マリア

プロデュース：船津浩一/脚本：橋本裕志（第1･2･4回）・鈴木勝秀（第3･5回）
演出：星田良子（第1･2･3･5回）・高橋伸之（第4回）

第1回

 うむむ・・・一海（岸恵子）・大陸（岡江久美子）・宇宙（浅野温子）・美美（菊川怜）で4姉妹ってだけでも、首をかしげるのに5番目の妹として陽世（後藤真希）・・・？
どう考えてもこの5姉妹はおかしくないかい？
んで、写真の中に写ってるこの姉妹の父親って森本レオさんでしょ？
ってーことは岸恵子は森本レオの子供なわけ？
えーーーーーー？
絶対ヘン！

ってゆーか、みんなしてPCで変換し辛い名前で泣かされてるよ。
くーーー、やめてくれーーー。
陽世は白血病らしいし、一海は陽世で白血病患者の臨床治験を考えてるらしい。
深読みすれば陽世は一海の娘ってとこか？
森本レオと陽世が一緒に写った写真も、おじいちゃんと孫が写ってると思えば不自然じゃなし・・・。


新宿で亡き父が残したオンボロ診療所で医師として働く、宇宙。
診療所はいつも金も持ってなさそうな老人や、外国籍の患者であふれている。
そこへ名前も言わずに中絶したいとやってきた患者（森口瑶子）。
しかし彼女は妊娠しておらず、卵巣に腫瘍があった。
そのうち腫瘍が破裂し、緊急オペが必要になる。
そこで看護士の新之助（岡田義徳）が目をつけたのが、隣りのビルに開業した立派な設備のクリニック。
強引にこのクリニックに押しかけ、オペ室を借りる宇宙。
クリニック院長・坂元（東幹久）も最初は頑として受け付けなかったが、ついに宇宙と一緒にオペに立ち会ってしまう。

そして小木茂光だ！
どこにでもいっちょ絡みしてくるな～、好きだけど。（爆）
名乗らずにオペまで受けた恵の不倫相手だったけど、この人いつもこういうちょっとだけの扱いで残念だ。
全話通して出てくる小木茂光を見たい。（笑）

医療モノという視点で見ると、どうしても今クール「救命病棟」があるだけにかすんでしまう。
もっと人間くさいところにスポットが当たったドラマだと思って観るべきかな？

まあ、少なくとも「ビューティー７」よりは良かったんじゃないだろうか？
同じ時間にバッティングしてるドラマを、どちらか切るとしたら今のところ日テレを切るな。（笑）

浅野温子さんが、リップをちょっとはみ出し気味に描くと、すごくオバQになっちゃうのでそれだけはやめて欲しい今日この頃・・・。

第2回

 良いとも悪いとも言えない・・・。
毎回、山場でうるうるポイントはあるものの、そこへたどり着くまでが何となくダレるんだよね。

今回も水泳選手の水絵（栗山千明）が坂本診療所を訪ね、オペが必要な病気であると判明する。
その病気のせいで間近に迫った大会に出られない事を知った水絵が、プールでがむしゃらに泳いでるのを宇宙（浅野温子）は飛び込んでまで止めさせて、オペを承諾させたよね。
確かに「ふんぎりつきました！」って笑った後に、プールで泳ぐ他の選手を見て、思わず泣き崩れる水絵にはうるうるしたんだけど、そこまで見せといて水絵の話って終わってなかった？
まあいろいろ検査もあるだろうし、即オペもできないだろうけど、水絵が入院していくあたりまでフォローして欲しかったわ。

陽世（後藤真希）が白血病だというのも、宇宙の知るところとなって、結局は陽世は診療所で暮らす事を選んだ。
最初に「ここってラジカセもないの？」と言われてた宇宙、ちゃんとラジカセを引っ越し祝いに準備してたじゃん！
拾い物だけど・・・。（笑）
そのラジカセで陽世が笑顔を見せたのには、これまたちょっとうるうるしたんだけどさ。
なーんか、いまひとつしっくり来ないのは何だろうね？
浅野温子さんは好きな女優さんなんだけど、やっぱ無口な役柄の時がキマル人なんだよね。
あんまりベラベラしゃべる役だと、個人的にはあれれ？って感じなんだよ。

うーん、どうだろう？これもキツイか？

第3回

 もうリタイアすれすれなんだけど、指一本でつかまってる感じなんだよね。
見ててもあんまり引き込まれないし、好きな女優浅野温子さんなんだけど、この役作りはいかがなものかと・・・。
ちょっとこっちが引いちゃうぐらいのハイテンションで、オバQメイク・・・ついていけないんだよね。(^｡^;)

榊原（平泉成）という男性の患者が腹部大動脈瘤だと診断される。
腹部大動脈瘤・・・最近医療モノにはつきものの名前だ。（笑）
榊原は580万の豪華ツアーに参加するため、「異常なし」という偽りの診断書を書いて欲しいと訴えるが、坂元（東幹久）も宇宙（浅野温子）も、そんな事は出来ないと断る。
ついに苦しみだした榊原に手術を勧めるが、どうしてもツアーに参加したいとゴネる。
その裏何かあると思った宇宙は、榊原の娘を探し当てる。

・・・まあ、結局はこの娘が榊原の前に連れて行かれて、「病人を連れて行くのはいや！」とかいう台詞で、あっさり榊原が納得しちゃうんだけどさ。
なーんか、あんまり印象に残らないし、陽世（後藤真希）は冒頭で高校編入のための健康診断として、なにやら精密検査に行ったっきりだし・・。

はっきりいって面白くないわ。（笑）
予告見た限りでは、来週はゴマキも泣いてたし、何かちょっとは盛り上がるかな？と期待してるんだけどね。
限りなくリタイアに近いです。はい。

第4回

 何だかリタイアしよう、しようと思いつつ、切れずにいるんだなぁ。(¨;)

でもね、今回の志津さん（高田敏江）の話なんて、結構ウルウル来ちゃったよ。
やっぱ人間好きなことやってなきゃ！って実感した。
大きな病院にガンで入院していた志津さん、「いつ倒れてもおかしくない」とか医者に脅され、抗がん剤の副作用があってもその事を医者に告げられず、宇宙（浅野温子）の診療所の近くで倒れていて坂本医院に運ばれる。
入院患者にそれだけ気を使わせる大病院、いかんね～。
しかし、その大病院がこれから陽世（後藤真希）が入院する病院だと知って、宇宙は気にする。

「病は気から」という言葉もあるけど、がん患者だって好きなことやってる間は病気忘れて、楽しくなれるんだよね。
志津さんは長年食堂をやってた人で、お料理をしているときはそりゃ楽しそう。
志津さんの素性を知った宇宙は、強引に志津さんに一日食堂を開けさせる。
志津さんの食堂に昔のお客さんが戻って来て、本当に病気なんて信じられないほどイキイキしてる志津さん見てたら、ドラマなのに「あぁ、良かったね～」なんて思ったよ。
相変わらずまった～りした時間の流れのドラマだけどね、こういう心温まるエピソードはいいかなぁと・・・。
それでリタイアできないんだけどさ。（苦笑）

そして陽世を入院させるために、宇宙の口から病名の告知。
以外にも陽世は「知っていた」とケロッとしてるけど、すぐに入院ということを聞いて顔色を変える。
そう！北海道のボーイフレンドが会いに来る事になっていたからです。
陽世ぐらいの年齢だと、病気の治療よりボーイフレンドが大事だよね。
結局、悪い評判の大病院はやめて、大陸（岡江久美子）の病院に入院させる手はずを整えたんだけど・・・。
入院先にボーイフレンドがやってきたりするのかしら？

一海（岸恵子）・・・やっぱ浮いてるよなぁ。
なんで岸恵子さんじゃないといけなかったんだろう？
ちょっと疑問だわ。

第5回

 毎回「もうリタイア宣言しよう」と思いつつ、だらだらと見続けてしまっている。
陽世（後藤真希）は大陸（岡江久美子）の病院に入院した。
なんだかんだ言いながら、陽世の世話をやく姉妹たち・・・。

しかし今回傷を負った不良少年役で出ていた反田孝幸君。
大きくなったね～。
いつもちょっと目つきの悪い、陰湿っぽい役が多いんだけど、大人になってきてその陰湿さが取れてきた感じ。
この少年が宇宙（浅野温子）の診療所に侵入、しかし傷の痛みで気絶した所を宇宙が助けたわけだ。
寿司職人になりたいからと不良グループを抜けたい少年、宇宙は少年に付き添いグループの仲間に会いに行く。

入院した陽世の早い退院を願い、乾杯する4姉妹。
しかし美美（菊川怜）ってどうよ？
「ずーっと私が末っ子だって思ってたのに・・・。」って、その年で泣くなよ！
大陸も「難しい年頃だからね」って、そんな年頃とっくに過ぎてるっちゅーねん！
わからんわ～。

宇宙の昔の恋人・仙道（村田雄浩）が診療所に現れた。
何やら監査に来たらしいが、彼は何者なんだ？
昔の恋人がどうも敵になってるみたいな雰囲気だなぁ。
んで、私はいつリタイア宣言するんだろうか？（笑）

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