原作：よしながふみ/プロデュース：高井一郎/脚本：岡田惠和
演出：本広克行（第1･2･5･7･9・最終回）・羽住英一郎（第3･4･6･8・10回）

第1回

うまそうなドラマである！（爆）
いい男を3人揃えて、うまそうなケーキを並べる。
これで女性視聴者の心を鷲掴み♪

ところが当サイトの管理人はそう甘くはないのだ。
このドラマの主要メンバーである、タッキー・椎名桔平・藤木直人の誰にも心を動かされる事なく、しかも甘いモノは苦手な酒をこよなく愛する辛党の私。
まさにこのドラマのターゲットからは的外れ！

そんな私でも（￣ρ￣）じゅるり〜だったよ。（笑）
何がって？
このドラマはいい男じゃなく、ケーキでもなく、絶妙な間がウマイのだ！
めちゃめちゃ心くすぐられたよ、何とも言えない間合いの素晴らしさ♪

その絶妙な間と相乗効果の画面にカタカタ打ち出される文字。
なかなか笑えるんだよなぁ。
「天才パティシエのお願い」とか「御満悦」とか、さらには「御満悦中」まで打ち出された時には、私もウキキとサルのように笑ってしまいましたよ。

ボクサーのエイジ（滝沢秀明）は目が原因で、ボクシングを続けられなくなってしまう。
そんなエイジが偶然通りかかった洋菓子店「アンティーク」で食べたケーキに惚れてしまい、その店のパティシエ裕介（藤木直人）に弟子入り志願。
オーナーの圭一郎（椎名桔平）は裕介に頼まれ、ケイジをパティシエ見習兼フロア担当として雇うことに・・・。

とにかくケーキをおいしそうに食べるタッキー♪
ボクシング姿はイマイチ決まってなかったので、ボクシングやれなくなったという設定で良かったよ。（笑）
しかしケーキ手づかみかぁ・・・個人的には嫌悪感だなぁ。σ(￣∇￣;)　
今回はウェディングケーキを注文しにきたお客（小西真奈美）のために、「天使の羽」をイメージしたオリジナルのケーキを作ったんだけど、いやぁため息出そうなケーキだったわよ。
結局ケーキ注文した後に、昔キャバクラで働いていた事が向こうの両親にバレて、破談になっちゃったという結末だったけど、注文していたケーキはその事を言い出せずに引き取りに来るわけだ。
行き先のなくなったケーキを持って、途方にくれてる所にエイジが現れて、その場でケーキを食べるんだけど、その美しいケーキを手づかみかい！みたいな・・・ねぇ・・・。f(^^;)
ケーキを食べて幸せな顔をしてるカットの連続は、見てる側もニコニコしちゃうけどね。

ジャニ嫌いとして一部では有名な管理人も、タッキーだけは一目おいてたりするんだけど、やはり彼は作品ごとにどんどん演技ができるようになってきてるわ。（はい、偉そうです！）
私の中では演技が出来る俳優の部類には属さない藤木直人君。（ファンの皆さんごめんなさい）
彼をこういう役にキャスティングした、いわばこれはキャスティング勝ち！
淡々と台詞をしゃべってるのなら、あまり差し障りがない。（爆）
椎名桔平さんは言うまでもなく、いい感じだ。

そして1話では謎が解けなかった謎の男・阿部寛がどう絡むのか？
今後の楽しみだね〜。

ここんとこ「月9」にはガッカリさせられてきたが、久々に私の中でもヒットの予感が致します。
さすが高井P＆本広監督！
期待して見ますよん♪

第2回

初回で「間」がウマイと賞賛したものの、正直毎回これをやられてどうだろう？って気持ちがあったわけよ。
飽きっぽい私のことだから、同じ事続けられたら「もう、ええわ〜」ってなっちゃいそうで怖かった。
しかし、まだ2回では飽きなかったようだ。あのカタカタの文字も・・・。（笑）
個人的には「大人な・・・オーナー」派！（爆）
あまり好みではない藤木直人君だけど、彼もこの役はなかなかいい感じだ。
ただあまりに女嫌い（ひっくり返せば男好き？）なイメージが定着して、実生活で彼がモーホーな人々に追いかけられるのではないか？と余計な心配もしたりしてる管理人。（笑）

今回の話はエイジ（滝沢秀明）に昔45秒でKOされたトオル（長塚圭史）というボクサーが現れ、その彼女（今井恵理）が妊娠を告げる。
次の試合でもし負けたら、引退して結婚すると恵理に約束したトオル。
結局、１R2分50秒でまたもや負けたトオルだが、ボクシングをやりたかったのに目の故障で続けられなかったエイジの事を思うと、ここで止める気にはなれず、結婚して子供も育てるが、ボクシングも止めないと恵理に告げたのだった。
それまでケーキ屋のエイジをバカにしてきたトオルが、たったひとつ残っていたケーキをウェディングケーキ代わりにお持ち帰りし、帰り際「ケーキもたまには役に立つな」と言い残すあたり小憎らしい感じだった。
しかしあのトオルってボクサー役の彼は、微妙だったけどね。（苦笑）

ケーキって何となく幸せの象徴みたいな気がするじゃない？
このドラマも1話1話、なんとなく小さな幸せが訪れるようで、それに合わせて絶妙な間とカタカタ文字でしょ？
その絶妙な「間」をいつも関係なく進む人としてえなり君が出てるのが､これまた絶妙でおかしいんだけどさ・・・。

来週、真鍋かをりちゃんの謎が解き明かされそうね。
それにしても謎な人だらけなんだけど、今週のラストでオーナー（椎名桔平）と対面した千影（阿部寛）が、「ワカ！」「カゲ！」と呼び合うのは笑ったわ。
何で笑ってんだか・・・。（爆）
んで、毎回「俺のお持ち帰りがないーーー！」とマジ落胆してる元天才ボクサー。（笑）
「俺のお持ち帰りがない」って言葉に反応して、エイジをじっと見つめる天才パティシエ（藤木直人）、それを意味ありげに見つめるオーナーの構図に含み笑いの管理人。（￣m￣）ぷ
いいんだろうか？こんな意味ありげで・・・。
裏にはモーホーネタが転がってそうなのに、実に爽やかでそこがまたおかしいんだよなぁ。（笑）

第3回

圭一郎（椎名桔平）の「おばあさま」富貴子（八千草薫）、最高にかわいい♪
映画「サトラレ」でもとっても品があってかわいい人だと思ったけど、本当にかわいいおばあさま。
先週の「ワカ」「カゲ」の謎も至って普通な理由だった。（笑）
「カゲ」なんて千影（阿部寛）の名前からだし、「ワカ」は「若侍」から・・・。
このドラマにはいろんな謎があるようだが、全部大した謎じゃないような気がしてきた。
もちろん謎解きするようなドラマでもないしね。(^｡^;)

初回からアンティークに現れては、ケーキを食べずに帰って行く客・珠美（真鍋かをり）。
今日はやっとケーキを注文したかと思ったら、倒れてしまった。
珠美がいつも持っていたメイクボックスから、彼女は田舎から出てきたモデルで・・・と見事な推理をする圭一郎。
実は私も(ﾟｰﾟ)(｡_｡)(ﾟ-ﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝと頷いたよ。
でも単なる推測だったね〜。
珠美は以前太っている事を理由に先輩にふられ、それから過激なダイエットを実行し今ではスリムな体を手に入れた。
3年間もケーキのような甘い物はおろか、あまり食事もせずにいたらしい。
例のメイクボックスの中身はダイエット食品。
あんなもん常時持ち歩いてる彼女の気持ちがわからん・・・。

しかもその自分をふった相手を見返すために、エイジ（滝沢秀明）に恋人のふりをしてもらって、先輩の目の前を歩きたいって・・・その願望がわからん！
せっかく痩せたんだから、いつまでもその先輩に固執せず、もっと新しい出会いを求めたらいいのに〜。
エイジを店から連れ出して、先輩の前を歩いても、相手は見向きもしないし・・・。（虚）

エイジが珠美の嘘の恋人を演じてる間、アンティークは急に大勢の女性客が押しかけ大賑わい。
女嫌いのパティシエ・裕介（藤木直人）は厨房へ引っ込んでしまい、オーナーの圭一郎は一人でてんやわんや！
店の外で監視している、いや「退屈」で車の窓を開けたり閉めたりしてる（笑）千影を手招きで呼び寄せ、手伝わせようとした。
が、しかし、この千影という男・・・使えない。（爆）
ケーキの皿はひとつずつしか運べない、イライラしたオーナーが「こうやって持て！」と皿を3枚千影の腕に乗せると、今度は動けない。（爆）
この辺のコミカルな感じが、椎名さんも阿部ちゃんもウマイ！

エイジが珠美をアンティークに連れて帰ってきた時、何気にオーナーが「お帰りなさいませ」って挨拶してたのが良かった。
普通ケーキ屋で「お帰りなさいませ」は言わないもんなぁ。
売れ残ったケーキの中から、ひとつ選んだエイジ。
「ハッピーバースデー　タマミ」って、絞り袋に詰めたチョコで字を書いて、日付の変わる頃を見計らって珠美にケーキを差し出す。
確かに字は下手だったが、またもやケーキが人を幸せにした瞬間だったよ。
ただね〜、オーナーに「歌え！」って言われて「ハッピーバースデー」の歌を歌うエイジ。
いや歌はいいけど、歌に合わせての手拍子が・・・まるで手もみしちゃいそうな妙な手拍子だったな。（笑）

そんな珠美を見て、「ハートに矢が刺さった」正太（えなりかずき）。
そしてもう一人「ハートに矢が刺さった」桃子（小雪）は、天才パティシエにヤラれたらしい。
んで、アンティークで働く事になった千影。
ドラマ観ながら、たまらず冷蔵庫の中のブラマンジェに手を出してしまった管理人。(^｡^;)
だからこのドラマは困るんだよ！（苦笑）

第4回

「星をイメージしたケーキ」を注文された天才パティシエ小野（藤木直人）。
ケーキの依頼主・由紀子（白木美貴子）が取りに来たが、いまひとつ納得してない様子。
翌日由紀子が店に現れ、入院中の娘・加世子（大島優子）が思っていたのと違うからと、もう一度星のケーキを作って欲しいと依頼する。
ところが2度目のケーキもダメ、3度目のケーキをエイジ（滝沢秀明）が病院まで届けると、一瞬嬉しそうな表情を見せた加世子だったが、すぐに「違う」と否定。
ケーキを振り払って床に落としてしまった加世子に対し、エイジは「本当にケーキ好きなの？大して好きじゃないだろ？」と言い放つ。
病院で看護婦として働く同棲相手の茜（西野妙子）から、加世子の小さい頃からの夢がケーキ屋さんを開く事だと聞かされるたエイジ、再び病院に現れ加世子をアンティークに招待する。
母親と一緒にアンティークに現れた加世子は、小野に言われて自分の手でケーキを作る事に・・・。
しかし小野って小さい女の子やその母親の年代だと、女性でも大丈夫なのね？（笑）
ぜんぜん普通だったし・・・。
ブカブカのパティシエの白い服を着せてもらって、自分のイメージした「星のケーキ」を作る加世子。
あまりに幸せな光景で、ちょっと先の展開が読めてしまった。（涙）
まさかその通りになろうとは・・・。
見た目はぶさいくなケーキだったけど、加世子の母親にしたら目頭熱くなっちゃうケーキだったと思うよ。
もう我が子の命が長くない事、母親は知ってたんだろうし。
そう、そんな幸せな出来事の後に加世子は文字通り「星」になってしまった。
最後にとびきりの思い出ができて、きっと幸せに天に召されたでしょう。
アンティークとは、骨とう品を売る店でもなく、ケーキを売る店でもない、実は幸せを売る店だったのだろうか？（ちょっとカッコいいな＞自分）←この部分をカタカタ文字で出したい私。（笑）

ケーキ屋さんでショーウィンドウを覗く人の顔は、みんな幸せそうだもんね。
うちでも娘と一緒にケーキ作りするけど、粉や砂糖やバター、そんな何でもないものが混ざり合って、オーブンの中で膨らんで行くのを見つめる時、甘い香りに囲まれて本当に幸せな気分になるんだよなぁ♪
・・・って、獣の私には似合わないって言いたい？そこのあなた！（爆）

加世子の頭の中にあったイメージを再現して小野が作り上げた「エトワレット・アンティーク」がこの店の永久定番メニューに加わった。
ええ話や〜。
でも最初の「エトワレット・アンティーク」は加世子ちゃんの墓前にお供えして欲しかったとか思う、どことなく古めかしい管理人。

第5回

圭一郎（椎名桔平）が9歳の時に誘拐されて、その時事件に関わった刑事さんが宗像（辻萬長）。
そうあの毎回「新作のケーキを・・・」って仏頂面で買いに来る男性客ね。
宗像の娘・みどり（須藤理彩）がアンティークを訪れ、父親が過去の誘拐事件で2週間も誘拐された子供を見つけてあげられなかった事、いまだに犯人が逮捕されてない事など責任を感じて刑事を辞職。
今は警備員として働いているという。

人ともあまり話さず、笑いもしない宗像の唯一の楽しみがケーキらしい。
亡くなった奥さんと食べた思い出のケーキが「ガトー・モカ」。

それを聞いた圭一郎は、小野（藤木直人）にアンティーク特製「ガトー・モカ」を作るように頼み、それを宗像にプレゼントする。
最初受け取らなかった宗像も、圭一郎が自分の素性を明かし今ケーキ屋を開いている事を話すと、感涙しケーキを受け取った。

しかし2週間誘拐されていた間の記憶が全くないという圭一郎。
唯一憶えているのが毎日犯人が買ってくるケーキを食べていた事。
ってーことは、犯人は無類のケーキ好き？
むむ・・・それってエイジ（滝沢秀明）みたい。
推測するにエイジの父親あたりが圭一郎誘拐犯だったりするのだろうか？

そして桃子（小雪）、あんたまでアンティークで働くのか？
スポーツ記者はどうするんだ？
それから茜（西野妙子）がエイジに話したかった事とは？
予告では茜が誰かに向かって「出て行って！」とか言ってたね。
言われた相手はエイジ？

ふーん、いまだに謎が多い。

ミスチルの曲ばかりでうざい！という意見も聞かれるが、私の場合はミスチルだからどうとかそういう問題ではなくて、歌詞の入った曲ばかり流れるのがうざく感じてきた。
台詞もあって、カタカタの音もあるのに、歌詞付きの音楽はちとキツイかな〜。

第6回

エイジ（滝沢秀明）が焼き菓子のみなら焼けるようになった。
上達早いね〜♪
源一（牟田悌三）が圭一郎（椎名桔平）を訪ね、ボクシングをできなくなったエイジを拾ってくれて感謝していると話す。

そんな中、小野（藤木直人）が突然店を休むと圭一郎に連絡し、姿をくらます。
慌てる圭一郎。
一方、エイジも店に行くと厨房の中に小野から「休みます」のメモが・・・。
天才パティシエが不在のアンティーク、開店は無理かと思ったら、圭一郎はエイジに焼き菓子を作らせて開店すると言う。
ってゆーか、アンティークってやっぱケーキを楽しみにお客さんが来るんじゃないの？
焼き菓子のみって・・・。（苦笑）
圭一郎にうまくおだてられたエイジは、超感動しながら著しくやる気を出す。（爆）
圭一郎にはどうしても開店しなければならない理由があったのだ。
それは・・・おねえちゃんのいる店に行って、その店のおねえちゃん達がアンティークに食べに来る予定が入っていたから・・・。（笑）
そんな事とは知らずに一生懸命焼き菓子を焼くエイジ。

正太（えなりかずき）は「七五三の千歳飴で忙しくて今日は欠席」って電話してくるし（ってゆーか、出欠の連絡って必要なのかよ！）、一発目に来た客は「新作のケーキ」でお馴染みの宗像さん（辻萬長）だし・・・。
宗像さん焼き菓子しかないと言われると、帰ってしまうし・・・。
（相変わらずそういうキャラかよ！）
圭一郎は桃子（小雪）が他の洋菓子店のスカウトで、小野を引き抜いたんじゃないかと予想するがそれもいつもの「ハズレ」で、店に現れた桃子はアンティークを手伝うと言い出す。
本業は大丈夫なのか？＞桃子
そして予告でも出てたアンミラっぽい制服着せられちゃったりするわけよね〜。（笑）

小野は一人で大きなお屋敷の前にたたずんで、中をうかがっていたけど、そのお屋敷の表札は「小野」だったよね。
ってことは、あれは小野の実家？
その中にアンティークに小野を訪ねてきた女性（細川直美）もいたけど、何やら車椅子の男性の後ろ姿が・・・。
あれは小野の父親にしては若過ぎるような気がしたなぁ。
小野のお兄さんぐらいな感じ？とすると、あの女性はお兄さんの奥さんか恋人？
圭一郎に負けず劣らず、小野も金持ちの息子っぽい。

エイジは厨房で客が食べ終わった後の空の皿を見て、「こういうのっていいなぁ。」と感慨深げな表情。
そこで圭一郎が千影（阿部寛）に何やら耳打ち。
閉店間際のアンティークに千影が源一を連れて来る。
エイジに自分が焼いた焼き菓子を源一に食べてもらうように指示する圭一郎。
さすが、このあたりは｢大人なオーナー」だ！（爆）
エイジの焼いたアーモンドパイを手づかみで食べる源一。
「うめ〜よ！」と感動した源一の顔、よかったなぁ。
その帰り道、源一はエイジに「お前の父ちゃんなぁ、結構有名なケーキ職人だったらしいよ。」と告げる。
これは何を意味するのか？

そして先週から引っ張ってた茜（西野妙子）のエイジに話したい事があるってやつね。
「好きな人ができたから出て行って！」ってあっさり言ってたけど、本当はそういう理由じゃなさそうな雰囲気だった。
来週はえなり君も欠席ではなさそうだ。（笑）

レビューと言いつつあらすじ書いてるだけになってしもーた！
だって、このドラマは感想が書き辛いんだもん！
って、それは言い訳でしかない。(ﾟoﾟ;;ｷﾞｸ!

第7回

アンティークにひでこ（邑野未亜）という少女が現れ、千影（阿部寛）はいるか？と訪ねる。
なんとこのひでこが千影の娘！
ピアニストの元妻と結婚し、ひでこが生まれて、そして離婚・・・。
カゲ・・・いつの間に。
バイオリンをやっているひでこは、今度ハンガリーに移り住む事になったと告げる。
新しい父親は画廊の仕事をしているから、別にハンガリーに行っても仕事はできるらしい。
昔一緒にケーキを焼いた事を思い出し、「パパのケーキが食べたいな」と言うひでこに、「食べにおいで！」とカゲ。

一晩、アンティークの厨房を借りてひでこの為にケーキを焼く。
思い出のいちごのショートケーキ。
本を見ながら、満足できるまで何度も何度もケーキを作る。（涙）
やっと出来上がったいちごのケーキ。
訪れたケーキを見て、一瞬ハッとするひでこ。
最初、この表情の意味がわからなかったよ。
まだ離婚する前、ピアニストの妻は仕事が忙しく不在がち。
そんな妻に代わって、カゲが料理もやっていた。
ある日、ひでこがいちごのケーキが食べたいと言い出し、初めて作ったケーキ。
出来は悪かったが、親子でケーキを作った時間はとても楽しかった。
それ以来、ひでこが寂しそうな顔をするといつもイチゴのケーキを焼いた。
何度も、何度も・・・。(ToT)ｳﾙｳﾙ
そういう思い出があったのかーーー、いちごのショートケーキには。
だからひでこはカゲが焼いたケーキが、あの思い出のいちごショートだったのを見て、自分の寂しい気持ちが父親であるカゲに伝わってた事を知ったのよね。（ええ話やぁ）
「ハンガリーに行きたくない、パパと一緒にいたい。」と訴えるひでこに、「それは困ったな、デコちゃん。パパは好きな人ができて、新しい生活を送ってるんだよ。だからデコちゃんにいられたら困るんだ。」と嘘をつくカゲ。
ケーキには手をつけず、店を出て行くひでこ。
何だかなぁ、自分もちょっとは親心とかわかるもんで、カゲの気持ちを考えると辛かったわ〜。

そして今回の冒頭に出てきた「武藤製粉」の賞味期限切れの小麦粉。（笑）
テロップでも「・・・伏線？」とかご丁寧に出してたけど、本当に伏線。（爆）
その後、ひでこからの手紙が届き、「わがまま言ってごめんね、パパ。」とか「大好き、パパ」云々の娘の言葉で涙するカゲ・・・そこで涙する管理人。（ええ話やぁ）
そんな親子の姿を見ていたエイジ（滝沢秀明）が、どうしてもこの親子のために何かしてあげたくて、目についたのが賞味期限切れの小麦粉と、ケーキにチョコで文字入れしている小野（藤木直人）の姿。
突然、店にいた珠美（真鍋かをり）や正太（えなりかずき）、桃子（小雪）まで連れ出し、学校のグランドに賞味期限切れの小麦粉で文字を書く。
飛行機に乗ったひでこから見えるように、「がんばれデコ！」とメッセージ。
青空を飛んでいく飛行機を見上げて、「頑張れ、デコちゃん」と呟くカゲは優しいパパの顔だったよなぁ。（いつも怖いけど・・・爆）
「そもそもあの飛行機に乗ってるのか？」という圭一郎（椎名桔平）の言葉、私もそれが心配だったよ。（笑）
よほど飛行機の通過時間でも調べてるのかと思ったが、あのエイジがそんな機転の利いた事をするはずもなく、次の飛行機が通過しようとするとおもむろに自分達の立ち位置へ走り出す面々。
「・・・青春ドラマ？」のテロップ。（笑）

そして「・・・オチ」というテロップとともに、再び武藤製粉。（爆）
いや、それで「オチ」かよ！オチてないと思うんだけど・・・。（爆）
ボクサーで出番がなくても「武藤っす！」の彼は出てくるのね。（笑）

第8回

アンティーク、ついにテレビ取材を受ける！（笑）
桃子（小雪）が美恵子（鈴木砂羽）にアンティークの事をポロっと話した事から、ワイドショーのレポーターである美恵子が店を訪れ、圭一郎（椎名桔平）に取材を申し込む。
それ以前にテレビや雑誌の取材は受けたくない、味で勝負だとかヌカしていた圭一郎だが、コロッと態度を変え、あっさりとテレビ取材を受ける事に・・・。
たった5分の紹介番組、しかもスタッフは全員女性！（単なる女好き）
それを聞いた天才パティシエ小野（藤木直人）の慌てぶりが面白かったけど・・・。（笑）

取材当日も圭一郎に「僕は嫌です！」と有り余る眼力で訴える小野。
「天才パティシエの必死のお願い」には笑ったよ。
そして何気に緊張を隠せないカゲ（阿部寛）。
大人なオーナーのはずの圭一郎も声が上ずってるし・・・。
でもツボは宗像さん（辻萬長）でしょう？（笑）
いつも通り渋く決めてるのに、ケーキの名前が言えず結局店を出て行ってしまうなんて・・・。

てんやわんやの収録も終わり、桃子が編集部に戻ると急遽エイジ（滝沢秀明）の記事を書くように指示されてしまう。
気乗りがしない桃子だが、上司からの命令で仕方なく「あの人は今・・・」みたいな記事を書き上げる。
書きあがった記事を見せると、「これだからお前は甘いんだ」と勝手にエイジを哀れむような内容に書き換えられてしまう。
その記事を読んだ客がアンティークの前で開店準備をするエイジを見つけ、「かわいそうに」と声をかける。
新聞の記事を読んだエイジは怒り、桃子が「その記事を書いたのは私です。」って泣きながら謝罪するんだけど、結局エイジは「写真がイケてねー。」って誤魔化して桃子を許しちゃうのよね。
そこではあんまり感動しなかったんだけど、その後の圭一郎の「当店からペナルティがございます。今まで以上に通って下さい。」って一言がじーんと来ちゃったわ。
でも、これまたその後のエイジの「いつもおいしいとこ持って行くんだから・・・。」って台詞で、あぁそっか〜って思ってみたりもして。f(^^;)

圭一郎がカウンセリングに通ってるのも謎よね。
たぶん長い間通ってるらしいから、例の誘拐事件以降ずっとって事なんだろうけど。
予告によると小野の車椅子のお兄さんは升毅さん。
しかも細川直美ちゃんが升さんとフジッキーを両天秤にかけていたような発言。
ほよよ・・・まだ謎だらけなのね〜。

第9回

うーーーーむ、相当きつくなってきたなぁ。
もう面白いとは思えないんだよ、完璧に・・・。
カタカタの音も聞きなれてしまったがために、テロップを読むことすらしなくなってるかもしれない。
だんだん、面倒くさいという気になってきた。(^｡^;)

小野（藤木直人）が女性が苦手になったのは、過去に玲子（細川直美）に裏切られた事が原因。
玲子は小野の兄・啓介（升毅）と小野の両方と付き合っていた。もちろん二人が兄弟だとは知らずに・・・。
啓介と結婚する事を決めても、小野には言えずにいた玲子。
それで結婚の挨拶に啓介の家を訪ねた時に、「弟です」と紹介されたのが小野。
啓介は子供の頃に小野が自転車で道路に飛び出したのをかばって、事故に遭い車椅子の生活を余儀なくされた。
小野はそんな兄に気兼ねがあって、しかも玲子に裏切られた気持ちがあって、複雑な心境のままその壁を乗り越えられずにいたんだね。

でも、それでこんなにずっと引きずるとしたら、相当ナイーブ？＞小野
とか、思う私は鬼？悪魔？（笑）

兄として弟の心の壁を取っ払ってあげた啓介はカッコよかったけどね。
それに対して藤木君の泣きの演技はいささか不満。
やっぱあんまりしゃべらないでいるくらいじゃないと、まだまだ演技はきついもんがないかい？
それにまるでプロモーションビデオのような、あの青空バックの映像は何？
あれも個人的に好きでなかったなぁ。

今回CMの入る位置とかも、「あれ？」って思うようなところが多くて、どうも納得いかなかった。
・・・というよりは、完璧に飽きたかも。（苦笑）

会話に混ぜてもらえないオーナー（椎名桔平）と、トレーニングさせられてるのにエイジ（滝沢秀明）忘れられてる正太（えなりかずき）がかわいそうでもあり・・・。

第10回

ここんとこ飽きてたアンティーク、今回は結構楽しめた。
まぁ、来週が最終回だし、ここでも盛り上がれないとなるとかなり最悪なんだけどね。(^｡^;)

エイジ（滝沢秀明）が作るケーキ、小野（藤木直人）のレシピ通りでも微妙に味が違うようで、その味見をした圭一郎（椎名桔平）が怪訝な顔・・・。
誘拐されていた時食べていたケーキの味とそっくりだったから・・・。
エイジの父親はケーキ職人だったらしいし、そうなると必然的にエイジの父親が圭一郎ちゃん誘拐犯ってことになるのかしら？
圭一郎が誘拐された間の記憶だけ思い出せないのに対して、エイジは子供の頃に優しい男女がケーキを焼いてるのを思い出す。
思い出せない記憶とそれだけしか憶えていない記憶・・・どちらもケーキで繋がっている。
うーん、その謎は最終回で解けるのか？

今回、久々にテロップでクスッと笑ったわ。
カゲ（阿部寛）がデコちゃんのクリスマスプレゼントを作ろうと編物してる時に、何気に「北の宿から」を口ずさんでて、その背後で「ありゃ？」って顔して見てる圭一郎と小野。
そこに「音楽・ミスターチルドレン・・・」って入るテロップ！
ちょっと笑えたんですけど・・・。（笑）
そして冒頭からオープニング出るまでの、しつこいまでの「クリスマスは近い」のテロップ。
「しつこいよ！」と思ったら、オープニング間際で「クリスマスは近い・・・しつこい？」って、そのまんまじゃん！（爆）

ただ、圭一郎が過去の恋愛を振り返るシーン。
ちょっと長くなかった？
20歳の恋愛から始まって、全3パターンの過去の恋愛。
しかも「いろいろやってみたかったんです！」と言わんばかりの、ちょっとかわったカットの連発。
やってる側の自己満足？見てる側は別にどうでもいいシーンにしか感じなかったんですけどね〜。

拡大版の最終回、どうなるんでしょうか？
あ！一応ふれておくか・・・。
小野とエイジが正太郎（えなりかずき）にキスの仕方を手ほどきしてて、本当にキスしそうになっちゃうのあったっけね〜。（笑）
美しい男同士だと、ぜんぜん「うげーーー」って思わないのが不思議・・・。
でもあんまりo(^^o) (o^^o) (o^^)o ｷｬｱｷｬｱ♪って気持ちにはならなかったなぁ。
それはどっちの男も好みじゃないから・・・。（爆）

最終回

うっわーーーーーーー！
ものすごーーーーーくおもろない最終回！
ってゆーか時間延長した意味は？
最初の1時間、めっちゃ長かったし、なーんもおもろなかったやん！
最後の10分、ドラマで言えば3年後に飛んだ後だけで十分だったと思うけど、それでさえ「なんやねん！」な仕上がり。
ひょえーーーー、こんな最終回アリかよ？

書く気も起こらねーーーよ！

ひとつだけ、桃子（小雪）がノンフィクション大賞の佳作を受賞して、階段下りてきたところ。
先日、織田様コンサートで訪れた東京国際フォーラムの階段だった。
やっぱ、たまに東京に行っておくもんだ。
ドラマの中に自分が行った場所が出るのは嬉しい。

結局、様々な謎って何の意味があったのさ？
うちのサイトからは「大失敗」の称号を与えます！心して受け取りなさい！＞アンティーク
全員坊主じゃーーー！（怒）