ERY

原案:マイケル・クライトン

脚本:リディア・ウッドワード(第1・13・19回)/ジャック・オーマン(第2・8・14・最終回)/
   パトリック・ハービンソン(第3・16・17回)/ダグ・パラウ(第4回)/
   R・スコット・ゲミル(第5・12・18回)/ ジョン・ウェルズ(第6・21回)/ニール・ベア(第7・20回)
     リンダ・ゲイズ(第9回)/ ジョー・サックス(第11回)/サンディ・クループ(第15回)

演出:ジョナサン・カブラン(第1・7・14・18・最終回)/
   フェリックス・エンリケス・アルカラ(第2回)/ピーター・マークル(第3回)/
   ケン・クァピス(第4・15回)/スティーブ・デジャーナット(第5回)
        リチャード・ソープ(第6・12・19回)/クリストファー・ミシアーノ(第8回)/
   フレッド・アイネスマン(第9回)/レスリー・リンカ・グラター(第11回)/
   ローラ・イネス(第13回)/Marita Grabiak(第16・17回)/Kevin Hooks(第20回)
   ジョン・ウェルズ(第21回)

第1回
「ウィーバーにはかなわない」

(Leave It to Weaver)

待ってました!ERのシーズンY!
いきなり冒頭からキャロル(ジュリアナ・マルグリース)の妊婦姿。
ああ、そうだった。ダグ(ジョージ・クルーニー)の子供を妊娠してたんだったわね。
シーズンYの幕開けを飾るにふさわしく、キャロルが立ち寄ったコーヒーショップに車が突っ込む!
さすがアメリカ、やることが派手!(爆)
この事故でERは大騒ぎ。(このバタバタ感が懐かしい!)

そして退職するアンスポーの後任としてロマノの名前があがる。これに反対するマーク(アンソニー・エドワーズ)とウィーバー(ローラ・イネス)は会議で反対する予定だった。
しかし、会議の雰囲気がロマノ賛成に流れていると空気を読んだウィーバーは、急に態度を変えロマノ就任に賛成する。
一人反対したマークはウィーバーに激怒。
ああ、ロマノ!久々に見た!この顔、見てるだけでむかつくんだよなぁ。(笑)
そしてエリザベス・・・相変わらずナイスバディ!(爆)
ウィーバーはどうしても出世したいみたいだし、ベントンは元奥さんと息子のリースの事でもめてるし。
あれ?カーター(ノア・ワイリー)、また女とどうにかなっちゃうのか?(笑)
とにかく懐かしさだけでいっぱいになるなぁ。

今回のサブタイトル「ウィーバーにはかなわない」、見終ってわかるそういう意味の「かなわない」だったのね〜。ほーんと、かなわないわ!(爆)
ちょこっとシーズンYのこの先を聞きかじってしまったんだけど、「えーー?」ってな事がこの先まってるわけね〜。
しかし新参者のルカってどうよ?まだ見えないけど、彼は活躍するわけ?
ダグがいないのは、やっぱ寂しい!キャロルはこのシーズンで出産nなるのかしら?その時、ダグは?帰ってこないだろうな〜。

第2回
「最期の儀式」

(Last Rites)

何だかシーズンYも飛ばすな〜、ER。
ってゆーか、ERを見ていつも思うのは「延命治療」を受け入れるか否かを、確実に本人の意思に委ねている凄さ。(日本語になってないな)
延命拒否するという書類にサインがしてあれば、いかなる延命治療も行わない。
今回もそれにまつわるエピソードがあったが、本当に考えさせられた。
患者が小さな女の子だけに親がかわいそうな延命治療は行わないと書類にサインしていたが、その小さな女の子自身があまりの苦しさに「死にたくない」とつぶやく。
この一言を延命治療に同意したと取るか否か・・・。
あ〜、なんと深く難しいテーマなのでしょうか?
延命しようとするマーク(アンソニー・エドワーズ)、そんな治療は必要ないという子供の親、親のいう事に100%従おうとするケリー(ローラ・イネス)。
マークとケリーの間に挟まれ、どうすることも出来ないカーター(ノア・ワイリー)。
それ以外にも自分と同じHIVポジティブの赤ちゃんに入れ込むジェニーや、エリザベス(アレックス・キングストン)がロマノ(ポール・マクレーン)の嫌味に耐えられるかなど、1話の中に相変わらず見どころはたくさん!
あっちこっちに話が飛ぶので、見てる分にはスピード感があって面白いんだけど、感想書くには絞り込めなくて難しい。(笑)
これまた私にとって深い永遠のテーマだわ。(爆)

第3回
「嫉妬に揺れて」

(Greene With Envy)

やっぱ医者にも嫉妬があるのね。
今回はスタッフドクターとしてローレンスが登場。
ケリーが雇ったんだけど、マークには事後報告になっちゃって、マークは面白くないわけよ。
そのローレンスが着任早々、活躍するもんだから余計におもろない!
しかもちょっとじじぃのローレンス・・・やる事成す事気になるマーク。
ローレンスが看た患者をいちいちチェックして、それは誰だってやられたら嫌だよ〜>マーク(笑)

しかしシーズンYは飛ばすな〜。
病院内で銃乱射だよ!(爆)すげーや!
12歳の少女が妊娠してるよ!すげーや!(笑)

ジェニーはレジーとの結婚だけでなく、HIVポジティブの赤ちゃんカルロスの里親にもなれるようだ。
良かった、ジェニー。
彼女の明るく笑う顔、心から喜んださ。
でもこれで降板になっちゃうのかな?ジェニー。
好きなキャストがことごとく降板していくのも、ERの醍醐味・・・って、そりゃ違うだろ?(笑)

そしてシーズンYは、やたらとイチャつく場面が出てくるよな〜。
うっかり子供がいる時にビデオでチェックしてたら、とんでもないシーンが出てきて大慌てになっちゃうんですけど・・・。(^。^;)
今回のラストなんかマークとエリザベスがイチャついてるし・・・。
しかし、あのナイスバディなエリザベスとむむむなんて、マークええな〜♪(女の私が羨ましがってどうする?)
相変わらず凄く面白いのに、感想の書き辛いドラマだこと。(泣)
ER見終わったあとって、「クロスマッチを4単位」とか「リドカイン」ってな言葉が頭の中をぐるぐる回ってるのよね〜。
意味はわかってないけど・・・。あはは・・・。

すんごーーーく面白かったのに、感想書けねーーー!(辛)

第4回
「父親達の罪」

(Sins Of The Fathers)

あんまり真剣に観てないのですが、その中でも気になったのは子供の鉄中毒。
そんな中毒があるとは知りませんでした。

なんでも運び込まれてきた子供を診ていた小児科医のクレオが、母親に何か食べなかったかと質問するとテーブルの上にビタミン剤があったとのこと。
「それは鉄分入りのビタミン剤ですか?」「はい。」で、鉄中毒と診断されたのですが、何となく貧血防止にも鉄はいいと思っていたので、過剰な摂取は中毒を引き起こすとは知りませんでした。
まあ、子供の場合の話なんでしょうが・・・。

まあ、ER見てるとこういう発見もあったりするわけで、でも今クール「Pure Soul」から流して見るのは、結構辛いというのが本音です。(^^;ゞ

教訓:小さいお子さんをお持ちの家庭では、鉄分入りのビタミン剤を手の届く場所に置かないようにしましょうね。

第5回
「真実そして結果」

(Truth & Consequences)

老医師ローレンス(A・アルダ)って、何か変だね。
ボケでもきてるのか?単にパニックに弱いのか?
新しい技術の習得はできてないみたいで、30年前の軍隊の手術方法ばかり口にするし・・・・。
こりゃ、周りのマーク(アンソニー・エドワーズ)達もイライラするわ。

キャロル(ジュリアナ・マグリース)のお産も近付いてきたようだわ。
自分が妊婦だからと薬物中毒の妊婦メグに入れ込んでいるけど、せっかくルーシー(K・マーティン)が離脱プログラムに入れようとしてた青年の順番を飛ばしてまで、自分の患者の妊婦をプログラムに入れちゃったのはマズかったかな?
確かに妊婦だからお腹の赤ちゃんの事も考えなきゃいけないけど、ルーシーの患者だってせっかくプログラムへの参加を同意したってーのに・・・。
何だかこのあたりから、噂で流れてるルーシーの今後が見え隠れしてきたようで、ちょっとドキドキするわ。

ケリー(ローラ・イネス)がどれだけローレンスをかばいきれるんだろうか?
いくら恩師だといっても、あの調子じゃ周りの反発からケリーも守りきれないでしょう。

今回何か足りないと思ったら、エリザベスの出番がなかったのね。
彼女を見ないと物足りないわ〜。
ロマノは出てたのに・・・。(爆)

第6回
「わが道」

(The Peace Of Wild Things)

やっぱローレンスってアルツハイマーだったのね。
昨晩「Pure Soul」から続けて見なくて良かった。
自分の恩師のそんな姿にケリー(ローラ・イネス)は、かなりショックを受けてたね〜。
そしてジェニー(G・ルーベン)は自分の幸せを守るために、それから欠勤で周りに迷惑をかけないように、病院を去る決意をする。
こうやってジェニーまで降板するの?(泣)
キャロル(ジュリアナ・マルグリース)がダグに会いたいってマーク(アンソニー・エドワーズ)に話してたシーンでは、思わずダグ復活を願った私。
あんまり売れちゃぁ、ダメダメ〜!>ジョージ・クルーニー(爆)

キャロルがみんなに「妊娠ビックリパーティー」をやってもらってる横を、里子を手にしたジェニーがそっと去って行く様子がちょっと寂しかったな。
でも、ジェニーはきっと満足なんだよね。

これでルーシーが・・・カーターが・・・と考えただけで、結構この先辛いERY。
相変わらず感想らしい感想書けず、自分の文才のなさに泣けるドラマでもあります。(苦笑)

第7回
「栄光よ、さらば」

(Humpty Dumpty)


何だか今回のERは考えさせられたわ。
事故現場でエリザベス(A・キングストン)が助けた男は誘拐犯で、誘拐した女性の居場所を聞き出すためにエリザベスは治療の手を止め「死にたいの?」と半ばこの男を脅して女性の居場所を自白させた。
後々この自白の強要が問題に・・・。
いや、この自白を引き出せたから、女性を発見できたんだけど、結局女性はレイプされていて必死の治療も虚しく助からなかった。
それに引き換え、エリザベスが助けた方の犯人は頚動脈を損傷していたにもかかわらず、命を取り留めた。
うーん、犯人だからといって助けないわけにもいかないし、捜査してる警察は治療中でもズカズカ入り込んできて、あーだこーだとうるさいし・・・。
最後に犯人の心臓が止まりかけて、電気ショックを与えるのを一瞬ためらったエリザベス、やっぱ被害者が亡くなったのにこの犯人を生かしていいのか・・・って考えたんだろうな。
医者としての救わなければという立場と、一人の人間としての犯罪を憎む立場・・・挟まれちゃったね。

そしてアルツハイマーの老医師ローレンス。
もう消えていくだけかと思ったら、原因不明の痙攣の患者に手を焼くカーター(ノア・ワイリー)を立派に助けてた。
20年前に一度見た症例を忘れないのに、最新の技術はどんどん忘れてしまうなんて、ここでも「Pure Soul」のように新しいものから忘れていくという悲しいアルツハイマーの現実が・・・。
アルツハイマーとは何て残酷なんだろうか。

キャロルは麻薬中毒から離脱させた妊婦の患者が出産したと聞き、刑務所の中の患者に会いに行くが、そこで待っていた現実はこの先10ヶ月服役する母親から生まれたばかりの赤ちゃんを取り上げられてしまうというものだった。
自分も妊婦であるキャロルには身につまされるものがあっただろう。
そんなキャロルにも出産の兆候が・・・。
ダグーーーーーー!帰ってきてーーーー!(懇願)

第8回
「大いなる期待」

(Great Expectations)

今日は手に汗握ったよ、キャロル(ジュリアナ・マルグリース)の出産シーン。
駅で破水したのに、救急車を呼ばずベンチで陣痛を逃してるキャロル。
そこにコバチが偶然現れたから良かったね。
でもコバチがいても、陣痛の間隔はどんどん狭まり・・・。
ああ、出産経験したものにとっては、ホントに思い出すっちゅーか、なんちゅーか。(笑)
双子ってだけでも大変なのに、キャロルってば看護婦だけあっていろんな状況がわかってるわけじゃない?
モニターが警告音を出せば「どうしたの?」、看護婦がちょっと普通じゃないものを準備し出したら「どうして?」、医療に従事してないものだったらされるがままなんだけど、逆にこういった患者も困っちゃうよね。(^。^;)
駅で一瞬意識を喪失してコバチが抱えて病院まで運んできたのに、マーク(アンソニー・エドワーズ)を呼んでとキャロル。
しかも子宮口が10cm開いてるからと、一人目はERで出産するハメに・・・。
キャロルが嫌がるのわかるわ〜。
出産は素晴らしい事だけど、大股おっぴろげた姿を知ってる人に見られたくないよね。f(^^;)
私の友達も出産の時に何かトラブルがあったらしく、総合病院の産科に急遽運ばれたら、「よろしく!」と顔を出した先生が高校の同級生で、そりゃもう出産の感動どころかそんな場所での再会に「いやぁ、やめて〜」って感じだったと言ってたっけ。(笑)

一人目はERで無事に出産、二人目は産科に移って生みたいというキャロルの希望でその通りに。
しかし、二人目はなかなか出て来ない。
突然モニターが警告音を鳴らし、胎児の心拍数が低下している事を告げる。
急遽、帝王切開に・・・。
この帝王切開がとんでもなくリアル。
キャロルの妊婦腹だけでも「リアルにつくってあるな〜」と感心してたのに、帝王切開のリアルさには目を背けたくなったわよ。
取り出された赤ちゃんは泣かないし、皮膚も青い。
心配するキャロルだが、本人の出血もおびただしく、産科の医者は子宮摘出すると準備に入る。
「子宮は残して」と朦朧とする意識の中で叫ぶキャロル、「他の方法があるはずだ!」とマークも助言。

キャロルが目を覚ました時、二人の赤ちゃんはどちらも元気で、キャロルの子宮も残されていた。
でも、キャロルはこれから一人で双子を抱えて生活していかなきゃならないんだよね。
ダグ(ジョージ・クルーニー)もいないし・・・。
双子の一人におっぱいをふくませながら、もう一人の赤ちゃんが泣いてるのを不安げに見つめてるキャロル。
生んだ喜びが一転して、育てる大変さに変わったことを知らされるポイントなんだよなぁ。(実感)
「じゃあね」と部屋を出て行く看護婦さんに、「もう行っちゃうの?」と寂しそうにする彼女の気持ちは凄くわかる。
コバチがやたらとキャロルを気にかけてるから、この二人の仲が進展するって事もアリなのかしら?

第9回
「ドクター・ルーシー」

(How The Finch Stole Christmas)

ルーシー(k・マーティン)って、最初はマニュアルないでは動けないような医学生だったのに、それでも成長したよね。(涙)
重い心臓病の女の子を助けたいがために、あそこまで必死になるとは・・・。
心臓移植しか道がない患者が、もう数日の命かもしれないと知って、何とか移植の順番がくるまで命の期限を延ばせないかと、それこそいろんな文献を調べて、そして新しい装置さえあれば何とかできるという事まで調べた。
しかし相談されたベントン(エリク・ラ・サル)はその装置はないとバッサリ。
そこでも諦めないルーシー。
他の病院からその装置を借り受けた。
しかし、その装置を使う資格がベントンにはなかった。
ロマノ(P・マクレーン)しか資格がないと知って、休暇中のロマノに深夜電話して案の定怒鳴られる。
それでも諦めず、雪の中ロマノの家まで押しかけたルーシー。
マジで警察呼ばれるかと思ったよ。(^。^;)ホッ!
きっとここまでされてもロマノは来てくれないと思ってたんだけど、いやーん、来てくれたのね〜。
ちょっとだけロマノ見直したりして・・・。(^^;ゞ
そこまでしたルーシーの事も、ロマノは気に入ったみたいだし・・・。
心臓病の患者さんも、その何とかいう装置が無事に装着できて、希望が持てたし・・・。
「ありがとう、ドクター・ルーシー」って言われて、「私はまだドクターじゃないのよ。」って謙遜してたけど、立派なドクターだったよ。(泣)

そしてカーターも・・・。
クリスマスだったこの日に、銃で撃たれた少年が運ばれてきて、その処置の最中に所持していた少年の銃を見つけちゃって・・・。
返せ!という少年に、ゲーム機と交換だと銃を取り上げたのよね。
しかし、イマイチ理解できないんだけど、銃とゲーム機を交換しちゃうのか?
それが同レベルってーのに驚いちゃうよ。
しかも、ゲーム機と交換してもらったと聞いた少年達が、続々と銃を持って病院に来るじゃない?
いやぁ、怖いわ〜。
カーターはそうやって袋いっぱいの銃を少年達から回収して、社会にとってはいい事をしたと喜んでたのに・・・。
そこへやはり銃で撃たれた小さな男の子が運ばれてきて、手当てをしようとカーターが体をチェックしてたら頭からおびただしい出血。
すでに脳が四方に飛び散っていて、手が付けられず、銃で子供の命が奪われた事に怒りを隠せないカーター。
何だかせつなかった。
カーターにしてみれば、クリスマスに少年達が持っている危険な銃をゲーム機と交換してあげて、それで少しは銃犯罪が減れば・・・とか思ったに違いないのに、自分の小さな取り組みは何にもなっていなかったと落ち込むよね。
先の話を聞いてるだけに、ちょっと片鱗が見えてきたような気がする。
うう、カーター・・・。

そしてキャロル(ジュリアナ・マルグリース)。
思った通り双子の育児に疲れてるし、看護婦だけに普通の母親よりちょっとした症状に敏感になってるわ。
初めての育児って誰でもそうだけど、ホントに不安で楽しむ余裕が出てくるのなんて、もっと後なんだよね。
でもそれが原因で疲れちゃうんだけど・・・。
キャロル見てると、「お願い、気持ちをゆったり持って!」って言いたくなります。

最後になりましたが、アメリカのドラマや映画って嘔吐物リアルだよね。(汚くてごめんなさい)
日本だと口から何か出す所って極力映さないし、映ったとしてもそんなに汚い感じじゃないわりと透明な液体っぽかったりするんだけど、アメリカだと思いっきり色のついた嘔吐物なんだよね。
いやぁ、思わず「げっ!」と言っちゃいます。
今回もケリーが顔面に吐かれてましたが、「うげ!」でございました。(爆)

第10回
「家族の問題」

(Family Matters)

コバチだと思ってたら、コバッチュってーのが正式名称らしい。(笑)
そのコバッチュ(G・ビシュニック)、私この人絶対嫌な奴だと思って、ずーっと見てきたんだけど、実はいい人みたいなんだよね。
今回も知恵遅れの弟と定職もない兄という兄弟を、すごく親身になって心配してたし・・・。

クレオだって、バスケの試合と苦手な化学のテストが重なっちゃった女の子の気持ちに、ちゃんと気付いてあげてたし・・・。
そういうメンタルな部分に立ち入り過ぎない程度に関わるのって、凄く難しい事だと思うけど大切なんだよね。

そしてデブが帰って来た。
しかも名前「ジン・メイ・チェン」に変わってるし。(笑)
どうやらお金にものを言わせてカウンティに入ったらしいけど、相変わらず自信満々。
私はどうも好きになれないんだけど、デブ、いやいやジン・メイだったわね。

今回はストーリー云々よりも声優さんに注目。
ポケモンの松本梨香さんや、コナンの高山みなみさんが声の出演されてました。
あは、すごいわ。
そしてここにちらっと紛れて書くけど、スーザンファンの私にとっては嬉しいニュース。
実はシーズン8でスーザンが帰ってくるそうです。((o(^ー^)o))ワクワク
ってゆーか、今BSでやっとシーズン6なのに、8って日本で見られるのはまだまだ先の話だよね。(笑)
でもスーザン大好きだったから、浮かれちゃうわ〜♪

第11回
「ドミノ・ハート」

(The Domino Haert)

なんと言っても今回のメインはルーシー(ケリー・マーティン)の抱えるバレリーという心臓病の女の子の問題。
サブタイトル「ドミノ・ハート」とは、こういう事を指していたのかと、これまた話の最後にわかる展開で・・・。
前回「エルバド」という装置をつけて、心臓移植を待つ間の命を延ばしたバレリー、それが急に移植できる心臓が見つかったと連絡が入る。
朝食もそこそこにカウンティ病院に駆けつけると、実は発熱していた事が判明。
熱がある→感染症である→心臓移植による拒絶反応を避けるために免疫抑制剤を投与→免疫力の低下→生命の危機という構図が働くわけで、ケリー(ローラ・イネス)は今回のオペをパスすると告げる。
どうしても心臓移植を受けさせたいルーシーは、八方手を尽くし多少の発熱ならば、抗生物質の投与後移植が可能であるという事をロマノ(ポール・マクレーン)に伝え、オペは決行された。
しかし、結果としてオペは成功したかに見えたが、バレリーの瞳孔は凝視したまま、ロマノはバレリーがこのまま植物状態になると診断、移植した心臓を他に移植を待つ患者へ移植し直す、すなわちドミノ移植すると決断する。
その事をバレリーの母親に説明し、同意をもらうルーシー。
彼女の事を初めて「ドクター・ルーシー」と呼んだバレリー、どうしても助けたくて一生懸命に手を尽くしたルーシー。
無念な気持ちが痛々しいほど伝わった回だった。

これが原因でルーシーがこの先あんな事、こんな事になるのかな?(我慢できずにER関連サイトで先を知ってしまったσ(^_^;ワタシ?)
そんなルーシーにもコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)は優しかったね。
彼は誰にでも優しいのか?キャロルだけかと思ったら、ルーシーにまで・・・。
でもあの優しさは癖になるぞ。

キャロルといえば、復帰したのはいいけど、めちゃめちゃお疲れのご様子。
家では双子の育児、病院では目の回るような忙しさのERだもんね〜、休憩しながら大泣きしてるキャロルにもらい泣きしちゃったわ。
育児の大変さだけなら共感できちゃうもん。

そして忘れちゃならないのが、ベントン(エリク・ラ・サル)!
おいおい、今度はクレオ(マイケル・ミシェル)狙いなわけ?
うーん、確かにかつての恋人ジェニー(グロリア・リューベン)に雰囲気は似てるけど。(笑)
どうせベントンの恋だけにうまくいかないんだろう。(爆)

第12回
「医学生アビー」

(Abby Road)


がーーーーん、あの予告は何じゃ?
凄い衝撃、ついに私が聞きかじっていたあの怒涛の展開がやってくるのか?
先の話を知ってしまってるくせに、それでもあの予告は衝撃が強すぎたよ。
いやぁーーーー、って予告の話ばかりしても仕方ないよね。(^。^;)

キャロル(ジュリアナ・マルグリース)のお産も世話したアビー(モーラ・ティアニー)が医学生としてERにやって来た。
同じ看護婦だと思っていたキャロルは、アビーが医学生になっている事を知って、内心面白くないようだ。

しかしあの小さな子供に毒物を与えては、何度もオペを受けさせていた母親。
あんな事許されないよ。最初にオペした時は本当に病気だったんだよね?
その時に一生懸命看病する自分に酔いしれてしまったんだろうか?
その母親にいち早く気付いたキャロルの観察眼の鋭さも凄いけど、キャロルに指摘されても最後まで母親を信じようとしていたコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)もいいよ〜。
そんなコバッチュを裏切ったあの母親は本当にひどい。
わが子に苦しい思いをさせて、それで母親として平気だったんだろうか?
むしろそうやって看病してないと、子供と付き合っていけなかったのかな?そう考えると辛い。
アビーもグルになって、あの母親の手の届く所に過酸化水素を置いていくというワナを仕掛けたら、案の定それを子供の点滴に注入した母親。
それを発見したコバッチュが「あなたは病気なんです。」とハッキリ言ったけど、あの時のコバッチュはきりりとした態度だったよね。
うーーん、ずっと嫌な奴かと思っててごめんよ、コバッチュ。(爆)

それからカーター(ノア・ワイリー)が担当した、筋ジストロフィで車椅子の男の子。
カーターはああいう心のケアをさせたら、右に出るものはいないよね〜。(涙)
病室の周りにあるものに八つ当たりさせておいて、片付ける時は「君もやったんだから、一緒に片付けて!」って、そうそうこの子は何でも自分でできるし、やりたいと思ってたのに、何でも自分を心配して横から手を出される事にイライラしてたんだよ。
「君もやって!」ってそんな簡単な一言が、普通あの状況のあの子には誰も言えない。
そんな心の傷を治すのはいつもカーターなんだよね。
こういうエピソード好きだなぁ。

そしてロマノ結石。(爆)
いや、笑っちゃいかんのか?でも笑っちゃうよ。
んで、最近ルーシー(ケリー・マーティン)に頼み込まれたらオペしてやったり、今回もベントン(エリク・ラ・サル)が認めて欲しいと懇願していた少女の顔の手術を、何気に認めてやってるし・・・。
ロマノ、ちょっと見直すよ〜。結石、早く出るといいね。(笑)

最後にアビーって誰かに似てると思ったら、昔結構好きでハマってた歌手の「白井貴子」に似てるよなぁ。
そう思わない?

第13回
「誰よりも君を愛す」

(Be Still My Heart)

うぅぅぅぅ・・・いろいろ悲しい事があるが、最初に突っ込んでおこう!
ロマノ(ポール・マクレーン)愛犬のグレーテルのオペをこんな所でやっちゃぁダメダメ!(笑)
だんだんロマノってキャラが面白いものになってきたわ。
最初はただ嫌味な感じの嫌な奴だったのに、最近ちょっとイイ奴な一面も見せたり、今回のように愛犬救うためにオペ室使っちゃったり・・・。
「町の獣医に任せておけるか!」って、笑っちゃうよ。

しかし笑えたのはココだけだった。
あとは患者の名前がジョージ・ハドソンとかジョーン・コネリーとか、どこかで聞いた大物の名前をもじってる?ってーのもあったけど・・・。

まず無条件で泣けたのは交通事故で運ばれてきた、親子4人。
子供二人は幸い軽傷だったが、両親は運び込まれてきた時点で、かなり重傷。
親を心配して見に行こうとする子供たち、懸命に救おうとするERスタッフ!
泣けたよーーーーー、何かERでこれだけ泣いたのは久々だったかも。
救急車からストレッチャーに移されて、その患者の上に馬乗りになって、心臓マッサージ続けながら処置室に運ぶじゃない?
あの光景見ただけでウルウルきちゃうんだよなぁ。
ドラマなのに「頑張れ!助かれ!助けて!」って、思わず手を合わせて祈っちゃう。
そういう緊迫感がERにはあるんだよね。
悲しいことにこの両親がどちらも亡くなってしまった。(涙)
幼い子ども二人だけが残されたなんて、私も一応親だし泣いちゃうってーの!
この事実を子供たちに伝えに行く、コバッチュ(ゴラン・ビシュニック)とキャロル(ジュリアナ・マルグリース)。
「ひどい事故だったことは知ってるよね。一生懸命手を尽くしたんだけど・・・救えなかった。」と、とても優しく、でも辛そうに子供たちに伝えるコバッチュ。
「あなた達が無事で喜んでらっしゃるわ。」とキャロル。
キャロルの台詞は日本の病院じゃ聞けそうにないけど、こういうところにアメリカっぽさを感じたりもするよね。
両親に会いたいという子供に「姿を見てビックリしないようにね。呼吸を助けるために口からチューブが入ってるんだ。鎖骨の下にも何本か入ってる。腕にもクスリを入れたのが入ったままだ。事故でできた傷もたくさんついてるよ。」と説明するコバッチュ。(涙)
何だよーーー、何度も言ってるかもしれないけど、最初にコバッチュ見たとき、絶対濃い顔だし嫌なキャラだと思い込んでたのよ。
あーーーー、コバッチュごめんなさい。m(_ _)m
あなた、どこまでもいい人だーーーーー!
妹の方は変わり果てたママの姿をチラッと見て、すぐに逃げてしまったのに対し、兄の方はちゃんとママの最期の顔を見て「ママ」って抱きついてたよね〜。
ああ、レビュー書きながら泣いてる私もかなりおめでたいよなぁ。(苦笑)

まあその他、対立するジン・メイ(ミン・ナ)とマルッチ(エリク・パラディーノ)とか、ずっと産科の看護婦だったアビー(モーラ・ティアニー)が初めての老人の死に立会い落ち込む事とかあったけど・・・。

やはりラストでしょう。
噂はとうの昔に聞いていたものの、実際見てしまうとやっぱショック!
そう、バレンタインのどさくさに紛れて、ルーシー(ケリー・マーティン)とカーター(ノア・ワイリー)が入院中の患者に刺された。
精神科の医者が来てくれるのをずっとルーシーは待っていたのに・・・。
カーターに何を聞いてもまともに取り合ってもらえず、ルーシーは一人で頑張っていたことを思うと、みんなが大騒ぎしてる中でひっそりと患者に刺されて助けも呼べずにいた彼女の事を思うと・・・いやーーーん、ルーシー!(号泣)
カーターが刺されて思わず倒れこんだベッドの下、その視線の先に息絶え絶えになってるルーシーの姿。
こんな終わり方ショッキングすぎるーーーーー!
しかし、このショッキングなシーンを先週のラストで予告として流したのは失敗だろう。
だって先週しっかり見ちゃってるんだもん!
でもでもでもでも・・・・めっちゃ来週が気になるーーーーー!
今後の展開知ってても、気になるーーーーーー!

んでもって、忘れずに言っておきますが、今回の演出はケリー・ウィーバー役で出演してるローラ・イネスです!
なかなかやるじゃん!ウィーバー先生よぉぉぉぉ!

第14回
「悲報」

(All In The Family)

まさに涙・涙の1時間、サブタイトルは「悲報」。
とにかく冒頭でケリー(ローラ・イネス)が刺されたカーター(ノア・ワイリー)とルーシー(ケリー・マーチン)を見つけたところから、ウルウルし始めて、バレンタインのバカ騒ぎしてたERスタッフが、みんな冷静さを欠いての処置に画面もにじむほどの涙。

悔しいけどこんないい回見ながら、頭の中にあった事は「ほらほら、救命病棟24時じゃここまでの緊迫感出せへんやろ?」ってな意地悪な感情だった。
マジ祈ったよ、「ルーシー助かれ!」って・・・。
とにかく愛弟子カーターが刺された事を知って駆けつけたベントン(エリク・ラ・サル)の「絶対俺がコイツを助けるんだ!」って気迫。
ケリーが呼んでるとか言われても、カーターの側を離れたくないベントンの気持ちが、本当にこちら側に伝わってきて(今、レビュー書きながらまた泣いてるらしい)、もう「ベントーーーーーーーン!」と絶叫するしかないぐらいの・・・。(どうやら文字にできないらしい)

バレンタインデートを楽しんでいたマーク(アンソニー・エドワーズ)もエリザベス(アレックス・キングストン)も呼び出されて、あまりの惨事に驚く。
カーターのオペはベントンとアンスポー部長が、ルーシーのオペはエリザベスとロマノ(ポール・マクレーン)が担当する。
カーターのオペ中も冷静さを欠くベントンに、そこは部長のアンスポーが逐一適切な命令を下していました。
もう見てる側は「落ち着け!ベントン!」です。(泣)
そしてカーターよりも重傷のルーシーを必死に助けようとするロマノとエリザベス。
一旦は手術は成功したかに見えた。覚醒したルーシーにエリザベスが優しくオペの経緯を説明する。
気管切開までしたため話せないルーシー、何か言いたげな表情に「ささやくだけよ」とエリザベスが声をかけると、まったく声にならない声で一言。(この一言に関しては後で記述する)

しかしその後すぐに胸部痛を訴え、ルーシーはもう一度オペに・・・。
ここでもエリザベスの「私が助ける!」という気迫と、ロマノの「せっかく大切に育てたんだ。死なせるわけにはいかない!」という言葉で号泣だよ。
そして・・・・懸命に手を尽くしたのに・・・・最後まで諦めずに心臓をマッサージするロマノ、パドルで心臓にショックをを与えるエリザベス・・・なのに、なのにルーシーが目を覚ます事はなかった。(涙)
仲間を助けられなかった無念さに、「くそっ!」と側にあった物に八つ当たりするロマノに、またまた号泣!
とにかくどこを取っても泣ける回なんだなぁ。

凄い緊迫感の連続、視聴者側の心情も気遣ってか、うまいことカーターの父とエリザベスの母が蚊帳の外って感じで和ませてくれたり、マグーの店で帰宅できずにいるジン・メイ(ミン・ナ)やコバッチュ(ゴラン・ビシュニック)たちが嫌な予感を払拭しようとわざと明るくカーターとルーシーの昔話に花を咲かせてるのが良かった。
しかし、そこにルーシーの死が知らされた時、一気に重い雰囲気が流れたが、それはそれでリアリティがあり・・・。

リアリティで言うならば、冒頭のケリーの嘔吐。
普段血まみれや目を覆いたくなるような傷は慣れてるはずのケリーが、仲間のあまりにひどい状態を出来る限り処置した後の嘔吐。
妙に納得してしまった。

今回の「悲報」では、本当にうまく「医者とて人間」って部分が描かれていた。
やはり患者が仲間だと肩入れするし、冷静さを欠く行動も出る。
しかも、バレンタインのパーティーをしていたせいで、ルーシーたちの発見が遅れたと、みんな誰かを責めたがる。
そして二人を刺した犯人のポールが後で運ばれてきた際には、冷静にこの犯人の処置をする自信がなくてマークに変わってくれるように頼むケリー。(涙)

この素晴らしい回を、私の拙い文章で表現する事は難しいです。ごめんね、みなさん。
でも、本当に見せてくれた回でした。

そうそう、ルーシーがエリザベスに一言言った言葉、「Thank you」です。
本編では声になってないので、唇を読むしかできませんが、エンドロールの中のカットでしっかり「ありがとう」と言葉をあてて流してくれました。
こういう細部まで落ち度のないドラマなんですよ、ERって・・・。

カーターは助かりました。
しかしルーシーの死を知って、彼がどうなるのか(ああなって、こうなるのよね・涙)、まだまだ視聴者をズブズブとハマらせてくれちゃうみたいです。

もの凄く良かった・・・しかし、見終ってもの凄く疲れた「悲報」でございました。
最後に一言・・・ロマノ先生、あなたいい人だ!

第15回
「耐えてこそ」

(Be Patient)

もうルーシー(ケリー・マーティン)の死など忘れたかのように、ごく普通のERに戻っていた。
そんな中、ルーシーのお母さんがロッカーの私物を取りに現れた事で、彼女の死を思い出させられたわ。
娘のロッカーから荷物を出し、ダンボールに入れる。
たったそれだけのシーンなのに、涙が出ちゃった。(・・)グスン

コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)が危なく子供を車でひきかけた。
間一髪ブレーキが間に合ったと思ったら、隣りの車線を走ってきた車に引かれた子供。
そしてそのひき逃げ犯は逃走。
救急車を呼び、待つ間懸命に処置をするコバッチュ。
しかし救急車の到着を待てず、近くにあった一般のトラックを借りて搬送する。
その車内で胸に注射針を刺している時に、車がバウンドし、どうやら動脈を傷つけてしまった。
うむ、コバッチュが悪いわけじゃないんだけど、これは責任感じちゃうよなぁ。
病院に到着しても危ない状態は続き、ベントン(エリク・ラ・サル)がオペして一命は取り留めたが、なんとERにひき逃げ犯が怪我の治療に来ていた。
まぁ、偶然ね。(笑)
当然怒ったよ、コバッチュ!

それからかわいい女子高生二人組み。
梅毒が流行ってるからと、キャロル(ジュリアナ・マルグリース)に秘密にしてくれる事を確認して、検査に挑んだ。
・・・が、アンドレアという少女の方が子宮頚ガンの疑いがある事がわかる。
しかもこの少女、セックスパーティーで複数の男性と関係を持っており、誰がガンになる素のHPVを持っていたのかわからないという。
自業自得・身から出たサビ・・・なんとでも言い様はあるけど、セックスパーティーってどうよ?って感じ。
うちも女の子いるからね〜、こういうのは気になるわ。(¨;)

学校にキャロルが行ったことを知って、アンドレアは薬を飲み意識不明で運び込まれる。
ああ、迷惑なガキ!

そして何気にマーク(アンソニー・エドワーズ)の父親と、エリザベス(アレックス・キングストン)のママがいい仲に・・・。
でもマークの父親は肺がんが肝臓にまで・・・。
どうやら長くないらしい。(涙)

そしてカーター(ノア・ワイリー)ですよ。
リハビリ頑張ってるけど、思うようにならないイライラや、ルーシーの死という現実から逃れられず、苦悩の表情を見せるカーター君。
どうぞ精神的に落ち込まないでと願うばかり。

最後に・・・ケリー(ローラ・イネス)、自分のミスはちゃんと認めなさいよね。(怒)
医学生のアビー(白井貴子・・・もといモーラ・ティアニー)が何か重大な病気が潜んでいると睨んで、高価な検査をオーダーした事を批判して、即退院させるように指示したけど、やっぱ後で大量出血してたじゃん!
アビーに言い訳がましく話してたケリー、こういう時の彼女って本当に嫌いだわ。(笑)

第16回
「安らかな最期を」

(Under Control)

カーター(ノア・ワイリー)が仕事に復帰。
時折激痛で「w(゚o゚)wワオ!!」と声をあげてるのに・・・復帰は早くないかい?
人手不足なんだろうか?ER。(苦笑)
そして思うようにならない彼が訪れたのは、おばあちゃんのところ。
おばあちゃんに弱音を吐くカーター。(涙)

そしてERではマーク(アンソニー・エドワーズ)が大忙し。
みんながマークに指示を仰ぎにきて、それでなくてもカーターが使えない分、仕事が降りかかっているマークなのに、もうキレる寸前!
そこへマークのパパが肺に水がたまったと運び込まれたり・・・。

まぁ今回何より笑ったのはマルッチ(エリク・パラディーノ)がシリアルの母乳がけを食べちゃった事ね。(笑)
キャロルが搾乳して冷蔵庫に保存していた母乳を、シリアルにかけて食べちゃった。
私も母乳で育てたんだけど、とにかく出すぎるくらい出る母乳がもったいなくて、搾乳しては冷蔵庫に保管してたのよね。
結局、そんなもん取っておいても飲ませる時間には新しいおっぱいが湧き出て来るから、最後は保管していたものを捨てちゃうんだけど、あれをうっかり飲まれたらと思うとマルッチに同情しちゃうわ。
自分の赤ちゃんのために取っておいたキャロルも愕然としただろうね。(笑)
しかし味ヘンじゃなかったんだろうか?(爆)

そんな母乳で育ててるキャロルにはショッキングだったのが、亡くなった赤ちゃん患者の件。
母親がアンフェタミン(だったかしら?)を飲んでて、その薬の成分が母乳を通じて赤ちゃんの体内に入ってしまった。
それが原因で亡くなったってケース。
こういう事もあるのね〜。
母乳には母親が口にしたものが出るっていうけど、まさかそれが原因で子供が死んじゃうなんてあんまり考えないものね。

そしてキャロルはついに職場に双子ちゃんを連れてきちゃったわ。
これで双子の育児と仕事の両立が難しくなって・・・キャロル降板へってわけかしら?(思いっきりネタバレしてるわね・・・m(._.)m ゴメン)

ベントン(エリク・ラ・サル)とクレオ(マイケル・ミシェル)は、かなりいい雰囲気でビリヤード。
何気にキスまでしちゃってるし・・・。
ベントンったら意外と女好きなんだから・・・。( ̄m ̄)ぷ

あまりに衝撃的だったルーシーの最期も、引きずってるのはカーターのみって感じになってきた。
カーターがこの事実からどう立ち直るか・・・そこがこれからの見どころでしょう。
でも私はまだ「ルーシー」って、この名前を目にしただけでウルウルしちゃうんです。ある意味、カーター同様重症かもしれません。

第17回
「命の選択」

(Viable Options)

腎臓移植の第一候補者が、オペ前に移植を受けられなくなり、次点の候補者の女性はオペ前の検査で妊娠が発覚!
ずっと子供が欲しかったこの女性は、腎臓移植より子供を選んだ。
そしてその次の候補者としてやってきた男は、検査の結果コカイン中毒だと判明する。
コカインで腎臓を悪くした男に、新しい腎臓をくれてやるのが気に入らないコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)。
せっかく移植用に持ち帰った腎臓が、タイムアップで使えなくなるのを懸念するエリザベス(アレックス・キングストン)。
それぞれの立場があり、それぞれの見解がある。
対立するコバッチュとエリザベスを見て、それぞれの想いがわかるだけに辛かったわ。

そして、どうも元気のないカーター(ノア・ワイリー)。
新しい髪形を誉められてたけど、どう見てもダサダサだし、覇気のない表情だし・・・。
そんな時に以前、保険がないから糖尿病の診断を取り消して欲しいと、父親に頼まれてカーターが根負けしたあの少年が昏睡状態で運ばれてきてしまった。
過去のカルテで血糖値も尿検査もしてない事が明るみに・・・。
クレオ(マイケル・ミシェル)に指摘され、マーク(アンソニー・エドワーズ)にもその事について聞かれたカーター。
あっさり「誤診だった。」「自分のミス」と認めます。
ってゆーか、かなり投げやりな態度に、ルーシー事件が尾を引いてることは明確で、しかも次週予告でまたルーシーの名前が聞かれた事を思うと、カーターは精神的に復活するのはまだまだ先だな・・・と。(涙)

それから、まあ珍しいケリー(ローラ・イネス)の独断での行動。
里親に連れてこられた重度障害の少女。
点滴の針もさせないほどにボロボロの血管を見て、セントラルラインを入れようとするケリーだが、この少女には里親以外に後見人がおり、後見人のOKなしではセントラルラインは入れられない。
後見人は延命処置を拒み、ロマノ(ポール・マクレーン)も後見人の意思を尊重する。
しかし、ケリーは里親に同情し、ロマノの指示を無視し独断でセントラルラインを入れてしまう。
途中で入ってきたキャロル(ジュリアナ・マルグリース)が手伝おうとすると、「手伝わないで!」とピシャリ!
もしもキャロルが手伝ってしまったら、もしもの時にキャロルまで処分されてしまうことを判っていたからだね。(涙)
ここでもロマノの言う事も理解できるし、ケリーの気持ちもわかる。
それだけに見てる側は辛いんだよなぁ。
ロマノはそんなケリーに謹慎処分を言い渡した。

ベントン(エリク・ラ・サル)とクレオは、なんかHやなぁ。f( ̄ー ̄;)
なーんか、なーんか・・・エロい!(爆)
んで、あれってば、ついにそういう関係なわけだよね?('-'*)キャーキャー

コバッチュとキャロルも雪の中でバーベキューしてたり、いい感じじゃん!
確かにコバッチュはダグ(ジョージ・クルーニー)と似たキャラだけど、はっはぁぁぁぁん、いいわけ?(笑)

第18回
「天国への通知」

Match Made
in Heaven)

エリザベス(アレックス・キングストン)とクレオ(マイケル・ミシェル)がやりあってしまったり、カーター(ノア・ワイリー)はいまだに精神不安定な状態だし、ケリー(ローラ・イネス)は停職処分になってるし、どうしたんだ?ERって感じ。
コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)もお疲れモード。
そして着々とキャロル(ジュリアナ・マルグリース)降板への布石が・・・。(涙)

第19回
「一番短かった
一年」

(The Fastest
Year)

今回ERにしては緊迫感のあるシーンは少なく、各キャラの心理面にスポットをあてて、人間の心理の奥底にあるものを描いていたように思います。
例えばアビー(モーラ・ティアニー)。
白血病が再発した子供を助けるのに必死。
骨髄移植しか助かる見込みのない子供、父親は身内は全部適合するか調べたがダメだったと告げるのだが、唯一調べていないのが前妻の所に引き取られている患者とは腹違いの姉にあたる女の子だけはまだ調べていないと・・・。
しかし離婚がモメたので、前妻とはコンタクトを取りたくない父親。
アビーは願いをこめて前妻に会いに行くが、断られる。
ところが腹違いの姉がたった一人でカウンティにやって来て、適合するか調べて欲しいと申し出る。
アビーは喜ぶが、ケリー(ローラ・イネス)は母親の承諾なしに、調べられないと突っぱねる。
「ノーと言うのも私たちの仕事です」というケリーの気持ちも理解できないわけじゃないが、必死に患者を救おうとするアビーや自分の腹違いの妹のために病院までやって来た姉の気持ちを考えると・・・。
ケリーに内緒で検査をしようとして、うっかり見つかったアビー。
ケリーに「一人で検査にやって来た腹違いの姉は勇敢だが、あなたは大馬鹿者よ!」と言われたアビー、ケリーを呼びとめ「人を助ける事が、どうしてバカなんですか?」と捨て台詞。
いやぁ、負けてないよアビーは・・・。(笑)

それからキャロル(ジュリアナ・マルグリース)とコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)ね。
キャロルが中古車を買うことになり、コバッチュが付き添うんだけど、買った車は帰る途中にはもうエンスト。
この日、何から何まで思ったようにならなかった二人は、「今日は予定通りにいかなかったね」と、これまた予定にはないキスをしてしまった。
うむ・・・これでこの二人がうまくいけば、それはそれで応援するが、そうもいかないのよね?>ダグ(ジョージ・クルーニー)

カーター(ノア・ワイリー)は事件の後遺症に相当苦しんでるよね。(涙)
パンを切ろうとナイフを持てば、事件の事を思い出すし、ルーシーを殺した犯人の骨髄を取る時の一部始終が、同じような処置をしてる時に脳裏をかすめる。
体は回復しても心が置き去りなカーターを見てると、こっちまで心が痛む。

一番重要だったのはマーク(アンソニー・エドワーズ)と父親・デイビッドのシーンだよなぁ。
自分の父親を必死に救おうと、病院から必要な薬品や備品をパクってまで準備してたマークなのに、チェン(ミン・ナ)が担当したチューブからしか栄養が摂取できない老人の家族に延命は無意味だと説明するうちに、デイビッドの事を重ね合わせてしまったらしく、いかに人間らしく父親を死なせてあげられるか・・・と考えたんでしょうね。
同じ病室のご夫人のだんなさんが自分と同じように海軍にいたと、嬉しそうに話すデイビッドを思い、水の見える場所に誘い出したマーク。(涙)
海軍時代の昔話をするデイビッド、まるで自分の最期が近付いている事を知ってかのように、マークへ「感謝してるぞ、おいぼれをここへ連れてきてくれて」と一言。
そして病室でお隣りにいたご夫人のだんなさんを呼び出していたマーク、なんとだんなさんに頼んでデイビッドを船に乗せてあげたのでした。(泣)
ええ話や〜。
今回一番ウルウルしたマーク親子の静かなシーンでございました。
いやぁ、やっぱERは凄いわ。

第20回
「ほつれたロープ」

(Loose Ends)

マーク(アンソニー・エドワーズ)の父親・デイビッドは、息をするのも苦しそうな状態。
そんなデイビッドをマークは仕事を休んで、自宅でつきっきりで看病する。
無理な延命はせず、デイビッドの痛みだけを緩和して、最期の時を迎える意志のマーク。
デイビッド自身も自分の死期をわかっていたのか、訪ねてきたエリザベス(アレックス・キングストン)に自分が妻に贈ったネックレスをプレゼントする。
形見分けだよね。(・・)グスン
マークにも最後の挨拶をするかのように「愛していたよ」と告げて、看病疲れのマークがソファで眠ってしまった間に、ひっそり息を引き取ったデイビッド。
眠りからさめて、聴診器で胸の音を聞き、静かに鼻につけていたチューブを取ってあげるマークの姿に、ウルウルしちゃいました。
安らかな父の顔を見て、窓の外の風景に目をやり、一息。
医者として、息子として、立派に父親を送り出したんだね〜。(涙)

マルッチ(エリク・パラディーノ)は運ばれてきた幼い女の子を処置していて、下着についた血に気付く。
最初は骨盤骨折を疑うが、クレオ(マイケル・ミシェル)の診断で骨盤には異常がないとわかると、妙な予感が脳裏をかすめる。
性的虐待・・・。
隣りの部屋ではこの女の子の父親が処置を受けている。
「自分で何かした?」優しく聞くマルッチ、女の子は首をふる。
「パパがお風呂で・・・。」と女の子。
怒りが込み上げたマルッチは、処置中の父親の胸ぐらを掴み、怒りを露にする。
我が子に父親が何するかなーーーーー!
嫌な話だよ。

そしてキャロル(ジュリアナ・マルグリース)!
コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)といい雰囲気だったけど、キャロルの誕生日にERに届いた荷物は何とダグ(ジョージ・クルーニー)から・・・。
大きな箱にぎっしり詰められた動物クッキー。
みんなは「動物クッキー」と笑うけど、それにはダグとキャロルの思い出が詰まってて、そんな動物クッキーを箱いっぱいに贈ってきたダグをキャロルは忘れられない様子。
こうなると何ともコバッチュが気の毒な気がするんだけど・・・。
双子をたった一人で育てながら、職場ではみんなから信頼されるしっかり者の看護婦をやり遂げようとしていたキャロルだけど、ボーっとしたり凡ミスしたり、彼女らしくない姿を気にして声をかけたケリー(ローラ・イネス)。
急に泣き出し、双子を育てながら仕事する辛さを訴えるキャロルに、ケリーは休暇を取る事を勧める。
いつも強くてきちんと仕事もこなすキャロルが、泣き言言うところで私もボロボロ泣いちゃったわよ。

シーズン6もあと残り2回なのね。
寂しいわ〜、シーズン7はいつからかしら?

あ!忘れる所だった!
カーター(ノア・ワイリー)、個人プレーに走ってるよね?
コバッチュにも「僕たちはチームなんだから、勝手な事をするな!」って言われてたし、来週の予告ではカーターが泣いてたよね〜。(涙)
忘れたくても忘れられないルーシー(ケリー・マーティン)の事件、生き残ったカーターがこれほど苦しむなんて・・・。

第21回
「決意の日」

(Such Sweet Sorrow)

出た出た出たーーーーー!
ダグーーーーーーー!(ジョージ・クルーニー)
ERってほぼ病院内のストーリーだから、最後にキャロル(ジュリアナ・マルグリース)が、ダグに会いに行くために空港を走ってるシーンが新鮮で・・・。(笑)
今回のラストの方からで申し訳ないんだけど、やっぱ見終わった後に衝撃が走るほどに印象的だったキャロルとダグの再会。
それもこれもERでキャロルが立ち会った末期ガンの患者と、その家族を見て考えた事なんだよね。
お母さんを亡くした娘が「パパとママ、両方いなきゃいや!」って言ったり、旦那さんが「彼女は僕の人生で唯一の人だった。もうこの先、こう思える人には出会えないだろう。」とか、そういう言葉でキャロルがここの所ずっと心に引っかかってたダグへの想いに火がついたんでしょう。
ここからは思い立ったらじっとしてられないキャロルだもんなぁ。(笑)
でもコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)は、ちとかわいそうだったわ。
あれだけキャロルに想いを寄せていたのに、キャロルだってまんざらでもなかったのに、いきなり「ごめん、確かめに行かなきゃ!」だもんね。(苦笑)
しかしコバッチュに別れのキスをいっぱい、いっぱいした後の、空港から飛行機の機内、シアトルについてダグと再会するまでのシーンは、本当にキャロル降板へのはなむけとも取れるいいシーンでした。(涙)
そしてダグとキャロルが抱き合ってキスした瞬間、やっぱ絵になる二人だな〜と思ったERファンも多かった事でしょうよ。

すっかりキャロルの話ばっかになってましたが、問題はカーター(ノア・ワイリー)だよ。
ジン・メイ(ミン・ナ)も心配してるけど、躁鬱の症状が激しく見るからにいつものカーターじゃないよね。
患者にアレルギーのある薬を間違って投与し、患者の異変で間違いに気付いたカーターはすぐに処置を施すけど、自分は何もミスしてないかのようにごまかしてるし・・・。
そしてその後トイレに駆け込んで、個室で泣いてるカーター!(涙)
彼が苦しんでもがいてる様子が辛いよ。
ジン・メイから相談されたマーク(アンソニー・エドワーズ)が、カーターにカウンセラーを紹介してたけど、カーターはマークがくれたメモを無造作にポケットにしまってたし・・・。

アビー(モーラ・ティアニー)が最近自分を過信して突っ走り気味なのも気になるし、そんなアビーをきちんと監督できてなかったとエリザベス(アレックス・キングストン)に叱責されるマルッチ(エリク・パラディーノ)もね〜。
「はっきりいってあなたは医者に向いてない!」とまで言われてたよね。

予告ではカーターが薬物中毒みたいな雰囲気をかもし出してたし、注意したベントン(エリク・ラ・サル)を殴ってた。(;´д`)トホホ
あと1話でシーズン6も終了。
続けてシーズン7もやって下さい。m(_ _)m

最終回
「危機」

(May Day)

所謂シーズンファイナルってやつですね。
普段から見せてくれるERですが、やはりシーズン6を締め括り、そしてシーズン7へ繋げるための気迫みたいなものが感じられました。

まずは冒頭の小学校での銃乱射事件。
現場に駆けつけたコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)と、ベントン(エリク・ラ・サル)。
銃撃を受けた患者を処置していると、学校の中に残っていた犯人が銃で乱射。
その犯人を警察が撃ち、犯人も重体に・・・。
撃たれた少年をヘリで搬送しようとするコバッチュ、警官に撃たれた犯人の方が重体だと主張し、少年のかわりに犯人をヘリに乗せたいベントン。
対立する二人だが、コバッチュがどうしても譲らず、そのまま少年を搬送。
納得いかないベントン。
結局、犯人は車で搬送する途中で死亡。
一方、コバッチュが搬送した少年も銃弾が血管を通って、心臓に達してる事が判明。
むろん、それは病院に着いてからわかった事だけど・・・難しい問題だ。
患者が犯人だろうと、関係なく冷静にどちらが重体かを考えて対処してるベントンは偉いけど、犯人より少年を先に搬送したかったコバッチュの気持ちも理解できるしね〜。

その問題だけではなく、腹部を刺されて運び込まれた少女を診たコバッチュ。
妊娠8ヶ月にもなるのに、妊娠してる事を知らないと言い張る少女。
しかも超音波で検査したら、胎盤剥離で胎児が危険な状態。
その事を告げられても、手術は嫌だ(つまり帝王切開は嫌だということ)、子供は産みたくない、本当に妊娠してるの?と、わけわからん事を言う少女。
産科の先生を呼んでも、本人の承諾なしに帝王切開はできないと言われ、精神科を呼んでも、精神的異常とは認めるに至らず、赤ちゃんの命を救いたいのに手が出せないコバッチュ。
何だかコバッチュ災難続きなのね。(・・)グスン
帝王切開するには法務局がOKを出さなくてはならないとか・・・でも一行に連絡はなく、そのうちに胎児の心拍はどんどん弱っていくのがモニターで確認されてしまう。
我慢できずに帝王切開で胎児を取り出そうとするが、クレオ(マイケル・ミシェル)に「医師免許剥奪される」と厳しく言われ、踏み止まったコバッチュ。
ああ、せつないよ〜。
コバッチュはいつも誰かの命を救いたい・・・ただ、それだけなのに・・・。
結局、胎児が死亡した後に、分娩させて死亡確認。辛い仕事だよなぁ。
しかもすべてが終わってから、ケリーに法務局から電話が入り、オペにGOサインが出るなんて・・・。
遅すぎる・・・。

こんな事でコバッチュが医師である事を、辞めたりしないでほしいなぁと切望致しました。(涙)

そして、そして涙のカーター(ノア・ワイリー)だよ。
患者に打つ鎮痛剤の注射(麻薬の一種になるわけだよね)の使い残しを、ポッケに忍ばせ、それを隠れて自分の腕に・・・。
その現場をアビー(モーラ・ティアニー)が目撃、彼女は自分だけでその事実を抑える事ができずマーク(アンソニー・エドワーズ)に相談。
話は広がり、ケリー(ローラ・イネス)、アンスポー部長、ベントン、ジン・メイ(ミン・ナ)が、みんなでカーターを救おうと、アトランタのドクターで依存症専門の病院を調べ、車まで病院の前に手配しカーターに話をするが、自分は依存症ではないと聞く耳持たずなカーター。(涙)
みんなカーターのためを思って言っているのに、反抗的な態度で出て行くのを誰も止めない。
そこでアンスポー部長の「見てるだけか?」って一言にウルウルしてしまった。
そしてアンスポー部長の言葉に「いいえ!」と一言言い残して、カーターの後を追うベントン。
やっぱ、愛弟子カーターを見捨てないんだよなぁ。
ルーシーが刺された時に、ロマノやエリザベスが必死に救おうとしたのも泣けたけど、今回のカーターを絶対に見捨てないベントンにも涙が止まらなかった。
「今日はフェンタニール(カーターが使った薬の名前)ですんだが、明日は地獄が待ってるんだぞ。従姉妹のように施設に収容されて・・・。」
言葉をさえぎって、ベントンを殴ってしまうカーター。
「後でいくらでも殴らせてやるから、今は車に乗れ!」とベントン。
はぁぁぁぁぁ、泣いたでしょ?泣いたよね?
ベントンって言葉はキツイけど、優しいんだよなぁ。
ケリーも帰らずベントンからの連絡を待ってるし・・・。(涙)
やっぱER最高ーーーーー!

考えさせられたシーズンファイナル。
そう言えば、医師って手の届く所に麻薬と同じ作用のある薬があったりするわけで、ただでさえストレスの多いこの社会で、ふとした気の緩みや感情の落差で、それに手を出さないとも限らない。
ましてや、そういうドクターを専門にリハビリする施設があるとは・・・。
シーズン7ではカーターがどう復帰するのかが、きっと見どころだろう。
そして医師としてのある種の虚しさに苦悩するコバッチュがどうなるのか?
何とも見る側をひきつけて離さない「ER」。
まだ、ご覧になった事のない方もレンタルビデオも出てますので、ぜひ一度ご覧下さい。

しかし、前回ダグ(ジョージ・クルーニー)のもとへ行ったキャロル(ジュリアナ・マルグリース)が、そのままもう出て来てくれなかったのは残念でした。
もう一度、キャロルが見たかった・・・。

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