フレーフレー人生！

企画原案：遊川和彦/脚本：横田理恵/
演出：森一弘（第1･2･5回）・富塚博司（第3･4･9・最終回）・竹綱裕博（第6･8･10回）

第1回

 こちらも「できちゃった結婚」かと思ったら、真琴（松下由樹）は流産しちゃったのね。
それを婚約者の弘志（保坂尚輝）に言えなくて悩んでいた。

高校の同窓会に出席した真琴は仲良しの美智留（森久美子）に出会う。
そして高校の頃に美智留ともう一人の仲間、詩織と3人で埋めたタイムカプセルを掘り起こす。
そこには将来の自分に向けて書いた手紙が・・・。

翌日、秋田駅に美智留一家を送りに行った真琴は、同窓会の会場の外にいた男・大杉（石田純一）に気付く。
彼は詩織の夫だった。
詩織の現在を聞こうと大杉に話し掛けると、詩織は9年前に3人の子供を残して失踪したと言う。
男一人で3人の子供を育てるのは困難だと、大杉は子供たちを養子に出すと言い、列車に乗り込む。
それを聞いた真琴、自分の子供の頃を思い出しているようだ。真琴も母親に捨てられたのかな？そんな雰囲気だね。
思わず同じ列車に飛び乗った真琴。

列車の中ではいろんな人たちが、偶然にも乗り合わせてるわけね～。やっぱこのへんはドラマだ！（笑）
大地（赤井英和）が車内で電話をしてる相手が理沙（鈴木紗理奈）、看護婦の恰好してるし当然看護婦さんだと思ったら、なんとコスプレした風俗嬢だった。（驚）
源氏名はマリアというらしい・・・。（笑）
大地の娘・杏子（宮崎あおい）はいきなり車内の洗面台で髪を切り始めるし・・・。
この杏子、偶然同じ列車に乗り合わせてた北斗（松崎駿司）の担任・光太郎（伊藤高史）とメール交換してるようだ。

盛岡で一人降ろされた大杉の長男・真（森廉）の手を引いて、再び列車に乗せた真琴。
仙台では北斗が降ろされたが、今度は長男の真が手を取り連れ戻す。
「お金がない！」の森廉君、「平成夫婦茶碗」の松崎君、貧乏ネタで泣かせる子役がここでも泣かせるらしい。
まんまとツボにはまってる私。（笑）

そして、めちゃめちゃいろんな人が乗り合わせ、いろんな出来事が起こった車内で、真琴は大杉に「結婚資金に貯めた1000万で、子供を売って！」と頼む。
次のシーン、子供たちに「ただいま」と母親の詩織に成りすまし、挨拶している真琴。
金で子供を買うのか？人生を買うのか？
うーーーむ、そういう考えには賛同出来かねるが、どうも子役にヤラれそうな予感は匂うドラマだね。
1000万で人生変えられたら、安いと考えるか？高いのか？
まあ、思ったより面白そうかもしれない。（実はこのドラマは、即リタイアかな・・・と読んでいたのよね）

ただあの1本の列車にあれだけの主要メンバーが乗り合わせたのは、どう考えても不自然でしょう。
難しいところじゃあるけどね、出会わせ方って・・・。

主題歌歌ってる「elliot」って、松下由樹さんが実際にマネージャーやってるらしいです。
本名の松下幸枝というお名前で・・・。
女優とマネージャー、なかなか難しい兼業だと思うけど、珍しいケースだよね。

しかし肉体的な事を言うのは失礼だろうが、やっぱもうちょっと痩せて欲しいな、松下さん。
昔はとがった顎が魅力的だったんだもんね～。
友人に森久美子をキャスティングしたのが、せめてもの救いか・・・。（笑）

第2回

 このタイトルから、もっとくだらないドラマを連想してたのよね。
1000万で買った人生が、3人の子持ちってーのもどうよ？なんて思ってた。
でもでも、今週も悔しいけど子役で泣かされたよ。
強ち子役だけってこともないわ、それに絡んで松下由樹さんや赤井英和さんでも・・・。

1000万で詩織の人生を買った真琴（松下由樹）。
子供たちに連れられて、これから住む我が家へ・・・。
これがなかなかのオンボロアパート！
私なら1000万も払ってこの人生、やっぱ嫌だーーーーー！
でも真琴の育った境遇とかこの先子供は産めない体になった事とか考えると、お金で家族を手にしたかったのかな？とか思っちゃうよ。
自分があの子供たちを手に入れたかったというよりは、あの子供だちがバラバラになるのが見てられなかったんだよね。

北斗（松崎駿司）が学校でいじめにあってて、それが母親が原因だと聞かされた真琴。
母親は入院してるだの、外国に行っているだの、コロコロと話を変える北斗を、同級生がいじめの対象にしたらしい。
本当の息子じゃないけど、こんなの聞かされたらショックだよ。
そしてショックと言えば、ニセモノとはいえ夫婦になったからと、ケツを触ってくるし体を求めようとまでするエロだんなの大杉（石田純一）。
落ちぶれてるくせにやる事はやろうってーのか？ふてー奴だな。
真琴は北斗がいじめにあってることを聞いて、その上北斗本人から「何でお母さんは僕たちをおいて出て行ったの？」って聞かれて、大杉に詩織が出て行った経緯を聞きたかっただけなのに・・・。

しかしこのニセモノの母親に成りすましたこと、大杉だけが知っている事実かと思ったら、ひょんな事からスーパーハッピーの店長・大地（赤井英和）が知ってしまったね。
大地と真琴はかなりの確率で、偶然の再会をするのが気になるけど、「後悔せんようにやったらええやん！」みたいな（台詞うろ覚え）大地の一言で、真琴の気持ちが固まったとも言えるわけで・・・。

今日の見せ場！
北斗がいじめられてる現場に真琴が遭遇。
最初は木の影からじっと見守る真琴だが、北斗が宝物にしている家族の人形を川に捨てられたのを見て、思わず駆け出しいじめっ子たちの頭を「パン・パン・パン」と叩いていく姿はスーッとしたわよ。
ってゆーか、私もやってみたいし、「クソガキ！」とか言ってみたいよ。
心の中じゃ「しばくぞ！クソガキ」と思ってても、普通言えないじゃん！（笑）
ちょっとこの時の真琴に拍手だったわ、あのいじめっ子たちの母親が後で文句言ってこないかと、ちょっと心配だったけどね。(^｡^;)
川の中に入って捨てられた人形を一体ずつ見つける真琴・・・必死に探す真琴を見て長男の真（森廉）、舞雪（山岸リサ）、北斗も水に入って一緒に探す。
うう・・・こういうのに弱いんだなぁ。
最後にお母さんの人形を見つけて、やっと家族が揃ったところで、何となく真琴と子供たちも家族っぽくなったよね。
帰りにスーパーハッピーの前にいた大地が、子供たちと帰ってくる真琴と目を合わせてにっこりするのが良かったじゃない。

はぁぁぁ、子役で泣かせるのはズルイぞーーーとか思いつつ、しっかり泣いてる奴。
結構子供たちとうまくやってる真琴を見て、大杉が出て行っちゃったみたいだね。
真琴の婚約者の石井（保坂尚輝）も東京へやってくるみたいだし、簡単に母親に落ち着くわけにもいかないみたい。

いずれきっと詩織が現れるんだろうね、そうなった時の真琴どうするんだろう？
そしてあのメル友な大地の娘と北斗の担任、こっちも何気に気になってたりする。

確かに母親体型な松下由樹さん、だけどやっぱもうちょっとスリムになってほしいなぁ。
シルエットがあまりに・・・うむむむむ。

第3回

 なんかね～、こんなベタなところでキッチリ泣いちゃってる自分がカワイイかも♪

泳げない舞雪（井坂麻衣）が学校の水泳大会でアンカーに選ばれ、そのために密かな猛特訓。
しかし舞雪をアンカーに推薦した女の子、いじわるだよね～。
ドラマには必要不可欠な役割なんだけどさ、親の立場から見ると、「お前みたいなのがいるから、今の学校は・・・。」とついつい思っちゃうのよ。
舞雪が泳げないって知ってて、「恥かくところを見て笑ってやろうと思って」わざと推薦したって？
くーーーー、なのにお前は水泳大会で見学しちゃってんのかよ！許せん！

舞雪が泳げないのにアンカーに選ばれ、一人で練習している事を知った真琴（松下由樹）は、自分も泳げないからと元水泳部だった大地（赤井英和）の娘・杏子（宮崎あおい）にコーチを頼むが断られる。
仕方なくまずは自分が泳げるようになろうと、練習する真琴。
どんなに練習しても25ｍ泳げるようになれないと、練習を諦めつつある舞雪に大地は真琴の練習風景を見せる。
どうにもこうにも下手くそな真琴、ダサダサじゃーんと思いつつ、そんな真琴の練習を見つめる舞雪と大地を見て、何ウルウルしてんだーーー？＜自分
結局、杏子が練習を見てくれるようになって、舞雪は25ｍ泳げるようになったんだけど、水泳大会当日、運命のいたずらで初潮が始まってしまう。
うむむ・・・あたくし的にはせっかく泳げるようになったんだから、水泳大会で泳ぎきってあのアンカーに推薦した女の子をギャフンと言わせてやりたかったわさ。
ここで、しかも水の中で生理が始まるなんて、考えただけでも悲惨だよ。
快調に泳いでいるかに見えた舞雪が、途中で立ち止まり、不安げな目で真琴を見つめ、その目を見て「はっ」と真琴が何が起こったかを察知するのはベタながらも、またウルウルしちゃったんだけど・・・。

でも私が泣けたのは、「水泳大会盛り上がった？」からのシーンよ。
「これからみんな生理の時は、『あたし舞雪でさ～』とか言うんだろうなぁ。」って台詞。
そんな事言う奴認めたくないけど、きっと学校でしばらくはそういう陰口たたく奴がいるんだろうなと思うと、それを笑い話のように話す舞雪がかわいそうでさ、泣けちゃったよ。
こういうエピソードがあって、舞雪が「行って来ます、お母さん！」と真琴を母と認めるまでになるんだろうけど、生理の話がなくても十分だったんじゃないかと思ったりもする。

こんな話の脇では、秋田から弘志（保坂尚輝）が美智留（森公美子）を訪ねて出てきたり、大杉（石田純一）は家を出て行ったままだとか、メル友だった杏子と光太郎（伊藤高史）が会ったりといろんなサイドストーリーが交差乱舞するわけで・・・。
ちょっと気になったのは光太郎が杏子の「こんな私だって母親がいたら、ちょっとは変わってたのかな？」みたいなメールを見て、「はいはい、今度は乙女チックですか？」って冷たく呟いてたじゃない？
光太郎ってメールだけの仲でも、杏子のよき理解者かと思ってたから、あのリアクションはショックだったわ。
しかも二人実際に会っちゃったし、学校の教師である光太郎と、まだ女子高生の杏子。
一般的には問題だよなぁ・・・。

来週は真（森廉）がメインみたい。
この子は長男だけに、今までも真琴が母親ではないらしいことに勘付いてる素振りを見せている。
まあ、こんな嘘が長続きするとは思えないけど、もうバレるのか？

第4回

 やっぱ長男だね、真（森廉）。
真琴（松下由樹）が本物の母親じゃないと気付いていた。
そして本物の母親・詩織のオルゴール。
壊れていて何の曲だかわからないオルゴールの曲を、当ててみてと真琴にふる。
うむむ・・・さすがだ！

真琴は舞雪（山岸リサ）の言葉から、曲名が「元気を出して」だと答えてしまうが、本当は違ってたのね。
鳴らないオルゴールを時計店で直してもらった真。
同級生にからかわれ、つい手を出してしまった。
学校から呼び出され、謝罪に現れた真琴に「母親じゃない」と言い飛び出してしまう真。
はぁ、バレバレや～。

そして前の家に行ってたのね、真。
ドラマではよくあるけど、前に住んでた所見に行ったからって、どうなるもんでもないと思うんだけど・・・。

最後にオルゴールの曲が「元気を出して」になってたのは、ちょっとうるっと来たけど、総評としては今までの流れからするとウルウルポイントは減ったわね。
舞雪が初めて作ったケーキが、初めてにしてはえらく上手じゃない？ってそんな所を見ちゃったわ。

まあ、脇のストーリーだけど光太郎（伊藤高史）が、なんとなくヘンよね。
最初は純粋な気持ちで杏子（宮崎あおい）とメル友やってるのかと思ったけど、どうも不純みたいだし・・・。
あんた学校の先生でしょ？って感じ。

そしてこのドラマで忘れちゃならないのが、美智留（森公美子）。
真琴の親友のくせに、何かといらん事するのは決まってコイツなんだよなぁ。（笑）

第5回

 まったく美智留（森公美子）って、本当に真琴（松下由樹）の親友なわけ？
冒頭で子供たちと一緒にいる真琴に出会って、「この子供たちは何なのよ？」みたいな事を言ったかと思えば、真琴から詩織の代わりに母親に成りすましている事を聞いて、犯罪だとかいうし・・・。
いや、確かにそうかもしれないけど、とにかくこの女の口の軽さだけは何とかしなくては・・・。
体は重そうなのに・・・。（苦笑）

しかしこのドラマも世間が狭いね～。
真琴が子供たち3人を連れて遊園地に行けば、そこに杏子（宮崎あおい）と光太郎（伊藤高史）も来てるし・・・。
そこまでは偶然としても、杏子と光太郎がホテルに入るのを、偶然理沙（鈴木紗理奈）が見てしまうし・・・。(¨;)

弘志（保坂尚輝）がいつまでも真琴にまとわりつくのもわからん！
真琴が急にいなくなって、結婚もオジャンになった事で、仕事も異動になったり周囲の人からは白い目で見られるし、真琴を恨む気持ちはわからんでもないけど、あれだけ執着するのはどうして？
顔も見たくないとか思わないんだろうか？

そんな弘志がいつまでも東京に居座って、街で肩がぶつかった事に因縁つけられ、警察沙汰に。
連行された弘志は警察に真琴の事についてしゃべってしまう。
当然、口の軽い女美智留にも手が回り、警察が真琴を訪ねてやって来た。
真（森廉）が偽造した免許証で逃れようとするも、警察はそんなに甘くなく美智留もその場に来ていて、真琴は警察に出頭するように促される。
「この人は僕たちの母親だ。」と叫ぶ真。
不安そうな顔の舞雪（山岸リサ）と北斗（松崎駿司）。
最後に美智留に向かって、「全部お前のせいだ！」と言い放った真の気持ちを考えるとウルウル。
ほんまや～、全部お前のせいや～。
ウソが幸せを生む事だってあるっちゅーねん！
森公美子が憎たらしく思えてきたぞ。
この警察問題が片付いたとしても、最後には本物の母親・詩織が出てくるに違いない。
せっかくこの偽りの親子がうまく行きかけてるだけに、もう本物のお母さんには出てきて欲しくない今日この頃なんだよなぁ。
ところで大杉（石田純一）って戻って来るわけ？（笑）

第6回

 不覚にも泣いてしまった。
不覚って失礼か？（苦笑）
警察から真琴（松下由樹）が帰ってくると、子供たちは親戚に引き取られて行く所だった。

親戚の家が子供たちにとって居心地のいいはずはなく・・・。
真琴が勇気を出して子供たちに会いに行くと、そこで北斗（松崎駿司）が投げかけたのは、「本当のお母さんじゃないの？」という言葉。
これは辛いね～。
小さな子供の口から出た正直な言葉だけに、心が痛むよ。
「みんなの事が大好きになった。みんなが大きくなるのを側で見ていたい。それだけじゃダメかな？」って真琴の台詞も辛い。
「あなたは子供をお金で買ったのよ！」って親戚の言葉に、それはそうなんだけどと思いつつ、ここまでうまくやってきたのを見てると「金で買って悪いかよ！」とさえ思ってしまうσ(^_^;ﾜﾀｼ?
真（森廉）は「この人（真琴）と一緒に行こう」って言ったけど、舞雪（山岸リサ）も目をそらすし、北斗は「本物のお母さんじゃなきゃ嫌だ。」って・・・。（涙）
今クールこのドラマといい、「非婚家族」といい、家族の形態を考えさせられるよ。
籍が入ってなきゃダメなのか？血が繋がってなきゃダメなのか？純粋に子供が欲しかった、絶対に幸せにする・・・なのに金で買っちゃダメなのか？
いろんな感情が交錯するよなぁ。
結局、真琴はすごすごと一人帰るハメになったけど・・・。

その後、親戚の子供が北斗の大事にしていた家族の人形の首を折った事で、真が親戚の子を殴ってしまう。
うむ、ありがちな展開。（笑）
そして北斗がいなくなった。
真から連絡を受けて探し回る真琴。
北斗は以前いじめられっ子に人形を川に投げられ、みんなで探したあの公園にいた。
「本当のお母さんじゃないのに同じ顔ばかり浮かぶんだ。」
くーーー、泣かせるじゃないか？北斗！
何気に家族復活っていい所で、遠くから近付いてくるパトカーのサイレン！
「行こう！」と舞雪。
真琴の手を握り締める北斗。
・・・って、逃げなきゃいけないのか？
警察が来た所で、詩織が帰ってくるまで真琴が責任を持って子供たちを育てますって宣言しちゃダメなのかい？

細かい所は目をつぶるけど・・・。(^｡^;)

美智留（森公美子）、真に言われた「全部あんたのせいだ！」って言葉が効いたみたいね。
自分の口の軽さを悔い改め、少しやつれるといいわ！
そして弘志（保坂尚輝）、何だろか？
適当に女抱いちゃってるよ・・・。f(￣ー￣;)

そして忘れちゃならない、杏子（宮崎あおい）。
妊娠しちゃったのね～。
ってゆーか、自分の身元も明かさずに一応教師のくせに若い少女とやっちゃってる光太郎（伊藤高史）、避妊ぐらいしなさいよ！（もはや、そういう問題ではないが）
いい加減すぎてムカツクわ！
妊娠検査薬の箱を見つけて怒る大地（赤井英和）に、「それ以上言うと、私ここで死ぬわよ！」って杏子。
親になってみてわかる事だけど、子供に「死ぬ！」って言われるのはこれ以上ない脅し文句なんだよね。
黙っちゃった大地の気持ちがわからなくもないわ。

第7回

 真琴（松下由樹）が子供たちと逃げて、海辺の町で住み込みで働く事になった。
いくら偽名を使ったところで、すぐにバレるだろうとは思ったが、どうして杏子（宮崎あおい）を放っておけないと東京へ戻るかな？＞真琴
ラストに住み込みで置いてもらってる民宿の部屋で、子供たち3人が真琴が帰って来たらもう一度「お母さん」と呼ぼうと、一生懸命練習してる姿が泣けたわ。
絶対そううまく行くはずがないと思ったら、案の定民宿に戻って来た真琴の前に立っていたのは警察だった。
「誘拐容疑で逮捕する！」・・・子供が真琴といる事を望んでも誘拐なのかよーーーー！

第8回

 杏子（宮崎あおい）を妊娠させた相手が光太郎（伊藤高史）だと知って、大地（赤井英和）は学校に乗り込み光太郎を殴りつけた。
大地の姿を見て、逃げようとする光太郎。
ベンチの角にバッグの紐が引っかかって慌てふためく姿、見事なまでに情けない奴だったよね。
赤井さんと言えば、確か「人間・失格」でも殴ってたよね。（苦笑）
その後ベッドに横たわる光太郎の悲惨な姿を見て、「また、我を忘れてやっちまったか？＞赤井さん」って感じでした。

真琴（松下由樹）は誘拐容疑で捕まっちゃったし・・・。
持ち物を全部提出させられる時に、こっそり一枚だけ隠し持った家族の写真。
それが心の拠り所だったのに、あえなく見つかって奪い取られて・・・。（涙）
子供たちもバラバラに親戚の家に預けられて、これが本当に正しいのか？って世の中を疑いたくなるよな・・・。

そして、なんざんしょ？弘志（保坂尚輝）さん。
女なら誰でもいいんでしょうか？
そのよどんだ目はなんでしょう？
おまけに美智留（森公美子）もやりますか？（笑）
いや、未遂ですけど・・・ちょっと見境ないんじゃないでしょうかね～。
（決して森さんをどうこう言ってません）
しかし街で拾ったような女を股開かせて、そこに自分の体を割り込ませる弘志さんは、危なげなフェロモンむんむんでしたわね。
保坂尚輝・・・やっぱり怪しいです。（爆）
そしてその後、美智留に声をかけてた兄ちゃんは大沢樹生じゃなかったかい？
顔の濃い男ばっか美智留にちょっかいかけるのね～。（笑）

大杉（石田純一）が見つかって、親戚に被害届を取り下げてもらい、真琴も保釈される。
ところが大杉が交通事故に遭い、詩織の連絡先を残して息を引き取る。
なんだろな～、ベタだけどまさに不覚にもまたもや泣いちゃったよ。(¨;)
子役もうまいのばかり揃えてるし、太っても松下由樹さん（ごめん）は演技力あるよね。

マリアちゃん＠理沙（鈴木紗理奈）は、今回まるで「OLヴィジュアル系」の桜田門のようでした。
一途に大地を思うマリアちゃん、彼女の恋も成就しますように・・・。

第9回

 ヾ(･･;)ｫｨｫｨ、これはロードムービーか？ってぐらい、あちこち詩織を探して駆け巡るのね、真琴（松下由樹）。
大杉（石田純一）が残した詩織の居場所の手がかりでは、彼女は大阪にいる事になっていたが、真琴がその住所を訪ねるとすでに引っ越した後・・・。
さんざん探し回って、ついに詩織が北海道にいるという情報をキャッチ。
1000万で子供たちを買って、その後大地（赤井英和）のスーパーで少々働いただけの真琴に、それだけの交通費や滞在費が払えるのが疑問だが・・・。（笑）

そして今回はなんと言っても美智留（森公美子）ざんしょ？（笑）
ホストの隼人（大沢樹生）に入れあげ、子供たちの教育資金までつぎ込んでのご乱交ぶり。
お約束で「金の切れ目が縁の切れ目」・・・隼人に無惨にも捨てられた美智留。
また放っておけない性格の真琴がそんな美智留を助けにやってきた。

本当の母親でもないのに子供たちに愛されて、そんな真琴が憎たらしかった･･･みたいな事を美智留は言ってたけど、だからってどこでどう間違ってホスト狂いしなきゃならんのだ？
最初から最後まで勝手な女だな。
真琴に家へ戻って気持ちを伝えるように勧められ、言われた通り家へ戻り、旦那さん（斉木しげる）に謝る美智留。
すごーーーーっく、何事もなかったかのように許す・・・というか、怒ってもいないという感じの旦那さん。
よかったね～、そういう人で・・・。
ホストに有り金全部使った事を言っても、「また頑張って稼ぎますか？」だし、「これからも一緒にいさせて（だったっけ？）」と言われても、「そのつもりですけど？」だもんね。
くそ！ちょっと天罰下してやりたかったんだけどな。

そして忘れちゃならないのが、弘志（保坂尚輝）。
子持ちで話す事ができない奥さん（長谷川真弓）に助けられ、熱が下がるまでご厄介に・・・。
そこに何やらわけ有り気なこの奥さんのダンナらしき男性が現れ、子供を連れて行くと大騒動！
「こんな事したら、裁判で不利になるんじゃないのか？」と弘志。
おお、ずーっと眠り続けていたくせに、よくこの家庭の状況を見抜いたな。（爆）
弘志はきっとこの奥さんと・・・だろうなぁ。

そしてやっと詩織登場か？と思ったら、シルエットのみ！
引っ張るな～。
ここまで引っ張るからには納得できる詩織（どんなんや？）じゃなかったら、絶対文句たれるぞーーー！

第10回

 出たわね、関口さとみ・・・もとい、詩織（有森也実）。
「東京ラブストーリー」でも保母さん、「フレーフレー」でも養護施設で子供たちの世話をしてるなんて、やっぱりあのさとみの進化形としか思えないわ。（爆）
見事に老けてるし・・・役作りなの？

北海道の養護施設に詩織を訪ねた真琴（松下由樹）。
詩織に子供たちと会うように話をするが、詩織の口からは「真琴、あんた、もう子供産めないんだよね？だったら調度いいじゃない！あの子達はもう私とは何の関係もない。あんたにあげるから好きにすれば？」という予想もしなかった言葉が出た。
さとみーーーーー！（だから詩織だってば！）
調度いいとか、あげるとか、簡単に言うなよ！人にあげても構わないんだったら、3人も産むなっちゅーねん！（怒）

なかなか戻ってこない真琴を心配して、子供たちが真琴の携帯に電話するところでまず泣いたわ。
舞雪（山岸リサ）の「私たちもう何日会ってないと思う？早く帰って来てくれないと、顔忘れちゃうんだよね。」って台詞で、「もうこの親子でいいやんかーーー（号泣）」って感じよ。
それで真琴がもう一度詩織に会いに行って話するうちに、詩織が「子供捨てといて今更どんな顔で何言えっていうのよ？今更会いに行けるわけないじゃない。」と、子供を捨てた事を後悔している心情をさらけ出す。
育児ノイローゼだった詩織、家を飛び出し、事故にあった。
その事故の相手が親身になって看病してくれたが、今度はその人が重い病気になって放っておけなかった。
ふむふむ・・・もの凄い話やな～。（笑）
5年前に一度子供たちに会いに行ったが、すれ違っても気付いてもらえず、それで決心がついた、「もうこの子達には会っちゃいけない。」と。
そんな詩織の心のうちを聞いて、真琴は子供たちを連れて来ると約束する。
3人の子供たちの事を詩織に説明しながら、「長男の真に私と同じ名前を付けてくれてありがとう」って話す真琴。（ここ、2度目の号泣）
いやぁ、でも自分の産んだ子供なのに、一人一人の性格や行動をかつての親友とはいえ、他人の真琴に説明される詩織の気持ちを考えると、ちょっとせつなかったわ。

東京に戻った真琴は子供たちに「本当のお母さんに会いに行こう」と言うが、意に反して子供たちは行かないと言い出す。
そんな子供たちに真琴は詩織が出て行ってからの経緯を話して聞かせるが、子供たちの反応はない。
「好きにすればいいわ。今のあんたたち好きじゃない。」と怒ってみせた真琴に、北斗（松崎駿）が「行く」と言い出し、舞雪も真（森廉）も了承する。
北斗は今のお母さんである真琴に嫌われたくなくて、つい「行く」って言っちゃったんだよね。
子供たちにとって今となっては真琴が母親なんだもん。
それなのに大人としての義務感からか、詩織と子供たちを会わせたらそのまま消えるつもりの真琴。
詩織との電話のやり取り聞いてても、何だかウルウルきちゃったよ～。

北海道に着いてバス停から歩いていく時に、しっかり真琴の手を握る北斗、もう一方の手を握る舞雪。後ろから黙ってついて行く真。
別れが迫ってるのかと思うと、もうボロボロ泣けちゃったよ～。
施設の玄関に現れた詩織と真琴の間の距離が、もの凄く遠く感じたわ。（涙）
子供たちが施設に入るまで笑顔で見届けて、その後振り返って今来た道をこらえきれず泣きながら戻る真琴でまたまた号泣。
こちらも来週最終回なんだよなぁ・・・。
不覚にも号泣しちゃうんだろうな・・・。
いやいやどうして最近の日テレ10時枠は「泣く」という事にかけては、なかなかじゃありませんか？

最終回

 はぁぁぁぁ・・・泣いた、泣いた。
予想通り各所できっちり泣かせて頂きましたよ！
冒頭で先週のラストだった、北海道での子供たちとの別れのシーン見せられて、もうすでにそこで泣いたσ(^_^;ﾜﾀｼ?

真琴（松下由樹）と子供たちのエピソードが強いだけに、その後自分の本当の家族を探すと、真琴が母親捜しするエピは弱かったなぁ。
捜して、やっと捜し当てて、でも母親はすでに亡くなってて、真琴宛の手紙を看護婦さんが預かってたんだけど、ここはあんまり泣けなかった。
ただ手紙と一緒に真琴が子供の頃に描いた母親と真琴の絵にはウルっと来たよ。
親ってどうして子供の絵とか、作文とか大切に取ってるんだろうね？（涙）
（結構、捨ててんじゃん＜自分）

いろんな人におせっかいばっかりして、でもそんな真琴のおせっかいで周りの人はみんな幸せになったのよね。
杏子（宮崎あおい）と光太郎（伊藤高史）も、理沙（鈴木紗理奈）と大地（赤井英和）も、弘志（保坂尚輝）も、美智留（森公美子）も・・・。
でも当の真琴は？
一人寂しく理沙が紹介してくれた仕事を頼りに、大阪へ向かおうとしている駅での回想シーン。
いや、これは泣いたよ。
毎回「不覚にも泣いた」とか失礼発言しておきながら、毎回見てたからね～。
ドラマの最初で真琴が真（森廉）の手を掴んで（ややこしいな）、電車の中に
引きずり込んだのを思い出してた時に、実際今電車に乗り込もうとする真琴の手を掴む映像。
う、うまいけど・・・掴んだ人は駅員さん！
普通、手は掴まんだろう！「もしもし」って肩たたくぐらいだよなぁ・・・とか、一応突っ込みつつ・・・。（笑）
そこに真・舞雪（山崎リサ）・北斗（松崎駿）が走ってきて、ドラマの主題歌が流れた瞬間、私もダーーーーって涙が出ちゃったよ。(･･)ｸﾞｽﾝ
ここで子供たちが来なきゃ、ドラマが成り立たないんだけど、「よ～帰ってきたの～ぉ。」って拍手ものだったさ。
そこから先は泣きっ放し！（爆）
「今度は私たちがお母さんを買うの！」って、ビニール袋に入った小銭と千円札でまた号泣。
「金で買うとか言うなよ～。」とか突っ込みつつ、「買われてやれ、真琴！」って思ったり・・・。
もうこれで一千万で真琴が子供を買った事も、全部チャラだよね？
真が詩織（有森也実）から預かってきた手紙で、3人の子供たちが真琴と暮らしたいのに詩織に気遣ってその事を口にしない事が伝えられた。
「両方に気遣われてたまんないわよ。」って詩織の手紙。（涙）
ただね、どう考えても詩織は本物の母親なんだし、それでいいのか？って気は拭えないのよね。
これで子供たちが望んでいるからって、真琴の所に行かせたら、また我が子を手放した事になるんじゃないかな？って・・・。
それを気にしちゃいけないのか。（爆）

とにかくみんな幸せになる気持ちのいい終わり方でよかった。
詩織だけが気掛かりではあるが・・・。（苦笑）

松下さん、最終回までにちょっと痩せたんじゃなくって？
頑張って元の体型に戻して下さい！（お前が言うな＜自分）

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