世界で一番熱い夏

プロデュース：山田康裕/ 脚本：都築浩（第1･2･3･4･8回）渡邊睦月（第2･3･5･9・最終回）松田知子（第4･7回）演出：福澤克雄（第1・4･7回）・平野俊一（第2･8回）・大岡進（第3・最終回）・　　　　吉田秋生（第5･9回）
第1回	第一印象、岸谷さんの髪型ヘン！あれは代議士の秘書カットなんだろうか？（笑）今クール、あまり予備知識を入れずにドラマを見てるので、最初は大輔（岸谷五朗）が政界でのし上がっていくストーリーかと勘違いしてしまった。しかしここでも子役に泣かされたわ。大輔、来未子夫妻の娘・ちえみ（仲根紗央莉）、遠くの学校に通わされて、毎日小さな体で満員電車に乗ってたのよね。（涙）大輔は自分が尊敬する代議士・東城（小野武彦）が総裁選に打って出るという事で、気持ちはそっちにばかり向かってる。娘のちえみが学校で問題を起こして、来未子が相談しても全部来未子に任せっ放し。明日が結婚記念日という晩に「あなた変わったわ。」と来未子に言われた大輔。翌日、ちえみが登校する電車に自分も乗ってみる。すると、そこには満員電車の中でもみくちゃになってる我が娘の姿、汗だくで押しつぶされそうになったり足を踏まれたり・・・。いやぁ、かわいそうでウルウルしちゃったよ。本当に何のためにあそこまでして、遠い私立の小学校通ってるんだろうね？単なる親のミエだったりするんなら、本当に子供がかわいそう。でも、ちえみが大人たちに押しつぶされそうになった時、すっとちえみの背後に立ちふさがって娘を守った大輔にまた感動。なんだ～、いいパパじゃん！ちえみに学校を休ませ、川原で石投げ。その後、大輔はちえみと学校へ行き、荷物を全部持って出てきた。学校へ駆けつけた来未子に「学校辞めて来たぞー！」と大輔。何だかまたもやウルウル・・・。でも、こんな家族の光景はここまでだった。結婚記念日、思い出の中華街での食事を約束していたのに、大輔は行けなくなってしまった。それは身に覚えのない贈収賄事件の首謀者に仕立て上げられていて、警察に追われる身になってしまったからだった。自分が尊敬していた東城と秘書の榎本（原沙知絵）にハメられた大輔。しかし政治家って本当にヤ○ザみたいだよね。「２～３年経ったら、ちゃんと出て来られるようにしてやる。」なんて東城の大輔に対する言葉は、まるでヤ○ザの親分が手下に身代わりでクサイ飯食って来いって言ってるようなもんじゃん！原沙知絵ちゃんもこの間まで「新・お水」でかわいい麻弥ちゃんやってたのに、いきなりやり手の秘書とは・・・うむむ、キライになっちゃうぞ！結局、まんまとハメられてしまった大輔、自殺をしようとしたところへヤブさん（田中邦衛）というホームレスが現れ、持ち物を取り上げられそうになり我に帰る。いやぁ、田中邦衛さんナイスだったよね。そして同じくホームレス仲間の古手川祐子さん、妙にハマってなかったかい？このホームレスな皆さんが、とっても味がある。なんてったって驚きは、妙に小奇麗で神経質そうなホームレスの鈴木史朗さん。（笑）あとは柳沢慎吾とか、ここにも出てた東根作寿英とか。（笑）この仲間に大輔が入るのかしら？しかし、しかし驚くよーーー、政治家！なんと東城と榎本は画策して、大輔が自殺したとでっちあげた。ごみ焼却場で償却された遺体・・・それは一体誰のもの？（怖）身代わりで誰かが焼死体にされたのかと思うと、またまた怖いよ。だって大輔はボロボロになっても生きてるじゃない。生きて自分の葬儀を見つめてるじゃない。あの公園のホームレスのメンツ見ても、只者じゃないって感じだから、きっと彼らが大輔と何か行動を起こすのかしら？でもパパは死んじゃったと思ってるちえみちゃんと来未子の気持ちを思うと、かわいそうで仕方ないわ。喪主の挨拶で「彼の名誉のために言っておきますが・・・」と断って、夫の無実を自分は信じていると訴える来未子。その言葉を聞いて大輔は何を思ったのだろうか？今、実際の政治もかなり面白いだけに、政治の世界を扱いつつ、それでいてホームレスなどの問題から家族のあり方みたいな広い範囲で見られるドラマかもしれない。演技派な役者さんがたくさん出てるから、これは次回も楽しみかな・・・。
第2回	いいわ～、間違いなくいいドラマだわ！濡れ衣を着せられて、死んだ事にまでさせられた大輔（岸谷五朗）。残された来未子（和久井映見）とちえみ（仲根紗央莉）も、世間的には犯罪者の家族という立場に立たされ、無視やいたずらに悩まされる。そんな中、大輔が家に電話しても度重なるいたずら電話にたまらなくなった来未子が電話線を抜いてしまったり、大輔が危険を冒してまで自宅へ行き、2階のちえみの部屋めがけて投げたメモもいたずらだと取られてしまう。メモには「俺は生きている」と書き記されていて、会うための場所が書いてあった。そのメモを見てしまった榎本（原沙知絵）。なんかさ～、ドラマの中の「偶然の出会い」って見てて腹立つけど、「すれ違い」ってせつないんだよね～。大輔が何とか家族と連絡を取ろうとする電話もメモも、何もかもすんなり伝わらない。一日、公園で待ち続けても、肝心な時にケンカが始まって、仲裁に入ったはいいが見事に巻き込まれ、警察まで駆けつけたからその場を離れるしかなかった大輔。そのほんのわずかな時間に来未子がちえみを連れて現れるなんて・・・。（泣）しかもマッポ（柳沢慎吾）が「もしかして神の奥さん？」なんて声をかけると、これもいたずらだったと思い込み逃げ去る来未子。あーーーーん、何て運命のいたずらなのかしら。しかもここで大輔の前に現れたのは榎本じゃないのさ。（怒）もう、原沙知絵ちゃんキライになっちゃいそうだわ。（爆）榎本から来未子たちが北海道に帰ることを聞かされた大輔、もう自分は死んだままでいた方が・・・と投げ出してしまっている所に、あのホームレスの皆さんはあったかいよなぁ。大輔と来未子の結婚指輪を紐に通し、「大切なものなんでしょ？もうこれでなくさないよ。」と大輔の首にかけてあげる原さん（古手川祐子）、ポッケの小銭をかき集めて「いつか絶対返せよ。」と大輔に握らせるヤブさん（田中邦衛）。（涙）下からのアングルで大輔がみんなに深々とお辞儀をする所を、撮ってる画がステキだったわよ。そして振り返り走り出す大輔。この時の道もちょうどYの字に分かれてて、その接点の部分から戻って行く様が、なんとも大輔の人生の選択を現しているかのようでもあり、かなーーーり良かったわ。死んだままで生きて行くにせよ、ホームレスの仲間にあるにせよ、とりあえずまだ間に合うかもしれない来未子との再会にかけたんだよね。そう仕向けたホームレスの皆さんにも万歳だよ！（どうやらまたまた泣いてるらしい）そして指輪を首からぶら下げて走る・走る・走る。電車の窓から眺める川原・・・そこに小さく見えた来未子とちえみを大輔は見逃さなかった。ってゆーか、こういうのも十分偶然なんだけど、もはやこの偶然は必然であると錯覚するぐらい大輔に肩入れしている自分。初回で大輔がちえみに教えた「石投げ」。「下からえぐりこむように・・・小林です！」ってやつね。（笑）飛行機の時間を気にする来未子の前で、やっと石投げをキメられたちえみ。その瞬間大輔の声が・・・。誰もいない川原に視線を配り、死んだはずの大輔を探す来未子。・・・土手の上から大輔が現れた瞬間、お約束なんだけど泣いたね～、かなり泣いた。絶対にひしっと抱き合ったりできない、絶対に邪魔が入るとわかっていても、この大輔と来未子・ちえみの再会は涙したよ。近付いて大輔が一言「会いたかったぞ！」（なぜか石橋貴明風だったね・笑）、この台詞でまた号泣！しかーーーーし、やはり警察がやってきた。榎本の差し金だろう。警察が近付く中での、大輔と来未子のアップの切り替えし・・・お互いに目で何かを語る夫婦・・・くそーーーー、いいじゃねーかよー！（感動しすぎても言葉は乱暴になるらしい管理人）警察にも検察にも手回しされてるから、ここですんなりお縄になって無実を主張したって無駄だって事は大輔が一番良くわかってるんだよね。逃げる大輔・・・父親を追うちえみ。お約束でコケる娘・・・気遣いつつそれでも逃げる父親。あーーーーー、ちくしょーーーー、いいんだよーーー、きたきたきたきたきたーーーーーー！（壊）誰だ？こんないいドラマ創ったのは？（まだ2話なのに、相当入れ込んだらしい）一目家族に会っただけで、逃げなくてはならない大輔のせつない表情。くーーーーー、いいね～。思えば岸谷五朗さんにハマったのは、言わずと知れた「この愛に生きて」の標悠作役だった。個人的には「この愛」の岸谷さんが一番好きだったんだけど、それに匹敵するぐらい今回の神大輔役はいいぞーーーーー！「非婚家族」といい「世界で一番熱い夏」といい、やつれた男がブレイクするのか。お子ちゃまなドラマにはハマれない昨今、こういう大人のドラマはいいんだよなぁ。（笑）久々に心がキューっとするドラマに出会ったわ。和久井ちゃんも静かに夫を信じる、実は内に強いものを秘めた女性をうまく演じていると思います。あの大輔に会いに公園にちえみを引っ張って行く所、「お腹減った」という子供を「もうちょっとだから」とご飯を我慢させてまで歩かせるシーン。母親なんだけど妻でもある来未子の中で、その瞬間は妻のウェイトが大きかった事を示していたような気がしました。とりあえず・・・素晴らしいです！（感動）
第3回	今日はヤブさん（田中邦衛）大活躍の回でした。大輔（岸谷五朗）は生きてる事を知られて、殺人容疑までかけられ指名手配されてしまう。行き場のない大輔はまたヤブさんたちの住む場所を訪れ、そこに落ち着く事になる。空き缶集めの仕事をして、稼いだわずかの金でノートを買い、日記をつけ始める大輔。その日記を持って、ヤブさんは背広を着て大輔の家を訪問する。案の定、警察が張り込んでいたが、そこはヤブさん！「ヒビの入った結婚指輪の修理に参りました。」と貴金属店の店員を装い、来未子（和久井映見）に大輔と繋がりがあることを気付かせた。無事、家の中に潜り込んだヤブさん、来未子に大輔と一緒に暮らしている事を伝え、持ってきた日記を見せる。この家の中が警察に盗聴されてないのか？とか、多少心配だったけど、ヤブさんのおかげで大輔と来未子がしっかり繋がったんだもんね。いやぁ、さすがヤブさんです。そしてしっかりご飯を食べてしまうヤブさん、なかなか・・・。（笑）もうここまで来たら、この先あの日記の持つ意味とか、ヤブさんがタダ飯食っただけじゃない事もお見通しなんだけど、わかっててもいいのよぉ。ちゃんと日記の余白には来未子とちえみからのメッセージが・・・。泣くよな～、この状態で手紙もらったようなもんだよ。特に娘のちえみの拙い文字と文章、涙腺刺激しまくりだよ。そして何日かぶりに口にする、妻の手料理だよ。しかも家で使ってた箸もちゃーんとあってさ・・・。電子レンジがあったらね～と思ったけど、さすがにホームレスじゃ無理よね。(^｡^;) でも、あのヤブさんの家（？）､何でもあるじゃない？毎日晩酌してるし、蚊取り線香はあるし、結構まともに食べてるみたいだし・・・。朝なんて麦茶とかあるんだよね、どこで調達するんだろう？とか気になっちゃうわ。なんてったって、ヤブさん！（笑）田中邦衛さんって、どのドラマで見ても同じ感じじゃない？なのにどうしていいんだろう？某ジャニ系のカッコイイ代名詞みたいな歌から役者から料理まで、何でもござれの彼なんて、「毎回同じじゃーーーん！」と叩きまくってるのに、どうして田中邦衛さんは許せるのか？まあ、あれだけの味を出せる人は他には到底いまい・・・。そして抜け目なく、マッポ（柳沢慎吾）がタバコのフィルム使っての「警察24時ネタ」やってたわね。（笑）それは柳沢慎吾本人の持ちネタやっちゅーねん！（爆）ラストで選挙カーの上で演説する東城（小野武彦）の前に、現れた大輔。ぎょっとした東城の顔。来週はまたまた目が離せないわ。元お医者のヤブさん、メス握ったりしてたし・・・。来未子は「ちえみーーー！」って叫んでるし・・・。オープニングは「リング」で、エンディングは「ＱＵＩＺ」っぽい映像。（笑）だけど中身はどちらのドラマともぜんぜん違うのよ。岸谷さんのせつない演技で、この夏はきゅーっとなりましょう。新宿公園でいるかどうかもわからない大輔を待っている来未子、その来未子を影から見つめる大輔がせつなかったわよ。ただ、タカシ（風間俊介）のお守りを探して、川の中を探す大輔が、思いっきりコケて水の中にざばんと頭からいっちゃうとこ、あれはちょっとわざとらしくなかったぁ？（笑）
第4回	また泣いちゃったよ～、しかも毎回号泣してるんだけど・・・。今回のラストからになっちゃうけど、何でヤブさん（田中邦衛）死んじゃうんだよーーー！私はヤブさんは最後まで大輔（岸谷五朗）を助けてくれる救世主だと信じてたのに、こんなに早くご臨終なんて・・・。しかもパパに会おうと一人で新宿まで来たちえみが、道路に飛び出し、それを助けようとしてヤブさんが・・・。（涙）しかも身元不明でホームレスらしいという連絡で、どこの病院も受け入れ拒否で30分も救急車が発車しないなんて・・・。結局はヤブさんの娘・美香（川越美和）の勤める病院に大輔がタクシーで運んだんだけど、美香はなかなか父親の治療をしようとしない。その間、待合室のソファに血だらけで寝かされているヤブさんが、かわいそうでかわいそうで・・・。（泣）ホームレス・・・家のない人・・・でも家族はこんなにいるのねって、何だか胸が熱くなったわ。ヤブさんが最後の頼みって、美香に頼んだ事はあの新宿の公園に戻る事だったのね。多くの家族と一目会って、そこで死を迎えたかったのかも・・・。お気に入りのお酒もひと口呑んで・・・。（泣）話は冒頭に戻るけど、大輔が東城（小野武彦）を公園に呼び出して、もちろん尾行がついてくると読んでたから、ホームレスさんたちが一致団結して、なんとか東城と大輔を一対一で会わせようと画策する所とか、ヤブさんが亡くなった後にホームレスが団体で祭壇に押し寄せる所とか、今回はホームレスの団体にかなり泣かされたわよ。思えば大輔とちえみ・来未子（和久井映見）がせっかく会えたのに、それどころじゃない騒ぎになちゃったわね。これまで伝達役をやってくれてたヤブさんが亡くなって、これから大輔は家族と連絡を取るのかしら？でも、予告では原さん（古手川祐子）が来未子と会ってたような・・・。やっぱタカシ（風間俊介）の母親って原さんみたいね。何で親子揃ってホームレスなんだろう？しかもタカシは原さんが母親だって知らないみたいだし・・・。原さんで思い出したけど、榎本（原沙知絵）。回を重ねるごとに憎たらしくなって行くわ。頼むから彼女に天罰を下してくださいって感じ。何かとウラから手を回して、自分の好き勝手に動かしてるのは彼女なんだもんね。でもちえみにまで「パパはもう帰って来ないと思うよ。」とか言うのは、やめてよね～。マジキライになっちゃいそうだわ。＞原沙知絵ちゃんこれまでヤブさんがこのドラマで占めるポジションって、凄く重要だったから、彼が亡くなった事で盛り下がったりしなければいいな。視聴率が悪いらしいけど、視聴率を計測する機械つけてるお宅は何見てるんだ？この際、視聴率は関係ないけど、こんないいドラマなのに視聴率というレベルで判断すると、評価が低いって事に腹が立つ。ってゆーか、正確な視聴率測るんだったら、各家庭にその機械つけろ！ってーの。（笑）印象的だったのは、ホームレス生活を送りながらも、東城に会う時にはスーツを着て行った大輔。無実を証明するとは言っているが、大輔の中では東城は永遠に先生なんだろうなぁ。悔しいけど・・・。
第5回	やっぱヤブさん（田中邦衛）は重要なキャラだった。本当に死なせてよかったのか？死なせる意味は何だったのか？ちょっと疑問にも感じてしまう。ってゆーか、ヤブさんには出続けて欲しかったのさ。(･･)ｸﾞｽﾝ亡くなったヤブさんの代わりにはならないが、新キャラとして大輔（岸谷五朗）の大学の先輩でフリージャーナリストの正木（山下真司）が登場。正木は大輔を容疑者に仕立て上げた丸本建設の山川と、会わせてくれる段取りをつけてくれると言うが・・・。そして原さん（古手川祐子）とタカシ（風間俊介）の関係。ついに原さんがタカシの母親である事が露見した。タカシの立場になれば、まさか同じホームレスの仲間に母親がいるなんて思ってもみないだろうし、戸惑うのも当然だよね。ここでもうまいタイミングでタカシの誕生日なんてイベントがやって来て（笑）、原さんがタカシに寝巻き（レトロな響きだぁ）をプレゼントし、タカシがぶっきらぼうに「ありがとう」で親子復活！妙に簡単だったな・・・。(^｡^;) そして味方かと思っていた正木が大輔を呼び出した。しかし、そこに待ち構えていたのは、ずらーり並んで歩み寄ってくる黒服の男たちと、またしても榎本（原沙知絵）。大輔、絶体絶命か？しかし事件を調べるのに山崎（東根作寿英）がパソコン持って現れ、しかもインターネットで検索してたけど、あれって電話線はどこから？携帯で繋いだのか？最近のホームレス、侮れん！
第6回	ふむ・・・やはりヤブさん（田中邦衛）がいないのは寂しいもんじゃのぉ。最初の頃のような感情の盛り上がりが感じられなくなってしまった。ストーリー的には折り返し地点も過ぎ、ここから山場なんだろうが・・・。大輔（岸谷五朗）の殺人容疑は妻の来未子（和久井映見）の粘りで、見事焼死体で発見された人が自殺であった事が証明された。しかし遺書が発見されただけで、自殺と断定できるのだろうか・・・？筆跡鑑定などもあるんだろうけど、ちょっとあっさりしていたような。（苦笑）そして最後の東城（小野武彦）と榎本（原沙知絵）を追いつめた大輔の一言！「もう、お前らの好きにはさせない！」ヾ(＠ﾟ▽ﾟ＠)ノあはは「ホワイトアウト」かと思ったよ～。（織田病）榎本はもうかなり逝ってよし！何が愛情の裏返しだ？（正木＠山下真司の台詞）お前が服毒自殺でも何でもしやがれ！（ドラマ上の話なので暴言にも目をつぶってほしい）それにしても、ヤブさんの死はやっぱ意味がなかったでしょ？生かしておいて欲しかったよ・・・。（涙）
第7回	大輔（岸谷五朗）の声が掲載され、東城（小野武彦）の支持率は低迷。榎本（原沙知絵）は警察に圧力をかけ、大輔を逮捕するように動かす。新宿のホームレスのダンボールハウスに、これでもかっちゅーぐらい大勢の警察が現れ、大輔を捜索。しかしホームレスも知恵があるよね～。各入り口に警備を配して、そこに警察が近付けば花火や空き缶で音を出して知らせる。その間に大輔はマッポ（柳沢慎吾）が用意した警官の服に着替えて、何気にお巡りさんの列に紛れて逃走。（笑）いやぁ、お見事！何かの時には参考にしよう。（爆）しかし大輔がうっかり落としていった携帯電話を、しっかり警察に見つけられ、それを隠そうとしたマッポが連行されてしまう。そこで待っていたのはマッポの弟。弟にさんざんコケにされたマッポに、榎本が近付き1000万の小切手をちらつかせ、「これで弟を見返してみない？」とマッポに大輔逮捕の手引きをさせようとする。うまく逃走した大輔はタカシ（風間俊介）とともに、山川（モロ師岡）の滞在するホテルの見える貸事務所に侵入、山川の行動を監視する。やっと山川と接触できた大輔は、「今度二人で会おう」と山川に言われ、自分の無実を証明する手ごたえを感じ取る・・・が、その後現れたマッポが山川から渡されたというメモを持って登場。タカシはマッポを疑って大輔に注意を促すが、大輔は「なぜマッポが俺を騙さなきゃいけない？」と逆にタカシを諭す。ところがところが、メモにかかれた場所に行ってみると、そこには来未子（和久井映見）とちえみが・・・。そしてふと目をやると、そこにはあの自殺を促された時の薬ビンが・・・。ワナだと察知した大輔が、来未子の手を引いて逃げようとした時、すでにそこは警察に取り囲まれていた。落胆の笑みを浮かべた大輔に、来未子が声にならない声で「あなた・・・」そして「逃げてーーーー！」という叫び。来未子に豪快に（笑）キスする大輔・・・いや、もはやそんな場合ではないのだが・・・スローモーションで警察の「突入！」（音声なし）・・・いっせいに大輔確保に走り出す警察官・・・抱っこしていたちえみを降ろして走り出す大輔・・・ちえみを自分の腕で抱きかかえながら、大輔の逃げた方向を懇願の目で見つめる来未子・・・。もうこういうところのスローモーションは泣けるよね～。(ToT)ｳﾙｳﾙしかし大輔が逃亡する事を考えて、各所張り込まれていたためあえなく大輔は逮捕された。パトカーに乗せられ、連行される大輔・・・そこに現れたマッポ。他のホームレス仲間が見ている前で、マッポに小切手を渡し「ご苦労さま」と憎たらしい笑みを浮かべる榎本。くーーーーー！数回前に榎本は八つ裂きにしたいと思ったが、もっとネチネチ苦しめてやりたくなったわ。そうね～、針供養みたいにそこに榎本寝かせといて、みんなで針刺して行くっていう刑はどうよ？（残酷）そんなマッポにタカシが怒り狂い、殺してしまうんじゃないか？ってぐらい殴りかかるんだけど、マッポが「金に目がくらんだんだよぉ。お前ら本当にこの話断れたかよ？」って情けなく問い掛けるのを聞くと、何だか憎めないんだよね。そしてヤブさん（田中邦衛）亡き後、若きリーダータカシがホームレスを引っ張ってるね。ってゆーか、みんながタカシを中心にまとまってるんだよなぁ。そして護送される大輔を土手の上から見つめるタカシ。「奇跡を信じて」というお守りを握り締めるポーズ。来週はホームレス軍団で、護送車襲っちゃうのね。どころで忘れてならないのが、タカシがどうも恋しちゃったようなパン屋で働くお嬢さん。あれって東城の娘なわけでしょ？やだわ～、そっち方面でもややこしい話になっちゃうわけ？（笑）
第8回	ヤブさん（田中邦衛）ご臨終以降、少々中だるみっぽい物足りなさを感じてましたが、今回盛り返したんじゃありませんこと？確かに少々大雑把な創りで、まぁ基本的なことを言えば、どうして24時間監視されてるであろう大輔（岸谷五朗）の家に、あれだけホームレスの皆さんが出入りできるのか？なんて事や、マッポ（柳沢慎吾）なんて先週警察の手先に使われてたのに、その後大輔やホームレスと接触するだろうに何の尾行もされてなかったり・・・。（笑）しかし大雑把だろうが、粗かろうが、今回の後半特に大輔たちが東城の事務所に侵入してからラストまでは、相当見入ったよ。護送車の中の大輔をタカシ（風間俊介）たちホームレスの集団が救い出し、逃亡。しかし、ホームレス集団凄いな～。あれだけ集団で護送車襲って、鈴木さん（鈴木史朗）が手引きした先には手漕ぎボートが・・・。（笑）すぐに警察も追ってくるだろうに、手漕ぎボートで逃亡しようとするのもどうかと思うが、それで逃げ切ってしまえるって設定もどうよ？しかも警察がウロウロいる場所を、いくら人間の姿を布キレで隠してたって、漂流してるボートがあったら、警察も気づけよ！って感じ。（笑）それで逃げられて、山川（モロ師岡）から真相を聞きだそうとコンタクトを取る寸前で、お約束の山川ご臨終。しかもさ～、山川に暗に自殺を強要しにきた時の榎本（原沙知絵）、またまた腹立つ女だったわ～。「山川さんもそろそろ家に帰りますか。疲れたでしょう。」あんたみたいな小娘秘書に言われたかないっちゅーの！しかも「家族は守る」とかまたまた言ってるよーーーーー！そんな気ないくせにーーーー！山川が自殺して数日後、大輔の自宅に山川からの手紙が届き、来未子（和久井映見）がその手紙を正木（山下真司）に渡す。そして正木から大輔へ大切な山川の遺書が届けられた。そこには榎本にオレンジのディスクを渡したと、パスワードは「ユダ」だと書き記されていた。唯一の手がかり、オレンジのディスクを手に入れるために、大輔たちは東城（小野武彦）の事務所へ向かう。秘書達が帰った後、事務所に忍び込み、オレンジのディスクを探し当てたんだけど、そこにまあ勘のいい（笑）いえいえ偶然忘れ物を取りにきただけの榎本が戻って来て、今回は見逃すからディスクを返せとか偉そうに言うわけよ。でも今回の大輔はひるまなかったわ！ディスクは返さず、またもや逃亡したのよ、夜の街を・・・。ところが大切なディスクを逃げる途中で落として、それが狭い場所に入り込んで取れないわけさ。そのままディスク落として逃げるわけにもいかず、でも追っ手の警察はそこまで来ていて・・ってな時にマッポが飛び出して行ったわけよ。（涙）刑事の足を掴んで、大輔たちに「早く逃げろ！」ってマッポ。ディスクは拾ったんだけど、逃げようと言うタカシの声を振り切るように、今度は大輔が刑事に立ち向かう。そしてもみ合いになり・・・ﾊﾟｷｭｰﾝ ( ･･)σ ‥…---------- ･銃声。なんと大輔が撃たれちゃったじゃないのさーーーーーーー！目を見開いて倒れる岸谷さん、怖いし～～～。(^｡^;) そんな大輔を連れて逃げようとするタカシ達、そこへ正木が車で登場！「早く乗れ！」何だよ、イイ奴じゃん！正木の車の荷台で唇ブルブル震わせながら、遠のいていく意識の中でしゃべってる大輔・・・岸谷さん名演技なんだけど、なぜか怖いし～～～。（笑）いやぁ、何でこのドラマの視聴率が低いのさ！(｀へ´)ﾌﾝｯ｡見るべきものを見ようぜ！タカシと美央（岡あゆみ）の恋もどうなるのかしら？きっといずれ美央が東城の娘だと知って、タカシが苦悩するんだろうね。タカシ役の風間君、たまにクサい時もあるけど、なかなかどうしてやってくれるし見せてくれるじゃないのさ。その薄汚れた姿が、私は大好きよ♪ それから「ロケットボーイ」ではこばへいちゃんの後輩でありながら優秀な中島君を演じてた東根作さん。見かけはおどおどしてて、妙だけど、鍵という鍵は開けるし、パソコンはバリバリできちゃう山崎さん役、お見事です！こうやって役柄でぜんぜん違った雰囲気の出せる役者さん、貴重だよね。
第9回	来週最終回なんだよね？所謂ラス前って回だったんだよね？ってーことは、一番の盛り上がりを見せる回のはずだよね？盛り上がった？妙にまった～りして感じたんだけど、それって私だけ？刑事に撃たれた大輔（岸谷五朗）が、正木（山下真司）の知り合いの病院に運ばれて、一命を取り留める。そんな大輔のもとに来未子（和久井映見）とちえみを連れて来ようと、正木は大輔の自宅へ行き、車で庭に突っ込む。すげー、すげー！ってゆーか、これでまたまた目の前で容疑者の家族連れ去られちゃう、張り込み中の刑事もおバカ！そして庭に車で突っ込むという荒業だったわりには、ぜんぜん迫力なかったのも大笑い！大輔が一命を取り留めた事で、正木は安心して例のディスクを警察に提出しに行くが、すでに警察は東城（小野武彦）の息がかかっており、証拠のディスクは握りつぶされた。警察が大輔の運び込まれた病院を探し当て、踏み込んできた時にマッポ（柳沢慎吾）たちが手引きして、また逃走するんだけど、リヤカーに大輔乗せて引っ張ってたよ。（笑）ってゆーか、リヤカー準備してたわけ？こんな日のために？いくらなんでも逃走劇がマヌケすぎないかい？それで逃げられるのが、これまたビックリ！来未子が東城に自首して下さいって、頭下げに行ったり、まあそれで島田さんとか杉本さんとかいう東城の事務所の人たちが、大輔の見方についてくれたりと、都合よく運んじゃいるけど、強引に仲間増やしたようでどうも説得力はない。しかも東城が選挙戦最終日に街頭演説してる時だって、島田さんもの凄く不信感の固まりみたいな目線を東城に送ってたし・・・。（笑）それってバレバレなんじゃないの？ホームレス軍団がリヤカーで乗りつけ、誉め殺し大作戦で東城を攻撃してたけど、榎本（原沙知絵）のすばやい連絡で警察があっという間に駆けつけたよね。だけど、ホームレスの主要メンバーはしっかり逃げ出しちゃってるし・・・。あれだけ警察が来たってーのに、不思議だわ。(^｡^;) 車の中に待機した東城を島田さんがさらって、大輔の待つ場所へ連行。（笑）そこでお人よしの大輔が「先生、自首して下さい！」だって・・・。だから、そいつに何言ってもダメだってば！ヽ('ー`)ﾉｵﾃｱｹﾞ- 最終回前にして、迷いが見えるような創りになってないかい？確固たる信念があって、こういう最終回へ持っていくんだ！って気迫が見えないよ。伝わらないよ～。それから、病院で処置されて眠ってる大輔が意識を取り戻す間際で、水に溺れるようなシーンがあったけど、あれはおかしくないかい？それだけ生死の境を彷徨った大輔が、ちゃんとこの世に舞い戻ったみたいな事を表現したかったのかと推測するけど、やりすぎだよ～。いきなり寝てる大輔が水に沈んでいくなんて、「はぁ？」って思うやん！何で水没やねん！みたいな・・・。（苦笑）このドラマの最初のうちは、本当によかったのになぁ・・・。乱れちゃったわね・・・。残念。最終回、納得できるものになるのだろうか？ちと、心配になってきた。
最終回	あらら・・・とんでもなくつまらない最終回！最終回はそのドラマに敬意を表して、長いレビューを書きたくなるもんだが、序盤結構ハマったわりに、中盤から後半へとつまらなさが倍増して行ったこの作品に関しては、書く事が見つからない。一言で片付くから・・・「つまらなかった」。(-。-) ボソッ東城（小野武彦）が大輔（岸谷五朗）の言葉で良心を取り戻したのか、潔く自首したのはいいが、何だかその自首の重みとか、凄さがじぇんじぇん伝わってこなくてガッカリ！しかも大輔が釈放されて原さんが言った言葉。「これで無実が晴れたわね。」それって日本語としてあってる？（疑）無実が晴れる・・・容疑が晴れて無実が証明されるだろ？無実が晴れるでもいいのか？（国語の先生、お願いします）あたくしの間違いだったらごめんなさい。なんとなく引っかかったもので・・・。大輔が釈放されたら、ホームレスさんたちも一気に仕事見つけたりしてるのが、これまた不自然で奇妙だった。そんなに簡単に就職できたり、普通のアパートで暮らせるなら、何故あの人たちは今までホームレスしてたんだ？新宿公園のホームレスの居場所がなくなったからって、それはないだろ？理想なのかもしれないけど・・・。そして何より奇妙な瞬間。やっと無実が証明された大輔が自宅へ戻って来た時、家の中はカーテンが閉められ真っ暗。その中でホッとしたと言わんばかりに、ソファに座り込む大輔。そのソファの陰から顔を出し、カーテンを開けるちえみと来未子（和久井映見）。えーーーーー？やっと帰って来たパパを迎えるのに、それかよ？って感じ。遠くから近付いてくるパパの足音を聞き分け、玄関から飛び出していくちえみを大輔が抱きかかえる。それをちえみの後ろから近付き、瞳を潤ませる来未子。私が思い描いてたのは、そういうラストだったのに・・・。（嘆）これまたガッカリ！んで、何より最後に大輔がビールケースの上に立って、街頭で何やらショボショボ演説してる姿に相当ガックシ！そんな所で演説してる暇があったら、他のホームレスの溜まり場でも回って、彼らの話をその耳で聞いてあげてほしかったわ。弱いもののために大輔が立ち上がったって感じが薄いのよね～。ってなわけで、どうにもこうにもな最終回！結果的には惨敗って感じでしょうか？久々に私に辛口で語らせてくれた最終回でした。そういう意味では「ありがとう！」と言いたい。（苦笑）

プロデュース：山田康裕/ 脚本：都築浩（第1･2･3･4･8回）渡邊睦月（第2･3･5･9・最終回）松田知子（第4･7回）演出：福澤克雄（第1・4･7回）・平野俊一（第2･8回）・大岡進（第3・最終回）・　　　　吉田秋生（第5･9回）
第1回	第一印象、岸谷さんの髪型ヘン！あれは代議士の秘書カットなんだろうか？（笑）今クール、あまり予備知識を入れずにドラマを見てるので、最初は大輔（岸谷五朗）が政界でのし上がっていくストーリーかと勘違いしてしまった。しかしここでも子役に泣かされたわ。大輔、来未子夫妻の娘・ちえみ（仲根紗央莉）、遠くの学校に通わされて、毎日小さな体で満員電車に乗ってたのよね。（涙）大輔は自分が尊敬する代議士・東城（小野武彦）が総裁選に打って出るという事で、気持ちはそっちにばかり向かってる。娘のちえみが学校で問題を起こして、来未子が相談しても全部来未子に任せっ放し。明日が結婚記念日という晩に「あなた変わったわ。」と来未子に言われた大輔。翌日、ちえみが登校する電車に自分も乗ってみる。すると、そこには満員電車の中でもみくちゃになってる我が娘の姿、汗だくで押しつぶされそうになったり足を踏まれたり・・・。いやぁ、かわいそうでウルウルしちゃったよ。本当に何のためにあそこまでして、遠い私立の小学校通ってるんだろうね？単なる親のミエだったりするんなら、本当に子供がかわいそう。でも、ちえみが大人たちに押しつぶされそうになった時、すっとちえみの背後に立ちふさがって娘を守った大輔にまた感動。なんだ～、いいパパじゃん！ちえみに学校を休ませ、川原で石投げ。その後、大輔はちえみと学校へ行き、荷物を全部持って出てきた。学校へ駆けつけた来未子に「学校辞めて来たぞー！」と大輔。何だかまたもやウルウル・・・。でも、こんな家族の光景はここまでだった。結婚記念日、思い出の中華街での食事を約束していたのに、大輔は行けなくなってしまった。それは身に覚えのない贈収賄事件の首謀者に仕立て上げられていて、警察に追われる身になってしまったからだった。自分が尊敬していた東城と秘書の榎本（原沙知絵）にハメられた大輔。しかし政治家って本当にヤ○ザみたいだよね。「２～３年経ったら、ちゃんと出て来られるようにしてやる。」なんて東城の大輔に対する言葉は、まるでヤ○ザの親分が手下に身代わりでクサイ飯食って来いって言ってるようなもんじゃん！原沙知絵ちゃんもこの間まで「新・お水」でかわいい麻弥ちゃんやってたのに、いきなりやり手の秘書とは・・・うむむ、キライになっちゃうぞ！結局、まんまとハメられてしまった大輔、自殺をしようとしたところへヤブさん（田中邦衛）というホームレスが現れ、持ち物を取り上げられそうになり我に帰る。いやぁ、田中邦衛さんナイスだったよね。そして同じくホームレス仲間の古手川祐子さん、妙にハマってなかったかい？このホームレスな皆さんが、とっても味がある。なんてったって驚きは、妙に小奇麗で神経質そうなホームレスの鈴木史朗さん。（笑）あとは柳沢慎吾とか、ここにも出てた東根作寿英とか。（笑）この仲間に大輔が入るのかしら？しかし、しかし驚くよーーー、政治家！なんと東城と榎本は画策して、大輔が自殺したとでっちあげた。ごみ焼却場で償却された遺体・・・それは一体誰のもの？（怖）身代わりで誰かが焼死体にされたのかと思うと、またまた怖いよ。だって大輔はボロボロになっても生きてるじゃない。生きて自分の葬儀を見つめてるじゃない。あの公園のホームレスのメンツ見ても、只者じゃないって感じだから、きっと彼らが大輔と何か行動を起こすのかしら？でもパパは死んじゃったと思ってるちえみちゃんと来未子の気持ちを思うと、かわいそうで仕方ないわ。喪主の挨拶で「彼の名誉のために言っておきますが・・・」と断って、夫の無実を自分は信じていると訴える来未子。その言葉を聞いて大輔は何を思ったのだろうか？今、実際の政治もかなり面白いだけに、政治の世界を扱いつつ、それでいてホームレスなどの問題から家族のあり方みたいな広い範囲で見られるドラマかもしれない。演技派な役者さんがたくさん出てるから、これは次回も楽しみかな・・・。
第2回	いいわ～、間違いなくいいドラマだわ！濡れ衣を着せられて、死んだ事にまでさせられた大輔（岸谷五朗）。残された来未子（和久井映見）とちえみ（仲根紗央莉）も、世間的には犯罪者の家族という立場に立たされ、無視やいたずらに悩まされる。そんな中、大輔が家に電話しても度重なるいたずら電話にたまらなくなった来未子が電話線を抜いてしまったり、大輔が危険を冒してまで自宅へ行き、2階のちえみの部屋めがけて投げたメモもいたずらだと取られてしまう。メモには「俺は生きている」と書き記されていて、会うための場所が書いてあった。そのメモを見てしまった榎本（原沙知絵）。なんかさ～、ドラマの中の「偶然の出会い」って見てて腹立つけど、「すれ違い」ってせつないんだよね～。大輔が何とか家族と連絡を取ろうとする電話もメモも、何もかもすんなり伝わらない。一日、公園で待ち続けても、肝心な時にケンカが始まって、仲裁に入ったはいいが見事に巻き込まれ、警察まで駆けつけたからその場を離れるしかなかった大輔。そのほんのわずかな時間に来未子がちえみを連れて現れるなんて・・・。（泣）しかもマッポ（柳沢慎吾）が「もしかして神の奥さん？」なんて声をかけると、これもいたずらだったと思い込み逃げ去る来未子。あーーーーん、何て運命のいたずらなのかしら。しかもここで大輔の前に現れたのは榎本じゃないのさ。（怒）もう、原沙知絵ちゃんキライになっちゃいそうだわ。（爆）榎本から来未子たちが北海道に帰ることを聞かされた大輔、もう自分は死んだままでいた方が・・・と投げ出してしまっている所に、あのホームレスの皆さんはあったかいよなぁ。大輔と来未子の結婚指輪を紐に通し、「大切なものなんでしょ？もうこれでなくさないよ。」と大輔の首にかけてあげる原さん（古手川祐子）、ポッケの小銭をかき集めて「いつか絶対返せよ。」と大輔に握らせるヤブさん（田中邦衛）。（涙）下からのアングルで大輔がみんなに深々とお辞儀をする所を、撮ってる画がステキだったわよ。そして振り返り走り出す大輔。この時の道もちょうどYの字に分かれてて、その接点の部分から戻って行く様が、なんとも大輔の人生の選択を現しているかのようでもあり、かなーーーり良かったわ。死んだままで生きて行くにせよ、ホームレスの仲間にあるにせよ、とりあえずまだ間に合うかもしれない来未子との再会にかけたんだよね。そう仕向けたホームレスの皆さんにも万歳だよ！（どうやらまたまた泣いてるらしい）そして指輪を首からぶら下げて走る・走る・走る。電車の窓から眺める川原・・・そこに小さく見えた来未子とちえみを大輔は見逃さなかった。ってゆーか、こういうのも十分偶然なんだけど、もはやこの偶然は必然であると錯覚するぐらい大輔に肩入れしている自分。初回で大輔がちえみに教えた「石投げ」。「下からえぐりこむように・・・小林です！」ってやつね。（笑）飛行機の時間を気にする来未子の前で、やっと石投げをキメられたちえみ。その瞬間大輔の声が・・・。誰もいない川原に視線を配り、死んだはずの大輔を探す来未子。・・・土手の上から大輔が現れた瞬間、お約束なんだけど泣いたね～、かなり泣いた。絶対にひしっと抱き合ったりできない、絶対に邪魔が入るとわかっていても、この大輔と来未子・ちえみの再会は涙したよ。近付いて大輔が一言「会いたかったぞ！」（なぜか石橋貴明風だったね・笑）、この台詞でまた号泣！しかーーーーし、やはり警察がやってきた。榎本の差し金だろう。警察が近付く中での、大輔と来未子のアップの切り替えし・・・お互いに目で何かを語る夫婦・・・くそーーーー、いいじゃねーかよー！（感動しすぎても言葉は乱暴になるらしい管理人）警察にも検察にも手回しされてるから、ここですんなりお縄になって無実を主張したって無駄だって事は大輔が一番良くわかってるんだよね。逃げる大輔・・・父親を追うちえみ。お約束でコケる娘・・・気遣いつつそれでも逃げる父親。あーーーーー、ちくしょーーーー、いいんだよーーー、きたきたきたきたきたーーーーーー！（壊）誰だ？こんないいドラマ創ったのは？（まだ2話なのに、相当入れ込んだらしい）一目家族に会っただけで、逃げなくてはならない大輔のせつない表情。くーーーーー、いいね～。思えば岸谷五朗さんにハマったのは、言わずと知れた「この愛に生きて」の標悠作役だった。個人的には「この愛」の岸谷さんが一番好きだったんだけど、それに匹敵するぐらい今回の神大輔役はいいぞーーーーー！「非婚家族」といい「世界で一番熱い夏」といい、やつれた男がブレイクするのか。お子ちゃまなドラマにはハマれない昨今、こういう大人のドラマはいいんだよなぁ。（笑）久々に心がキューっとするドラマに出会ったわ。和久井ちゃんも静かに夫を信じる、実は内に強いものを秘めた女性をうまく演じていると思います。あの大輔に会いに公園にちえみを引っ張って行く所、「お腹減った」という子供を「もうちょっとだから」とご飯を我慢させてまで歩かせるシーン。母親なんだけど妻でもある来未子の中で、その瞬間は妻のウェイトが大きかった事を示していたような気がしました。とりあえず・・・素晴らしいです！（感動）
第3回	今日はヤブさん（田中邦衛）大活躍の回でした。大輔（岸谷五朗）は生きてる事を知られて、殺人容疑までかけられ指名手配されてしまう。行き場のない大輔はまたヤブさんたちの住む場所を訪れ、そこに落ち着く事になる。空き缶集めの仕事をして、稼いだわずかの金でノートを買い、日記をつけ始める大輔。その日記を持って、ヤブさんは背広を着て大輔の家を訪問する。案の定、警察が張り込んでいたが、そこはヤブさん！「ヒビの入った結婚指輪の修理に参りました。」と貴金属店の店員を装い、来未子（和久井映見）に大輔と繋がりがあることを気付かせた。無事、家の中に潜り込んだヤブさん、来未子に大輔と一緒に暮らしている事を伝え、持ってきた日記を見せる。この家の中が警察に盗聴されてないのか？とか、多少心配だったけど、ヤブさんのおかげで大輔と来未子がしっかり繋がったんだもんね。いやぁ、さすがヤブさんです。そしてしっかりご飯を食べてしまうヤブさん、なかなか・・・。（笑）もうここまで来たら、この先あの日記の持つ意味とか、ヤブさんがタダ飯食っただけじゃない事もお見通しなんだけど、わかっててもいいのよぉ。ちゃんと日記の余白には来未子とちえみからのメッセージが・・・。泣くよな～、この状態で手紙もらったようなもんだよ。特に娘のちえみの拙い文字と文章、涙腺刺激しまくりだよ。そして何日かぶりに口にする、妻の手料理だよ。しかも家で使ってた箸もちゃーんとあってさ・・・。電子レンジがあったらね～と思ったけど、さすがにホームレスじゃ無理よね。(^｡^;) でも、あのヤブさんの家（？）､何でもあるじゃない？毎日晩酌してるし、蚊取り線香はあるし、結構まともに食べてるみたいだし・・・。朝なんて麦茶とかあるんだよね、どこで調達するんだろう？とか気になっちゃうわ。なんてったって、ヤブさん！（笑）田中邦衛さんって、どのドラマで見ても同じ感じじゃない？なのにどうしていいんだろう？某ジャニ系のカッコイイ代名詞みたいな歌から役者から料理まで、何でもござれの彼なんて、「毎回同じじゃーーーん！」と叩きまくってるのに、どうして田中邦衛さんは許せるのか？まあ、あれだけの味を出せる人は他には到底いまい・・・。そして抜け目なく、マッポ（柳沢慎吾）がタバコのフィルム使っての「警察24時ネタ」やってたわね。（笑）それは柳沢慎吾本人の持ちネタやっちゅーねん！（爆）ラストで選挙カーの上で演説する東城（小野武彦）の前に、現れた大輔。ぎょっとした東城の顔。来週はまたまた目が離せないわ。元お医者のヤブさん、メス握ったりしてたし・・・。来未子は「ちえみーーー！」って叫んでるし・・・。オープニングは「リング」で、エンディングは「ＱＵＩＺ」っぽい映像。（笑）だけど中身はどちらのドラマともぜんぜん違うのよ。岸谷さんのせつない演技で、この夏はきゅーっとなりましょう。新宿公園でいるかどうかもわからない大輔を待っている来未子、その来未子を影から見つめる大輔がせつなかったわよ。ただ、タカシ（風間俊介）のお守りを探して、川の中を探す大輔が、思いっきりコケて水の中にざばんと頭からいっちゃうとこ、あれはちょっとわざとらしくなかったぁ？（笑）
第4回	また泣いちゃったよ～、しかも毎回号泣してるんだけど・・・。今回のラストからになっちゃうけど、何でヤブさん（田中邦衛）死んじゃうんだよーーー！私はヤブさんは最後まで大輔（岸谷五朗）を助けてくれる救世主だと信じてたのに、こんなに早くご臨終なんて・・・。しかもパパに会おうと一人で新宿まで来たちえみが、道路に飛び出し、それを助けようとしてヤブさんが・・・。（涙）しかも身元不明でホームレスらしいという連絡で、どこの病院も受け入れ拒否で30分も救急車が発車しないなんて・・・。結局はヤブさんの娘・美香（川越美和）の勤める病院に大輔がタクシーで運んだんだけど、美香はなかなか父親の治療をしようとしない。その間、待合室のソファに血だらけで寝かされているヤブさんが、かわいそうでかわいそうで・・・。（泣）ホームレス・・・家のない人・・・でも家族はこんなにいるのねって、何だか胸が熱くなったわ。ヤブさんが最後の頼みって、美香に頼んだ事はあの新宿の公園に戻る事だったのね。多くの家族と一目会って、そこで死を迎えたかったのかも・・・。お気に入りのお酒もひと口呑んで・・・。（泣）話は冒頭に戻るけど、大輔が東城（小野武彦）を公園に呼び出して、もちろん尾行がついてくると読んでたから、ホームレスさんたちが一致団結して、なんとか東城と大輔を一対一で会わせようと画策する所とか、ヤブさんが亡くなった後にホームレスが団体で祭壇に押し寄せる所とか、今回はホームレスの団体にかなり泣かされたわよ。思えば大輔とちえみ・来未子（和久井映見）がせっかく会えたのに、それどころじゃない騒ぎになちゃったわね。これまで伝達役をやってくれてたヤブさんが亡くなって、これから大輔は家族と連絡を取るのかしら？でも、予告では原さん（古手川祐子）が来未子と会ってたような・・・。やっぱタカシ（風間俊介）の母親って原さんみたいね。何で親子揃ってホームレスなんだろう？しかもタカシは原さんが母親だって知らないみたいだし・・・。原さんで思い出したけど、榎本（原沙知絵）。回を重ねるごとに憎たらしくなって行くわ。頼むから彼女に天罰を下してくださいって感じ。何かとウラから手を回して、自分の好き勝手に動かしてるのは彼女なんだもんね。でもちえみにまで「パパはもう帰って来ないと思うよ。」とか言うのは、やめてよね～。マジキライになっちゃいそうだわ。＞原沙知絵ちゃんこれまでヤブさんがこのドラマで占めるポジションって、凄く重要だったから、彼が亡くなった事で盛り下がったりしなければいいな。視聴率が悪いらしいけど、視聴率を計測する機械つけてるお宅は何見てるんだ？この際、視聴率は関係ないけど、こんないいドラマなのに視聴率というレベルで判断すると、評価が低いって事に腹が立つ。ってゆーか、正確な視聴率測るんだったら、各家庭にその機械つけろ！ってーの。（笑）印象的だったのは、ホームレス生活を送りながらも、東城に会う時にはスーツを着て行った大輔。無実を証明するとは言っているが、大輔の中では東城は永遠に先生なんだろうなぁ。悔しいけど・・・。
第5回	やっぱヤブさん（田中邦衛）は重要なキャラだった。本当に死なせてよかったのか？死なせる意味は何だったのか？ちょっと疑問にも感じてしまう。ってゆーか、ヤブさんには出続けて欲しかったのさ。(･･)ｸﾞｽﾝ亡くなったヤブさんの代わりにはならないが、新キャラとして大輔（岸谷五朗）の大学の先輩でフリージャーナリストの正木（山下真司）が登場。正木は大輔を容疑者に仕立て上げた丸本建設の山川と、会わせてくれる段取りをつけてくれると言うが・・・。そして原さん（古手川祐子）とタカシ（風間俊介）の関係。ついに原さんがタカシの母親である事が露見した。タカシの立場になれば、まさか同じホームレスの仲間に母親がいるなんて思ってもみないだろうし、戸惑うのも当然だよね。ここでもうまいタイミングでタカシの誕生日なんてイベントがやって来て（笑）、原さんがタカシに寝巻き（レトロな響きだぁ）をプレゼントし、タカシがぶっきらぼうに「ありがとう」で親子復活！妙に簡単だったな・・・。(^｡^;) そして味方かと思っていた正木が大輔を呼び出した。しかし、そこに待ち構えていたのは、ずらーり並んで歩み寄ってくる黒服の男たちと、またしても榎本（原沙知絵）。大輔、絶体絶命か？しかし事件を調べるのに山崎（東根作寿英）がパソコン持って現れ、しかもインターネットで検索してたけど、あれって電話線はどこから？携帯で繋いだのか？最近のホームレス、侮れん！
第6回	ふむ・・・やはりヤブさん（田中邦衛）がいないのは寂しいもんじゃのぉ。最初の頃のような感情の盛り上がりが感じられなくなってしまった。ストーリー的には折り返し地点も過ぎ、ここから山場なんだろうが・・・。大輔（岸谷五朗）の殺人容疑は妻の来未子（和久井映見）の粘りで、見事焼死体で発見された人が自殺であった事が証明された。しかし遺書が発見されただけで、自殺と断定できるのだろうか・・・？筆跡鑑定などもあるんだろうけど、ちょっとあっさりしていたような。（苦笑）そして最後の東城（小野武彦）と榎本（原沙知絵）を追いつめた大輔の一言！「もう、お前らの好きにはさせない！」ヾ(＠ﾟ▽ﾟ＠)ノあはは「ホワイトアウト」かと思ったよ～。（織田病）榎本はもうかなり逝ってよし！何が愛情の裏返しだ？（正木＠山下真司の台詞）お前が服毒自殺でも何でもしやがれ！（ドラマ上の話なので暴言にも目をつぶってほしい）それにしても、ヤブさんの死はやっぱ意味がなかったでしょ？生かしておいて欲しかったよ・・・。（涙）
第7回	大輔（岸谷五朗）の声が掲載され、東城（小野武彦）の支持率は低迷。榎本（原沙知絵）は警察に圧力をかけ、大輔を逮捕するように動かす。新宿のホームレスのダンボールハウスに、これでもかっちゅーぐらい大勢の警察が現れ、大輔を捜索。しかしホームレスも知恵があるよね～。各入り口に警備を配して、そこに警察が近付けば花火や空き缶で音を出して知らせる。その間に大輔はマッポ（柳沢慎吾）が用意した警官の服に着替えて、何気にお巡りさんの列に紛れて逃走。（笑）いやぁ、お見事！何かの時には参考にしよう。（爆）しかし大輔がうっかり落としていった携帯電話を、しっかり警察に見つけられ、それを隠そうとしたマッポが連行されてしまう。そこで待っていたのはマッポの弟。弟にさんざんコケにされたマッポに、榎本が近付き1000万の小切手をちらつかせ、「これで弟を見返してみない？」とマッポに大輔逮捕の手引きをさせようとする。うまく逃走した大輔はタカシ（風間俊介）とともに、山川（モロ師岡）の滞在するホテルの見える貸事務所に侵入、山川の行動を監視する。やっと山川と接触できた大輔は、「今度二人で会おう」と山川に言われ、自分の無実を証明する手ごたえを感じ取る・・・が、その後現れたマッポが山川から渡されたというメモを持って登場。タカシはマッポを疑って大輔に注意を促すが、大輔は「なぜマッポが俺を騙さなきゃいけない？」と逆にタカシを諭す。ところがところが、メモにかかれた場所に行ってみると、そこには来未子（和久井映見）とちえみが・・・。そしてふと目をやると、そこにはあの自殺を促された時の薬ビンが・・・。ワナだと察知した大輔が、来未子の手を引いて逃げようとした時、すでにそこは警察に取り囲まれていた。落胆の笑みを浮かべた大輔に、来未子が声にならない声で「あなた・・・」そして「逃げてーーーー！」という叫び。来未子に豪快に（笑）キスする大輔・・・いや、もはやそんな場合ではないのだが・・・スローモーションで警察の「突入！」（音声なし）・・・いっせいに大輔確保に走り出す警察官・・・抱っこしていたちえみを降ろして走り出す大輔・・・ちえみを自分の腕で抱きかかえながら、大輔の逃げた方向を懇願の目で見つめる来未子・・・。もうこういうところのスローモーションは泣けるよね～。(ToT)ｳﾙｳﾙしかし大輔が逃亡する事を考えて、各所張り込まれていたためあえなく大輔は逮捕された。パトカーに乗せられ、連行される大輔・・・そこに現れたマッポ。他のホームレス仲間が見ている前で、マッポに小切手を渡し「ご苦労さま」と憎たらしい笑みを浮かべる榎本。くーーーーー！数回前に榎本は八つ裂きにしたいと思ったが、もっとネチネチ苦しめてやりたくなったわ。そうね～、針供養みたいにそこに榎本寝かせといて、みんなで針刺して行くっていう刑はどうよ？（残酷）そんなマッポにタカシが怒り狂い、殺してしまうんじゃないか？ってぐらい殴りかかるんだけど、マッポが「金に目がくらんだんだよぉ。お前ら本当にこの話断れたかよ？」って情けなく問い掛けるのを聞くと、何だか憎めないんだよね。そしてヤブさん（田中邦衛）亡き後、若きリーダータカシがホームレスを引っ張ってるね。ってゆーか、みんながタカシを中心にまとまってるんだよなぁ。そして護送される大輔を土手の上から見つめるタカシ。「奇跡を信じて」というお守りを握り締めるポーズ。来週はホームレス軍団で、護送車襲っちゃうのね。どころで忘れてならないのが、タカシがどうも恋しちゃったようなパン屋で働くお嬢さん。あれって東城の娘なわけでしょ？やだわ～、そっち方面でもややこしい話になっちゃうわけ？（笑）
第8回	ヤブさん（田中邦衛）ご臨終以降、少々中だるみっぽい物足りなさを感じてましたが、今回盛り返したんじゃありませんこと？確かに少々大雑把な創りで、まぁ基本的なことを言えば、どうして24時間監視されてるであろう大輔（岸谷五朗）の家に、あれだけホームレスの皆さんが出入りできるのか？なんて事や、マッポ（柳沢慎吾）なんて先週警察の手先に使われてたのに、その後大輔やホームレスと接触するだろうに何の尾行もされてなかったり・・・。（笑）しかし大雑把だろうが、粗かろうが、今回の後半特に大輔たちが東城の事務所に侵入してからラストまでは、相当見入ったよ。護送車の中の大輔をタカシ（風間俊介）たちホームレスの集団が救い出し、逃亡。しかし、ホームレス集団凄いな～。あれだけ集団で護送車襲って、鈴木さん（鈴木史朗）が手引きした先には手漕ぎボートが・・・。（笑）すぐに警察も追ってくるだろうに、手漕ぎボートで逃亡しようとするのもどうかと思うが、それで逃げ切ってしまえるって設定もどうよ？しかも警察がウロウロいる場所を、いくら人間の姿を布キレで隠してたって、漂流してるボートがあったら、警察も気づけよ！って感じ。（笑）それで逃げられて、山川（モロ師岡）から真相を聞きだそうとコンタクトを取る寸前で、お約束の山川ご臨終。しかもさ～、山川に暗に自殺を強要しにきた時の榎本（原沙知絵）、またまた腹立つ女だったわ～。「山川さんもそろそろ家に帰りますか。疲れたでしょう。」あんたみたいな小娘秘書に言われたかないっちゅーの！しかも「家族は守る」とかまたまた言ってるよーーーーー！そんな気ないくせにーーーー！山川が自殺して数日後、大輔の自宅に山川からの手紙が届き、来未子（和久井映見）がその手紙を正木（山下真司）に渡す。そして正木から大輔へ大切な山川の遺書が届けられた。そこには榎本にオレンジのディスクを渡したと、パスワードは「ユダ」だと書き記されていた。唯一の手がかり、オレンジのディスクを手に入れるために、大輔たちは東城（小野武彦）の事務所へ向かう。秘書達が帰った後、事務所に忍び込み、オレンジのディスクを探し当てたんだけど、そこにまあ勘のいい（笑）いえいえ偶然忘れ物を取りにきただけの榎本が戻って来て、今回は見逃すからディスクを返せとか偉そうに言うわけよ。でも今回の大輔はひるまなかったわ！ディスクは返さず、またもや逃亡したのよ、夜の街を・・・。ところが大切なディスクを逃げる途中で落として、それが狭い場所に入り込んで取れないわけさ。そのままディスク落として逃げるわけにもいかず、でも追っ手の警察はそこまで来ていて・・ってな時にマッポが飛び出して行ったわけよ。（涙）刑事の足を掴んで、大輔たちに「早く逃げろ！」ってマッポ。ディスクは拾ったんだけど、逃げようと言うタカシの声を振り切るように、今度は大輔が刑事に立ち向かう。そしてもみ合いになり・・・ﾊﾟｷｭｰﾝ ( ･･)σ ‥…---------- ･銃声。なんと大輔が撃たれちゃったじゃないのさーーーーーーー！目を見開いて倒れる岸谷さん、怖いし～～～。(^｡^;) そんな大輔を連れて逃げようとするタカシ達、そこへ正木が車で登場！「早く乗れ！」何だよ、イイ奴じゃん！正木の車の荷台で唇ブルブル震わせながら、遠のいていく意識の中でしゃべってる大輔・・・岸谷さん名演技なんだけど、なぜか怖いし～～～。（笑）いやぁ、何でこのドラマの視聴率が低いのさ！(｀へ´)ﾌﾝｯ｡見るべきものを見ようぜ！タカシと美央（岡あゆみ）の恋もどうなるのかしら？きっといずれ美央が東城の娘だと知って、タカシが苦悩するんだろうね。タカシ役の風間君、たまにクサい時もあるけど、なかなかどうしてやってくれるし見せてくれるじゃないのさ。その薄汚れた姿が、私は大好きよ♪ それから「ロケットボーイ」ではこばへいちゃんの後輩でありながら優秀な中島君を演じてた東根作さん。見かけはおどおどしてて、妙だけど、鍵という鍵は開けるし、パソコンはバリバリできちゃう山崎さん役、お見事です！こうやって役柄でぜんぜん違った雰囲気の出せる役者さん、貴重だよね。
第9回	来週最終回なんだよね？所謂ラス前って回だったんだよね？ってーことは、一番の盛り上がりを見せる回のはずだよね？盛り上がった？妙にまった～りして感じたんだけど、それって私だけ？刑事に撃たれた大輔（岸谷五朗）が、正木（山下真司）の知り合いの病院に運ばれて、一命を取り留める。そんな大輔のもとに来未子（和久井映見）とちえみを連れて来ようと、正木は大輔の自宅へ行き、車で庭に突っ込む。すげー、すげー！ってゆーか、これでまたまた目の前で容疑者の家族連れ去られちゃう、張り込み中の刑事もおバカ！そして庭に車で突っ込むという荒業だったわりには、ぜんぜん迫力なかったのも大笑い！大輔が一命を取り留めた事で、正木は安心して例のディスクを警察に提出しに行くが、すでに警察は東城（小野武彦）の息がかかっており、証拠のディスクは握りつぶされた。警察が大輔の運び込まれた病院を探し当て、踏み込んできた時にマッポ（柳沢慎吾）たちが手引きして、また逃走するんだけど、リヤカーに大輔乗せて引っ張ってたよ。（笑）ってゆーか、リヤカー準備してたわけ？こんな日のために？いくらなんでも逃走劇がマヌケすぎないかい？それで逃げられるのが、これまたビックリ！来未子が東城に自首して下さいって、頭下げに行ったり、まあそれで島田さんとか杉本さんとかいう東城の事務所の人たちが、大輔の見方についてくれたりと、都合よく運んじゃいるけど、強引に仲間増やしたようでどうも説得力はない。しかも東城が選挙戦最終日に街頭演説してる時だって、島田さんもの凄く不信感の固まりみたいな目線を東城に送ってたし・・・。（笑）それってバレバレなんじゃないの？ホームレス軍団がリヤカーで乗りつけ、誉め殺し大作戦で東城を攻撃してたけど、榎本（原沙知絵）のすばやい連絡で警察があっという間に駆けつけたよね。だけど、ホームレスの主要メンバーはしっかり逃げ出しちゃってるし・・・。あれだけ警察が来たってーのに、不思議だわ。(^｡^;) 車の中に待機した東城を島田さんがさらって、大輔の待つ場所へ連行。（笑）そこでお人よしの大輔が「先生、自首して下さい！」だって・・・。だから、そいつに何言ってもダメだってば！ヽ('ー`)ﾉｵﾃｱｹﾞ- 最終回前にして、迷いが見えるような創りになってないかい？確固たる信念があって、こういう最終回へ持っていくんだ！って気迫が見えないよ。伝わらないよ～。それから、病院で処置されて眠ってる大輔が意識を取り戻す間際で、水に溺れるようなシーンがあったけど、あれはおかしくないかい？それだけ生死の境を彷徨った大輔が、ちゃんとこの世に舞い戻ったみたいな事を表現したかったのかと推測するけど、やりすぎだよ～。いきなり寝てる大輔が水に沈んでいくなんて、「はぁ？」って思うやん！何で水没やねん！みたいな・・・。（苦笑）このドラマの最初のうちは、本当によかったのになぁ・・・。乱れちゃったわね・・・。残念。最終回、納得できるものになるのだろうか？ちと、心配になってきた。
最終回	あらら・・・とんでもなくつまらない最終回！最終回はそのドラマに敬意を表して、長いレビューを書きたくなるもんだが、序盤結構ハマったわりに、中盤から後半へとつまらなさが倍増して行ったこの作品に関しては、書く事が見つからない。一言で片付くから・・・「つまらなかった」。(-。-) ボソッ東城（小野武彦）が大輔（岸谷五朗）の言葉で良心を取り戻したのか、潔く自首したのはいいが、何だかその自首の重みとか、凄さがじぇんじぇん伝わってこなくてガッカリ！しかも大輔が釈放されて原さんが言った言葉。「これで無実が晴れたわね。」それって日本語としてあってる？（疑）無実が晴れる・・・容疑が晴れて無実が証明されるだろ？無実が晴れるでもいいのか？（国語の先生、お願いします）あたくしの間違いだったらごめんなさい。なんとなく引っかかったもので・・・。大輔が釈放されたら、ホームレスさんたちも一気に仕事見つけたりしてるのが、これまた不自然で奇妙だった。そんなに簡単に就職できたり、普通のアパートで暮らせるなら、何故あの人たちは今までホームレスしてたんだ？新宿公園のホームレスの居場所がなくなったからって、それはないだろ？理想なのかもしれないけど・・・。そして何より奇妙な瞬間。やっと無実が証明された大輔が自宅へ戻って来た時、家の中はカーテンが閉められ真っ暗。その中でホッとしたと言わんばかりに、ソファに座り込む大輔。そのソファの陰から顔を出し、カーテンを開けるちえみと来未子（和久井映見）。えーーーーー？やっと帰って来たパパを迎えるのに、それかよ？って感じ。遠くから近付いてくるパパの足音を聞き分け、玄関から飛び出していくちえみを大輔が抱きかかえる。それをちえみの後ろから近付き、瞳を潤ませる来未子。私が思い描いてたのは、そういうラストだったのに・・・。（嘆）これまたガッカリ！んで、何より最後に大輔がビールケースの上に立って、街頭で何やらショボショボ演説してる姿に相当ガックシ！そんな所で演説してる暇があったら、他のホームレスの溜まり場でも回って、彼らの話をその耳で聞いてあげてほしかったわ。弱いもののために大輔が立ち上がったって感じが薄いのよね～。ってなわけで、どうにもこうにもな最終回！結果的には惨敗って感じでしょうか？久々に私に辛口で語らせてくれた最終回でした。そういう意味では「ありがとう！」と言いたい。（苦笑）

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