ある日、嵐のように

第1回 カッコイイ浩市様観たい方はどうぞ!(笑)
いや、私はまさに浩市様狙いで拝見しました。
NHKの検事モノです。「HERO」に比べたらリアリティはあると思います。(爆)
中井貴一、佐藤浩市、岸部一徳、大滝秀治、江守徹などという正統派(?)な面々がご出演!
これだけでも見る価値があるのでは・・・?

堀井(中井貴一)は東京地検刑事部の検事として高知から転勤して来た。
そこには大学の同級生、土屋(佐藤浩市)が特捜の検事として勤務していた。
堀井の妻、佐和子(斎藤由貴)はかつて土屋と付き合っていた。そういうしがらみがあっての男二人なわけだ。

とりあえずゼネコンがどうしたこうしただの、政治家が絡んでどうしただの、そういう難しい話はおいといても、堀井と土屋と佐和子で充分楽しめそうだ。(笑)
とにかく佐藤浩市カッコイイバージョンを必見!こういう浩市さんはまさにハマり役。
ラストで久々に佐和子と出会ってしまった土屋の表情など、惚れ惚れしっまっせ!
眺めるだけで充分オイシイのだ〜。(爆)

とりあえず1話はまだ展開が見えない。
堀井の息子は一日中メールやってるし・・・どうもこの息子は土屋の子供らしいし(予告より)、なかなかやるなぁNHK!
しかし、来週からフジ月9とかぶるんだよな〜。
江角と浩市さん、量りにかければ、当然浩市さんの勝ちなんだけど・・・。(爆)
ビデオしてでも観るかな・・・。
第2回 やっぱ浩市さんはいいわ〜♪
圭吾(崎本大海)はどうやら土屋(佐藤浩市)と佐和子(斎藤由貴)の子供らしいけど、そんな立場の土屋が堀井(中井貴一)の家にやって来て、ちらりと見せるパパの顔・・・優しくっていいんだわ。(愛)
そして先週ちょっと絡んだだけのみゆき(夏川結衣)、やっぱ怪しい女だったのね〜。
いや、見た目に相当怪しかったけどさ(爆)、先週のジョギングといい、今週のゴミ捨てといい張り込みしてたわけか?
相変わらずゼネコン問題は複雑そうで難しいんだけど、堀井一家に土屋がどう絡んで行くかだけでも面白い。
今回も圭吾と堀井がモメている所に現れた土屋の方が、圭吾の気持ちを理解しちゃってるし・・・。
こういうのって育ての親である堀井にはキツイはずだよね。
圭吾は何も知らずに育ってるんだから、今更バレたらどうしようって気持ちもあるだろうし・・・。
佐和子の昔のような関係に戻りたいって気持ちもちょっとはわかるけど、それってかなり無理だと思うよ。(^。^;)

浩市さんのトレーニング姿が毎週あるんだけど、これがなかなかいいんだよなぁ。( ̄ρ ̄)
それに比べて中井貴一。
どうしてもその髪型がいいのか?(爆)
いや、確かに検事向きだけど私が佐和子だったら「あなた、その髪型何とかしましょうよ。」って突っ込むね〜。
(放っておいてあげなさい<自分)

そして究極なのが佐藤慶!
「旅にはいい季節になって来たな〜。」の一言に妙な重みがあるのよね。
このドラマって音楽いいと思うんだな〜♪
壮大な感じがして、ちょっと雰囲気「WO」感じる時があるのよね。
感想は決して書き易くはないけど、ドラマの雰囲気は好きだわ〜。
なんてったって月9ビデオで、こっちを優先的に見てたぐらいだから・・・。(笑)
第3回 重々しいけど、これは見逃せなくなってきちゃった。
相変わらずゼネコン関係は人物相関図でも書いてくれないかな〜ってぐらいわかってないんだけど(¨;)、土屋(佐藤浩市)堀井(中井貴一)佐和子(斎藤由貴)の微妙な関係、土屋とみゆき(夏川結衣)の関係だけでも充分満足できる。
いや、ゼネコン問題があるからここにビターな雰囲気をかもし出すんだろうけど・・・。

まさに「裏月9」と呼ぶにふさわしい出来映え!
今回の月9にイマイチハマれないだけに、余計にこっちに入れ込んじゃうわ。

今まで圭吾(崎本大海)を自分の子供だと知らなかった土屋に、ついに佐和子が真相を暴露。
しかも仕事中に呼び出し、昼の日中、明るい公園のベンチでする話じゃなかろう?(笑)
そこらへんのギャップがまた良かったんだろうけど・・・。
お日様が燦燦と降り注ぐベンチで、佐和子の口から聞かされる真実・・・。
「今更、何言うねん!」って感じかな?>土屋(爆)

そして今回は先崎(上田耕一)の自殺。
マジでこういう事があるのかしら?とか思うと、ちょっと怖かったりもして・・・。
死ぬ前にひげを剃り、身支度を整えて、室井(佐藤慶)に電話を入れる先崎。
いやぁ、熱海で芸者あげて遊んでる時点で「死ぬな」とは思ったけどさ、何だかこうやって室井のために死んでいくのかと思うとこの人の人生ってなんだったの?とか思っちゃうよ。
しかも先崎の電話を受けた室井、「逝くのか?」だってさ。
くーーー、佐藤慶ハマり役。

先崎が死に室井は入院で、捜査は打ち切り。
みゆきを抱いてしまった土屋は、みゆきが小田切の手先だった事を知り、騙された事を知る。
そして土屋検事は姿を消した・・・。

堀井が佐和子と土屋の部屋を訪ねたが、土屋は出て行ったあと。
空っぽの部屋で堀井が佐和子に語るシーンは、結構胸打つものがあったような。
土屋の父親の会社が倒産し、その後父親が自殺。
公園でしばらく暮らしていた土屋。
寒い時期に、公園の水道で頭を洗っていたなんて。
しかもその事をかつての恋人である佐和子が聞かされていなかったなんて・・・。
「強くなるしかなかったんだ。」深い一言だ。

そして、この土屋の失踪から1年が経過するらしい。
次週予告では土屋が悪い人の手先になっちゃってるみたいだったね。
んー、これで何かやらかして、初回の冒頭の部分に繋がっていくのか・・・。

刑務所を出ても、何かしらやらかしては捕まってしまう林省三(大滝秀治)を、「こっちに暖かい場所があっても、どうしても冷たい寒い場所を選んじまう奴、いるぞ。」という風に表現してた土屋。
まさに彼もそういう人間だったのか?
詳細な部分まで緻密にリンクしてるドラマだわ。
コイツはいらないな、って役の人がいない・・・。
しかも凄い大御所揃い!(爆)

小田切が横に座っている田口(岸部一徳)に、携帯メールで「この会社もらっちゃえ!小田切(^-^)」って顔文字入れて送信してるのは、小田切のキャラが出てて笑わせてもらったわ。

うーん、裏月9、侮る事なかれ!
第4回 完璧に私の中では「裏月9」の勝利です!
どう考えてもストーリーが重厚で面白い、しかも豪華キャスティング、音楽もドラマの雰囲気にあってて最高。
多少地味ってことぐらいしか欠点がない。(笑)

しかし今回はなかなか土屋(佐藤浩市)が出てきてくれないので、ちょっとイライラしたわ。
じらされたおかげで、やっと土屋が顔を見せた瞬間「いや〜ん、出た〜ん!」とくねくねモードだったけど・・・。(爆)

堀井(中井貴一)は失踪した土屋がいた特捜へ異動。
そこへ死んだはずの先崎(上田耕一)の名前で封書が届く。
中身はダネット社の株式公開に絡む告発状。
なぜに先崎の名前?と思ったら、後半でやっとそれが土屋の策略であるとわかった。
土屋がNYからみゆき(夏川結衣)に連絡を取り、告発状を送らせたのだった。
しかし「先崎」の名前を使ったのは、みゆきの独断。
それで特捜の堀井が動き出し、今や小田桐(江守徹)の顧問弁護士となった土屋と再会する事になる。
うーん、運命の再会というべきか・・・。
かつての土屋のいた特捜の検事となった堀井、そしてかつて捜査で追いつめようとしていた小田桐と組んでいる土屋。
まさに運命のいたずら。

そして堀井の息子・圭吾(崎本大海)は何者かに狙われていて、どうやら予告では拉致されるらしい。
ますます深くなっていくストーリー。

みゆきと土屋が再会した事で、これからまたこの二人の関係も目が離せない。
拉致された圭吾を誰が救うのか?
これが土屋だったりしたら、それも波乱を呼びそうだ。
第5回 もう毎回絶賛だなぁ。(^-^)//パチパチ
映画観てるような気分になるよ。
重厚な音楽、深みのあるストーリー、演技力のある役者たち。
もう完璧に近い。
そして敵対する立場になってしまった二人の男、しかしそれが時として子を思う親の顔を覗かせる。
とにかくCMが入らないNHKで、本当に良かった。
それがまた映画感覚を引き起こす原因かもしれないな。

先崎崇拝派(本当は何だかよくわからんが)の手の者に、圭吾(崎本大海)が拉致された。
一度拉致されかけた時に、堀井(中井貴一)は圭吾に警報ブザーを携帯させ、実の親である土屋(佐藤浩市)は圭吾に自分の名刺と携帯電話を持たせた。
短縮ダイヤル1番に自分の携帯の番号を入れて・・・。
圭吾が拉致された時に、この土屋にもらった携帯が役に立ち、危機一髪圭吾は救われたのだった。土屋に・・・。
圭吾の拉致を土屋は堀井にも伝えたが、拉致現場に到着し圭吾を救ったのは土屋。
タクシーの中で「圭吾は無事だ」と土屋の連絡を受けた時の、堀井の何ともいえない表情が辛かった。
圭吾の無事は嬉しいが、自分が助けたかったに違いない。
しかも一番助けられたくなかった土屋に、先を越されたのである。
仕事の関係で家族が狙われる。
ドラマの中の話だと思うなかれ、実際にこういう事はあり得るのだ。
にょろぽん父(既に他界)も法律絡みの仕事をしていたが、ある時暴力団の抗争事件が勃発。
結構有名な山口組VS一和会ってやつね。
あの時、にょろ父はその片方に仕事上関わっていた。
父親はマジで子供を心配し、にょろぽんの弟(当時小学生だっただろう)には護衛がついた。
家の一階に車で突っ込まれるかもしれないと、2階でのみ生活するように言われたりもした。
(実際突っ込まれたら、2階にいてもあんまり意味ないだろうと大人になってから私も気付いたが)
オチがある。
私には一人の護衛もつかなかった。(悲)
「お前は女だから狙われないだろう」という、いまだに理解不能な理由だったんだけどね。(苦笑)

だから、今回の堀井一家に起こった圭吾拉致事件は、背筋がゾクゾクするような怖さだったわ。
大きな事件に絡むと、こういう事もあるのね〜。
先崎の手下が圭吾が携帯で話してるのに気付いた時、一思いに殺してたら、土屋も間に合わなかったけど、アイツがもったいぶってくれたおかげで、圭吾が無事だったから良かったわよ。(笑)

ダネット社を証券取引法違反でガサ入れし、何か掴もうと苦肉の策に出た堀井。
しかし土屋は見事にその特捜のやり口を読んでいたようだね。
一足先に手を回してるし・・・。
土屋と堀井の攻防戦がこれから見物だわ。
「風説の流布」・・・難しい。(爆)
なんせ、ありもしない情報を世間に流して、その架空の情報で一儲けしようとしたダネット社は、証取法違反の疑いがあるって事なのね。
政治・経済に弱いから、このあたりが絡んでくると、理解に苦しむ自分が情けないわ。
(;´д`)トホホ

毎回楽しみにしてた土屋のトレーニングシーン(お宝映像)が、今回はなかったじゃん!(怒)
ちょっと残念!
NHKは所謂「撮って出し」のドラマ作りを極力避けてるそうなので、服装が今の季節に合ってないのが民放と違うとこだね。
しかし、そんな事は全く気にならないほど、このドラマは集中して観れます。
そしてドラマに使われているBGMの重厚な雰囲気で、いつも「ホワイトアウト」を思い出す私。
(そんなに織田に繋げたいのかーーーー!爆)
宇津木(「WO」での佐藤浩市の役名)も出てるし、堀井は織田ちゃんでも良かったか?
そうすると斎藤由貴と夫婦ってーのが、合わないな。(笑)
いや、織田ちゃんはやっぱ土屋役の方だわね〜。
ちょっとワルっぽくて・・・いやん・・・くねくね。

はい!壊れてきたようです!撤収ーーーーー!(爆)
第6回 今週はあったわ〜♪土屋(佐藤浩市)のトレーニングシーン!(*^^*)ポッ
あれも楽しみのひとつだから、やっぱないと困るのよぉ。
(困るのか?爆)

堀井(中井貴一)が捜査する一歩先を、必ず土屋がガードしてる。
さすが元検事だけに、相手の動きも読めるのね。

佐和子(斎藤由貴)は圭吾(崎本大海)を助けてくれたお礼を言いに、土屋の部屋を訪ねる。
「もうお前達家族の前に顔を出さない。」と言う土屋に、「何言ってるの?あなたは圭吾の父親なのよ。そんなんじゃ困る。」と佐和子。
いやぁ、そう言われても土屋も困ると思うんだけど・・・。
それをみゆき(夏川結衣)が奥で聞いてたのね〜。
本気になったら何をするかわからない女(by オダシュー)だけに、この女に土屋と圭吾の関係を知られたのはイタイ!
佐和子にも相当ジェラシー感じてるし、直接佐和子に会いに来るし、土屋にチューするし・・・。
ヾ( ̄ー ̄)ォィォィ土屋にチューは関係ないだろう?(笑)
いやぁ、でも羨ましかったアニキとのチュー!(激爆)
チューもだけど、アニキにガシッと抱かれてるのが羨ましいーーー!
(だからそこに執着するの止めなさい!)

そんなみゆきがついに圭吾にまで会いに来た。
んで、圭吾に土屋が本当の父親なんだと、これまたさらーっと告げて去って行くなんて、ホントかき回してくれるよな〜、みゆき。

ダネット社の事件も、結局起訴されたのは踊らされてた社長の段田(香川照之)だけで、終わってしまった。
何だか堀井に小さい頃ウルトラセブンの通信機が欲しくて・・・と話すくだり、この人は自分の少年時代の夢を叶えたかっただけなのに、実は純粋だったかもしれないのに、悪い奴らに踊らされてとんでもない事になっちゃったんだなぁと、とっても哀れに思った。

そして哀れと言えば、堀井。
佐和子に「弁護士になって」とか、「あなたが土屋を逮捕して取調べしたりするのがいや!」とか、取り乱すだけ取り乱して言われても・・・。
凄いタメたあとに「そんな事を言うな、俺が命をかけた仕事じゃないか。」という台詞、重かったわ〜。
中井貴一、見た目は絶対好きになれないけどやっぱすげー!(爆)

相変わらず音楽がドラマにマッチしてて、と言うよりは完璧に音からも盛り上げられてるこのドラマ。
私の記憶に残るNHKドラマになる事は間違いないな!

最後に一言!
岸部一徳のアップって、どうしてそんなに怪しいんだ?(爆)
第7回 みゆき(夏川結衣)が圭吾(崎本大海)に「本当の父親」のことをしゃべったから、圭吾が土屋(佐藤浩市)に確かめに行っちゃったじゃん。
土屋はしらばっくれたけど、圭吾が会いに来たことを佐和子(斎藤由貴)に話すと、本当のことを話さなきゃって佐和子が思ってるし、堀井(中井貴一)もそう思っちゃった。
確かに圭吾があの年まで成長してるから、話の内容を理解できる年頃ではあるけど、理解できるからこそこの真実はキツイものがあるんだよね。
言わなきゃならなかったんだろうか?
でも、あのまま風化できるような話でもなかったし、言うしかなかったってとこだろうか。
真実を聞かされた圭吾の表情、なんとも言えないせつない顔だったな〜。
崎本君、ウマイよ。
堀井は圭吾と血の繋がりがないとはいえ、佐和子のおなかの中にいた時から圭吾を守って、ここまで育て上げたんだから、立派な父親なのにさ、みゆきのいらん一言でこんな告白を圭吾にしなくちゃならないなんてかわいそう。
その上、佐和子は「お父さんを好きになったのは、正直言うと圭吾が生まれてからかな。」なんて、残酷すぎるよ。ってゆーか、正直すぎ?

小田桐(江守徹)と室井(佐藤慶)もバチバチき出したね。
みろく生命がどうしたこうしたで、またもや政治経済に疎い私には辛い展開になってきたけど(笑)、次期社長を巡って・・・あれって殺人だろ?
いやぁ、怖い怖い。
土屋もどこまで悪に染まるんだろうか?
田口(岸部一徳)と暗い部屋で野球観戦しながらの会話。
時代劇で言うなら、「越後屋」と「悪代官」の会話だよ。(笑)
しかも何気に一徳さんがタイガースの帽子かぶってて、それってGSのタイガースを匂わせてるのかしら?
NHK精一杯のお遊び?(爆)

そして堀井の男の決断。
土屋の一件を検事生命をかけて追いつめると決めたんだね。
ケリがつくまで家を出るなんて、そこまで覚悟させるものは何だろう?
そしてこのまま家に帰れない予感がしたって、それはこの事件にケリがつきそうにない事を感じていたってことなの?

このドラマのエンディング、古くさい気はするけど、音楽といい映像といい好きなんだよな〜。
第8回 堀井(中井貴一)が出て行った事で、家族の中に寂しい空気が流れている。
佐和子(斎藤由貴)は土屋(佐藤浩市)への気持ちを大きくするし、そんな事でボーっとしている母の変調に気付いた子供たちにも落ち着かない雰囲気が・・・。
何だか見ていて辛いわ。
圭吾(崎本大海)はそれでもしっかりしてるよ。
土屋に会おうとしていた佐和子を見つけ「なんでこんな所にいるんだ!」と諭してみたり、土屋に会いに行ってもらった名刺を返し、「僕の父親は堀井誠だけにしたいんです。」ときっぱり言ってみたり・・・。
そんな圭吾を引き止めて「俺もその方がいいと思う。」と告げる土屋にも、父親の優しさを見たような気がする。
でもそんな圭吾が最後に頼ってくるのは堀井で、親子の繋がりをひしひしと感じる所でもあった。
堀井は土屋を何とかして逮捕しようと、そこに意識が集中してるから、余裕がないんだろうな。

みろく生命絡みで猪瀬(高橋長英)を逮捕拘留し調べる堀井、猪瀬の弁護人についた土屋。
この男の戦いは見物だね。
拘留された猪瀬は22日間の拘留期限のうち、20日間を黙秘で通した。
あと2日で猪瀬の正義が目覚めるのに堀井はかけているのだろうか?
そして次週予告、ヾ(・・;)ォィォィ土屋が撃たれてるよーーー。
そんな怒涛の展開なのか?

すごくハマってるわりに、相変わらず感想が書き辛くて困ってるらしい管理人。(爆)
第9回 このドラマもいよいよ大詰めで、より一層重くどっしりとした創りになってきた。
非常に見ごたえのあるドラマだと毎回実感させられる。
しかも、これだけ見ごたえがあると、CMなしのNHKというのは嬉しい。
しかし逆に言えば、CMという休み時間がないので、重々しい雰囲気を45分間キープし続けるので、結構疲れるのだが・・・。

田口(岸部一徳)と土屋(佐藤浩市)がグルになって、小田桐(江守徹)をハメた。
田口はどうも怪しいと思っていたけど、やはり一癖あるやつだったってわけか・・・。
土屋はこれで一仕事終わったと、みゆき(夏川結衣)を連れてどこか遠い南の島へでも逃亡しようと準備していた。
誘われたみゆきの幸せそうなこと。
土屋とみゆきってお互い寂しい者同士で、誰も信用していないくせに、お互いの事だけはこの世の中でたった一人だけ信頼できる相手で、心休まる人だったんだよね。

さぁ、これから二人でどこか遠くで暮らそうと待ち合わせしていた所を、あんた!まだいたんかい!ってな先崎の手下・竹内(木下政治)が狙っていて、幸せを迎えようとしている二人に向けて発砲!
土屋の腕とみゆきの腹に弾が当たってしまう。
えーーー、衝撃!
そして撃たれるアニキも最高!(爆)

土屋が撃たれたと知り、駆けつける佐和子(斎藤由貴)と圭吾(崎本大海)。
幸い土屋の傷はたいした事がなかったが、みゆきは手術室へ運ばれる。
遅れて駆けつけた堀井(中井貴一)は、そこで泣き崩れるみゆきを慰める土屋を見てしまう。
あれはショックだ。堀井の気持ちを考えると、あの二人の昔に戻ったかのような状況は、圭吾が席を立とうとしたのもわかるよ。
あの場所に一緒にはいられない。

一方、猪瀬(高橋長英)の拘留期限が迫って来た。
何とかしたい堀井だが、彼はあくまでも猪瀬の中にある正義に問い掛けることしかしない。
ある意味、潔い!脅したり、泣き落としにかけたり、そんな真似はせず、真っ向勝負で挑む堀井検事。
かなりカッコいい!
これで猪瀬も落ちただろうと思ったけど、敵もさる者、結局最後まで黙秘を続けた。
「猪瀬さん、残念です。」という堀井の言葉。
後になってみれば、この一言が猪瀬に響いたのかもしれない。

みゆきも一命を取り留めたが、まだ予断を許さぬ状況だった。
土屋と二人、南の島に行く事を夢見ているみゆき。
回復してきたかに見えたみゆきを、小田桐が見舞いに現れて、「このままじゃ終わらない」と・・・あれは脅しだな。
それがよほどみゆきの体に負担をかけたのか、突然苦しみだしそのまま帰らぬ人に・・・。
安置されたみゆきの遺体を前に泣く土屋。
ううーーー、ここでも泣く男に弱い自分を認識してしまった。
あの情けなく泣く土屋には参った!ヤラれた!

小田桐は猪瀬を恐喝し、その現場を現行犯で押さえられ逮捕された。
最後の猪瀬の正義だったんだろう。
それを引き出したのは堀井検事だよね。
正しい事をして、それが時間はかかっても何かを動かしたってーのが、なかなか胸打つよ。
小田桐を逮捕した後、ついに堀井は土屋に逮捕状を突きつける。
一番望んでいなかった光景に泣き崩れる佐和子。

とうとう来週が最終回か。
いやぁ、久々にNHKドラマに大ハマりしたのに、なんともお名残惜しい感じだよ。
最終回も重厚に見せてくれるんだろうな。
難しい事件の内容を把握できなくても、ここまでハマれたんだからやっぱ凄いわ。
最終回 みゆき(夏川結衣)が亡くなって、そんな時だから土屋(佐藤浩市)の側にいてあげたいと堀井(中井貴一)に告げる佐和子(斎藤由貴)。
困った女だ、最後まで・・・。

土屋が拘留されて、初回で見た桜のシーン。
「一度、みんなで花見がしたかった。俺とお前と佐和子と、お前達の子供たちも一緒に・・・。」
この台詞がこんなに重かったとは・・・。(泣)
この台詞以降の土屋が過去から現在までの心境を語るシーン、そのラストでの涙を瞳いっぱいにためた土屋の表情、アニキーーーーー最高っす!
もちろんアニキだけじゃなく、中井貴一の落ち着いた語り口、その言葉の一言、一言にこめられた土屋への思い、これがとてもいい!

半年ぶりに自宅へ戻った堀井は、佐和子に「一度、拘置所へ行ってやれ。」と言う。
佐和子に素直に「ありがとう。」と言われて、堀井はどんな気持ちだったのだろう?
土屋に会わせてやろうという堀井の気持ち、接見に現れた佐和子に「離婚なんて考えるなよ。」と言った土屋の気持ち。
やはり男の友情は健在じゃないかーーーー!(大泣き)

土屋は起訴事実を認め、保釈が許された。
そんな土屋を交えてのバーベキューパーティー。
本当に幸せそうな光景。
堀井の家族に違和感なく溶け込んだ、土屋の幸せそうな笑顔。
それから3日後、土屋が死んでしまうなんて・・・。
みゆきの愛車で、みゆきの墓参りを済ませた後の事故。
「自殺なんかじゃない」と圭吾(崎本大海)も堀井も、我に言い聞かせるように言っていたけど、どう考えても自殺だろう。
土屋の死後に堀井に届いた手紙。
こんな泣かせる手紙書いて死ぬなーーーーーー!(号泣)
めっちゃいい文面だ。「黙ってお前達の前から姿を消したりしない。でも、時間をくれ。」って書いてあったのに・・・。
仮に自殺じゃないとしても、これが土屋和彦の定められた運命だったとしか言いようがない。
こうやって堀井一家と深く一生付き合っていくんだ、土屋は・・・。
一緒に花見をしたがっていた土屋のために、桜の枝を刑法に逆らって折ってしまおうとした堀井の姿、そして検事という仕事を一生続けていくであろう堀井の姿でのラスト。
問答無用に質のいいドラマだったと思う。
なかなか難しい内容もありながら、ここまで引き付けられたのはNHKに拍手を贈りたい。
素晴らしいドラマだった!スタッフ、キャストのみなさん、ありがとう。(じーーん)

 

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