氷点2001
原作:三浦綾子 脚本:中園ミホ(第1・2回)・相生美生(第3・6・8・9・最終回)・小野沢美暁(第4・7回) 演出:阿部雄一(第1・2・最終回)・今井和久(第3・4・6・7・9回)・植田尚(第8回) |
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第1回 |
こういうのを深夜枠に持って行け!って感じがしました。 なーんか、そこかしこに漂うエッチモード(笑)、そしてクサイ雰囲気、古めかしさ・・・。 深夜にピッタリじゃーーーん。(爆) 実は見る前にこれも「リタイア候補」だったのよ。 でも、意外と面白いかも・・・。 三浦綾子さんの原作も知らない無知な私なんだけど、このドラマの雰囲気は決して嫌いじゃないわ。 なんだか鼻につく吉田栄作と、どうしても演技がクサくなりがちな浅野ゆう子さん、紳士服の青木のCMを連想させる三浦友和さん。 そしてシリアスの似合わない鳥羽潤も出てくるでしょう? これって結構大作ちゃうのん?みたいな感じなのに、ショボく感じるのはなぜ? まずは夏枝(浅野ゆう子)と辻口(三浦友和)の娘・ルリ子が殺された事から始まる。 夏枝が夫の病院で働く眼科医・村井(吉田栄作)と、診察室でエロいキスしてる最中に娘のルリ子は家を抜け出し、犯人の男と出会い、そして死体で発見された。 娘を亡くした夏枝は女の子を欲しがる。 そんな時、ルリ子を殺した犯人に生後2ヶ月の娘がいて、その子が乳児院に預けられている事を知った辻口は、その犯人の娘を養女にして夏枝に育てさせる。 たぶん辻口は村井と夏枝の関係も知っていたのね。 そんな二人の関係があって、ルリ子から目を離した隙に、愛する娘が殺されて実は夏枝を恨んだりしてたわけだ。 そこで犯人の娘を養女にして「陽子」という名前までつけて、何も知らない夏枝に育てさせる。 これが辻口の復讐だったってわけか。 15年経って、その事で苦しみだした辻口は、すべてを知る友人の高木(益岡徹)にメールで「ルリ子を殺した犯人の子供を育てる夏枝が見たかった。」と自分の気持ちを打ち明けようとする・・・が送信できずにいた。 そのメールを夏枝に送りつけた村井。 読んだ夏枝はすべてを知ってしまう。 なーるほど、ドロドロしてそうだわ。(笑) なーんか妙に古くさいのは否めないけど、これは即リタイアにはならないわ。 辻口は犯人の娘を夏枝に育てさせる事で復讐してると感じてたんだろうけど、夏枝がすべてを知ったら今度は陽子(末永遥)をいじめるみたいだったよね。 そして15年という年月が経っても、夏枝を追いまわすほど好きらしい村井。 ストーカーという言葉が最近じゃあるので、ご用心下さい。(爆) なんせ、「喉が渇いた」と言って、口移しに水を飲ませる村井とか、辻口の院長就任のパーティーで夏枝と村井のダンスシーンとか、「ちょっとそれってクサいんちゃうの?」ってーのも笑って許せたわ。 いきなり踊ってて「あの日の白いブラウスの夏枝さんが忘れられない」とか村井がほざいた後に、夏枝がきりっとにらみ返したら、「その目だ!」ってヾ( ̄ー ̄)ォィォィ何時代の台詞だよ?ってレトロな雰囲気をかもし出しつつ、いきなりそこでダンスのBGMがタンゴ調に変わるの。(爆) 台詞しゃべりながらタンゴに合わせて、首をキュッキュッキュと動かすの、非常に笑えるのでやめて欲しかったっす! これから陰湿ないじめとか、義理の兄妹の愛とか、見事にドロドロするんだろう。 久々の吉田栄作だが、彼はどうも時代の波から取り残されてるな。(笑) しかし笑えるので許す! 「氷点2001」などと現代版「氷点」を強力に押し出したわりには、雰囲気はめっちゃレトロだぞーーー! ホントにこういうドラマこそ、深夜に持っていけばいいのになぁ。 そしたら「愛人の掟」なみのレビュー書く自信があるよ。(爆) |
第2回 |
やっぱ難点は浅野ゆう子さんだわ・・・。 妙な間とか、わざとらしい表情とか、いくらなんでもね〜って感じ。 これは原作もしっかりしてるんだし、うまくやれば面白くなりそうなんだけど、軸になる人がぶっ壊してるんだよ。 村井(吉田栄作)が何かと辻口家に近付いてきてるけど、陽子(末永遥)のプールでの練習風景を見学して、自分からホースの水をかぶってるのには引いたわ。 そんな奴はおらんて・・・。(笑) 徹(鳥羽潤)もしっかり陽子が本当の妹ではない事を知っていたのね。 そうなるとますます彼の中では陽子の存在が大きくなるわけだ。 夏枝(浅野ゆう子)の陽子へのいじめがじわじわと出てきた。 しかし考えてみれば、これまで亡くなったルリ子の代わりに陽子を溺愛してきたわけでしょ? それがあのメールを見て「陽子を引き取ったのは、犯人の子とも知らずに育てる夏枝の顔が見たかった」っていう、辻口(三浦友和)の気持ちを知っちゃった事からなんだけど、その場合辻口を恨むんじゃないの? なんであそこまでストレートにいじめの矛先が、陽子に向かうのかが不思議でならないわ。 おじいちゃまの快気祝いパーティにケーキを焼くという陽子。 材料を夏枝に買って来てもらうように頼むが、当日忘れたと言われる。 弁論大会では陽子の原稿を白紙とすり替えられてしまう。 夏枝の陰湿ないじめ。 まだ夏枝の心の中に何が起こったかわからずに、「お母様」と慕い続ける陽子の笑顔がせつないね〜。 三浦友和さんの無表情さはあれで役柄上いいとして、やっぱ浅野ゆう子さんは何とかしましょう。 一人でドラマを壊してるよ。(不満) |
第3回 |
クサクサの浅野ゆう子さんはどうしようもないけど、末永遥ちゃんはいいね〜。 あれだけ無邪気に笑顔を見せられたら、私もクラクラしちゃうわよ。(笑) 夏枝(浅野ゆう子)の陽子(末永遥)へのイジメが激しくなる。 弁論大会での賞状や新聞記事も、ぐしゃぐしゃにしてゴミと一緒に捨ててしまう夏枝。 ひどいね〜。 でもね、何で夏枝は急に陽子を憎むんだろう? ルリ子が亡くなって、その後女の子が欲しいと言って、辻口(三浦友和)が目をつけたのがルリ子を殺した犯人の娘。 そうとは知らずに溺愛して育ててきた夏枝。 これで陽子が犯人の娘だと知ってしまったとして、どうして陽子を憎むのかがわからないのよ。 辻口憎むでしょ?普通は・・・。 この根本ともいえるところが理解できないのが、何とも辛いんだよね。 そして・・・やっぱ浅野ゆう子さんがダメなのよ。 ついでに言えば吉田栄作も???なのよ。 鳥羽潤君は「危険な扉」なんかより、このぐらいの役が合ってると思うんだけど、血の繋がってない陽子にクラクラし過ぎ!(爆) 浅野ゆう子さんにはとにかく感情のこもった台詞を聞かせて欲しいわね。 夏枝がいくら憎しみを隠して陽子に接しているとはいっても、あまりに抑揚のない言葉の羅列。 見事なまでの無表情。 まあ、こんな程度だから末永遥ちゃんの笑顔が生きてくるという見方も出来るけどね。 何とも主役がお粗末・・・。 |
第4回 |
どうにもこうにも浅野ゆう子!(爆) なんだろう?左から右を向く時、鼻からツツツーと方向転換する顔! 伏せ目がちな目。 白々しいほどの間の取り方。 どうよ?と言わんばかりのピクッと動く眉毛。 妙に低く野太い声。 どれを取っても半端女優浅野ゆう子の出来上がりだ!(酷評) ドラマの内容云々言いたいのだが、そこへ行くまでに半端女優が鼻につく、鼻につく。 夏枝(浅野ゆう子)が陽子(末永遥)を、いかにいじめるかという回だが、「まぁ、意地悪だわ」とか「何てかわいそうなことを・・・」という感想など出てこない。 「あぁ、白々しいわ」「その表情は何とかならんのかい!」「とっても不自然で気持ち悪い」(すべて半端女優への感想) こうなると陽子も夏枝に反撃せーよ!とか思ってしまう。 ねちこく夏枝をいじめる陽子見てみたい。(悪) こんなドラマ子供には見せたくなかったが、起きていたので一緒に見てしまったよ。 7歳の娘の感想・・・「ここのお家(辻口家)はお母様、お父様って言うんだぁ。そうするとお母さんは子供が可愛くなくなるだね。」 いや、そうじゃないんだけどね。f( ̄ー ̄;) 浅野ゆう子で大失敗のドラマです。大作・・・無念。 |
第5回 | レビューお休みm(_ _)m |
第6回 | ドロドロしたドラマでもそこに突っ込む価値とか、笑えるほどのクサさが感じられたらありがたいのだけど、このドラマの場合どちらも感じられないんだよね。 初回から言ってるように浅野ゆう子さんはめちゃめちゃクサいよ。 だけど笑えるんじゃなくて、こっちがしかめっ面になるようなクサさで、どうにもこうにも好きになれん! 夏枝(浅野ゆう子)はどうしてもルリ子を殺した犯人の娘である陽子(末永遥)が憎くて、辻口(三浦友和)はそんな夏枝を責める。 家を飛び出した夏枝は実家に駆け込むが、そこへ辻口が迎えに来て・・・。 それでも家に戻りたくない夏枝・・・今度は山中湖の別荘へ逃げる。 ええなぁ、金持ちは行く所がぎょーさんあって・・・。(笑) うちらしがない主婦は家出したって、せいぜいスーパーぐらいしか行く所がないもん。(爆) その山中湖の別荘に陽子が訪ねてきた。 「今日はお母様とたくさん話そうと思って・・・。」 豪雨の中、よく交通機関が動いたものだ。台風が近付いてるって外は大荒れだったじゃないか?車の免許もない陽子はどうやって山中湖まで夜中に行ったんだ? 夏枝に「帰って!」と言われて、どしゃ降りの中一晩外で夜明かしする陽子。 翌朝陽子がいない事に気付いた徹(鳥羽潤)が、その事を伝えると辻口は心配して山中湖まで迎えに来た。 まさにその時、一晩中雨の中を過ごした陽子を夏枝が発見、忘れかけてた母親の愛情を取り戻し、陽子を抱きしめようと手を伸ばしたところだったのに、ヾ( ̄ー ̄)ォィォィ超バッドタイミングだよ、辻口先生! そこへ夏枝の父(神山繁)が倒れたと連絡が入る。 ドラマの中でこういう場合、必ず家族が駆けつけるまでしっかり生きてて、言いたい事を全部言ったところで「疲れた」とか言って、死んでいくのよね〜って思ったら、マジそのまんま!(爆) (但しサスペンスの場合、言って欲しい事を言う直前に死んでしまい、もの凄く視聴者は悔しい思いをするのだが・・・) んで、村井(吉田栄作)って何? レントゲン写真見つめてたけど、「ムライ ヤスオ」って書いてあったじゃん! 病気なわけ? 仮にもの凄く病状が悪いとしても、やる事かなり凶悪犯だよなぁ。 人生捨ててる?>村井先生 そして今回のラスト、ついに徹が陽子を抱きしめちゃったわね。 しかも夏枝しっかり見てるし〜ぃ、目を見開いて怖いぐらい見つめてるしぃ。 次週予告では救急車が海(?)に突っ込んでるしぃ、水中で辻口がもがいてるしぃ・・・どんなドラマやねん! |
第7回 | 徹(鳥羽潤)と陽子(末永遥)が抱き合ってるのを見ちゃった夏枝(浅野ゆう子)。 メラメラきたようね〜。(笑) 徹は医者になりたくないと言い出した後に、今度は陽子が進路相談の席でいきなり医者になりたいと言い出したり、もう夏枝にとっては面白くない事ばかりなわけよ。 だからって、本屋で立ち読みしてる陽子のバッグに写真集を放り込んで、その上警備の人に告げ口までして、陽子が万引きしたという事にするなんて、ちょっとね〜。 いくら真剣に立ち読み(笑)してたからって、気付かない陽子も陽子じゃなくて? あれは十分視界に入る場所だったでしょ? 指紋でも採取してもらえば、誰がバッグに入れたのか一発でわかったのにね、残念! それはそうと、先週村井(吉田栄作)にヤラれちゃった看護婦の松崎さん(高木りな)。 いきなり自殺なわけーーーー? 好きになった辻口(三浦友和)には振り向いてもらえず、好きでもない村井に強引にそういう事されちゃって、それであっさり自殺。 彼女の人生って何だ? ってゆーか、彼女の存在、エピソードって、ストーリー上意味があるのか? そして辻口が患者の搬送に付き添って乗り込んだ救急車が、事故で海の中に落ちてしまった。 ダンプカーをよけた救急車がハンドルを切って、海に突っ込んだんだけど、急ハンドル切った後に海に突っ込むまで相当距離あったように見えたよ。 運転してた人は意識でも失ってたの?それともブレーキ故障してたの? あれは「今から海に突っ込みます!」ってわざと向かっていったかのような展開だったわね。(笑) そしてその救急車で搬送されてたのが殺人犯だったんだけど、海中に沈みかけた救急車の中で、もがく辻口を羽交い絞めにしてなかったかい? 殺人犯といえども、搬送されるぐらい病気か怪我かしてたんでしょ? うーーーむ、わからん。 |
第8回 | ヾ(@゚▽゚@)ノあはは 辻口(三浦友和)の乗った救急車が海に転落、病院に駆けつけた夏枝(浅野ゆう子)が辻口の姿を見て意識を失ってしまう所。 クサくて笑ってしもーたがな・・・。(笑) いきなり白目むいて、するするするする〜と崩れ落ちる夏枝。 ヾ(・・;)ォィォィ、お昼のクサクサドラマでも最近見ないぞ〜。 行方不明になっていた救急車で搬送されていたはずの殺人犯の患者、見つかったのね〜。 その患者のオペに辻口が立ち合わせてくれって言ったじゃない? 車椅子で移動してたくせに、いきなりオペの立会いとは・・・。 しかも車椅子からすっくと立ち上がってるし・・・。(苦笑) もう今回は笑わせ続けてくれるわ〜。 夏枝に「学校をあまり休んじゃいけないから、家に帰りなさい」と言われた陽子(末永遥)、徹(鳥羽潤)は陽子を送っていくと言い、二人で病院を出る。 しかし最終電車が出てしまった後で、血の繋がらない兄と妹は旅館で一夜を過ごすことに・・・。 ( ̄m ̄)ぷ 電車出てたら、病院に戻るんちゃう? 何で旅館かなぁ?ってゆーか、金持ちの息子は普段から宿泊代ぐらい持ってるのね?(笑) 翌朝、退院した辻口と夏枝が戻ってきたら、家に徹と陽子がいないなんて、夏枝にしたら相当ショックだよね。 徹と陽子の間には何もなかったようだけど、こうなったら何かあった方が面白かったのに・・・。(笑) 村井(吉田栄作)は辞表を提出。 その辞表とともに入っていたメモには、松崎(高木りな)の事で眼科から問い合わせがあったと、その眼科の住所と名前が書いてあった。 何かとかき回したい男だ、村井も・・・。 ってゆーか、松崎さんは死んだものと思ってたよ。 生きてるなら「もう死にました」とか紛らわしい事言うなっちゅーねん! ほんまに、も〜! 松崎さんは失明して、マッサージ師になってたよ。それもビックリの展開。 もう、わけわかめや〜、これって大作じゃなかったんかい! えらい安っぽい作りにしか見えないんですけど・・・。 それに浅野ゆう子さんの服装もどうよ? 妙にマダムな雰囲気の時もあれば、妙におばちゃんくさかったり、徹が家を出ると告白した時の服なんて、「夏枝って何歳?」ってぐらい若い格好じゃなくって? 膝丈のプリーツスカートにアーガイル模様のカーディガン。 十数年前の女子大生ファッション?(笑) あかんで〜、これじゃぁ原作泣くで〜。(って原作読んでないけど) 村井もどこか悪そうだったけど、ついに胸を押さえて倒れ入院したね。 今までさんざん夏枝にちょっかい出して、辻口家をかき乱してきたのに、いきなり辻口に向かって「あなたが今救う人は・・・」とか、説教こいてなかったかい? 何なんだよーーー、今までのことは。 死期が近付いたら、懺悔したくなったってかい? 辻口も夏枝に「すまなかった。君に陽子を育てさせるなんて間違ってた。」とか言い出すし・・・。 そんなこと、今更言っても陽子がかわいそうなだけじゃん! 「私はいつでも君の力になるから」そう言って、離婚届を夏枝に手渡す辻口。 だから、なんやねん! 鬼束ちひろが主題歌を堂々と歌い上げる中で、浅野ゆう子さんの表情のない横顔が虚しかったわさ。 私が原作者だったら、「あたしの作品を壊さないでーーー!」って叫んでるな。(-。-) ボソッ |
第9回 | ♪ばく〜は〜して〜ぇ、と〜びち〜ったぁこころのぉはへ〜んがぁ・・・♪ ええな〜、鬼束ちひろの歌!(爆) 夏枝(浅野ゆう子)がついに陽子(末永遥)に、父親がルリ子を殺した犯人だと告げてしまった。 愕然とする陽子。 夏枝も一度は辻口(三浦友和)が渡した離婚届を破り捨て、家に戻ったのに・・・。 その事実を知って、陽子は置手紙を残し出て行った。 手紙の中には「自殺する」という内容。 えーーーーー!何で陽子が死ななきゃならんのだ? ってゆーか、いきなり手紙を残して、羽田に向かって、飛行機で北海道。 お母様のようだとか言ってた川で自殺? 用意周到に薬まで飲んで? それってもっと以前から自殺しようとしていたかのように、準備万端じゃないか? 手紙を読んで北海道へ追いかけていった夏枝、問題の川に着き、川原で薬ビンを発見! 「よおこ、よ〜お〜こ、よ〜〜お〜〜こ〜〜」 さぶいんだよ、浅野さん! いつからこんなへっぽこ芝居するようになったんだ?(暴言失礼) 薬飲んで母なる川に抱かれて死のうとしている陽子。 普通なら心がかきむしられるほどぐぐっとくるシーンだろうな。 でもへっぽこでぜんぜんだ! とりあえず来週最終回だから、見るけど・・・見るけど・・・これは駄作だ! |
最終回 | 予想通り、つまらん最終回でした。 結論から言うと、陽子(末永遥)はルリコを殺した犯人の娘なんかじゃなかったわけだ。 その当時の乳児院の先生が、犯人の子供だと知って引き取る夫婦なら、きっとどんな子供でも深く愛してくれるだろうと思った。 でも、もしもその子供が大きくなって真実を知ったら・・・と懸念した先生が、別の子供を引き渡した。 それが陽子。 なーんだ、じゃあじぇんじぇん問題なかったわけじゃん! それなのに夏枝(浅野ゆう子)にいじめ抜かれて、自殺まで図った陽子の立場は・・・? 悲惨過ぎないかい? ってゆーか、辻口(三浦友和)が書いた「犯人の子供と知らず育てる夏枝が見たかった。」ってメールを見て、そんまま信じて陽子の生い立ちを調べようともしなかった夏枝も夏枝だよなぁ。 なーんか興醒めだよ〜。 陽子が犯人の子じゃなかったって判明しても、夏枝が陽子をいじめた事実、辻口が夏枝にした事、義理の妹を愛してしまった徹(鳥羽潤)にはかわりはないんだよね。 これで急にハッピーエンドっぽく終わられてもなぁ・・・。 村井(吉田栄作)も松崎(高木りな)に8000万もの保険金残して死んじゃうし・・・。 今の松崎さんには目を手術するお金より、村井が大切だったと思うんだけどね。 「2001」までつけて、たいそうなタイトルだったけど、中身は空っぽだったような気がするわ。 まあ、最後まで見た自分にもビックリするけどさ。(笑) |
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