こちら第三社会部

プロデュース:森下和清/
脚本:今井詔二(第1・3回)・大久保昌一良(第5回)・吉田弥生(第4・6回)
演出:中村金太(第1・2・5・6回)・清弘誠(第3・4回)

第1回

島根支局に追いやられていた新聞記者の治郎(渡辺謙)は、3年ぶりに東京本社の第三社会部に呼び戻された。

バリバリ働いてる第一社会部の奥に、ひっそりとあるのが第三社会部。
んーーー、言ってみれば「ショムニ」のような存在みたい。(笑)

ここでみんな一癖ありそうな記者たちを、治郎がどうまとめていい記事を書いていくか?って、そういうドラマらしい。
手始めは町のボランティアグループのリーダー和樹(小柴亮介)がビルの上から転落死。
その死の真相を追って行くうちに、和樹が殺されたのではなく、自分がやって来たボランティア活動の限界を感じて、自殺したという真実だった。
(ここでもボランティアグループ「グリーン・エンジェル」の一員として、ホワイトアウトの若きダム運転員高橋一生君が登場♪)
イマイチ和樹がそこまで追いつめられた理由とかが伝わって来なかったような気はするんだけど、決してキライじゃないドラマの予感。
ただ、夜8時からって時間帯はやはりキツイものがあるなぁ。

モー娘。の飯田と加護は、本当に付け足しみたいな出演だ。
これといって出てる意味はなし!

「ショムニ」と「ストレートニュース」をミックスした新聞社バージョンってとこだろうか?
突っ込みどころも少なく、レビュー書くには辛いドラマになりそうだよ。(;´д`)トホホ
もしリタイアするとしたら、一番の原因は放送される時間帯の悪さ・・・。
何度も言うが8時はなぁ・・・・。(-。-) ボソッ

第2回

何だか新聞社なんだか警察なんだか、わからない事やってなかった?>第三社会部
誘拐事件が起きて、なぜだか犯人は林檎(酒井美紀)の携帯に連絡を入れて来た。
そもそも林檎がある取材の時に、会社の自動ドアに挟んだ自分の名刺が悪用され、犯人に携帯番号を知られて利用される事となったんだけど、これはかなり偶然だよなぁ。
そんな名刺の一件があった事を、秋田(石塚英彦)が思い出し、第三社会部の面々が名刺を挟んだ会社へ駆けつけ、そこから誰の手に名刺が渡ってしまったのか突き止めていくんだけど、これも異常にあっさりわかっちゃって・・・。
犯人が子供を拉致して、隠れている事務所の二階にはカーテンが引かれてて、それを開けて中が見たいと工藤(萩原聖人)が言えば、韮崎(戸田恵子)と大田原(坂口憲二)が言い争いを始めて、その声に驚いた犯人がカーテン開けちゃうし・・・しかも子供まで確認できちゃうし・・・。

なんか、かなりお粗末な犯人グループ。

お粗末と言えば、犯人の指示通り動いてる子供の父親(佐戸井けん太)と林檎を、つけてる警察も・・・。
あんな尾行バレバレじゃん!

・・・とストーリー的には「はぁ?」と思いつつ、なぜか最後の新聞に載せられなかった写真の一件ではウルウルきてる自分。(爆)
報道協定があったから、偶然子供が警察に助け出された現場に居合わせて、写真を撮った第三社会部だけど、それは掲載するわけにはいかないって言われて・・・。
ジロチョウ(渡辺謙)が、「でも、アイツら助け出された子供と我が子を抱きしめて幸せそうな親との写真しか撮ってない。俺はそれが嬉しい。心がある。」って、言ってたけどそうだよなぁ、普通だったら犯人逮捕の写真撮るんだろうなぁって思ったら、ウルウル・・・。
私も年とったんだろうか?涙腺ゆるいわ〜。

何気に林檎ちゃんって、あの居酒屋さんたちの本当の子供じゃなかったらしいんだけど、それって今後も後を引くエピなんだろうか?

第3回

ストーリーの中にも出てきたけど、まさに「いつから新聞記者は刑事になったんだ?」って言うような内容。
ちょっと行き過ぎだよね〜。(^。^;)

ストーカーに狙われていた女性が殺害されて、その事件を追っていた第三社会部。
取材中に気になる男性・今朝次(森下哲夫)を見つけた工藤(萩原聖人)は、逃げ出した今朝次を追いかける。
追って来るのに気付いた今朝次は、赤信号なのに道路に飛び出し車にはねられ死亡。
今朝次の持ち物から、殺人事件に使われたナイフが見つかり、勤め先の寮の部屋からは殺害された被害者の写真や下着が・・・。
雄作(坂口憲二)はそのネタを元に記事を書くが、工藤は今朝次が単なる情報提供者だったという可能性も捨てきれず・・・。

結局、ストーカーは今朝次の勤める会社社長のボンボンで寮の管理を任されていた青年が、今朝次がナイフを拾った事を知って、今朝次の部屋に写真や下着を置き、濡れ衣を着せようとしたのだった。
今朝次はやっぱ単なる情報提供者、現場で拾ったナイフをネタに週刊誌に電話し、ネタをお金で買ってもらおうとしたのだ。
それは田舎の娘が結婚する事を知って、お金が欲しかったから・・・。

工藤達がおいかけて今朝次が事故に遭ったというのも、実は工藤と雄作の後ろに殺人事件の犯人がいるのが見えて、犯人から逃れるために逃げたっていうのが真実みたいだけど、それはかなり強引だったよなぁ。

わりと強引でオーバーな創りなんだけど、元々時代劇の枠だったから幅広い年齢層に受けるようにと考えたら、こんなもんなんかな〜?
モー娘。が出てる意味も、ほとんどわかんないし・・・。(-。-) ボソッ
ってゆーか、私ったら毎回ビデオ録画までして、ちゃんと観てるのは何故?(笑)

第4回

うむ、このドラマって幅広い年齢層に受け入れられるように、わかりやすい内容で作ってあると思ってたんだけど、毎回ストーリーにいろんなサブストーリーが絡んでて、意外とわかり辛い。

今回も爆弾騒ぎが新聞社で起きたのが発端で、最初の爆弾犯は捕まったのに、それでも爆弾が送りつけられ犯人からの電話がかかってくる。
最終的な結果から言うと、林檎(酒井美紀)が知り合った痴呆症の妻・浪江(草村礼子)を持つ、宗吉(織本順吉)が最初の爆弾騒ぎのニュースを見て、喜ぶ妻を見ているうちに妻を喜ばせ続けたくて、自分も爆弾を送り付けた。
なぜ妻が喜んだかというと、以前コンビニ強盗の現場に居合わせた老夫婦の一人息子が、交番へ助けを求めてコンビニから走り去ったのを見た強盗が、側にいた女子高生を刺殺し、その後の新聞で息子が女子高生を見殺しにして逃げたかのような記事を書かれ、マスコミに非難された息子さんが自殺した・・・その一件で新聞社に恨みがあったのだった。
そして科学の知識のあった宗吉が爆弾を作り、新聞社へ・・・。
ね?これってややこしくない?
(自分で書いててわかんなくなるんだけど・・・)

最後には林檎が「新米記者の独り言」ってコラム欄使って、夫婦に謝罪の意味をこめた記事を書いた事で、宗吉が警察に出頭。
でも罰金刑で済んだ・・・というオチ。

やっぱ面白いとは言い難いですなぁ。

ただ最後にジロチョウ(渡辺謙)の娘二人に忠告!
「お父ちゃんが一生懸命作ってくれた弁当は、しっかり持って行け!」
バチ当たるぞ!

第5回

悠作(坂口憲二)が取材していたケーキ職人の萌(建みさと)が事故死。
ホストの中島(合田雅吏)ともみ合っていて、逃げ出そうとした時にバイクにはねられたんだが、駆けつけた救急隊員が萌の父親の大原(斎藤洋介)で娘を助けられなかった事で苦しむことに・・・。

亡くなった萌の持ち物から、妊娠判定薬やホストの中島の名刺が出てきて、警察も萌がホスト遊びをして妊娠し、それが原因でもめたのではないかと推測する。
ヾ(・・;)ォィォィ、ちょっと待て!
警察の推測ってそんなんでいいのか?
もっと確固とした根拠がなくてどうする?

そこにホストの中島がマスコミに萌が自分に入れ込んで、結婚まで迫られていたとリーク。
各誌はその内容を掲載する。
ヾ(・・;)ォィォィ、マスコミも安易すぎやしないか・・・。

そこで悠作はホストになって中島の勤めるホストクラブに潜入し、事件の核心に触れようとする。

いつもひげ面だった悠作の、ひげがなくなりホストの衣装に包まれた姿は、ちょっとそこらのホスト君よりカッコよかったよ。(笑)
しかもあのナンバーワンホストの中島・・・イケてねーーーーー!
今週の一番の収穫は、先輩ホストから(^・^)チュッと唇を奪われた悠作だった。(笑)

事件の真相は、萌は高校時代の恵子が中島に入れあげ、その挙句に妊娠。
中島が単にホストと客としてしか自分と付き合っていないとわかった恵子は、自分ひとりで子供を育てる決心をし、中島に別れを切り出すが今度は別れるなら手切れ金をよこせと恐喝されたのだった。
その事を知った萌が中島と接触、何とか恵子と別れて欲しいと頼んでいる時に事件は起こった。
かばんの中身の妊娠検査薬も萌が恵子のために用意したものだったのだ。

真相がわかり中島は恐喝で逮捕された。
でも娘を亡くした父親の気持ちは、ぽっかり心に穴が開いたまま・・・。

内容はベタ・・・でもこの時間帯で狙ってるターゲットを考えれば、この線でいいんだろう。
ドラマニア向けとは絶対に言えないが・・・。(¨;)

個人的には京本政樹のいつもくわえてるだけのタバコが気になる。
「火ぃ、つけて吸えよーーーーー!」
あれは禁煙パイポか何かなのか?
そして娘の突っ込み・・・京本を見て一言。
「あ!カツラだ!」(爆)
娘に「たぶんカツラじゃないと思うよ」と言うと、「だって髪型ヘンだよ!」と答えた。
確かに君の意見は正しいと母も思う。(笑)

第6回

女子高生が心霊スポットのビルの屋上から飛び降り自殺。
ところが翌日新聞にその記事が掲載されると、匿名電話が第一社会部にかかり自殺ではなく殺されたと電話の主は告げる。
都築(麻生祐未)は大(石塚英彦)が現場で取材中に撮った写真に、人影が写っているのに気付き取材を始める。

まぁ、結局は亡くなった女子高生は学校の先生(布川敏和)と付き合ってて、結婚も匂わされたのに3ヶ月前にこの先生が不仲だった奥さんとよりを戻しちゃって、自殺に追い込まれたって話。
それに女子高生の友人だったメイちゃん(吉野紗香)って子が絡んで云々だったんだけど(内容書く気も起きないらしい)、ラストにメイちゃんが先生に真相を突き止めて友人の後を追って自殺しようとするのを都築たちが一生懸命止めてるシーン、そこまではよかったのよ。
多少ウルウルしたりもしてたさ・・・でも、その後で興醒め。
飛び降りようとするメイの携帯に続々と友人からメールが届き、ビルの下には今までメイを煙たがってた同級生たちがわんさか押しかけて「メイ〜、メイ〜」って・・・。
はぁ?今時の女子高生ってそんなに甘くないと思うんだけど・・・。

もう、げんなり。
ってなわけで、このドラマはここでリタイアします。
バイバイキーン!

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