と別れてしまうんでしょか?
あれだけ「離婚はしない」と言っていたのに・・・。
女が欲しがるのは「子供の父親」って事なんすかね?
好きな人の子供を産みたいんじゃなくて、子供ができたらその相手を好きになるんでしょうか?
うーん、理解できません。

んで、結局暁(天海祐希)の病気って何だったんですか?
腰の辺りを押さえて苦しみだしたり、腫瘍がリンパ節にどうのこうのと医者に説明されてたから、ガンの一種なんでしょうか?
まぁ病気はなりたくてなるものじゃないので、暁を責めてるわけにはいかないのですが、なんちゅーか暁という女性の人生を振り返った時に、かなり納得行かないものを感じてしまうんですよね。
子供だけ欲しくて、桐吾に子種を授けてもらい、めでたくご懐妊したらアメリカへひとっ飛び!
そして再び日本へ子連れで舞い戻り、桐吾と再会。
すったもんだあった上で、なんと子供を残して他界ですよ。
これってどーなんでしょ?
好き勝手生きておきながら、最後は子供を桐吾に託して死ぬんかい!と突っ込んだ私は鬼ですか?(^。^;)

井原(合田雅吏)なんか、暁を想い続け、いつも側で見守り、暁の病気が発覚すると多額の退職金を渡して、その上桐吾の居場所まで探してやるんですよ。(涙)
この男の純情置き去りっすか?ひどい・・・ひど過ぎる。

最後に海辺で暁が息を引き取る前の桐吾とのシーンだって、「星児(田中碧海)が寂しがったら抱いてやって」みたいなことを言うと、桐吾が「今はできない。君を見つめていたいから。君だけを抱いていたいから。」とくっさーい台詞をかますんですが、骨折で会社休んでるうちの旦那ったら、「子供ごと抱いてやらんかい!ボケ!」と怒鳴っておりました。(笑)

最初からハマれないドラマだったんですが、最終回はこれっぽっちも納得できず・・・。
とりあえず、ぶーたらぶーたら言いながら最終回まで見ちゃったって感じです。m(_ _)m

 

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