ココだけの話

第1回 テレ朝が深い時間にお送りするオムニバス形式のドラマ。
これに食いつく視聴者がどれだけいるかはわからないが・・・。
「世にも奇妙な物語」風なのかなぁという予感を持ちつつ、拝見しました。

まず「バブル」(脚本:大野敏哉、演出:河野圭太)
阿部サダヲさん。
顔にインパクトあり!ある意味「キショイ」系であるため、役柄が決まりがちなんだけど、この「バブル」ではわりと普通の人っぽい。
校正の仕事をしているため文字や言葉の間違いを指摘しなければ気がすまない、という主人公(阿部サダヲ)。
恋人の家に結婚の挨拶をしに行くのだが、行く前に恋人に「絶対に父親の言い間違いなどを指摘しないで」と頼まれる。
これが主人公にとって、とても苦痛。
とにかく言わなきゃ自分が苦しいのだ。
なんとなく、気持ちはわかる。(爆)
恋人の家に向かうバスの中でも「団塊(だんかい)」を「だんこん」といい間違えるサラリーマン、ギターケースに「Go To Hell」を「Go To Hel」と書き間違ってるロッカー、「DNA」を「BNA」(これはかなりこじつけだろう)といい間違える主婦に遭遇。
あぶら汗にじみ、もだえ苦しむ。
そして恋人の父、「バブル」を「バルブ」と言い間違えた。聞き間違いだと流そうとするが、さらに何度も「バルブ」と言い間違える恋人の父にたまりかねて「お父さん!」と話し掛けると・・・。
「お父さんと呼ぶな!」と一喝される。(爆)
悶絶阿部サダヲに1票!
ちなみに私の主人の父は例のオ○ム事件の話題で「マイルドコントロールされて・・・」と連発。
私も阿部サダヲよろしく我慢していたが、とうとう我慢しきれず「お父さん、それを言うならマインドコントロールです。」と突っ込んだ経験アリ。

「ビビンパ」(脚本:高山直也、演出:小野原和宏)
高橋克実さんと円城寺あやさんが夫婦役。
この夫婦役はいい感じで、良かった。
・・・が、話はわかり辛い・・・ってゆーか、何が言いたかったのでしょう?(?_?)
「ビビンバ(BIBINBA)」か「ビビンパ(BIBINPA)」かってーのでもめたり、焼き肉屋で注文するのにいっぱい頼むご主人と「頼みすぎよ」と却下する奥さんで言い争ったり・・・。
んで、結局オチは何?
会話を楽しめばよかったの?

「私の中の別人」(脚本:遠藤彩見、演出:西谷弘)
深夜ラジオで男性に大人気のお色気DJ、星野まろん(奥貫薫)。
世間では顔を知られていないDJまろんは、そのセクシーな声でファンも急増中。
奥貫さんがマジに色っぽい(声)、しかし25時にこんな色っぺーラジオ番組だとホントに男性ファン増えそうだ。
この声に恋してストーカーのようになった「こまぎれジャック」なる人物が、星野まろん(実際は加治木美奈子という名前)の部屋にまで現れて、「まろんちゃんを出せ〜」と大暴れ。
そう!こまぎれジャックはまろん=加治木美奈子だとは知らないのです。
実際の美奈子本人はまろんの声とは似ても似つかぬ性格。
結局ジャックはまろんに会えず去って行く。
この事で吹っ切れたのか、翌日からのオンエアではよりセクシーになったまろんの声が・・・。
またまたストーカーが狙っている、しかも大勢・・・。

こんな感じのオムニバスドラマでした。
最初の「バブル」が一番面白かった。だから、結構期待できるかもと思ったら、あとの2本はそうでもなかったかな。
こういうのは毎回面白いとは限らないんだけど、いろんなドラマで脇役やってるような役者さんが、結構ご出演みたいでちょっと気になるドラマかも。
ちなみに来週は「QUIZ」のゴマキこと温水洋一さんが出るよ!

第2回 「意地」(脚本:牟田桂子、演出:小野原和宏)
部長代理の春日部(金田明夫)さんが、何かにつけ意地を張るお話。
これが、「ある、ある」って頷いちゃうストーリーで、こういう上司っているんだよなぁって思った。
デキる部下の川口君(竹沢一馬)に負けるのが嫌な春日部部長代理。
英語の流暢さに意地を張り、見積もりの間違いをした事を川口に注意するが、実は自分が間違った張本人だったと気付いても訂正できない。
スポーツクラブでも川口と出会ってしまい、ランニングマシーンで張り合い(むろん川口の方は張り合ってるつもりはないのだが)、先に川口がやめたので「勝ったな」とつぶやいた部長代理。
しかし次の瞬間、がくりとひざを折り、しゃがみこんだ部長代理の心拍数は「ゼロ」を示す。
うっそーーー!
教訓:意地の張りすぎは健康に悪い!

「タクシードライバー」(脚本:鈴木勝秀、演出:松田秀知)
タクシーの運転手の間で広がる女の幽霊の噂話。
運転手の山田(温水洋一)はその噂通りの女性(宮本裕子)を、客として乗せる事になった。
目的地に着くと、女性はお金が足りないからと家に取りに入った。
運転手は外で待つが、あまりに遅いのでチャイムを押すと女性の母(銀粉蝶)が出てきて、「娘は1年前に死んだ」と告げる。
運転手はビビって一目散に帰って行く。料金も受け取らずに・・・。
ところがこの話はウソで、この女性が無賃乗車をするのを母も手伝っていたのだ。
ここでオチかと思ったら、まだまだ・・・。

タクシーに忘れ物をした事に気付いた女性は、勇気を出して謝り大切な忘れ物を返してもらおうと、タクシー会社に電話する。
すると彼女が乗ったタクシーの番号は存在しないといわれる。
そのタクシーはスクラップ、乗っていた運転手は3日前に事故死したと聞いた女性は、思わず受話器を手から落としてしまう。
想像したオチにもうひとつオチがあった。
いい意味の裏切り。そして出演者が良かった。

「ふたりの会話」(脚本:高山直也、演出:小野原和宏)
すごいドラマ見ながら「わかる、わかる」って頷きつつ、苦笑しつつ(笑)。
電車の中って一種独特の空間なんだよね〜。
女子高生役のせきぐちきみこさん、グー! (^O^)g
今時のギャルのしゃべり方で人の迷惑顧みず、電車の中で大声でケイタイで話す。
誰もが迷惑顔なのに、誰も注意できずにいる。
よくある光景だーーー!
女子高生の電話の相手はどうやら帰国子女のモデルあがりのOLと付き合ってるらしい。
「そんなばばあにチンポコおったててるんじゃねーよ!」と大声で・・・。(恥)
すると同じ車両に乗っていた女性客(森山ゆうこ)が、すっくと立ち上がり女子高生をビンタ!
「静かにしなさいよ!」一喝する女性客に、他の乗客も拍手喝采。
女性客は女子高生から電話を奪い取ると「ちょっと!こんな女と二股かけてたってわけ?このロリコン野郎!」と言って電話を切る・・・。

・・・・そうか、この女性客が帰国子女でモデルあがりのOLさんだったのね。( ̄w ̄)ぷ
なかなか笑えるオチでした。

出演される役者さんが何気にツボで、話も結構面白い。
この面白さがどこまで持続できるかというのが、オムニバスの難しい所ではありますが、結構楽しみにしてる今クールのドラマのひとつです。


第3回 ビデオ録画失敗!
第4回 「バスが来ない」(脚本:池田晴海、演出:星田良子)
良くある話だ。(笑)
でも、バスが来ない時の心情を、とてもよく描いていて、思わず最後のオチはくすっと笑っちゃった。
駅まで徒歩で20分、バスなら6分、目の前はバス停。
この状況なら誰だってバスを選ぶよね。
しかもバスの運行表には、4〜5分間隔で運行とあるじゃない。
しかし待っても来ないわけだ、バスが・・・。
タクシーが来ても高校生やサラリーマンに先を越されて、真紀(奥菜恵)は乗れない。
やっとのことでバスが来た。しかも2台続けて。
バス停で待っていた客たちの顔がほころぶ。
やっと乗れる。そこで・・・・財布がない。(涙)
もっと早く気付いていたら、バスが車での間に財布を取りに戻れたのに・・・。
しかし、そういう時に限って、戻っている間にバスが走り去ってしまうんだろうなぁ。

「シンドローム離婚」(脚本:遠藤彩見、演出:小野原和宏)
離婚調停の申立て人控え室(こんなのがあるんだ?)で、知り合った3人。
そえぞれに離婚しようと調停中なのだが、元子(高田聖子)は調停3回目だけに慣れているのか、いろいろと話し始める。
自分の離婚はだんなの「俺様症候群」が原因で離婚の調停中だと。希代美(阿部聖美)は「疲れた症候群」のだんなにうんざり。
そして真弓(鈴木砂羽)はだんなの「マザコン」が原因。
調停を進める中、真弓が一番先に離婚できる事になった。
元子もこれに続こうと、調停員に早く離婚できるように話をするが、調停員はもう一度考え直すように正す。
これが「シンドローム離婚」なのだと。
ほっほー。いろんな本がでてるからね〜、それを読んで「あ、うちもこれだわ!」と思うことは確かにある。
それで離婚しようなどと思うのかはわからないけど、その時の精神状態によっては考え込んでしまうのかもしれない。
ちょっと勉強になる話。
真弓も離婚が決まって、ご主人と指輪をはずしていたけれど、結局最後には「これでよかったの?」って顔でだんなさんの方へ走って行ってたね。
うーん、オチというよりは考えちゃった。

「面接」(脚本:七字幸久、演出:小野原和宏)
入社試験の面接。
お互い心の声があるんだろうけど、客観的に両者の胸のうちを覗いてるという楽しみが、何とも言えず面白かった。
これもオチがあったわけではないが、心の声のやり取りが絶妙ではなかったかな。
面接官の真中(須永慶)が結局はセクハラ発言やアルコールハラスメント発言で、「おやじ、気ぃつけや〜」って最後だったけど。
個人的にはムキムキの体の体育会系なお兄ちゃんが面接に現れて、黒のタンクトップでポーズを取るシーン。
そこで黒のタンクトップのすぐ横にはみ出ている、お兄ちゃんのビーチクに大うけしてしまった。(爆)
あれは、あのはみだし加減は、狙いなのかーーー?
まったく、どこで笑わせられるかわかんないわ。油断大敵!
って、こんなんでウケてんのは私だけーーー?

第5回 「卒業儀式」(脚本:大野敏哉、演出:小野原和宏)
卒業する時のお礼参りみたいなのって、昔っからあるけどね。
このストーリー、最後のオチを知るまでは「今時は怖いね〜」なんて真剣に考えてたよ。(笑)
あれが本物の矢だったら、ちょっと笑えなかったけど、いいオチでよかった。
十数分の短いドラマにこれだけのメリハリを持たせることができるとは・・・いやはや頭が下がる。
しかし、吸盤つきのおもちゃの矢がダンボールを突き抜けるだろうか?(笑)
そこだけは引っかかるけど・・・。

「小日向くん」(脚本:たかはし等・七字幸久、演出:七字幸久)

ヾ(@゚▽゚@)ノあはは
何なんだよー、小日向くん!(爆)
ナイナイやウンナンがやってるお笑い番組とかで、シリーズ化しそうなコントみたいでおもろい!(笑)
これが男女間の話だったら、さして面白くもないんだけど、男性同士での話だから笑えるんだよなぁ。
小日向くんがラブモードになると、ピンク色のカットになるのもわかりやすくて面白い。
「笑う犬」とかでウッチャンにやってほしいようなネタだったわ。
ラストの小日向くんのバックショット、パンツからはみ出たお尻が、最後にまた笑いを誘った。(爆)

「留守番電話」(脚本:太田愛、演出:三木茂)
あ〜、わかる気がするこの恐怖。
私も奇妙な留守電に悩んだ事があったから・・。
こんな殺人を匂わせるようなものではなかったけど、「今、○○病院(その地域では有名な精神病院)の前にいる。迎えに来て。」と、途切れそうな声で毎回メッセージが残されていて、それがいたずらなのか本物なのかわからなくて、毎日嫌な思いをしていた。
数日でメッセージが残される事もなくなったけど・・・。
気持ちの悪い話だね〜。
しかし、何よりも最後のCDプレゼントのコメントが留守電の田辺さんの声だったのがウケたよ。
こういう小さなツボがこのドラマの楽しさかもね。

今回もなかなか面白かったです。


第6回 「思い出せない」(脚本:太田愛、演出:小野原和宏)
自動車会社の営業の川村(宮迫博之)が、偶然喫茶店で会った紳士(筒井康隆)に話し掛けられる。
紳士は自分のことを知っている様子。
しかし川村はこの紳士が誰だか思い出せない。
会話の中からこの紳士の素性をつかみ出そうとするが、なかなか探れないし、思い出しもしない。
紳士が「先生」という呼びかけに反応するので、先生呼ばれる職業を片っ端から当たるのだが、紳士の反応はイマイチ。
紳士は席を立ち、伝票を川村に渡すと「何かわからない事があったらいらっしゃい。当たるも八卦、当たらぬも八卦だよ。」と・・・。
そう、紳士は酔っ払って川村が見てもらったことがある易者だったのだ。
「思い出せない」ってことは、私もよくあるんだよね〜。
視力が悪いからなのか、注意深く人の顔を観ないからなのか、顔を覚えるのが苦手でね。
特に今なんて町内会長夫人という立場で、知らず知らずに顔が売れちゃってるわけよ。
それで買い物に行った先で「こんにちは。いつも大変でしょう?」なんて話し掛けられるけど、全く誰かが思い出せない。まあ、私の場合町内の人だろうという想像はつくので当り障りのない話で切り抜けるけど・・・。(笑)
ほんと、「わかるな〜」ってエピソードだったわ。

「夜道の二人」(脚本:高山直也、演出:河野圭太)
オチを観て笑っちゃった。
そりゃあね〜、親子だったら帰り道も一緒だろうし・・・。
いくら暗いからと言っても、最後まで親子だと双方が気付かなかったのはちょっと疑問だけど、ドラマ的にはお互いの心の声がくすっと笑えて、そしてオチを知るまでは「夜道の二人」的な心情はわかるな〜って、ひたすら感心して観てたよ。
夜道を歩いて帰宅するOL(新山千春)。結果的にそのOLのあとをツケてるかのようになってしまったサラリーマン(蛍雪次朗)。
この二人の心理描写が面白かった。そして、結果的に暴行未遂のようになってしまったサラリーマン。
OLは警察官に保護され、迎えに来た父親は・・・あれれ?あのサラリーマン。(笑)
そう、この二人はとっても近眼な親子だったってオチです。
しかも現場に残されたサラリーマンの壊れた眼鏡、物証として警察がちゃんと保管してるし、この父親の運命は・・・。単純におかしかった。

「コンドーム」(脚本:吉田裕一、演出:七字幸久)
初めてコンドームを自販機で買いに出た中学生(斎藤慶太)は自転車で転倒し怪我をした。
そこに偶然居合わせた神田(光石研)。
二人の会話がコンドームやセックスネタなのに、なんだかさわやかで、しかも早朝の土手での年代も違う二人の男の会話。
こんな事はないだろうと思いつつ、しかもこれと言ったオチがあったわけではなかったのだけど、結構好きだった作品。
アダルトビデオとかコンドームとか、ふ〜んと何気に勉強できちゃうのもこの放送時間帯のなせるワザかしら?

第7回 「にぎやかな夜」(脚本:太田愛・演出:河野圭太)
あ〜、わかる、わかる。(笑)
寝なきゃいけない時に限って、回りの騒音がひどかったり、余計に気になったり・・・。
また、こんな苦悩にあえぐサラリーマンを筧利夫がやるから、面白いんだわ!
何とか雑音に捕われず眠ろうと、ヘッドフォンで音楽を聴きながら・・と思っていたら、寝返りしたついでにヘッドフォンのコードが首に巻きつき、「ぐえーーーー!」(爆笑)
結局寝ずに出社しようと電車に乗ったら、ああ悲しい事にそこで寝ちゃったのね〜。
せっかくのプレゼンがパー!
筧さんの持ち味が生かされてて面白かったです。

「おそれ」(原作:高橋克彦・脚本:鈴木勝秀・演出:河野圭太)
神田署長の家に魚住係長が来たのかと思ったじゃない。(笑)
作家の武田(北村総一朗)の家に宍戸(平泉成)、武田の主治医の渡辺(佐戸井けん太)、中沢(中込佐知子)がやって来た。
それで大人ばかりの集まりで始まる幽霊話。
妙な展開だ・・・。
作家の武田がワインに毒を入れたと言うと、一斉に庭へ駆け出し吐く3人。
これは武田の冗談だったのだけど、なぜか渡辺はいつまでも吐いている。
振り返った渡辺の顔を見て、武田は「まさか私の胃・・・」となんでもないと思っていた自分の胃の病気を疑いだす。ってこと?(笑)
わかったような、わからないような微妙な終わり方でした。

「ガレージ」(脚本:鈴木勝秀・演出:小野原和宏)
だんなさんが京都に出張。
妻(深浦加奈子)はだんなさんに絶対に車に乗るなと言われたにも関わらず、乗っちゃうのね。
車庫から出たり入ったりぐらいなら、大丈夫だろうと・・・。
ところがちょっとハンドルを切り損ねたら、もうわからない。
前進だけなら大丈夫と、強引に車でお出かけ。
ところが帰宅するとやはり車庫入れが待っているわけね。
仕方ないと前から車庫へ突っ込んだ。
「入った!」と喜んだのも束の間、ドアが開かない。
いつもはバックで車庫入れするだんなさんが、車庫の後ろの両脇に物を置いていたのだった。
ありゃりゃ、出られない。
エンジン切ってるから寒いし、かといってエンジンかければ排気ガス中毒が心配。
当然トイレもしたくなる。あらら、スーパーの袋にしちゃったってか!(笑)
腹も減る。ありゃりゃ、豆腐のパックに入ってる水なんかすすってるよ〜。
これが深浦さんがやるからおかしいんだよね〜。
そして、意を決してバックでガレージのドアを突き破る作戦に出た。
激突とともに、やっと外に出られた。
・・・と、そこには鼻血を流しただんなさんが「ごめん」とへたりこんでいた。
そう。だんなさんは京都へ出張と偽り、横浜で浮気してたのでした。
もう、ただただ深浦さんの芸達者ぶりで大爆笑!
ついでに私もただいまペーパードラーバー返上のため練習中なので、なかなか苦笑する場面もあり・・・。
素直に笑ったし、面白かった。
第8回 「ブライダル・ブライダル」(脚本:遠藤彩見、演出:小野原和宏)
私は海外挙式だったので、この手のいわゆる日本独特な結婚式場にまつわることってわかんないんだけど、他の花嫁さんと同席して待たされるなんて事があるわけ?(笑)
いや、一応披露宴なるものはやったけどね、あんまりこういう事はないでしょうと思ったりもして・・・。
お色直しを待つ間、ひとつの席で二人の花嫁が一緒になる。
はじめは居心地悪いお互いの花嫁。だが、ふとしたことで話し出すと、何故か「逃げちゃおうかな?」ってなことになるわけだ。(笑)
結婚式って疲れるんだよね〜、お色直しも何回もやったりすると特に・・・。
目の前のご馳走は食べられないし、酒豪の花嫁の場合(σ(^_^;ワタシ?)呑めないし・・・。(爆)
何となく当日にいや〜なモードになるのはわからんでもないが、逃げちゃったらマズイでしょ?(笑)
結局は桔梗(磯野貴理子)の逃げ出す話も嘘っぱちだったわけで、円満に解決だったのだが・・・。
これといったオチがあったわけではなかったかな。
面白かったかと言われれば、うーん、イマイチ。

「時間外労働」(脚本:星野卓也・牟田桂子、演出:徳市敏之)
OLの島崎(上原さくら)は会社が終わってから夜キャバクラで働いていた。
それを課長(石井愃一)に見られたかもしれない。
慌てるよ〜、そりゃ。
しかも翌日会社で課長が、まるでキャバクラの事を知っているかのような口ぶりで話して来るし、カマをかけられているのかと心配する島崎。
ごまかそうと母親が病気で父親はギャンブルで借金を作り・・・と課長に相談すると、残業を言い渡される。
しかし、またもや深読みし体の関係を迫られるのではと、それでも決意し残業へ備える島崎。
ところが課長が言い渡したのはホントの残業。「やった!バレてない!」と思ったら、「君の夜の仕事の事は黙っておくから。これから長い付き合いを・・・ね。」と課長が意味深に笑う。
ぎゃーーー!やっぱ、知ってたのね〜〜。ってオチ。
課長さん役の石井さんが、目をむき出してエロっぽい演技をするのが、見事にハマり役でおかしかったわ。
上原さくらちゃんは相変わらずのテカテカ唇。ちょっとグロス塗りすぎではなかろうか?(笑)

「不機嫌な目覚め」(原作:清水義範、脚本:相沢友子、演出:小林義則)
神保悟志さんに山下容莉江枝さん、久々にキャストで観てみたいと思わされました。
11歳という年齢の不安定さを描いていました。
うちも女の子だから、あと数年でこんな風になるのかしら?とか考えちゃったわ。
特に生理・・・これは避けて通れないからな〜、女の子は。
友達がなったとか、まだならないとかそんな事をうちの娘も考えるのか〜、いや親もだけど・・・。
なんでもない普通の11歳の女の子の心境を、つらつらと・・・といった感じでしたが、妙に「へ〜、こんな事考えるのか〜。」なんて興味を持って観ちゃいました。
第9回 「 王様の耳」(原作:清水義範・脚本:大野敏哉・演出:大久保なみ)
うーん、どうやろ?
あんまり面白くなかったなぁ。
サラリーマンの悲哀なわけ?それとも酒は気をつけろ!ってこと?
渡辺いっけいさんが出てたわりには、イマイチだったね。
ただお酒で人格変わる人ってホントに大変だとは思うけど。
ちなみに私は変わりません。グレードアップするだけです。(爆)

「我が家の流儀」(脚本:太田愛・演出:三木茂)
わかる気がするお話でした。
例えば同じ県人同士で結婚しても、家庭でいろんなやり方が違うってことはあるわけで、結婚当初はそういう事でも「あらら?」と戸惑うんだよね。
そのためにも私は結婚前の同棲を世の皆さんにオススメしてるのですが・・・。(笑)
まあ、柔軟に対応する気持ちがお互いにあれば何てことないことなんだけど、こと親が絡んだりするとややこしいわね〜。
掃除の仕方、朝食の時に牛乳が出るか出ないか、卵焼きにしょうゆ、なるほど!
卵焼きの味付けなんかもかなり家庭で違ったりするんだよね。
妙に頷ける事が多かったわ。
奥さんの両親が急にやってくる事になって、その日の食事が「すきやき」。
ああ、致命的。これほど地域差が出るメニューってないわよ。
関東と関西の差ってすごいものね〜。
でも、こういう事をひとつひとつクリアして、両家が打ち解けていくんだなぁってこれまた納得。
だんなさん役の井之上チャルさん、好きなタイプだったわ〜(*^^*)ポッ

「背後の女」(原作:桜井斎・脚本:岩村匡子・演出:杉山登)
3本の〆としてはちょっとブルブルっとしちゃうストーリー。
こういうのをやると「世にも奇妙な物語」っぽくなるから、あえてはずした方がいいと思うんだけどなぁ。
大学の映画研究会が廃屋で撮影を行った。
もうこれだけで怖いってーの。
その後、撮影したテープを再生するとそこには主演の女の子の後ろに知らない女性が写っていた。
しかも巻き戻し、再生する度にその女性はちょっとずつ振り返る。
そして主演の女の子から始まって、次々に映画研究会のメンバーが亡くなっていく。

深夜にこの手の話はやだな〜。
結局、タクミ(岩崎大)だけ生き残っていたけど、それでも彼は毎日怯えながら生きてなきゃならないわけで・・・。
ってゆーか、やっぱこの深い時間帯はくすっと笑えるネタにして欲しかったんだけど、どうよ?テレ朝さん。(爆)
最終回 「携帯電話のある風景1・短縮ダイヤル」(原作:清水義範、脚本:高山直也、演出:石川淳一)
すっごい短いのにインパクトあった。
男性が何者かに刺されて携帯で彼女に電話してきた。
男性は致命傷を負っているらしく自分でももうもたないことを確信し、最後に彼女に電話をして警察に言ってくれと言い残し息を引き取る。
この男性、実は二股をかけていたらしくその相手に刺されたのだと言っていた。
ところが最後の電話をかけた相手は男性を刺した張本人。
そう、男性は携帯の短縮ダイヤルを間違って犯人の彼女にかけてしまったのだ。
うーん、笑えないけどつくづく運の悪い男!

「携帯電話のある風景2・ケータイ星人」(原作:清水義範、脚本:細川徹、演出:星田良子)
あんまり中身はなかったような気がするけど、現代ってこうなのかな?って思わされた作品。
唯一、CM前の音楽(このドラマのテーマ)がケータイの着信音風に流れたのは面白かった。

「楽しい家族旅行」(原作:清水義範、脚本:高山直也、演出:福本義人)
途中までかなりブラックユーモアなのかしら?って感じもしたけど、最終的にはまさにタイトル通り「楽しい家族旅行」になったわね。
旅行に行く前は家族がそれぞれに心の中にもやもやしたものを抱えていたのに、旅行を機に家族を取り戻せたようでよかったわ。
しかし、よーく考えればお母さん(あめくみちこ)、妊娠してたらお父さん(船越栄一郎)と一発やってごまかそうとしてたわけ?
そりゃ〜いかんやろ?
お父さんもリストラされたからって、安易に一家心中考えたらダメでしょ。
この家族の平和がこの先延々続くのかは、ちょっと心配。

「別ればなし」(脚本:樫田正剛、演出:村上正典)
厨房の火はつけたときから気になってたから、なるほど〜な結末でした。
遠山俊也さんってすごい数のドラマに出てるよね〜。
チョイ役だったりするんだけど、しっかり印象に残る所がすごいわ。
そして古田新太さん、この人こういうアクの強い役似合ってる。(笑)
内容的には何でカップルの別れ話が、レストラン全体での大討論になるんだ?って気もしたけど、そこらへんが面白かったかな。
これでオチかと思ったら、まだその先にもオチがあって最終回のラストにこの話を持ってきたのも何となくわかるような・・・。

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